JPS645384Y2 - - Google Patents

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JPS645384Y2
JPS645384Y2 JP14599079U JP14599079U JPS645384Y2 JP S645384 Y2 JPS645384 Y2 JP S645384Y2 JP 14599079 U JP14599079 U JP 14599079U JP 14599079 U JP14599079 U JP 14599079U JP S645384 Y2 JPS645384 Y2 JP S645384Y2
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transistor
collector
potential
emitter
resistor
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JP14599079U
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JPS5663139U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヒステリシス機能を有するシユミツト
トリガが回路に関する。
第1図に従来のシユミツトトリガ回路の一例を
示す。第2図は第1図の回路におけるヒステリシ
ス特性であり、正方向閾値準位をVT+、負方向閾
値準位をVT-で表わしている。
第1図の回路において、入力端子1に例えば第
4図に示す電圧波形V1が印加された場合を考え
てみる。ここで波形V3はトランジスタQ1のコ
レクタ端子3の電圧、波形V4は2個のトランジ
スタの共通エミツタ端子4の電圧、そして波形V
5は出力端子5の電圧を表わしている。又破線8
は第2図におけるVT+の電位レベルを示し、同じ
く破線9はVT-の電位レベルを示している。
今、時刻tAにおいては、トランジスタQ1は非
導通状態(以下OFFと記す)トランジスタQ2
は導通状態(以下ONと記す)であり、出力5は
低レベルを示している。
その後入力電圧V1が徐々に増加し、時刻tB
おいてV1がVT+に達すると、トランジスタQ1
のベース電流が流れはじめ、コレクタ電圧V3が
下がりはじめると、トランジスタQ2のベース電
流及びエミツタ電流が減少する。すると4の電圧
V4も下がり、この為トランジスタQ2を急速に
OFFさせることができない。その後トランジス
タQ1がON、トランジスタQ2がOFFと反転
し、出力5は時刻tCにおいて高レベルを示す。
時刻tCからtDの間ではトランジスタQ1はON
トランジスタQ2はOFFのままであり、出力5
は高レベルを保持している。この状態では電圧V
3及びV4はtA時の値より低くなつている。
入力電圧V1が徐々に下がつてゆき、時刻tD
おいてVT-に達すると、トランジスタQ1のベー
ス電流が減り、電圧V3は上昇する。するとトラ
ンジスタQ2にベース電流が流れ、エミツタ電流
も流れだすので電圧V4も上昇する。したがつて
トランジスタQ2を急速にONさせることができ
ない。その後トランジスタQ1がOFF、トラン
ジスタQ2がONとなり、時刻tEにおいて出力5
は低レベルを示す。
上述の如く、従来のシユミツトトリガが回路に
おいては第4図に示すように端子3及び4の電圧
V3,V4が互いに追随して変化することによ
り、トランジスタQ2の立ち上がり時間、立ち下
がり時間とも遅くなる為、回路の高速性に対して
著しい欠点があつた。
本考案の目的は、その欠点を無くし高速動作が
可能なシユミツトトリガ回路を提供することにあ
る。
本考案によるシユミツトトリガ回路はエミツタ
を共通に接続された2つのトランジスタを含んで
なるシユミツトトリガ回路において、前記共通エ
ミツタと最低電位間に接続されている抵抗に対し
て並列にコンデンサを挿入したことを特徴とす
る。
第3図は本考案の実施例を示すシユミツトトリ
ガ回路の回路接続図である。抵抗R4に並列にコ
ンデンサCを挿入してある。
この回路において第5図に示すように、第4図
の入力波形V1と同じ波形V1′が印加された場
合を考えてみる。ここで電圧波形V3′,V4′,
V5′は第4図波形のV3,V4,V5にそれぞ
れ対応している。
第5図において時刻tAからtBの間は第4図波形
とかかわりなくトランジスタQ1はOFF、トラ
ンジスタQ2はONの安定状態にあり、出力5は
低レベルを保持している。
時刻tBにおいて入力電圧V1′がVT+に達し、ト
ランジスタQ1にベース電流が流れるとV3′が
下がり、トランジスタQ2のエミツタ電流も減少
するがコンデンサCの放電の為V4′の下がり方
は、第4図のV4′波形よりも緩慢になる。その
為V3′とV4′の電位差が急激に小さくなり、ト
ランジスタQ2は瞬時にOFFとなり出力5は時
刻tC′で高レベルとなる。したがつてコンデンサ
Cによりt′C−tC分スピードアツプされたことにな
る。
時刻t′CからtDの間はトランジスタQ1がONト
ランジスタQ2がOFFの安定状態にあり、出力
5は高レベルを保持している。
時刻tDにおいて入力V1′がTT-に達すれば、第
4図と同じくトランジスタQ1のベース電流が減
り、V3′が上昇して、トランジスタQ2のエミ
ツタ電流が流れはじめる。しかしこのエミツタ電
流はコンデンサCの充電電流としても使われる
為、V4′の電圧の上昇は緩慢になる。その為V
3′とV4′の電位差が急激に大きくなり、トラン
ジスタQ2は瞬時にONとなり、出力5は時刻t′E
で低レベルとなる。したがつてコンデンサCによ
りt′E−tE分スペードアツプされたことになる。
かかる動作をより詳細に説明すると、まず、Q
1がオフ状態にある時、Q2はオン状態にあり、
抵抗R4にはQ2のコレクタ電流とベース電流と
が流れ、これによつてエミツタ電位は決定され
る。その後、入力電位が上がりQ1のしきい値を
こえると、Q1はオンしはじめる。Q1がオンし
はじめると、まずQ1のコレクタ電流が流れ、こ
れによつてQ2のベース電位V3が立下がる。そ
のためQ2のベース電流およびコレクタ電流が減
少し、エミツタ電位V4が下がる。しかるに、本
実施例のようにエミツタ抵抗R4と並列にコンデ
ンサCを入れることによつて、この時コンデンサ
Cの電荷が抵抗R4を介してデイスチヤージされ
エミツタの電位低下が緩慢になる。エミツタ電位
の低下が緩慢になると、この影響をコレクタ電位
V3が受け、その電位低下の程度が緩慢になる。
しかし、この時点では既にコレクタ電位V3は十
分低くなつているので、Q2のベース−エミツタ
間電位はQ2がオフするのに十分な程小さくなつ
ており、結果としてQ2のオフスピードが早くな
る。一方、Q1がオン→オフ、Q2がオフ→オン
に変わる時は、この逆で入力信号に応答してまず
Q1がオフしはじめ、それによつてQ1のコレク
タ電位が上昇する。これに応じてQ2にベース電
流が流れはじめ、Q2がオンしはじめることにな
る。しかし、ベース電流はまずコンデンサCをチ
ヤージするのでエミツタ電位の立上りが緩慢にな
り、ベース−エミツタ間電位差がより大きくなつ
てQ2のオフが早くなる。ここで、コンデンサC
を入れたことによつてエミツタの電位変化が緩慢
になりこれがコレクタ電位に影響を及ぼすも、入
力信号によるQ1のオン/オフがそれより先に行
われるので、エミツタの電位変化により先にコレ
クタ電位が変化し、このためエミツタの電位低下
の影響がコレクタに現れる頃には、既にコレクタ
はQ2のオン/オフを決めるに十分な所まで変化
しているので、Q2のオン/オフスピードが速く
なるわけである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシユミツトトリガ回路の接続図
第2図は第1図回路のヒステリシス特性を示す図
第3図は本考案の実施例を示す回路接続図、第4
図は従来のシユミツトトリガ回路の動作を説明す
る為の電圧波形図、第5図は本考案によるシユミ
ツトトリガ回路の動作を説明する為の電圧波形図
である。 符号の説明、1……入力端子、2……トランジ
スタQ1のベース端子、3……トランジスタQ1
のコレクタ端子、4……トランジスタQ1及びQ
2のエミツタ端子、5……出力端子、6……トラ
ンジスタQ2のベース端子、7……電源、GND
……最低電位、Q1,Q2……トランジスタ、R
1〜R6……抵抗、D……ダイオード、C……コ
ンデンサ、V1,V1′……入力1の電圧波形、
V3,V3′……端子3の電圧波形、V4,V
4′……端子4の電圧波形、V5,V5′……出力
5の電圧波形、8……正方向閾値準位、9……負
方向閾値準位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号をベースにうける第1のトランジスタ
    と、該第1のトランジスタのコレクタと電源の一
    端との間に設けられた第1の抵抗と、前記第1の
    トランジスタと前記第1の抵抗との接続点にベー
    スが結合された第2のトランジスタと、該第2の
    トランジスタのコレクタと前記電源の一端との間
    に設けられた第2の抵抗と、前記第1および第2
    のトランジスタの各エミツタの共通接続点と電源
    の他端との間に設けられた第3の抵抗と、前記第
    1および第2のトランジスタのエミツタ共通接続
    点と前記電源の他端との間に前記第3の抵抗と並
    例に設けられたコンデンサとを有し、前記第2の
    トランジスタのコレクタから出力を取り出すこと
    を特徴とするシユミツトトリガ回路。
JP14599079U 1979-10-22 1979-10-22 Expired JPS645384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14599079U JPS645384Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22

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JP14599079U JPS645384Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5663139U JPS5663139U (ja) 1981-05-27
JPS645384Y2 true JPS645384Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=29377161

Family Applications (1)

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JP14599079U Expired JPS645384Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22

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