JPS5843280Y2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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Publication number
JPS5843280Y2
JPS5843280Y2 JP1976046040U JP4604076U JPS5843280Y2 JP S5843280 Y2 JPS5843280 Y2 JP S5843280Y2 JP 1976046040 U JP1976046040 U JP 1976046040U JP 4604076 U JP4604076 U JP 4604076U JP S5843280 Y2 JPS5843280 Y2 JP S5843280Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
circuit board
circuit
housing structure
metal plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976046040U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52138260U (ja
Inventor
五郎 衛藤
明 原田
清 森本
Original Assignee
双葉電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 双葉電子工業株式会社 filed Critical 双葉電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として電子式卓上計算機(以下、電卓と
云う)や電子式デジタルクロックのような、ノイズの影
響を受けやすい若しくはノイズの発生源となる電子部品
を内部に有する電子機器の筐体構造に関するものである
近時、集積回路技術と電子式表示技術の進歩により、電
子機器を小形かつ安価に製造することが可能となり、こ
れにより、日常生活に用いられる用具類の電子機器化が
急速に広がっている。
ところで、ポータプル化されたこの種の電子機器では、
テレビ、ラジオのように発振回路を備えた電気製品や、
接点回路を有する電動具のような電気製品等の近傍に置
かれる場合があり、このようなとき、電子機器に対する
電気的なシールドについての考慮がほとんど払われてい
ない従来のこの種の電子機器では、他種電気製品との間
に相互障害を起すおそれがあり、すなわち、電気製品に
対してノイズを与えたり、あるいは、電気製品のノイズ
によって電子機器が誤動作を起すような問題点があった
たとえば電卓の場合には、表示装置のけた送りにパルス
信号を用い、パルス制御による時分割動作によって表示
装置を駆動する方法が多用されていて、かつ、このパル
ス信号は、一般に数KHzないし数10KHzの繰返し
周波数で30V程度の波高値を有するが、そのパルス信
号中に含まれる広範囲な高調波成分は電波となって外部
へ放射され、上記障害の因を戊している。
また電子式デジタルクロックにおいても同様の問題があ
る。
本考案の目的は、上述問題点の解消にあり、すなわち、
外部に対する電波の放射を防止し、かつ外部電波による
機器の誤動作を防止した電子機器の筐体構造特に構造が
簡単で堅牢なこの種の筐体構造を提供することにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図および第2図は、本考案の筐体構造を有する電卓
を示し、この電卓は、窓19a、19bをあけた箱形の
ケース18内に、第3図に示す回路基板1を固着したも
のであって、ケース18の手前側は電池収納部20を威
すと共に、その端部には外部電源用のコネクタ21が付
設されており、また、回路基板1上にはキーフレーム1
1が取付けられている。
またこのケース18は、その底板部分が回路基板1の形
状に応じて中抜きに形成されることにより該ケースの底
板には中抜き開口19 Cが形成され、このケース18
の中抜き開口19 Cの周縁部と、上記回路基板1の周
縁部分とは互いに封着されており、この封着により回路
基板1がケース18の底板の少なくとも一部として兼用
されている。
またこのケース18は、金属材の板体、導電性微粉末等
を配合した樹脂板、あるいは導電性皮膜を被着した樹脂
板などのような導電性を有する導電材から成り、かつ、
その底面の上記開口19 Cの周縁には回路基板1の周
縁が密着して封着されているので、回路基板1の素地部
分を構成する金属板la(後述)を介し、ケース18は
回路基板1と電気的に接続されている。
次に、前記回路基板1は、鉄板等の金属板1aにガラス
質材のほうろう皮膜1bを融着させた、いわゆるほうろ
う板より戊るが、その周縁には金属板1aの素地部分が
適宜残されていて、ケース18に接触してケース18と
の間に導電性が保たれている。
この回路基板1のほうろう皮膜1b面には、回路パター
ン2(2a 、2 b)、接点パターン3(3a 、3
b)及び前記回路パターン2の端部をなし、後述する各
回路部品の端子が取付けられる接続ランド5などを形成
する導電性皮膜が、スクリーン印刷法などによって印刷
被着され、さらに、焼成されて固着されている。
しかして、これら回路パターン2(2a 、2 b)、
接点パターン3(3a 、3 b)及び接続ランド5に
は、次のそれぞれに示すような回路部品が取付けられて
、回路基板の回路部分を構成する次の各回路部が形成さ
れるようになるのである。
(1)表示回路部8には、表示装置13゜(2)演算処
理回路部7には、LS■12゜(3)電源回路部9には
、コンバータ14、コンデンサアレイ15、抵抗群16
、電源スイツチ17等。
(4)キーボード回路部4には、キーフレーム11に保
持されて、各接点パターン3(3a 、3 b)を橋絡
するようになる各キートップ10゜ なお、回路パターン2a、2bが交叉する重合配線部A
においては、一方の回路パターン2aの上に、スクリー
ン印刷法などにより、はうろう皮膜面1bより低融点の
ガラス質の絶縁層6が被着形成され、その上に、他方の
回路パターン2bが他の回路パターン2と同様にスクリ
ーン印刷法などにより印刷、焼成されて、多層状に形成
されている。
ところで、上述した電卓の構成において、ケース18に
導電材を用い、かつ、ケース18を回路基板1に電気的
に接続させた構成方法のほかは、電卓構造の1例を示し
たに過ぎず、本考案の筐体構造は、上記構成と異なる電
卓は勿論、電子時計その他の電子機器一般に対して適用
することが可能、がつ容易であり、本考案を適用する場
合には、電子機器の電子部品を含む回路部分を導電性の
ケース18で覆い、かつ上記方法で回路基板1に電気的
に接続すれば十分である。
さて、上述構成の電卓の動作は一般の電卓と同様であっ
て、所要のキートップ10を押圧操作することにより、
演算処理部7において指令された演算を行い、その演算
結果を表示部8の表示装置13に表示するものである。
しかして、この電卓の場合には、その筐体構造から明ら
かなように、回路部分がケース18によって十分に外部
とは電磁的にじゃへいされているので、電子回路から放
射された高調波等はケース18に吸収されて外部に飛出
すことがなく、また、外部から機器に当った電波は、ケ
ース18に吸収されて殆ど電子回路に達することがない
以上のように、本考案の電子機器の筐体構造によれば、
導電性のケースで回路部分を覆っているので電子回路は
十分に外部とシールドされ、これにより、外部の電気製
品に電波障害を与えることが防止され、かつ、外部電波
によって電子機器が誤動作を起すことが防止され、この
ように、電子機器の動作性、信頼性、および利用性を高
める効果がある。
また本考案においては回路基板をほうろう板としたので
、回路基板の底部が全体としてほうろう板を構成する金
属板の部分となりすなわち導電材となって、その表面の
ほうろう皮膜上の回路部分に対する電気的なシールドが
一層容易且つ確実となる効果がある。
またケースと回路基板との電気的接続についても、上記
はうろう板よりなる回路基板の上記金属板の部分が露出
する裏面若しくは側面の周縁部により簡単且つ確実に行
なわせることが出来る。
さらに機械的強度も十分であり外部条件の変化に対して
もきわめて強く安定であり、放熱効果も良好であす、シ
かも表面が平滑で回路密度を上げるうえで精密なスクリ
ーン印刷も十分可能となる効果がある。
しかも本考案の筐体においては、導電ケースの底板を中
抜にし、この中抜き開口の周縁部にほうろう回路基板の
導電性金属板の部分を封着した構成になるので、ケース
と基板との電気的シールド構造が直接的で確実であり、
またその製作組付も極めて容易であす、シかも上記回路
基板がケース底板の一部となっているので、この種電気
的シールド構造の筐体を軽量薄形に、しかも構造が簡単
で堅牢な形状となすことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す電子機器の
筐体構造のケース部分を断面とした正面図及び側面図、
第3図は同実施例に用いられる基板の概要図である。 1・・・・・・回路基板、1a・・・・・・金属板、1
b・・・・・・はうろう皮膜、18・・・・・・ケース
、19C・・・・・・中抜き開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路基板と、少なくとも前記回路基板の回路部分を覆う
    ケースとを有する電子機器の筐体構造において、前記回
    路基板は、導電性金属板の表面にガラス質材のほうろう
    皮膜を融着させてなるほうろう板により形成され、かつ
    前記ケースは、導電材により形成されると共にその底板
    部分が前記回路基板の形状に応じて中抜きに形成される
    ことにより該ケースの底板には中抜き開口が形成され、
    このケースの中抜き開口の少なくとも周縁部と、上記回
    路基板を構成する導電性金属板の部分とが互いに封着さ
    れており、この封着部において前記回路基板の前記金属
    板の部分とケースとは電気的に接続されて前記回路基板
    の前記はうろう皮膜上の回路部分は電気的にシールドさ
    れた構成になっており、また前記封着により前記回路基
    板が前記ケースの底板の少なくとも一部とに兼用されて
    いる構成であることを特徴とする電子機器の筐体構造。
JP1976046040U 1976-04-15 1976-04-15 電子機器の筐体構造 Expired JPS5843280Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52138260U JPS52138260U (ja) 1977-10-20
JPS5843280Y2 true JPS5843280Y2 (ja) 1983-09-30

Family

ID=28505138

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JP1976046040U Expired JPS5843280Y2 (ja) 1976-04-15 1976-04-15 電子機器の筐体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05322052A (ja) * 1992-05-15 1993-12-07 Mitsubishi Motors Corp アキシャルリップ型オイルシール用スリンガ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932262A (ja) * 1972-06-27 1974-03-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247939Y2 (ja) * 1971-11-10 1977-10-31

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JPS4932262A (ja) * 1972-06-27 1974-03-23

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JPS52138260U (ja) 1977-10-20

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