JP2892139B2 - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

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JP2892139B2
JP2892139B2 JP27336890A JP27336890A JP2892139B2 JP 2892139 B2 JP2892139 B2 JP 2892139B2 JP 27336890 A JP27336890 A JP 27336890A JP 27336890 A JP27336890 A JP 27336890A JP 2892139 B2 JP2892139 B2 JP 2892139B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はメッキを施すことによりシールド等のための
導電層が形成される電子機器の筐体に関する。
(従来の技術) 通信機器の筐体においては、機器外部への不用な電磁
波の輻射や外部から機器内部への妨害電磁波の侵入を防
止するためシールド性能をもたせる必要があるが、筐体
全体を金属材料で形成すると筐体の重量が大きくなるた
め、従来はプラスチック製の筐体の表面にメッキや塗装
による導電層を設ける構成とすることにより筐体の軽量
化を図っている。
この従来の筐体によると、導電層を不用とする筐体表
面部分については、メッキや塗装を行うに際して筐体に
マスキングを施していたが、このマスキング作業は非常
に手間がかかる作業となっていた。また、筐体内の奥ま
った部分をマスキングする作業は非常に困難であり、該
当する部分を正確にマスキングできない場合もあった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く従来の電子機器の筐体では、導電層を不用
とする筐体表面部分についてはメッキや塗装を行う際に
マスキングを施していたので、このマスキング作業に多
くの時間を要していた。また、筐体の該当する部分に正
確にマスキングを行えない場合もあった。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、筐体表面の必要な部分に容易かつ正確に導電層
を形成できる電子機器の筐体を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電子機器の筐体は、メッキ可能な材料でなる
第1の層とメッキ不能な材料でなる第2の層とで形成さ
れ前記第1及び第2の層の少くとも一方の層は他方の層
の表面に至るまで部分的に突出させられた筐体本体と、
外部に露出する前記第1の層の面にメッキにより形成さ
れた導電層とを具備する構成となっている。
(作用) 本発明では、筐体本体の表面にメッキを施すと、メッ
キ可能な第1の層側であってメッキ不能な第2の層の部
分が突出していない面及び第2の層側であって第1の層
の部分が突出している面にメッキによる導電層が形成さ
れる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て詳述する。
第1図は電子機器(通信機器)の断面図、第2図は第
1図の円部Aの拡大図、第3図は第1図のB−B線断面
図である。
これらの図において、1は各種電子部品3が実装され
たプリント配線板であり、5,7はプリント配線板1を収
納する上下のハウジング(筐体本体)である。
上ハウジング5は、第1の層5aと第2の層5bの2層成
形により形成されており、かつ、第1の層5aは部分的に
第2の層5b側に向けて突出させられており、この突出部
8の第2の層5b側において露出する面9は第3図に示す
如き形状となっている。また、第1の層5aは、ABS樹脂
等のメッキ可能な材料で形成され、第2の層5bはメッキ
不能な材料(例えば、ガラス、エポキシ樹脂等)で形成
されている。
下ハウジング7も、上ハウジング5と同様、メッキ可
能な材料よりなる第1の層7aとメッキ不能な材料よりな
る第2の層7bとで構成されている。また、第2の層7b
は、その一部が第1の層7a側に向けて突出させられてお
り、この突出部11の端面13は第1の層7a側において外部
に露出させられている。尚、第2の層7bの他の一部は筐
体内側に向けて突出させられており、プリント配線板1
を保持するためのボス15となっている。
上下のハウジング5,7は上記の如き構成となっている
ので、上下のハウジング5,7に、夫々、メッキ処理を施
すと、ハウジング5,7の外面となる第1の層5a,7aにはメ
ッキによる導電層17が形成され、筐体内部の電子部品3
はこの導電層17でシールドされる。この場合に、第1図
の円部Cに示す如く、下ハウジング7の外面のうち第2
の層7bの突出部11の端面13が露出する部分には、導電層
が形成されないため、この端面13と対向する筐体内に照
明用のLEDを設け、或いは端面13の部分を内蔵アンテナ
のための電波の通り道とすることもできる。一方、上ハ
ウジング5側においては、第1の層5aの突出部8の端面
9が第2の層5b側に露出しているため、この端面9の部
分にメッキによる導電層19が形成される。そして、この
導電層19にプリント配線板1側の接触子21が電気的に接
続されることにより、この導電層19が機器の電気回路
(本例では、分布定数回路)を構成することになり、そ
の分プリント配線板1は小形化できる。
このように、本例においては、上下のハウジング5,7
にメッキ処理を施すことによりハウジング5,7の内面及
び外面の所望の部分に正確に導電層を形成できるため、
ハウジング5,7にシールド用の導電層を形成するのみな
らず、複雑な電気回路も容易に形成できる。そして、マ
スキングを施すことができないような奥行の深い筐体に
おいても、本発明を用いることにより、筐体内に複雑な
形状の導電層を正確かつ容易に形成できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、筐体本体にメッキ処
理を施すと、メッキ可能な第1の層側であってメッキ不
能な第2の層の部分が突出していない面及び第2の層側
であって第1の層の部分が突出している面にメッキによ
る導電層が形成されるので、筐体の内外の表面の所望の
部分に導電層を正確かつ容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第1図は通信機器の断面図、第2図は第1図の円部
Aの拡大図、第3図は第1図のB−B線断面図である。 5……上ハウジング(筐体本体) 7……下ハウジング(筐体本体) 5a,7a……第1の層 5b,7b……第2の層 8……(第1の層の)突出部 11……(第2の層の)突出部 17,19……導電層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッキ可能な材料よりなる第1の層とメッ
    キ不能な材料よりなる第2の層とで形成され前記第1及
    び第2の層の少くとも一方の層は他方の層の表面に至る
    まで部分的に突出させられた筐体本体と、外部に露出す
    る前記第1の層の面にメッキにより形成された導電層と
    を具備することを特徴とする電子機器の筐体。
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