JPS5835437B2 - ボタン電話装置の秘話制御方式 - Google Patents

ボタン電話装置の秘話制御方式

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JPS5835437B2
JPS5835437B2 JP605278A JP605278A JPS5835437B2 JP S5835437 B2 JPS5835437 B2 JP S5835437B2 JP 605278 A JP605278 A JP 605278A JP 605278 A JP605278 A JP 605278A JP S5835437 B2 JPS5835437 B2 JP S5835437B2
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button telephone
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JP605278A
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泰二 佐藤
由一 佐野
孝夫 山本
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/02Arrangements for interconnection not involving centralised switching involving a common line for all parties

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボタン電話機と主装置間を、3対線路で接続
するボタン電話装置の秘話制御方式に関する。
内線相互の呼出し、その他取扱いの容易さ等に特徴をも
つボタン電話機が実用化されている。
このボタン電話機には、いわゆる多線式のものと、この
多線式の欠点である配線数が多い点を改良した3対線路
を用いた電子式のものとがある。
この電子式のボタン電話装置は主装置と各ボタン電話機
との間を3対線路で接続し制御信号を多重化伝送するよ
うにしたものである。
しかしながら、このボタン電話装置は、多重化技術を導
入することにより、特に主装置内部では、複雑な制御回
路が必要となり、ボタン電話装置全体としても、複雑高
価となる傾向があった。
本発明は、上述したように多重化されたボタン電話装置
が複雑高価となるを考慮してなされたもので、特に、局
線、内線の通話クロスポイントの制御と関連する秘話制
御回路部分の簡略化をはかったボタン重錘装置の秘話制
御方式を提供するものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明を説明するためのもので、分りやすくす
るために、ボタン電話機の送受器側と呼出スピーカ側と
を分離しまた主装置における端末回路も通話路側と呼出
音声伝送路側とに分けて示しである。
構成を説明すると、1,2は局線でこの局線1,2は、
局線回路3,4を介して、通話クロスポイント5に接続
される。
この通話クロスポイント5には内線回路6が接続され、
この内線回路6はさらに内線呼出回路7を介して呼出ク
ロスポイント8に接続される。
この呼出クロスポイント8には局線呼出回路9が接続さ
れる。
そして通話クロスポイント5には前記局線回路3,4、
内線回路6と選択的に接続される端末回路10A。
11A、12Aを介して送受器13,14,15が接続
される。
一方呼出クロスポイント8には前記局線呼出回路9、内
線呼出回路7と選択的に接続される端末回路10B、1
1B、12Bを介して呼出しスピーカー16,17.1
8が接続される。
尚送受器13,14,15と呼出スピーカ16.17,
18とはそれぞれ各ボタン電話機19.20,21を構
成するものであり、他の部分22は主装置である。
そして各ボタン電話機19.20,21の送受器13,
14,15と主装置22との間は、通話音伝送路23,
24.25で接続され、また呼出スピーカ10,16,
17゜18と主装置22との間は呼出音声伝送路26゜
27.28で接続される。
また19S、20S。218は、各ボタン電話機19,
20.21のボタンスイッチであり、29,30.31
はこのボタンスイッチ19S、208,218の操作に
よって生じる信号を伝送する上り制御信号伝送路である
また、32,33,34は、各ボタン電話機19.20
,21の表示用ランプ等の表示素子であり、この表示素
子32,33,34は下り制御信号伝送路35,36,
37で伝送される下り制御信号によって制御されるよう
に構成される。
また、前記局線回路3,4及び、内線回路6には共通線
500が接続され、この共通線500は、秘話信号作成
回路600に接続され、さらにこの秘話信号作成回路6
00の出力端は通話音声クロスポイント5に接続される
この構成において動作を説明すると、先ず局線発信の場
合は、ボタンスイッチ19Sによりたとえばボタン電話
機19が局線1を選択すると、選択したボタンスイッチ
198の情報が上り制御信号伝送路29を通り端末回路
10Aを介して通話クロスポイント5に導かれこれを制
御する、これによって送受器13、通話音声伝送路23
、端末回路10A1通話クロスポイント5のポイント5
a局線回路3を介して局線1に接続される。
ただし、この動作は局線1が他のボタン電話機によって
使用されていなかった場合であり、もしも局線1が他の
ボタン電話機により使用されていた場合には、局線回路
3が通話状態であることが共通線500によって秘話信
号作成回路600に伝えられるので、この回路600か
ら局線1に関して秘話動作を行なうような秘話出カフ0
0が生じ、これが通話クロスポイント5の制御信号とし
て加えられる。
このことによって前記ボタン電話機19におけるボタン
スイッチ19Sを操作しても通話クロスポイント5のポ
イント5aを閉じないように制御され、いわゆる秘話状
態となる。
次に局線着信の場合は、たとえば局線2から着信信号が
与えられると、局線回路4で着信を検出し、この着信信
号に対してあらかじめ設定されたボタン電話機たとえば
ボタン電話機20に対してトーン呼出を行うものとする
と、局線呼出回路9から呼出音が発生し、呼出クロスポ
イント8のポイント8a、端末回路11B1呼出音声伝
送路27を介して呼出スピーカ17に送られ、スピーカ
17から呼出音が発生する。
この音声呼出しは通話クロスポイント5と独立した呼出
クロスポイント8を設けてあり、呼出音が通話路と別の
経路を通って伝送されるので、呼出されるボタン電話機
20がたとえ通話中であっても呼出を行うことができる
ここでボタン電話機20が応答したとすると、その送受
器14は通話音声伝送路24、端末回路11A1通話ク
ロスポイント5のポイント5b。
局線回路4を介して局線2に接続され応答が行なわれる
この時、先の局線呼出しは、局線2の着信検出が消滅す
るので、呼出しは停止し呼出クロスポインha、8aは
復旧する。
次に内線呼出しの場合は、たとえばボタン電話機19が
発呼したとするとこのボタン電話機19の送受器13は
通話音声伝送路23、端末回路10A1通話クロスポイ
ント5のポイント5c1内線回路6、内線呼出回路7に
接続される。
この状態でダイアルすると被呼者が選択される。
このダイアル信号は、MFダイアルの場合は通話路を通
して直接内線呼出回路9にダイヤルを与えることができ
る。
あるいは、ダイヤル信号を制御信号として、ボタン電話
機から主装置へ上り制御信号伝送路を通して伝達し、内
線呼出回路7に、与えることもできる。
さて、上記ダイヤル操作により被呼者が仮にボタン電話
機20であったとする。
ここで、音声呼出しを行なうものとすると、ボタン電話
機19からの音声は前述のように内線呼出回路7まで伝
達された後、さらに呼出クロスポイント8のポイント8
b1端末回路11B1呼出音声通話路27を介し呼出ス
ピーカ17に送られ、音声呼出しが行なわれる。
尚この内線の音声呼出しも被呼者側ボタン電話機20が
通話中であっても可能である。
なお、上記では音声呼出しについて述べたが、これに限
らず、たとえば内線呼出回路7において経路を切断し、
発呼者側にはリングバックトーンを送出し、被呼者側に
は呼出トーンリンが音を送ることによってトーン呼出し
を行うこともできる。
また、先に述べた音声呼出しにおいて、被呼者のボタン
電話機20の呼出スピーカ17に代えて呼出スピーカと
マイクの機能をもったハンドフリ一応答処理を付加する
ことにより発呼者ボタン電話機19から被呼者のボタン
電話機20までの線路を双方向に使用して呼出し及びハ
ンドフリ一応答を行なうこともできる。
次に、内線通話の場合について説明する。
前述の如く内線呼出しが行なわれ、これに対して応答す
るものとする。
ボタン電話装置にあってはどのボタン電話機からでも応
答ができるので、ここでは、たとえばボタン電話機21
が応答する場合について述べる。
すなわち、ボタン電話機21の送受器15は、−通話音
声伝送路25、端末回路12A1通話クロスポイント5
のポイント5a、内線回路6と接続され、発呼者のボタ
ン電話機19とは通話クロスポイント5を介して内線回
路6に対して並列に接続される。
このとき内線の呼出しは停止させ、内線回路6と内線呼
出回路7との接続を切断し、呼出クロスポイント8のポ
イント8bは復旧する。
このようにして内線相互の通話ができる。
なお各ボタン電話機19,20,21にある表示素子3
2,33.34は、図示されていない表示信号の制御回
路を通して端末回路10B、11B12Bに伝えられ、
下り制御信号伝送路35,3B、。
37を通してボタン電話機19,20,21の表示素子
32,33.34に伝えられ局線及び内部の各状態Jこ
より点灯もしくは定められた周期での点滅を行う。
次に秘話制御部分の構成を第2図により説明する。
各ボタン電話機19,20.(21は便宜上省略)の送
受器13,14はトランス4L42を介して3対線路の
通話音声伝送路23,24に接続され、これを介して主
装置22のトランス43.44に接続され、また各ボタ
ン電話機19゜20のボタンスイッチ19S 、20S
は並列直列変換回路45.46に接続され、この並列直
列変換回路45,46はトランス47.48を介して3
対線路の上り制御信号伝送路29.30に接続され、こ
れを介して主装置22のトランス49゜50に接続され
る。
一方主装置22内ではトランス43.44のクロスポイ
ント側の巻線の両端は通話路51.52を介して通話ク
ロスポイント5に接続される。
この通話クロスポイント5は前記通話路5L52と局線
回路3に至る通話路53゜54の各線路との間にシリコ
ン制御整流素子でなる平衡形のクロスポイント551.
552,561 。
562が設けられる。
一方トランス49.50には上り制御信号検出回路57
.58が接続され、この回路57.58の出力端は論理
積ゲート59゜60の一方の入力端に接続されると共に
、フックスイッチ信号検出回路61.62を介して前記
トランス43.44の中点に接続される。
前記論理積ゲー)59,60の他方の入力端は秘話信号
作成回路600の出力端に接続され、また出力端は論理
積ゲート631.632,641.642の一方の入力
端に接続され、この論理積ゲート631゜632.64
1.642の各出力端は前記平衡形クロスポイント55
1.552.561.562を構成する素子のゲートに
接続され、また他方の入力端はタイミングパルス発生回
路300に接続される。
また局線回路3では通話路53と局線1との間に位置す
るトランス100が設けられ、このトランス100の通
話路53側の巻線の中点は抵抗101を介して接地され
ると共に、通話信号検出回路102に接続される。
この通話信号検出回路102の出力端はラインリレー1
03に接続されると共に論理積ゲート104の一方の入
力端に接続される。
この論理積ゲート104の他方の入力端はタイミング信
号発生回路300に接続され、出力端は共通線500に
接続され、さらに秘話信号作成回路600に接続される
601は論理インバータである。
前記局線回路3中のり、hはラインリレー103の接点
である。
このような構成において動作を説明する。
先ず具体的な回路の動作を説明するにあたって予備的な
説明を行なう。
第1に、一般にボタン電話装置にあっては、ボタン電話
機と主装置との間の配線の長さは、せいぜい数百メート
ルである。
従って、第2図において主装置22のタイミングパルス
発生回路300のタイミングと各ボタン電話機19,2
0.21等々の内部のタイミングを何らかの方法で合わ
せた場合には、タイミングパルスの周期や巾が伝送路に
対して適切であるならば、ボタン電話機から、多重化さ
れて上り制御信号伝送路を通して主装置に伝えられる上
り制御信号は、そのまま主装置内のタイミングと一致し
ているとみなすことができる。
ただし実際には遅延分に対して、ストローブパルスを使
用する等の処置を並用する。
第2に本ボタン電話装置にあっては、各局線及び内線に
対して各々にタイミングを割当てていることである。
すなわち、第3図に示すようにタイミング信号TI、T
2.・・・Tnに対して、局線1にはタイミングT1を
割り当て局線2には、タイミングT2を割当てる等々の
方法をとっていることである。
従って、先に述べたようにボタン電話機と主装置でタイ
ミングが合っていることと合わせて、ボタン電話機から
の上り制御信号が例えば主装置において、タイミングT
1によって検出されたならばこれは、局線1に対応した
ボタンが操作されたものであると判定される。
さらに、装置内の全ボタン電話機に対して、上記のタイ
ミングは、共通に使用されるものである。
ここで、具体的な動作を説明するに先づ、ボタン電話機
19が、局線1で発信する場を考える。
ボタン電話機19では、オフフック操作により、フック
スイッチ19Scを閉じる。
すると、並列直列変換回路45により多重化された、フ
ックスイッチ信号は、トランス47を介して、上り制御
信号伝送路29に送出され、主装置22側のトランス4
9を通して上り制御信号検出回路57によって、多重化
されたパルスとして検出され、さらに、フックスイッチ
信号検出回路61により復調される。
さらに、この検出1回路61の出力は、トランス43の
中点から通話路51に導かれ平衡形クロスポイント55
1,552に電圧を印加する。
次に、局線1に相当するボタン19Saを操作する。
すると今度は、ボタン198a及びフックスイッチ19
Scの信号が並列直列変換回路45に入力され、その出
力(第3図の450)は、先と同様にトランス47上り
制御信号伝送路29、トランス49を通して、上り制御
信号検出回路57に至る。
第3図290は、上り制御信号伝送路を伝送する波形で
ありさらに第3図の570はこのときの、上り制御信号
検出回路57の出力を示す。
ここで、フックスイッチ信号検出回路61では、先に述
べたときからフックスイッチ19Scは閉じられたまま
であり、フックスイッチの信号は継続して与えられてい
るので、その出力は、第3図610の如くでありひきつ
づき平衡形クロスポイン)551.552に電圧を印加
している。
一方、ボタン19saに相当する信号は先づ、論理積ゲ
ート59に加えられる。
この論理積ゲート59の他方の入力は、秘話信号作成回
路600の出カフ00が印加され(この回路動作は後に
説明する。
)さて、この秘話信号出カフ00がさしあたり局線1に
対応するタイミングT1の間、信号1であるとする。
すると前記、ボタン19−8aに相当する信号は、論理
積ゲート59を通過し、さらに論理積ゲー)631.6
32の入力となる。
ボタン19Saに相当する信号はタイミングT1の間で
生起している信号であるから論理積ゲート631により
タイミングT1との、論理積をとることにより、ボタン
198aであることが分離され、第3図630の如き出
力を生じる。
すると、平衡形クロスポイント551に対してトリガ信
号を与えることにより、平衡形クロスポイント551は
、ターンオンする。
既に述べであるように、フックスイッチ信号検出回路6
1ではその出力を、トランス43の中点から通話路51
に導き平衡形クロスポイント551.552に電圧を印
加しであるのでトランス43の両端から、平衡形クロス
ポイント551さらに局線回路3のトランス100の両
端から中点を介して、抵抗101を通して、電流が流れ
、平衡形クロスポイント551に電流が流れ、このクロ
スポイント551のオン状態が保持される。
このため、以後はボタン信号はなくてもよい。
従ってボタンにはノンロックボタンを採用している。
さらに、局線回路3では、抵抗101に前記電流によっ
て電圧が生じるのでこれを、通話信号検出回路102に
よって検出しラインリレー103を動作させる。
するとボタン電話機19の送受器13は、トランス41
、通話音声伝送路23、トランス43、クロスポイント
551、トランス100、ラインリレーの接点り、hを
通して局線1と接続される。
ここで、局線1はトランス100の2次側を直流負荷と
して、保持される。
局線回路3では、さらに通話信号検出回路102の出力
はまた論理積ゲート104の一方の入力端に入力される
この論理積ゲート104の他方の入力には、タイミング
信号発生回路300からのタイミングパルスT1が加え
られる。
この論理積ゲ’−NO4の出力は、ワイヤードオアの可
能な構成であって、共通線500に出力される。
これにより共通線500においては前記タイミング゛T
1にあって共通線500が信号1の場合、局線1は通信
中であることを示す。
この共通線500の信号は、秘話信号作成回路600に
入力され、内部の論理否定ゲート601を通して秘話信
号700として出力される。
局線1以外は使用されていない場合の出力を第4図に7
00として示す。
この状態で、さらにボタン電話機20が、局線1と接続
しようとオンフックし、局線1に相当するボタン20S
aを操作した場合、先にボタン電話機19の局線1に対
する発信動作において、述べたように、オンフックによ
りフックスイッチ20Scが、動作し、そのフックスイ
ッチ信号が並列直列変換回路46により多重化され、ト
ランス48、上り制御信号伝送路30、トランス50上
り制御信号検出回路58を通して、フックスイッチ信号
検出回路62により復調され、その出力電圧はトランス
44の中点から通話路52に導かれ平衡形クロスポイン
ト561.562に印加される。
さらに、局線1に相当するボタン20Saを操作する。
すると、ボタン20Saに相当する信号は、又同様に伝
送され上り制御信号検出回路58に加わりさらに論理積
ゲート60に伝えられる。
しかしながら、論理積ゲート60の他方の入力である秘
話出カフ00は、ボタン20Saに相当するタイミング
T1では信号XXO”であるので、論理積ゲート60に
出力することはなく、従って論理ゲート641へは入力
されず、クロスポイント561は閉じることはない。
ゆえに、ボタン電話機20は、他のボタン電話機(ここ
では19)が局線1を使用している限り、この局線に接
続することができないと云う、秘話機能を実現している
しかし、ここにおいてボタン電話機20は例えば局線2
が空き状態の場合は局線21こ相当するボタン20Sb
を操作して局線2と接続することについては、上り制御
信号検出回路58の出力は秘話信号出カフ00に′よっ
て論理積ゲート60で禁止されることなく、従ってその
出力は、タイミングT2において論理積ゲート642を
通して平衡形クロスポイント562をターンオンさせ、
局線2と接続することはできる。
次にボタン電話機19でオンフックすると、フックスイ
ッチ198cは信号0となり上り制御信号伝送路29を
通して、フックスイッチ信号検出回路61への入力が停
止するため、この検出回路61の出力も停止し、従って
平衡形クロスポイント551は、保持電流の供給を断た
れるため切断される。
するとさらに局線回路3では抵抗101に電流が流れな
くなるため両端の電圧は零となり通話信号検出回路10
2の出力は停止しラインリレー103が復旧し、又論理
積ゲート104を通しての共通線500への出力も停止
し、従って秘話信号検出回路600の出力に対して、局
線1に相当するタイミングT1の出力は、信号1となり
秘話を解除する。
従ってこの状態では、どのボタン電話機からでも局線1
に対して接続が可能となる。
以上のような動きを行うから、局線1に対する秘話動作
を行うことが可能であり、さらに他の局線についてもタ
イミングが異なるだけで同様の動作が可能である。
さらに内線通話に秘話機能を付加する場合も、内線を秘
話にしたい場合のみその内線に割当てられたタイミング
で共通線500に出力すればよい。
この場合は、内線の2つの電話機相互が接続されたとき
、例えば内線回路において該接続によって流れる電流の
値によって内線通話が行なわれていることを検出し、秘
話信号を出力して秘話状態にする。
さらに又、局線や内線に対して秘話解除の機能を付加す
る場合には、各局線回路又は、内線回路において、秘話
解除のとき、共通線500への出力を停止すればよい。
以上のような動作を行わせることにより、各ボタン電話
機のボタン信号に対して、論理積を1回とるだけで容易
に秘話機能を実現できる。
第4図は本発明の他の実施例を示すものであり、第2図
と同一部分は同一符号を付しである。
200は、クロスポイント群で各クロスポイント551
552.561.562に対応して、論理積ゲート63
3,634,643,644が設けられ、この論理積ゲ
ート633,634の一方の入力端は上り制御信号検出
回路57の出力端に接続され論理積ゲー)643,64
4の一方の入力端は上り制御信号検出回路58の出力端
に接続される。
また論理積ゲート633,643の他方の入力端は論理
積ゲート801の出力端に接続され、論理積ゲート63
4,644の他方の入力端に接続される。
この論理積ゲート801,802の一方の入力端には、
タイミングパルスTI、T2が入力され、他方の入力端
は、論理積ゲート81の出力端に接続される。
この論理積ゲート81の一方の入力端は秘話信号作成回
路600の出力端に接続され、他方の入力端は論理和ゲ
ート82の出力端に接続され、この論理和ゲート82の
入力端はそれぞれ上り制御信号検出回路57,5Bの出
力端に接続される。
このような構成において、クロスポイント群200は、
クロスポイントの指定を行なうにあたって行及び列を指
定することにより、その交点のクロスポイントを指定す
る方式のものである。
第4図を動作するのに、例えばボタン電話機19が局線
1に発信する場合、オフフックし局線1に相当するボタ
ン19Sを押すと、第2図の説明で述べた如く、フック
スイッチ信号検出回路61はトランス49を介して平衡
形クロスポイント551゜552に電圧を印加する。
又、ボタン信号は上り制御信号検出回路57を通して、
クロスポイント群200に対して、行側のクロスポイン
ト駆動信号を与えるとともに、論理和ゲート82を通し
て秘話信号出カフ00との論理積ゲート81によりとり
、さらに局線1に相当するタイミングT1との論理積を
論理積ゲート801によりとり、これを列側のクロスポ
イント駆動信号とする。
各論理ゲートによる遅れを無視すれば論理積ゲート80
1の出力である列側のクロスポイント駆動信号は、上り
制御信号検出回路57の出力である行側のクロスポイン
ト駆動信号と同時に発生するから、クロスポイント群2
00内の、論理積ゲート633の両人力が同時に(さら
に云えばタイミングT1において)信号1となるから、
論理積ゲート633の出力が生じ、よって平衡形クロス
ポイント551がターンオンされ、従って以下第2図の
説明と同時に、ボタン電話機19の送受器13からクロ
スポイント551を通して局線1と接続される。
このとき、他のボタン電話機のクロスポイントに対して
も、局線1に相当する列側のクロスポイント駆動信号が
生ずる。
例えばボタン電話機20に相当するクロスポイント56
1の駆動用の論理積ゲート643の一方の入力が生じる
しかしながら、このときボタン電話機20が例えば局線
2に相当するボタンを操作していたとして、上り制御信
号検出回路58の出力で、論理積ゲート643の他方の
入力が生じたとしても、この2つの論理積ゲート643
の入力はタイミングが異なるから、その出力は生ぜず、
従って、クロスポイント561が閉じられることはない
もしも、同時に2つのボタン電話機が同じ局線ボタンを
操作した場合には、両者同時に接続されるのはまれなこ
とでありやむを得ない。
さて、第4図の説明の最初にもどって、もしも秘話信号
出カフ00が、局線1に相当するタイミングT1におい
て信号10“(秘話状態)であるなら、論理積ゲート8
1の出力は生ぜず従ってクロスポイント551は閉じる
ことはない。
以上のような動作をするから、ボタン電話装置全体とし
て論理積ゲート81の1回路で秘話機能を実現できる。
以上の説明で述べたように本発明においては、主装置と
ボタン電話機とが同じタイミングで動作するようなボタ
ン電話装置にあって、ボタン電話機からの多重化された
ボタン信号に対して主装置内で同じタイミングの秘話信
号を作成することによって、両者の論理積をとることに
より、各クロスポイント毎の論理をとる必要がなく、単
に各ボタン電話機毎に論理ゲートを設けるだけの構成で
きわめて容易に秘話機能が実現できる。
さらに、本発明の他の特徴としては、クロスポイント指
定に行及び列を指定することにより交点のクロスポイン
トを指定するマトリックス構成のクロスポイントを採用
した場合には、行入力はボタン電話機からのボタン信号
をそのまま用い全ボタン電話機のボタン信号の論理和を
とった結果に対して、秘話信号と論理積をとって、その
後、各タイミングによって、分離したものを列入力とす
る構成をとることにより、秘話論理を、さらに集中して
行うことが可能でありきわめて容易に秘話機能を実現で
きる。
以上述べたように本発明によれば、主装置においてボタ
ン電話機と等しいタイミングの秘話信号を作成すること
によって各クロスポイントの論理をとる必要がなくきわ
めて簡単な構成で秘話動作を行なうことができ、ボタン
電話装置の制御回路部分を著しく簡単にし得、故障も少
ないものとし得るボタン電話装置の秘話制御方式を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したボタン電話装置を示す構成
図、第2図は本発明の一実施例によるボタン電話装置の
秘話制御方式を示す構成図、第3図は第2図に示した構
成の動作を説明するための動作波形図、第4図は本発明
の他の例を示す構成図である。 1.2・・・・・・局線、3,4・・・・・・局線回路
、5・・・・・・通話クロスポイント、6・・・・・・
内線回路、7・・・・・・内線呼出回路、8・・・・・
・呼出クロスポイント、9・・・・・・局線呼出回路、
10A、IOB 、11A、11B 。 12A、12B・・・・・・端末回路、13,14,1
5・・・・・・送受器、16,17,18・・・・・・
呼出スピーカ、19.20,21・・・・・・ボタン電
話機、19S20S、21S・・・・・・ボタンスイッ
チ、22・・・・・・主装置、23,24,25・・・
・・・通話音声伝送路、26.27,28・・・・・・
呼出音声伝送路、29゜30.31・・・・・・上り制
御信号伝送路、32,33゜34・・・・・・表示素子
、35,36,37・・・・・・下り制御信号伝送路、
45,46・・・・・・並列直列変換回路、551.5
52,561.562・・・・・・平衡形クロスポイン
ト、57,58・・・・・・上り制御信号検出回路59
,60・・・・・・論理積ゲート、61,62・・・・
・・フック信号検出回路、631.632,641 。 642・・・・・・論理積ゲート、100・・・・・・
トランス、101・・・・・・抵抗、102・・・・・
・通話信号検出回路、103・・・・・・ラインリレー
、104・・・・・・論理積ゲート、300・・・・・
・タイミングパルス発生回路、500・・・・・・共通
線、600・・・・・・秘話信号作成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボタン電話機と主装置の間を3対線路で接続し、該
    3対線路に通話音声伝送路及びボタン電話機と主装置と
    の間の制御信号の授受を多重伝送により行う上り制御信
    号伝送路、下り制御信号伝送路を設け、前記主装置に局
    線回路及び内線通話のための内線回路、前記3対線路の
    通話音声伝送路を局線回路及び内線回路と接続するため
    の通話クロスポイントを設け、各局線及び内線に対して
    各各タイミングパルスが割り当てられ、ボタン電話機か
    らこのタイミングパルスで多重化したボタン信号を上り
    制御信号として送出するボタン電話装置において、主装
    置内で、前記各局線回路及び内線回路に各々割当てられ
    たタイミングパルスを供給し、各局線回路及び内線回路
    が通話状態のとき、各々の局線回路、内線回路において
    前記タイミングパルスと通話状態との論理積をとり共通
    線に出力する手段と、この共通線の信号を入力として秘
    話信号を作成する手段と、ボタン電話機に対応して論理
    積ゲートを設け、この論理積ゲートによりボタン電話機
    からの多重化されたボタン信号と前記秘話信号の論理積
    をとり、通話クロスポイントの制御信号を得る手段とか
    らなるボタン電話装置の秘話制御方式。 2 通話クロスポイントドして、行及び列を指定するこ
    とにより交点のクロスポイントの接続を指定するマトリ
    ックス構成の通話クロスポイントを使用し、行の指定信
    号には、前記ボタン電話機からのボタン信号を直接用い
    、列の指定信号には、各ボタン電話機からのボタン信号
    の論理和をとった後、前記秘話信号との論理積をとり、
    該出力を各々対応する局線又は内線のタイミングにより
    、分離した信号を用いることを特徴とするボタン電話装
    置の秘話制御方式。
JP605278A 1977-03-28 1978-01-23 ボタン電話装置の秘話制御方式 Expired JPS5835437B2 (ja)

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