JP2804114B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ボタン電話装置における拡声通話機能の改
良に関する。
(従来の技術) 第3図は従来のボタン電話装置の構成を示す。図中の
符号1は主装置であり、これに複数のボタン電話機21
2nが2線式の音声信号路31〜3n及び2線式の制御信号路
41〜4nを介して接続されている。主装置1内では、音声
信号路31〜3nに音声信号用トランス51〜5n、2線4線変
換回路61〜6n及びコーデック71〜7nを介してタイムスイ
ッチ8が接続される。また、制御信号路91〜9nは制御信
号用トランス101〜10n及び2線4線変換回路101〜10n
介して制御回路11に接続される。制御回路11の制御下で
タイムスイッチ8は通話路交換を行なう。
ボタン電話機2内では、音声信号路3は音声信号用ト
ランス12及び2線4線変換回路13を介して受話及び送話
切替スイッチ14,15に接続される。
受話及び送話切替スイッチ14,15はハンドセット通話
と拡声通話とを選択するためのもので、図示の接点bが
オンの状態はハンドセット通話時の状態を示す。このハ
ンドセット通話状態では、ハンドセット16が受話及び送
話アンプ17,18を介して2線4線変換回路13に接続され
る。一方、接点aがオンの拡声通話状態では、拡声通話
回路19が2線4線変換回路13に接続され、2線4線変換
回路13からの受話信号を受話音声スイッチ回路20及びス
ピーカアンプ21を通じてスピーカ22へ送り、かつマイク
23からの送話信号をマイクアンプ24及び送話音声スイッ
チ回路25を通じて2線4線変換回路13へ送る。この時、
受話信号及び送話信号のレベルはそれぞれ受話及び送話
検波器26,27によって検出され、コンパレータ28に入力
される。コンパレータ28は受話及び送話信号レベル並び
に電圧設定器29からの電圧レベルの比較結果に応じて受
話及び送話音声スイッチ20,25の損失量を相反的に切替
え、それによりスピーカ22とマイク23間の音響結合に因
り形成される閉ループのループゲインが1未満に抑えら
れハウリング(発振)が防止される。
(発明が解決しようとする課題) こうした従来のボタン電話装置における一つの問題
は、拡声通話時のハウリング防止のための音声スイッチ
20,25の損失量を大きく設定せざる得ないことである。
これは、ハウリングが生じる閉ループが複数個存在する
ことによる。例えば、第3図においてボタン電話機21
拡声通話状態でボタン電話機2nと通話している場合を想
定する。もし、相手のボタン電話機2nがハンドセット通
話状態の場合には、ハウリングの生じる可能性のある閉
ループは2つ存在する。その1つは、マイク231からの
送話信号が2線4線変換回路131へ送られてその一部が
側音として受話信号に混入し、この側音がスピーカ221
へ送られてその一部が音響結合によって再びマイク231
に入力されるループである。他の1つは、マイク231
らの送話信号が主装置1内の2線4線変換回路6nへ送ら
れてその一部が側音として電話機2nからの送話信号に混
入し、この側音がボタン電話機2nへ送り返されその一部
がスピーカ221からマイクへ再入力されるループであ
る。また、相手のボタン電話機2nも共に拡声通話状態に
ある場合には、さらにもう1つ閉ループが存在する。そ
れは、マイク231からの送話信号がスピーカ22nへ送られ
てその一部が音響結合によりマイク23nへ入力され、こ
のマイク23nへの入力信号がスピーカ221へ送られてその
一部が再びマイク231に入力されるループである。
このように複数の閉ループが存在するため、それぞれ
のループゲインが1を超えないようにするために、音声
スイッチ20,25の損失量は大きく設定せざる得ない。そ
の結果、送話状態(受話音声スイッチ20の損失量が大、
送話音声スイッチ25の損失量が小の状態)と受話状態
(損失量の関係が送話状態とは逆の状態)間の切替えに
必要な音量が大きくなるため、相手の声が聞きづらい或
いは自分の声が相手に伝わりにくいという問題がある。
従って本発明の目的は、拡声通話回路の音声スイッチ
の損失量を小さくして自然な会話に近い拡声通話が出来
るようにすることにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、拡声通話時に送話及び受話信号に対する損
失量を相反的に制御する拡声通話回路を有する端末と、
この端末との間で前記送話及び受話信号並びに制御信号
を通信する主装置とを有するボタン電話装置において、
前記端末に設けられ、分離されたチャネルを通じて前記
送話信号を前記主装置へ送り、かつ前記受話信号を前記
主装置から受ける第1の通信回路と、前記主装置に設け
られ、前記第1の通信回路に接続され、前記分離された
チャネルを通じて、前記送話信号を前記第1の通信回路
から受け、かつ前記受話信号と前記制御信号を前記第1
の通信回路へ送る第2の通信回路とを備え、前記端末の
拡声通話時に前記主装置から前記端末へ送られる前記制
御信号には、前記端末と通話を行なう別の端末がハンド
セット状態か拡声状態であるかを示す信号が含まれ、前
記端末は前記別の端末がハンドセット状態か拡声状態か
を示す制御信号に応じて前記損失量の大きさを調節する
制御手段を有することを特徴としている。
(作 用) 端末と主装置間では分離された別のチャネルを通じて
送話信号及び受話信号が伝送される。そのため、従来装
置に設けられるような側音を発生する2線4線変換回路
は不要であり、よって側音に起因してハウリングを生じ
るような閉ループが存在しない。従って、拡声通話時の
ハウリング防止のための送話及び受話信号に対する損失
量は比較的小さく設定出来る。比較的小さい損失量が設
定されることは、比較的低い音声信号レベルにより送話
状態及び受話状態間の切替えが行われることを意味す
る。従って、自然に近いつまり同時双方向性通話に近い
拡声通話が可能となる。
さらに、端末の拡声通話時に主装置から端末へ送られ
る制御信号に、端末と通話を行なう別の端末がハンドセ
ット状態か拡声通話状態であるかを示す信号が含まれ、
この制御信号に応じて損失量の大きさを調節する制御手
段を有する場合には、端末がハンドセット状態の時と拡
声通話状態の時とで側音に起因してハウリングが生じる
閉ループが異なるので、この閉ループに応じて損失量の
大きさを調節すことにより、状況に応じてハウリングを
防止しつつ同時双方向性通話に近い拡声通話が可能とな
る。
(実施例) 第1図は本発明に係るボタン電話装置の一実施例の構
成を示す。図中、符号41は主装置であり、これに複数の
ボタン電話機421〜42nが2線式のディジタル信号伝送路
431〜43nを介して接続されている。
主装置41内では、伝送路431〜43nはそれぞれディジタ
ル信号用トランス441〜44nを介してディジタル通信回路
451〜45nに接続される。ディジタル通信回路451〜45n
通話路交換を行うタイムスイッチ46及び通話路交換を制
御する制御回路47に接続され、ディジタル音声信号をタ
イムスイッチ46との間でやり取りし、かつディジタル制
御信号を制御回路47との間でやり取りする。
ボタン電話機42内では、伝送路431はディジタル信号
用トランス48を介してディジタル通信回路49に接続され
る。ディジタル通信回路49は主装置41内のディジタル通
信回路451との間で、ピンポン伝送と呼ばれる一種の半
二重通信方式により、ディジタル音声信号及びディジタ
ル制御信号をB+D(Bは音声信号チャネル、Dは制御
信号チャネル)の形式のバーストに組込んで送受信す
る。つまり、ボタン電話機42と主装置41間では、送話信
号(ボタン電話機42から主装置41へ送られる音声信号)
及び受話信号(主装置41からボタン電話機41へ送られる
信号)は時間的に分離されたチャネルを通じて伝送され
る。ディジタル通信回路49はコーデック50及び制御回路
51に接続され、ディジタル音声信号をコーデック50との
間でやり取りし、ディジタル制御信号を制御回路51との
間でやり取りする。
コーデック50は受話及び送話切替スイッチ52,53に接
続され、ディジタル通信回路491からディジタル音声信
号を受けてアナログ音声信号に変換し、これを受話切替
スイッチ52へ送り、かつ送話切替スイッチ53からアナロ
グ音声信号を受けてディジタル音声信号に変換し、これ
をディジタル通信回路49へ送る。
制御回路51は、ディジタル通信回路49からの制御信
号、フックスイッチ54からのフック信号及びキーパッド
55からの押圧キー情報等に応じて、受話及び送話切替ス
イッチ52,53の切替及び後述するコンパレータ681の出力
信号レベルの制御を含む各種制御動作を行なう。
受話及び送話切替スイッチ52,53は、ハンドセット通
話と拡声通話とを選択するためのもので、図示の状態は
ハンドセット通話時の状態である。このハンドセット通
話状態ではハンドセット56が受話及び送話アンプ57,58
を介してコーデック50に接続される。一方、図示とは逆
の拡声通話状態では、拡声通話回路59がコーデック50に
接続される。この場合、コーデック50からの受話音声信
号は受話音声スイッチ60及びスピーカアンプ61を通じて
スピーカ62へ送られ、またマイク63からの送話音声信号
はマイクアンプ64及び送話音声スイッチ65を通じてコー
デック50へ送られる。この時、受話音声信号及び送話音
声信号のレベルがそれぞれ受話及び送話検波器66,67に
よって検出されてコンパレータ68に入力される。コンパ
レータ68は受話及び送話信号レベル並びに電圧設定器69
からの電圧レベルの比較結果に基づき、論理値1,0をと
る信号を出力する。この出力信号により受話及び送話音
声スイッチ60,65の損失量が相反的に制御される。即
ち、上記出力信号の論理値が例えば“1"の時には受話音
量スイッチ60の損失量が小で送話音量スイッチ65の損失
量が大の受話状態が設定され、上記論理値が例えば“0"
の時は損失量の関係が上とは逆の送話状態が設定され
る。受話状態及び送話状態における損失量の具体的な値
は、論理値0,1に対応するコンパレータの出力信号の具
体的なレベルによって変わる。この論理値0,1を示す具
体的な信号レベルは、制御回路51によって調整される。
次にこの損失量制御の詳細を説明する。今、ボタン電
話機421が拡声通話状態でボタン電話機42nと通話中であ
ると仮定する。もし相手方のボタン電話機42nがハンド
セット通話状態である場合には、その旨のフック信号が
フックスイッチ54nから制御回路51nに与えられ、制御回
路51nはその旨のディシダル制御信号をディジタル通話
回路49nへ送る。このディジタル制御信号はディジタル
通信回路49nから主装置41のディジタル通信回路45n、制
御回路47及びディジタル通信回路451を経由して電話機4
21のディジタル通信回路491へ送られ、そして制御回路5
11に受信される。制御回路511は相手電話機42nのハンド
セット通話状態を示すその制御信号を受けると、コンパ
レータ681の出力信号のレベルを調整して、送話状態に
おける受話音声スイッチ601の損失量及び受話状態にお
ける送話音声スイッチ651の損失量を予め定めた第1の
値となるように制御する。
一方、ボタン電話機42nも共に拡声通話状態の場合
は、その旨の制御信号がボタン電話機42nの制御回路51n
から上記と同じ経路を通ってボタン電話機41nの制御回
路511に送られる。制御回路511はこの制御信号を受ける
と、コンパレータ681の出力信号レベルを調整して、送
話状態における受話音声スイッチ601の損失量及び受話
状態における送話音声スイッチ651の損失量を予め定め
た第2の値となるように制御する。
損失量の第1の値及び第2の値は、それぞれ拡声通話
の相手の電話機42nがハンドセット通話状態である時及
び拡声通話状態にある時においてハウリングを生じる可
能性のある閉ループのループゲインを1未満にすること
が出来る損失量の値である。この実施例では、主装置41
とボタン電話機42間の通信方式に送話及び受話信号のチ
ャネルが明確に分離された半二重通信を採用しているた
め、従来装置にあるような2線4線回路は不要であり、
よって2線4線変換回路での側音に起因する閉ループは
存在しない。そのため、相手の電話機42nがハンドセッ
ト通話状態の時は、スピーカ621とマイク631間の音響結
合とハンドセット54nの音響結合とに起因する1つの閉
ループが存在するだけである。そして、このループで
は、ハンドセット54nの音響結合は極めて弱いために、
非常に小さい損失量でループゲインを1未満にすること
が可能である。また、相手の電話機42nが拡声通話状態
の時は、スピーカ621とマイク631間の音響結合及びスピ
ーカ62nとマイク63n間の音響結合に起因する1つの閉ル
ープが存在する。しかし、従来装置のように2線4線変
換回路での側音に起因する更に2つの閉ループは存在し
ない。こうしたことから、損失量の第1の値は従来装置
のそれよりも大幅に小さく、また第2の値は第1の値よ
りは大きいが従来装置のそれよりは小さい値に設定する
ことが出来る。
このように、受話及び送話音声スイッチ601,651の損
失量が比較的小さい値に設定されると、受話状態と送話
状態間の切替りに必要な音声信号レベルが低下するた
め、同時相方向通話に近い通話が実現される。このこと
を、第2図を参照してより詳しく説明する。この第2図
は受話状態と送話状態間の切替り特性を従来装置と本実
施例と比較して示したもので、横軸は受話音声スイッチ
に入力される受話信号のレベル、縦軸はマイクから出力
される送話信号のレベルをそれぞれ示している。
ラインL1及びL2はそれぞれ、従来装置での受話状態か
ら送話状態への切替り閾値ライン及び送話状態から受話
状態への切替り閾値ラインを示している。従来装置にお
いて、もし送話信号レベルがXであり、受話信号レベル
がゼロであったとすると(A点)、送話状態が設定され
ている。つまり、受話音声スイッチの損失量は大(例え
ばZ)、送話音声スイッチの損失量は小(例えばゼロ)
である。ここで、受話信号のレベルが増加して送話信号
レベルXに受話音声スイッチの損失量Zを加えたレベル
X+Zに達すると(B点)、送話状態から受話状態に切
替り、受話音声スイッチの損失量は小(例えばゼロ)、
送話音声スイッチの損失量は大(例えばZ)となる。こ
の後、受話信号レベルが減少して送話信号レベルXに等
しくなると(C点)再び送話状態に戻る。このように、
受話信号レベルが送話信号よりかなり大きくならない
と、つまり通話相手がかなり大きい声で話さないと、送
話状態から受話状態への切替りが行われない。これに対
し、本実施例では、損失量を従来装置のそれより大幅に
小さい第1の値(例えばy1)とした時は送話状態から受
話状態への切替り閾値ラインはL3となり、また第2の値
(例えばy2)とした時は同ラインはL4となる。その結
果、上記と同様の初期状況を想定すれば、受話信号レベ
ルが増加して送話信号レベルXに比較的小さい損失量y1
又はy2を加えたレベルに達した時(D点又はE点)、送
話状態から受話状態への切替えがなされる。
つまり、従来装置に比較して、損失量の減少分Z−y1
又はZ−y2だけ低いレベルの受信信号で送話状態から受
話状態への切替えが行われる。
尚、以上は受話及び送話信号の無い無音状態で送話状
態が設定されるようコンパレータの特性が定められてい
る場合の動作である。逆に無音状態で受話状態が設定さ
れる場合には損失量の減少分だけ低いレベルの送話信号
で受話状態から送話状態への切替えが行われる。このよ
うに、格別大きな声で話さなくても、拡声通話の送話及
び受話状態間の切替えがスムーズに行われるため、同時
双方向通話に近い通話が可能となる。
本発明は上記実施例にのみ限定されるものではない。
例えば、ボタン電話機と主装置間の通信方式は、送話及
び受話信号のチャネルが分離されたものであれば、全二
重通信(チャネルが空間的に分離される)のような他の
方式を用いることもできる。しかし、半二重通信では2
線式伝送路が使えること、及びボタン電話機と主装置間
の通信ではあえて全二重通信を用いる程高い伝送速度は
必要としないこと、等から実施例のように半二重通信を
用いる方が実際的である。また、音声信号と制御信号と
を別の伝送路で送ることも出来るが、それ程高い伝送速
度を必要としないボタン電話機・主装置間通信では、実
施例のように両者を1つのバーストに組込んで伝送する
方式の方が、伝送路数が1本で済む点で有利である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ボタン電話機と
主装置間の受話信号と送話信号を別のチャネルで伝送す
るようにしたので、側音を生じるような2線4線変換回
路が不要となり、従って側音に起因してハウリングが生
じるような閉ループが存在しないため、拡声通話におけ
る送話及び受話信号の損失量を比較的小さく設定するこ
とが出来るので、同時双方向性通話に近い拡声通話が実
現出来、さらに、端末と通話を行なう別の端末がハンド
セット状態と拡声通話状態のいずれであるかに応じて損
失量の大きさを調節することにより、状況に応じてハウ
リングを防止しつつ自然な会話に近い拡声通話が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るボタン電話装置の一実施例のブロ
ック構成図、第2図は第1図の実施例と従来例の送話及
び受話状態の切替わり特性を比較して示した図、第3図
は従来例のブロック構成図である。 41……主装置、42……ボタン電話機、43……ディジタル
信号伝送路、47……制御回路、49……ディジタル通信回
路、51……制御回路、54……フックスイッチ、59……拡
声通話回路、60……受話音声スイッチ、62……スピー
カ、63……マイク、65……送話音声スイッチ、66,67…
…検波器、68……コンパレータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡声通話時に送話及び受話信号に対する損
    失量を相反的に制御する拡声通話回路を有する端末と、
    この端末との間で前記送話及び受話信号並びに制御信号
    を通信する主装置とを有するボタン電話装置において、 前記端末に設けられ、分離されたチャネルを通じて前記
    送話信号を前記主装置へ送り、かつ前記受話信号を前記
    主装置から受ける第1の通信回路と、 前記主装置に設けられ、前記第1の通信回路に接続さ
    れ、前記分離されたチャネルを通じて、前記送話信号を
    前記第1の通信回路から受け、かつ前記受話信号と前記
    制御信号を前記第1の通信回路へ送る第2の通信回路
    と、 を備え、 前記端末の拡声通話時に前記主装置から前記端末へ送ら
    れる前記制御信号には、前記端末と通話を行なう別の端
    末がハンドセット状態か拡声通話状態であるかを示す信
    号が含まれ、 前記端末は前記別の端末がハンドセット状態か拡声通話
    状態かを示す制御信号に応じて前記損失量の大きさを調
    節する制御手段を有することを特徴とするボタン電話装
    置。
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