JPS5835243Y2 - 多目的ベッド - Google Patents

多目的ベッド

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JPS5835243Y2
JPS5835243Y2 JP8967380U JP8967380U JPS5835243Y2 JP S5835243 Y2 JPS5835243 Y2 JP S5835243Y2 JP 8967380 U JP8967380 U JP 8967380U JP 8967380 U JP8967380 U JP 8967380U JP S5835243 Y2 JPS5835243 Y2 JP S5835243Y2
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JP
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JP8967380U
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JPS5713022U (ja
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健蔵 下清水
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多目的ベットに関するものであり、その目的は
身障者、重症者等の就寝、休息、用便、食事、入浴、車
椅子への乗移り等を、身障者、重症者自身が余り身体を
動かさずに容易に行ない得るものの提供にある。
以下本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図において、1は基台であり、この基台1
は前後並びに左右の枠材2A、2Bよりなる矩形枠2の
4角部に脚3を有してなり、脚3にロック付キャリヤ4
が設けられ、床面5上を全方向に移動しかつ任意の場所
で位置固定し得るように構成される。
6は床座であり、この床座6は前記矩形枠2よりも稍々
小幅に構成されると共に、その長手方向中央部において
分割され、さらにその分割された一方のものの中央部に
おいても分割される。
すなわち床座6は身障者、重症者等(以下身障者等とい
う。
)Mの胴部に相応する後部床座6Aと、槌部に相応する
中間部床座6Bと、下足部に対応する前部床座6Cとの
3つに分割され、それぞれの床座6A、6B、6Cは手
すり6a、6b、6Cを有する。
後部床座6Aの前端部が前記矩形枠2の中央部梁7Aに
横軸8を介して取付けられ、また中間部床座6Bと前部
床座6Cとが折曲り可能に連結ピン9を介して連結され
ると共に中間部床座6Bの後端部が前記中央部梁7Aに
横軸10を介して取付けられる。
なお連結ピン9は、中間部床座6B及び前部床座6C側
に設けられた一対のブラケットを相互に連結しているが
、そのうちの前部床座6C側のブラケット11が傾斜部
11Aを有しており、第5図に示されるように、この傾
斜部11Aが中間部床座6Bの前端面に当接することに
よって、前部床座6Cが中間部床座6Bに対して一定角
度以上は折曲がらないようになっている。
矩形枠2の下部に、両持ち状態で互に平行な一対の操作
軸12.13が配置され、これらの操作軸12.13に
それぞれウオーム14A、15Aが設けられる一方、矩
形枠2の後部梁7B及び前部梁7Cにそれぞれウオーム
ホイル14B、15Bが支持される。
そして各ウオームホイル14B、15Bに、先端にロー
ラ16A、17Aを有する起倒アーム16.17の基端
部が固着される。
したがって操作軸12.13に設けられたハンドル12
A、13Aを正又は逆方向に回転させることにより、ウ
オームギヤ14.15の作動を介して起倒アーム16.
17がウオームホイル14B、15Bの回転中心を中心
として上方向又は下方向に回動する。
一方の起倒アーム16の上動によりそのローラ16Aを
介して後部床座6Aが下方より押上げられ、その横軸8
を中心として上方へ回動する。
また起倒アーム16の下動により、それに追従して後部
床面6Aがその自重で横軸8を中心として下方へ回動す
る。
その際、後部床座6Aの遊端部が矩形枠2の後部枠材2
Aに当たるまで下動し、その状態で後部床座6Aが水平
となる。
他方の起倒アーム17の上動または下動により、同様に
中間部床座6Bが横軸10を中心として上方向または下
方向に回動するが、その−下方向の回動により、中間部
床座6Bはその遊端部が前部梁7Cに当たって水平とな
る。
また前部床座6Cはその前端部にレバー18を有し、こ
のレバー18が矩形枠2の前部枠材2Aに当たる位置と
当たらない位置との間で縦軸の周りで回動可能となって
いる。
したがって前部床座6Cを水平とする場合は、レバー1
8を前記枠材2A上で支持し、そして中間部床座6Bを
水平に設定する。
また中間部床座6Bと前部床座6Cとを山形にする場合
は、レバー18を前記枠材2A上で支持し、そして中間
部床座6Bを傾斜させれは゛よい。
さらに前部床座6Cを矩形枠2の下方へ向けて傾斜させ
る場合は、レバー18を回動させて前部枠材2Aに当た
らない位置に設定し、そしてブラケット11の傾斜部1
1Aが中間部床座6Bの前端面に当たるまで連結ピン9
を中心として下方へ回動させる(第5図参照)。
矩形枠2前端の左右のコーナ部にそれぞれ継足枠材20
が設けられる。
すなわに継足枠材20は、その基端部が縦軸21を介し
て前記矩形枠2に取付けられ、この矩形枠2の左右一対
の固定枠材2Bに対して一直線状となる延設位置P1と
、その内側の格納位置P2との間で回動可能となってい
る。
22は継足枠材20が固定枠材2Bに対して一直線の状
態よりも外側に回動しないように規制すべく継足枠材2
0の基端部外側面に固定した規制板で、固定枠材2Bに
対して一直線の状態のとき固定枠材2Bの前端外側面に
接当する。
23は継足枠材20の支持脚、24はロック付キャノヤ
である。
前記した一対の継足枠材20がいずれもその延設位置P
1にあるとき、それらの間に形成される空間25には浴
槽26を挿入設置することが可能である。
固定枠材2B並びに継足枠材20上にそれぞ゛れレール
27A、27Bが固定される。
28は門型可動枠であり、これは、前記レール27A、
27B上で乗移り走行する一対の走行体29と、この一
対の走行体29間に跨がる門型枠30とからなる。
走行体29はレール27A、27B上を転動する車輪2
9Aと、この車輪29Aとの間で固定枠材2Bまたは継
足枠材20を挾持するゴムローラ29Bとを備え、一対
の走行体29のゴムローラ29B同士が連結軸31で連
結され、この連結軸31の一端部にハンドル32が固着
される。
門型枠30には左右一対づつの上部ギヤ33A並びに下
部ギヤ33Bが設けられ、これら上部ギヤ33Aと33
Bとが無端チェノ34で連結される。
そして一方の下部ギヤ33Bにウオームギヤ35を介し
てハンドル36が連動連結されると共に、左右の上部ギ
ヤ33A同土間に連結軸37が配設される。
左右の無端チェノ34にアタッチメント38を介して門
型の昇降枠39が固定され、この昇降枠39の下端に左
右一対の置台40が内側へ突出した対向状態で固定され
る。
これらの置台40はその内端面及び前端面にそれぞれ支
持部材の一例である鍵型金具41 A、41 Bを有す
る。
置台40の内端面の鍵型金具41 Aには、第6図に示
される腰掛台42が着脱自在である。
腰掛台42は、前記鍵型金具41 Aに対して係脱可能
な保合部42Aを左右にそれぞれ複数段に互って有し、
かつその座板42 Bに用便のための透孔42 Cを有
する。
また置台40の前端面の鍵型金具41 Bには、第7図
に示されるようなテーブル台43が着脱自在である。
テーブル台43は左右の鍵型金具41 Bに架設状態で
支持される支持材43Aと、支持材43Aが鍵型金具4
1 B上に支持されたときテーブル台43の落下を阻止
する当板材43Bとを有する。
なお44は布団を示す。通常のベッドとして使用する場
合は、第1図仮想線で示されたように、床座6を平板状
としであるいはハンドル12A、13Aの操作によりこ
れを適当に折曲げた状態とする。
休息、食事等の場合は、たとえば第1図実線で示された
ように後部床座6Aを最大限傾斜させてこれを背もたれ
として使用する。
また第1図のように中間部床座6Bと前部床座6Cとを
山形にし、あるいは第5図のように前部床座6Cを矩形
枠2の下方へ降ろして身障者等Mに安楽姿勢をとらせる
こともできる。
その場合、必要あれば門型可動枠28を身障者等Mの近
傍へ移動させ、また第5図のようにテーブル台43を置
台40に鍵型金具41 Bを介して装着しておく。
入浴等の際には、腰掛台42を左右の置台40間に鍵型
金具41 Aを介して装着しておき、身障者等Mの背部
において腰掛台42を許容し得る最低レベルに設定する
そして少し腰を浮かせた身障者Mの下へ腰掛台42の座
板42 Bをハンドル操作による門型可動枠28の移動
により挿入する。
次にハンドル36を操作して置台40を上昇させ、もっ
て腰掛台42を身障者等Mを乗せたまま必要な高さまで
上昇させる。
その後門型可動枠28を前進させ、固定枠材2B上から
延設位置P1にある継足枠材20上に乗移らせる。
この後またはこれに先立って空間25に浴槽26を設置
しておく。
そして第4図のように、ハンドル36を操作して置台4
0を下限まで下降させ、もって身障者Mを腰掛台42と
ともに浴槽26内へ降ろす。
入浴後は以上の逆の手順で身障者等Mを布団44上に降
ろす。
さらに用便は、腰掛台42に身障者等Mを乗せ、この状
態で腰掛台42を必要高さに上昇させ、その下へ便器を
挿入して行なう。
さらにまた車椅子等への乗移りは、腰掛台42のかわり
に身障者等Mを乗せるベルト等を用いて行なう。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば身障者
等のために必要とされる種々の動作を余り身体を動かさ
ずに容易に行ない得る。
なお実施例では門型可動枠28の走行等をすべてハンド
ル操作で人為的に行なうものを説明したが、これは電動
式とすることも可能である。
そのようにすれば身障者等が人手をかりずに自ら操作す
ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案実施例を示しており、第1図は
全体縦断側面図、第2図は一部切欠平面図、第3図は第
2図におけるX−X断面矢視図、第4図、第5図は使用
状態の要部縦断側面図、第6図は腰掛台42の斜視図、
第7図はテーブル台43の斜視図である。 1・・・・・・基台、2A、2B・・・・・・枠材、2
・・・・・・矩形枠、6・・・・・・床座、6A・・・
・・・後部床座、6B・・・・・・中間部床座、6C・
・・・・・前部床座、8,10・・・・・・横軸、12
.13・・・・・・操作軸、12A、13A・・・・・
・ハンドル、14.15・・・・・・ウオームギヤ、1
6.17・・・・・・起倒アーム、20・・・・・・継
足枠材、21・・・・・・縦軸、25・・・・・・空間
、26・・・・・・浴槽、27A、27B・・・・・・
レール、28・・・・・・門型可動枠、29・・・・・
・走行体、30・・・・・・門型枠、32・・・・・・
ハンドル、34・・・・・・無端チェノ、36・・・・
・・ハンドル、39・・・・・・昇降枠、40・・・・
・・置台、41A、41 B・・・・・・鍵型金具、4
2・・・・・・腰掛台、43・・・・・・テーブル台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床座を支持する基台の左右一対の固定枠材のそれぞれの
    一端部に継足枠材の基端部を縦軸の周りで回動可能に取
    付け、これらの継足枠材が各固定枠材に対し一直線状に
    位置するとき、双方の継足枠材間の空間に浴槽を設置可
    能とすると共に固定枠材と継足枠材との間で乗移り走行
    可能な門型可動枠を設け、この可動枠に、腰掛台並びに
    テーブル台が着脱可能な支持部材を昇降可能に取付け、
    前記可動枠が継足枠材上にありかつ前記空間に浴槽が設
    置されているとき、支持部材の昇降により該支持部材に
    装着された腰掛台を浴槽の内部とその上部との間で昇降
    可能としたことを特徴とする多目的べ゛ンド。
JP8967380U 1980-06-25 1980-06-25 多目的ベッド Expired JPS5835243Y2 (ja)

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JP8967380U JPS5835243Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 多目的ベッド

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JP8967380U JPS5835243Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 多目的ベッド

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JPS5713022U JPS5713022U (ja) 1982-01-23
JPS5835243Y2 true JPS5835243Y2 (ja) 1983-08-08

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ID=29451700

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JP8967380U Expired JPS5835243Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 多目的ベッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321231Y2 (ja) * 1986-10-06 1991-05-09
JPH0513373U (ja) * 1991-07-31 1993-02-23 ジユーキ株式会社 水平釜のオープナー

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JPS5713022U (ja) 1982-01-23

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