JPS5834627Y2 - 電子式テ−プカウンタ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダ等の旧確な電子式テープカウ
ンタに関する。

従来、テープレコーダ等のテープのインデクスあるいＶ
よテープ走行距離等を知るための電子式テープカウンタ
に３いては、リール台と共に回転するリングマグネット
等の磁界変化をパルスとじてカウントし、リール台の回
転数とテープ走行距離との関係からテープの位置を表示
している。

コノ場合前記パルスの数従アップダウンカウンタに入力
してリール台の回転数をカウントしているが、このアッ
プカウントとダウンカウントの切換ハテープレコーダの
操作メカニズムから得られる信号によって行っているた
め、テープ駆動のストップ位置にある時はリール台の実
際の回転方向に関係なくアップカウント状態にカウント
回路が構成されている。

また、テープ装着時にテープのたるみを取るため自動的
に少量巻戻しく以下ＡＴＬＣと云う）したり、手動でリ
ール台を回転させたとき等にアップダウンカウンタはア
ップカウントしてしまい、テープの走行位置とカウンタ
表示が常に同じにならず、テープインデックスとしての
機能をモ確にはたさないと云う欠点があった。

本考案は、テープレコーダのメカニズムがストップ位置
、すなわち、プレイ、早送り、巻戻し、以外の位置でア
ップダウンカウンタがリール台の回転を検知して得られ
たパルス信号を計数しないようにしてテープ走行距離あ
るいはテープ巻き位置を旧確に表示するとともに前記従
来の欠点を低何格な手段で除去することを目的とする。

以下、本考案の一実施例につき図面によって説明する。

第１図は本考案の電子テープカウンタのブロック回路図
で、リール台１の回転数を検知する回転検知部２はリー
ル台１の回転にともなってパルス出力を発生し、このパ
ルス出力はスイッチＳを介してアップダウンカウンタ３
の計数入力に加えられている。

アップダウンカウンタ３の出力は計数表示器４に接続さ
れ、その時の計数値を表示するようになっている。

アップダウンカウンタ３０制御信号入力端Ａには操作メ
カニズムのテープ送りと巻戻しの切換レバーに連動して
それぞれアップカウントとダウンカウントの切換信号が
入力されるようになっている。

またスイッチＳはストップ状態の時にＯＦＦ’になるよ
うになって訃り、このストップ状態の検出方法として、
ブレーキレバーがストップ状態の時のみプレイ、早送り
、巻戻の時と異なる位置にあるので、このブレーキレバ
ーにスイッチＳを連動させてもよい。

また、プレイ、早送り、巻戻し以外の時のみ出力を出し
て電子スイッチを制御しこの電子スイッチを前記スイッ
チＳとして使用してもよい。

また、第１図にトいてスイッチＳを点線に示す如く接地
することによって計数パルスがアップダウンカウンタ３
の計数入力に入らないようにしてもよい。

他の実施例として第２図に示すように、アップダウンカ
ウント３のアップ入力端Ｕにアンド回路ＡＮＤ１の出力
を、同じくダウンカウント入力端りにアンド回路ＡＮＤ
２の出力を加え、アンド回路ＡＮＤＩの１方の入力に早
送り、プレイの時のみに高レベルの信号を加え、アンド
回路ＡＮＤ２の１方の入力には巻き戻しの時高レベルの
信号を加え、アンド回路ＡＮＤ １．ＡＮＤ２のそれぞ
れの他の入力は共に接続してスイッチＳを介して第１図
の場合と同様に回転検知部２の出力に接続し、アップダ
ウンカウンタ３の出力は表示器４に加える。

このようにすることによって、第１の実施例の場合と同
様にメカニズムストップの時にはカウントされず、早送
り（ＦＦ）、プレイ（ＰＬＡＹ）の時はアンド回路ＡＮ
Ｄ１のゲートが導通して回転検出部２からのパルスをア
ップカウントして、ダウンカウント人力りにはパルスは
入力しない。

同様に巻戻しくＲＥＷ）の時はアンド回路ＡＮＤＩは非
導通、アンド回路ＡＮＤ２は導通してリール台１０回転
によるパルスをダウンカウントする。

第３図は、更に他の実施例を示し、この場合は第２図に
訃けるスイッチＳをアンド回路ＡＮＤ １とアップダウ
ンカウンタ３のアップ入力端Ｕとの間に挿入したゲート
回路Ｇ１訃よびアンド回路ＡＮＤ２の出力とダウンカウ
ント端子りの間に挿入したゲート回路Ｇ２のゲート入力
に接続することによって、アップダウンカウンタ３への
パルス入力を、メカニズムがストップ時ゲートＧ１．Ｇ
２を非導通にして、カウントをしないようにしたもので
ある。

第４図は、更に他の実施例を示し、この場合は前記スイ
ッチＳをアップダウンカウンタ３の制御入力端に挿入し
てアップダウンカウンタ３のカウントを停止させるもの
でアンド回路Ａ Ｎ Ｄ １ ｔＡＮＤ２については第
２図、第３図の場合と同様な機能をもたせている。

以上のように、本考案の電子式テープカウンタはメカニ
ズムがプレイ、早送り、巻戻し以外の状態、すなわちス
トップ位置に訃いてはリール台の回転によって発生する
パルス信号を遮断するか、アップダウンカウンタの計数
を停止する手段を持つからテープ装着時にテープたるみ
をとるための自動的少量巻戻し、釦よび手でリール台を
回転させてもリール台の回転方向に関係なく加算、減算
をあやまって行うことが防止され王確なテープインデッ
クスとして効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は回れも本考案の装置の実施例を示すもので第１図
は全体ブロック図、第２図、第３図、第４図はいずれも
論理回路を応用した実施例の回路図である。 １・・・リール台、２・・・回転検知器、３・・・アッ
プダウンカウンタ、Ｓ・・・スイッチ、Ｇｉ ＋ ０２
・・・ゲート回路、Ａ・・・アップダウンカウンタの制
御入力端。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）テープレコーダに訃いて、プレイ、早送り、巻戻
   し、以外のメカニズムの状態ｆｌ−いて、リール台の回
   転によって得られるパルス信号をテープカウンタとして
   使用するアップダウンカウンタが計数しないようにした
   手段を設けたことを特徴とする電子式テープカウンタ。
2. （２）前記手段として、前記メカニズムの状態に訃いて
   前記パルス信号が前記アップダウンカウンタに入力しな
   いようにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
   第１項記載の電子式テープカウンタ
3. （３）前記手段として、前記メカニズムの状態に訃いて
   入力された前記信号を計数しないように前記アップダウ
   ンカウンタを制御するようにしたことを特徴とする実用
   新案登録請求の範囲第１項記載の電子式テープカウンタ
   。