JPS5826728Y2 - 分割式立刃バイトホルダ - Google Patents

分割式立刃バイトホルダ

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Publication number
JPS5826728Y2
JPS5826728Y2 JP1979136532U JP13653279U JPS5826728Y2 JP S5826728 Y2 JPS5826728 Y2 JP S5826728Y2 JP 1979136532 U JP1979136532 U JP 1979136532U JP 13653279 U JP13653279 U JP 13653279U JP S5826728 Y2 JPS5826728 Y2 JP S5826728Y2
Authority
JP
Japan
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tool
tool holder
block
holder
cubic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979136532U
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English (en)
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JPS5657704U (ja
Inventor
功 安藤
正 久留宮
和彦 松岡
辰雄 半田
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5657704U publication Critical patent/JPS5657704U/ja
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被加工物を切削する立方バイトを取付けるツ
ールホルダと、このツールホルダとは別体にして該ツー
ルホルダを支承するツールブロックとからなる、分割式
立方バイトホルダに関するものである。
従来のクランクシャフトジャーナル部およびピン部の旋
削には、立方バイトを使用しており、その場合の立方バ
イトホルダは、立方バイト自体をプリセット交換する方
式であるため、この交換作業は機上での作業となり、操
作性が非常に悪く、しかも、立方バイトを使用すると、
ツールホルダの立方バイト取付辺りは充分なシャンク強
度を確保するためのスペースがなく、ツールホルダの破
損が多く、したがって、その交換や修理をしばしば行な
わなければならないが、それには多大な時間と費用を費
やしていた。
すなわち、第1図は従来のこの種の装置の一例を作業者
側からみた側面図で示したもので、従来の方法によれば
、立方バイトaを交換するためには、操作性の悪い所に
位置している立方バイト締付用ナツトbを緩めて交換し
なければならない。
つまり、この立方バイト交換作業は破力日工物Cの形状
により非常に狭いスペースで行なわなければならない。
またツールホルダdの破損時には、ツールホルダ取付用
ボルトeを外して交換をするのであるが、その交換や寸
法出しに多くの時間を浪費し、かつ、交換部分の費用も
多くかかつていた。
本考案は、分割式にしたことにより、立方バイト自体の
交換は機外でセツテングすることができ、このため立方
バイトの取付精度が向上し、しかも交換作業が容易で、
かつ、一体型立方バイトホルダと同等の切削強度と切削
精度とを維持することができるバイトホルダを提供する
ものである。
本考案分割式立方バイトホルダは、被カロ工物を切削す
る立方バイトを取付けたツールホルダと、このツールホ
ルダとは別体にして該ツールホルダを支承するツールブ
ロックとを備えるものであって、 前記ツールホルダが、前記ツールホルダに設けられた前
記ツールブロックに係止する傾斜アンダーカット部と、
前記ツールブロックに設けられた溝部へその一部が挿入
されているとともに該ツールブロック面に向けた凸段部
によってほぼ台形断面形状になっているツールホルダ溝
部に嵌挿する残部とからなる位置決め用勾配キーと、前
記ツールホルダをツールブロック面へ押付けるための該
ツールホルダ端面とツールブロック端面に当接する凸部
を有するツールホルダ押え金と、この押え金を前記ツー
ルホルダ端面とツールブロック端面に跨げて該ツールブ
ロックに圧着させるツールホルダ取付用ボルトにより、
前記ツールブロックに固定されたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案分割式立方バイトホルダの一実施例につい
て、第2図ないし第4図を参照しながら説明する。
第2図ないし第4図において、1は被加工物、2はこの
被加工物1を旋削する立方バイト、3はこの立方バイト
2を取付けるツールホルダ、4はこのツールホルダ3と
は別体にして該ツールホルダ3を支承するツールブロッ
ク、5Aは前記立方バイト2を該ツールホルダ3に・固
定するためのボルト、5Bは締付用ナツトである。
立方バイト固定用ボルト5Aは、立方バイト2を貫通し
てその先端のネジ部がツールホルダ3のネジ穴33に螺
入しており、立方バイト2の上面に突出する基端部を締
付用ナツト5Bで締付けることにより、立方バイト2を
ツールホルダ3に強固に固着する。
ツールホルダ3及びツールブロック4の当接面は、それ
ぞれ相互に対応する位置に段部31と基部32及び基部
41と段部42とを備えた段付形状となっており、各段
部31と42との当接側面は突出方向に向って広がる傾
斜面となっている。
ツールホルダ3及びツールブロック4は、段部31と4
2とを相互に係合させることにより組付けられる。
6は位置決め用勾配キーで、前記ツールブロック4の基
部41に設けられた溝部7(第4図参照)へその一部が
挿入されているとともに、該ツールブロック4の面に向
けた凸段部8によってほぼ台形断面形状になっているツ
ールホルダ溝部9(第4図参照)に嵌挿する残部とから
なっている。
10はツールホルダ押え金で、前記ツールホルダ3をツ
ールブロック4の面へ押付けるための該ツールホルダ3
の端面とツールブロック4の端面に当接する凸部11と
12を有している。
13はツールホルダ取付用ボルトで、前記押え金10を
ツールホルダ3の端面とツールブロック4の端面に跨げ
て該ツールブロック4に圧着させるためのものである。
第2図ないし第4図に示すように構成された分割式立方
バイトホルダによれば、立方バイト2の交換作業は、操
作性のよいツールホルダ取付用ボルト13をゆるめ、ツ
ールホルダ押え金10をスライドさせてツールホルダ3
ごとツールブロック4から取り外す。
そして、立方バイト2は、機外に用意されたセツテング
ゲージ上で交換することができるので、精度の確認も簡
便にできる。
またツールホルダ3の破損時も、前述の立方バイト2の
交換と同一方法で容易に、しかも、確実に交換すること
ができる。
本考案の分割式立方バイトホルダは、ツールホルダ3と
ツールブロック4とにそれぞれ係合用段部31と42と
を設けて係合させ、かつ、ツールホルダ押え金10とツ
ールホルダ取付用ボルト13とによりツールホルダ3と
ツールブロック4とを圧着しているので、ツールホルダ
3の前後方向(第2図及び第3図中、左右方向)の動き
が確実に規制される。
また、前記係合用段部31と42とは、各段部の当接側
面を傾斜させているので両部材の保合部がZ形状となり
、ツールホルダ3をツールブロック4に組付けたときに
、ツールホルダ3の上下方向の動きが確実に規制される
また、ツールホルダ3とツールブロック4の当接面には
勾配キー6が設けられているので、これによりツールブ
ロック4の横方向(第4図中、左右方向)の動きが確実
に規制される。
したがって、本考案の分割式バイトホルダにおいては、
ツールホルダ3がツールブロック4に組付けられたとき
全方向の動きが強固に規制され、分割式としたことによ
るバイトホルダの強度低下が防止される。
また、本考案の分割式立方バイトホルダは、勾配キー6
を用いたことによりツールホルダ3の溝部9を勾配キー
6へ嵌挿するときの位置決めが容易となり、ツールホル
ダ3のツールブロック4への組付作業が向上し、交換時
間の短縮化がはかられる。
また、ツールホルダ3の交換作業は、例えばツールブロ
ック4からの取外し時は、操作性の良い取付用ボルト1
3を緩めて押え金10をスライドさせ、ツールホルダ3
をツールブロック4から外すだけで良く、またツールブ
ロック4への組付時はツールブロック4の傾斜段部42
とツールホルダ3の傾斜段部31を係合させ、ツールブ
ロック4の溝部7に挿入されている勾配キー6をツール
ホルダ3の溝部9に嵌挿させてツールブロック4とツー
ルホルダ3の位置決めをしたのち、押え金10と取付用
ボルト13とで両部材を圧着固定するだけで良いので、
操作が簡単で交換時間が短かくてすむ。
勿論、立方バイト2の交換も、ポル1−5Aとナツト5
Bとを操作するだけで良いので非常に簡単である。
本考案分割式立方バイトホルダは、上記のように構成す
ることにより次のような利点を有する。
■ バイトホルダを分割式にして、立方バイトを取付け
たツールホルダをツールブロックに着脱自在に取付ける
構成としたので、立方バイトの機外交換が可能になり、
立方バイトの取付精度が向上し、また、交換時間の短縮
化がはかられる。
また、ツールホルダ破損時にも同様に簡単に交換するこ
とができる。
■ 立方バイトをとの立方バイトを貫着するボルト及び
ナツトでツールホルダに固定したことにより、立方バイ
トのツールホルダへの取付強度が向上し、強力切削が可
能となる。
また、バイトの刃ぶれ等の問題もなく、切削強度が向上
する。
■ ツールホルダのツールブロックへの取付構造は、交
換容易でしかもしつかり固定されるように設計されてい
るため、一体型立方バイトホルダとほぼ同じ強度を維持
することができ、しかも交換作業が容易である。
■ ■に記載したように立方バイトとツールホルダとの
一体化が強固になされていること及びツールホルダとツ
ールブロックとが確実に密着接合していることにより、
立方バイトの切削精度が一体式バイトホルダの立方バイ
トとほぼ同等となり、従来分割式にすることにより低下
していた切削力ロ工精度の維持がはかられる。
以上の記載から明らかなように、本考案分割式立方バイ
トホルダは、分割式にしたことによる立方バイト交換作
業の短縮化、及びこれに伴なう機械稼動率の向上はもと
より、分割式による強度の低下が防止され、被カロエ物
を良好に切削加工することができるという種々の利点を
有するものである。
なお、したがって、本考案によれば、ツールホルダは仕
上用と荒削り用の二種類に統一することができるため、
予備のツールホルダに関しては、最少の手持ちで充分に
対応することができるのみならず、正円と逆用のツール
ホルダとも、同一形状とすることが可能であるので、ツ
ーリングレイアウトの変更にも充分に対応することがで
きる。
またツールホルダをプリセット化することによって、機
械稼動率の向上およびツールホルダの維持ならびに管理
費のコスト低減に大きな役割を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものの側面図、第2図は本考案の一実施
例の側面図、第3図は第2図の一部を拡大して詳細に示
した側面図、第4図は第3図の矢視線A−A方向からみ
た矢視図である。 1・・・・・・被加工物、2・・・・・・立方バイト、
3・・・・・・ツールホルダ、4・・・・・・ツールブ
ロック、5・・・・・・立方バイト締付用ナツト、6・
・・・・・位置決め用勾配キー7・・・・・・ツールブ
ロック溝部、8・・・・・・ツールホルダ凸段部、9・
・・・・・ツールホルダ溝部、10・・・・・・ツール
ホルダ押え金、11.12・・・・・・ツールホルダ押
え全凸部、13・・・・・・ツールホルダ取付用ボルト
、14・・・・・・あり溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被加工物を切削する立方バイトを取付けたツールホルダ
    と、このツールホルダとは別体にして該ツールホルダを
    支承するツールブロックとを備えるものであって、 前記ツールホルダが、前記ツールホルダに設けられた前
    記ツールブロックに係止する傾斜アンダーカット部と、
    前記ツールブロックに設けられた溝へその一部が挿入さ
    れているとともに該ツールブロック面に向けた凸段部に
    よってほぼ台形断面形状になっているツールホルダ溝部
    に嵌挿する残部とからなる位置決め用勾配キーと、前記
    ツールホルダをツールブロック面へ押付けるための該ツ
    ールホルダ端面とツールブロック端面に当接する凸部を
    有するツールホルダ押え金と、この押え金を前記ツール
    ホルダ端面とツールブロック端面に跨げてツールブロッ
    クに圧着させるツールホルダ取付用ボルトとにより、前
    記ツールブロックに固定されたことを特徴とする分割式
    立方バイトホルダ。
JP1979136532U 1979-10-02 1979-10-02 分割式立刃バイトホルダ Expired JPS5826728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979136532U JPS5826728Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 分割式立刃バイトホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979136532U JPS5826728Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 分割式立刃バイトホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5657704U JPS5657704U (ja) 1981-05-18
JPS5826728Y2 true JPS5826728Y2 (ja) 1983-06-09

Family

ID=29368023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979136532U Expired JPS5826728Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 分割式立刃バイトホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5826728Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54134990U (ja) * 1978-03-13 1979-09-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5657704U (ja) 1981-05-18

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