JPS58211916A - ウインドパネルのシ−ル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフロント又はりャガラス等のウィンドパネルと
ボディーパネルとをウェザ−ストリップを介して固定し
た自動単におけるウィンド・シネルの７−ル構造に関す
るものである。

従来、ウィンドパネルを車坏開口級に装着固定する手段
として、ウェザ−ストリップを介挿した取付構造が一般
的であるが、車体とのシール効果をより完全に保持する
ために前記ウィントノくネルとウェザ−スト２リップ間
に不乾性シーリング剤を注入した構造が採用されている
。即ち與・１図〜第３図に示したように、自動車の開口
縁部妃設けたトン リヤウィンドパネル１とボディパネル２間にウェザ−ス
トリップ３を装着するとともに該ウェザ−ストリップ３
とリヤウィンドパネル１との接触部空間に不乾性シーリ
ング剤４を注入する。

即ち第２図は第１図の■−■線に沿う断面図、第３図は
同■−■線に沿う断面図であって、前記不乾性シーリン
グ剤４によって、経路ＡＫ従った雨水等の侵入を防止す
る＠朱を持たせることができる反面、ウィンドパネル１
上に前記不乾性シー１ふ リング剤４が橿み出し易いという欠点がある。

即ち通常の組立時において、先ずウェザ−ストリップ３
の凹部内に不乾性シーリング剤を注入して丘 おき、ウィンドパネル１台嵌入固定した後、ボディーパ
ネル側へ組付ける手段が一般的であるが、この作業時に
おいてウィンドパネル１とウェザ−ストリップ３間に発
生する圧力によって不乾性シーリング剤４がはみ出して
はみ出し部４ａを形成しやすく、史に組立完成後におけ
る車両走行時においても不乾性シーリング剤の棲み出し
現象が継続して発生することが多い。ウィンドパネル１
上にはみ出した不乾性シーリング剤４ａＦｉ、車両のボ
ディー又はウィンドの汚損をもたらす上、その粘着性に
よってふき取り清掃が困難であり、且つ乗降者の衣服に
も付着しやすいという欠点を有し下 ている為、自動４車における外観の低化と保守取扱上の
難点となっている。

また、硬化性シーリング剤のみで、シールをすることも
考えられるが、硬化時に微細な隙間が発生し、水郷が侵
入しやすくシール性に若干の問題を有している。

本発明は上記のよう力従来の自動車用ウィンドパネル用
ウェザ−ストリップの取付組立上発生する各種欠点を解
消し、雨水等に対するシール効果を低下させることなく
、介挿した不乾性シーリング剤のはみ出し現象が生じ々
いウィンドパネルのシール構造の提供を目的とするもの
であって、この目的を達成するためにウェザ−ストリッ
プ側に形成したウィンドパネルの←大凹部内壁に、車内
外の気密及び水密性を保持する不乾性シーリング剤を介
挿するとともに、該シーリング剤の車外側もしくは両側
に不乾性シーリング剤のはみ出し防止材としての、硬化
性シーリング剤を挿入したことを特徴とするウィンドパ
ネルのシール構造を提供しようとするものである。

以下図面に基づいて本発明の各種実施例を示す。

第４図は第一実施例であって自動車の開口縁部に　？設
けたリヤウィンドパネル１とボディーパネル２間にウェ
ザ−ストリップ３を装着固定するとともに、該ウェザ−
ストリップ３とウィンドパネル１との接触部空間に不乾
性シーリング剤４と硬化性を有する遅乾性シーリング剤
５を挿入した構造を有している、不乾性シーリング剤４
は、若干の流？＋１１特性を保有しており、且つその特
性を長期間保持するので水密性が尚く、雨水等の重両侵
入を防止する効果が大である。一方、硬化性を有する遅
乾性シーリング剤５は注入時において若干の流動性を保
有しているものの、経時変化によって除々に硬化する特
性を有し、上記特性によってウィンドパネル１とウェザ
−ストリップ３を固有する接着剤としての機能をも合わ
せ持つものである。遅乾性シーリング剤５は、硬化時に
微細力隙間が発生するが、不乾性シーリング剤４の粘性
により該シーリング剤４け車外側へのはみ出すことは万
いので、実質的にはみ出し防止材として機能する。

第５図は本実施例の製作方法を示す概略図であって、不
乾性シーリング剤４と硬化性を有する遅乾性シーリング
剤５を夫々ポンプ６．７に連結し、二連ガン８を用いて
ウェザ−ストリップ３に形成したウィンドパネルの嵌入
凹部３ａ内に同時注入する。注入終了後、ウィンドパネ
ルを嵌入し、硬化性を有する遅乾性シーリング剤５が硬
化又は半硬化の状態になるまで放置してウィンドパネル
１とウェザ−ストリップ３とが接着状態となった後、ウ
ェザ−ストリップ３に形成したボディーパネルの嵌入凹
部３ｂ内にボディーパネル２を嵌入固定する。

第６図は本発明の第２実施例を示しており、第４図と同
様に構成したリヤウィンドパネルｌとボディーパネル２
間にウェザ−ストリップ３を装着固定するとともに該ウ
ェザ−ストリップ３とウィンドパネル１との接触部空間
に、不乾性シーリング剤４を中間に挾持するように、上
下両側に硬化性を有する遅乾性ジ−リング剤５．５を挿
入した構造となっている。本構造とすることによって、
不乾性シーリング剤４のはみ出し現象防止効果が、■内
側及び車外側倒れの方向にもより完全となる利点を有し
ている。伺本実施例に従った取付方法は第５図に示す概
略図に基づいた手段と同様な手段を用いれば良く、二連
ガン８に代えて二連ガン（図示せず）を採用することが
できる。

第７図乃至第９図は本発明の第３笑施例を示しておシ、
リヤウィンドパネル１とボディーパネル２間にウェザ−
ストリップ３を装着固定するとともに、該ウェザ−スト
リップ３とウィンドパネル１との接触部空間の車内側に
挿入した不乾性シーリング剤４と隣接する車外側に前記
実施例で用いた遅乾性シーリング剤５に代えて、適度な
帰性力を保持するゴムシール材９を介挿しである。上記
ゴムシール材９としては、第８図に示した断面円形のブ
チルゴムローブ１０を用いるが、第９図に示した如き、
発胞ウレタン又はゴム等の弾性材１１の外側表面にブチ
ルゴムコーティング層辻を設けたブチルバイブシール構
造としてもよい。

本実施例で用いたブチルゴムはそれ自体がある程度の接
着力を保持しているので、ウエザース）　ＩＪツブ３と
ウィンドパネル１間の密閉性を保持し、且つ不乾性シー
リング剤４のはみ出し防止効果をもたらす上、挿入組立
時の操作性が容易である利点をも有している。

またはみ出し防止材として遅乾性シーリング剤を採用し
た場合、この遅乾性シーリング剤の経時変化による半硬
化又は硬化現象によって、ウェザ−ストリップ３とウィ
ンドパネル１との接着強度プーゾとなり、前記不乾性シ
ーリング剤による水密性及び気密性に加えて、機械的強
度の増大をもたらす効果がある。一方はみ出し防止材と
してブチル等のゴムシール材を用いた場合、ブチルゴム
自体が保持する接着能力によって、ウェザ−ストリップ
３とウィンドパネル１との接着強度が大となり、遅乾性
シーリング剤を用いた場合と同等力作用効果が得られる
。

閘、本発明の実施例において、リヤウィンドパネルをボ
ディーパネルに装着固定するウェザ−ストリップに関し
て説明を行ったが、本発明は勿論上記に限定されるもの
ではなく、フロントウィンドパネルのボディーパネルへ
の装着固定時等に本同様に採用できることはいうまでも
ない。

以上神明したように、本発明によれば不乾性シ−リング
剤のはみ出し現象に基づく外観性能の劣化か々く、車体
清掃等保守取扱いが簡単になる利点がある。この利点は
完成後の車両取扱い上のみでカ＜、車両の製造時、即ち
ウェザ−ストリップを介してウィンドパネルとボディー
パネルとを装着固定する組立作業時におけるシーリング
剤のはみ出し防止の観点からも大き力効果を発揮する。

よって作業の容易性及びそれに基づく能率向上の面から
も著効をもたらすものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は通常の車両のリヤ部分を示す斜視図、第・２図
はウェザ−ストリップ３を用いてウィンドパネル１とボ
ディーパネル２とを装着固定する従来の機造を示す第１
図中■−■線に沿った断面図、第３図Ｆｉ＋司上構造に
おけるシーリング剤４のはみ出し部４ａを示すｗｊ１図
中ト１線に沿った断面図、第４図は本発明の第１実施例
を示す断面図、第５図は上記第１実施例の装作方法を示
す概略図、第６図は本発明の第２実施例を示す断面図、
ｆＩ＋７図は本発明の第３実施例を示す断面図、第８図
及び第９図は第７図に示す実施例で採用したゴムシール
材の一例を示す斜視図である。 １・・・ウィンドパネル、２・・・ボディーパネル、≠
；；た輯→；− 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ウェザ−ストリップに形成したつ１イントノ（
   ネルの嵌入凹部内に不乾性ツーリング剤を介挿するとと
   もに、該不乾性シーリング剤の車外側もしくは両側に該
   不乾性シーリング剤のはみ出し防止剤を神式したこと全
   特徴とするウィンドパネルのシール構造。