JPS5819618B2 - Aeコンクリ−トまたはaeモルタル用混和剤 - Google Patents
Aeコンクリ−トまたはaeモルタル用混和剤Info
- Publication number
- JPS5819618B2 JPS5819618B2 JP53117682A JP11768278A JPS5819618B2 JP S5819618 B2 JPS5819618 B2 JP S5819618B2 JP 53117682 A JP53117682 A JP 53117682A JP 11768278 A JP11768278 A JP 11768278A JP S5819618 B2 JPS5819618 B2 JP S5819618B2
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- Japan
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- concrete
- admixture
- weight
- olefin sulfonate
- formalin condensate
- Prior art date
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- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/16—Sulfur-containing compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα−オレフィンスルホン酸塩を含有するAEコ
ンクリートまたはAEモルタル用混和剤に関する。
ンクリートまたはAEモルタル用混和剤に関する。
コンクリートあるいはモルタルに空気連行性を与える混
和剤(以下AE剤と称す)を用いることにより、1)ワ
ーカビリティの改善およびそれに伴う水セメント比の低
減・細骨材量の減少、2)空気泡の保水力増加によるブ
リージング減少、3)ポンパビリテイの改善、4)耐凍
結融解抵抗性の向上管の効果が期待できる。
和剤(以下AE剤と称す)を用いることにより、1)ワ
ーカビリティの改善およびそれに伴う水セメント比の低
減・細骨材量の減少、2)空気泡の保水力増加によるブ
リージング減少、3)ポンパビリテイの改善、4)耐凍
結融解抵抗性の向上管の効果が期待できる。
最も一般的なAE剤としては主成分に、高酸化樹脂酸塩
、蛋白性物質の塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルスルホン酸のトリエタノールアミン塩、ポリオキ
シエチレンアルキルスルホン酸塩等のアニオン性界面活
性剤あるいはポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル等の非イオン性界面活性剤がある。
、蛋白性物質の塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルスルホン酸のトリエタノールアミン塩、ポリオキ
シエチレンアルキルスルホン酸塩等のアニオン性界面活
性剤あるいはポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル等の非イオン性界面活性剤がある。
また空気連行型の減水剤(以下AE減水剤と称す)とし
ては、リグニン□スルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物塩に代表される空気連行型の
芳香族炭化水素ホルマリン縮合物スルホン酸塩等がある
。
ては、リグニン□スルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物塩に代表される空気連行型の
芳香族炭化水素ホルマリン縮合物スルホン酸塩等がある
。
本発明においてAEコンクリートまたはAEモルタルと
はAE剤もしくはAE減水剤を使用したコンクリートも
しくはモルタルをいう。
はAE剤もしくはAE減水剤を使用したコンクリートも
しくはモルタルをいう。
一方コンクリート用高性能減水剤としてはβ−ナフタリ
ンスルホン酸ホルマリン高縮合物塩、クレオソート油石
油分解物のスルホン化物のホルマリン縮合物およびメラ
ミンホルマリン重合体スルホン酸塩が代表的な混和剤で
ありいずれも非遅延性且つ低気泡性である。
ンスルホン酸ホルマリン高縮合物塩、クレオソート油石
油分解物のスルホン化物のホルマリン縮合物およびメラ
ミンホルマリン重合体スルホン酸塩が代表的な混和剤で
ありいずれも非遅延性且つ低気泡性である。
ここで、非遅延性とはコンクリートに当該減水剤を添加
したとき、コンクリートが24時間後には硬化すること
を意味する。
したとき、コンクリートが24時間後には硬化すること
を意味する。
又、低気泡性とはコンクリートに当該減水剤を添加した
とき、コンクリート中への空気連行量が3係(容量で)
以下であることを意味する。
とき、コンクリート中への空気連行量が3係(容量で)
以下であることを意味する。
従来非空気連行型高性能減水剤はいわゆる高強度コンク
リートの領域で用いられ、AE剤あるいはAE減水剤は
主として建築用コンクリートあるいは比較的強度の低い
コンクリートに用いられる事が多かった。
リートの領域で用いられ、AE剤あるいはAE減水剤は
主として建築用コンクリートあるいは比較的強度の低い
コンクリートに用いられる事が多かった。
したがって非空気連行型高性能減水剤とAE剤を併用す
る場合は殆んどなかった。
る場合は殆んどなかった。
近年ドイツにおいて高性能減水剤であるメラミンホルマ
リン重合体スルホン酸塩が流動化コンクリート(FLI
SSBETON)の流動化剤として用いられるようにな
った。
リン重合体スルホン酸塩が流動化コンクリート(FLI
SSBETON)の流動化剤として用いられるようにな
った。
また高性能減水剤であるβ−ナフタリンスルホン酸ホル
マリン高縮合物塩も流動化剤として極めて優れた性能を
持つことが解ってきた。
マリン高縮合物塩も流動化剤として極めて優れた性能を
持つことが解ってきた。
しかしながら流動化コンクリート調製ノ際に、流動化コ
ンクリートのベースコンクリート(流動化剤を添加する
前のコンクリート)にAE剤・AE減水剤を用いて連行
した空気が、上記の高性能減水剤系の流動化剤を添加す
ることにより消泡されAEコンクリートに期待される効
果が達せられなくなることが明らかになった。
ンクリートのベースコンクリート(流動化剤を添加する
前のコンクリート)にAE剤・AE減水剤を用いて連行
した空気が、上記の高性能減水剤系の流動化剤を添加す
ることにより消泡されAEコンクリートに期待される効
果が達せられなくなることが明らかになった。
また高強度プレストレストコンクリート製品、例えば鉄
道用マクラギ、軌道スラブあるいは橋桁のように外気に
曝露され凍結融解を受けるコンクリート製品においても
高性能減水剤とAE剤を併用する場合が多くなり、その
場合にも連行空気が消泡される。
道用マクラギ、軌道スラブあるいは橋桁のように外気に
曝露され凍結融解を受けるコンクリート製品においても
高性能減水剤とAE剤を併用する場合が多くなり、その
場合にも連行空気が消泡される。
すなわち従来用いられてきた市販の高性能減水剤と市販
のAE剤をただ単に組合せても、まだ固まらないコンク
リートにおいては極めて流動性が大きくかつ硬化したコ
ンクリートにおいては空気連行性能を十分に発揮しつる
という、双方の混和剤の機能を十分に生かしたコンクリ
ートが調製できない。
のAE剤をただ単に組合せても、まだ固まらないコンク
リートにおいては極めて流動性が大きくかつ硬化したコ
ンクリートにおいては空気連行性能を十分に発揮しつる
という、双方の混和剤の機能を十分に生かしたコンクリ
ートが調製できない。
ACI (American Concrete In
5titute)はAEコンクリートの重要な性能であ
る凍結融解抵抗性について、気泡間隔係数が250μ以
下望むらくは200μ以下になるように提言し、凍結融
解試験における耐久性指数と共にAEコンクリート製造
上の重要な目安として&)=。
5titute)はAEコンクリートの重要な性能であ
る凍結融解抵抗性について、気泡間隔係数が250μ以
下望むらくは200μ以下になるように提言し、凍結融
解試験における耐久性指数と共にAEコンクリート製造
上の重要な目安として&)=。
市販のAE剤・AE減水剤を単独で使用したコンクリー
トの気泡間隔係数は200μ以下あるいは200μを僅
かに越える程度であり、凍結融解に対する抵抗性も十分
である。
トの気泡間隔係数は200μ以下あるいは200μを僅
かに越える程度であり、凍結融解に対する抵抗性も十分
である。
しかし同じAE剤・AE減水剤を使用し、しかも多くの
場合は通常使用量より多く用いても高性能減水剤(流動
化剤)を併用すれば気泡間隔係数は250μ以上となり
、凍結融解抵抗性も低下してくる。
場合は通常使用量より多く用いても高性能減水剤(流動
化剤)を併用すれば気泡間隔係数は250μ以上となり
、凍結融解抵抗性も低下してくる。
本発明者らはかかる実情において、高性能減水剤と併用
しても、一般のAEコンクリート同様の凍結融解抵抗性
を有し気泡間隔係数が200μ以下となるAE剤を見い
出すべく鋭意研究した結果、ある種のアニオン性の界面
活性剤が良い性能を示すことを見い出し本発明に到達し
た。
しても、一般のAEコンクリート同様の凍結融解抵抗性
を有し気泡間隔係数が200μ以下となるAE剤を見い
出すべく鋭意研究した結果、ある種のアニオン性の界面
活性剤が良い性能を示すことを見い出し本発明に到達し
た。
即ち、本発明はα−オレフィンスルホン酸塩を含有する
ことを特徴とするAEコンクリートまたはAEモルタル
用混和剤である。
ことを特徴とするAEコンクリートまたはAEモルタル
用混和剤である。
本発明に係るα−オレフィンスルホン酸塩を得るための
α−オレフィンは末端に二重結合を持つものであり、石
油留分のクラッキングにより、又はエチレンの低重合に
より一般的には得られているものである。
α−オレフィンは末端に二重結合を持つものであり、石
油留分のクラッキングにより、又はエチレンの低重合に
より一般的には得られているものである。
このd−オレフィンを803ガス、濃硫酸又はクロルス
ルホン酸等によりスルホン化し、続いて加水分解すれば
、本発明のα−オレフィンスルホン酸塩を得ることがで
きる。
ルホン酸等によりスルホン化し、続いて加水分解すれば
、本発明のα−オレフィンスルホン酸塩を得ることがで
きる。
本発明のα−オレフィンスルホン酸塩として好ましいも
の・は炭素数12〜18のα−オレフィンスルホン酸の
ナトリウム塩である。
の・は炭素数12〜18のα−オレフィンスルホン酸の
ナトリウム塩である。
このものが、AE剤の役を果たし、且つ、その効果をお
とさずに高性能減水剤との併用を可能にするきわめてす
ぐれた界面活性剤である。
とさずに高性能減水剤との併用を可能にするきわめてす
ぐれた界面活性剤である。
即ち、本発明のα−オレフィンスルホン酸塩は単独で用
いても良好なAE剤となるが、高性能減水剤と併用して
もAE効果を十分に発揮するものであり、コンクリート
またはモルタルを調整する際、すぐれた空気連行性を有
し、且つ、打設前のコンクリートもしくはモルタルの流
1動性を太きくシ、且つ、成形後のコンク11− トの
凍結融解サイクルに対する耐性を大きくすることを可能
にしたのである。
いても良好なAE剤となるが、高性能減水剤と併用して
もAE効果を十分に発揮するものであり、コンクリート
またはモルタルを調整する際、すぐれた空気連行性を有
し、且つ、打設前のコンクリートもしくはモルタルの流
1動性を太きくシ、且つ、成形後のコンク11− トの
凍結融解サイクルに対する耐性を大きくすることを可能
にしたのである。
本発明に係るコンクIJ −ト用高性能減水剤に好まし
く用いられるものはβ−ナフタリンスルホン・酸ホルマ
リン高縮合物、クレオソート油石油分解物のスルホン化
物のホルマリン縮合物又はメラミンホルマリン縮合物の
スルホン化物である。
く用いられるものはβ−ナフタリンスルホン・酸ホルマ
リン高縮合物、クレオソート油石油分解物のスルホン化
物のホルマリン縮合物又はメラミンホルマリン縮合物の
スルホン化物である。
本発明においてβ−ナフタリンスルホン酸ホルマリン高
縮合物とはナフタリンスルホン酸とホルマIJ 7ンの
縮合反応を高度にすすめて未反応ナフタリンスルホン酸
の残存量が8CI)以下になる迄縮合せしめた高重合物
であり、又、本発明においてメラミンホルマリン縮合物
のスルホン化物とは、スルホン化メラミンとホルマリン
を縮合反応せしめ、その生成物の固体物質の20重量パ
ーセント水溶液が8〜180センチポイズを示す程度に
まで縮合せしめたものをいうのである。
縮合物とはナフタリンスルホン酸とホルマIJ 7ンの
縮合反応を高度にすすめて未反応ナフタリンスルホン酸
の残存量が8CI)以下になる迄縮合せしめた高重合物
であり、又、本発明においてメラミンホルマリン縮合物
のスルホン化物とは、スルホン化メラミンとホルマリン
を縮合反応せしめ、その生成物の固体物質の20重量パ
ーセント水溶液が8〜180センチポイズを示す程度に
まで縮合せしめたものをいうのである。
本発明の混和剤め使用方法はコンクリートまたはモルタ
ルを調製する際に■あらかじめ高性能減水剤とα−オレ
フィンスルホン酸塩を一緒に練り混ぜ水中に溶解して添
加する、■高性能減水剤とα−オレフィンスルホン酸塩
を別々に練り混ぜ水中に溶解して添加するかまたは混和
剤の高濃度水溶液で添加する、■高性能減水剤とα−オ
レフィンスルホン酸塩の乾燥固形物をあらかじめ水以外
のセメント配合物に混合する等いずれの方法によっても
可能である。
ルを調製する際に■あらかじめ高性能減水剤とα−オレ
フィンスルホン酸塩を一緒に練り混ぜ水中に溶解して添
加する、■高性能減水剤とα−オレフィンスルホン酸塩
を別々に練り混ぜ水中に溶解して添加するかまたは混和
剤の高濃度水溶液で添加する、■高性能減水剤とα−オ
レフィンスルホン酸塩の乾燥固形物をあらかじめ水以外
のセメント配合物に混合する等いずれの方法によっても
可能である。
本発明の混和剤の好ましい配合割合は、β−ナフタリン
スルホン酸ホルマリン縮合物またはクレオソート油石油
分解物のスルホン化物のホルマリン縮合物を含有する場
合、この100重量部に対して、α−オレフィンスルホ
ン酸塩10〜0.19重量部であり、メラミンホルマリ
ン縮合物のスルホン化物を含有する場合、この100重
量部に対して、α−オレフィンスルホン酸塩5〜0.0
95重量部である。
スルホン酸ホルマリン縮合物またはクレオソート油石油
分解物のスルホン化物のホルマリン縮合物を含有する場
合、この100重量部に対して、α−オレフィンスルホ
ン酸塩10〜0.19重量部であり、メラミンホルマリ
ン縮合物のスルホン化物を含有する場合、この100重
量部に対して、α−オレフィンスルホン酸塩5〜0.0
95重量部である。
本発明の混和剤の使用量は必要とする空気量、所要スラ
ンプ、使用するセメント・骨材の種類、各材料の配合比
、練り混ぜ順序、練り混ぜ機械、温度等によって異り一
様に定められないが、建築学会JASS5T−401コ
ンクリート用表面活性剤の品質規準によるコンクリート
の空気量4.0±0.5係、土木学会規準によるAE剤
規格のコンクリート空気量4〜4.5係とするには、高
性能減水剤をセメントに対してβ−ナフタリンスルホン
酸ホルマリン高縮合物又はクレオソート油石油分解物の
スルホン化物のホルマリン縮合物の場合は0.15〜1
.055重量部メラミンホルマリン縮合物のスルホン化
物の場合は0.3〜2.1重量%と、α−オレフィンス
ルホン酸塩をセメントに対して0.002〜0.015
15重量部添加ば良い。
ンプ、使用するセメント・骨材の種類、各材料の配合比
、練り混ぜ順序、練り混ぜ機械、温度等によって異り一
様に定められないが、建築学会JASS5T−401コ
ンクリート用表面活性剤の品質規準によるコンクリート
の空気量4.0±0.5係、土木学会規準によるAE剤
規格のコンクリート空気量4〜4.5係とするには、高
性能減水剤をセメントに対してβ−ナフタリンスルホン
酸ホルマリン高縮合物又はクレオソート油石油分解物の
スルホン化物のホルマリン縮合物の場合は0.15〜1
.055重量部メラミンホルマリン縮合物のスルホン化
物の場合は0.3〜2.1重量%と、α−オレフィンス
ルホン酸塩をセメントに対して0.002〜0.015
15重量部添加ば良い。
α−オレフィンスルホン酸塩の使用量を増減することに
より、建築学会JASS5鉄筋コンクリート工事(解説
)による所要空気量3〜6係、あるいは土木学会規準示
方書によるAEコンクIJ−トの空気量3〜6係を容易
に得ることが出来る。
より、建築学会JASS5鉄筋コンクリート工事(解説
)による所要空気量3〜6係、あるいは土木学会規準示
方書によるAEコンクIJ−トの空気量3〜6係を容易
に得ることが出来る。
本発明によれば調製したコンクリートあるいはモルタル
においては、高性能減水剤の性能を十分に生かし、得ら
れたAEコンクリートも凍結融解300サイクルで相対
動弾性係数が95係以上の十分な凍結融解抵抗性を持ち
、気泡間隔係数も多くは200μ以下が大きい場合にも
230μ以下でありACIが望まない250μを越える
ことがない。
においては、高性能減水剤の性能を十分に生かし、得ら
れたAEコンクリートも凍結融解300サイクルで相対
動弾性係数が95係以上の十分な凍結融解抵抗性を持ち
、気泡間隔係数も多くは200μ以下が大きい場合にも
230μ以下でありACIが望まない250μを越える
ことがない。
次に本発明の混和剤を用いたAEコンクリートの性能を
実施例によって更に詳しく説明する。
実施例によって更に詳しく説明する。
実施例におけるまだ固まらないコンクリートのスランプ
、空気量測定はそれぞれJIS A 1101゜JI
S A 1128により行った。
、空気量測定はそれぞれJIS A 1101゜JI
S A 1128により行った。
凍結融解抵抗性試験、気泡間隔係数の測定はそれぞれA
STMC666八項、ASTM C457修正ポイント
カウント法により行った。
STMC666八項、ASTM C457修正ポイント
カウント法により行った。
凍結融解抵抗試験用供試体は110X10X40としJ
ISA1132により調製した。
ISA1132により調製した。
本発明者らがコンクリートの耐凍結融解性を重点に置い
て実験を実施したのは、耐凍結融解性を満足するコンク
リートは自ずと先に記載したAEコンクリートあるいは
AEモルタルに期待される効果の1)、2) 、3)を
満足すると考えたからである。
て実験を実施したのは、耐凍結融解性を満足するコンク
リートは自ずと先に記載したAEコンクリートあるいは
AEモルタルに期待される効果の1)、2) 、3)を
満足すると考えたからである。
使用材料は普通ポルトランドセメント(小野出社)、細
骨材(紀の用産砂、比重2.60、FM2.72)、粗
骨材(宝塚産砕石、比重2.62、最大寸法2.Oyn
mXFM6.84 )、高性能減水剤として市販品のマ
イティ150(β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン高
縮合物塩、花王石鹸KK製)またはメルメントF10(
メラミンホルマリン重合体スルホン酸塩、昭和電工KK
製)を用いた。
骨材(紀の用産砂、比重2.60、FM2.72)、粗
骨材(宝塚産砕石、比重2.62、最大寸法2.Oyn
mXFM6.84 )、高性能減水剤として市販品のマ
イティ150(β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン高
縮合物塩、花王石鹸KK製)またはメルメントF10(
メラミンホルマリン重合体スルホン酸塩、昭和電工KK
製)を用いた。
実施例
コンクリートの配合は表1に示す。
練り混ぜは501強制練りミキサにて3分間練り混ぜた
。
。
表中 Wは水をあられし
Cはセメントをあられし
Sは細骨材をあられし
Gは粗骨材をあられし
Aは(S十G)である。
表2にコンクリートの性能試験結果を示す。
凍結融解抵抗性テスト
コンクリート供試体を実験室用の水中において凍結融解
の急速反復サイクル(+5°Cと一18°Cの間)にか
け〔本実験では1サイクル3時間〕コンクl−トの品質
変化の状態を、1次撓み振動周波数試験によって観察す
る。
の急速反復サイクル(+5°Cと一18°Cの間)にか
け〔本実験では1サイクル3時間〕コンクl−トの品質
変化の状態を、1次撓み振動周波数試験によって観察す
る。
通常は次式の相対動弾性係数によって凍結融解抵抗性が
示され100に近いもの程良い。
示され100に近いもの程良い。
P (2=(ne /n2)X 100
P、。
:凍結融解Cサイクル後の相対動弁、性係数輪
nl:凍結融解Cサイクルにおける1次撓み振動周波数
n:凍結融解Cサイクルにおける1次撓み振動周波数
気泡間隔係数
コンクリートに連行された気泡の平均的な分布状態を表
わす指標として気泡間隔係数が用いられる。
わす指標として気泡間隔係数が用いられる。
測定には種々な方法があるが、本実験は修正ポイントカ
ウント法によった。
ウント法によった。
すなわち良く研磨されたコンクリート表面を顕微鏡にて
直線的にトラバースしてゆき、気泡の数を測定すること
により、次の計算式にて気泡間隔係数(ト)を求める。
直線的にトラバースしてゆき、気泡の数を測定すること
により、次の計算式にて気泡間隔係数(ト)を求める。
ただし
L:気泡間隔係数
P:コンクリート中ペースト量〔配合より計算〕
A:硬化体中空気量
A=100S8/5t
S8:指標点が気泡断面と一致した停
止数の総計〔実測値〕
St:トラバース中の全停止数〔実測
値〕
α:気泡の表面積
■
T:気泡の平均弦長
l =A/100 n
A:(上記の数値)
n:トラバースで横切った単位長当
たりの平均気泡数
n = N / T
T:トラバースの横切った気泡断面
の総数〔実施例〕
N:トラバースの全長〔実測値〕
比較例1〜3は混和剤無添加および高性能減水剤単独添
加コンクリートが全く凍結融解抵抗性がないことを示し
ている。
加コンクリートが全く凍結融解抵抗性がないことを示し
ている。
比較例4〜6および8.9は市販AE剤単独使用した場
合であり、おのおのの市販AE剤にマイティ150を添
加すると、AEコンクリートとしての性能が落ちること
が比較例10〜12および14.15に示されている。
合であり、おのおのの市販AE剤にマイティ150を添
加すると、AEコンクリートとしての性能が落ちること
が比較例10〜12および14.15に示されている。
実施例2.4.5は、本発明に係るα−オレフィンスル
ホン酸塩は高性能減水剤と併用しても気泡間隔係数が2
00μ前後、300サイクル時相対動弾性係数が95係
以上となり極めて優れた、AEコンクリートが調製でき
ることを示している。
ホン酸塩は高性能減水剤と併用しても気泡間隔係数が2
00μ前後、300サイクル時相対動弾性係数が95係
以上となり極めて優れた、AEコンクリートが調製でき
ることを示している。
なお実施例1.3は本発明に係るα−オレフィンスルホ
ン酸塩は単独で使用しても良いAEコンクリートが調製
可能であることを示している。
ン酸塩は単独で使用しても良いAEコンクリートが調製
可能であることを示している。
比較例7.13は界面活性剤りは有効なAE剤でないこ
とを示している。
とを示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素数12〜18のα−オレフィンスルホン酸塩と
クレオソート油石油分解物のスルホン化物のホルマリン
縮合物、β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物及
びメラミンホルマリン縮合物のスルホン化物からなる群
から選ばれた化合物を含有することを特徴とするAEコ
ンクリートまたはAEモルタル用混和剤。 2 α−オレフィンスルホン酸塩がナトリウム塩である
特許請求の範囲第1項記載の混和剤。 3 β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物または
クレオソート油石油分解物のスルホン化物のホルマリン
縮合物100重量部とα−オレフィンスルホン酸塩10
〜0.19重量部とからなる特許請求の範囲第1項記載
の混和剤。 4 メラミンホルマリン縮合物のスルホン化物100重
量部とα−オレフィンスルホン酸塩5〜0.095重量
部とからなる特許請求の範囲第1項記載の混和剤。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53117682A JPS5819618B2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | Aeコンクリ−トまたはaeモルタル用混和剤 |
CA335,104A CA1131850A (en) | 1978-09-25 | 1979-09-06 | Additive for air-entrained concrete or air-entrained mortar |
DE19792936353 DE2936353A1 (de) | 1978-09-25 | 1979-09-08 | Zusatzmittel fuer mit luft vermischten zement oder moertel |
US06/074,627 US4249948A (en) | 1978-09-25 | 1979-09-12 | Additive for air-entrained concrete or air-entrained mortar |
FR7923221A FR2436760A1 (fr) | 1978-09-25 | 1979-09-18 | Additif pour beton ou mortier a air occlus |
GB7932410A GB2032906B (en) | 1978-09-25 | 1979-09-19 | Air-entrained concrete or air-entrained mortar |
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