JPS5829265B2 - コウキヨウドコンクリ−トセイヒン ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

コウキヨウドコンクリ−トセイヒン ノ セイゾウホウホウ

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JPS5829265B2
JPS5829265B2 JP14058175A JP14058175A JPS5829265B2 JP S5829265 B2 JPS5829265 B2 JP S5829265B2 JP 14058175 A JP14058175 A JP 14058175A JP 14058175 A JP14058175 A JP 14058175A JP S5829265 B2 JPS5829265 B2 JP S5829265B2
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cement
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plaster
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正久 永嶋
宏 住吉
忠義 中村
幹也 尾野
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Mitsubishi Industries Cement Co Ltd
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Mitsubishi Industries Cement Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高強度コンクリート製品(いわゆる工場で製造
するコンクリート製品のみならず現場打設のコンクリー
ト構造物をも含む)の製造方法に関する。
さらに詳細には、本発明は水セメント比(コンクリート
混線に際し、使用セメント量kc−1水をW〜とした場
合、W/Cの重量百分率を云い、以下rW/Clと略記
する)が低く、しかもセメントの配合量の多い、いわゆ
る高強度コンクリートの混線打設に当り、作業上必要な
コンクリートの流動性をそこなわずに所要水量を減少せ
しめ、一定の強度のコンクリ−1〜を得るに必要なセメ
ント使用量の低減を可能ならしめる高強度コンクリート
製品の製造方法の改良に関する。
高強度コンクリートとは、普通の無筋コンクリートや鉄
筋コンクリートの設計基準強度が160乃至240に9
/−程度であるのに対し、350乃至500kg/Cr
?L以上のものを指しており、このような高強度コンク
リートはプレストレスコンクリートとして用いられるこ
とが多く、材◆28日における圧縮強度の高いことが必
要とされる他に、比較的短い材◆でプレストレスを与え
ることから、初期材令においても高い強度が要求される
そのため、コンクリートの配合設計に蟲って、材◆28
日において必要とされる強度を得るに十分な単位セメン
ト量よりも一般にかなり富配合のものとする。
高強度コンクリートを得るため単位セメント量を多くす
ることになるか、安易にセメント量を増加させると製品
にひびわれが発生するなどの好ましくない影響が生じ、
また、セメント使用量の増加に伴うコストの上昇を来す
さらに、単位セメント量を多くするとセメントペースト
分が多くなルトころから、フレッシュコンクリートの粘
着性が強くなって、流動性が著るしく阻害され、コンク
リートの打設作業が困難となり、ひいては高強度コンク
リート、特にプレストレストコンクリートでもつとも重
視されている密実で均質なものが得られなくなる。
この難点を克服するため、従来高強度コンクリートを混
練するに当り、コンクリートの単位水量を増すことなく
、フレッシュコンクリートのワーカビリティを改善する
か、あるいは同じワーカビリティを保持しながら、単位
水量を減することを目的とした各種減水剤が使用されて
いた。
即ち、コンクリートの強度は単位セメント量の他、単位
水量にも依存し、W/Cを小さくすることによって硬化
体の細孔容積が減じ、強度が増進するが、単位水量を減
らせばフレッシュコンクリートの流動性が阻害されると
ころから、適切な減水剤を使用して作業上支障のない流
動性を保つ程度に水量を減らしており、一般にW/C4
5%以下としている。
本発明者らは、現存するコンクリート用減水剤を使用す
るに当り、その減水効果を最大限に発揮させるためポル
トランドセメントの改質を意図し、鋭意研究を進めた結
果、水セメント比が約45%ないし20%であって、な
おかつスルホン基を有する有機物を主成分とするコンク
リート用減水剤を添加してコンクリートを混練するに際
し、添加せつこうの70重重量板上、好ましくは80重
重量風上か硬せつこう(I CaSO4)の形態から
成るポルトランドセメントを使用することによって、従
来法に比較し、コンクリートの単位水量を増すことなく
フレッシュコンクリートのワーカビリティを著しく改善
でき、また同じワーカビリティを保ちながら単位水量を
大巾に減少せしめ得ることを見出した。
斯くして本発明に従ってコンクリートを打設することに
よって、従来法と同一の単位セメント量を使用し、フレ
ッシュコンクIJ −トのワーカビリティを同一に保つ
場合には、単位水量をさらに減少できるところから、よ
り強度の高いコンクリート製品が得られ、またコンクリ
ート製品の強度を従来法と同一とする場合には単位セメ
ント量を大巾に低減でき、経済的でしかも高品質のコン
クリートが得られる。
近年土木、建築技術の発達に伴い、高強度コンクリート
あるいは製品に対する要請が高まっている折から本発明
の意義は極めて高い。
コンクリート用減水剤としては各種のものが挙げられる
が、性能的に優れ、経済的にも入手しやすいところから
、スルホン基を有する有機系減水剤がもつとも多く使用
され有効である。
斯様な減水剤としては、例えばリグニンスルホン酸塩乃
至その誘導体を主成分とするもの、例えば、ボブリス5
−L(ボブリス物産社製)およびプラストクリート(日
本シカ社製)、アルキルアリールスルホン酸塩を主成分
とするもの、例えば、マイチー150(花王石鹸社製)
、芳香族縮合多環化合物のスルホン酸塩を主成分とする
もの、例えば、ボブリスNL1400(ボブリス物産社
製)、水溶性メラミンホルマリン樹脂のスルホン酸塩を
主成分とするもの、例えば、メルメンI−L−10(昭
和電工社製)などがある。
これら塩のうち、アルカリ金属およびアルカリ土類金属
、特にナトリウムおよびカルシウム塩が好適である。
これら減水剤の主成分か有するスルホン基は、ポルトラ
ンドセメント化合物のCa2+と結合しセメント粒子表
面の一部を疎水化するとともに、減水剤を構成する有機
化合物分子の大きな負電荷によってセメント粒子が分散
しやすくなり、減水効果とセメント粒子分散によるセメ
ント効率の向上がもたらされ、コンクリート強度が増進
するが、そのメカニズムは複雑であって十分な解明がな
されていない。
ポルトランドセメントは、クリンカーに対して2ないし
5重量多のせつこうを添加し粉砕することによって製造
されている。
せつこうの添加はセメントの急結を防ぐ上で不可欠のも
のである。
また、ポルトランドセメント中の803量は少なくとも
0.5%以上、好ましくは1.5ないし2.5%であり
、5饅を越えるとコンクリート品質の低下を来すおそれ
がある。
使用するせっこうの形態は専ら三水せつこう(Ca S
O,i・2H20)であるが、セメントの粉砕過程で
ある程度温度か上昇することから、三水せつこうの一部
、もしくはかなりの部分が脱水して半水せつこう(Ca
S O,i・XH20)となる。
このため市販ポルトランドセメント中に含まれているせ
つこうの形態は三水せっこう、もしくは半水せつこうで
あり、それらの比率はセメントの粉砕条件に左右され必
ずしも一定してぃない0 ポルトランドセメントの製造に当り、硬せつこう(II
−CaSO4)を使うという考え方は必ずしも新しい
ことではなく、硬化体の乾燥収縮を少なくする目的で三
水せつこうの一部を置きかえるなどの試みがなされてい
る。
しかしながら、添加せつこうの全量を硬せつこうとした
ポルトランドセメントは減水剤を使用しないモルタルや
ブレーンコンクリートにおいて例らの特徴も示さないと
ころから実用化するに至っていない。
1例として第1表にポルトランドセメントクリンカ−に
対する添加せつこうの形態を変えたセメントを作威し、
その強さをJISR5201セメントの物理試験1畳方
法にしたがって求めた結果を示す。
この結果によれば、添加せつこうの全量を硬せつこうと
しても他の場合と特に大きな相違に見出せない。
本発明者らは、コンクリート用減水剤の機能について種
々研究を重ね、添加せつこうの形態が硬せつこうである
ポルトランドセメントと、前述のスルホン基を有する有
機物を主成分とするコンクリート用減水剤とを組合せ使
用することによって、減水剤の減水分散効果が著るしく
向上し、添加せつこうの形態が三水、もしくは半水せつ
こう、あるいはそれらの混合物の形態である従来のポル
トランドセメントに同様の減水剤を用いた場合に比較し
、フレッシュコンクリートの流動性を大巾に改善できる
ことを見出した。
フレッシュコンクリートの流動性、もしくはワーカビリ
ティはスランプ試験によって測定されるのが一般的であ
るか、このスランプを一定とした場合の減水効果は従来
法に比較しさらに上昇しまたセメントの分散も一層向上
するところから、密実なしかも均質なコンクリートが得
られ、単位セメント量を一定とした時の強度増加は10
%程度になり、同一強度とした場合のセメント節減率は
10ないし15%にも及ぶ。
斯くの如くポルトランドセメント中の添加せつこうの形
態が硬せつこうであって、しかもスルホン基を有する有
機物を主成分とする減水剤との相乗効果によって、はじ
めて従来得られなかった優れた品質の高強度コンクリー
トが得られるのであり、このような効果は添加せつこう
の少なくとも70重量φ以上、好ましくは80重量袈以
上が硬せつこうの形態をとっておればよく、残りは三水
もしくは半水せつこうまたはそれらの混合物であっても
よい。
また高強度コンクリートは一般にW/Cが約45%以下
で混線打設されるものであり、上述の硬せつこうとスル
ホン基を有する有機物を主成分とする減水剤の相乗効果
は斯様φEC45%ないし20%の場合に特に顕著であ
り、W/Cの太きい、いわゆる軟練りコンクリートの場
合にはその効果が小さくなる。
つまり、1例としてW/Cが69%の建築用配合コンク
リートについて述べると添加石こうの形態が硬石こうで
あるポルトランドセメントを用いた場合、スランプ値1
9.2cm(28日圧縮強度256kg/Crl1)に
対し添加石こうの形態が三水と半水石こうの混合物から
なる市販ポルトランドセメンl−に用いた場合スランプ
値18.9cm(28日圧縮強度258に9/cI?L
)となり両者に大きな差異はない。
斯くシて得られる高強度コンクリートは工場で製造され
るコンクリート製品に限定されるものではなく、W/C
が45%以下であってスルホン基を有する有機物を主成
分とする減水剤を使用する現場打設のプレストレストコ
ンクリート構造物の構築などの場合にも、まったく同等
の効果が得られるのは云うまでもない。
次に本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
実施例 1 標準的なボルトランドセメントタリンカー(HM=2.
10. SM=2.7 、 IM= 1.6 )に、そ
れぞれ三水せつこう、羊水せつこうおよび便せつこうを
添加し、比表面積3150±30CIIt/9に粉砕し
てセメントを得た。
なお添加せつこう量はセメアト中のSO3含有量が20
%になるように定めた。
コンクリート1m3当りセメント455kg、細骨材(
川砂、FM= 2.83 ) 714kg、粗骨材(砕
石、FM=6.77 ) 1086に9、水162kg
(w/c=35.6%)、コンクリート用減水剤(アル
キルアリールスルホン酸塩の43重量φ水溶液、マイチ
ー150、化工石鹸社製)2.7kg(対セメン1〜0
.6重量%)の材料を使用し強制攪拌ミキサー中で90
秒混練した。
次いで高さ30cmのスランプコーンを使用してJIS
、All0Iに従ってコンクリートのスランプを測定す
るとともにJIS。
A1132に従って強度試験用円柱供試体を作成へ蒸気
養生及び標準養生(水中20°G)後、JIS、 A1
108法により強度を測定したところ第2表記載の結果
をが得られた。
蒸気養生は供試体成形後3時間経過したのち、常温より
3時間で60℃まで昇温し、その温度に5時間保持する
方法とし、脱型時強度は供試体成形後17時間で測定し
た。
また蒸気養生材4>28日強度は脱型後供試体を水中養
生し、材令28日で測定した強度を示す。
第2表記載の結果から、同一配合、即ちW/C一定(3
5,6%)の条件でスルホン基を有する有機物を主成分
としたコンクリート用減水剤を使用してコンクリートの
打設を行なった場合、セメント中の添加せつこうの形態
か硬せつこうであるとき、他の添加せつこうの形態のセ
メント、即ち市販のポルトランドセメントを使用するよ
りも、スランプの発現性が著しく良好であって、しかも
強度の発現性にも優れていることは明らかである。
実施例 2 実施例1において、添加せつこうの形態が異なり、いず
れもS03含有量が2.0重量%の3種類のセメンl−
e各種重量比で混合し、各種形態のせつこうか共存する
場合に於けるコンクリートのスランプと強度を測定した
ところ、第3表の結果を得た。
コンクリートの配合その他の実験条件は実施例1と同様
である。
第3表よりセメント中の添加せつこうの少なくとも70
重量%以上が硬せつこうの形態であるとき、スランプの
発現性か著しく改善され、しかも第3表に記載の通り強
度の発現性も良好であることは明らかである。
実施例 3 添加せつこうの約90重量係が硬せっこうの形態であっ
て残りか三水及び半水せつこうよりなる本発明の主要構
成要件であるポルトランドセメント(HM=2.08、
SM=2.7、IM=1.7.803= 1.8φ、比
表面積3050i/、9)と、添加せっこうの形態が三
水と半水せつこうの混合物からなる市販ポルトランドセ
メント(HM= 2.07 、 SM= 2.5 、。
iM= 1.6 、 S 03= 1.9%、比表面積
3020=/y)を対象に選びスルホン基を有する各種
コンクリート用減水剤を使用したコンクリートのスラン
プと強度を比較するため、実施例1と同一の配合、実験
条件でコンフリートラ打設したところ第4表記載の結果
を得た。
なお強度は標準養生の数値を示す。
第4表から明らかなように有機スルホン酸塩を主成分と
するコンクリート混和剤を使用し、同配合、即ちW/C
一定(35,6饅)でコンクリートを打設した場合、添
加せつこうの形態が殆んど硬せつこうからなるポルトラ
ンドセメントを使用することによって、市販のポルトラ
ンドセメントを使用する場合に比較しスランプの発現性
か著しく改善されしかも強度の発現性も良好である。
実施例 4 実施例1のセメントについて、コンクリートの試験練り
を行ない、5±ICIrLの同一スランプになる配合を
定め、コンクリートの強度試験を実施したところ、第5
表の結果か得られた。
使用減水剤とその使用量及び骨材並びにコンクリートの
混練、養生方法などは実施例1と同様である。
第5表の記載の結果から明らかなように、本発明にした
がって添加せつこうの形態が硬せつこうであるポルトラ
ンドセメントを使用することにより、従来の市販ポルト
ランドセメント即ち、添加せつこうの形態が三水または
半水せつこうであるものを使用する場合に比較し、スラ
ンプ一定の条件でコンクリートを打設すると、使用水量
を大幅に低減できることと、及び実施例1において明ら
かなように、同一水量でコンクリートを打設しても、本
発明の方が従来法に比べて高強度のコンクリートか得ら
れることの相乗効果によって著しい強度の増進が認めら
れ、本発明の意義は太きい。
実施例 5 添加せつこうの約95%が硬せつこうであって、残りが
半水せつこうからなる本発明の主要構成要件であるポル
トランドセメント(HM=2.14゜SM= 2.6
、 IM= 1.6 、 S 03=1.8φ、比表面
積3230cr?t/g)と添加せつこうの形態が大部
分半水せつこうであって、一部三水せつこうからなる市
販ポルトランドセメント(HM=2.12゜SM=2.
5、IM= 1.6 、803= 1.9係、比表面積
3260 ari/lを対象に選びセメントの配合量を
変えてスランプ一定(5±1 cm )の条件でコンク
リート試験を実施した。
第6表にコンクリートの配合表と測定スランプを示す。
なお、使用骨材、及び第6表記載以外の試験条件は実施
例1と同様である。
本発明のポルトランドセメントと市販のポルトランドセ
メントを対象に選び、コンクリート用減水剤(アルキル
アリールスルホン酸塩の43重量φ水溶液、マイチー1
50)iセメント配合量の0.6重量多使用し、スラン
プ一定(5±l cm )の条件でコンクリート試験を
実施したときの、セメント配合量と強度の関係を第1図
に示す。
蒸気養生脱型時強度および標準養生材◆28日強度を縦
軸にとり、セメント配合量を横軸にとったときの両者の
関係を図示している。
第1図から本発明のポルトランドセメントと市販のポル
トランドセメントを使用したコンクリートにおいて、同
一強度を得るのに必要なセメントの配合量を推定するこ
とができる。
これらの結果から、蒸気養生脱型時強度を450に9/
iに取った場合、本発明に依れば従来法に比較し使用セ
メント量を約55 kg / m″(12%)底減でき
、また標準養生材◆28日強度を750kg/criL
に取った場合、本発明に依れば従来法に比較し、使用セ
メント量を約70に9/vr:(14%)低減できるこ
とが容易に推定できるところから、本発明の経済的効果
が極めて太きい。
実施例 6 高強度コンクリートにしばしば使用される早強型ポルト
ランドセメントについて、添加せつこうの形態を硬せつ
こうとした場合の効果を観察する目的で、早強ポルトラ
ンドセメントクリンカ−(HM= 2.26 、 SM
= 2.8 、 IM= 1.7 )に、セメント中の
S03含有量が2.5%になるように硬せつこう及び半
水せつこうを夫々単独に添加粉砕し比表面積4250i
/9のセメントを得た。
コンクリートl−当り、セメント410に!9、細骨材
(川砂、FM=2.80)736k19、粗骨材(砕石
、FM=6.78 ) 1146kg、水173に!9
(W/C=42.2%)、コンクリート用減水剤(アル
キルアリールスルホン酸塩の43重量饅水溶液、マイチ
ー150、化工石鹸社製)2.45kg(対七メンl−
0.6重量φ)の材料を使用し、強制→骨攪拌ミキサー
を用い、90秒混練してコンクリートを得た。
コンクリートのスランプ及びコンクリート強度を実施例
1に記載の方法で測定した結果を第7表に示す。
第7表記載の結果から同−配合即ちW/C一定(4−2
,2%)の条件でスルホン基を有する有機物を主成分と
したコンクリート用減水剤を使用してコンクリートの打
設を行なった場合、ポルトランドセメント中の添加せつ
こうの形態が硬せつこうであるとき、添加せつこうの形
態が半水せつこうであるセメントを使用する場合よりも
、スランプの発現性が著しく改善され、しかも同−W/
Cであってもより高強度であり、本発明の主旨とすると
ころの目的は早強型ポルトランドセメントに於ても普通
ポルトランドセメントと同様に達成されることが理解さ
れる。
実施例 7 実施例1において、添加せつこうの形態が硬せつこうと
三水せつこうである場合について添加せつこう量をセメ
ント中のSO3が1.5 、2.0 、2.5゜3.0
重量パーセントになるように調整し、比表面積3150
±3o=、’、pのセファ14作戒した。
これらセメントについて実施例1と同一条件でコンクリ
ートを打設し、コンクリートのスランプと標準養生コン
クリート供試体の材◆28日強度を測定し、第8表の結
果を得た。
第8表より明らかなように、添加せつこう量かコンクリ
ートのスランプ及び強度に及ぼす影響は、三水せつこう
と硬せつこうで同一の傾向があげ、ポルトランドセメン
トに対するせつこうの添加量については硬せつこうを使
用しても、従来の市販ポルトランドセメントと同様の周
知の知識で判断してよいと考えられ、特に限定する必要
はなく、添加せつこうの添加量如何に拘らず、その形態
が硬せつこうである場合の方が、三水せつこうの場合よ
り常にスランプの発現性に優れ、強度的にも良好である
実施例 8 実施例5に於て、コンク’) −11m’当り、セメン
ト500 kg、細骨材686 kg、粗骨材1086
kg、水158kg(W/C= 31.6%)コンク
リート減水剤(アルキルアリールスルホン酸塩の43重
量饅水溶液、マイチー150、化工石鹸社製)6.0k
g(対セメント1.2重量優)の配合によってコンクリ
ートを打設するとともに成形供試体のオートクレーブ養
生を実施した。
オートクレーブ養生は供試体成形後3時間経過ののち、
20℃/Hrの昇温速度で60℃まで温度をあげ、この
温度で5時間蒸気養生したのち、蒸気圧10 kg /
CI?t、即ち179℃で6時間養生する→条件をとっ
た。
第9表記載の結果から明らかなように、添加せつこうの
形態か殆んど硬せつこうからなるポルトランドセメント
を使用することにより、従来法よりもはるかにスランプ
発現性かよく、オートクレーブ養生強度も優れている。
さらに、この表から、本発明のポルトランドセメントを
市販ポルトランドセメントと同一のスランプにおいて打
設した場合には、従来法における使用水量よりも少なく
とも15に9/m’程度水量の減少か可能となることか
理解できる。
従って、オートクレーブ養生後の強度かさらに増進し、
より大きい効果か期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気養生脱型時強度および標準養生材4>28
日強度と使用セメント量の関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水セメント比が45重量φ以下であり、かつスルホ
    ン基を有する有機物を主成分とするコンクリート用減水
    剤を添加してコンフリートラ混練するに当り、全添加せ
    つこうの70重量φ以上か硬せつこう(If Ca
    SO4)の形態からなるポルトランドセメントを使用す
    ることを特徴とする高強度コンクリート製品の製造方法
JP14058175A 1975-11-22 1975-11-22 コウキヨウドコンクリ−トセイヒン ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5829265B2 (ja)

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