JPS5815212B2 - バ−フイルト型等速ジヨイントのケ−ジの製造方法 - Google Patents
バ−フイルト型等速ジヨイントのケ−ジの製造方法Info
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- JPS5815212B2 JPS5815212B2 JP52046206A JP4620677A JPS5815212B2 JP S5815212 B2 JPS5815212 B2 JP S5815212B2 JP 52046206 A JP52046206 A JP 52046206A JP 4620677 A JP4620677 A JP 4620677A JP S5815212 B2 JPS5815212 B2 JP S5815212B2
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- Japan
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- spherical surface
- cage
- constant velocity
- velocity joint
- manufacturing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/226—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D2003/22303—Details of ball cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバーフィルト型の等速ジヨイントのケージの製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
更に詳細には、内・列駆動部材、ケージ及びボールより
成るバーフィルト型の等速ジヨイントにおいて、内・外
の駆動部材間に介入されるボールの保持部材であるケー
ジの構造を簡単化し、且つこれの成形を容易化したケー
ジの製造方法に関する。
成るバーフィルト型の等速ジヨイントにおいて、内・外
の駆動部材間に介入されるボールの保持部材であるケー
ジの構造を簡単化し、且つこれの成形を容易化したケー
ジの製造方法に関する。
独立懸架方式で前輪駆動方式等の自動車においては、車
輪側の継手は作動角が車輪の舵取機構のために大きくな
り、従って大きな作動角と等速性が要求されるため所謂
等速ジヨイントが用いられる。
輪側の継手は作動角が車輪の舵取機構のために大きくな
り、従って大きな作動角と等速性が要求されるため所謂
等速ジヨイントが用いられる。
この種等速ジヨイントとしてバーフィルト型は既に知ら
れている。
れている。
このバーフィルト型等速ジヨイントは第６図で示す如く
内・外の駆動部材１゜２、ボール９及びこれを部材１，
２間で保持するケージ１０より成る。
内・外の駆動部材１゜２、ボール９及びこれを部材１，
２間で保持するケージ１０より成る。
そして内側駆動部材２の外周面３は部分突球面状に形成
され、これの円周上には放射状に軸方向へボール転走溝
４……が、又外側駆動部材１の内周には上記転走溝４…
…と対応する転走溝５……が軸方向に各段けられ、この
部材１，２間にケージ１０が介入されている。
され、これの円周上には放射状に軸方向へボール転走溝
４……が、又外側駆動部材１の内周には上記転走溝４…
…と対応する転走溝５……が軸方向に各段けられ、この
部材１，２間にケージ１０が介入されている。
ケージ１０の外径部１１は外側駆動部材１の内径部６と
嵌合し、関節状運動を行い得る如く截頭円錐状とし、且
つ部分的に突球面１２を備える。
嵌合し、関節状運動を行い得る如く截頭円錐状とし、且
つ部分的に突球面１２を備える。
又内径部１３は上記内側駆動部材２の外周部突球面３と
対応して凹球面に形成され、この内部に介入保持される
内側駆動部材２の関節運動を許容する。
対応して凹球面に形成され、この内部に介入保持される
内側駆動部材２の関節運動を許容する。
そしてケージ１００周面には内・外を貫通する窓１４…
…が穿設され、上記ボール９はこの窓１４から上記内・
列駆動部材１，２の転走溝４，５……に臨み、この転走
溝４，５……とケージ１０によってボール中心を内側駆
動部材２にスプライン結合７された駆動軸８と外側部材
１に連結される図示しない被動軸の成す角を三等分する
平面内に保持する如く構成されている。
…が穿設され、上記ボール９はこの窓１４から上記内・
列駆動部材１，２の転走溝４，５……に臨み、この転走
溝４，５……とケージ１０によってボール中心を内側駆
動部材２にスプライン結合７された駆動軸８と外側部材
１に連結される図示しない被動軸の成す角を三等分する
平面内に保持する如く構成されている。
そしてこの種バーフィルト型等速ジヨイントのケージ１
０の詳細は第７図乃至第９図に示す如くで第７図及び第
８図で明らかな如くケージ１０の外周面１１は略截頭円
錐形で、その一部に窓１４の中心線より半径Ｒなる大径
の突球面１２が、又内周面１３は上記Ｒより小なる半径
ｒの凹球面が全面に亘り形成され、この内周凹球面１３
を上記内側駆動部材２の転走溝４……間の放射状なる突
球面３と適合させている。
０の詳細は第７図乃至第９図に示す如くで第７図及び第
８図で明らかな如くケージ１０の外周面１１は略截頭円
錐形で、その一部に窓１４の中心線より半径Ｒなる大径
の突球面１２が、又内周面１３は上記Ｒより小なる半径
ｒの凹球面が全面に亘り形成され、この内周凹球面１３
を上記内側駆動部材２の転走溝４……間の放射状なる突
球面３と適合させている。
この凹球面１３の軸方向先端部１３−１はｒに沿って中
心方向へ張り出し、この部分１３−１は窓１４間に夫々
設けられ、この張り出し先端部１３−１から軸線と直角
の方向へ乎担部１３−２を設け、且つこれを端面方向へ
開口１５する内側駆動部材２の挿入側と合流させケージ
１０は筒状に形成されている。
心方向へ張り出し、この部分１３−１は窓１４間に夫々
設けられ、この張り出し先端部１３−１から軸線と直角
の方向へ乎担部１３−２を設け、且つこれを端面方向へ
開口１５する内側駆動部材２の挿入側と合流させケージ
１０は筒状に形成されている。
即ちケージ１０は部材２を挿入する挿入開口を得るため
、一端面に開口１５を窓１４に達する深さに大径に形成
し、この開口１５の軸方向内方に凹球面１３を形成し、
この凹球面１３の開口１５側先端部１３−１を開口１５
の中心方向へ放射状に突出させてこの部分が突出段部と
なっている。
、一端面に開口１５を窓１４に達する深さに大径に形成
し、この開口１５の軸方向内方に凹球面１３を形成し、
この凹球面１３の開口１５側先端部１３−１を開口１５
の中心方向へ放射状に突出させてこの部分が突出段部と
なっている。
そして以上のケージ１０の製造方法は第１０図に示す如
（で、第１０図Ａに示す如き切断素材Ｗを同Ｂに示す如
く据え込み加工して横方向に圧縮拡開した素材Ｗ１ を
得、次にこれを鍛造成形して後方へ押し出し成形してカ
ップ状素材Ｗ２を得、そして底に打抜成形で丸孔Ｗ４
を形成した素材Ｗ３を得る。
（で、第１０図Ａに示す如き切断素材Ｗを同Ｂに示す如
く据え込み加工して横方向に圧縮拡開した素材Ｗ１ を
得、次にこれを鍛造成形して後方へ押し出し成形してカ
ップ状素材Ｗ２を得、そして底に打抜成形で丸孔Ｗ４
を形成した素材Ｗ３を得る。
かくして得られた素材Ｗ３は軸方向へ貫通孔を有する略
直線状の厚肉の筒状体であって、これを第１１図に示す
如き機械加工を施して上記ケージ１０を得る。
直線状の厚肉の筒状体であって、これを第１１図に示す
如き機械加工を施して上記ケージ１０を得る。
即ち、内径部の直線状厚肉部ａを、外径部の内部すを夫
々凹球面、突球面を成す如く切削し、且つ放射状の窓を
ドリル、ブローチ加工等で穿設ｃし、更に凹球面の先端
部を窓間部分のみとし、窓部分では除去すべ（この部分
ｄを座グリ切削する。
々凹球面、突球面を成す如く切削し、且つ放射状の窓を
ドリル、ブローチ加工等で穿設ｃし、更に凹球面の先端
部を窓間部分のみとし、窓部分では除去すべ（この部分
ｄを座グリ切削する。
そして上下（前後）の端面の内部ｅｔｆを切削し上記ケ
ージ１０を得る。
ージ１０を得る。
これで明らかなように従来は直線状の厚肉筒状体からケ
ージを成形しているため取り代が極めて多く、多くの切
削加工を必要とし、又凹球面の窓の部分を中心方向へ張
り出して突出させているため段部の成形を内・外径加工
の他必要とし、工数が極めて多く、成形が血判、煩雑で
、必然的にケージ製造におけるコストが高くつき、等速
ジヨイント全体のコストも高くなる。
ージを成形しているため取り代が極めて多く、多くの切
削加工を必要とし、又凹球面の窓の部分を中心方向へ張
り出して突出させているため段部の成形を内・外径加工
の他必要とし、工数が極めて多く、成形が血判、煩雑で
、必然的にケージ製造におけるコストが高くつき、等速
ジヨイント全体のコストも高くなる。
そして以上で明らかな如く取り代が多いため上記の他、
材料経済上も好ましくない。
材料経済上も好ましくない。
本発明者等は、この種バーフィルト型等速ジヨイントの
ケージ製造における上記した問題点に鑑み、これを有効
に解決すべく本発明を成したものである。
ケージ製造における上記した問題点に鑑み、これを有効
に解決すべく本発明を成したものである。
本発明者等は、特に上記ケージにおいて、ケージ内径凹
球面の先端部を張り出し、これの内側駆動部材挿入用開
口側の端面を該開口部内部で平担に座グリ加工する必要
がなく、要すれば内側駆動部材が開口からボール転走溝
を介して嵌装し得れば良いこと、凹球面は内側駆動部材
の外周突球面と嵌合して関節運動し、且つ軸方向への運
動を抑止し得れば良（、上記凹球面の開口内部での張出
突起の加工を行わなくても上記機能は充分に行え等速ジ
ヨイントの機能上分箸支障はないこと、窓の部分はボー
ルを保持し得れば良く、この部分は外面と同一に形成し
ても支障が無いこと、このため内・外の球状面は予じめ
成形することが可能であり、上記と併せ成形を容易化し
得ること等に着目し本発明を成したものである。
球面の先端部を張り出し、これの内側駆動部材挿入用開
口側の端面を該開口部内部で平担に座グリ加工する必要
がなく、要すれば内側駆動部材が開口からボール転走溝
を介して嵌装し得れば良いこと、凹球面は内側駆動部材
の外周突球面と嵌合して関節運動し、且つ軸方向への運
動を抑止し得れば良（、上記凹球面の開口内部での張出
突起の加工を行わなくても上記機能は充分に行え等速ジ
ヨイントの機能上分箸支障はないこと、窓の部分はボー
ルを保持し得れば良く、この部分は外面と同一に形成し
ても支障が無いこと、このため内・外の球状面は予じめ
成形することが可能であり、上記と併せ成形を容易化し
得ること等に着目し本発明を成したものである。
本発明の目的とする処は、素材を鍛造押出成形してカッ
プ状素材を成形し、これの内壁の上記挿入開口側に凹球
面の一部を成す突条を併せて放射状に成形し、且つ上記
挿入開口側を突状の当該端部な残す如く菊形孔状に打抜
成形するとともに上記開口側と反対側の部分外周をスェ
ージング加工して略球面状に成形し、必要に応じて機械
加工するようにした等速ジヨイントのケージの製造方法
を提供する。
プ状素材を成形し、これの内壁の上記挿入開口側に凹球
面の一部を成す突条を併せて放射状に成形し、且つ上記
挿入開口側を突状の当該端部な残す如く菊形孔状に打抜
成形するとともに上記開口側と反対側の部分外周をスェ
ージング加工して略球面状に成形し、必要に応じて機械
加工するようにした等速ジヨイントのケージの製造方法
を提供する。
従って本発明の目的とする処は、上記により凹球面の挿
入開口側突起成形のための機械加工を不要とし、且つ素
材の肉厚を可及的に薄くしてスェージング加工し、球面
を形成するため、切削取り代を可及的に少なく設定する
ことができ、機械加工を簡単化し、且つこれの工数を減
じ、量産性を画期的に向上させつつこの種ケージのコス
トダウン、延いては等速ジヨイントのコストダウンに資
する等速ジヨイントのケージを提供する。
入開口側突起成形のための機械加工を不要とし、且つ素
材の肉厚を可及的に薄くしてスェージング加工し、球面
を形成するため、切削取り代を可及的に少なく設定する
ことができ、機械加工を簡単化し、且つこれの工数を減
じ、量産性を画期的に向上させつつこの種ケージのコス
トダウン、延いては等速ジヨイントのコストダウンに資
する等速ジヨイントのケージを提供する。
以下に本発明の好適一実施例を添付した図面に従って詳
述しよう。
述しよう。
第１図乃至第３図は本発明にかかるバーフィルト型等速
ジヨイントのケージの平面図、２−２線断面図及び斜視
図を示し、第４図は製造工程を工程順に示す説明図を、
そして第５図は機械加工を施す部分を示す説明的縦断側
面図である。
ジヨイントのケージの平面図、２−２線断面図及び斜視
図を示し、第４図は製造工程を工程順に示す説明図を、
そして第５図は機械加工を施す部分を示す説明的縦断側
面図である。
２０はケージを示し、これの本体２１は軸方向へ開口さ
れた円筒状を成し、外周面２２はボール窓２５の軸方向
中心から所定量オフセットした点を中心とする半径Ｒの
大円弧で、その駆動軸側（第２図中上部）に近い部分を
部分実球状面２３として形成し、被動軸側（第２図中下
部）をこれよりその外径が小さい小円弧で形成する。
れた円筒状を成し、外周面２２はボール窓２５の軸方向
中心から所定量オフセットした点を中心とする半径Ｒの
大円弧で、その駆動軸側（第２図中上部）に近い部分を
部分実球状面２３として形成し、被動軸側（第２図中下
部）をこれよりその外径が小さい小円弧で形成する。
そして内周面２４は外周面２２の突球面と略同−円弧の
凹球面とする。
凹球面とする。
本体２１の内・外周面間には、これの壁を貫通する如く
放射状に複数個、例えば６個のボール窓２５……が等角
間隔で穿設されている。
放射状に複数個、例えば６個のボール窓２５……が等角
間隔で穿設されている。
そして被動軸側の開口２６は上記外周部２２の径の漸減
に伴う内周部２４の径の減少により駆動軸側の開口２７
即ち、上記内側駆動部材２の挿入用開口より小径に形成
されている。
に伴う内周部２４の径の減少により駆動軸側の開口２７
即ち、上記内側駆動部材２の挿入用開口より小径に形成
されている。
内周面２４の上記した窓２５……の間の部分には中間部
より開口２６側で内周面２４と合流し、中間部より開口
２７側へ他の部分に対し内径方向へ突出する突条２８…
…を放射状に形成し、該突条２８の端部２８−１はその
まま開口２７を有するケージ２０の当該端面２９と面一
に延長される。
より開口２６側で内周面２４と合流し、中間部より開口
２７側へ他の部分に対し内径方向へ突出する突条２８…
…を放射状に形成し、該突条２８の端部２８−１はその
まま開口２７を有するケージ２０の当該端面２９と面一
に延長される。
従って、開口２７の平面は第１図に示す如く、この端面
と面一に内径部放射状に突条２８が形成された略画形孔
状となる。
と面一に内径部放射状に突条２８が形成された略画形孔
状となる。
そしてこの突条２８の内面、即ち中心方向う突出する山
の部分の内面３０は、夫々内周面２４の被動軸側の小円
弧の凹球面２４−１と連続する同一半径ｒの凹球面とし
て形成され、この凹球内面３０の軸方向両端３０−１．
３０−２で内装される内側駆動部材２の突球面３を軸方
向への運動を規制し、該凹球内面３０でこれの関節運動
を許容する。
の部分の内面３０は、夫々内周面２４の被動軸側の小円
弧の凹球面２４−１と連続する同一半径ｒの凹球面とし
て形成され、この凹球内面３０の軸方向両端３０−１．
３０−２で内装される内側駆動部材２の突球面３を軸方
向への運動を規制し、該凹球内面３０でこれの関節運動
を許容する。
そして外周面２２の突球面２３で外側駆動部材１内での
関節運動を許容し、外周面２２の他の部分はこれより小
円弧であるため、上記関節運動時に外側駆動部材の内周
面と干渉しない。
関節運動を許容し、外周面２２の他の部分はこれより小
円弧であるため、上記関節運動時に外側駆動部材の内周
面と干渉しない。
以上のように内側駆動部材２の突球面を係合する窓２５
……間の凹球面３０を成す突条２８の挿入量ロ２７側端
部２８−１は、該開口２７に対し軸方向の内側に段部を
設けることなく、該開口２７側の端面２９と面一に形成
され、これと面一に内径部に突起が形成されることとな
り、第１図の如く画形孔となる。
……間の凹球面３０を成す突条２８の挿入量ロ２７側端
部２８−１は、該開口２７に対し軸方向の内側に段部を
設けることなく、該開口２７側の端面２９と面一に形成
され、これと面一に内径部に突起が形成されることとな
り、第１図の如く画形孔となる。
そして内側駆動部材２の挿入はこれが上記凹球面３０と
嵌合する突球面３が軸方向へボール転走溝４……を備え
るため、この溝４と突条２８の開口２７端と面一の端部
２８−１とを適合させることにより軸方向へ容易に挿入
することができ、挿入後回転させることにより突球面３
と凹球面３０とは容易に嵌合する。
嵌合する突球面３が軸方向へボール転走溝４……を備え
るため、この溝４と突条２８の開口２７端と面一の端部
２８−１とを適合させることにより軸方向へ容易に挿入
することができ、挿入後回転させることにより突球面３
と凹球面３０とは容易に嵌合する。
そして凹球面３０の軸方向両端３０−１．３０−２で内
側駆動部材２の軸方向移動は規制される。
側駆動部材２の軸方向移動は規制される。
又、外側駆動部材１との関係は既述の如く突球面２３で
関節運動を行い、小円弧の部分で関節運動時の該部材１
の内面との干渉を防止する。
関節運動を行い、小円弧の部分で関節運動時の該部材１
の内面との干渉を防止する。
このように等速ジヨイントのケージとして機能する。
次に、以上のケージ製造方法について第４図及び第５図
に従って詳述しよう。
に従って詳述しよう。
第４図は本発明製造方法について工程順に示している。
第４図Ａは切断された素材Ｗ２ｏを示し、これを据え込
み加工で圧縮して幅を拡大し、且つ内部組織を緻密化し
、据え込み素材Ｗ２．を得る。
み加工で圧縮して幅を拡大し、且つ内部組織を緻密化し
、据え込み素材Ｗ２．を得る。
次に、以上の据え込み素材Ｗ２１を鍛造押出成形により
カップ状素材Ｗ２２に成形する。
カップ状素材Ｗ２２に成形する。
この成形時にパンチの先端形状を外周面が湾曲した放射
状に突起を有するもの、即ち葉形のパンチを使用して上
記成形を行い、周壁Ｗ２３の一端を開口Ｗ２４シ、他端
の閉塞端Ｗ２５の内底周辺部に凹球面Ｗ２６を内面に成
形した突条Ｗ２２……を放射状に成形する。
状に突起を有するもの、即ち葉形のパンチを使用して上
記成形を行い、周壁Ｗ２３の一端を開口Ｗ２４シ、他端
の閉塞端Ｗ２５の内底周辺部に凹球面Ｗ２６を内面に成
形した突条Ｗ２２……を放射状に成形する。
これを第４図Ｃで示した。
以上の素材Ｗ２２の閉塞端Ｗ２５を外周に放射状に凹部
を有するパンチで打抜成形して開口Ｗ２８を有する素材
Ｗ２９を成形し、開口Ｗ２８の内径部にはこれより上記
突条Ｗ２．……と一致する突起Ｗ３ｏ……が形成される
こととなる。
を有するパンチで打抜成形して開口Ｗ２８を有する素材
Ｗ２９を成形し、開口Ｗ２８の内径部にはこれより上記
突条Ｗ２．……と一致する突起Ｗ３ｏ……が形成される
こととなる。
そして次に、上記素材Ｗ２９の突条Ｗ２２……を有しな
い側、即ち開口Ｗ２４側を中心にしてスェージング加工
して縮径し、内・外面な略同−円弧の突球面Ｗ３□及び
凹球面Ｗ３２を形成して第４図Ｅに示す素材Ｗ３３を得
、次いで周壁に軸方向と直交する方向へ窓Ｗ３４……を
打抜成形し、この窓Ｗ３４……は突条Ｗ２□……間に成
形する。
い側、即ち開口Ｗ２４側を中心にしてスェージング加工
して縮径し、内・外面な略同−円弧の突球面Ｗ３□及び
凹球面Ｗ３２を形成して第４図Ｅに示す素材Ｗ３３を得
、次いで周壁に軸方向と直交する方向へ窓Ｗ３４……を
打抜成形し、この窓Ｗ３４……は突条Ｗ２□……間に成
形する。
以上において、スェージング加工を行って突球面Ｗ３１
、凹球面ｗ３２を成形するため、上記鍛造押出成形時に
素材の肉厚を最終寸法に可及的に近づけて成形すること
が可能となり、又これが必要である。
、凹球面ｗ３２を成形するため、上記鍛造押出成形時に
素材の肉厚を最終寸法に可及的に近づけて成形すること
が可能となり、又これが必要である。
かくして得られた素材Ｗ３５は第５図に示す如くで、上
記により外周部に薄い取り代Ｗａ 、内周部に薄い取り
代■ｔ、開口Ｗ２４側の端面の取り代Ｗｅそして窓Ｗ３
４の内周部の薄い取り代Ｗｄが残高されることとなり、
この部分を機械加工で切削等して除去し、上記したケー
ジ２０を得る。
記により外周部に薄い取り代Ｗａ 、内周部に薄い取り
代■ｔ、開口Ｗ２４側の端面の取り代Ｗｅそして窓Ｗ３
４の内周部の薄い取り代Ｗｄが残高されることとなり、
この部分を機械加工で切削等して除去し、上記したケー
ジ２０を得る。
以上の如く必要最少限の機械加工で所望のケージ２０を
得ることができる。
得ることができる。
以上の説明で明らかな如く本発明に従えば、素材を内周
壁に凹球面を有する突条を備える如く鍛造押出成形によ
りカップ状に成形し、閉塞端を突条を残して葉形孔状に
打抜成形し、更にスェージング加工して縮径し、球状に
成形するようにしたため、この加工上、素材は最終寸法
に近く薄肉化され、取り代が可及的に少なくなり、爾後
の機械加工が簡単化、容易化する。
壁に凹球面を有する突条を備える如く鍛造押出成形によ
りカップ状に成形し、閉塞端を突条を残して葉形孔状に
打抜成形し、更にスェージング加工して縮径し、球状に
成形するようにしたため、この加工上、素材は最終寸法
に近く薄肉化され、取り代が可及的に少なくなり、爾後
の機械加工が簡単化、容易化する。
従って従来の如く直線筒状の素材の球面切削加工等に比
し機械加工は画期的に簡便容易化し、最少の工数で、又
容易にこの種ケージを得ることができ、これの量産化、
コストダウンに資する処頗る犬であり、延いてはこの種
等速ジヨイントの製造の簡便化、コストダウンに資する
。
し機械加工は画期的に簡便容易化し、最少の工数で、又
容易にこの種ケージを得ることができ、これの量産化、
コストダウンに資する処頗る犬であり、延いてはこの種
等速ジヨイントの製造の簡便化、コストダウンに資する
。
又取り代の可及的減少により材料経済上有利であるとと
もに、素材薄肉化を図れるため窓加工も打抜成形するこ
とができる他、成形もパンチを画形状にし、スェージン
グ加工を付帯させるだけで簡便であり、製造方法自体も
合理的である等の諸特長を発揮し、頗る実用性に富む。
もに、素材薄肉化を図れるため窓加工も打抜成形するこ
とができる他、成形もパンチを画形状にし、スェージン
グ加工を付帯させるだけで簡便であり、製造方法自体も
合理的である等の諸特長を発揮し、頗る実用性に富む。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発明にかか
るケージの平面図、第２図は第１図２−２線断面図、第
３図は斜視図、第４図Ａ乃至Ｆは本発明にかかる製造方
法を工程順に示す説明図、第５図は最終加工前の素材の
拡大断面図、第６図はバーフィルト型等速ジヨイントの
縦断側面図、第７図は従来のケージの平面図、第８図は
第７図８−８線断面図、第９図は同斜視図、第１０図Ａ
乃至りは従来の製造方法を工程順に示す説明図、第１１
図は最終加工前の同素材の拡大断面図である。 尚図面中、２０はケージ、２２．２３は突球面２４は凹
球面、２５は窓、２７は開口、２８は突条、３０は凹球
面、Ｗ２ｏは素材、Ｗ２７は突条、Ｗ２．はカップ状素
材、Ｗ２８は画形孔、Ｗ３０．Ｗ３２はスェージング加
工の球面である。
るケージの平面図、第２図は第１図２−２線断面図、第
３図は斜視図、第４図Ａ乃至Ｆは本発明にかかる製造方
法を工程順に示す説明図、第５図は最終加工前の素材の
拡大断面図、第６図はバーフィルト型等速ジヨイントの
縦断側面図、第７図は従来のケージの平面図、第８図は
第７図８−８線断面図、第９図は同斜視図、第１０図Ａ
乃至りは従来の製造方法を工程順に示す説明図、第１１
図は最終加工前の同素材の拡大断面図である。 尚図面中、２０はケージ、２２．２３は突球面２４は凹
球面、２５は窓、２７は開口、２８は突条、３０は凹球
面、Ｗ２ｏは素材、Ｗ２７は突条、Ｗ２．はカップ状素
材、Ｗ２８は画形孔、Ｗ３０．Ｗ３２はスェージング加
工の球面である。
Claims (1)
- １ 据え込み素材をカップ状に、且つ併せて閉塞端部内
底周辺部に内面を凹球面とした突条を放射状に鍛造押出
成形する第１の工程と、第１の工程で得られた成形素材
の上記閉塞端部を突条部分の端部を残して菊形孔状に打
抜成形する第２の工程と、第２の工程で得られた成形素
材をスェージング加工して縮径し、外面及び内面を略同
−円弧の突球面及び凹球面に成形する第３の工程を含む
ことを特徴とするバーフィルト型等速ジヨイントのケー
ジの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52046206A JPS5815212B2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | バ−フイルト型等速ジヨイントのケ−ジの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52046206A JPS5815212B2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | バ−フイルト型等速ジヨイントのケ−ジの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53131350A JPS53131350A (en) | 1978-11-16 |
| JPS5815212B2 true JPS5815212B2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=12740604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52046206A Expired JPS5815212B2 (ja) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | バ−フイルト型等速ジヨイントのケ−ジの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815212B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5575841A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-07 | Honda Motor Co Ltd | Outer race of equal speed universal joint |
| JPS5575843A (en) * | 1978-12-04 | 1980-06-07 | Honda Motor Co Ltd | Production of ball cage for equal speed universal joint |
| JPS594937A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-11 | Daido Steel Co Ltd | ボ−ル状物の成形方法 |
| JPS60221145A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Nissan Motor Co Ltd | ボ−ルケ−ジの製造方法 |
| DE4211758C2 (de) * | 1992-04-08 | 1998-07-16 | Loehr & Bromkamp Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Käfigs für ein Gleichlaufdrehgelenk |
| US20050101391A1 (en) * | 2003-11-10 | 2005-05-12 | Ingalsbe Steven L. | Constant velocity joint having friction reducing web locators |
| JP5125473B2 (ja) * | 2007-12-14 | 2013-01-23 | 株式会社ジェイテクト | 等速ジョイントの保持器の製造方法 |
| EP2180202B1 (de) * | 2008-10-24 | 2014-01-08 | GKN Driveline Bruneck AG | Kugelkäfig für ein Gleichlaufdrehgelenk und Verfahren zur Herstellung |
| JP5749912B2 (ja) * | 2010-10-04 | 2015-07-15 | エヌケーエヌ株式会社 | ダブルオフセット型等速ジョイント |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50129452A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-13 | ||
| JPS51121646A (en) * | 1975-04-16 | 1976-10-25 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | A ball cage in the flanging type uniform velocity joint and its prepar ation method |
| JPS525645A (en) * | 1975-07-01 | 1977-01-17 | Toyo Bearing Mfg Co | Method of cold working article having outer spherical surface |
-
1977
- 1977-04-21 JP JP52046206A patent/JPS5815212B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50129452A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-13 | ||
| JPS51121646A (en) * | 1975-04-16 | 1976-10-25 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | A ball cage in the flanging type uniform velocity joint and its prepar ation method |
| JPS525645A (en) * | 1975-07-01 | 1977-01-17 | Toyo Bearing Mfg Co | Method of cold working article having outer spherical surface |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53131350A (en) | 1978-11-16 |
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