JPS5813964B2 - サイセイホウホウ - Google Patents

サイセイホウホウ

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Publication number
JPS5813964B2
JPS5813964B2 JP50148175A JP14817575A JPS5813964B2 JP S5813964 B2 JPS5813964 B2 JP S5813964B2 JP 50148175 A JP50148175 A JP 50148175A JP 14817575 A JP14817575 A JP 14817575A JP S5813964 B2 JPS5813964 B2 JP S5813964B2
Authority
JP
Japan
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signal
dropout
frequency
recording
filter
Prior art date
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Expired
Application number
JP50148175A
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English (en)
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JPS5271214A (en
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佐藤裕爾
町田敬祐
白井秀道
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5813964B2 publication Critical patent/JPS5813964B2/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオ信号を記録再生するためのVTRと同様の回転ヘ
ッド式の磁気記録再生装置を用いて、オーデオ信号の記
録再生を行うことができる。
このようにすれば、回転ヘッド式の装置は記録帯域が広
く、高い周波数の信号まで記録でき、しかも高密度に記
録できるので、例えば信号を周波数変調( FM)して
記録することにより、その信号を高いS/Nで、周波数
特性による歪を少なくし、波形歪みを少なくし、高域の
ダイナミックレンジを大とし、さらに高い忠実度をもっ
て長時間にわたって記録再生することができる。
ところが、このように高い周波数で高密度記録を行うと
、その記録トラックのトラック幅が狭くなるので、再生
時、ドロップアウトが生じやすくなり、これによるクリ
ックノイズが発生して、聴取者に不快感を与えることが
多くなる。
このような場合、信号がビデオ信号であれば、画面の相
関性を利用して、1水平期間前の信号をドロップアウト
部分で置き換えて、ドロップアウトを目立たなくするこ
ともできる。
しかしながらオーデオ信号ではそのような相関性がない
ので、この方法は用いることができない。
また、記録および再生系を2系統にして、一方の系統に
ドロップアウトがあったときに、他方の系統に切り換え
て、ドロップアウトを補償する方法もあるが、これでは
装置が大がかりになり、テープの使用量も2倍になる欠
点がある。
また、ドロップアウトが発生する直前の信号レベルを維
持しておくことにより、ドロップアウト発生時のクリッ
クノイズを防止することができるが、これでは再生され
るオーデオ信号そのものに歪みができて好ましくない。
本発明は、このような点にかんがみ、オーデオ信号の再
生にあたっても、ドロップアウトの補償ができるように
したものである。
今、ドロップアウトの発生について考察するに、ドロッ
プアウトは、一般に記録周波数が高いほど発生しやすく
なる。
すなわち、第1図はこのような装置における記録周波数
別のドロップアウトの発生頻度を示すグラフであって、
図中、曲線1a,lbは、未使用の磁気テープに初めて
記録を行い、それを再生した場合のドロツプアウトの頻
度を示し、それぞれ曲線1aは1回目の再生のとき、曲
線1bは2回目の再生のときのものである。
また、曲線2a、2bは、同じ磁気テープを一旦消去し
、再び記録を行って、再生した場合の同様の結果を示し
、さらに曲線3は、3回目の記録を行った場合の結果で
ある。
この図からも明らかなように、ドロップアウトは一般に
高周波帯域ほど発生頻度が高く、低周波帯域では発生頻
度が周波数に対して指数関数的に減少する。
また、このようなドロップアウトは、全体の再生時間か
ら見れば、数%の時間にすぎず、個々のドロップアウト
の長さも非常に短いものである。
従ってこのような短い時間であれば、この期間に再生信
号の忠実度が多少低下しても、人間の耳ではそれを聞き
わけることはできない。
本発明は、このような点に着目し、入力信号が高周波帯
域および低周波帯域の2つの周波数帯域でそれぞれ変調
されて記録された信号を再生する場合に、ドロップアウ
トがないときは、高周波帯域で変調された信号を再生し
、この信号にドロツプアウトがあるときは、低周波帯域
で変調された信号を再生するようにしたものである。
以下、本発明の一例について説明しよう。
第2図において、11は記録系の入力端子で、例えば帯
域が20Hz〜20kHzのオーデオ信号Sが、この入
力端子11から前置アンプ12を通じてFM変調回路1
3および14に供給される。
このFM変調回路13は、例えば中心周波数が600k
Hz,最大周波数偏移が±400kHzとされ、この回
路13から、信号Sを変調信号とするメインのFM信号
Smが取出される。
また、回路14は、例えば中心周波数が140kHz、
最大周波数偏移が±40kHzとされ、この回路14か
ら、信号Sを変調信号とするサブのFM信号S,が取り
出される。
そして、これらのFM信号Sm,S8がミキサ回路15
に供給され、第3図に周波数スペクトラムを示すように
、FM信号Smよりも低域側にFM信号S が位置する
合成信号Stが形成される。
この合成信号Stが、記録アンプ16、スイッチ17の
記録側接点Rを通じて回転ヘッド装置18に供給され、
磁気テープ19に記録される。
この場合、回転ヘッド装置18としては、例えば円筒状
のテープ案内ドラム(図示せず)の所定部に180度の
角間隔をもって1対の磁気ヘッドが取り付けられ、この
テープ案内ドラムの周囲のほぼ180度の範囲にわたっ
て磁気テープ19が巻き付けられるもので、常に少なく
とも一方の磁気ヘッドが磁気テープ19に対接し、磁気
テープ19が所定速度で移送される。
従って案内ドラムが180度回転することに、磁気テー
プ19上に1本の磁化軌跡が形成され、その間の合成信
号Stが記録されると共に、これが1対の磁気ヘッドに
より交互に連続的に行われて、信号Stが連続的に記録
される。
そして、再生時には、磁気テープ19上の磁化軌跡が、
回転ヘッド装置18の磁気ヘッドにて記録時と同様の関
係でトレースされ、記録された合成信号Stが取り出さ
れ、この合成信号Stがスイッチ17の再生側接点P、
再生アンプ21を通じてハイパスフィルタ22およびロ
ーパスフィルタ23に供給される。
これらのフィルタ22,23は、遮断周波数が例えば1
90kHzに設定される。
従って、フィルタ22からは、メインのFM信号Smが
取り出され、フィルタ23からは、サブのFM信号S5
が取り出され、2つのFM信号Sm,S sが分離され
る。
このメインのFM信号Smが、リミツタ24を通じて中
心周波数が600kHzのFM復調回路25に供給され
、もとのオーデオ信号Sが復調され、この復調された信
号Sがスイッチ回路26の一方の入力端子に供給される
また、サブのFM信号Ssが、リミツタ27を通じて中
心周波数が100kHzのFM復調回路28に供給され
、もとのオーデオ信号Sが復調され、この復調された信
号Sがスイッチ回路26の他方の入力端子に供給される
このスイッチ回路26から取り出される信号Sが、アン
プ29を通じて、スピーカ30に供給される。
また、フィルタ22の出力信号Smがドロップアウト検
出回路、例えば検波回路31に供給されて、エンペロー
プ検波されてドロップアウトの検出信号が形成され、こ
の検出信号がスイッチ回路26に供給される。
そして信号Smが取り出されている期間、スイッチ26
は復調器25側に接続され、信号Smが取り出されない
とき、スイッチ26は復調器28側に接続される。
従って、この装置によれば、ドロップアウトのないとき
には、メインのFM信号Smから復調された信号Sが、
スイッチ26から取り出されてスピーカ30に供給され
る。
この場合、信号Smは中心周波数が高く、周波数偏移の
幅が広いので、忠実度がきわめて高い再生が行われる。
また、ドロップアウトがあると、サブのFM信号S8か
ら復調された信号Sが、スイッチ26から取り出されて
スピーカ30に供給される。
この場合、信号SSは中心周波数が低いので、ドロップ
アウトがきわめて少ない。
こうして、回転ヘッド式の磁気記録再生装置を用いて、
オーデオ信号の再生が行われるわけであるが、本発明に
よれば、通常の再生時は、メインのFM信号Smによる
忠実度の高い再生が行われ、ト宅ツプアウトがあると、
そのドロップアウト期間のみ、ドロップアウトの少ない
サブのFM信号S8による再生が行われるので、再生音
のドロップアウトがほとんどなくなり、不快なクリック
ノイズの発生も押えられる。
また、再生時間の90%以上の部分で忠実度の高い信号
Smからの再生信号Sが再生され、残こりの数%のみ信
号S8からの再生信号Sが再生されるので、全体の忠実
度はきわめて高く、さらに部分的に忠実度が下がっても
、人間の耳ではそれを聞きわけることができないので、
全体としてきわめて良好な再生を行うことができる。
また、メインのFM信号Smと、サブのFM信号S8と
の周波数帯域が異なり、これらを合成した信号Stを記
録再生するようにしたので、記録再生される信号Stは
一系統のみで、記録再生に用いる回転ヘッド装置も従来
のビデオ信号用のものをそのまま使用することができ、
このためテープパターンも従来と同じで、磁気テープの
消費量も増さない。
さらに、再生された信号Stから2つの信号Sm,S5
を分離する場合にも、ローパスフィルタと、ハイパスフ
ィルタを用意するだけでよく、そのための構成も簡単で
ある。
なお、上述の例は回転ヘッド形の磁気記録再生装置に適
用した場合であるが、これは固定ヘッド形のものであっ
てもよい。
また、サブの信号は、AM変調信号であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はドロップアウトの頻度を示すグラフ、第2図は
本発明の一例の系統図、第3図は合成信号の周波数スペ
クトラムである。 13.14はFM変調回路、18は回転ヘッド装置、2
2 .23はフィルタ、25 .28はFM復調回路、
31はエンペロープ検波回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を、第1の周波数帯域の被変調信号および
    上記第1の周波数帯域より低く、かつ重さならない第2
    の周波数帯域の被変調信号に変換し、この2つの変調信
    号を合成して単一の合成信号とし、この合成信号を記録
    したものから上記入力信号を再生するにあたり、再生さ
    れた上記合成信号を、それぞれ上記第1および第2の周
    波数帯域を通過帯域とする第1および第2のフィルタに
    供給し、この第1および第2のフィルタの出力信号から
    上記入力信号をそれぞれ復調すると共に、上記第1のフ
    ィルタの出力信号のドロップアウトを検出し、この検出
    出力により上記第1のフィルタの.出力信号にドロップ
    アウトがないときには、上記第」のフィルタで復調され
    た入力信号を取り出し、上記ドロップアウトがあるとき
    には、上記第2のフィルタで復調された入力信号を取り
    出すようにした再生方法。
JP50148175A 1975-12-11 1975-12-11 サイセイホウホウ Expired JPS5813964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50148175A JPS5813964B2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11 サイセイホウホウ

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JP50148175A JPS5813964B2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11 サイセイホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5271214A JPS5271214A (en) 1977-06-14
JPS5813964B2 true JPS5813964B2 (ja) 1983-03-16

Family

ID=15446916

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JP50148175A Expired JPS5813964B2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11 サイセイホウホウ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783982A (en) * 1980-11-12 1982-05-26 Sony Corp Video signal reproducer
JPS6165586A (ja) * 1984-09-06 1986-04-04 Sharp Corp ビデオ信号再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5271214A (en) 1977-06-14

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