JPH065810B2 - 音声信号の処理回路 - Google Patents

音声信号の処理回路

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JPH065810B2
JPH065810B2 JP7506785A JP7506785A JPH065810B2 JP H065810 B2 JPH065810 B2 JP H065810B2 JP 7506785 A JP7506785 A JP 7506785A JP 7506785 A JP7506785 A JP 7506785A JP H065810 B2 JPH065810 B2 JP H065810B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声信号を記録再生する際の音声信号の処理
回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、音声信号を記録再生する際の音声信号の処理
回路において、音声信号の過渡点におけるレベルを制御
することにより、この過渡点における聴感上の不快感を
軽減するようにしたものである。
〔従来の技術〕
VTR(ビデオテープレコーダ)において、音声信号を、F
M変調された輝度信号と低減変換されたクロマ信号との
間の帯域でFM変調し、ビデオ信号と周波数多重化して傾
斜トラツクに記録することが提案されている。
第5図及び第6図は、そのようなVTRの記録系及び再生
系の一例を示すものである。
まず、第5図における記録系について説明する。
同図において、端子(1)には映像信号SVが供給される。
この映像信号SVはローパスフイルタ(2)に供給されて、
輝度信号Yが取り出され、この輝度信号Yはプリエンフ
アシス回路(3)及びクランプ回路(4)を介してFM変調回路
(5)に供給される。そして、このFM変調回路(5)より、例
えばシンクチツプが4.2MHz、ホワイトピークが5.4MHzと
なるようにFM変調された変調輝度信号YFMが得られ、ハ
イパスフイルタ(6)を介して加算回路(7)に供給される。
また、端子(1)からの映像信号SVは、バンドパスフイル
タ(8)に供給されて、クロマ信号Cが取り出され、この
クロマ信号CはACC回路(9)を介して周波数コンパータ(1
0)に供給される。そして、この周波数コンパータ(10)よ
り、搬送周波数が例えば743kHzの低減変換クロマ信号C
Dが得られ、ローパスフイルタ(11)を介して加算回路(7)
に供給される。
また、端子(12)には、音声信号SAが供給される。この
音声信号SAは、帯域制限用のローパスフイルタ(13)及
びプリエンフアシス回路及び圧縮回路を含むノイズリダ
クシヨン回路(14)を介してFM変調回路(15)に供給され
る。そして、このFM変調回路(15)より、例えば搬送周波
数が1.5MHz、周波数偏移±150KHzでFM変調された変調音
声信号AFMが得られ、高調波除去用のバンドパスフイル
タ(16)を介して加算回路(7)に供給される。
したがつて、加算回路(7)からは変調輝度信号YFM、低
域変換クロマ信号CD及び変調音声信号AFMの加算信号
Pが得られ、この加算信号SPは記録アンプ(17)を介し
て回転磁気ヘツド(18A),(18B)に供給される。そして、
これら加算信号SPはテープ案内ドラム(図示せず)に
斜めにめぐらされた磁気テープ(19)上に、傾斜トラツク
として記録される。
次に、第6図における再生系について説明する。同図に
おいて、磁気テープ(19)よりヘツド(18A),(18B)で上述
した加算信号SPが再生される。この加算信号SPは再生
アンプ(20)を介してハイパスフイルタ(21)に供給されて
変調輝度信号YFMが取り出される。この変調輝度信号Y
FMはリミツタ(22)を介してFM復調回路(23)に供給されて
輝度信号Yが復調され、デエンフアシス回路(24)を介し
て加算回路(25)に供給される。
また、再生アンプ(20)からの加算信号SPはローパスフ
イルタ(26)に供給されて、低域変換クロマ信号CDが取
り出され、このクロマ信号CDは周波数コンバータ(27)
に供給される。そして、この周波数コンバータ(27)よ
り、搬送周波数が例えば3.58MHzのクロマ信号Cが得ら
れ、バンドパスフイルタ(28)を介して加算回路(25)に供
給される。したがつて、加算回路(25)からは輝度信号Y
及びクロマ信号Cの加算信号、即ち映像信号SVが得ら
れ、端子(29)に供給される。
また、再生アンプ(20)からの加算信号SPは、中心周波
数が1.5MHzのバンドパスフイルタ(30)に供給されて、変
調音声信号AFMが取り出され、リミツタ(31)を介してFM
復調回路(32)に供給される。そして、このFM復調回路(3
2)において音声信号SAが復調され、この音声信号SA
ローパスフイルタ(33)、デエンフアシス回路、伸張回路
を含むノイズリダクション回路(34)を介して端子(35)に
供給される。
また、第5図及び第6図におけるノイズリダクション回
路(14)及び(34)は、従来周知の、例えば第7図に示すよ
うに構成される。
同図において、(36)は記録時には記録音声信号SA、再
生時には再生音声信号SAが供給される入力端子であ
る。この入力端子(36)はオペアンプ(37)の非反転入力端
子に接続される。このオペアンプ(37)の出力端子は抵抗
器(38)を介してその反転入力端子に接続される。また、
このオペアンプ(37)の出力信号はエンフアシス回路を構
成するローパスフイルタ(39)、VCA(電圧制御増幅器)
(40)、エンフアシス回路を構成するローパスフイルタ(4
1)及びスイッチ回路(42)の直列回路を介してオペアンプ
(37)の反転入力端子に供給される。このスイッチ回路(4
2)は記録時にはオンとされ、再生時にはオフとされる。
また、オペアンプ(37)の出力信号はウエイテイング回路
(動作補償回路)を構成するバイパスフイルタ(43)を介
して検波器や平滑回路等を優する制御回路(44)に供給さ
れ、この制御回路(44)からの制御信号によつてVCA(40)
のゲインが制御される。この場合、入力音声信号とSA
のレベルが小さい程VCA(40)のゲインは小とされる。
また、オペアンプ(37)の電力端子より記録時における音
声信号SAの出力端子(45)が導出されると共に、ローパ
スフイルタ(41)の出力側より再生時における音声信号S
Aの出力端子(46)が導出される。
このような構成において、記録時にはスイツチ回路(42)
がオンとなりローパスフイルタ(39)、VCA(40)、ローパ
スフイルタ(41)の径路が負帰還路を構成し、出力端子(4
5)には、高域が強調され、しかもそのレベルが圧縮され
た音声信号SAが得られる。一方、再生時にはスイツチ
回路(42)がオフとなり、記録時とは逆の動作となるの
で、出力端子(46)には元に戻された音声信号SAが得ら
れる。したがつて、良好なノイズリダクシヨン効果が得
られることになる。
尚、この第7図例に示すノイズリダクシヨン回路と同様
のものは、例えば特開昭57-46517号公報(第9図参照)
に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、例えば上述のVTRにおいて、記録ミユーテイ
ングが解除された場合など、第8図Aに示すように記録
すべき音声信号SAが急激に現われるときには、再生さ
れる音声信号SAも同図Bに示すように急激に現われる
ことになり、聴感上不快感を与えることになる。また、
例えば継ぎ録音で、第9図Aに示すように音声信号SA
同士が連続しないときには、再生される音声信号SA
同図Bに示すように連続しないものとなり、聴感上不快
感を与えることになる。尚、再生時に再生状態が悪くミ
ユーテイングがかけられるときも同様である。
本発明は斯る点に鑑み、このような聴感上の不快感を軽
減するようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述問題点を解決するため、記録系または再生
系に、可変利得回路が設けられる。この可変利得回路と
しては、例えば、ノイズリダクシヨン回路(14),(34)が
兼用される。
そして、音声信号SAの過渡点(ミユーテイング解除
時、継ぎ録音時等)では、可変利得回路のゲインが徐々
に変えられるものである。
〔作用〕
音声信号SAの過渡点において、音声信号SAのレベルは
徐々に変えられ、例えばミユーテイング解除時に小から
大と徐々に変えられるので、例えばミユーテイング解除
時に、音声は急激に出るということがなく、聴感上の不
快感が軽減される。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。この第1図におて、第7図と対応する部分
には同一符号を付しその詳細説明は省略する。
第1図において、(47)はソフトミユーテイング制御回路
であり、この制御回路(47)には、記録時に、第2図Bに
示すように記録ミユーテイング信号SMRが供給される。
そして、この制御回路(47)からは、同図Cに示すような
制御信号SCが発生され、この制御信号SCは、加算器(4
8)で制御回路(44)からの制御信号と加算された御VCA(4
0)に供給される。
以上の構成において、記録時(スイツチ回路(42)はオ
ン)、ミユーテイングが解除されて、端子(36)に第2図
Aに示すような記録音声信号SAが供給されるとき、負
帰還回路を構成するVCA(40)のゲインは、制御信号SC
ため、解除時は大で、その後徐々に小とされ、出力端子
(45)には、第2図Dに示すような、解除時よりレベルが
徐々に大とされた記録音声信号SAが得られる。
このように本例によれば、ミユーテイング解除時に記録
すべき音声信号SAが急激に現われるということはな
く、したがつて、再生される音声信号SAも急激に現わ
れるということはなくなり、聴感上の不快感が防止され
る。
また、本例によれば、可変利得回路としてノイズリダク
シヨン回路を利用しているので、安価に構成することが
できる。
尚、上述実施例は記録ミユーテイングが解除される場合
の例であるが、記録時に、記録ミユーテイングがされず
に不連続に音声信号が記録される場合には、以下のよう
になされる。
即ち、第1図において、制御回路(47)には、記録時(ス
イツチ回路(42)はオン)、第3図Bに示すような記録開
始信号SSが供給される。そして、この制御回路(47)か
らは、同図Cに示すような制御信号SCが発生されるよ
うになされる。
この場合、端子(36)に、第3図Aに示すような不連続な
記録音声信号SAが供給されるとき、負帰還回路を構成
するVCA(40)のゲインは、制御信号SCのため、音声信号
の記録開始点で一旦大とされ、その後徐々に小さくさ
れ、出力端子(45)には、第3図Dに示すような記録音声
信号SAが得られる。
したがつて、この場合も、聴感上の不快感が防止される
ことになる。
また、再生時に再生状態が悪くミユーテイングされる場
合には、以下のようにされる。
即ち、第1図において、制御回路(47)には、再生時(ス
イツチ回路(42)はオフ)、第4図Bに示すようなミユー
テイング制御信号SMPが供給される。そして、この制御
回路(47)からは同図Cに示すような制御信号SCが発生
されるようになされる。
この場合、端子(36)に、第4図Aに示すような再生音声
信号SAが供給されるとき、VCA(40)のゲインは、制御信
号SCのため、ミユーテイング解除時は小で、その後徐
々に大とされ、出力端子(46)には、第4図Dに示すよう
な、解除時よりレベルが徐々に大とされた音声信号SA
が得られる。
したがつて、この場合も、聴感上の不快感が防止される
ことになる。
尚、上述の各場合の他にも、記録、再生時フエードイ
ン、フエードアウトを同様に行なうことができる。
また、上述実施例では、ノイズリダクシヨン回路を利用
したのであるが、記録系又は再生系に別個に可変利得回
路を設けて構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、記録または再生音声信号の
過渡点において、そのレベルが徐々に変えられるので、
この過渡点における聴感上の不快感を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はその
説明のための図、第3図及び第4図は夫々本発明の他の
実施例の説明のための図、第5図〜第9図は夫々従来例
の説明のための図である。 (14)及び(34)はノイズリダクシヨン回路、(40)は電圧制
御増幅器、(47)はソフトミユーテイング制御回路であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号を記録処理又は再生処理する音声
    信号の処理回路において、 入力端子に得られる音声信号が供給される増幅器と、該
    増幅器の出力が供給される可変増幅手段と、該可変増幅
    手段の出力を上記増幅器に選択的に負帰還させるスイッ
    チと、上記可変増幅手段の利得を上記音声信号の状態に
    応じて制御する制御手段と、記録処理状態又は再生処理
    状態の変化を検出する検出手段とを設け、 記録時には、上記スイッチをオンさせて負帰還させた状
    態で、上記増幅器の出力より記録処理された音声信号を
    得、 再生時には、上記スイッチをオフさせて負帰還させない
    状態で、上記可変増幅手段の出力より再生処理された音
    声信号を得ると共に、 上記検出手段で記録処理状態又は再生処理状態の変化を
    検出したとき、上記制御手段による上記可変増幅手段の
    利得制御状態を制御して、利得を徐々に変化させるよう
    にした音声信号の処理回路。
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