JPS581250Y2 - シ−トリクライニング装置 - Google Patents
シ−トリクライニング装置Info
- Publication number
- JPS581250Y2 JPS581250Y2 JP1978171407U JP17140778U JPS581250Y2 JP S581250 Y2 JPS581250 Y2 JP S581250Y2 JP 1978171407 U JP1978171407 U JP 1978171407U JP 17140778 U JP17140778 U JP 17140778U JP S581250 Y2 JPS581250 Y2 JP S581250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot
- external gear
- screw
- upper arm
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両等におけるシートリクライニング装置に関
するものである。
するものである。
本考案の目的は、座席の背もたれに大荷重がかかつても
背もたれの調整ロック位置を確保し安全性の向上を期る
と共に、背もたれの傾斜角度の調整ロック並びにロック
解除作動の確実性を図ったことである。
背もたれの調整ロック位置を確保し安全性の向上を期る
と共に、背もたれの傾斜角度の調整ロック並びにロック
解除作動の確実性を図ったことである。
車両のリクライニングシートは、車両緊急時には異常な
衝撃大荷重に対して充分耐え得る安全性の保持が要求さ
れる。
衝撃大荷重に対して充分耐え得る安全性の保持が要求さ
れる。
この要求に応えるために第１図に示すように枢軸３で連
結したロアアーム１とアッパアーム２とに、枢軸３を中
心円とする内歯歯車５，６を設け、この双方の内歯歯車
５，６に対して同時に全周で噛合する外歯歯車４を枢軸
３上に軸方向に摺動可能に支承し、背もたれのロックを
解除するときに前記外歯歯車を枢軸線方向に摺動して双
方の内歯歯車の何れか一方の噛合を解脱するようにした
シー１〜リクライニング装置が提供されている。
結したロアアーム１とアッパアーム２とに、枢軸３を中
心円とする内歯歯車５，６を設け、この双方の内歯歯車
５，６に対して同時に全周で噛合する外歯歯車４を枢軸
３上に軸方向に摺動可能に支承し、背もたれのロックを
解除するときに前記外歯歯車を枢軸線方向に摺動して双
方の内歯歯車の何れか一方の噛合を解脱するようにした
シー１〜リクライニング装置が提供されている。
この従来の装置では内歯歯車と外歯歯車との全周噛合に
よるロック状態によって背もたれに加わる大荷重に対処
しているが、内歯歯車に対する外歯歯車の噛合並びに噛
合解脱のロック並びにロック解除を行うための外歯歯車
の作動機構が複雑であり、重量の増大、作動の円滑性、
スペースの問題あるいは部品点数の増加による多くの組
立工数、さらにはコスト高の問題がおって、これらの問
題の改善が要望されていた。
よるロック状態によって背もたれに加わる大荷重に対処
しているが、内歯歯車に対する外歯歯車の噛合並びに噛
合解脱のロック並びにロック解除を行うための外歯歯車
の作動機構が複雑であり、重量の増大、作動の円滑性、
スペースの問題あるいは部品点数の増加による多くの組
立工数、さらにはコスト高の問題がおって、これらの問
題の改善が要望されていた。
すなわち、前記従来の装置における外歯歯車の作動機構
は、外歯歯車の一側面に介装したコイルスプリングの押
圧力によって双方の内歯歯車に同時に噛合するよう付勢
し、外歯歯車を内歯歯車の一方より噛合を外してロック
解除するためには、外歯歯車の前記コイルスプリングで
押圧されている側面とは反対の側面にレバーによって回
動するカム体と、このカム体によって押動するボールと
により外歯歯車をコイルスプリングの押圧力に抗して押
動する機構である。
は、外歯歯車の一側面に介装したコイルスプリングの押
圧力によって双方の内歯歯車に同時に噛合するよう付勢
し、外歯歯車を内歯歯車の一方より噛合を外してロック
解除するためには、外歯歯車の前記コイルスプリングで
押圧されている側面とは反対の側面にレバーによって回
動するカム体と、このカム体によって押動するボールと
により外歯歯車をコイルスプリングの押圧力に抗して押
動する機構である。
従って、コイルスプリングの弾撥力が疲労したり、折損
した場合には外歯歯車はロック位置に確実に復帰させる
ことができなくなり、また、外歯歯車と内歯歯車とのロ
ック噛合をスプリング力にのみにたよることは、双方の
歯形の山と谷とが丁度合致しているときは別として、多
少の位相差で合致する場合には歯形の噛合摩擦力で円滑
な噛合を求めることができなくなり、これを解消するに
は弾撥力の強力なコイルスプリングを使用することにな
るが、逆にロック解除の操作力が増大する不具合がある
。
した場合には外歯歯車はロック位置に確実に復帰させる
ことができなくなり、また、外歯歯車と内歯歯車とのロ
ック噛合をスプリング力にのみにたよることは、双方の
歯形の山と谷とが丁度合致しているときは別として、多
少の位相差で合致する場合には歯形の噛合摩擦力で円滑
な噛合を求めることができなくなり、これを解消するに
は弾撥力の強力なコイルスプリングを使用することにな
るが、逆にロック解除の操作力が増大する不具合がある
。
本考案は上記従来の問題を解決した装置を提供するもの
で、その特長は、外歯歯車の作動にはコイルスプリング
の弾撥力を一切使用することなく、ロック位置への移動
もロック解除位置への移動も枢軸上に設けられたスクリ
ュー機構によって強制的に作動するようにしたことであ
る。
で、その特長は、外歯歯車の作動にはコイルスプリング
の弾撥力を一切使用することなく、ロック位置への移動
もロック解除位置への移動も枢軸上に設けられたスクリ
ュー機構によって強制的に作動するようにしたことであ
る。
以下本考案の実施例を第２図乃至第３図によって説明す
る。
る。
１は座席の座部側面に固定されるロアアーム、２は背も
たれの側部に固定されるアッパアームである。
たれの側部に固定されるアッパアームである。
このロアアーム１とアッパアーム２は枢軸３を中心にし
て前後方向に回動可能となっている。
て前後方向に回動可能となっている。
さらにロアアーム１とアッパアーム２には前記枢軸３を
中心とする同心円の内歯歯車５．６が設けられている。
中心とする同心円の内歯歯車５．６が設けられている。
この内歯歯車５，６に全周で噛合する外歯歯車４は次の
ような移動機構によって内歯歯車６と噛合並びに噛合解
脱するようになっている。
ような移動機構によって内歯歯車６と噛合並びに噛合解
脱するようになっている。
すなわち、枢軸３の前記外歯歯車４を支承し、移動する
範囲の外周面にスクリュー７を設け、外歯歯車４の中心
穴に設けた雌ネジと螺合して外歯歯車４を支承する。
範囲の外周面にスクリュー７を設け、外歯歯車４の中心
穴に設けた雌ネジと螺合して外歯歯車４を支承する。
また枢軸３の外端にはハンドル８が固設され、リターン
スプリング９によって常に原位置に回動力を付勢してい
る。
スプリング９によって常に原位置に回動力を付勢してい
る。
上記構成の作用は、ハンドル８がリターンスプリング９
によって原位置に回動しているときには第３図に示すよ
うに外歯歯車４は双方の内歯歯車５．６に同時に全周で
噛合し、アッパアーム２はロアアーム１に対しロックさ
れた状態となっている。
によって原位置に回動しているときには第３図に示すよ
うに外歯歯車４は双方の内歯歯車５．６に同時に全周で
噛合し、アッパアーム２はロアアーム１に対しロックさ
れた状態となっている。
また、ハンドル８をリターンスプリング９の引張力に抗
して回動すると、枢軸３が一体に回転し、これによって
スクリュー７のリードにより外歯歯車４は第３図におい
て左方に移動して仮想線で示すようにアッパアーム２の
内歯歯車６との噛合を外す。
して回動すると、枢軸３が一体に回転し、これによって
スクリュー７のリードにより外歯歯車４は第３図におい
て左方に移動して仮想線で示すようにアッパアーム２の
内歯歯車６との噛合を外す。
よってアッパアーム２のロックが解除され、ハンドル８
を作動した状態で背もたれの傾斜角度を任意に求め、ハ
ンドル８の作動を解放するとリターンスプリング９の引
張力によって原位置に復帰する操作レバー８の回動で枢
軸３を前記とは逆回転し、スクリュー７のリードにより
外歯歯車４を内歯歯車６方向へ移動させ双方の内歯歯車
５，６と同時に噛合するロック状態とするのである。
を作動した状態で背もたれの傾斜角度を任意に求め、ハ
ンドル８の作動を解放するとリターンスプリング９の引
張力によって原位置に復帰する操作レバー８の回動で枢
軸３を前記とは逆回転し、スクリュー７のリードにより
外歯歯車４を内歯歯車６方向へ移動させ双方の内歯歯車
５，６と同時に噛合するロック状態とするのである。
尚図示省略しであるが、アッパアーム２は全舞バネによ
って常に前傾方向に回動力が付勢されている。
って常に前傾方向に回動力が付勢されている。
以上のように本考案装置は、ロアアーム並びにアッパア
ームに設けられた内歯歯車に噛合並びに噛合解脱する外
歯歯車のシフト作動機構を、前記ロアアーム並びにアッ
パアームの枢軸上にスクリューを設け、該スクリューに
前記外歯歯車の中心穴に設けた雌ネジを螺合し、枢軸の
一端に固設したハンドルの回動によるスクリューのリー
ドで直接外歯歯車をシフト作動させる構造としたもので
あるから、その構造は極めて簡素化し、軽量化並びに組
立作業の容易化及びコストダウンが得られる効果がある
。
ームに設けられた内歯歯車に噛合並びに噛合解脱する外
歯歯車のシフト作動機構を、前記ロアアーム並びにアッ
パアームの枢軸上にスクリューを設け、該スクリューに
前記外歯歯車の中心穴に設けた雌ネジを螺合し、枢軸の
一端に固設したハンドルの回動によるスクリューのリー
ドで直接外歯歯車をシフト作動させる構造としたもので
あるから、その構造は極めて簡素化し、軽量化並びに組
立作業の容易化及びコストダウンが得られる効果がある
。
第１図は内歯歯車と外歯歯車とによるシートリクライニ
ングのロック機構の説明図、第２図は本考案装置の斜視
図、第３図は第２図ＩＩＩ −ＩＩＩ線断面図である。 １・・・・・・ロアアーム、２・・・・・・アッパアー
ム、３・・・・・・枢軸、４・・・・・・外歯歯車、５
，６・・・・・・内歯・歯車、７・・・・・・スクノユ
ー、８・・・・・・ハンドル、９・・・・・・リターン
スプリング。
ングのロック機構の説明図、第２図は本考案装置の斜視
図、第３図は第２図ＩＩＩ −ＩＩＩ線断面図である。 １・・・・・・ロアアーム、２・・・・・・アッパアー
ム、３・・・・・・枢軸、４・・・・・・外歯歯車、５
，６・・・・・・内歯・歯車、７・・・・・・スクノユ
ー、８・・・・・・ハンドル、９・・・・・・リターン
スプリング。
Claims (1)
- ロアアームとアッパアームとを枢軸で連結し、ロアアー
ムとアッパアームのそれぞれに前記枢軸を中心円とする
内歯歯車を設け、枢軸上に前記内歯歯車の双方並びに何
れか一方に全周で噛合する外歯歯車を軸方向に移動可能
に支承したシー） ＩＪクライニング機構において、前
記枢軸上にスクリューを設け、該スクリューに前記外歯
歯車の中心穴に設けた雌ネジを螺合し、前記枢軸の一端
にハンドルを固設したことを特徴とするシートリクライ
ニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978171407U JPS581250Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | シ−トリクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978171407U JPS581250Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | シ−トリクライニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5589347U JPS5589347U (ja) | 1980-06-20 |
| JPS581250Y2 true JPS581250Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=29175277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978171407U Expired JPS581250Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | シ−トリクライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581250Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333935U (ja) * | 1976-08-30 | 1978-03-24 |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP1978171407U patent/JPS581250Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333935U (ja) * | 1976-08-30 | 1978-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5589347U (ja) | 1980-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6540232B2 (en) | Articulated fitting for a vehicle seat | |
| JP3231064U (ja) | アームレストシステム | |
| JPS581250Y2 (ja) | シ−トリクライニング装置 | |
| JPS581252Y2 (ja) | シ−トリクライニング装置 | |
| JPS6319225Y2 (ja) | ||
| JP2691345B2 (ja) | リクライニング装置 | |
| JPS581253Y2 (ja) | シ−トリクライニング装置 | |
| JPS581251Y2 (ja) | シ−トリクライニング装置 | |
| JPH0534437Y2 (ja) | ||
| JP2500194Y2 (ja) | 車両用シ―トリクライニング装置 | |
| JPS6320589Y2 (ja) | ||
| JPH032415Y2 (ja) | ||
| JPS581254Y2 (ja) | シ−トリクライニング装置 | |
| JPS63138161U (ja) | ||
| JPH0719304Y2 (ja) | 自動車用シートのリクライニング機構 | |
| JPH048818Y2 (ja) | ||
| JPH0111085Y2 (ja) | ||
| JPH0116442Y2 (ja) | ||
| JPS635944Y2 (ja) | ||
| JPH01128651U (ja) | ||
| JPS6313948Y2 (ja) | ||
| JPH0438746Y2 (ja) | ||
| JPH0446609Y2 (ja) | ||
| JPH0116443Y2 (ja) | ||
| JPH0121053Y2 (ja) |