JPS5811953B2 - ガンマ − ラクトンユウドウタイノセイゾウホウホウ - Google Patents

ガンマ − ラクトンユウドウタイノセイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5811953B2
JPS5811953B2 JP15804175A JP15804175A JPS5811953B2 JP S5811953 B2 JPS5811953 B2 JP S5811953B2 JP 15804175 A JP15804175 A JP 15804175A JP 15804175 A JP15804175 A JP 15804175A JP S5811953 B2 JPS5811953 B2 JP S5811953B2
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JP
Japan
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parts
dimethyl
group
water
general formula
Prior art date
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Expired
Application number
JP15804175A
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JPS5283457A (en
Inventor
糸井和男
森文男
西田卓司
大村祐章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5283457A publication Critical patent/JPS5283457A/ja
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はγ−ラクトン誘導体の製造法に関し、さらに詳
しくは下記の一般式(I) (式中、R1およびR2は低級アルキル基であり、R3
は水素原子または低級アルキル基であり、Aは−CH2
CZ3基または−CH−Cl3基であり、各Zは同一ま
たは異なるハロゲン原子である)で表わされるγ−ラク
トン誘導体の製造方法に関する。
一般式(I)で表わされるγ−ラクトン誘導体(以下、
これをγ−ラクトン誘導体(I)と記す)は文献未載の
新規物質であり、除草剤またはその共力剤としであるい
は殺菌剤として有用である。
さらに殺虫剤、農薬などの製造中間体ならびに有機合成
中間体としても有用である。
本発明によれば、下記の一般式(n) (式中、R1、R2、R3およびAは一般式(I)中の
それらと同じ意味を有し、R4は低級アルギル基であり
、XはAが有するハロゲン原子の1個以上と同一または
異なるハロゲン原子である)で表わされる化合物(以下
、これをハロゲノカルボン酸エステル(n)と記す)を
酸性物質の存在または不存在下に水と反応させることに
よりγ−ラクトン誘導体(1)を製造することができる
ここでハロゲン原子は塩素、臭素、ヨウ素およびフッ素
のいずれでもよく、低級アルキル基としてはたとえばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などが挙げら
れる。
この反応は環境温度でも行い得るが、約り0℃〜150
℃程度に加熱することにより反応時間を短縮することが
できる。
また一般に、酸性物質を存在させた場合の方が酸性物質
を存在させない場合よりも高収率でγ−ラクトン誘導体
(I)を得ることができる。
この反応を行うにあたって溶媒は必ずしも必要ではない
が、所望によりたとえばメタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、モノグライム、ジグライム、ジメチル
スルホキシド、ジオキサンなどの水に可溶な溶媒;ある
いはベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、塩化メチレン、四塩化炭素、酢酸エチル
、ジエチルエーテルなどの水に不溶な溶媒を用いること
ができる。
前者の水に可溶な溶媒を用いると反応系が均一となって
好ましい。
水の使用量はハロゲノカルボン酸エステル(■)に対し
て約0.5〜20倍モルでよいが、これよりもさらに大
過剰の水を用いても差し支えない。
酸性物質を用いる場合、その使用量はハロゲノカルボン
酸エステル(n)に対して約0.001〜10重量%が
適当である。
酸性物質としては塩酸、硫酸、リン酸などノ鉱酸、する
いはパラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フ
ェノール、ギ酸、酢酸、プロピオン酸などの酸性有機化
合物を使用することができる。
本発明で使用するハロゲノカルボン酸エステル(II)
のうち、一般式(II)のAが−CH2C13基である
エステル(Ila)は下記の反応式mで示される方法に
より、また一般式(n)のAが−CH−Cl3基である
エステル(nb)は下記の反応式(11)で示される方
法により、それぞれ容易かつ安価に収率よく製造するこ
とができる。
(上記の反応式(1)および(1[)においてR1,R
2,R3R’、 XおよびZは一般式(I)および(I
I)におけるそれらと同じ意味を有する) 以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
れらの実施例によって制限を受けるものではない。
なお実施例中の部は重量部を意味する。実施例 1 3.3−ジメチル−4,6,6=トリクロル−5−ヘキ
セン酸メチル26.0部に水50部とメタノール50部
を加え10時間加熱還流さぜた。
この後反応液からメタノールを留去し、残液はジエチル
エーテルで抽出し、エーテル層は無水硫酸マグネシウム
で乾燥後エーテルを留去すると24.3部の油状生成物
が得られた。
次にこのものを減圧蒸留すると下記の性状を有する。
3,3−ジメチル−4−(2’、 2しジクロルビニル
)−4−ブタノリドが9.2部(44%収率)得られた
なお未反応の3.3−ジメチル−4,6,6−ドリクロ
ルー5−ヘキセン酸メチルが11.9部回収された。
1.1.9(S)3H,2,13(d 、J=17Hz
)LH。
2.43(d 、J=17Hz)IH,’4.78(d
J=9Hz)LH,5,95(d 、J=9Hz )I
HTRスベクI・ル(neat);1620m−’(C
=C)。
1785cm−1(CO) 質量分析;m/e(M、4)208.210,212元
素分析値(カッコ内は理論値) C%46.24 (4,5,96)、H%5.09(4
,82)実施例 2 3.3−ジメチル−4,6,6−ドリクロルー5−ヘキ
セン酸メチル26.0部、水50部およびメタノール5
0部の混合溶液に濃硫酸0.26部を添加し10時間加
熱還流させた。
この後反応液の処理は実施例1と同様に行なうことによ
り3,3−ジメチル−4−(2’、2’−ジクロルビニ
ル)−4−ブタノリドが12,1部(58%収率)得ら
れた。
実施例 3 3.3−ジメチル−4,、6、6、6−チトラクロルー
ヘキサン酸エチル31.0部に水50部とメタノール5
0部を加え、15時間加熱還流させた。
この後反応液の処理は実施例1と同様に行なうことによ
り、下記の性状を有する3、3−ジメチル−4−(2’
、2’、2’−トリクロルエチル)−4−ブタノリドが
12.2部(50%収率)得られた。
なお、未反応3,3−ジメチル−4,6、6、6−チト
ラクロルーヘキサン酸エチルが12.8部回収された。
1.25(S)3H,2,19(d 、 J= 17H
z)IH,2,52(d。
J = 17Hz ) IH,2,92〜3.08(m
)2H,4,36〜4.58((社)IH 実施例 4 3.3−ジメチル−4,6、6、6−チトラクロルーへ
キサン酸エチル31.0部、水50部およびメタノール
50部の混合溶液にパラトルエンスルホン酸0.31部
を添加し15時間加熱還流させた。
この後反応液の処理は実施例1と同様に行なうことによ
り、3,3−ジメチル−4−(2’ 、 2’ 、 2
’−トリクロルエチル)−4−ブタノリドが15.7部
(64%収率)得られた。
実施例 5 実施例1において、3,3−ジメチル−4,6,6−ド
リクロルー 2、3,3−トリメチル−4,6,6−ドリクロルー5
−ヘキセン酸メチル27.4部を用いた以外は同様に行
なうことにより、下記の性状を有する2、 3.3−ト
リメチル−4−(2’、2’−ジクロルビニル)=4−
ブタノリドが10.7部(48%収率)得られた。
なお、未反応の2.3.3−トリメチル−4,6、6−
ドリクロルー5−ヘキセン酸メチルが11.9部回収さ
れた。
lR71,ベクトル(KBr錠剤);1620m 1(
C=C)。
1780cIrL’(CO) (7F+)9H; 2.07〜2.53(m)IH:
4.71(d 、J=9Hz ) 。
4、74(d、J=9Hz)IH; 5.93(d 、
J=9Hz)。
5、99 (d 、 J=9Hz ) IH元素分析値
(カッコ内は理論値);

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1およびR2は低級力L4−/し基であり、
    R3は水素原子または低級アルキル基でありR4は低級
    アルキル基であり、Aは−CH2−Cl3基または−C
    H−Cl3基であり、Xおよび各Zは同一または異なる
    ハロゲン原子である)で表わされる化合物を酸性物質の
    存在または不存在下に水と反応させることを特徴とする
    。 一般式 (式中、R1、R2、R3およびAは上記と同じ意味を
    有する)で表わされるγ−ラクトン誘導体の製造方法。
JP15804175A 1975-12-29 1975-12-29 ガンマ − ラクトンユウドウタイノセイゾウホウホウ Expired JPS5811953B2 (ja)

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JP15804175A JPS5811953B2 (ja) 1975-12-29 1975-12-29 ガンマ − ラクトンユウドウタイノセイゾウホウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS5283457A JPS5283457A (en) 1977-07-12
JPS5811953B2 true JPS5811953B2 (ja) 1983-03-05

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ID=15662981

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2937763A1 (de) * 1979-09-19 1981-04-09 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von 5-(2,2-dihalogenvinyl)-4,4-dialkyltetrahydrofuran-2-onen
DE3020763A1 (de) * 1980-05-31 1981-12-17 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Tetrahydrofuran-2-on

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JPS5283457A (en) 1977-07-12

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