JPS581069Y2 - エンジンの防音構造 - Google Patents
エンジンの防音構造Info
- Publication number
- JPS581069Y2 JPS581069Y2 JP5648378U JP5648378U JPS581069Y2 JP S581069 Y2 JPS581069 Y2 JP S581069Y2 JP 5648378 U JP5648378 U JP 5648378U JP 5648378 U JP5648378 U JP 5648378U JP S581069 Y2 JPS581069 Y2 JP S581069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- gap
- pulley
- noise
- case cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジンに取り付くプーリーのような回転体と
それに近接するエンジン本体あるいはこれに取り付く部
材のとそれに近接する壁面との間隙を通り外部に伝達さ
れ、あるいはこの間隙で増幅される騒音を低減させる防
音構造に関するものである。
それに近接するエンジン本体あるいはこれに取り付く部
材のとそれに近接する壁面との間隙を通り外部に伝達さ
れ、あるいはこの間隙で増幅される騒音を低減させる防
音構造に関するものである。
一般にエンジンの周辺には種々の付属装置や部品が近接
して配設されることが多い。
して配設されることが多い。
ところが、この装置もしくは部品とエンジン本体の壁面
との間に間隙が存在する場合には、この間隙を通り外部
に伝達される騒音や、この間隙によって固有の周波数を
増幅して大きな騒音となる定在波・を発生させるために
、エンジン全体の騒音を増長させることになる。
との間に間隙が存在する場合には、この間隙を通り外部
に伝達される騒音や、この間隙によって固有の周波数を
増幅して大きな騒音となる定在波・を発生させるために
、エンジン全体の騒音を増長させることになる。
クランクプーリーとエンジン本体、あるいはウォーター
ポンププーリーとポンプ本体等の様に回転体とそれを取
り付けた本体の壁面との間隙においても同様である。
ポンププーリーとポンプ本体等の様に回転体とそれを取
り付けた本体の壁面との間隙においても同様である。
例えば前記クランクプーリーとエンジン本体との間隙に
ついては、一般に前部に配置されているギヤケースカバ
ーの振動音、タイミングギヤの噛合い音、その他クラン
クシャフトに沿って伝わる音等がプーリーの後面とそれ
に近接するギヤケースカバーの壁面との間隙を通り外部
に伝達され、あるいはこの間隙によって誘発される定在
波によってエンジン全体の騒音を増長するものとなって
いる。
ついては、一般に前部に配置されているギヤケースカバ
ーの振動音、タイミングギヤの噛合い音、その他クラン
クシャフトに沿って伝わる音等がプーリーの後面とそれ
に近接するギヤケースカバーの壁面との間隙を通り外部
に伝達され、あるいはこの間隙によって誘発される定在
波によってエンジン全体の騒音を増長するものとなって
いる。
本考案は以上の点に鑑み、回転体とそれに近接するエン
ジン本体あるいはこれに取り付く部材の壁面との間隙を
通り外部に伝達される騒音と、この間隙によって誘発さ
れる騒音を抑制せんとするものである。
ジン本体あるいはこれに取り付く部材の壁面との間隙を
通り外部に伝達される騒音と、この間隙によって誘発さ
れる騒音を抑制せんとするものである。
以下図示せる一実施例をもって本考案を説明する。
１はクランクプーリー、２はトーショナルダンパ−１３
は緩衝材、４はタイミングギヤケースカババーである。
は緩衝材、４はタイミングギヤケースカババーである。
クランクシャフト５の前部にはダンパー２を装着した回
転体としてのプーリー１が取り付けられ、その後にその
シャフト５によって駆動されるタイミングギヤ６および
７を覆うエンジン本体に取り付く部材としてのギヤケー
スカバー４がエンジン本体としてのシリンダボディー８
に取付けられている。
転体としてのプーリー１が取り付けられ、その後にその
シャフト５によって駆動されるタイミングギヤ６および
７を覆うエンジン本体に取り付く部材としてのギヤケー
スカバー４がエンジン本体としてのシリンダボディー８
に取付けられている。
そして、プーリー１およびダンパー２とギヤケースカバ
ー４との間に、プーリー１およびダンパー２：回転体の
回転等によっても干渉しない範囲でギヤケースカバーの
壁面４Ａ：回転体に近接する壁面に接着剤等によって取
り付けられたゴム等の防音効果をもった緩衝材３がプー
リーの後面ＩＡおよびダンパーの後面２Ａに極めて近接
して配設されている。
ー４との間に、プーリー１およびダンパー２：回転体の
回転等によっても干渉しない範囲でギヤケースカバーの
壁面４Ａ：回転体に近接する壁面に接着剤等によって取
り付けられたゴム等の防音効果をもった緩衝材３がプー
リーの後面ＩＡおよびダンパーの後面２Ａに極めて近接
して配設されている。
以上の如く構成した本考案の一実施例によればタイミン
グギヤ６と７の噛合の騒音、あるいはエンジン内部で発
生しクランクシャフト５に沿って伝わる騒音等が回転体
であるプーリー１およびダンパー２とこれに近接する壁
面であるギャケー・スカバーの壁面４Ａとの間隙を埋め
る様にプーリーおよびダンパーの後面ＩＡ、２Ａに極め
て近接して緩衝材３を配設したからこの間から外部に洩
れることもなく、またこの間隙で誘発される定在波を発
生することも抑制される。
グギヤ６と７の噛合の騒音、あるいはエンジン内部で発
生しクランクシャフト５に沿って伝わる騒音等が回転体
であるプーリー１およびダンパー２とこれに近接する壁
面であるギャケー・スカバーの壁面４Ａとの間隙を埋め
る様にプーリーおよびダンパーの後面ＩＡ、２Ａに極め
て近接して緩衝材３を配設したからこの間から外部に洩
れることもなく、またこの間隙で誘発される定在波を発
生することも抑制される。
以上の如く本考案によれば間隙を通り外部へ発する騒音
およびこの間隙で誘発される定在波を同時に抑制するか
らエンジンとして大きな騒音の低減効果を得る。
およびこの間隙で誘発される定在波を同時に抑制するか
らエンジンとして大きな騒音の低減効果を得る。
尚、本実施例においてはギヤケースカバー４に緩衝材３
を取り付けるとしたがプーリー１およびダンパー２でも
良く、またこれら両方に取り付けても良いものであり、
要するにエンジン本体あるいはそれに取り付く部材の壁
面とそれに近接する回転体との間隙を極力なくする様に
すれば良いものである。
を取り付けるとしたがプーリー１およびダンパー２でも
良く、またこれら両方に取り付けても良いものであり、
要するにエンジン本体あるいはそれに取り付く部材の壁
面とそれに近接する回転体との間隙を極力なくする様に
すれば良いものである。
また、クランクプーリー１およびダンパー２とギヤケー
スカバー４との間隙をもって本考案を説明したがこれに
限ったものでもなくエンジン本体あるいはそれに取り付
く部材の壁面とその回りに存在する回転体との間隙に広
く応用されるものである。
スカバー４との間隙をもって本考案を説明したがこれに
限ったものでもなくエンジン本体あるいはそれに取り付
く部材の壁面とその回りに存在する回転体との間隙に広
く応用されるものである。
図は本考案の一実施例を示す要部拡大図である。
１・・・・・・クランクプーリー、２・・・・・・トー
ショナルダンバー３・・・・・緩衝材、４・・・・・・
タイ□ングギャケースカバー ５・・・・・・クランク
シャフト。
ショナルダンバー３・・・・・緩衝材、４・・・・・・
タイ□ングギャケースカバー ５・・・・・・クランク
シャフト。
Claims (1)
- プーリーのような回転体を有するエンジンにおいて、前
記回転体に近接するエンジン本体あるいはこれに取り付
く部材の壁面と前記回転体の少なくとも一方に緩衝材を
取り付けるとともに、前記緩衝材を他方に極めて近接す
るように配設したことを特徴とするエンジンの防音構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5648378U JPS581069Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | エンジンの防音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5648378U JPS581069Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | エンジンの防音構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54159520U JPS54159520U (ja) | 1979-11-07 |
| JPS581069Y2 true JPS581069Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=28953420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5648378U Expired JPS581069Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | エンジンの防音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581069Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-27 JP JP5648378U patent/JPS581069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54159520U (ja) | 1979-11-07 |
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