JPS581070Y2 - エンジンの防音構造 - Google Patents

エンジンの防音構造

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Publication number
JPS581070Y2
JPS581070Y2 JP5648878U JP5648878U JPS581070Y2 JP S581070 Y2 JPS581070 Y2 JP S581070Y2 JP 5648878 U JP5648878 U JP 5648878U JP 5648878 U JP5648878 U JP 5648878U JP S581070 Y2 JPS581070 Y2 JP S581070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
gap
pulley
noise
damper
Prior art date
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Expired
Application number
JP5648878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54159521U (ja
Inventor
永田嶺紀
小宮健雄
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
Priority to JP5648878U priority Critical patent/JPS581070Y2/ja
Publication of JPS54159521U publication Critical patent/JPS54159521U/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンに取り付くプーリーのような回転体と
それに近接するエンジン本体あるいはこれに取り付く部
材の壁面との間隙を通り外部に伝達され1あるいはこの
間隙で増幅される騒音を低減させる防音構造に関するも
のである。
一般にエンジンの周辺には種々の付属装置や部品が近接
して配設されることが多い。
ところが、その装置もしくは部品とエンジン本体の壁面
との間に間隙が存在する場合には、この間隙を通り外部
に伝達される騒音や、この間隙によって固有の周波数を
増幅して大きな騒音となる定在数を発生させるためにエ
ンジン全体の騒音を増長させることになる。
クランクプーリーとエンジン本体あるいはウォーターポ
ンププーリーとポンプ本体等の様に回転体とそれを取り
付けた本体の壁面との間隙においても同様である。
例えば、前記クランクプーリーとエンジン本体との間隙
についてみると、一般に前部に配置されているギヤケー
スカバーの振動音あるいはタイミングギヤの噛合い音、
さらにはその他クランクシャフトに沿って伝わる音等が
プーリーの後面とそれに近接するギヤケースカバーの壁
面との間隙を通り外部に伝達され、あるいはこの間隙に
よって誘発される定在波によってエンジン全体の騒音を
増長するものとなっている。
本考案は以上の点に鑑み、回転体とそれに近接するエン
ジン本体あるいはこれに取り付く部材ノ壁面との間隙を
通って外部に伝達される騒音と、この間隙によって誘発
される騒音とを抑制せんとするものである。
以下図示せる一実施例をもって本考案を説明する。
1はクランクプーリ、2はトーショナルダンパ−13は
緩衝材、4はタイミングギヤケースカバーである。
クランクシャフト5の前部にはダンパー2を装着した回
転体としてのプーリー1が取り付けられ、その後にその
シャフト5によって駆動されるタイミングギヤ6および
7を覆うエンジン本体に取り付く部材としてのギヤケー
スカバー4がエンジン本体としてのシリンダボディー8
に取り付けられている。
そして、プーリー1およびダンパー2とギヤケースカバ
ー4との間にプーリー1およびダンパー2:回転体の回
転等によっても干渉しない範囲でギヤケースカバーの壁
面4A:回転体に近接する壁面に接着剤等によって取り
付けられたゴム等の防音効果をもった緩衝材3がプーリ
ーの後面1Aおよびダンパーの後面2Aに極めて近接し
、さらに、外周面2Bをも覆う様にするとともに同様に
近接して配設されている。
以上の如(構成した本考案の一実施例によればタイミン
グギヤ6と7の噛合う騒音あるいはエンジン内部で発し
クランクシャフト5に沿って伝ワる騒音等が回転体であ
るプーリー1およびダンパー2とこれに近接する壁面で
あるギヤケースカバーの壁面4Aとの間隙を埋める様に
プーリーおよびダンパーの後面1Aおよび2人に極めて
近接して緩衝材3を配設したからこの間から外部に洩れ
ることも極めて少なく、普たこの間隙で誘発される定在
波を発生することも抑制される。
筐た、プーリー1およびダンパー2と緩衝材3との残り
の極めて小さい隙間から騒音が洩れて円周方向に放散さ
れるとしてもダンパーの外周面2Bをも緩衝材3によっ
て覆う様にしたからその方向を変えられるとともに、前
記の小さな隙間の通路をさらに延長できるから同様に抑
制されることになる。
以上の如く本考案によれば間隙を通り外部へ発する騒音
およびこの間隙で誘発される定在波を同時に抑制するか
らエンジンとして大きな騒音の低減効果を得る。
さらに1緩衝材3がギヤケースカッく−4に取り付けら
れることによりそのカバー4の振動を抑制する効果をも
たらすものである。
尚、本実施例においてはダンパーツ外周面2Bを緩衝材
3によって覆うとして説明したがさらに進めて図中二点
鎖線で示す如く、ダンパーの前面2Cをも覆う様にして
も良く、この様にすることによりさらに騒音の低減効果
を増すものである。
筐た、クランクプーリー1およびダンパー2とギヤケー
スカバーの壁面4Aとの間隙をもって本考案を説明した
がこれに限定されたものでもなら本考案はエンジン本体
あるいはこれに取り付く部材の壁面とその回りに存在す
る回転体との間隙に広く応用され得るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す要部拡大図である。 1;クランクプーリー、2;トーショナルダンパ−3;
緩衝材、4;タイミングギヤケースカバー、5:クラン
クシャフト、6,7;タイミングギヤ、8ニジリンダボ
デイー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プーリーのような回転体を有するエンジンニオいて、前
    記回転体に近接するエンジン本体あるいはこれに取り付
    く部材の壁面に緩衝材を取り付けるとともに、前記緩衝
    材は前記回転体の後面に極めて近接し、さらに、残りの
    面の少くとも外周面を覆う様に1同様に近接して配設し
    たことを特徴とするエンジンの防音構造。
JP5648878U 1978-04-27 1978-04-27 エンジンの防音構造 Expired JPS581070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5648878U JPS581070Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 エンジンの防音構造

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JP5648878U JPS581070Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 エンジンの防音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54159521U JPS54159521U (ja) 1979-11-07
JPS581070Y2 true JPS581070Y2 (ja) 1983-01-10

Family

ID=28953430

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JPS54159521U (ja) 1979-11-07

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