JPH1198815A - 電力変換装置並びに多層積層導体と電気部品接続体 - Google Patents

電力変換装置並びに多層積層導体と電気部品接続体

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JPH1198815A
JPH1198815A JP9254677A JP25467797A JPH1198815A JP H1198815 A JPH1198815 A JP H1198815A JP 9254677 A JP9254677 A JP 9254677A JP 25467797 A JP25467797 A JP 25467797A JP H1198815 A JPH1198815 A JP H1198815A
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高志 伊君
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Shuichi Sekiguchi
周一 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力変換装置に用いられる多層積層導体は、電
圧が高くなると多層積層導体中の各部で絶縁に必要な沿
面距離が長くなり、そのサイズが大きくなるという問題
がある。 【解決手段】接続部材と非接続とすべき前記多層積層導
体中の板状導体の端部または、板状導体間で互いに非接
続とすべき板状導体の端部を絶縁物で覆う。 【効果】多層積層導体中の各部で絶縁に必要な沿面距離
が不要となり、多層積層導体を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力変換装置に係
わり、特に配線の寄生インダクタンスを低減するのに好
適な高電圧電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、産業・交通・公共等の分野ではイ
ンバータによる電動機の可変速駆動や無停電電源装置な
どが広く適用されている。
【0003】図12は代表的なインバータの構成を示す
ものである。
【0004】これらのインバータにおいて、平滑コンデ
ンサ11とスイッチ素子群21,22,23の間、ある
いはスイッチ素子群の素子同士の間の配線インダクタン
スは、スイッチ素子のオン・オフ時過大な電圧をスイッ
チ素子に印加させる要因となる。このため、図示してい
ないが一般にコンデンサと抵抗とで構成されるスナバ回
路をそれぞれスイッチ素子と並列に設けて過大な電圧の
発生を防止している。しかし、スナバ回路は過大な電圧
の抑制には効果的である反面、スナバ回路のコンデンサ
の蓄積エネルギーが損失となり、変換器の効率を低下さ
せるほか、部品点数が増大し、変換器のコスト上昇を引
き起こす欠点がある。従来、この問題を軽減するために
平滑コンデンサとスイッチ素子群あるいはスイッチ素子
群中の素子同士を多層積層導体で接続する方式がとられ
てきた。多層積層導体は、複数の板状導体と板状絶縁材
を交互に積層した構造を持ち、板状導体間に逆極性の電
流を流すことによってインダクタンスの低減を図るもの
である。この種の技術としては、例えば、特開平7−131
981 号,特開平7−245951 号,特開平8−19245号の各公
報に記載の技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年変換器の
大容量化のニーズに応え、スイッチ素子の高耐電圧,大
電流化が進展し、従来の多層積層導体には次の問題が生
じるようになった。
【0006】例えば、多層積層導体のうちスイッチ素子
の端子に接続する板状導体は、多層積層導体に貫通穴を
設けて導電性のネジ等の接続部材でスイッチ素子の端子
と接続する。しかし、スイッチ素子の端子に接続しない
板状導体は、この接続部材と電気的に絶縁をとる必要が
ある。そこで、接続部材と絶縁をとる必要のある板状導
体は、接続部材の径より十分大きな径の穴を設け、接続
部材との間に沿面距離を確保して電気的な絶縁を行って
いる。電気的な絶縁をとるために必要な沿面距離は規格
で定められており、絶縁に必要な電圧が高くなるほど沿
面距離も長くしなければならない。
【0007】近年、電力変換装置の電圧が高くなるに連
れ、電気的絶縁を確保するための沿面距離も大きな長さ
を必要とするようになった。このため、板状導体に設け
るべき穴の径も大きくする必要が生じ、隣接する穴に到
達するような沿面距離が必要になる場合もある。この場
合、多層積層導体の面積を大きくして隣接する穴までの
距離を大きくとれる構造にする必要があり、電力変換装
置は部品を高密度で実装できなくなり、大型化する問題
がある。更に、穴の径を大きくするほど多層積層導体の
インダクタンスの低減効果が小さくなり多層積層導体の
本来の目的が達成できなくなる問題もある。
【0008】本発明の目的は、使用電圧が高い電力変換
装置においても、接続部材と非接続にする板状導体の穴
の径や板状導体のサイズを小さくできる積層導体の構造
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電力変換装
置においては、複数の板状導体と複数の板状絶縁材とが
交互に積層される多層積層導体と電気部品とが接続部材
によって接続されるが、少なくとも二つの板状絶縁材に
よって挟まれる少なくとも一つの板状導体の端部と、多
層積層導体と電気部品との接続体における導体表面部と
が隣接し、板状導体の端部の表面が絶縁物によって覆わ
れている。これにより、多層積層導体に印加される電圧
に対して、板状導体の端部とこれに隣接する導体表面部
との間の沿面の制約がなくなるので、一つの板状導体と
非接続にする他の板状導体の穴のサイズや板状導体のサ
イズを小さくできる。従って、電力変換装置が小型化で
きたり、インダクタンスの低減によりノイズや損失を低
減できる。
【0010】上記のような構成は、多層積層導体と電気
部品とが板状導体の穴を貫通する接続部材によって接続
される個所や、多層積層導体の外周部に適用できる。前
者の個所の場合、絶縁物は、多層積層導体と一体化され
ていてもよいし、接続部材と一体化されていてもよい。
いずれの場合も、絶縁物が板状絶縁材に密着し、板状導
体の端部の表面が露出していないことが好ましい。
【0011】絶縁物の材料としては、テフロン材などの
樹脂が好ましい。また、板状導体を絶縁物で被覆する手
段としては、板状導体または板状絶縁材に絶縁部材を設
けるほか、板状導体の端部の表面に樹脂を塗布する方法
などもある。
【0012】なお、本発明は、インバータ,コンバー
タ,スイッチング電源などの各種の電力変換装置のほ
か、多層積層導体と電気部品が接続される電気部品接続
体に適用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1,図2,図3は本発明を用いてなる第
1の実施例であり、図12に示すインバータ回路を多層
積層導体で構成した電力変換装置の部分構成図である。
【0014】図1,図2,図3において、図12と同一
の部品には同じ記号を付してある。図1は、図12のイ
ンバータ回路を多層積層導体で配線した構造例の斜視
図、図2は、上面図である。また、図3は図2に示すA
−A′間における多層積層導体の断面図である。また、
図1,図2,図3において、多層積層導体5は板状導体
31と32及び板状絶縁材料81,82,83で構成さ
れ、板状導体31はコンデンサ11,12の正極同士を
接続すると共に、スイッチ素子群21,22,23の一
方の電極同士を接続する。板状導体32は、コンデンサ
11,12の負極同士を接続すると共に、スイッチ素子
群21,22,23の他方の電極同士を接続する。板状
絶縁材料81,82,83は板状導体31,32を絶縁
するため、31,32の最上面,中間及び最下面にそれ
ぞれ配置されている。51,52,53,54,55
は、板状導体31をコンデンサ11,12の正極及びス
イッチ素子群21,22,23の一方の電極にそれぞれ
接続するための導電性の接続部材であり、56,57,
58,59,60は板状導体32をコンデンサ11,1
2の負極及びスイッチ素子群21,22,23の他方の
電極にそれぞれ接続するための接続部材である。41,
42,43は、スイッチ素子群21,22,23から負
荷に電力を供給するための配線であり、7は前記スイッ
チ素子群を冷却するための放熱フィンである。
【0015】以下、図3を用いて本実施例を説明する。
図3は、図2に示したA−A′の部分について多層積層
導体5と接続部材55,60の断面を示したもので、放
熱フィン7は省略している。また、図3においてpは板
状導体31と接続するスイッチ素子群23の端子、nは
板状導体32と接続するスイッチ素子群23の端子であ
る。いま、接続部材55で板状導体31とスイッチ素子
群23の端子pを接続する部分に着目してみる。接続部
材55は、例えばボルトを用いて多層積層導体5の最上
面から板状導体31とp端子を接続するように締め付け
る。このとき、板状導体31と接続部材55はもう一方
の板状導体32とは絶縁をとらなければならないことは
言うまでもない。ここで、接続部材55を多層積層導体
5の最上部から締め付けを行うために設けた穴の内部に
おける板状導体32の端部に絶縁物9がない場合を考え
る。この場合でも板状導体31と接続部材55は、板状
絶縁材料82によって電気的に絶縁される構造になって
いる。しかし、この場合は接続部材55を多層積層導体
5の最上部から締め付けを行うために板状導体32の端
部から板状絶縁材料82の表面を介して板状導体31に
至る距離すなわち沿面距離が問題となる。この沿面距離
は板状導体31と32の間に印加されている電圧が高く
なるほど大きくとる必要があり、板状導体32に設ける
穴の径を大きくする必要がある。板状導体32と接続部
材60との間を流れる電流は板状導体32に設ける穴の
形が大きくなるほどこの穴を迂回して流れるようにな
り、多層積層導体5のインダクタンス低減効果が低下し
てしまう。
【0016】次に、図3に示すように、接続部材55を
取り囲むように設けられた板状導体32の穴の内部にお
ける板状導体32の端部に絶縁物9を設けた場合を考え
る。この場合、板状導体32の上下に配置された板状絶
縁材料81,82に密着して絶縁物9が設けられ、板状
導体32の端部が覆われる構造になる。このような構造
では前述した沿面距離の制約がなくなり、板状導体31
と32間に印加されている電圧に耐え得る材料及び厚さ
(穴の径方向の厚さ)の絶縁物9で板状導体32の端部
を穴の内部で導体表面が露出しないように覆えば、電気
的絶縁を確保できる。従って、本構造を用いることによ
って板状導体32に設ける穴の径を小さくすることがで
きる。例えば、板状導体31と32の間に3kV程度の
電圧が印加される場合、絶縁物9を用いない構造では穴
の直径は少なくとも70〜80mmに達するが、絶縁物9
で穴の端部を覆った構造では穴の直径を1/4以下まで
小さくできる。
【0017】以上述べたことは、板状導体32をスイッ
チ素子群23の端子nに接続部材60を用いて接続する
ために板状導体31に設けた穴の部位についても全く同
じことになり、絶縁物9で穴の内部における板状導体3
1の端部を覆うことによって穴の直径を1/4以下にで
きる。
【0018】以上の説明は、多層積層導体の少なくとも
一つの板状導体と他の板状導体あるいは電気部品を接続
部材で接続する部位について述べた。次に、図2に示し
たように多層積層導体のB−B′の部位、すなわち多層
積層導体の外周端部について述べる。
【0019】図4に、多層積層導体のB−B′における
断面図を示す。図において、B側が多層積層導体の外周
部にあたり、図1〜図3と同じ部品は同一の記号を付し
てある。板状導体31と32の外周部に絶縁物9がない
場合、前述したように板状導体32の外周端部から板状
絶縁材料82の上部,下部を経て板状導体31の外周端
部に至る距離が絶縁に必要な沿面距離になる。上述した
ように、31と32の間に3kV程度の電圧が印加され
る場合、沿面距離は70〜80mm程度必要になるため、
板状絶縁材料82は板状導体31,32の外周端部から
35〜40mm程度張り出させる必要がある。このこと
は、図1,図2に示した多層積層導体の外周部全体で必
要になり、多層積層導体のサイズが大きくなり、高密
度,小型な電力変換装置を得るための妨げになる。
【0020】次に、図4に示すように板状導体31,3
2の外周端部を絶縁物9で覆った場合を考える。この場
合、沿面距離の制約を受けず、31,32の間に印加さ
れる電圧に耐え得る絶縁物9で板状導体31,32の外
周端部を覆えば、導体間の絶縁を確保できる。この構造
では板状絶縁材料82の張り出しは不要になる。また、
図4では板状導体31,32の両方を絶縁物9で覆った
構造を示したが、いずれか一方の板状導体を絶縁物で覆
っても同様な効果が得られる。さらに、図4に示す絶縁
物9を用いることなく、板状絶縁材料81,83の少な
くとも一方を、板状導体の外周端部に延材させて板状絶
縁材料82と密着させ、板状導体31,32の少なくと
も一方の端部を覆っても良い。
【0021】(実施例2)図5に他の実施例を示す。図
は、板状絶縁材料84,85,86,87及び板状導体
33,34,35で構成される多層積層導体の断面を示
す例であり、板状導体33と35は接続部材61で接続
されている。また、電気部品24は接続部材62によっ
て板状導体34と接続されている。ここで、接続部材6
1は板状導体34と絶縁をとる必要があり、また、接続
部材62は板状導体33,35と絶縁をとる必要があ
る。この実施例では、3層の板状導体のうち接続部材6
1および62と絶縁をとる必要のある部位では各々の接
続部材の周囲を絶縁物10で囲んだ構造をなしている。
ここで、接続部材61と板状導体34との間を例に本実
施例を説明する。
【0022】図5において、接続部材61は絶縁物10
で周囲を囲み、しかも絶縁物10は板状絶縁材料85と
86に密着するように設けられている。このため、互い
に絶縁すべき板状導体34と接続部材61は導体表面が
露出された状態で配置されることなく、両者の間に沿面
距離は不要になる。接続部材62と板状導体33の間、
および62と板状導体35の間を見ても両者がむき出し
で配置されておらず、沿面距離を確保する必要のないこ
とがわかる。なお、接続部材62と板状導体33の間の
絶縁のために、本実施例においては接続部材62の頭部
を絶縁物10で覆っている。
【0023】(参考例)図6は、図3の構成において、
絶縁物9が板状絶縁材料81または82のうち一方にし
か密着していない場合の実施例を示す。図6では、板状
導体32に接続部材55を挿入するために設けた穴の内
部における板状導体32の端部を覆う絶縁物9が、板状
絶縁材料82のみに密着し、81とは離れている。この
場合、板状導体32の板状絶縁材料81側が露出するこ
とになり、図中に矢印で示す距離を沿面距離として必要
な長さを確保する必要が生じる。同様に、接続部材60
を挿入するための板状導体31に設けた穴の内部におけ
る板状導体31の端部が板状絶縁材料83と離れている
場合も同様である。従って、沿面距離の制約から逃れる
には、接続部材と絶縁すべき板状導体の穴の端部は、そ
の板状導体の上下に配置される板状絶縁材と密着するよ
うに絶縁物9を設けなければならない。
【0024】次に、図7について考察する。接続部材6
1,62を囲む絶縁材が、図7に示すように接続部材と
絶縁すべき板状導体の上下に配置される板状絶縁材のう
ち一方にしか密着していない構造では、図6の場合と同
様に接続部材の一部が露出している。この場合、接続部
材61と板状導体34との間は図中矢印で示す距離を必
要とする沿面距離として確保する必要が生じる。同様
に、接続部材62と板状導体35の間でも図中矢印で示
す距離を必要とする沿面距離として確保する必要があ
る。従って、図5の例でも接続部材を囲む絶縁物は、絶
縁を確保すべき板状導体の上下に設けられる板状絶縁材
と密着して設ける必要がある。
【0025】(実施例3)次に、図8の実施例について
説明する。図8は、板状導体の外周端部を覆う絶縁物9
が、板状導体32にしか設けられていない例を示す。こ
の場合、板状導体31の外周端部は露出しているが、板
状導体32の外周端部は絶縁物で覆われている。従っ
て、外周端部で見れば板状導体32が絶縁物9で覆われ
ているため、板状導体31との間に沿面距離の制約はな
くなる。しかし、絶縁物9が板状絶縁材料81または8
2の一方にしか密着していない構造では、図6,図7に
示したように板状導体32と31は互いに露出部を持っ
て配置されるため、必要とされる沿面距離を確保する必
要が生じる。
【0026】以上に述べた通り、板状導体に設けた穴の
内部における板状導体の端部を絶縁物で覆って接続部材
との絶縁を確保する構造,接続部材の周囲を絶縁物で囲
んで板状導体と絶縁を確保する構造,板状導体の外周端
部を絶縁物で覆って他の板状導体との絶縁を確保する構
造等、いずれの構造であっても絶縁を確保するために設
けた絶縁物は、その絶縁物が存在する部位で板状導体の
上下面に配置される板状絶縁材の両方と密着している必
要がある。
【0027】(実施例4)図9は、コンデンサの端子部
を多層積層導体で接続する場合の実施例を示す組立図で
ある。本実施例は、接続部材51,56とは非接続とす
る板状導体に接続部材51,56を通すための穴を設
け、この穴の内側にリング状の絶縁部材101を設けると
共に、このリング状の絶縁部材を設けた板状導体の上下
に配置された板状絶縁材とリング状の絶縁部材が密着す
る構造としたものである。この実施例では、板状導体3
1,32の厚さと同等以上の厚さを持つリング状の絶縁
部材をあらかじめ板状導体31,32の穴の内部にはめ
込むか接着するかした後に、板状導体と板状絶縁材とを
交互に積層し、接続部材51,56でコンデンサ11の
端子に取り付ける。板状導体における絶縁部材101が
設けられる穴の直径は、その穴の上下における板状絶縁
材の穴の直径よりも大きい。従って、リング状の絶縁部
材は板状導体31,32の上下にそれぞれ設けられたそ
れぞれ該当する板状絶縁材と密着する構造となり、接続
部材と板状導体との間で沿面距離の制約から逃れること
ができる。
【0028】(実施例5)図10も、コンデンサの端子
部を多層積層導体で接続する場合の実施例を示す組立図
である。本実施例においては、接続部材と非接続とすべ
き板状導体の上下に配置される板状絶縁材の少なくとも
一方に、非接続とすべき板状導体に設けた穴を通して他
方の板状絶縁材に密着するような筒状絶縁リング102
を設け、この筒状の絶縁リングで接続部材の周囲が囲ま
れる。
【0029】ここで、接続部材51と板状導体32を非
接続とする部位を例に本実施例を説明する。板状導体3
2には接続部材51を貫通させる穴が設けられており、
32の上下には板状絶縁材料81と82が設けられてい
る。ここで、板状絶縁材料82にはこれと接着するか一
体形成される筒状絶縁リング102が設けられ、多層積
層導体を形成するときは筒状絶縁リング102は板状導
体32の穴を通する。この穴の直径は、その上に位置す
る板状絶縁材料81の穴の直径よりも大きい。また、筒
状絶縁リング102の外径は板状絶縁材料81の穴の直
径よりも大きい。従って、筒状絶縁リング102は、板
状絶縁材料81に密着する。接続部材51は、コンデン
サ11の端子に接続する場合、まず板状絶縁材料81を
通り、板状導体32を通して板状絶縁材料81に密着し
た筒状絶縁リング102を通る。この筒状絶縁リング1
02が接続部材の周囲を取り囲み、板状導体32と接続
部材51を絶縁する。次に接続部材51は板状導体31
に接続され、さらに板状絶縁材料83を通してコンデン
サ11の端子と接続される。すなわち接続部材51は板
状導体32と非接続となった状態で板状導体31とコン
デンサ11の端子とを接続する。接続部材56も同様に
板状導体31と非接続となる。本実施例では、板状導体
の上下に設けられる板状絶縁材の一方に筒状絶縁リング
を設け、これによって接続部材の周囲を覆って、接続部
材と板状導体とを絶縁したが、板状導体の上下に設けら
れる板状絶縁材の両方に筒状絶縁リングを設け、両筒状
絶縁リングが互いに密着して接続部材の周囲を覆う構造
としても同様な効果を得ることができ、接続部材と板状
導体との間の沿面距離の制約から逃れることができる。
【0030】(実施例6)他の実施例を図11に示す。
本図において、36は多層積層導体を形成する板状導体
のうちの1枚であり接続部材と非接続とすべき板状導体
である。201〜204は接続部材を非接続として通す
ための穴であり、301〜304は他の板状導体または
電気部品と接続部材により接続されている部位を示し、
穴301から穴302へ、穴303から穴304へそれ
ぞれ電流を流している場合を例に示している。ここで、
穴201と穴202は近接して設けたためにつながって
いる。一方、穴203と穴204はつながることなく設
けられ、穴の間に板状導体の一部が介在する。
【0031】いま、穴301から穴302へ電流が流れ
る時の経路を考えると、図に示すように穴201,穴2
02を迂回して流れざるを得ず、その流路は長くなって
しまう。一方、穴303から穴304への電流経路を見
ると、穴203と穴204の間を通して最短距離で流れ
ることができる。一般に、電流の流れる経路が長くなる
ほど配線のインダクタンスは大きくなるため、201と
202のように二つの穴がつながった場合には多層積層
導体のインダクタンス低減効果が小さくなる欠点があ
る。このような場合には、穴203,穴204のように
穴の径を小さくし、穴同士がつながらないようにする必
要がある。一方、201〜204は接続部材を非接続と
して通すべき穴であり、これらの穴に通る接続部材の径
よりも大きな径を持つ必要がある。このように、多層積
層導体のインダクタンスを低減し、さらに接続部材を板
状導体に非接続で通すためには最接近して設けられる穴
が互いにつながらないで、しかも接続部材の径よりも大
きな径を持つ穴を設けることが必要である。
【0032】
【発明の効果】接続部材と板状導体との間、あるいは板
状導体間で、絶縁を確保するための沿面距離が不要とな
り、高い電圧で使用する多層積層導体でも、接続部材を
通すための穴の径や多層積層導体のサイズを小さくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多層積層導体を用いて構成したイ
ンバータ回路の斜視図。
【図2】図1のインバータ回路の上面図。
【図3】図1の多層積層導体の接続部の構造図。
【図4】本発明を板状導体の外周端部に実施した例の断
面図。
【図5】他の実施例の接続部の断面図。
【図6】参考例を示す断面図。
【図7】他の参考例を示す断面図。
【図8】他の実施例の接続部の断面図。
【図9】他の実施例の組立図。
【図10】他の実施例の組立図。
【図11】本発明による板状導体を示す図。
【図12】基本的なインバータ回路の構成図。
【符号の説明】
7…放熱フィン、9,10…絶縁物、11,12…コン
デンサ、21〜23…スイッチ素子群、31〜36…板
状導体、51〜62…接続部材、81〜86…板状絶縁
材料、101…絶縁部材、102…筒状絶縁リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛世 正博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の板状導体と複数の板状絶縁材とが交
    互に積層される多層積層導体と、電気部品とが、接続部
    材によって接続される電力変換装置において、 少なくとも二つの前記板状絶縁材によって挟まれる少な
    くとも一つの前記板状導体の端部と、前記多層積層導体
    と前記電気部品との接続体における導体表面部とが隣接
    し、 前記板状導体の前記端部の表面が絶縁物によって覆われ
    ていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記板状導体が前記接
    続部材の貫通する穴を有し、前記一つの板状導体の前記
    端部が前記穴の内部における端部であり、前記導体表面
    部が前記穴を貫通する前記接続部材の表面であることを
    特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記絶縁物が前記多層
    積層導体と一体化されていることを特徴とする電力変換
    装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記絶縁物が前記接続
    部材と一体化され、前記接続部材の前記表面が前記絶縁
    部材によって覆われていることを特徴とする電力変換装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記一つの板状導体の
    前記端部が前記多層積層導体の外周部における端部であ
    り、前記導体表面部が、前記端部に隣接する他の板状導
    体の体の端部の表面であることを特徴とする電力変換装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記絶縁物が前記二つ
    の板状絶縁材に密着していることを特徴とする電力変換
    装置。
  7. 【請求項7】請求項3において、前記絶縁物がリング上
    の絶縁部材であることを特徴とする電力変換装置。
  8. 【請求項8】請求項3において、前記絶縁物が前記板状
    絶縁材に一体化された筒状絶縁リングであることを特徴
    とする電力変換装置。
  9. 【請求項9】複数の板状導体と複数の板状絶縁材とが交
    互に積層される多層積層導体と、電気部品とが接続部材
    によって接続される電気部品接続体において、 少なくとも二つの前記板状絶縁材によって挟まれる少な
    くとも一つの前記板状導体の端部の表面を、絶縁物で覆
    うことを特徴とする電気部品接続体。
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