JPH1186465A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH1186465A
JPH1186465A JP9251333A JP25133397A JPH1186465A JP H1186465 A JPH1186465 A JP H1186465A JP 9251333 A JP9251333 A JP 9251333A JP 25133397 A JP25133397 A JP 25133397A JP H1186465 A JPH1186465 A JP H1186465A
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JP
Japan
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JP9251333A
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Inventor
Kazumi Iwata
和己 岩田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ内の冗長データの割合を減少して耐振
動性、耐衝撃性を向上させる。 【解決手段】 制御部20及びアドレス生成部22はD
RAM16の領域をエラー訂正ブロック上のメインデー
タを少なくとも書き込む第1の領域と、冗長データの全
て又はその一部を書き込む第2の領域に分割して、ディ
スク11から再生されたメインデータと冗データ長をそ
れぞれ第1、第2の領域に書き込む。ECC部23はメ
インデータのエラーを冗長データに基づいて訂正する。
制御部20及びアドレス生成部22はまた、エラー訂正
ブロックの訂正が終了する毎に第2の領域に次のエラー
訂正ブロックの冗長データを上書きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(デジタル
ビデオディスク)などの媒体から再生された信号を処理
する信号処理装置に関し、特にメインデータに対してE
CC(エラーコレクションコード)訂正処理用の冗長デ
ータ(パリティ)が付加されたデータを処理する信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、DVDディスクでは、複雑で動
きの早い画像には転送レートを高く(単位時間当たりの
データ量を多く)、他方、簡単で動きの少ない画像には
転送レートを低く(単位時間当たりのデータ量を少な
く)した可変転送レートを採用している。そのため、通
常のDVDドライブ装置では、ECC処理用のワークR
AMと上記の可変転送レート用のバッファRAMの2つ
のRAMが用いられるが、コストを低下させるために1
つのバッファで共有することも行われる。一般にバッフ
ァRAMは容量が大きい(4Mビット)ものを必要とす
るのでDRAMが用いられる。
【0003】ECCブロックは複数のセクタに対してP
IパリティとPOパリティが付加されてインターリーブ
され、これをバッファRAMに書き込む場合には次の2
通りがある。第1はインターリーブを解いた後(デ・イ
ンターリーブした後)書き込む方法であり、第2はイン
ターリーブを解かずに書き込み、ECC処理などのため
の読み出しの際にインターリーブを解く方法である。い
ずれも、ECCブロック内のメインデータとパリティデ
ータをフォーマット上の比率そのままでメモリに書き込
み、ECC訂正が終了した後に画像・音声デコーダに転
送する際にパリティを飛ばしながらメインデータをメモ
リから読み出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、ECCブロック内のメインデータとパリ
ティデータをフォーマット上の比率そのままでメモリに
書き込むので、例えばDVDの場合にはメモリ中にパリ
ティが占める割合が約13%もあり、したがって、メモ
リを有効に使用することができないという問題点があ
る。
【0005】ここで、ドライブ装置に対してシーク中に
振動、衝撃などが加わった場合には、媒体からの再生デ
ータをメモリに書き込む処理は停止されるが、画像・音
声デコーダへの出力(メモリからの読み出し)は停止さ
れないので、メモリ内には有効なデータを多く蓄積して
いた方がよい。また、シーク距離が長くシーク時間が長
いときや大きな振動、衝撃などが加わったときには、メ
モリ内が空になり、画像・音声の再生が途切れることも
あり、特に携帯用の再生装置では、振動などが加わり易
い。なお、メモリが4Mバイト、平均転送レートが4M
bpsの場合、8秒分のデータの内、1.04秒分が冗
長領域であるので、実質的な再生は約7秒分となり、約
1秒分が無駄になる。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、メモリ
内の冗長データの割合を減少して耐振動性、耐衝撃性に
優れた信号処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、メモリの領域を、エラー訂正ブロック上の
メインデータを少なくとも書き込む(メインデータの
み、あるいはメインデータ+PIデータを書き込む)第
1の領域と、冗長データの全て又はその一部を書き込む
(PI,POデータあるいはPOデータのみを書き込
む)第2の領域に分割してメインデータと冗長データを
それぞれ第1、第2の領域に書き込むようにしたもので
ある。すなわち本発明によれば、メインデータとエラー
訂正用の冗長データが所定の比率で構成されたエラー訂
正ブロックが記録された媒体から再生された信号を処理
する信号処理装置において、前記媒体から再生されたデ
ータを一時記憶するメモリと、前記メモリの領域を、エ
ラー訂正ブロック上のメインデータを少なくとも第1の
領域と、冗長データの全て又はその一部を書き込む第2
の領域に分割して、前記媒体から再生されたメインデー
タと冗長データをそれぞれ前記第1、第2の領域に書き
込むメモリ制御手段と、前記メモリの第2の領域に記憶
された冗長データに基づいて、第1の領域に記憶された
そのエラー訂正ブロック内のメインデータのエラーを訂
正するエラー訂正手段とを、有することを特徴とする信
号処理装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る信号処理装置
の一実施形態を示すブロック図、図2は図1のDVDの
ECCブロックとインターリーブを示す説明図、図3は
図1のDVDの物理セクタを示す説明図、図4は図1の
DRAMの領域と書き込み及びECC訂正処理を示す説
明図である。
【0009】図1において、ディスク11からピックア
ップ12により読み取られた信号はRFアンプ/スライ
サ/イコライザ(EQ)/ビットPLL回路13に印加
されてビットクロックが抽出される。続くNRZ変換/
シンク検出・保護回路14では、再生データがビットク
ロックに基づいてNRZ変換され、フレームシンク(同
期)信号とセクタシンク信号が検出され、また、ディフ
ェクトなどによりシンク信号が欠落している時には疑似
シンク信号が挿入などされて保護される。このデータは
8/16復調部15を介してデータ入出力制御部16と
ID検出/訂正部17に送られる。ID検出/訂正部1
7ではセクタアドレスなどを含むIDが検出され、続く
ECCブロックシンク生成部18ではECCブロックの
先頭のECCブロックシンク信号が検出される。
【0010】ここで、DVDでは図2及び図3に示すよ
うに、1セクタが13行で構成され、第1〜第12行の
各々は172(91+81)バイトのメインデータに対
してフレームシンク信号(フレームSync)及びセク
タシンク信号(セクタSync)と10バイトのPIパ
リティが付加(インターリーブ)されて構成され、第1
3行はフレームシンク信号及びセクタシンク信号と17
2バイトのPOパリティと10バイトのPIパリティに
より構成されている。そして、この16セクタは1EC
Cブロックを構成され、このECCブロック単位でEC
C訂正処理が行われる。メインデータとはDVDのフォ
ーマットでは2048バイトを言うが、本明細書ではデ
ータセクタのID、IEC、RSV、EDCを含むデー
タ、すなわちPI、POパリティを除くデータを言う。
そして、このフォーマット上のPI、POパリティの割
合(シンク信号を除く)は、(182+10×12)/
(182×13)≒12.8%となる。
【0011】そこで、制御部20は図4に示すように、
DRAM21上に2ECCブロックのPOパリティのデ
ータ量分(16セクタの各第13行×2ECCブロック
分で182×16×2バイト)を冗長データ領域として
確保し、この16セクタの各第13行分の領域をECC
ブロック毎にトグルして16セクタの各第13行のPO
パリティ(及びPIパリティ)を上書きして書き込む。
また、他の領域を第1〜第12行のセクタ内のメインデ
ータとPIパリティデータ用として確保する。また、第
1〜第12行のPIパリティも同様に冗長データ領域に
書き込めばパリティの割合が少なくなるが、第13行の
POパリティデータ(及びPIパリティデータ)のみの
方がアドレス管理が簡単になる。
【0012】NRZ変換/シンク検出・保護回路14に
より検出されたフレームシンク信号及びセクタシンク信
号と、8/16復調部15からの書き込みリクエスト信
号と、ECCブロックシンク生成部18により検出され
たECCブロックシンク信号が制御部20に送られる。
制御部20はこれらの信号に基づいて、図3に示すEC
Cブロックの先頭から24フレームシンク信号分のデー
タ、すなわち第1行〜第12行分のメインデータ、PI
パリティデータをDRAM(以下、メモリ)21のメイ
ンデータ、PIパリティデータ領域に書き込み、残りの
2フレームシンク信号分、すなわち第13行のPOデー
タをメモリ21の冗長データ領域に書き込むようにデー
タ入出力制御部16、アドレス生成部22などを制御す
る。また、制御部20は各ブロックからのリクエスト信
号に基づいてメモリ21へのデータアクセスが重ならな
いようにアドレスを監視し、例えばECC部23による
読み出しが媒体からの書き込みより先行しないように制
御する。
【0013】図4を参照してDRAM21に対する再生
データの書き込みとECC部23によるアクセスを説明
する。まず、ディスク11からの最初のECCブロック
のメインデータ、PIパリティデータとPOパリティデ
ータをDRAM21に書き込み、次いで次のECCブロ
ックのメインデータ、PIパリティデータ及びPOパリ
ティデータをDRAM21に書き込むと共にECC部2
3が最初のECCブロックのデータをDRAM21から
読み出してエラーを検出し、訂正(ECC訂正処理)を
行う。次いで3番目のECCブロックのメインデータ、
PIパリティデータ及びPOパリティデータをDRAM
21に書き込むが、このときPOパリティは最初のEC
CブロックのPOパリティが記憶されている16セクタ
の第13行分の領域に上書きし、また、この時に2番目
のECCブロックのECC訂正処理を行う。
【0014】同様に、4番目のECCブロックのPOパ
リティを2番目のECCブロックのPOパリティが記憶
されている領域に上書きし、同時に3番目のECCブロ
ックのECC訂正処理を行う。すなわち、ECC訂正処
理を行った後にはそのECCブロックのPOパリティは
不要であるので、k番目のECCブロックのPOパリテ
ィをk−2番目のECCブロックのPOパリティが記憶
されている領域に上書きし、同時にk−1番目のECC
ブロックのECC訂正処理を行う。
【0015】次に、具体的な動作について説明する。ま
ず、制御部20が8/16復調部15からの書き込みリ
クエスト信号を受けると、アドレス生成部22に対し
て、データ領域書き込みアドレスINC.要求信号と冗
長領域書き込みアドレスINC.要求信号を順次それぞ
れディスクデータ書き込みアドレス生成部106内のデ
ータ領域書き込みアドレスカウンタ106aと冗長領域
書き込みアドレスカウンタ106bに送り、これにより
カウンタ106a、106bがイネーブル状態になって
それぞれデータ書き込み領域アドレス、冗長領域書き込
みアドレスをカウントする。
【0016】同時に、制御部20がマルチプレクサ(M
PX)108に対して、カウンタ106a、106bを
選択するアドレス選択信号を送ることにより、カウンタ
106a、106bのデータ書き込み領域アドレス、冗
長領域書き込みアドレスがマルチプレクサ108により
選択されてDRAM21に送られる。
【0017】また、制御部20がデータ入出力制御部1
6に対してデータ選択信号を送ることにより、8/16
復調部15の出力データがデータ入出力制御部16を介
してDRAM21に送られる。更に制御部20からDR
AM21に対して書き込みイネーブル信号WEとストロ
ーブ信号が送られ、これにより8/16復調部15の出
力データがDRAM21内のメインデータ、PIデータ
領域と冗長データ領域に書き込まれる。なお、図示され
ていないが、DRAM21では通常、ストローブ信号は
RAS(row address strobe)信号とCAS(column a
ddress strobe)信号より成り、上位アドレスをRAS
信号でストローブし、下位アドレスをCAS信号でスト
ローブするので、アドレス生成部22内の各カウンタは
上位アドレスと下位アドレスに分けて出力する。
【0018】次に、ECC部23がDRAM21から第
1〜第13行×16セクタ分のデータを読み出し、メイ
ンデータをPIパリティデータとPOパリティデータに
基づいてエラー訂正処理を行う。この場合、制御部20
はECC部23からECC読み出しリクエストを受けた
後、1ECCブロック分のデータがDRAM21に書き
込まれていれば、PIコードワードのアドレスを生成す
るPI読み出しアドレスカウンタ101と、POコード
ワードのアドレスを生成するPO読み出しアドレスカウ
ンタ102に対してECC読み出しアドレスINC.要
求信号と、PI訂正かPO訂正かを示すPI/PO信号
を送出し、カウンタ101、102がイネーブル状態に
なってECC読み出しアドレスを発生する。このとき同
様に、制御部20がアドレス選択信号をマルチプレクサ
108に送ることによりECC読み出しアドレスがマル
チプレクサ108により選択されてDRAM21に送ら
れる。
【0019】同時に、制御部20はECC部23に対し
て、PI訂正、PO訂正のどれを行うかを指示するため
にPI/PO信号を送る。また、制御部20はDRAM
21に対して読み出しイネーブル信号OEを送る。更
に、制御部20はデータ入出力制御部16に対してデー
タ選択信号を送ることにより、DRAM21から読み出
されたデータがデータ入出力制御部16を介してECC
部23に送られる。
【0020】ただし、図示されていないが、POコード
ワード読み出しの場合には、セクタの第1〜第12行の
データが記録されているメインデータ、PIデータ領域
のデータを列方向に16セクタ分読み出した後に、セク
タの第13行目のデータが記録されている冗長データ領
域のPOデータを列方向に16セクタ分読み出すよう
に、データ領域読み出しカウンタがメインデータ、PI
データの読み出しアドレスをカウントし、また、冗長領
域読み出しカウンタがPOデータの読み出しアドレスを
カウントする。
【0021】また、DRAM1に対してデータ入力順
(PI方向順)に書き込む場合には、データ領域読み出
しカウンタと冗長領域読み出しカウンタはPIワードコ
ード読み出し時には+1ずつカウントアップし、POワ
ードコード読み出し時には+182ずつカウントアップ
する。また、データ領域読み出しカウンタは冗長領域を
飛ばしてカウントアップし、冗長領域読み出しカウンタ
はデータ領域を飛ばしてカウントアップする。例えば冗
長領域読み出しカウンタは2ECCブロックの書き込み
終了後に冗長領域読み出しカウンタの出力をデコード
し、冗長領域及び初期アドレスをロードする。
【0022】次に、ECC部23ではDRAM1からの
ECC読み出しデータに対し、制御部20からのPI/
PO信号に基づいてPI訂正又はPO訂正の処理を行
う。この場合、エラー検出部23aでは入力したデータ
系列からエラーを検出し、エラーが存在する場合に何番
目のデータにエラーが存在するかを示すエラーロケーシ
ョン(PI:0〜181,PO:0〜287)とエラー
値(正常な値と間違っている値の差分値)を計算する。
エラー訂正部23bはエラーのあるデータをDRAM1
から読み出して訂正後、訂正データをDRAM1に書き
込むために、エラーロケーションを訂正アドレス生成部
103に送るとともに訂正読み出しリクエスト信号を制
御部20に送る。
【0023】制御部20は訂正読み出しリクエスト信号
を受けると、訂正アドレス要求信号をアドレス生成部2
2に送るとともに、訂正アドレス生成部103を選択す
るアドレス選択信号をマルチプレクサ108に送る。訂
正アドレス生成部103はエラーロケーションとECC
データ読み出し時のPIコードワード又はPOコードワ
ードのスタートアドレス(PI訂正の場合には各行の先
頭アドレス、PO訂正の場合には各列の先頭アドレス)
を用いて訂正アドレスを生成し、これを出力する。
【0024】ここで、PI訂正では単純に、エラーロケ
ーションとスタートアドレスを加算すればよいが、PO
訂正ではエラーロケーションを用いて、エラーのある位
置がメインデータ、PIデータ領域のデータか又は冗長
データ領域のデータを判別して訂正アドレスを生成す
る。簡単には、スタートアドレスとしてECC読み出し
の際のデータ領域読み出しカウンタのスタートアドレス
と冗長領域のスタートアドレスを用い、エラーロケーシ
ョンNが0〜191まではデータ領域読み出しカウンタ
のスタートアドレスにN×182を加算し、エラーロケ
ーションNが192〜207のときには冗長領域読み出
しカウンタのスタートアドレスに(N−192)×18
2を加算すればよい。
【0025】制御部20はデータ入出力制御部16に対
し、DRAM1から読み出されたエラーのあるデータ
(訂正前データ)をエラー訂正部23bに送るためのデ
ータ選択信号を送出し、また、読み出しイネーブル信号
OEとストローブ信号をDRAM1に送出する。エラー
訂正部23bは入力データにエラー値を加算して正常な
データを計算した後、訂正書き込みリクエスト信号を制
御部20に送る。制御部20はこれを受けて、訂正アド
レス生成部103を選択するアドレス選択信号をマルチ
プレクサ108に送り、また、書き込みイネーブル信号
WEとストローブ信号をDRAM1に送出する。このと
き、訂正アドレス生成部103により生成される書き込
みアドレスは読み出し時と同一であり、したがって、エ
ラー訂正部23bが訂正データをDRAM1に書き込む
ことができる。
【0026】ECC訂正処理では、1組のPI訂正とP
O訂正で終了する場合には、PI訂正を1ECCブロッ
ク当たり208回(208行=13行×16セクタ分)
行った後にPO訂正処理に移行する。PIパリティ(1
73〜182列目)に対するPO訂正は行う必要がない
ので、1ECCブロック当たり172回行われる。PO
訂正が終了するとデータをDRAM1からデ・スクラン
ブルしながら(図示24)EDC(エラーディテクショ
ンコード)部25に読み出し、ECC訂正によるデータ
の誤訂正を判別する。ここで、制御部20はEDC読み
出しアドレスINC.要求信号をEDCアドレスカウン
タ104に出力し、また、そのアドレス選択信号をマル
チプレクサ108に送り、また、読み出しイネーブル信
号OEとストローブ信号をDRAM1に送出する。ま
た、詳述しないが、EDCはIDやパリティを除くメイ
ンデータのみに対して行われる。
【0027】EDC訂正が終了した後、制御部20はM
PEGデコーダからデコーダ読み出しリクエスト信号を
受けると、データをDRAM1からデ・スクランブルし
ながら(図示26)MPEGデコーダに読み出すため
に、デコーダデータ読み出しアドレスカウンタ107を
選択する信号をマルチプレクサ108に送り、また、読
み出しイネーブル信号OEとストローブ信号をDRAM
1に送出する。なお、この例ではDRAM1へのアクセ
ス回数を減らすために、DRAM1上ではデータをスク
ランブルされた状態で記憶し、EDC部25やMPEG
デコーダへの読み出し時にデ・スクランブルしている
が、本発明はこれに限定されない。
【0028】また、上記実施形態によれば、POパリテ
ィについて32行分のみをDRAM1に書き込み、EC
C訂正処理後にこれをECCブロック毎に上書きするこ
とにより、DRAM1内の冗長データの割合を約7.7
%少なくすることができ、また、PIパリティについて
も行えば約13%少なくすることができるので、耐振動
性、耐衝撃性を向上させることができる。また、本発明
は上記実施形態に限定されず、エラー訂正用のパリティ
が付加されたデータを処理する場合全てに適用すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリの領域をエラー訂正ブロック上のメインデータを少
なくとも書き込み第1の領域と、冗長データの全て又は
その一部を書き込む第2の領域に分割してメインデータ
と冗長データをそれぞれ第1、第2の領域に書き込むよ
うにしたので、メモリ内の冗長データの割合を減少して
耐振動性、耐衝撃性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号処理装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1のDVDのECCブロックとインターリー
ブを示す説明図である。
【図3】図1のDVDの物理セクタを示す説明図であ
る。
【図4】図1のDRAMの領域と書き込み及びECC訂
正処理を示す説明図である。
【符号の説明】
16 DRAM(メモリ) 20 制御部(アドレス生成部とともにメモリ制御手段
を構成する。) 22 アドレス生成部 23 ECC部(エラー訂正手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインデータとエラー訂正用の冗長デー
    タが所定の比率で構成されたエラー訂正ブロックにより
    情報が記録された媒体から再生された信号を処理する信
    号処理装置において、 前記媒体から再生されたデータを一時記憶するメモリ
    と、 前記メモリの領域を、エラー訂正ブロック上のメインデ
    ータを少なくとも第1の領域と、冗長データの全て又は
    その一部を書き込む第2の領域に分割して、前記媒体か
    ら再生されたメインデータと冗長データをそれぞれ前記
    第1、第2の領域に書き込むメモリ制御手段と、 前記メモリの第2の領域に記憶された冗長データに基づ
    いて、第1の領域に記憶されたそのエラー訂正ブロック
    内のメインデータのエラーを訂正するエラー訂正手段と
    を、 有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ制御手段は、前記エラー訂正
    手段によるエラー訂正ブロックの訂正が終了する毎に、
    前記第2の領域に次のエラー訂正ブロックの冗長データ
    を上書きすることを特徴とする請求項1記載の信号処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリの第2の領域は、エラー訂正
    を行うために必要な冗長データ量の2倍以内であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の信号処理装置。
JP9251333A 1997-09-01 1997-09-01 信号処理装置 Pending JPH1186465A (ja)

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