JPH0877727A - Cd−romディスク再生装置 - Google Patents

Cd−romディスク再生装置

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Publication number
JPH0877727A
JPH0877727A JP21332494A JP21332494A JPH0877727A JP H0877727 A JPH0877727 A JP H0877727A JP 21332494 A JP21332494 A JP 21332494A JP 21332494 A JP21332494 A JP 21332494A JP H0877727 A JPH0877727 A JP H0877727A
Authority
JP
Japan
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correction
data
circuit
rom
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP21332494A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Takano
邦良 高野
Hiroshi Obata
宏 小畠
Yuzo Tamada
雄三 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP21332494A priority Critical patent/JPH0877727A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリの余分な使用スペースを減らして、メモ
リを有効利用し装置全体の処理速度を向上させることを
目的とする。 【構成】 ECC符号は訂正/バッファ兼用RAM12
2に設けた少なくとも1BLOCKのECC符号を格納
できる一時格納領域に記録され、データと共に一定の方
式にしたがって読み出し訂正処理をする。訂正処理を施
している間、次のデータを読み込む。訂正が終了してい
なければ、1BLOCKより大きめに確保したECC符
号の格納領域の未使用部にP、Qパリティを読み込み、
訂正処理が終了したら先程使用していた領域に読み込む
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD−ROM装置に係
り、ディジタル信号の訂正処理に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMディスク装置の主目的はホ
ストコンピュータなどの外部デバイスからの命令によ
り、目的とする位置をサーチしディスクに記録されてい
るデータの中から目的のデータを光ピックアップにより
読み出し、CD訂正、CD−ROM訂正処理を施した
後、I/Fを経て外部デバイスに転送することである。
【0003】近年ではCD−ROMディスク装置に対す
る高速動作の要求が高まってきており、そのスペックは
年々厳しいものになってきている。これらの要求を満足
するために必要な技術として高速サーチ、N倍速でのデ
ータの読み出しなどの高速再生、高速エラー検出・訂
正、外部デバイスへの高速転送等があり、CD−ROM
ディスク装置内の各機能を向上させる様々な工夫が凝ら
されている。
【0004】図7は従来のCD−ROM再生装置の構成
図である。光学式ピックアップ601によりディスク6
02から読み出された信号はRFアンプ回路603に供
給する。RFアンプ回路603は光学式ピックアップ6
01の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエ
ラー信号を抽出して、フォーカス・トラッキング制御回
路604に供給すると共にレベルスライス・PLL回路
605へ増幅したRF信号を供給する。
【0005】レベルスライス・PLL回路605は得ら
れたRF信号を2値化しEFM信号を得ると同時に、こ
のEFM信号を読み取るためにEFM信号に同期したP
LLクロック606を生成する。レベルスライス・PL
L回路605内の電圧制御発振器の基本周波数は1倍速
時の4.3218MHzであり、4倍速では17.28
72MHzとなる。
【0006】2値化したEFM信号はCD同期検出回路
607およびCD信号処理回路608へ供給する。CD
同期検出回路607はPLLクロック606を用いて、
周期的なCDの同期信号を検出する。検出された同期信
号はCD信号処理回路608およびディスクモータ制御
回路609へ供給する。
【0007】ディスクモータ制御回路609は供給され
た時間軸変動を有する再生CD同期信号7.35KHz
とマスタークロック610(16.9344MHz)を
1/2304分周して得られるX’TAL系信号7.3
5KHzの周波数、および位相を比較することによりエ
ラー成分を抽出して、電圧に変換・増幅しディスクモー
タ611にフィードバックする。
【0008】一方、CD信号処理回路608はPLLク
ロック606とCD同期検出回路607からの同期信号
を用いて、レベルスライス・PLL回路605より供給
されるEFM信号のデータ分離・復調を行い、PLLク
ロック606によりCD訂正用RAM612にデータを
書き込む。
【0009】このデータをマスタークロック610でC
D訂正用RAM612から読み出すことによりディスク
モータ611による時間軸変動を吸収する。読み出した
データは同時に訂正処理を行い、その出力信号をSW6
13により補間回路614、またはCD−ROM同期検
出回路615、デ・スクランブル回路616に供給す
る。
【0010】SW613の切り替えはシステムコントロ
ール回路617より出力されるオーディオ/ROM切り
替え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時は
補間回路614にデータを供給し、データに訂正不能を
示すエラーフラグが付いている時はデータの補間を行
い、その出力をD/Aコンバータ618に供給する。
【0011】D/Aコンバータ618は供給されたディ
ジタル信号をアナログ信号に変換し、D/Aコンバータ
618内のローパスフィルターを通過させて再生オーデ
ィオ信号619として出力する。また、指示信号がRO
Mの時はCD−ROM形式のフォーマットに書き直され
たデータをCD−ROM同期検出回路615およびデ・
スクランブル回路616に供給する。
【0012】CD−ROM同期検出回路615はマスタ
ークロック610を用いることによりデータの同期信号
の検出を行う。得られた同期信号はCD−ROM訂正回
路620およびデ・スクランブル回路616に供給す
る。デ・スクランブル回路616はCD−ROM同期信
号を基準にデータのスクランブルを解除し、その出力を
CD−ROM訂正回路620に供給する。
【0013】CD−ROM訂正回路620に供給された
データは、一旦訂正用の訂正RAM621に格納し、そ
の後一定の訂正方式に従って再びCD−ROM訂正回路
620に読み出し訂正処理する。訂正処理後のデータ及
び訂正フラグはI/F制御部622より外部デバイス6
23へ供給するため、バッファーRAM624へ内部バ
ス625を通して転送する。
【0014】また、訂正処理の判定結果はシステムコン
トローラ617に、訂正終了フラグはシステムコントロ
ーラ617およびバッファRAM制御回路626に供給
する。バッファRAM制御回路626は訂正処理された
データの読み出し制御およびホストコンピュータなどの
外部デバイス623からI/F制御部622を経由して
送られてきたデータの書き込み制御や読み出し制御を行
う。
【0015】I/F制御部622はバッファRAM62
4から読み出したデータの外部デバイス623への転
送、および外部デバイス623との交信制御をシステム
コントローラ617の指示に従い制御する。システムコ
ントローラ617は制御信号627によりサーチ、I/
F指示制御、各回路の動作のON/OFFなどCD−R
OM全体の動作制御および訂正判定結果より訂正不能時
のリトライ動作指示を行う。サーチ指示信号は送りモー
タ制御回路628に送り、送りモータ制御回路628は
送りモータ629へ制御信号を供給する。
【0016】ここで、CD−ROMの訂正処理について
詳しく述べる。16bitで実質的な意味を成すデータ
はMSB8bitおよびLSB8bitの2シンボルに
分けて訂正する。この際CD信号処理回路608より送
られてくるデータに1bitの補正フラグがついてお
り、誤りの可能性のあるものには”1”が記録されてい
る。したがって訂正に必要なデータは9bitを1単位
とする。
【0017】CD−ROM訂正回路620へ供給したデ
ータは一旦訂正RAM621に記憶する。訂正は235
2ByteのBLOCK単位で行われるが、対象となる
のは同期信号を除く2340Byteである。P系列と
Q系列の2通りの訂正方式があり、一定の法則に従って
記録されたデータを選択し計算を行う。
【0018】P系列はデータ24Byte、パリティ2
Byteの26Byteを1LINEとする43LIN
Eから構成されている。一方、Q系列はデータ43By
te、パリティ2Byteの45Byteを1LINE
とする26LINEで構成されている。1LINEごと
にシンドローム計算を行い、その結果より訂正処理を行
う。訂正箇所があれば訂正RAM621に書き直す。
【0019】訂正終了後、データはI/F制御部622
より外部デバイス623へ転送するためバッファRAM
624へ転送する。上記のようにCD−ROM訂正にお
いては訂正RAM621に格納したデータをバッファR
AM624に移しており二重手間となっている。そこで
訂正RAM621とバッファRAM624を兼用するこ
とにより時間的な無駄を改善する。訂正RAM621は
9bitのセルを単位とするメモリであり、バッファR
AM624は8bitのセルを単位とするメモリである
ので、これら2つのメモリを1つに統一するにはどちら
か一方のセルサイズに合わせる必要がある。
【0020】また、バッファRAM624は外部デバイ
ス623へ一回のアクセスでより多くのデータを転送す
るため、大きな容量を有している。したがって、訂正R
AM621とバッファRAM624を兼用する場合、メ
モリの大きさはバッファRAM624の容量に依存す
る。訂正の際に使用するECC符号は1BLOCKあた
り276Byteを占めており、訂正終了後は不必要な
ものとなる。
【0021】したがって、図8のようにECC符号を含
む入力されるデータをそのままメモリ701に格納して
いった場合、訂正後不要になったECC符号は記録され
たままとなり外部デバイス623が必要とするデータを
記憶する領域を小さくするという問題があった。ここで
訂正/バッファ兼用RAMとして9bitのセルを単位
とするメモリをバッファメモリとして使用する再生装置
を考える。I/F制御部622より外部デバイス623
へデータを転送する際にはデータ・補正フラグという順
序で送らねばならない。
【0022】したがって、メモリからのデータの読み出
しが1Byte単位で行われることを考えると、メモリ
に2回同じアドレスを出力して必要な部分のデータある
いは補正フラグのみを使用するか、8Byte分のデー
タを読み込んで上位1bitの補正フラグを集めてメモ
リに保管して置く必要があった。そのため処理時間の増
大を招いたり、メモリの不要な使用等の問題があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記したように訂正R
AMとバッファRAMを兼用する場合、外部デバイスに
転送しない部分を含む全入力データをそのまま記録して
いたのでは、訂正の際のECC符号の記録領域が無駄に
なるという欠点があった。また9bitのセルを1単位
とするメモリにおいては、外部デバイスへデータを転送
する場合、無駄なアクセスを必要としたり、余分なメモ
リ領域を必要とするなどの欠点があった。そこで、本発
明では上記欠点を改善し、余分な使用スペースを減らし
てメモリの有効利用へと結び付けることや処理速度を向
上させることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、CD−ROMディスクに記録された
第1の情報データを読出す情報データ読出し手段と、前
記情報データ読出し手段により読出した前記第1の情報
データを前記CD−ROMディスクの記録フォーマット
に応じてディジタル信号処理するディジタル信号処理手
段と、前記ディジタル信号処理手段により処理された第
2の情報データを外部機器に入出力するための外部イン
ターフェース手段と、前記ディジタル信号処理手段によ
り処理される前記第1の情報データのうち、前記外部機
器が必要とするデータを一時的に記憶する第1の記憶手
段と、前記ディジタル信号処理手段により処理される前
記第1の情報データのうち、誤り訂正用のデータを少な
くとも1セクタ分だけ一時的に記憶する第2の記憶手段
とを具備している。
【0025】
【作用】このように構成されたものにおいては、ディジ
タル信号処理手段により処理される第1の情報データの
うち、外部機器が必要とするデータを一時的に第1の記
録手段に記録し、この情報データのうち誤り訂正用のデ
ータを少なくとも1セクタ分だけ一時的に第2の記憶手
段に記録することにより、効率のよりメモリの利用が可
能となり、全体の処理速度を向上することができる。
【0026】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照し、詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すCD−ROM
ディスク再生装置の構成図である。光学式ピックアップ
101によりディスク102から読み出された信号はR
Fアンプ回路103に供給する。
【0027】RFアンプ回路103は光学式ピックアッ
プ101の出力からフォーカスエラー信号やトラッキン
グエラー信号を抽出しフォーカス・トラッキング制御回
路104に供給すると共にレベルスライス・PLL回路
105へ増幅したRF信号を供給する。
【0028】レベルスライス・PLL回路105は供給
されたRF信号を2値化しEFM信号を得ると同時に、
このEFM信号を読み取るためにEFM信号に同期した
PLLクロック106を生成する。レベルスライス・P
LL回路105内の電圧制御発振器の基本周波数は1倍
速時の4.3218MHzであり、4倍速では17.2
872MHzとなる。
【0029】2値化したEFM信号はCD同期検出回路
107およびCD信号処理回路108へ供給する。CD
同期検出回路107はPLLクロック106を用いて、
周期的なCDの同期信号を検出する。検出された同期信
号はCD信号処理回路108およびディスクモータ制御
回路109へ供給する。
【0030】ディスクモータ制御回路109は供給され
た時間軸変動を有する再生CD同期信号7.35KHz
とマスタークロック128(16.9344MHz)を
1/2304分周して得られるX’TAL系信号7.3
5KHzの周波数、および位相を比較することによりエ
ラー成分を抽出して、電圧に変換・増幅しディスクモー
タ110にフィードバックする。
【0031】一方、CD信号処理回路108はPLLク
ロック106とCD同期検出回路107からの同期信号
を用いて、レベルスライス・PLL回路105より供給
されるEFM信号のデータ分離・復調を行い、PLLク
ロック106によりCD用訂正RAM111にデータを
書き込む。このデータをマスタークロック112でCD
用訂正RAM111から読み出すことによりディスクモ
ータ110による時間軸変動を吸収する。
【0032】読み出したデータは同時に訂正処理を行
い、その出力信号をSW113により補間回路114、
またはCD−ROM同期検出回路115、デ・スクラン
ブル回路116に供給する。SW113の切り替えはシ
ステムコントロール回路116より出力されるオーディ
オ/ROM切り替え指示信号117により行う。指示信
号がオーディオの時は補間回路114にデータを供給
し、データに訂正不可能を示すエラーフラグが付いてい
る場合はデータの補間を行い、その出力をD/Aコンバ
ータ118に供給する。
【0033】D/Aコンバータ118は供給されたディ
ジタル信号をアナログ信号に変換し、D/Aコンバータ
118内のローパスフィルターを通過させて再生オーデ
ィオ信号119として出力する。また、指示信号がRO
Mの時はCD−ROM形式のフォーマットに書き直され
たデータをCD−ROM同期検出回路115およびデ・
スクランブル回路116に供給する。
【0034】CD−ROM同期検出回路115はマスタ
ークロック112を用いての同期信号を検出を行う。得
られた同期信号はCD−ROM訂正回路120およびデ
・スクランブル回路116に供給する。デ・スクランブ
ル回路116はCD−ROM同期信号を基準にCD−R
OMデータのスクランブルを解除し、その出力をCD−
ROM訂正回路120に供給する。
【0035】CD−ROM訂正回路120に供給された
データは、一旦、内部バス121を通して、訂正/バッ
ファ兼用RAM122に格納され、その後一定の訂正方
式に従って再びCD−ROM訂正回路120に読み出し
訂正処理する。訂正処理後のデータは書き直す。
【0036】また、訂正処理の判定結果はシステムコン
トローラ116に、訂正終了フラグはシステムコントロ
ーラ116および訂正/バッファ兼用RAM制御回路1
23に供給する。訂正/バッファ兼用RAM制御回路1
23は訂正処理されたデータの読み出し制御およびホス
トコンピュータなどの外部デバイス124からI/F制
御部125を経由して送られてきたデータの書き込み制
御や読み出し制御を行う。
【0037】I/F制御回路125は訂正/バッファ兼
用RAM122から読み出したデータの外部デバイス1
24への転送、および外部デバイス124との交信制御
をシステムコントローラ116の指示に従い制御する。
システムコントローラ116は制御信号117によりサ
ーチ、I/F指示制御、各回路の動作のON/OFFな
どCD−ROM全体の動作制御および訂正判定結果より
訂正不能時のリトライ動作指示を行う。
【0038】サーチ指示信号は送りモータ制御回路12
6に送られ、送りモータ制御回路126は送りモータ1
27に制御信号を送ってピックアップを移動させる。図
2はこの実施例におけるCD−ROM訂正処理を示す構
成図である。図2において、デ・スクランブル回路11
6及びCD−ROM同期検出回路115よりCD−RO
M訂正回路120に送られてきたデータは、一旦訂正/
バッファ兼用RAM122に格納する。
【0039】この時ECC符号は訂正/バッファ兼用R
AM122に設けた少なくとも1BLOCKのECC符
号を格納できる一時格納領域に記録され、データと共に
一定の方式にしたがって読み出し訂正処理をする。訂正
処理を施している間、次のデータを読み込むが、ECC
符号を読込むとき先の訂正が終了していれば先程使用し
ていた一時格納領域に次のデータを読み込む。
【0040】訂正が終了していなければ、1BLOCK
より大きめに確保したECC符号の格納領域の未使用部
にP、Qパリティを読み込み、訂正処理が終了したら先
程使用していた領域に読み込むようにする。このように
ECC格納領域は読み込み/訂正を交互に行う事により
使用する。訂正/バッファ兼用RAM122が一杯にな
ったら、内部バス121を通してI/F制御部125よ
り外部デバイス124へデータを転送する。
【0041】図3は、この実施例における訂正/バッフ
ァ兼用RAMの記憶領域の時間的な使用状況を示すタイ
ムチャート図である。まずデータを読み込むと共に訂正
/バッファ兼用RAM122内のECC符号の記録領域
にはP、Qパリティが格納される。
【0042】1BLOCK分のデータの読み込みが終了
し訂正が始まると、次のデータを読み込み始める。EC
C符号以外の部分の読み込みが終わったとき先の訂正が
終了していれば、ECC符号は先程格納したP、Qパリ
ティの訂正/バッファ兼用RAM122内のECC符号
の記録領域にそのまま上書きする。
【0043】訂正が終了していなければ、1BLOCK
より大きめに確保しておいた訂正/バッファ兼用RAM
122内のECC符号の記録領域にECC符号を格納
し、訂正が終了した時点で今まで使用していた領域に記
録を行うようにする。この動作を繰り返し行うことで、
ECC符号データを格納するのに必要な領域は少なくと
も276Byteで済むためメモリ容量を少なくするこ
とができる。
【0044】この実施例においては、訂正の際にのみ必
要なECC誤り訂正符号を訂正/バッファ兼用RAM1
22内に設けた1BLOCK程度の記憶領域に何度も上
書きし格納できるので、訂正後不必要なECC誤り訂正
符号を記憶する無駄がなく、訂正/バッファ兼用RAM
122内の記憶領域を有効に使用することができる。
【0045】図4はこの発明のもう一つの実施例のCD
−ROM訂正処理を示す構成図である。デ・スクランブ
ル訂正回路116よりCD−ROM訂正回路120へ送
られてきたデータは、CD−ROM同期検出回路115
より送られてきた同期信号によりスクランブルを解除し
た後、ECC符号以外は内部バス121を通して訂正/
バッファ兼用RAM302へ、ECC符号は、LSIチ
ップB内に設けられた少なくとも1BLOCK分のEC
C符号を格納することのできるECC符号記憶領域30
1へ一旦格納する。
【0046】その後、1BLOCK分のデータを訂正/
バッファ兼用RAM302およびECC符号記憶領域3
01から読み出し訂正する。訂正が始まると次のデータ
が訂正/バッファ兼用RAM302とECC符号記憶領
域301の未使用領域に記録される。
【0047】この実施例においては、訂正の際にのみ必
要なECC誤り訂正符号をLSIチップB内部に設けた
1BLOCK程度のECC符号記憶領域301に上書き
し格納できるので、訂正後不必要なECC誤り訂正符号
を記憶する無駄がなく、訂正/バッファ兼用RAM30
2の記憶領域を有効に使用することができる。
【0048】図5は、この発明のさらにもう一つの実施
例のCD−ROM訂正処理を示す構成図である。デ・ス
クランブル回路116よりCD−ROM訂正回路120
へ送られてきた9bitのデータはCD−ROM同期検
出回路115より送られてきた同期信号によりスクラン
ブルを解除した後、CD−ROMデータ8bitと補正
フラグ1bitに分けられ、それぞれ訂正/バッファ兼
用RAM401あるいは補正フラグ記憶領域402へ格
納される。
【0049】その後、1BLOCK分のデータを訂正/
バッファ兼用RAM401および補正フラグ記憶領域4
02から読みだし訂正する。訂正が開始されると次のデ
ータが訂正/バッファ兼用RAM401および補正フラ
グ記憶領域402の未使用領域に読み込まれる。
【0050】次の訂正が開始されたら、訂正の終了した
補正フラグを8bitごとにまとめ、訂正/バッファ兼
用RAM401に記録する。その後、記録の終了した補
正フラグの部分に次のデータを読み込んでくる。このと
きECC符号は、訂正/バッファ兼用RAM401に少
なくとも1BLOCK分の領域を確保して記録される。
【0051】この実施例においては、1bitセルを単
位とする2BLOCKの補正フラグ記憶領域402をL
SIチップCの内部に設け、訂正の際にはその記憶領域
から補正フラグデータを読み出し、訂正後8bitごと
にまとめて訂正/バッファ兼用RAM401に格納する
ことにより、訂正および外部デバイスへの転送という2
つの処理に対して効率的な補正フラグデータの読み出し
が可能となる。
【0052】図6は、この発明のさらにもう一つの実施
例のCD−ROM訂正処理を示す構成図である。この実
施例は図4及び図5に示す実施例を組み合わせたもので
ある。デ・スクランブル回路116よりCD−ROM訂
正回路120へ送られてきた9bitのデータは、CD
−ROM同期検出回路115より送られてきた同期信号
によりスクランブルを解除した後、CD−ROMデータ
8bitと補正フラグ1bitに分けられる。
【0053】CD−ROMデータのうちECC符号はE
CC符号記憶領域501に、それ以外は訂正/バッファ
兼用RAM502に記録される。補正フラグは補正フラ
グ記憶領域503に記録される。
【0054】その後、1BLOCK分のデータを訂正/
バッファ兼用RAM502、ECC符号記憶領域501
及び補正フラグ記憶領域503から読み出し訂正する。
訂正が始まると次のデータが訂正/バッファ兼用RAM
502、ECC符号記憶領域501及びの補正フラグ記
憶領域503の未使用領域に記録される。
【0055】次の訂正が開始されたら、訂正の終了した
補正フラグを8bitごとにまとめ、訂正/バッファ兼
用RAM502に記録する。その後、記録の終了した補
正フラグの部分に次のデータを読み込んでくる。このと
きECC符号は、ECC符号記憶領域501に少なくと
も1BLOCK分の領域を確保して記録される。
【0056】この実施例においては、LSIチップA3
内部に1BLOCK程度のECC符号記憶領域501と
2BLOCKの補正フラグの補正フラグ記憶領域503
を設けてあるので、外部デバイスへのデータ転送に必要
なデータのみを訂正/バッファRAM502の記憶領域
に記憶することができ、記憶領域を有効に使用できると
共に訂正の際にはデータを容易かつ無駄なく読み出すこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、CD−ROM訂正においてECC符号をメモリに格
納する場合、少なくとも1BLOCK分のECC符号の
大きさを持つメモリ領域を設けて、記録/訂正を繰り返
し行うことにより、訂正RAMとバッファRAMを兼用
した時無駄になるECC符号の格納領域を最少限に抑え
ることができる。そのため一度に多くのデータを処理す
ることができ、データの処理時間の向上に効果がある。
またメモリを小さくすることが出来るため集積回路の面
積も小さくすることができコストを抑えることができ
る。また、補正フラグの扱いにおいても一時記憶領域に
格納することによりメモリへの無駄な動作をなくす事が
でき、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例を示すCD−ROM
ディスク再生装置の構成図である。
【図2】図1の実施例におけるCD−ROM訂正処理を
示す構成図である。
【図3】図1の実施例における訂正/バッファ兼用RA
Mのタイムチャート図である。
【図4】この発明のもう一つの実施例のCD−ROM訂
正処理を示す構成図である。
【図5】この発明のさらにもう一つの実施例のCD−R
OM訂正処理を示す構成図である。
【図6】この発明のさらにもう一つの実施例のCD−R
OM訂正処理を示す構成図である。
【図7】従来のCD−ROM再生装置の構成図である。
【図8】従来のECC符号および補正フラグの記憶方法
を示す構成図である。
【符号の説明】
101…光学式ピックアップ、102…ディスク、10
3…RFアンプ回路、104…フォーカス・トラッキン
グ制御回路、105…レベルスライス・PLL回路、1
06…PLLクロック、107…CD同期検出回路、1
08…CD信号処理回路、109…ディスクモータ制御
回路、110…ディスクモータ、111…CD用訂正R
AM、112…マスタークロック、113…スイッチ、
114…穂間回路、115…CD−ROM同期検出回
路、116…デ・スクランブル回路、117…オーディ
オ/ROM切り替え指示信号、118…D/Aコンバー
タ、119…再生オーディオ信号、120…CD−RO
M訂正回路、121…内部バス、122…訂正/バッフ
ァ兼用RAM、123…訂正/バッファ兼用RAM制御
回路、124…外部デバイス、125…I/F制御部、
126…モータ制御回路、127…送りモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/12 9295−5D H03M 13/00 8730−5K (72)発明者 玉田 雄三 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD−ROMディスクに記録された第1
    の情報データを読出す情報データ読出し手段と、 前記情報データ読出し手段により読出した前記第1の情
    報データを前記CD−ROMディスクの記録フォーマッ
    トに応じてディジタル信号処理するディジタル信号処理
    手段と、 前記ディジタル信号処理手段により処理された第2の情
    報データを外部機器に入出力するための外部インターフ
    ェース手段と、 前記ディジタル信号処理手段により処理される前記第1
    の情報データのうち、前記外部機器が必要とするデータ
    を一時的に記憶する第1の記憶手段と、 前記ディジタル信号処理手段により処理される前記第1
    の情報データのうち、誤り訂正用のデータを少なくとも
    1セクタ分だけ一時的に記憶する第2の記憶手段とを具
    備したことを特徴とするCD−ROMディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル信号処理手段、前記外部
    インターフェース手段はLSIチップ内に設けられ、前
    記第1の記憶手段および第2の記憶手段は、前記LSI
    チップ外に設けられた訂正/バッファ兼用RAMである
    ことを特徴とする請求項1記載のCD−ROMディスク
    再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル信号処理手段、前記外部
    インターフェース手段、第2の記憶手段はLSIチップ
    内に設けられ、前記第1の記憶手段は、前記LSIチッ
    プ外に設けられた訂正/バッファ兼用RAMであること
    を特徴とする請求項1記載のCD−ROMディスク装
    置。
JP21332494A 1994-09-07 1994-09-07 Cd−romディスク再生装置 Pending JPH0877727A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1186465A (ja) * 1997-09-01 1999-03-30 Victor Co Of Japan Ltd 信号処理装置
JP2000036162A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Fujitsu Ten Ltd Md及びcd共用再生装置
JP2000339865A (ja) * 1999-05-25 2000-12-08 Nec Corp 光ディスク再生回路

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