JPH1183856A - 臨床的に重要な分析対象物比を得るための装置及び方法 - Google Patents

臨床的に重要な分析対象物比を得るための装置及び方法

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JPH1183856A
JPH1183856A JP10206193A JP20619398A JPH1183856A JP H1183856 A JPH1183856 A JP H1183856A JP 10206193 A JP10206193 A JP 10206193A JP 20619398 A JP20619398 A JP 20619398A JP H1183856 A JPH1183856 A JP H1183856A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免疫クロマトグラフィー試験片フォーマット
の使用により達成される分析結果を定量化するための手
段の提供。 【解決手段】 例えば捕捉バンドと検出バンドでの第一
の分析対象物に関する反射率値の比と、第一の分析対象
物と臨床的に関連する第二の分析対象物の反射率値に基
づき、第一の分析対象物の濃度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】免疫クロマトグラフィー試験片フォーマ
ットは、目視検出系を用いる定量及び半定量アッセイに
とり益々一般的になっている。この種の免疫アッセイ
は、検出が求められている分析対象物を含有する疑いが
ある液体試料を、免疫クロマトグラフィー試験片の適用
ゾーンに適用する工程を含む。この試験片はマトリック
ス材料からなり、その中を、試験流体及びその中に懸濁
又は溶解した分析対象物が、毛管作用により、適用ゾー
ンから捕捉ゾーン(このゾーンにおいて、検出可能な信
号又はその欠如が、分析対象物の存在を示す)へと流れ
ることができる。一般的に、試験片は、検出が求められ
ている分析対象物を、検出可能な標識を有するその特異
的結合パートナーに免疫特異的に結合させるための手段
を含む。米国特許第4,446,232号明細書に開示
されたような一つの系において、試験片は、分析対象物
に対する酵素標識・移動性結合パートナーを、試料適用
ゾーンの下流にあるゾーンに含有する。分析対象物が試
料中に存在する場合、分析対象物はその標識化結合パー
トナーと結合して複合体を形成し、この複合体は試験片
に沿って検出ゾーン(ここで、この検出ゾーンは、その
酵素標識の存在下で色応答を提供しうる、その酵素標識
に対する基質を含有する)へ流れる。この試験片は、分
析対象物が固定化されているゾーンを含むことができ、
これにより、試料中の分析対象物の不在のため分析対象
物と結合しない標識化結合パートナーが捕捉され、その
ために検出ゾーンに達するのを抑制する。この技術につ
いては様々な変更が発表されており、それらのすべては
いくつかの競合的特異的結合系を含み、その系におい
て、試料中の分析対象物の存在又は不在が、捕捉ゾーン
における標識化結合パートナーの検出又は欠如により決
定される。
【0002】遊離の標識化抗体を検出する上記免疫測定
アッセイの代替手段は、サンドイッチフォーマットと称
されるものであり、このフォーマットにおいて、捕捉ゾ
ーンは、標識化抗体が特異的であるエピトープとは別の
分析対象物のエピトープに対する固定化抗体を含有す
る。このフォーマットにおいて、固定化抗体と標識化抗
体との間に分析対象物のサンドイッチが形成される。そ
のために、このフォーマットは、結合した標識化抗体種
を検出する免疫測定アッセイである。
【0003】免疫クロマトグラフィーに関するすべての
系が、分析対象物の検出に関する信号を提供するため
に、酵素標識化結合パートナー/酵素基質に依存してい
るわけではない。米国特許第4,806,311号明細
書において、分析対象物と固定化結合パートナーとの特
異的結合アッセイ測定(したがって、試薬ゾーンから捕
捉ゾーンに移動する標識化試薬を受け取るための捕捉ゾ
ーンと共に)のためのマルチゾーン試験具が開示されて
いる。捕捉ゾーンは、標識化試薬に対する固定化物質を
固定形態で含有する。標識化試薬は、検出可能な物理特
性を有する化学基を有し、自身の物理特性を基礎として
検出可能である。それにより、別の物質との化学反応を
要しない。そのような群の例は、蛍光群の有色種、燐光
分子、放射性同位体及び電気的活性部分である。
【0004】米国特許第4,703,017号明細書に
は、レセプターとして目視可能な粒子状標識の使用が記
載されている。金ゾル粒子及び目視可能な染料を含有す
るリポソームのような様々な粒子状標識について言及さ
れている。
【0005】国際公開第96/34271号パンフレッ
トには、流体試料中の標的分析対象物とクレアチニンを
測定するための試験具が開示されている。この試験具
は、クレアチニン検出のためのアッセイ試験片と、標的
分析対象物検出のための第二のアッセイ試験片とを有す
る。クレアチニン濃度は、比色法又は標識化クレアチニ
ン結合パートナーの特異的捕捉により測定されうる。標
的分析対象物の濃度は、試料のクレアチニン濃度に基づ
き補正される。この補正は、マニュアルか、適当にプロ
グラム化された反射率アナライザーのいずれかによりな
されうる。
【0006】欧州特許出願公開第0462376
(A2)号明細書には、免疫クロマトグラフィー手順が
開示されている。この手順において、試験片の捕捉部位
及び結合体回収部位における信号を検出し、結合体回収
部位での信号に対する捕捉部位での信号強度により分析
対象物濃度を決定する。これについては、米国特許第
5,569,608号明細書もまた関連する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】免疫クロマトグラフィ
ー試験片フォーマットは、様々な分析対象物(抗原、抗
体のいずれであろうと)を測定するための目視可能な系
を提供するが、いくつかの分析対象物に関してより正確
な定量的結果が要求される場合に、せいぜい半定量的な
結果しかもたらさないという限界がある。したがって、
免疫クロマトグラフィー試験片フォーマットの使用によ
り達成される分析結果を定量化するための手段を提供す
ることが望ましく、これが本発明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、体液試料中の
分析対象物を測定する方法であって、 a)その中を液体試料が毛管作用により流れることがで
きるマトリックスを含む試験片を提供する工程{ここ
で、該試験片は、分析対象物に対して特異的である移動
性結合パートナー(該結合パートナーは、検出可能な標
識を有しており、また、分析対象物と反応して分析対象
物/標識化結合パートナー複合体を形成することができ
る)を含有する第一領域と;固定化分析対象物、又は標
識化結合パートナーが特異的であるエピトープとは別の
分析対象物のエピトープに対して特異的である固定化結
合パートナーを含有する、少なくとも一つの第二領域
と;第二領域では結合しない該分析対象物/標識化特異
的結合パートナー複合体を捕捉するための手段を含む、
少なくとも一つの第三領域と;検出可能な信号(ここ
で、この信号の強度は、第二の分析対象物のレベルに相
当し、その第二の分析対象物の濃度は、体液中のその濃
度が測定されるべき分析対象物の濃度に、臨床的に関連
する)を発生するための手段を含む第四領域を有す
る}; b)第一及び第二の分析対象物を含有する疑いがある体
液試料を適用することにより、該マトリックスを展開す
る工程{これにより、標識化特異的結合パートナーをそ
れに接触させ、そのために、過剰な未反応標識化結合パ
ートナーを更に反応させるために遊離な状態にしなが
ら、液体試料中に存在する分析対象物が標識化特異的結
合パートナーに結合して複合体を形成し、これにより、
液体試料は、分析対象物/標識化パートナー複合体と未
反応の標識化結合パートナーとを、マトリックスに沿っ
て、毛管作用により、第二領域(この領域において、未
反応標識化結合パートナーが、液体試料中の第一の分析
対象物の濃度と反比例の関係で、固定化分析対象物に結
合するか、分析対象物/標識化結合パートナー複合体
が、流体試料中の分析対象物の濃度と比例の関係で、固
定化特異的結合パートナーに結合する)に運び、第二領
域で結合しなかった標識化特異的結合パートナーは、毛
管作用により第三領域に運ばれ、そこで捕捉手段により
捕捉される}; c)展開したマトリックスの第二領域を、検出可能な標
識からの信号を測定しうる検出器を有する装置により、
第二領域中の標識化結合パートナーの濃度を測定するた
めに読み取り、また、展開したマトリックスの第三領域
を、同様の方法により、マトリックスの第三領域中の標
識化結合パートナーからの信号を測定するために読み取
る工程; d)第二領域で固定化された標識化結合パートナーから
の信号と第三領域で捕捉された標識化結合パートナーか
らの信号とを比率化することにより、最終応答信号を決
定する工程; e)流体試料中の第一の分析対象物の濃度を、工程d)
で決定した最終応答信号と、既知濃度の第一の分析対象
物を含有する流体試料について同様の方法で決定した最
終応答信号とを比較することにより決定する工程;及び f)マトリックスの第四領域における信号の強度を測定
し、これを第二の分析対象物の濃度値に変換することに
より流体試料中の第二の分析対象物の濃度を決定し、そ
の後定量的濃度が求められている第一の分析対象物に対
する第二の分析対象物の比を決定することにより、工程
e)で決定した第一の分析対象物の濃度を補正する工程
を含むことを特徴とする方法に関する。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明は、最初に、その中を流体
試料が毛管作用により流れることができる試験マトリッ
クスを提供する工程により実施される。一般に、このマ
トリックスは、試験片の形態であり、その中を試験流体
は平面方向に流れる。試験流体がその中を頂部から底部
に又はその逆に鉛直的に流れる層状フォーマットの形態
でマトリックスを組み立てうるが、以下では好ましい試
験片フォーマットに絞る。
【0010】試験片は、試験流体及びその中に含まれる
分析対象物が毛管作用によりその中を流れることができ
るすべてのマトリックス材料から製造しうる。また、非
吸収性側方流動をサポートすることができる材料のもの
でありうる。このタイプの流れは、液体流として米国特
許第4,943,522号明細書に記載されており、液
体の溶解又は分散成分のすべてが、マトリックス材料が
一種以上の成分を吸収しうる場合のように一種以上の成
分を優先的に保持する場合とは対照的に、マトリックス
の中を実質的に等速かつ相対的に弱められない(unimpa
ired)流れで運ばれる。そのようなマトリックス材料の
例は、Porex Technologies製の高密度又は超高分子量ポ
リエチレンシート材料である。同じく、紙、ニトロセル
ロース及びナイロンのような吸収性材料がマトリックス
として使用するのに適しており、これからクロマトグラ
フィー試験片が製造されうる。
【0011】様々な免疫クロマトグラフィー試験片フォ
ーマットが、本発明との関連で使用するのに適する。特
に適したフォーマットは、米国特許第4,446,23
2号明細書に開示されているものであり、抗原の存在を
測定するための試験具(この試験具は、固定化分析対象
物と、測定が求められる分析対象物に対して特異的であ
る酵素結合抗体とを備えた第一ゾーンを有するマトリッ
クス材料の試験片を有する)がこの中に記載されてい
る。標識化抗体は、試料を介して第一ゾーンに導入され
た分析対象物と反応した場合、第二ゾーンに流れること
ができる。しかし、標識化抗体は、試験流体中に分析対
象物が不在の場合には、固定化分析対象物との相互作用
により第一領域に結合するために、流れないであろう。
分析対象物は一般には抗原であるが、分析対象物として
抗体の存在を検出するためにフォーマットを設計しう
る。このフォーマットの変形が、米国特許第4,86
8,108号明細書に開示されている。別の変形では、
酵素基質は、第二の固定化抗体の領域に配置されてい
る。これにより、酵素標識結合パートナーと分析対象物
との間で形成された複合体を捕らえることができる。本
発明を酵素とその基質の相互作用に限定させる必要はな
いので、検出可能な信号を提供するためにいかなる物理
的に検出可能な信号発生物質を使用してもよいが、この
種のフォーマットは本発明への適合に特に適している。
このように、分析対象物に対する標識化結合パートナー
が捕捉されるゾーンから試験片の下流に位置する別個の
検出ゾーンにおいて、結合体を固定することにより、物
理的に検出可能なその標識の特性がその濃度を決定する
ために測定されうる二個の領域が提供される。マトリッ
クスの第二領域(時々、捕捉ゾーンという)における検
出可能な標識からの信号と、第三領域(時々、検出ゾー
ンという)における標識の物理的に検出可能な特性から
の信号を測定し{ここで、標識化結合パートナー(例え
ば、標識化結合パートナーが抗体である場合、抗マウス
IgG)に対する固定化抗体が捕捉手段である}、これ
らの信号の比を決定することにより、分析対象物濃度に
関する試験の精度を上げることができる。この技術によ
れば、標識化結合体沈着及び/又はマトリックス中の不
均一流の不正確さを補正するので精度は上がる。特に、
前述の標識化結合体沈着及び不均一流の不正確さは通常
は小さいが有意の大きさであるので、それらは結合平衡
を実質的に乱さない。したがって、二個の結合領域にお
ける信号の比は、いずれかの領域からの信号単独より
も、分析対象物濃度のより正確な測定手段である。この
原理は、前述のサンドイッチフォーマットを用いる場
合、等しい効力で当てはまる。
【0012】本発明で使用されるマトリックスの第二及
び第三領域は、それぞれ2個又は3個のバンドに分割さ
れていてもよく、好ましくは、第二領域は1〜3個の別
個のバンドを有し、第三領域は1〜2個のバンドを有す
る。これらの領域を複数のバンドに分割することによ
り、検出された標識化結合パートナー数に対する反射率
の非直線性のため、ダイナミックレンジ及び/又はアッ
セイの精度が上がる。検出された標識化結合パートナー
のわずかな変化の測定は、反射率の低い値より高い値に
おいてより確実なので、これら領域を別個のバンドに分
割することは望ましい。望ましい捕捉及び/又は捕集バ
ンドの数は、試験片が設計されている個々のアッセイに
依存する。捕捉及び補正ゾーンを2個以上の別個のゾー
ンに分割することは、あるアッセイではダイナミックレ
ンジを上昇させるが、他のアッセイでは上昇させないか
らである。あるゾーン中の1個を超える単一の捕捉又は
検出バンドに着目するならば、ダイナミックレンジは、
全体の信号を上昇させうるという事実を指す。このよう
に、検出可能な標識が反射率計により検出可能である場
合、反射率のかなりの非直線性及び使用した反射率計に
関連した誤差が存する可能性がある。例えば、反射率が
70%と75%との相違は相当少量の検出標識を示すの
に対し、30%と35%の相違は高いパーセンテージの
検出標識を示す。ある種の反射率計を使用する場合、反
射率読み取りにおける誤差は一定のままか、反射率値が
減少するにつれて増加する。このように、1個以上の付
加的な捕捉又は検出バンドを使用することは、粒子濃度
に対してより感度のある高い値に反射率読み取りを置く
場合、有利である。広いダイナミックレンジが要求され
ないこれらアッセイにおいて、単純な読み取りと、単一
の捕捉領域と単一の検出領域とを比率化することは、良
好な定量的結果を与えうる。これは以下の実施例1によ
って例示される。この実施例においては、デオキシピリ
ジノリンが第一の分析対象物であり、捕捉ゾーンは3個
のバンド(P1、P2及びP3)に分割されており、検出
ゾーンは1個のバンド(P4)であり、DPDアッセイ
のデコードアルゴリズムはT/Pn(ここで、Tは、4
個すべてのバンドからの信号の合計である)である。こ
れら試薬バンド反射率値を用いるアルゴリズムは、SN
比を最大にし、これにより変動係数(CV)を下げるこ
とによりアッセイの定量性を高めるように構築される。
選択されたある特定のアルゴリズムは、使用されるある
特定の試験片における試薬バンドの数と、アッセイの感
度及び/又は精度とに依存する。適切なアルゴリズムが
選択される場合、アルゴリズム値と分析対象物濃度との
関係を決定し、非直線回帰関数に当てはめる。そのよう
な当てはめの目的は、選択されたアルゴリズム値を分析
対象物濃度のそれに関連づける誤差を減少させることで
ある。回帰関数は、決定されたアルゴリズム値を分析対
象物濃度のそれに関連づけるために用いられる校正曲線
を決定するために使用される。この関係が確立されたと
き、反射率装置中で式として保存されうる校正曲線は、
分析対象物濃度を計算するために用いられる。
【0013】捕捉及び検出ゾーンの反射率は互いに対し
て変化する(すなわち、捕捉ゾーンからの信号が大きく
なるにつれ、検出ゾーンからの信号が小さくなる)の
で、マルチ捕捉及び/又は検出バンドの使用は、反射率
値のこの範囲を改めるように設計される。分析対象物濃
度がバンドの反射率を変化させるメカニズムは、ある特
定のアッセイの化学作用である。サンドイッチアッセイ
に関しては、分析対象物濃度の上昇につれ、捕捉バンド
反射率は増加し、検出バンド反射率は減少する。競合的
アッセイに関しては、流体試料中の分析対象物量が増加
するにつれ、捕捉バンド反射率は減少し、検出バンド反
射率は増大する。
【0014】付加的な捕捉及び/又は検出バンドの必要
性は、付加的バンドにおける変化量が、他のどのバンド
より、与えられた分析対象物領域において、かなり大き
いか否かに依存する。標識(すなわち、金ゾル)濃度に
依存して、付加的捕捉バンドは検出ゾーンにおける信号
変化量も引き下げるであろう。ある種のアッセイにおい
て、第二の捕捉バンドは単に第一の捕捉バンドを反映す
るが、信号変化量が引き下げられ、このような場合、そ
の必要性が疑われる。しかしながら、低反射率のために
検出ゾーンが非常に暗いアッセイにおいては、捕捉バン
ドの付加はこのゾーンにおける信号を引き下げうる。
【0015】概括すると、本発明の本質は、ある特定の
アルゴリズムと、付加的な捕捉及び/又は検出バンドを
選択し、反射率計によってより大きな精度で読み取るこ
とができるように信号を変える工程を含む。
【0016】適当なアルゴリズムを開発することに関連
した二つのステップがある。第一は、できる限り高いレ
ベルにSN比を上昇させることである。第二は、いかな
る分析対象物濃度に対しても正確な値を得ることができ
るように、式に容易に当てはまるアルゴリズムを定める
ことである。このことを、3個のバンドを含む試験片
(2個の捕捉バンド及び1個の検出バンド)に関連した
以下の検討で示す。2個の捕捉バンドは、異なった捕捉
試薬濃度を有しており、第一の捕捉バンドは、第二の捕
捉バンドより10倍低い捕捉試薬濃度を有する。捕捉及
び捕集バンドの様々な組み合わせと濃度を、各アッセイ
のユニークな特性に依存して用いることができることを
このフォーマットは示す。2日間にわたり、3種類の異
なったCLINITEK(登録商標)50反射率計を用
いてデータを取った(各分析対象物レベルに関し、N=
18を表す)。表1は、様々なバンド反射率変化量のD
PDレベルと、様々な反射率変化量の使用と、様々なア
ルゴリズムの使用との間の最小感度(FOM)の相違を
示す。FOMは、(Avg1−Avg2)/(SD1+
SD2)で計算される(式中、Avg1及びAvg2は
分析対象物レベル1と分析対象物レベル2に関する平均
測定値であり、SD1及びSD2は、分析対象物1と分
析対象物2に関する平均値の標準偏差である)。
【0017】
【表1】
【0018】表1では、捕捉1は、捕捉1バンドに関す
るIR補正反射率データであり、検出バンド1は、検出
バンド2に関するIR補正反射率データであり、捕捉1
/検出1は、検出1で割った捕捉1のK/S変形データ
であり、アルゴリズム1は、式:
【0019】
【数5】
【0020】(式中、ABSは数の絶対値を示す)であ
り、式中、Cは、式:
【0021】
【数6】 であり、全/捕捉1は、式:
【0022】
【数7】 である。
【0023】この例示において、検出バンド性能は、D
PD濃度が上がるにつれて減少するのに対し、より大き
い信号変化は、捕捉バンドに関して顕著である。いかな
るアルゴリズムに関しても、アッセイに最も重要である
領域においてSN比が最大となるように反射率値を偏ら
せることが目標である。FOM解析を用いることにより
これを達成することができ、アルゴリズム1は、低分析
対象物濃度において2個の捕捉バンドがより大きい相違
となるように偏るように構築される(ここで、この相違
は、高分析対象物濃度において、全体にわたる補集バン
ドの偏りの中で最も大きい)。アルゴリズム1の別の目
標は、多くの免疫アッセイで使用される共通の4個のパ
ラメーター当てはめ値に当てはめることを可能にするよ
うに、この偏りを置くことである。
【0024】アルゴリズム開発における第二のステップ
は、容易に当てはめられうる、かつ値間に正確な分析対
象物濃度を与える式を使用することである。FOMは2
種の異なる分析対象物レベルを区別するための好適な方
法であるが、曲線の形に関する如何なる情報も与えな
い。ある特定のアッセイの化学を模倣する分析法を使用
することが、しばしば最も好適なアプローチである。免
疫アッセイに関し、これはしばしば4個のパラメーター
当てはめ式である。すべての当てはめ式及びアルゴリズ
ムに関する試験は、様々な分析対象物濃度を有するラン
ダム試料の使用並びに誤差(%CV)及び偏りの計算で
ある。目標は、アッセイの予期される範囲を通して、最
小の偏りを有する最も低い%CVを探すことである。2
種の分析法に関する尿中のDPD結果0〜250nM/mM
の比較を、表2及び3に示す。この例示では、3個のバ
ンドを有する免疫試験片を用いた。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表2及び3のデータから、この特定の分析
に関し、最初のアルゴリズムは、すべてのDPD値にお
いて殆ど誤差を有しない(%CVで測定)。この例は、
正確なアルゴリズムを見出すための幾分経験的な方法を
示す。選択したアルゴリズムは、与えられた試験片及び
フォーマット並びに分析対象物に対する与えられた臨床
範囲に関し、それと関連した最も低い誤差を有するもの
であろう。
【0028】標的分析対象物に関する値が得られた後、
装置は、第二の分析対象物に関する、一以上の波長での
試薬パッドの反射率値を用い、流体試料中のこの分析対
象物の濃度を決定する。DPDが標的分析対象物であり
クレアチニンが第二の分析対象物である場合、精度(又
はSN比の減少)は両分析対象物に関するアッセイに重
要である。高レベルの精度がない場合、その結果の誤差
は、DPD/クレアチニン比における2倍弱の増加は
「通常」と「骨粗しょう症状態」の間で生ずるので、殆
ど医学的重要性をもたない試験を招くであろう。第二の
分析対象物は、第一の分析対象物と臨床的に関連する体
液中のこれら物質から選択される。第二の分析対象物の
最も著名な例はクレアチニンであり、クレアチンが筋収
縮のエネルギー源として使用されるクレアチンリン酸と
なる場合の最終代謝産物である。生産されるクレアチニ
ンは、腎糸球体により濾過され、その後再吸収なしに尿
中に***される。尿アッセイの感度を上げ、尿希釈とい
う結果を招く高尿フローレートの問題を最小化するため
に、分析対象物/クレアチニン比が尿蛋白アッセイで使
用され、尿濃度を標準化する。通常のクレアチニンアッ
セイには、高pH、通常は11.5〜12.5の範囲で行
うアルカリ性Jaffe and Benedict-Behre法を含む。最
近、シトレート、過酸化水素及び酸素フリーラジカルや
擬ペルオキシドの存在下で色応答を供する酸化性染料の
存在下で、尿試料を第二銅イオンと接触させるクレアチ
ニンアッセイが開発された。この方法は、米国特許第
5,374,561号明細書に詳細に記載されている。
クレアチニンの定量はまた、国際公開第96/3427
1号パンフレットに記載されているように、免疫学的に
も達成されうる。これら第二の分析対象物(その体液試
料中の濃度は、臨床的に標的分析対象物の濃度に関連す
る)は、尿中のクレアチニンに限定されず、また、尿
は、本発明の方法により検定されうる唯一の体液ではな
い。このように、例えば、試験される体液が全血であ
り、第一の(標的)分析対象物がHbA1 Cであり、第二
の分析対象物が全ヘモグロビンであってもよい。HbA
1 Cの見掛け濃度を全血の全ヘモグロビン濃度に調節し、
HbA1 Cアッセイにおける偏りを排除することができる
からである。静脈投与されたイヌリンは、クレアチニン
のように腎臓流の指標である。血清学基礎アッセイにお
いて、第一の分析対象物は、全前立腺特異的抗原であ
り、第二の分析対象物が遊離型の前立腺特異的抗原であ
ってもよい。それらの濃度が臨床的に関連する他の分析
対象物の対は、アラニンアミノトランスフェラーゼ(A
LT)とアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(A
ST)であり、これらは広くヒト組織に分布している。
ALT及びASTの両方は、通常、ヒト血漿、胆汁及び
唾液中に存在する。ウイルス性肝炎及び他の形態の肝臓
疾患の場合、黄疸のような疾患の臨床的なサインが現れ
る前でさえ、AST及びALTのレベルが上昇する。毒
性又はウイルス性肝炎においては、ALTはASTと同
等又はより高く、通常は1未満であるALT/AST比
は、1に近づくか超える。更に、心筋梗塞後はAST濃
度は上昇し、これによりこれら2種の酵素の比とそれら
の活性が変化する。このように、臨床的に重要な結果
を、血清中のこれら2種の分析対象物の比を決定するこ
とにより得ることができる。
【0029】多くの臨床的に重要な標的分析対象物は尿
中に存在し、本発明により測定されうる。これらにおい
て、分析対象物は、デオキシピリジノリン(DPD)、
ヒト血清アルブミン、乱用薬物、例えばアンフェタミン
類/バルビツエート類/コカイン、臨床的に重要な蛋白
質マーカー、例えば前立腺特異的抗原、腎臓疾患蛋白
質、例えば乳酸デヒドロゲナーゼ、N−アセチル−β−
D−グルコサミンダーゼ、妊娠又は受胎関連ホルモン、
例えばヒト絨毛性ゴナドトロピン、ろ胞刺激ホルモン及
び黄体形成ホルモン、***のマーカー、例えばタム
・ホースフォール蛋白質又はリポ多糖、β2ミクログロ
ブリン、アミラーゼ又はクラミジアリポ多糖である。感
染を評価するためにIgA/IgGの比を決定すること
は、本発明により達成されうる。実測クレアチニン濃度
に対してこれら見掛け濃度を比率化することにより腎臓
流中の変動に関しこれら見掛け濃度を補正することは、
測定の精度を上昇させる。
【0030】展開した試験片からの信号を検出する手段
は、標識化結合パートナーに結合した検出可能な標識に
依存するものの、標識の検出可能な物理特性がスペクト
ルの可視又は赤外領域での所定波長における光反射率で
ある場合には、反射率計の使用が一般である。所望の実
施態様において、例えば検出器の読み取りヘッドの下で
横方向に移動させることができる試験片用の試料テーブ
ルの使用により、試験片又は反射率計の検出要素を、互
いに対して動かす手段を有する反射率計が提供される。
この技術は、反射率計の検出手段に対して正確に配置さ
れていない試験片領域における正確な定量を提供するこ
とを支援する。特に、検出器に対する試験片の位置は、
マイクロプロセッサーの制御下に置くことができ、それ
により、試験片の第二、第三又は第四領域並びにこれら
領域内の個々のバンドが、個々に検出されうる。
【0031】
【実施例】本発明を実践する方法を、以下の実施例でよ
り詳しく説明する。実施例1 長さ4インチ(101.6mm)で幅0.2インチ(5.
0mm)のポリスチレン指示体上で一緒にした6個の別個
の領域を有する、クレアチニン及びデオキシピリジノリ
ン(DPD)を測定するための試験片を図1に示す。図
1を参照すると、領域1は、サイズが0.2×0.2イ
ンチであるクレアチニンパットである。クレアチニンの
比色測定に適合させるために、クレアチニンパッドを以
下のように準備した:30mM硫酸銅、50mMシトレー
ト、750mMグリセロール−2−ホスフェート、0.2
%ヘキサンスルホン酸、50mMフィチン酸及び0.2%
ドデシルスルホン酸ナトリウム(SDS)を含有するp
H6.94の溶液中に、0.2インチ深までワットマン
(Whatman)3mmフィルター紙を含浸させることにより
最初に処理した。乾燥後、33mM3,3′,5,5′−
テトラメチルベンジジン、73mMジイソプロピルベンゼ
ンジヒドロペルオシキド、63mMトリイソプロパノール
アミンホウ酸塩、0.5%plasonde及び0.032%エ
チルオレンジを含有する溶液中に、試験片を含浸させ
た。試験片をクレアチニンを含有する水性媒体と接触さ
せる際に生じる色応答の強度は、クレアチニン濃度に比
例する。領域2は緩衝剤パットであり、0.5〜1Mグ
リシンと175〜350mM尿素で、ワットマンF075
−07ガラス繊維を含浸させることにより調製した。得
られたパッドのサイズは0.2×0.5インチ(12.
7mm)である。この緩衝剤パットは、尿試料のpHを所望
の値に緩衝する目的に役立つ。例えば、尿のpHは4.5
〜8の範囲にあり、緩衝剤パットは、抗原/抗体結合反
応に有利なように、pH>7に試料を維持するために使用
されうる。クレアチニンパット1と緩衝剤パット2間に
は、クレアチニン試薬を緩衝剤パット試薬から隔離する
ために、0.1インチ(2.5mm)の間隔がある。領域
3は金ゾル−DPD抗体パットである(分析対象物に対
して特異的である標識化結合パートナーを含有する第一
領域)。領域4及び5は免疫クロマトグラフィー展開領
域であり、ここに、捕捉及び検出試薬が、0.2×1.
25インチ(31.75mm)のサイズを有するニトロセ
ルロースの一片上に沈着している。領域4は、3個の捕
捉バンド(固定化分析対象物を含有する第二領域)を含
み、カルボキシル末端ポリエチレングリコールに固定さ
れたDPDを有し、バンド当たり約0.059インチ
(1.5mm)の幅を有し、また、バンド間の間隔は0.
2インチ(中心から中心)である。第三の捕捉バンドの
中心から0.2インチにおいて、抗IgG捕集バンドか
らなる領域5があり(未反応の標識化結合パートナーを
固定化するための第三領域)、バンド幅は約0.059
インチ(1.5mm)である。捕集バンドの上0.2イン
チにおいて、吸収パット6があり、0.2インチ×0.
5インチ(12.7mm)のサイズである試験片のニトロ
セルロース領域から移動する液体を吸収するように機能
する。
【0032】アッセイを実施するため、試験溶液、すな
わち測定されるべきDPD分析対象物を含有する尿試料
に試験片を3秒間浸すが、この際に、クレアチニンゾー
ン及び緩衝剤パットのみが試験溶液の表面より下になる
ような深さで浸し、試験溶液が捕捉領域の捕捉バンド、
検出領域の第一のバンドを通って吸収パットへ毛管作用
により試験片を上昇することを可能にする。3秒浸績の
後、CLINITEK(登録商標)50反射率分光計の
読み取りテーブル上に試験片を配置し、計器のスタート
ボタンを押した。クレアチニンパット反射率を3分間記
録し、免疫DPD試験片(全4バンド)の反射率を測定
し、3分間記録した。DPDアッセイに関する反射率信
号をIR及び緑色フィルターで測定した一方、クレアチ
ニンアッセイに関する反射率を赤色及び緑色フィルター
で測定した。計器は、式1〜5により導出されるデコー
ド値における応答を供する。
【0033】
【数8】
【0034】式中、〔R〕g r e e nは緑色フィルターで測
定した反射率であり、〔R〕r e dは赤色フィルターで測
定した反射率である。
【0035】DPDアッセイに関し、バンド応答信号を
表4で示すように指定した。
【0036】
【表4】
【0037】緑色フィルターでの反射率を、IRフィル
ターでの反射率に対して比率化し、高さや表面変動のよ
うな試験片間での変動からの誤差を減少させる。IR波
長での反射率は、バンドの金ゾル強度に関わらず、ほぼ
一定値を保つ。補正反射率〔Rn〕は、式2に従って計
算される。
【0038】
【数9】
【0039】式中、nはバンド数1、2、3又は4であ
り、〔Rn〕g r e e nは緑色フィルターでのバンドnの反
射率であり、〔Rn〕I RはIRフィルターでのバンドn
の反射率である。数65は割り当てられた補正反射率値
であるが、これはIRフィルターでの反射率%が約65
%であるからである。
【0040】IR補正反射率値である〔Rn〕は、その
後式3に従ってK/Sに変換され、各バンドに関するバ
ンド応答信号を供する。
【0041】
【数10】
【0042】式中、バンド信号Pnは、K/S変換反射
率値〔Rn〕である。
【0043】各バンドの応答デコードは、最終的に式4
に従って計算される。
【0044】
【数11】
【0045】式中、Tはすべてのバンドに関するバンド
信号の合計である(式5)。
【0046】
【数12】
【0047】式中、Nは捕捉バンド及び捕集バンドの合
計数、本実施例では4であり、Pnはバンド信号nであ
り、nは1、2、3又は4である。
【0048】DPD及びクレアチニンに関する標準曲線
を、6レベルの分析対象物濃度を含む校正物質を用いて
得た。標準曲線の例を、DPDアッセイに関しては図2
に、クレアチニンアッセイに関しては図3に示した。尿
試験試料に関するDPD及びクレアチニン濃度を、DP
D及びクレアチニン標準曲線からそれぞれ計算した。そ
の後、nM/mMでのDPD/クレアチニン比を、以下の計
算のように、尿試料Aに関して計算した。
【0049】DPD標準曲線から計算されたDPD濃度
=123nM クレアチニン標準曲線から計算されたクレアチニン濃度
=10.2mM DPD/クレアチニン比=123nM/10.2mM=1
2.1nM/mM
【0050】高い骨吸収状態を決定するための境界値
(cutoff)は、DPD/クレアチニン比7.4nm/mMで
ある。7.4未満が正常であり、7.4を超える場合は
高い骨吸収状態である。それゆえに、本例において、そ
の結果は高い骨吸収状態を示している。第二の尿試料を
同様の方法で分析し、以下の結果を得た: DPD濃度=123nM クレアチニン濃度=20.5mM DPD/クレアチニン比=6.0nM/mM
【0051】DPD濃度は同じであるが、クレアチニン
に対するDPDの比は、低い骨吸収状態を示している。
【0052】様々な量のDPDとクレアチニンを含有す
る尿試料を用いて、上記手順で5回試験した。予想比、
実測比、標準偏差、変動係数(%)及び+/−偏りを表
5に示す。表5から、3個のレベル(DPD/クレアチ
ニン=4.52、7.54、12.07nM/mM)におい
て、変動係数が12%未満である精度が得られた。
【0053】
【表5】
【0054】金ゾル標識化抗体は、試験片の捕捉及び捕
集ゾーンで視覚的に観察可能であるが、臨床的に意味の
ある結果は、反射率計の使用を通してのみ得ることがで
きる。これは、試験片の全長にわたるマルチバンドの使
用による場合である。加えて、バンド信号は、様々な波
長(赤外、緑及び赤)において、これら波長における反
射率を測定及び記録する能力をもつ装置を用いる反射率
測定を要する。反射率測定値は、装置のソフトウエアを
用いて、所定のアルゴリズムに基づき比率化される。更
に、分析対象物濃度は、装置内に保存されている標準曲
線を用いて決定され、DPD/クレアチニン比は装置内
にセットアップされたソフトウエアを用いて計算され
る。
【0055】前記実施例において、DPDアッセイに関
する最終応答信号(デコード)は、アルゴリズムデコー
ド=〔T/Pn〕(式中、Tは4個すべてのバンドから
の信号の合計であり、Pnはバンド1のバンド信号であ
る)を用いて決定された。このアルゴリズムの使用はア
ッセイの精度を高めるが、これは、バンド信号を比率化
することが、装置間の変動による誤差のような系統的誤
差を減じるためである。別のアルゴリズムは、最終応答
信号を決定するために使用されうる。本例における応答
信号は、式:
【0056】
【数13】
【0057】(式中、すべてのバンド信号は、K/S変
形反射率値であり、Tは捕捉バンド及び検出バンドの合
計である)のように決定される。
【0058】バンド比率化を用いる利点は、表6及び7
のデータにより示される。これら表から、捕捉ゾーンか
らの信号のみを用いて得ることができる精度より大きい
精度で、試験片がDPD濃度を測定することができると
いうことが確認できる。
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】
【0061】あるいはまた、最終応答信号は、式:
【0062】
【数14】
【0063】(式中、すべてのバンド信号はK/S変形
反射率値である)のように計算されうる。更にはまた、
試験片が複数の捕捉バンド及び検出バンドを含む場合、
最終応答信号は、式:
【0064】
【数15】
【0065】(式中、すべてのバンド信号はK/S変形
反射率値である)のように計算されうる。あるいはま
た、応答信号を計算する別の方法は、アルゴリズム:
【0066】
【数16】
【0067】(式中、すべての信号は反射率値であり、
c a p及びWd e tは、捕捉バンドと検出バンドを別々に重
みづけする重みづけ関数である)を用いる工程を含む。
このように、非常に多くのアルゴリズムを、最終応答信
号を決定するために用いうる。
【0068】試験片の第二(捕捉)領域に固定された標
識化結合パートナーからの信号と、第三(検出)領域に
固定された標識化結合パートナーからの信号とを比率化
することによる応答信号の計算は、SN比を引き下げる
ことによりアッセイの精度を上げることに関して重要で
ある。この高められた精度は、DPD/クレアチニン比
のわずか2倍の増加が、正常と疾病を示す骨粗しょう症
状態との間で生じるので、臨床的意義をもつ検査にとり
重要である。
【0069】本発明において達成されうる、分析結果に
おける更なる改良の証拠を、表8〜10に示す。これら
の表は、同じデータセットを用いて得られたが、3個の
異なったアルゴリズム{バンド比率化をしている〔T/
1〕、IR補正及びバンド比率化をしていない第一捕
捉バンドの反射率(%)、及び、バンド比率化をしてい
ないがIR補正をしている第一捕捉バンドの反射率
(%)}を比較した。
【0070】
【表8】
【0071】
【表9】
【0072】
【表10】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る試験片である。
【図2】DPDアッセイに関する標準曲線である。
【図3】クレアチニンアッセイに関する標準曲線であ
る。
【符号の説明】 1 クレアチニンパット 2 緩衝剤パット 3 金ゾル−DPD抗体パット 4 捕捉バンド 5 抗IgG捕集バンド 6 吸収パット
フロントページの続き (72)発明者 キャロル・エー・ミラー アメリカ合衆国、インデイアナ州、46514、 エルクハート、ワインディング・ウォータ ー・レーン・ノース 51101 (72)発明者 ダヤウェーラ・ウィエスリヤ アメリカ合衆国、インデイアナ州、46530、 グレンジャー、バリーノール・ウェイ 17186 (72)発明者 メイタク・テレサ・イップ アメリカ合衆国、インデイアナ州、46516、 エルクハート、イースト・ジャクソン・ブ ールバード 2220 (72)発明者 クリス・ティー・ジマール アメリカ合衆国、インデイアナ州、46516、 エルクハート、シーダー・ノール・サーク ル 23675

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体液試料中の分析対象物の濃度を測定す
    る方法であって、 a)その中を体液試料が毛管作用により流れることがで
    きる試験マトリックスを提供する工程{ここで、該試験
    マトリックスは、分析対象物に対して特異的である移動
    性結合パートナー(該結合パートナーは、検出可能な標
    識を有しており、また、分析対象物と反応して分析対象
    物/標識化結合パートナー複合体を形成することができ
    る)を含有する第一領域と;固定化分析対象物、又は標
    識化結合パートナーが特異的であるエピトープとは別の
    分析対象物のエピトープに対して特異的である固定化結
    合パートナーを含有する、少なくとも一つの第二領域
    と;第二領域では結合しない該分析対象物/標識化特異
    的結合パートナー複合体を捕捉するための手段を含む、
    少なくとも一つの第三領域と;検出可能な信号(該信号
    の強度は、第二の分析対象物のレベルに相当し、その第
    二の分析対象物の濃度は、濃度が測定されるべき第一の
    分析対象物のそれに臨床的に関連する)を発生するため
    の手段を含む第四領域を有する}; b)第一及び第二の分析対象物を含有する疑いがある体
    液試料を適用することにより、該マトリックスを展開す
    る工程{これにより、標識化特異的結合パートナーをそ
    れに接触させ、そのために、過剰な未反応標識化結合パ
    ートナーを更に反応させるために遊離な状態にして、液
    体試料中に存在する分析対象物が標識化特異的結合パー
    トナーに結合して複合体を形成し、これにより、液体試
    料は、分析対象物/標識化結合パートナー複合体と未反
    応の標識化結合パートナーとを、該マトリックスに沿っ
    て、毛管作用により、第二領域(この領域において、未
    反応標識化結合パートナーが、液体試料中の第一の分析
    対象物の濃度と反比例の関係で、固定化分析対象物に結
    合するか、分析対象物/標識化結合パートナー複合体
    が、流体試料中の分析対象物の濃度と比例の関係で、固
    定化特異的結合パートナーに結合する)に運び、第二領
    域で結合しなかった標識化結合パートナーは、毛管作用
    により第三領域に運ばれ、そこで固定化手段により固定
    化される}; c)展開したマトリックスの第二領域を、検出可能な標
    識からの信号を測定しうる検出器を有する装置により、
    第二領域中の標識化結合パートナーの濃度を測定するた
    めに読み取り、また、展開したマトリックスの第三領域
    を、同様の方法により、マトリックスの第三領域中の標
    識化結合パートナーからの信号を測定するために読み取
    る工程; d)第二領域で捕捉された標識化結合パートナーからの
    信号と第三領域で固定化された標識化結合パートナーか
    らの信号とを比率化することにより、最終応答信号を決
    定する工程; e)流体試料中の第一の分析対象物の濃度を、工程d)
    で決定した最終応答信号と、既知濃度の第一の分析対象
    物を含有する流体試料について同様の方法で決定した最
    終応答信号とを比較することにより決定する工程;及び f)マトリックスの第四領域における信号の強度を測定
    することにより流体試料中の第二の分析対象物の濃度を
    決定し、その後定量的濃度が求められている第一の分析
    対象物に対する第二の分析対象物の比を決定することに
    より、工程e)で決定した第一の分析対象物の濃度を補
    正する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 体液が、尿、全血、血漿、血清、汗又は
    唾液である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 体液が全血であり、第一の分析対象物が
    HBA1 Cであり、第二の分析対象物が全ヘモグロビンで
    ある、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 体液が血清であり、第一の分析対象物が
    トランスフェリンであり、第二の分析対象物がトランス
    フェリン−鉄結合能(transferrin-iron binding capac
    ity)である、請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 体液が尿であり、第一の分析対象物が尿
    中物質であり、第二の分析対象物がその濃度が腎臓クリ
    アランスの尺度である物質である、請求項2記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 第二の分析対象物がクレアチニン又はイ
    ヌリンである、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 第一の分析対象物が、デオキシピリジノ
    リン、ヒト血清アルブミン、アンフェタミン類、バルビ
    ツエート類、コカイン、前立腺特異性抗原、乳酸デヒド
    ロゲナーゼ、N−アセチル−β−D−グルコサミンダー
    ゼ、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、ろ胞刺激ホルモン、黄
    体形成ホルモン、タム・ホースフォール蛋白質、リポ多
    糖、β2ミクログロブリン、アミラーゼ又はクラミジア
    リポ多糖(chlamydial LPS)である、請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 体液が全血又は血清であり、第一の分析
    対象物が全前立腺特異性抗原であり、第二の分析対象物
    が遊離の前立腺特異性抗原である、請求項2記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 第一の分析対象物がアラニンアミノトラ
    ンスフェラーゼであり、第二の分析対象物がアスパラギ
    ン酸アミノトランスフェラーゼである、請求項1記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 マトリックスが試験片の形態であり、
    その中を液体試料が平面方向に流れる、請求項1記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 試験マトリックスの第二領域が三個の
    別個のバンドに分割されており、第三領域が単一バンド
    であり、最終応答信号が、式: 【数1】 (式中、Tは全4バンドからの信号の合計であり、P1
    は第二領域の第一バンドである)を解くことにより決定
    される、請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 試験マトリックスの第二及び第三領域
    が、複数の捕捉及び検出バンドにそれぞれ分割されてお
    り、最終応答信号が、式: 【数2】 (式中、「捕捉バンド1」は第二領域の第一バンドから
    の信号であり、「検出バンド1」は第三領域の第一バン
    ドからの信号である)を解くことにより決定される、請
    求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 第二及び第三領域から受け取った反射
    率信号から最終応答信号を決定するための、また、第四
    領域から受け取った反射率信号から第二の分析対象物の
    濃度を決定するための、また、第一の分析対象物の補正
    濃度を決定するために、第一の分析対象物濃度に対する
    体液試料中の第二の分析対象物濃度の比を決定するため
    の、適当なアルゴリズムで予めプログラム化されている
    ソフトウエアを備えた反射率計の使用により試験片を読
    み取る、請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 体液試料中の分析対象物の濃度を測定
    する方法であって、a)体液試料をマルチ領域試験片に
    適用する工程{ここで、該試験片は、分析対象物に対し
    て特異的である移動性結合パートナー(該結合パートナ
    ーは、視覚的に検出可能な標識を有しており、また、分
    析対象物と反応して分析対象物/標識化結合パートナー
    複合体を形成することができる)を含有する第一領域
    と;固定化分析対象物、又は標識化結合パートナーが特
    異的であるエピトープとは別の分析対象物のエピトープ
    に対して特異的である固定化結合パートナーを含有す
    る、少なくとも一つの第二領域と;第二領域では結合し
    ない該分析対象物/標識化特異的結合パートナー複合体
    を捕捉するための手段を含む、少なくとも一つの第三領
    域を含む}; b)第二領域(一つ又は複数)で捕捉された標識化特異
    的結合パートナーの量を、可視標識が反射する光の波長
    で反射率を検出することができる反射率計により決定
    し、また、第三領域(一つ又は複数)で固定化された分
    析対象物/標識化特異的結合パートナー複合体の量を、
    同様の方法により決定する工程; c)反射率計により高められた精度で読み取られうる最
    終応答信号を提供するように選択された複数の第二及び
    第三領域とアルゴリズムを用いて、第二領域(一つ又は
    複数)で捕捉された標識化特異的結合パートナーからの
    反射率信号と第三領域(一つ又は複数)で固定化された
    標識化結合パートナーからの反射率信号とを比率化する
    ことにより、最終応答信号を決定する工程; d)該最終応答信号と、既知濃度の分析対象物を含有す
    る体液試料に関して同様の方法で測定された最終応答信
    号とを比較することにより、分析対象物の濃度を決定す
    る工程を含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 試験片の第二領域が三個のバンドに分
    割されており、第三領域が単一バンドであり、最終応答
    信号が、式: 【数3】 (式中、Tは全4バンドからの信号の合計であり、P1
    は第二領域の第一バンドである)を解くことにより決定
    される、請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 試験片の第二及び第三領域が、複数の
    捕捉及び検出バンドにそれぞれ分割されており、最終応
    答信号が、式: 【数4】 (式中、「捕捉バンド1」は第二領域の第一バンドから
    の信号であり、「検出バンド1」は第三領域の第一バン
    ドからの信号である)を解くことにより決定される、請
    求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 試験片が、視覚的に検出可能な信号
    (ここで、該信号の強度は、体液中の第二の分析対象物
    のレベルに相当し、その第二の分析対象物の濃度は、濃
    度が測定されるべき分析対象物のそれに臨床的に関連す
    る)を発生するための手段を含む第四領域を有し、ま
    た、第二の分析対象物に対する、濃度が求められている
    分析対象物の比を決定することにより最終応答信号を補
    正する、請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 体液が尿であり、分析対象物がデオキ
    シピリジノリンである、請求項1記載の方法。
  19. 【請求項19】 体液が尿であり、第一の分析対象物が
    尿中物質であり、第二の分析対象物がその濃度が腎臓ク
    リアランスの尺度である物質である、請求項17記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 第二の分析対象物がクレアチニンであ
    る、請求項5記載の方法。
  21. 【請求項21】 第二及び第三領域から受け取った反射
    率信号から最終応答信号を決定するための適当なアルゴ
    リズムで予めプログラム化されているソフトウエアを備
    えた反射率計の使用により試験片を読み取る、請求項1
    4記載の方法。
  22. 【請求項22】 試験片が分光光度的に検出可能な信号
    (ここで、該信号の強度は、体液中の第二の分析対象物
    のレベルに相当し、その第二の分析対象物の濃度は、濃
    度が測定されるべき分析対象物のそれに臨床的に関連す
    る)を発生するための手段を含む第四領域を有し、反射
    率計は、第四領域からの反射率に基づき分析対象物の濃
    度を決定するための、また、第一の分析対象物の補正濃
    度を決定するために、最終応答信号から決定された第一
    の分析対象物の濃度に対する第二の分析対象物のそれの
    比を決定するための、予めプログラム化されているソフ
    トウエアを備えている、請求項21記載の方法。
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