JPH118008A - 同軸ターミナルを有するコネクタ - Google Patents
同軸ターミナルを有するコネクタInfo
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- JPH118008A JPH118008A JP9160123A JP16012397A JPH118008A JP H118008 A JPH118008 A JP H118008A JP 9160123 A JP9160123 A JP 9160123A JP 16012397 A JP16012397 A JP 16012397A JP H118008 A JPH118008 A JP H118008A
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- Japan
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- connector
- housing
- block housing
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同軸ターミナル５の外力による変形をなくし
て、接続信頼性を高めることができ、また、多極タイプ
とするとき、同軸ターミナル５と通常ターミナルのコネ
クタハウジング１への組付作業性を高めることができる
コネクタを提供する。 【解決手段】 同軸ターミナル５を同軸ブロックハウジ
ング６に収容し、この同軸ブロックハウジング６をコネ
クタハウジング１に嵌合して組付ける。
て、接続信頼性を高めることができ、また、多極タイプ
とするとき、同軸ターミナル５と通常ターミナルのコネ
クタハウジング１への組付作業性を高めることができる
コネクタを提供する。 【解決手段】 同軸ターミナル５を同軸ブロックハウジ
ング６に収容し、この同軸ブロックハウジング６をコネ
クタハウジング１に嵌合して組付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ターミナルを
有するコネクタに関するものである。
有するコネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、通常ターミナルと同軸ターミナル
を備えた多極タイプのコネクタは、同軸電線に同軸ター
ミナルを、また通常電線に通常ターミナルをそれぞれ取
付け、これら各ターミナルをコネクタハウジングに組付
けていた。なお、通常ターミナルを多数有している場
合、これらを複数組に分けてそれぞれブロックハウジン
グに収容した後、その各ブロックハウジングをコネクタ
ハウジングに嵌合することにより組付けるようにするこ
とが考えられている。しかし、同軸ターミナルは、比較
的サイズが大きいシールド用の金属シェルを有する場合
があるので、ブロックハウジングを用いることなく、コ
ネクタハウジングに直接挿入して組付けられていた。
を備えた多極タイプのコネクタは、同軸電線に同軸ター
ミナルを、また通常電線に通常ターミナルをそれぞれ取
付け、これら各ターミナルをコネクタハウジングに組付
けていた。なお、通常ターミナルを多数有している場
合、これらを複数組に分けてそれぞれブロックハウジン
グに収容した後、その各ブロックハウジングをコネクタ
ハウジングに嵌合することにより組付けるようにするこ
とが考えられている。しかし、同軸ターミナルは、比較
的サイズが大きいシールド用の金属シェルを有する場合
があるので、ブロックハウジングを用いることなく、コ
ネクタハウジングに直接挿入して組付けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
に、同軸ターミナルを含む多数のターミナルをコネクタ
ハウジングに組付ける場合に同軸ターミナルはブロック
ハウジングを用いることなくコネクタハウジングに直接
組付けるようにすると、コネクタハウジングに各ターミ
ナルをそれぞれ別作業で組付ける必要があるので、作業
性が悪い。また、各ターミナルへの電線の取付作業と、
各ターミナルのコネクタハウジングへの組付作業とは、
それぞれ別工程で行われるため、電線を取付けた各ター
ミナルは一旦保管する必要があるるが、上記同軸ターミ
ナルは、ブロックハウジングに収容することなく、むき
出し状態とされているので、保管したり搬送するような
場合に、挟まれる等して外力による変形が生じるおそれ
がある。特に、同軸ターミナルがサイズの大きいシール
ド用金属シェルを有する場合は、さらに外力を受け易く
なるので変形も起り易い。この変形が大きい場合、同軸
ターミナルと相手側コネクタのターミナルとの嵌合が行
い難くなったり、接触不良を招いたりして接続信頼性が
低下することがある。
に、同軸ターミナルを含む多数のターミナルをコネクタ
ハウジングに組付ける場合に同軸ターミナルはブロック
ハウジングを用いることなくコネクタハウジングに直接
組付けるようにすると、コネクタハウジングに各ターミ
ナルをそれぞれ別作業で組付ける必要があるので、作業
性が悪い。また、各ターミナルへの電線の取付作業と、
各ターミナルのコネクタハウジングへの組付作業とは、
それぞれ別工程で行われるため、電線を取付けた各ター
ミナルは一旦保管する必要があるるが、上記同軸ターミ
ナルは、ブロックハウジングに収容することなく、むき
出し状態とされているので、保管したり搬送するような
場合に、挟まれる等して外力による変形が生じるおそれ
がある。特に、同軸ターミナルがサイズの大きいシール
ド用金属シェルを有する場合は、さらに外力を受け易く
なるので変形も起り易い。この変形が大きい場合、同軸
ターミナルと相手側コネクタのターミナルとの嵌合が行
い難くなったり、接触不良を招いたりして接続信頼性が
低下することがある。
【０００４】本発明の目的は、同軸ターミナルの外力に
よる変形をなくして接続信頼性を高めることができ、ま
た、多極タイプとするとき、同軸ターミナルと通常ター
ミナルのコネクタハウジングへの組付作業性を高めるこ
とができる同軸ターミナルを有するコネクタを提供する
ことにある。
よる変形をなくして接続信頼性を高めることができ、ま
た、多極タイプとするとき、同軸ターミナルと通常ター
ミナルのコネクタハウジングへの組付作業性を高めるこ
とができる同軸ターミナルを有するコネクタを提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコネクタは、同軸ターミナルを同軸ブロッ
クハウジングに収容し、この同軸ブロックハウジングを
コネクタハウジングに嵌合して組付けるようにしてい
る。
め、本発明のコネクタは、同軸ターミナルを同軸ブロッ
クハウジングに収容し、この同軸ブロックハウジングを
コネクタハウジングに嵌合して組付けるようにしてい
る。
【０００６】以上のようにすれば、同軸ターミナルを同
軸ブロックハウジングに収容して保護しているので、同
軸ターミナルを保管したり搬送するような場合に外力を
受けて変形するのが未然に防止される。よって、接続信
頼性が高められる。
軸ブロックハウジングに収容して保護しているので、同
軸ターミナルを保管したり搬送するような場合に外力を
受けて変形するのが未然に防止される。よって、接続信
頼性が高められる。
【０００７】同軸ターミナルと通常ターミナルとを有す
る多極タイプのコネクタに適用する場合、同軸ターミナ
ルを収容した同軸ブロックハウジングを、通常ターミナ
ルを収容した通常ブロックハウジングと共にコネクタハ
ウジングに嵌合して組付けることが好ましい。このよう
にすれば、同軸ターミナルと通常ターミナルの外力によ
る変形を防止して接続信頼性を高めながら、これら両タ
ーミナルを同軸ブロックハウジングと通常ブロックハウ
ジングを介してコネクタハウジングに同時に嵌合して同
一作業で組付けることが可能となる。よって、多極タイ
プのコネクタとする場合の作業性が高められる。
る多極タイプのコネクタに適用する場合、同軸ターミナ
ルを収容した同軸ブロックハウジングを、通常ターミナ
ルを収容した通常ブロックハウジングと共にコネクタハ
ウジングに嵌合して組付けることが好ましい。このよう
にすれば、同軸ターミナルと通常ターミナルの外力によ
る変形を防止して接続信頼性を高めながら、これら両タ
ーミナルを同軸ブロックハウジングと通常ブロックハウ
ジングを介してコネクタハウジングに同時に嵌合して同
一作業で組付けることが可能となる。よって、多極タイ
プのコネクタとする場合の作業性が高められる。
【０００８】また、本発明のコネクタにおいて、コネク
タハウジングに組付ける同軸ブロックハウジングに、こ
れに収容した同軸ターミナルを保持するターミナルラン
スを形成しておけば、同軸ターミナルに引張力が付与さ
れても、この同軸ターミナルは、ターミナルランスによ
り同軸ブロックハウジングに保持されるので、このハウ
ジングから抜け出ることはない。
タハウジングに組付ける同軸ブロックハウジングに、こ
れに収容した同軸ターミナルを保持するターミナルラン
スを形成しておけば、同軸ターミナルに引張力が付与さ
れても、この同軸ターミナルは、ターミナルランスによ
り同軸ブロックハウジングに保持されるので、このハウ
ジングから抜け出ることはない。
【０００９】さらに、このコネクタにおいて、コネクタ
ハウジングに、同軸ブロックハウジングの嵌合時、その
ターミナルランスの形成面と、これとは反対側の面とが
接触して、ターミナルランスの変位を規制する規制面を
形成することが好ましい。このようにすれば、コネクタ
ハウジングに同軸ブロックハウジングを嵌合したとき、
コネクタハウジングに設けた規制面でターミナルランス
の変位を規制できるので、このターミナルランスによる
同軸ターミナルの保持機能を確実に発揮させて、この同
軸ターミナルが引張力により同軸ブロックハウジングか
ら抜け出るのが一層確実に防止される。
ハウジングに、同軸ブロックハウジングの嵌合時、その
ターミナルランスの形成面と、これとは反対側の面とが
接触して、ターミナルランスの変位を規制する規制面を
形成することが好ましい。このようにすれば、コネクタ
ハウジングに同軸ブロックハウジングを嵌合したとき、
コネクタハウジングに設けた規制面でターミナルランス
の変位を規制できるので、このターミナルランスによる
同軸ターミナルの保持機能を確実に発揮させて、この同
軸ターミナルが引張力により同軸ブロックハウジングか
ら抜け出るのが一層確実に防止される。
【００１０】また、好ましくは、コネクタハウジングと
同軸ブロックハウジングに、これら両者の抜止めを行う
抜止手段を設ける。この構成によれば、コネクタハウジ
ングに同軸ブロックハウジングを嵌合したとき、この同
軸ブロックハウジングが抜け出たりすることなく、抜止
手段により確実に嵌合状態に保持される。
同軸ブロックハウジングに、これら両者の抜止めを行う
抜止手段を設ける。この構成によれば、コネクタハウジ
ングに同軸ブロックハウジングを嵌合したとき、この同
軸ブロックハウジングが抜け出たりすることなく、抜止
手段により確実に嵌合状態に保持される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【００１２】図１は本発明にかかるコネクタの一例とし
て多極タイプのコネクタを示している。同コネクタは、
複数の組付孔１１が形成されたコネクタハウジング１
と、その組付孔１１に組付けられる複数の通常ブロック
ハウジング２を備え、これら通常ブロックハウジング２
には、通常電線３の端部に取付けられた図略の通常ター
ミナルが収容されている。
て多極タイプのコネクタを示している。同コネクタは、
複数の組付孔１１が形成されたコネクタハウジング１
と、その組付孔１１に組付けられる複数の通常ブロック
ハウジング２を備え、これら通常ブロックハウジング２
には、通常電線３の端部に取付けられた図略の通常ター
ミナルが収容されている。
【００１３】上記コネクタハウジング１の長さ方向一側
には、同軸ターミナル取付用の取付孔１２が形成され、
この取付孔１２に、同軸電線４の端部に圧着などにより
取付けた同軸ターミナル５を収容した同軸ブロックハウ
ジング６が組付けられるようになっている。図に示す例
では、１つの同軸ブロックハウジング６に２つの同軸タ
ーミナル５が収容されるようになっている。
には、同軸ターミナル取付用の取付孔１２が形成され、
この取付孔１２に、同軸電線４の端部に圧着などにより
取付けた同軸ターミナル５を収容した同軸ブロックハウ
ジング６が組付けられるようになっている。図に示す例
では、１つの同軸ブロックハウジング６に２つの同軸タ
ーミナル５が収容されるようになっている。
【００１４】上記同軸ブロックハウジング６に収容され
る同軸ターミナル５は、図６に示すように、端子（この
図では雌端子）５１と、端子挿入孔を有する絶縁体５２
と、金属シェル５３とからなり、絶縁体５２に端子５１
が嵌め込まれ、かつ金属シェル５３が被せられるととも
に、同軸電線４の内部導体及び外側導体に上記端子５１
及び金属シェル５３が圧着等により接続されるようにな
っている。なお、図６は雌型の同軸ターミナル５を示し
たが、図７のように雄型の同軸ターミナル５も、雌型の
ものとほぼ同様に、雄端子５４と、端子挿入孔を有する
絶縁体５５と、これに被せられる金属シェル５６等で構
成されている。
る同軸ターミナル５は、図６に示すように、端子（この
図では雌端子）５１と、端子挿入孔を有する絶縁体５２
と、金属シェル５３とからなり、絶縁体５２に端子５１
が嵌め込まれ、かつ金属シェル５３が被せられるととも
に、同軸電線４の内部導体及び外側導体に上記端子５１
及び金属シェル５３が圧着等により接続されるようにな
っている。なお、図６は雌型の同軸ターミナル５を示し
たが、図７のように雄型の同軸ターミナル５も、雌型の
ものとほぼ同様に、雄端子５４と、端子挿入孔を有する
絶縁体５５と、これに被せられる金属シェル５６等で構
成されている。
【００１５】上記同軸ブロックハウジング６には、図
２，図３に示すように、そのハウジング本体６０の内部
で長さ方向一端側に、相手側コネクタが嵌合する矩形状
の嵌合孔６１が形成されると共に、他端側の中心部位に
は、嵌合孔６１よりも小さい矩形状とされ、同軸ターミ
ナル５を挿入して収容する収容孔６２が貫通状に形成さ
れている。
２，図３に示すように、そのハウジング本体６０の内部
で長さ方向一端側に、相手側コネクタが嵌合する矩形状
の嵌合孔６１が形成されると共に、他端側の中心部位に
は、嵌合孔６１よりも小さい矩形状とされ、同軸ターミ
ナル５を挿入して収容する収容孔６２が貫通状に形成さ
れている。
【００１６】また、同軸ブロックハウジング６の上壁側
にはターミナルランス６４が設けられている。このター
ミナルランス６４は、上記収容孔６２内に突入して上記
同軸ターミナル５の外周面に係止される係止部６３を備
え、弾性変位可能な取付部６５を介して同軸ブロックハ
ウジング６と一体に形成されている。また、このターミ
ナルランス６４は、その上壁面が同軸ブロックハウジン
グ６の上壁面と面一となるように形成されている。
にはターミナルランス６４が設けられている。このター
ミナルランス６４は、上記収容孔６２内に突入して上記
同軸ターミナル５の外周面に係止される係止部６３を備
え、弾性変位可能な取付部６５を介して同軸ブロックハ
ウジング６と一体に形成されている。また、このターミ
ナルランス６４は、その上壁面が同軸ブロックハウジン
グ６の上壁面と面一となるように形成されている。
【００１７】さらに、上記コネクタハウジング１におけ
る取付孔１２の上下両側の面には、これに同軸ブロック
ハウジング６を嵌合したとき、そのターミナルランス６
４を形成した上壁面と、これとは反対側の下壁面とを接
触させて、ターミナルランス６４の変位を規制する規制
面１３，１３が形成されている。
る取付孔１２の上下両側の面には、これに同軸ブロック
ハウジング６を嵌合したとき、そのターミナルランス６
４を形成した上壁面と、これとは反対側の下壁面とを接
触させて、ターミナルランス６４の変位を規制する規制
面１３，１３が形成されている。
【００１８】また、上記コネクタハウジング１と同軸ブ
ロックハウジング６には、これら両者の抜止めを行う抜
止手段７が設けられている。この抜止手段７として、図
の実施形態では、上記コネクタハウジング１における取
付孔１２の下面側に、弾性変位可能な連結部７０を介し
て係止片７１が設けられ、一方、同軸ブロックハウジン
グ６の下部側には、その中間部所定部位から収容孔６２
が開口する側の端部まで延びる係合溝７２が形成されて
いる。そして、上記係止片７１と係合溝７２との結合に
より、同軸ブロックハウジング６がコネクタハウジング
１から挿入方向後方側に抜け出るのが防止されるように
なっている。
ロックハウジング６には、これら両者の抜止めを行う抜
止手段７が設けられている。この抜止手段７として、図
の実施形態では、上記コネクタハウジング１における取
付孔１２の下面側に、弾性変位可能な連結部７０を介し
て係止片７１が設けられ、一方、同軸ブロックハウジン
グ６の下部側には、その中間部所定部位から収容孔６２
が開口する側の端部まで延びる係合溝７２が形成されて
いる。そして、上記係止片７１と係合溝７２との結合に
より、同軸ブロックハウジング６がコネクタハウジング
１から挿入方向後方側に抜け出るのが防止されるように
なっている。
【００１９】次に、以上の構成とした同軸ターミナル５
と同軸ブロックハウジング６のコネクタハウジング１へ
の組付手順について説明する。先ず、同軸電線４に同軸
ターミナル５を取付けてから、その同軸ターミナル５を
同軸ブロックハウジング６の収容孔６２に挿入する。こ
のとき、図４に示すように、同軸ブロックハウジング６
に設けたターミナルランス６４の係止部６３が同軸ター
ミナル５の外周面に設けられた被係止部に係止され、こ
の同軸ターミナル５が抜け出たりすることなく同軸ブロ
ックハウジング６内に保持される。そして、このように
電線４に取付けられた同軸ターミナル５が同軸ブロック
ハウジング６内に収容されることにより、この同軸ター
ミナル６を保管したり搬送するような場合に、外力を受
けて変形するのを未然に防止して、接続信頼性を高めら
れる。
と同軸ブロックハウジング６のコネクタハウジング１へ
の組付手順について説明する。先ず、同軸電線４に同軸
ターミナル５を取付けてから、その同軸ターミナル５を
同軸ブロックハウジング６の収容孔６２に挿入する。こ
のとき、図４に示すように、同軸ブロックハウジング６
に設けたターミナルランス６４の係止部６３が同軸ター
ミナル５の外周面に設けられた被係止部に係止され、こ
の同軸ターミナル５が抜け出たりすることなく同軸ブロ
ックハウジング６内に保持される。そして、このように
電線４に取付けられた同軸ターミナル５が同軸ブロック
ハウジング６内に収容されることにより、この同軸ター
ミナル６を保管したり搬送するような場合に、外力を受
けて変形するのを未然に防止して、接続信頼性を高めら
れる。
【００２０】次に、以上のように、同軸ターミナル５が
収容された同軸ブロックハウジング６と、通常ターミナ
ルが収容された通常ブロックハウジング２を共に、コネ
クタハウジング１の取付孔１２と組付孔１１に嵌合して
組付ける。このようにすれば、通常ブロックハウジング
２と同軸ブロックハウジング６をコネクタハウジング１
に同時に同一作業で組付けることができて、作業性が向
上する。
収容された同軸ブロックハウジング６と、通常ターミナ
ルが収容された通常ブロックハウジング２を共に、コネ
クタハウジング１の取付孔１２と組付孔１１に嵌合して
組付ける。このようにすれば、通常ブロックハウジング
２と同軸ブロックハウジング６をコネクタハウジング１
に同時に同一作業で組付けることができて、作業性が向
上する。
【００２１】また、同軸ブロックハウジング６のコネク
タハウジング１への組付時には、図５に示すように、そ
の取付孔１２の上下両面に設けられた規制面１３，１３
に、同軸ブロックハウジング６のターミナルランス６４
が形成された上壁面と下壁面が接触して、ターミナルラ
ンス６４の変位を規制する。このとき、ターミナルラン
ス６４は、その上壁面が同軸ブロックハウジング６の上
壁面と面一となるように形成されているので、取付部６
５を中心に変位することはない。この結果、ターミナル
ランス６４の同軸ターミナル５に対する保持機能が確実
に発揮されて、この同軸ターミナル５が引張力により同
軸ブロックハウジング６から抜け出たりするのが確実に
防止される。
タハウジング１への組付時には、図５に示すように、そ
の取付孔１２の上下両面に設けられた規制面１３，１３
に、同軸ブロックハウジング６のターミナルランス６４
が形成された上壁面と下壁面が接触して、ターミナルラ
ンス６４の変位を規制する。このとき、ターミナルラン
ス６４は、その上壁面が同軸ブロックハウジング６の上
壁面と面一となるように形成されているので、取付部６
５を中心に変位することはない。この結果、ターミナル
ランス６４の同軸ターミナル５に対する保持機能が確実
に発揮されて、この同軸ターミナル５が引張力により同
軸ブロックハウジング６から抜け出たりするのが確実に
防止される。
【００２２】さらに、同軸ブロックハウジング６の組付
時には、コネクタハウジング１に設けられた係止片７１
が、同軸ブロックハウジング６に形成された係合溝７２
に係合するので、この同軸ブロックハウジング６がコネ
クタハウジング１から挿入方向後方側に抜け出たりする
ことなく嵌合状態に保持される。
時には、コネクタハウジング１に設けられた係止片７１
が、同軸ブロックハウジング６に形成された係合溝７２
に係合するので、この同軸ブロックハウジング６がコネ
クタハウジング１から挿入方向後方側に抜け出たりする
ことなく嵌合状態に保持される。
【００２３】なお、図１，図２の実施形態では、同軸ブ
ロックハウジング６の両側壁部に前抜け防止突起６６が
設けられ、この突起６６がコネクタハウジング１の内面
に形成された図略のストッパーに当接することにより、
このコネクタハウジング１に対して同軸ブロックハウジ
ング６が挿入方向前方側に抜け出すのが防止されるよう
になっている。
ロックハウジング６の両側壁部に前抜け防止突起６６が
設けられ、この突起６６がコネクタハウジング１の内面
に形成された図略のストッパーに当接することにより、
このコネクタハウジング１に対して同軸ブロックハウジ
ング６が挿入方向前方側に抜け出すのが防止されるよう
になっている。
【００２４】なお、本発明は、上記したもの以外に例え
ば基板に半田接続される基板用コネクタや、ジャンクシ
ョンボックスなどの電気接続モジュールに適用すること
もできる。
ば基板に半田接続される基板用コネクタや、ジャンクシ
ョンボックスなどの電気接続モジュールに適用すること
もできる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明のコネクタは、同
軸ターミナルを同軸ブロックハウジングに収容し、この
同軸ブロックハウジングをコネクタハウジングに嵌合し
て組付けるので、同軸ターミナルの外力による変形をな
くして接続信頼性を高めることができ、また、多極タイ
プとするとき、同軸ターミナルと通常ターミナルのコネ
クタハウジングへの組付作業性を高めることができる。
軸ターミナルを同軸ブロックハウジングに収容し、この
同軸ブロックハウジングをコネクタハウジングに嵌合し
て組付けるので、同軸ターミナルの外力による変形をな
くして接続信頼性を高めることができ、また、多極タイ
プとするとき、同軸ターミナルと通常ターミナルのコネ
クタハウジングへの組付作業性を高めることができる。
【図１】本発明の一実施形態として多極タイプのコネク
タを示す分解斜視図である。
タを示す分解斜視図である。
【図２】同コネクタに用いる同軸ブロックハウジングの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】同コネクタに用いるコネクタハウジングと同軸
ブロックハウジング及び同軸ターミナルを分解して示す
縦断面図である。
ブロックハウジング及び同軸ターミナルを分解して示す
縦断面図である。
【図４】同軸ターミナルを同軸ブロックハウジング内に
収容した状態を示す縦断面図である。
収容した状態を示す縦断面図である。
【図５】同コネクタの組付状態を示す縦断面図である。
【図６】雌型の同軸ターミナルの分解斜視図である。
【図７】雄型の同軸ターミナルの分解斜視図である。
１ コネクタハウジング １３ 規制面 ２ 通常ブロックハウジング ３ 通常電線 ４ 同軸電線 ５ 同軸ターミナル ６ 同軸ブロックハウジング ６４ ターミナルランス ７ 抜止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 伸昭 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項１】 同軸ターミナルを同軸ブロックハウジン
グに収容し、この同軸ブロックハウジングをコネクタハ
ウジングに嵌合して組付けることを特徴とする同軸ター
ミナルを有するコネクタ。 - 【請求項２】 請求項１記載のコネクタにおいて、上記
同軸ターミナルを収容した同軸ブロックハウジングを、
通常ターミナルを収容した通常ブロックハウジングと共
にコネクタハウジングに嵌合して組付けることを特徴と
する同軸ターミナルを有するコネクタ。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のコネクタにおい
て、上記コネクタハウジングに組付ける同軸ブロックハ
ウジングに、これに収容した同軸ターミナルを保持する
ターミナルランスが形成されていることを特徴とする同
軸ターミナルを有するコネクタ。 - 【請求項４】 請求項３記載のコネクタにおいて、上記
コネクタハウジングに、同軸ブロックハウジングの嵌合
時、そのターミナルランスの形成面と、これとは反対側
の面とを接触させて、ターミナルランスの変位を規制す
る規制面が形成されていることを特徴とする同軸ターミ
ナルを有するコネクタ。 - 【請求項５】 請求項１〜４の何れかに記載のコネクタ
において、上記コネクタハウジングと同軸ブロックハウ
ジングに、これら両者の抜止めを行う抜止手段を設けて
いることを特徴とする同軸ターミナルを有するコネク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160123A JPH118008A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 同軸ターミナルを有するコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160123A JPH118008A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 同軸ターミナルを有するコネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH118008A true JPH118008A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15708373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9160123A Withdrawn JPH118008A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 同軸ターミナルを有するコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH118008A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015029703A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| JP2016072170A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 住友電装株式会社 | コネクタホルダ |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9160123A patent/JPH118008A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015029703A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| JP2016072170A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 住友電装株式会社 | コネクタホルダ |
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