JPH1179795A - 低圧複層ガラスおよびその製造方法 - Google Patents

低圧複層ガラスおよびその製造方法

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JPH1179795A
JPH1179795A JP23491297A JP23491297A JPH1179795A JP H1179795 A JPH1179795 A JP H1179795A JP 23491297 A JP23491297 A JP 23491297A JP 23491297 A JP23491297 A JP 23491297A JP H1179795 A JPH1179795 A JP H1179795A
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sealing material
glass
low
sealing
pressure
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JP23491297A
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Inventor
Hiromi Hase
長谷広美
Yoshiaki Sugata
菅田義敬
Toshiaki Ito
伊藤俊明
Akira Sakata
昭 坂田
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C27/00Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
    • C03C27/06Joining glass to glass by processes other than fusing
    • C03C27/08Joining glass to glass by processes other than fusing with the aid of intervening metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C27/00Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
    • C03C27/06Joining glass to glass by processes other than fusing
    • C03C27/10Joining glass to glass by processes other than fusing with the aid of adhesive specially adapted for that purpose

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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱性能が格段に優れ、長期的な耐久性を保持
することができる低圧複層ガラスパネルと、パイプ状の
チューブが不用であり、予め2枚の板ガラスにはんだ付
けしておく必要がなく、真空チャンバー内ではんだ付け
することができる低圧複層ガラスとその製造方法を提供
する。 【解決手段】複層ガラスの封着材は、重量%でBiが3
0〜80、Snが18〜68、Tiが0.1〜5の組成
からなる低融点はんだ合金からなる第1の封着材と、第
1の封着外側周縁に配設される、主として有機高分子系
材料からなる第2の封着材により構成し、一方の板ガラ
スに、第1の封着材と第2の封着材を仮接着し、他方の
ガラスを積層し、チャンバー内で減圧、加熱処理して製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅・非住宅など
の建築分野、自動車・車両・船舶・航空機などの輸送分
野、冷凍庫・冷凍ショーケース・恒温恒湿槽などの設備
機器分野などの省エネルギーを要求される開口部に適用
される高い断熱性能を有する低圧の複層ガラスとその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、省エネルギーに優れた快適で健康
な住環境をつくるため、従来に増して断熱性能を有する
複層ガラスの使用頻度が高まり、急速に普及している。
【0003】この複層ガラスパネルとして、対向する板
ガラスにより形成される空間を低圧にした複層ガラスパ
ネルが提案されている。例えば、特表平5-501896号公報
には、低圧空間を包囲し、溶融はんだガラスの周囲ジョ
イントと溶融はんだガラスの外部コーティングを有する
配列された複数の支柱とによって相互に連結された2枚
の板ガラスから構成される断熱ガラスパネルが提案され
ている。
【0004】また例えば、特表平7-508967号公報には、
低圧空間を封入し、かつ溶合されたはんだガラスの周縁
接合部と柱の配列により互いに結合された2枚の互いに
離れた板ガラスからなり、しかもこれらの柱の少なくと
もいくつかは完全に金属製である熱絶縁ガラスパネルが
提案されている。
【0005】また例えば、特開平6-17579号公報には、
2枚の板ガラスからなる平行板が所定の間隔で隔置し、
この間隔を保持する低融点ガラスまたは陶磁器で作られ
ているスペーサーを低融点ガラスにより融着して配設す
るとともに、この平行板端部を低融点融着材、例えば、
低融点ガラスや低融点合金により融着密着して真空空間
を形成する真空断熱ガラス板が提案されている。
【0006】また例えば、特開平8-133795号公報には、
高さ一定の突起を設けた板ガラスを突起のある面で重ね
合わせ、外周部を接着剤で気密に張り合わせ空間を形成
し、この空間を真空にした構造の複合ガラス板が提案さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した例えば、特表
平5-501896号公報に記載の断熱ガラスパネルでは、ガラ
ス周縁端部を溶融はんだガラスで封着するが、この溶融
はんだガラスは特開平6-17579号公報で指摘されている
ように化学的耐久性が劣るので、近年環境破壊の一因と
して問題になっている酸性雨のような雨水に浸漬される
建築用途には採用しがたい。
【0008】また、溶融はんだガラスと板ガラスは熱膨
張係数が異なるので、夏季の猛暑環境や環境試験機の高
温環境では熱応力の発生による破損が問題になる。さら
に、溶融はんだガラスによりガラス周縁端部を封着する
方式及び溶融はんだガラスをコーティングした複数の支
柱により2枚の板ガラス相互を連結する方式は、特表平
7-508967号公報で指摘されているようにパネル製造時に
おいて大気圧により支柱が破損したり、脆性材料である
溶融はんだガラスが地震や風などによる衝撃荷重を吸収
できないので、建築用途および車両用途には採用しがた
い。
【0009】また、気体排気手段について排気口などを
ガラスに加工する煩雑な工程が含まれるので、価格が高
い。また例えば、特表平7-508967号公報に記載の熱絶縁
ガラスパネルでは、特表平7-508967号公報に記載の断熱
ガラスパネルにおける支柱の少なくともいくつかを完全
に金属製にすることにより、パネル製造時において大気
圧により支柱が破損するのを防止したり、地震や風など
による衝撃荷重を吸収したり、熱応力の発生により破損
するのを防止するべく改善を試みている。
【0010】しかし、ガラス周縁端部を溶融はんだガラ
スで封着することについては何ら変更も改善もされてい
ないので、化学的耐久性が劣るという問題は残るので、
酸性雨のような雨水に浸漬される建築用途には採用しが
たい。
【0011】また、夏季の猛暑環境や環境試験機の高温
環境では熱応力の発生による破損も依然として問題とし
て残る。また例えば、特開平6-17579号公報に記載の真
空断熱ガラスでは、ガラス周縁端部を溶融はんだガラス
で封着する場合、さらに耐候性のある低融点合金で被覆
することにより溶融はんだガラスの化学的耐久性が劣る
という問題の改善を試みているが、ガラス周縁端部を溶
融はんだガラスで封着すること、低融点ガラスまたは陶
磁器で作られているスペーサーを低融点ガラスにより融
着して2枚の板ガラス相互を連結する方式については何
ら変更も改善もされていないので、特表平7-508967号公
報で指摘されているようにパネル製造時において大気圧
により支柱が破損したり、脆性材料である溶融はんだガ
ラスが地震や風などによる衝撃荷重を吸収できないとい
う問題は残るので、建築用途および車両用途には採用し
がたい。
【0012】また、例えば、特開平8-133795号公報に記
載の真空複合ガラス板では、スペーサーとしてガラス球
を散布しているが、ガラス球の間隔を制御していないの
で、ガラス球の密度が低い部分では板ガラスが接触した
り破損する可能性がある。
【0013】また、周縁端部を封着する接着剤として板
ガラスやスペーサーより低融点のガラスを用いている
が、これはすでに指摘したように化学的耐久性が劣るの
で、酸性雨のような雨水に浸漬される建築用途には採用
しがたく、また、夏季の猛暑環境や環境試験機の高温環
境では熱応力の発生による破損も問題となる。
【0014】また、スペーサーの代わりに高さ一定の突
起を設けた板ガラスを突起のある面で重ね合わせ、外周
部を接着剤で気密に張り合わせ空間を形成すると記載さ
れているが、突起の材料や配置方法などについて具体的
な記述はない。
【0015】また、溶融はんだガラスで周辺端部を封着
する低圧複層ガラスパネルでは、封着時にはんだの融点
以上、例えば250℃以上で加熱する必要があるので、
さらに断熱性能を向上させる目的で、例えば一方の板ガ
ラスにAgとZnOなどの積層膜をスパッタリング法に
よりコーティングした低放射板ガラスを使用する場合に
は、この特殊金属膜が高温にさらされ、膜が損傷した
り、断熱性能を損なってしまう。
【0016】また、ほとんどの従来技術は、積層体の空
間部を低圧にするために、排気用のパイプ状のチューブ
をシーリング部分に埋め込んで、そのチューブ部分から
減圧して、減圧後チューブを溶着することにより、製造
するものであるから、加工が煩雑であり、その部分が保
護を十分にしないと破損する恐れもあり、しかも完成後
残るので見栄えも悪いという欠点があった。
【0017】本出願人は、このような欠点を解消するた
めに、特願平9−174516号として200°C以下
ではんだ付け可能な低融点はんだ合金を第1の封着剤と
して、有機高分子系材料からなる第2の封着材と組み合
わせた封着材により封着した低圧複層ガラスを提案して
いるが、断熱性能が優れ、耐久性も優れたものである
が、はんだ合金の溶着は酸素雰囲気下でしか行うことが
できないので、予め2枚の板ガラスに第1の封着材をは
んだ付けしておく必要があり、低圧チャンバー内ではは
んだ合金同士の溶着のみに限定されるものであった。
【0018】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、低放射板ガラスのコーティング膜として垂直
放射率の低いスパッタリング法により成膜された特殊金
属膜を採用することができ、断熱性能が格段に優れるも
のとすることができるとともに、長期的な耐久性を保持
することができる低圧複層ガラスパネルと、パイプ状の
チューブが不用であり、しかも排気口の跡が全くわから
ず、しかも加工が容易である製造方法の提供に加え、予
め2枚の板ガラスにはんだ付けしておく必要がなく、真
空チャンバー内ではんだ付けすることができる低圧複層
ガラスとその製造方法を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明の低圧複層ガラスパネルは、2枚の板ガ
ラスを所定の間隔で隔置し、間隔を保持する点状、線状
または網状スペーサーを配設するとともに、2枚の板ガ
ラスの周縁端部を封着材により密封して、低圧空間が形
成されるようにした複層ガラスにおいて、封着材は、重
量%でBiが30〜80、Snが18〜68、Tiが
0.1〜5の組成からなる低融点はんだ合金からなる第
1の封着材と、第1の封着外側周縁に配設される、主と
して有機高分子系材料からなる第2の封着材により構成
されるようにしたことを特徴とするものであり、さら
に、例えば第2の封着材の母材のホットメルトブチルと
してカネボウNSC株式会社製88−7500を使用す
る場合には、必ずしも吸着剤を充填する必要がないが、
例えば横浜ゴム製のM145などのように、そのまま使
用したのでは低圧空間内に気体あるいは低分子量物が透
過または放出される場合には、これらの気体または低分
子量物を吸着するシリカゲル、活性炭、活性白土、ゼオ
ライト、酸素吸着剤などの吸着剤を60重量%以下、好
ましくは50重量%以下の割合で充填すると好ましい。
【0020】また、2枚の板ガラスの周縁端部の第2の
封着材に金属製の芯材を埋設すると、作業性が向上する
ので好ましい。本発明の低圧複層ガラスは、封着材とし
て、融点が200℃以下の低融点はんだ合金からなる第
1の封着材と、第1の封着材より外側周縁に配設され
る、主として有機高分子系材料からなる第2の封着材に
より構成されるようにしたので、第1の封着材である低
融点はんだ合金が2枚の板ガラスを強固に接着し、さら
に密着性も向上させるとともに、第2の封着材として、
主として有機高分子系材料から成る封着材を用いること
により、二重に封着することになり、より密着性が向上
するとともに、溶融はんだガラスに比べ、主として化学
的耐久性が優れ、酸性雨のような雨水や酸性の外壁用洗
浄剤・窓用洗浄剤に浸漬されても侵食されないので、建
築用途や車両などの輸送用途に採用できる。
【0021】また、有機高分子系材料からなる封着材は
粘弾性特性を有するので、夏季の猛暑環境や環境試験機
の高温環境において発生する熱応力は小さく、大きな熱
応力が発生する脆性材料の溶融はんだガラスと違い、封
着部で破損することがないので、建築用途、車両などの
輸送用途および環境試験機などの設備機器用途に採用で
きる。
【0022】さらに、主として有機高分子系材料からな
る封着材は粘弾性吸収特性を有するので、地震や風など
による繰り返し衝撃荷重を吸収することができるので、
溶融はんだガラスと違い、建築用途および車両などの輸
送用途にも採用できる。
【0023】また、第1の封着材である低融点はんだ合
金を板ガラスの周辺端部に半田付けするときに、200
℃以下で加熱処理で済み、第2の封着材である、主とし
て有機高分子系材料からなる封着材によって周辺端部を
封着するときにも、加熱するにしてもせいぜい150℃
程度までの加熱で済むので、一方の板に垂直放射率の低
いスパッタリング法による特殊金属膜をコーティングし
た低放射板ガラスを使用することができるので、断熱性
能をさらに向上させることができる。
【0024】また、このような低圧複層ガラスを製造す
る好ましい方法の一つは、一方の板ガラスの周縁端部
に、重量%でBiが30〜80、Snが18〜68、T
iが0.1〜5の組成からなる板状の低融点はんだ合金
を仮接着するとともに、その外側周縁部に、目標の前記
間隔よりも厚い主として有機高分子系材料からなる紐状
の第2の封着材を少なくとも一部を残して開口部となる
ように仮接着し、その後他方の板ガラスを重ね合わせ積
層体とし、減圧チャンバーに導入し、空間部を所定の圧
力まで減圧した後、積層体の少なくとも全周部分を押圧
しながら、加熱処理して低融点はんだ合金からなる第1
の封着材と有機高分子系材料からなる第2の封着材によ
って2枚の板ガラスを接着するものである。
【0025】製造方法の別の一つは、一方の板ガラスの
周縁端部に、重量%でBiが30〜80、Snが18〜
68、Tiが0.1〜5の組成からなる低融点はんだ合
金の融液を一周するように塗るとともに、その外側周縁
部に、目標の前記間隔よりも厚い主として有機高分子系
材料からなる紐状の第2の封着材を少なくとも一部を残
して開口部となるように仮接着し、その後他方の板ガラ
スを重ね合わせ積層体とし、減圧チャンバーに導入し、
空間部を所定の圧力まで減圧した後、積層体の少なくと
も全周部分を押圧しながら、加熱処理して低融点はんだ
合金からなる第1の封着材と有機高分子系材料からなる
第2の封着材によって2枚の板ガラスを接着するもので
ある。
【0026】この場合に、第2の封着材により開口部を
形成し、その開口部は、積層体を押圧したり、同じ封着
材をチューブなどから吐出させるだけで閉塞されるので
パイプ状のチューブなどが不用であり、しかも排気口の
跡が全くわからず、加工が容易であるだけでなく、開口
部が閉塞された積層体に大気を負荷するだけで、その大
気圧により、積層体を押圧するので特に第2の封着材の
さらに密着力が向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】2枚の板ガラスとは、クリアなフ
ロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラ
ス、高性能熱線反射板ガラス、線入板ガラス、網入板ガ
ラス、型板ガラス、強化ガラス、倍強度ガラス、低反射
板ガラス、高透過板ガラス、摺りガラス、タペスティ
(フロスト)ガラス、セラミックス印刷ガラス、合わせ
ガラスなど各種板ガラスを適宜組み合わせることができ
るが、少なくとも1枚はこれら各種板ガラスに特殊金属
膜をコーティングした低放射板ガラスを採用すると断熱
性能が高くなるので好ましい、この場合本発明では比較
的垂直放射率の高いCVD法により成膜したものは勿
論、垂直放射率の低いスパッタリング法により成膜した
コーティング膜を採用することができる。
【0028】さらに、当該低放射板ガラスは、JIS
R3106ー1985(板ガラスの透過率・反射率・日
射熱取得率試験方法)に定める垂直放射率が0.20以
下の、好ましくは0.10以下のガラスを1枚以上使用
したもの、または垂直放射率が0.35以下の、好まし
くは0.25以下のガラスを2枚使用したものである。
【0029】2枚の板ガラスの板厚は通常、ともに1.
9mm以上のものが用いられるが、強化ガラスの場合
で、とくに化学強化ガラスなどの場合はこの限りではな
く、1.9mm以下のものを用いることもできる。
【0030】2枚の板ガラスの間隔を保持する点材、線
材または網材スペーサー用材料としては、ガラスに比べ
硬度が低く、かつ適切な圧縮強さを有するものであれ
ば、とくに限定されないが、金属、合金、鉄鋼、セラミ
ックスまたはプラスチックが好ましい。金属では鉄、
銅、アルミニウム、タングステン、ニッケル、クロム、
チタンなど、合金、鉄鋼では炭素鋼、クロム鋼、ニッケ
ル鋼、ステンレス鋼、ニッケルクロム鋼、マンガン鋼、
クロムマンガン鋼、クロムモリブデン鋼、珪素鋼、真
鍮、ハンダ、ニクロム、ジュラルミンなどが用いられ
る。点材スペーサーは球状、円柱状、角柱状などで例え
ば格子状に配置する。
【0031】線材スペーサーは断面が円形、半円形、角
形などで、直線状と曲線状のものがあり、網状スペーサ
ーは角形、菱形などが用いられる。金属または合金をセ
ラミックスまたはプラスチックでコーティングしたもの
では、着色することにより意匠性を向上させるととも
に、金属特有の反射を抑制することができる。
【0032】点状、線状または網状スペーサーの配設間
隔は100mm以下であり、75mm以下が好ましい。
これらスペーサーの配設は、当該配設間隔の範囲内であ
れば、規則的でも不規則的でも構わない。
【0033】2枚の板ガラスの間隔は0.05mm以
上、2.0mm以下であり、0.1mm以上、1.0mm
以下が好ましい。2枚の板ガラスの周縁端部に用いる封
着材は、第1の封着材として、重量%でBiが30〜8
0、Snが18〜68、Tiが0.1〜5の組成からな
る新規な低融点はんだ合金を使用するものであり、この
ような組成とすることにより、融点が130゜C〜24
0°Cと低融点であり、熱膨張係数が約90×10-7
゜Cであり、ガラスの熱膨張係数90×10-7/゜Cと
近似しており、ガラス接着用はんだとして好適であり、
しかも不活性雰囲気、還元雰囲気、あるいは真空雰囲気
中、すなわち酸素フリーな状態ではんだ付けを行うこと
ができる。
【0034】上記の組成範囲は、重量%でBiが40〜
65、Snが32〜59、Tiが1〜3とするとセラミ
ックス、ガラスとの接着力が向上するので、より好まし
い。第2の封着材としては、主として有機高分子系材料
から成る封着材を用いる。当該有機高分子系材料は、母
材として透湿度(JIS Z0208−1976に規定
される防湿包装材料の透湿度試験方法に基づく)が2.
0g/m2・24h(40℃、90%RH)以下で、窒
素透過度(JIS Z1707−1975に規定される
食品包装用プラスチックフィルムに基づく)が1×10
-6cm3・cm/cm2・sec・atm(25℃)以
下、酸素透過度が(JIS Z1707−1975に規
定される食品包装用プラスチックフィルムに基づく)が
1×10-5cm3・cm/cm2・sec・atm(25
℃)以下であるポリイソブチレン(反応性ポリイソブチ
レンを含む)またはブチルゴムを主たる成分として、他
に粘着付与剤や可塑剤などを添加した自己粘着性を有す
るものを、必要に応じて充填材として炭酸カルシウム、
タルク、マイカ、シリカ、カーボンブラック、超微粉末
シリカ、超微粉末チタニアなどを用いて複合したもの、
あるいは母材として透湿度(JIS Z0208−19
76に規定される防湿包装材料の透湿度試験方法に基づ
く)が2.0g/m2・24h(40℃、90%RH)
以下で、窒素透過度(JIS Z1707−1975に
規定される食品包装用プラスチックフィルムに基づく)
が1×10-6cm3・cm/cm2・sec・atm(2
5℃)以下、酸素透過度が(JIS Z1707−19
75に規定される食品包装用プラスチックフィルムに基
づく)が1×10-5cm3・cm/cm2・sec・at
m(25℃)以下という条件をいずれかあるいは全て満
足するポリイソプレン、シリコーン、ポリサルファイ
ド、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、テフロン(P
TFE)、ポリ弗化ビニリデン(PVDF)、ポリアク
リルニトリル、ポリメタクリロニトリル、Monsan
to社製の「ロパッグ」(商品名)、Sohio社製の
「バーレックス」(商品名)、ポリエチレンテレフタレ
ート、ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド系、
ポリ塩化ビニール、ポリ弗化ビニール、ポリイミドなど
の有機高分子に、必要に応じて粘着付与剤や可塑剤など
を添加したもの、また必要に応じて充填材として炭酸カ
ルシウム、タルク、マイカ、シリカ、カーボンブラッ
ク、超微粉末シリカ、超微粉末チタニアなどを用いて複
合したものも使用することができる。
【0035】また、低圧空間内に気体あるいは低分子量
物が透過または放出される場合は、これらを吸着させる
ため、当該有機高分子系材料にシリカゲル、活性炭、活
性白土、ゼオライト(3A、4A、5A、13X)、酸
素吸着剤、Ba−Alなどの合金ゲッター材などの吸着
剤を、60wt%以下、好ましくは50wt%以下で充
填することが好ましい。なお、例えば低圧空間内に気体
あるいは低分子量物が透過または放出されない場合は、
吸着剤を充填しなくてもよい。
【0036】このパネルの周縁端部の封着材と2枚の板
ガラスによって形成される開口部(排気口)の幅は、
0.1mm程度開いていれば、減圧チャンバー内におい
て積層体の減圧は可能であるが、減圧時間を短縮するた
めには、0.2mm以上開けたほうがよく、2.0mm
を越えると、この開口部が閉塞しても、密封が十分でな
いので、0.2mm〜2.0mmの範囲とした方がよ
い。
【0037】また、シールと2枚の板ガラスにより形成
される開口部(排気口)は、後述するように1カ所とす
る方が好ましいが、2本〜4本の封着材により、2〜4
カ所の開口部を形成してもよい。2カ所以上の開口部が
あるときには押圧する辺を数に応じて増やせばよい。
【0038】2枚の板ガラス間の密封された低圧空間の
真空度は、1×10-2Torr以下、好ましくは1×1
-3Torr以下とする。複層ガラス作製は、限定され
るものではないが、次ぎの手順により行うと好ましい。
【0039】その一つは、一方の板ガラスの周縁端部
に、重量%でBiが30〜80、Snが18〜68、T
iが0.1〜5の組成からなる低融点はんだ合金からな
る紐状の第1の封着材を、例えばその外側にポリエチレ
ン系の接着剤を塗布するかあるいは、その外側などに同
じ組成のはんだ合金を溶融させることにより、仮接着す
るとともに、その外側周縁部に、目標の前記間隔よりも
厚い主として有機高分子系材料からなる紐状の第2の封
着材を少なくとも一部を残して開口部となるように仮接
着する。第2の封着材の仮接着は、自己粘着性を有する
ホットメルトブチルなどの場合には、常温で所定の位置
に仮接着すればよく、ポリエチレンなどのように自己粘
着性を有していない場合には、融点以上に加熱して仮接
着すればよい。
【0040】その後他方の板ガラスを重ね合わせ積層体
とし、該積層体を減圧チャンバーに導入し、空間部を所
定の圧力まで減圧した後、前記開口部を閉塞し、その
後、積層体の少なくとも全周部分を押圧しながら、加熱
処理して低融点はんだ合金からなる第1の封着材と有機
高分子系材料からなる第2の封着材によって2枚の板ガ
ラスを接着する。
【0041】この場合に、ほぼ所定の間隔近くまで機械
的に押圧するときに、第2の封着材は押し広げられ、開
口部は閉塞する。この状態で加熱とともに、超音波を印
可するとはんだ合金によるはんだ付け強度が高くなり好
ましい。
【0042】また、別の好ましい方法として、一方の板
ガラスの周縁端部に、重量%でBiが30〜80、Sn
が18〜68、Tiが0.1〜5の組成からなる低融点
はんだ合金の融液を一周するように塗るとともに、その
外側周縁部に、目標の前記間隔よりも厚い主として有機
高分子系材料からなる紐状の第2の封着材を少なくとも
一部を残して開口部となるように仮接着し、その後他方
の板ガラスを重ね合わせ積層体とし、減圧チャンバーに
導入し、空間部を所定の圧力まで減圧した後、積層体の
少なくとも全周部分を押圧しながら、加熱処理して低融
点はんだ合金からなる第1の封着材と有機高分子系材料
からなる第2の封着材によって2枚の板ガラスを接着す
るようにしてもよい。
【0043】また、Bi−Sn−Ti(58−40.8
−1.2(重量%))系のはんだ合金を300〜400
メッシュの粉末状にして、バインダーとして乳酸などを
加えてスラリー(配合比体積%で1:1)としたもの
を、第1の封着材としてガラス周縁部に塗付して、その
外側に第2の封着材を仮接着したものに上の板ガラスを
積層して同様の方法で製造することもできる。
【0044】この場合に有機系のバインダーを積層体か
らとばして、低圧空間内に残らないにすればよい。
【0045】
【実施例】
実施例1 1050mm×1050mmのガラス板に2cm×2c
m間隔で直径0.25mmのTi球状スペーサーを配置
する。
【0046】次に、第2の封着材として、直径250μ
mの銅線にホットメルトブチル(HMB)を直径2mm
になるように被覆したHMB線をガラスエッジ部から内
側へ2.5mmの位置に配設した。このとき、空気を排
除でき得る減圧口を設けるため、樹脂線を全周に巻かず
に、一ヶ所だけ2mmの間隔を開けておいた。
【0047】次に、端部から5mmの位置に、第1の封
着材として、直径0.25mmのBi−Sn−Ti(5
8−40.8−1.2(重量%))線材をガラスを一周
するように配置した。この時、線材の外側の数カ所で、
ホットメルトガンを用いてポリエチレンで仮固定した。
【0048】その後、この加工されたガラスと1050
mm×1050mmの低放射膜付きのガラス板とを膜が
内側になるように合わせる。この合わせたガラスを12
0℃で保持されているチャンバーに入れる。チャンバー
内を10-3torrまで減圧した後、この状態を1時間
保持した。
【0049】次いで、チャンバー内の温度を160℃に
して、さらにガラスを面方向に機械的に圧力を加え第2
の封着材であるHMBの封着を行うと同時にガラスの間
隔を0.25mmにする。
【0050】ガラスの間隔が0.25mmとなった状態
で、ガラスの両側から10kHzの超音波を印加してよ
り確実にはんだ付けを行う。次にチャンバー内に大気を
導入しガラスの間隔を0.2mmにした。その後、チャ
ンバー内で炉冷することで徐冷を行った。
【0051】作製された減圧複層ガラスは初期露点−7
0℃以下、熱貫流率1.4kcal/m2h℃と高い断
熱性能を示した。 実施例2 1050mm×1050mmのガラス板に2cm×2c
m間隔で直径0.25mmTi球状スペーサーを配置す
る。
【0052】次にガラスエッジ部より内側8mmの所に
第1の封着材として、Bi−Sn−Ti(58−40.
8−1.2(重量%))はんだの150℃に加熱した融
液を幅3mm高さ0.3mmで一周するように塗る。
【0053】その後、ガラスエッジ部に、第2の封着材
として、160℃に熱せられた幅3mm高さ0.5mm
長さ20cmの高密度ポリエチレンを2mmの間隔を開
けて全周にわたり配置、仮接着する。この時、角の部分
でガラスよりはみ出た所は切り落とした。
【0054】第2の封着材であるポリエチレンが流動性
を有している間にこのガラスと1050mm×1050
mmの低放射膜付きのガラス板とを積層し、この積層し
たガラスを120℃で保持されているチャンバーに入れ
る。
【0055】チャンバー内を10-3torrまで減圧し
た後、この状態を1時間保持した。その後、チャンバー
内の温度を160℃に昇温するとともに、ガラスを面方
向に機械的に圧力を加えポリエチレンの封着を行うと同
時に、ガラスの間隔を0.25mmにする。このとき第
2の封着材であるポリエチレンが押し広げられ、複数の
開口部は閉塞する。
【0056】ガラス間隔が0.25mmとなった状態
で、ガラスの両側から10kHzの超音波を印加してよ
り確実にはんだ付けを行う。次にチャンバー内に大気を
導入しガラスの間隔を0.2mmにした。その後、チャ
ンバー内で炉冷することで徐冷を行った。
【0057】作製された減圧複層ガラスは初期露点−7
0℃以下、熱貫流率1.4kcal/m2h℃と高い断
熱性能を示した。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の複層ガラ
スパネルは、断熱性能が格段に優れるものとすることが
できるとともに、長期的な耐久性を保持するものとする
ことができる。
【0059】また、本発明の複層ガラスの製造方法によ
れば、パイプ状のチューブが不用であり、しかも排気口
の跡が全くわからないばかりでなく、加工も容易に行う
ことができ、さらに予め2枚の板ガラスに低融点はんだ
合金をはんだ付けをしておく必要がなく、低圧チャンバ
ー内でのはんだ付けのみで2枚の板ガラスのはんだ付け
を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 昭 三重県松阪市大口町1510番地 セントラル 硝子株式会社硝子研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、間
    隔を保持する点状、線状または網状スペーサーを配設す
    るとともに、2枚の板ガラスの周縁端部を封着材により
    密封して、低圧空間が形成されるようにした複層ガラス
    において、封着材は、重量%でBiが30〜80、Sn
    が18〜68、Tiが0.1〜5の組成からなる低融点
    はんだ合金からなる第1の封着材と、第1の封着材の外
    側周縁に配設される、主として有機高分子系材料からな
    る第2の封着材により構成されるようにしたことを特徴
    とする低圧複層ガラス。
  2. 【請求項2】一方の板ガラスにはスパッタ法により形成
    された高性能断熱膜がコーティングされていることを特
    徴とする請求項1記載の低圧複層ガラス。
  3. 【請求項3】主として有機高分子系材料から成る封着材
    が、吸着剤を充填したものであることを特徴とする請求
    項1あるいは2に記載の低圧複層ガラス。
  4. 【請求項4】2枚の板ガラスの周縁端部の第2の封着材
    に線状スペーサーを埋設することを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれかに記載の低圧複層ガラス。
  5. 【請求項5】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
    の間隔を保持する点状、線状または網状スペーサーを配
    設するとともに、2枚の板ガラスの周縁端部を封着材に
    より密封して低圧空間が形成される複層ガラスを製造す
    る方法において、一方の板ガラスの周縁端部に、重量%
    でBiが30〜80、Snが18〜68、Tiが0.1
    〜5の組成からなる紐状の低融点はんだ合金を仮接着す
    るとともに、その外側周縁部に、目標の前記間隔よりも
    厚い主として有機高分子系材料からなる紐状の第2の封
    着材を少なくとも一部を残して開口部となるように仮接
    着し、その後他方の板ガラスを重ね合わせ積層体とし、
    減圧チャンバーに導入し、空間部を所定の圧力まで減圧
    した後、積層体の少なくとも全周部分を押圧しながら、
    加熱処理して低融点はんだ合金からなる第1の封着材と
    有機高分子系材料からなる第2の封着材によって2枚の
    板ガラスを接着するようにしたことを特徴とする低圧複
    層ガラスの製造方法。
  6. 【請求項6】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
    の間隔を保持する点状、線状または網状スペーサーを配
    設するとともに、2枚の板ガラスの周縁端部を封着材に
    より密封して低圧空間が形成される複層ガラスを製造す
    る方法において、一方の板ガラスの周縁端部に、重量%
    でBiが30〜80、Snが18〜68、Tiが0.1
    〜5の組成からなる低融点はんだ合金の融液を一周する
    ように塗るとともに、その外側周縁部に、目標の前記間
    隔よりも厚い主として有機高分子系材料からなる紐状の
    第2の封着材を少なくとも一部を残して開口部となるよ
    うに仮接着し、その後他方の板ガラスを重ね合わせ積層
    体とし、減圧チャンバーに導入し、空間部を所定の圧力
    まで減圧した後、積層体の少なくとも全周部分を押圧し
    ながら、加熱処理して低融点はんだ合金からなる第1の
    封着材と有機高分子系材料からなる第2の封着材によっ
    て2枚の板ガラスを接着するようにしたことを特徴とす
    る低圧複層ガラスの製造方法。
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