JPH116555A - 無段変速装置 - Google Patents
無段変速装置Info
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- JPH116555A JPH116555A JP9158925A JP15892597A JPH116555A JP H116555 A JPH116555 A JP H116555A JP 9158925 A JP9158925 A JP 9158925A JP 15892597 A JP15892597 A JP 15892597A JP H116555 A JPH116555 A JP H116555A
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Abstract
対する収納効率を良くする。 【解決手段】トルクコンバータのタービンランナから延
出するトルコン出力軸8の軸端部8aを無段変速機4の
プライマプーリ13から延出するプーリ入力軸13aの
軸端部13cに内挿し、内挿した軸端部8aに前後進切
換装置3のフォワードクラッチ10に設けたクラッチド
ラム10aの入力部10dをスプライン係合し、プーリ
入力軸13aの軸端部13cの外周にフォワードクラッ
チ10に設けたハブ10bの出力部10eをスプライン
係合する。両軸端部8a,13bの重畳分部の軸方向に
入力部10dと出力部10eとをほぼ重なる位置に配設
して前後進切換装置3の幅を短縮し、これにより無段変
速装置の全幅を縮小する。
Description
段変速機との間にプラネタリ式前後進切換装置を配設し
た無段変速装置に関する。
いる無段変速装置には、走行状態において変速を行う主
変速機構である無段変速機と、発進時のエンジンと変速
機との動力伝達をコントロールする発進デバイスと、車
両を後退させるために変速機へ伝達する駆動力の回転方
向を逆転させる前後進切換装置とが備えられている。
を採用する場合、例えば、特公平3−72857号公報
には、発進デバイスとしてトルクコンバータを採用し、
該トルクコンバータのタービンランナに軸着するプラネ
タリ式前後進切換装置の入力軸と、該プラネタリ式前後
進切換装置のフォワードクラッチを構成するクラッチド
ラムとを、該フォワードクラッチとハブとの間でスプラ
イン係合させ、又、上記入力軸の先端をポンプカバー背
面の段差部分に枢支し、更に無段変速機のプライマリプ
ーリに軸着する入力軸に上記プラネタリギヤのサンギヤ
と上記ハブとをスプライン係合させた技術が開示されて
いる。
には、無段変速機のプライマリプーリに軸着する前後進
切換装置の出力軸の端部を、トルクコンバータのタービ
ンランナに連結する前後進切換装置の入力軸の先端に形
成した中空部に挿通支持すると共に、該前後進切換装置
の入力軸をオイルポンプのポンプカバーに軸支する技術
が開示されている。
付けられているエンジンと無段変速装置とを、車体前部
に設けたエンジンルームに横置きに搭載する場合、その
全幅は当然エンジンルームに収納可能な寸法でなければ
ならない。
時の衝撃を吸収するフレームが両側に設けられ、更に、
このフレームの外側にはフロントタイヤが設けられてい
る。上記フレームは、車両の操縦安定性の維持、及び衝
突安全性を保証するためには剛性を維持するに十分なあ
る程度の断面を確保する必要があり、又、上記フロント
タイヤは、車両の取回し性を確保するためには転舵角を
大きく設定する必要がある。
転舵角との双方を十分に満足させるには、車体を大型化
すればよいが、これらを満足させるためだけの目的で車
体を大型化することは、単に車両重量の増加、操縦性の
低下、及び駆動系の効率化が阻害され燃費が悪化するだ
けであり実現性に乏しい。
的に狭小化する傾向となり、必然的にエンジンと無段変
速装置との全幅の短小化を図る必要性がでてきた。
に開示されている無段変速装置では、前後進切換装置の
クラッチドラムと、トルクコンバータのタービンランナ
に連結する入力軸とのスプライン係合部が、ポンプカバ
ーとフォワードクラッチのハブとの間に配設されている
ので、その分、無段変速装置の全幅が長くなってしま
い、又、無段変速機のプライマリプーリから延出する中
間軸の外周に上記前後進切換装置のサンギヤとフォワー
ドクラッチのハブとをスプライン係合させているため構
造が複雑で、最近の狭小化する傾向にあるエンジンルー
ムに収納することが困難である。
示されている無段変速装置では、前後進切換装置の出力
軸の前端を、該前後進切換装置の入力軸に対して軸受け
を介して相対回動自在に支持し、更に、該入力軸をオイ
ルポンプカバーに他の軸受けを介して回動自在に支持し
ているため構造が複雑で、現状の構成から無段変速装置
の全幅を短小化することは困難である。
術として、例えば無段変速機のプーリ比を小さくし、或
いは無段変速機の両プーリ間に巻装するベルトの幅を縮
小し、又は各部材の肉厚を薄くし、或いは各部材間のク
リアランスを狭める等の手段も考えられるが、これらの
技術では無段変速装置の機能、及び耐久性の低下を招く
可能性があるため実現性に乏しい。
能を低下させず、しかも構造を複雑化することなく、そ
の全幅を短縮可能とし、最近の狭小化する傾向のあるエ
ンジンルームに容易に搭載することの出来る無段変速装
置を提供することを目的とする。
本発明による第1の無段変速装置は、発進デバイスと無
段変速機との間に配設した前後進切換装置に、前進走行
時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプライマリプ
ーリとを結合するフォワードクラッチと、プラネタリギ
ヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設けたリング
ギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸に連結す
る上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させるリバース
ブレーキとを備えるものにおいて、上記発進デバイスか
ら延出する出力軸の軸端部の外周に上記プライマリプー
リから延出する入力軸の軸端部を軸支し、上記フォワー
ドクラッチのクラッチドラムに設けた入力部を上記出力
軸の軸端部と上記入力軸の軸端部との間に挿通すると共
に該出力軸の軸端部に連結し、又上記入力軸の軸端部に
上記プラネタリギヤのサンギヤを一体形成すると共に、
上記入力軸の軸端部にフォワードクラッチのハブに設け
た出力部を連結したことを特徴とする。
置において、前記ハブに設けた出力部が前記入力軸の軸
端部にスプライン係合されていることを特徴とする。
置において、前記入力軸の軸端部に一体形成したサンギ
ヤに前記ハブが噛合されていることを特徴とする。
段変速機との間に配設した前後進切換装置に、前進走行
時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプライマリプ
ーリとを結合するフォワードクラッチと、プラネタリギ
ヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設けたリング
ギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸に連結す
る上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させるリバース
ブレーキとを備えるものにおいて、上記発進デバイスか
ら延出する出力軸の軸端部の外周に上記プライマリプー
リから延出する入力軸の軸端部を軸支し、上記フォワー
ドクラッチのクラッチドラムに設けた入力部と上記フォ
ワードクラッチのハブに設けた出力部とを上記出力軸の
軸端部と上記入力軸の軸端部との間に挿通すると共に、
上記入力部を上記出力軸の軸端部外周に連結し、更に上
記出力部を上記入力軸の軸端部内周に連結したことを特
徴とする。
段変速機との間に配設した前後進切換装置に、前進走行
時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプライマリプ
ーリとを結合するフォワードクラッチと、プラネタリギ
ヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設けたリング
ギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸に連結す
る上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させるリバース
ブレーキとを備えるものにおいて、上記発進デバイスの
出力軸をケース本体に軸支すると共に、上記出力軸の軸
端部を上記プライマリプーリから延出する入力軸の軸端
部に挿通し、上記出力軸の軸端部に上記フォワードクラ
ッチのクラッチドラムに設けた入力部を連結し、更に上
記フォワードクラッチのハブに設けた出力部を上記入力
軸の軸端部に連結したことを特徴とする。
無段変速装置において、前記プラネタリギヤのサンギヤ
が前記入力軸の軸端部外周に一体形成されていることを
特徴とする。
ら延出する出力軸の軸端部と、無段変速機のプライマリ
プーリから延出する入力軸の軸端部とが重畳する軸上
に、クラッチドラムの入力部とフォワードクラッチのハ
ブに設けた出力部とをほぼ軸方向に重なる位置に配設す
ることで、前後進切換装置の幅方向を短小化し、更に前
後進切換装置を構成するプラネタリギヤのサンギヤを上
記入力軸に一体形成することで部品点数の削減を図り、
これにより無段変速装置全体を小型化する。
装置において、前記ハブに設けた出力部を前記プライマ
リプーリの入力軸の軸端部にスプライン係合させること
で、組付け性が良くなる。
装置において、前記ハブに設けた出力部を前記プラネタ
リギヤのサンギヤに噛合させることで構造の簡略化を図
る。
ら延出する出力軸の軸端部と、この軸端部の外周に軸支
した無段変速機のプライマリプーリから延出する入力軸
との間に、フォワードクラッチのクラッチドラムに設け
た入力部と上記フォワードクラッチのハブに設けた出力
部とを挿通し、上記入力部を上記出力軸の軸端部に連結
し、更に上記出力部を上記入力軸の軸端部に連結するこ
とで前後進切換装置の幅を短小化する。
出力軸をケース本体に軸支することで、この出力軸の上
記ケース本体に対する軸受け面積を広く設定し、更に、
上記出力軸の軸端部と、この軸端部の外周に遊挿した無
段変速機のプライマリプーリから延出する入力軸の軸端
部とが重畳する軸上に、前後進切換装置を構成するフォ
ワードクラッチのクラッチドラムに設けた入力部と、こ
のフォワードクラッチのハブに設けた出力部とを軸方向
にほぼ重なる位置に配設することで、前後進切換装置の
幅を短小化する。
の無段変速装置において、前後進切換装置を構成するプ
ラネタリギヤのサンギヤを上記入力軸の軸端部外周に一
体形成することで、部品点数を削減し、無段変速装置全
体の小型化を実現する。
実施の形態を説明する。図1、図2に本発明の第1実施
の形態を示す。図1の符号1は無段変速装置で、発進デ
バイス2と前後切換装置3と無段変速機4とを備え、こ
の無段変速装置1の入力側にエンジンAが連設されてい
る。
クランク軸A1に連結するクラッチ固定プレート5が設
けられており、このクラッチ固定プレート5を固設する
トルクコンバータケース6がトルクコンバータ7のポン
プインペラ7aに連設されている。更に、このポンプイ
ンペラ7aに対設するタービンランナ7bから延出する
トルコン出力軸8が、上記前後進切換装置3に臨まされ
ている。
記タービンランナ7bに連結するロックアップクラッチ
6aが対設されている。このロックアップクラッチ6a
が上記トルクコンバータケース6に係合するとエンジン
Aの駆動力が上記トルクコンバータ7を経由せず、上記
タービンランナ7bを介して後述する無段変速機4のプ
ーリ入力軸13aに直接伝達される。
cが、ワンウェイクラッチ7dを介して発進デバイス2
の本体ケース2aに直接或いは間接的に固定されている
ステータ軸7eに連設されている。尚、符号9は上記ポ
ンプインペラ7aによって回転駆動するオイルポンプで
ある。
ラッチ10とプラネタリギヤ11、及びリバースブレー
キ12が設けられており、上記トルクコンバータ7のタ
ービンランナ7bから延出されたトルコン出力軸8が上
記フォワードクラッチ10に設けられているクラッチド
ラム10aに連設され、又、上記フォワードクラッチ1
0のハブ10bが上記無段変速機4に設けられているプ
ライマリプーリ13から延出するプーリ入力軸13aに
連結され、更に、このプーリ入力軸13aの軸端部13
cに上記プラネタリギヤ11のサンギヤ11aが一体形
成されている。
1aとリングギヤ11bとを連設するピニオンギヤ11
cがキャリヤ11dを介して上記フォワードクラッチ1
0のクラッチドラム10aに連結されている。更に、上
記リバースブレーキ12に設けられているリバースブレ
ーキシリンダ12aが前後進切換装置3の本体ケース3
aに回転方向が規制された状態で進退自在に連設されて
いる。上記リバースブレーキシリンダ12aの動作によ
りリバースブレーキ12を介して上記プラネタリギヤ1
1のリングギヤ11bの回転を停止させると、上記ピニ
オンギヤ11cが回転し、サンギヤ11aを介して上記
プーリ入力軸13aを減速状態で逆回転駆動させる。
ーリ13と該プライマリプーリ13に対設するセカンダ
リプーリ14とがベルト15を介して連設されており、
このセカンダリプーリ14を軸支するプーリ出力軸14
aが終減速装置15の減速歯車群15aを介して、前輪
或いは後輪の駆動軸16に軸着されているデファレンシ
ャル装置15bに連設されている。
リ13に設けたプライマリ油圧室13bに供給されるプ
ライマリ油圧によりプーリ溝幅が設定され。又、セカン
ダリプーリ14に設けたセカンダリ油圧室14bに供給
されるセカンダリ油圧により、上記セカンダリプーリ1
4に対しトルク伝達に必要な張力を付与する。上記プラ
イマリ油圧、及び上記セカンダリ油圧は図示しないトラ
ンスミッション制御装置(TCU)においてエンジン運
転状態等に基づいて設定され、上記無段変速機4におい
て両プーリ13,14の溝幅を反比例状態に設定して所
望の減速比を得る。
コンバータ7のタービンランナ7bから延出するトルコ
ン出力軸8の軸端部8aが、上記プライマリプーリ13
から延出するプーリ入力軸13aの軸端部13cに内挿
されて相対回動自在に支持されている。又、このプーリ
入力軸13aの基部がベアリング17を介して上記前後
進切換装置3の本体ケース3aに支持されている。サン
ギヤ11aの外径は上記プーリ入力軸13aのベアリン
グ17に軸支されている基部よりも若干細径に形成され
ている。上記ベアリング17に対する上記プーリ入力軸
13aの圧入を容易にしている。
状の凹部10cが形成され、この凹部10cが、上記発
進デバイス2の本体ケース2aに一体成形された上記オ
イルポンプ9のポンプカバー3bの外周にシール部材を
介して回動自在に支持され、又、上記クラッチドラム1
0aの回転中心部に形成された入力部10dが上記トル
コン出力軸8と上記プーリ入力軸13aとの両軸端部8
a,13c間に介装されていると共に、上記トルコン出
力軸8の軸端部8aにスプライン係合されている。
された出力部10eが上記プーリ入力軸13aの軸端部
13cにやや細径に形成されたスプラインに係合されて
いる。
について説明する。前進走行時は、フォワードクラッチ
10が結合状態にあり、又、リバースブレーキ12が開
放状態にある。その結果、トルクコンバータ7のタービ
ンランナ7bからの駆動力が該タービンランナ7bから
延出するトルコン出力軸8の軸端部8aにスプライン係
合されている前後進切換装置3のフォワードクラッチ1
0の入力部10dに伝達され、次いで、このフォワード
クラッチ10のハブ10bの出力部10eにスプライン
係合されている無段変速機4に設けたプライマリプーリ
13のプーリ入力軸13aを正転させる。
キ12が係合状態にあり、又、上記フォワードクラッチ
10が開放状態にある。その結果、上記リバースブレー
キ12が係合されると、上記プラネタリギヤ11のリン
グギヤ11bが固定され、上記トルコン出力軸8からク
ラッチドラム10aに伝達された駆動力が、該クラッチ
ドラム10aに連結する上記プラネタリギヤ11のキャ
リア11dに伝達されると、上記リングギヤ11が固定
されているため上記キャリア11dに支持されているピ
ニオンギヤ11cが回転し、上記サンギヤ11aを介し
て上記プーリ入力軸13aを減速した状態で逆転させ
る。
スブレーキ12とが共に開放状態にあるときは上記プラ
ネタリギヤ11が空転するニュートラル状態となる。
と、エンジンAのクラッチ軸A1が固定プレート5、上
記ロックアップクラッチ6a、トルクコンバータ7のタ
ービンランナ7bを介してトルコン出力軸8に直結され
てロックアップ状態になる。
0aの入力部10dと上記ハブ10bの出力部10eと
が軸方向にほぼ重なる位置に配設されているため、この
重畳分だけ前後進切換装置3の幅を短小化することがで
き、その分、無段変速装置1の全幅Wが短縮され、狭小
化の傾向にある最近のエンジンルームに対して、一体化
された上記無段変速装置1及びエンジンAを横置き状態
で無理なく搭載することが可能になる。
グ17を介して本体ケース3aに直接支持されているた
め、プライマリプーリ13の支持精度が高く、しかも高
い剛性を得ることができる。更に、サンギヤ11aの外
径が上記プーリ入力軸13aのベアリング17に軸支さ
れている基部よりも若干細径に形成されているため、上
記ベアリング17に上記プーリ入力軸13aをサンギヤ
11aを傷つけることなく容易に圧入することが可能に
なる。
す。本実施の形態では、プーリ入力軸13aの軸端部1
3cに一体形成したサンギヤ11aに、プラネタリギヤ
11のピニオンギヤ11cとフォワードクラッチ10に
設けたハブ10bの出力部10eとを噛合させたもので
ある。前述した第1実施の形態では、上記ハブ10bの
出力部10eを上記プーリ入力軸13aの軸端部13c
に別途形成したスプラインに係合させていたが、本実施
の形態ではサンギヤ11aに上記ハブ10bの出力部1
0eを噛合させることで、構造がより一層簡素化され、
その分製造が容易になる。
す。本実施の形態では、フォワードクラッチ10に設け
られているハブ10bの出力部10eをボス状に形成
し、プーリ入力軸13aの軸端部13cの内周に臨ませ
ると共に、該軸端部13cの内周にスプライン係合させ
たものである。
0aの入力部10d、上記ハブ10bの出力部10e、
及びサンギヤ11aを同軸方向にほぼ重畳させる配置と
しているため、上述した第1、第2の実施の形態に比し
前後進切換装置3の幅方向をより一層短縮化することが
できる。
す。本実施の形態では、トルコン出力軸8の中途を、オ
イルポンプ3のポンプカバー3bの内周にオイルブッシ
ング18を介して回動自在に軸支したもので、トルコン
出力軸8をポンプカバー3bに支持させるようにしたの
で、このトルコン出力軸8の軸端部8aをプーリ入力軸
13aに支持させる必要が無くなり、その分、上記トル
コン出力軸8の軸長を短小化でき、更に、上記トルコン
出力軸8を上記ポンプカバー3bの内周に対して比較的
広い幅で支持させることができるため耐久性が向上す
る。又、上記プーリ入力軸13aの先端面に穿設する、
上記トルコン出力軸8の軸端部8aを遊挿するための穴
の深さを浅くすることができる。
た油圧回路で、上記オイルブッシング18には上記油圧
回路8bに連通する油孔18aが穿設されている。
イスから延出する出力軸の軸端部と、この軸端部を内挿
する無段変速機のプライマリプーリから延出する入力軸
の軸端部との重畳部分に、クラッチドラムの入力部とフ
ォワードクラッチのハブに設けた出力部とを、上記各軸
端部の軸径方向にほぼ同軸上に配設したので、その分、
前後進切換装置の幅方向が短小化され、これにより無段
変速装置の全幅を縮小することができ、狭小化の傾向に
ある最近のエンジンルームに対して、一体化された無段
変速装置とエンジンとを横置き状態で無理なく搭載する
ことが可能になる。更に、前後進切換装置を構成するプ
ラネタリギヤのサンギヤを上記入力軸に一体形成するこ
とで部品点数を削減し、構造の簡素化を図ることができ
る。
載の発明において、前記ハブに設けた出力部を前記プラ
イマリプーリの入力軸の軸端部にスプライン係合させる
ことで組付けを容易にすることができる。
載の発明において、前記ハブに設けた出力部を前記プラ
ネタリギヤのサンギヤに噛合させることで構造の簡略化
を図ることができる。
ら延出する出力軸の軸端部と、この軸端部の外周に軸支
した無段変速機のプライマリプーリから延出する入力軸
との間にフォワードクラッチのクラッチドラムに設けた
入力部と上記フォワードクラッチのハブに設けた出力部
とを挿通すると共に、上記入力部を上記出力軸の軸端部
に連結し、又上記出力部を上記入力軸の軸端部に連結し
たので、上記クラッチドラムの入力部と上記ハブの出力
部とを上記両軸端部の軸方向にほぼ重なる位置に配設し
たので、その分、前後進切換装置の幅方向が短小化さ
れ、これにより無段変速装置の全幅を縮小することがで
き、狭小化の傾向にある最近のエンジンルームに対し
て、一体化された無段変速装置とエンジンとを横置き状
態で無理なく搭載することが可能になる。
出力軸をケース本体に軸支するようにしたので、この出
力軸を上記ケース本体に対して比較的広い幅で軸支させ
ることが可能となり、耐久性を向上させることができ
る。更に、上記出力軸の軸端部と、この軸端部に挿通し
た無段変速機のプライマリプーリから延出する入力軸の
軸端部との重畳部分に、前後進切換装置を構成するフォ
ワードクラッチのクラッチドラムに設けた入力部と、こ
のフォワードクラッチのハブに設けた出力部とを軸方向
にほぼ重なる位置に配設したので、その分、前後進切換
装置の幅方向が短小化され、これにより無段変速装置の
全幅を縮小することができ、狭小化の傾向にある最近の
エンジンルームに対して、一体化された無段変速装置と
エンジンとを横置き状態で無理なく搭載することが可能
になる。
5記載の発明において、前後進切換装置を構成するプラ
ネタリギヤのサンギヤを上記入力軸の軸端部外周に一体
形成することで、部品点数を削減し、無段変速装置全体
の小型化を実現することができる。
面図
面図
面図
Claims (6)
- 【請求項1】発進デバイスと無段変速機との間に配設し
た前後進切換装置に、 前進走行時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプラ
イマリプーリとを結合するフォワードクラッチと、プラ
ネタリギヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設け
たリングギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸
に連結する上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させる
リバースブレーキとを備える無段変速装置において、 上記発進デバイスから延出する出力軸の軸端部の外周に
上記プライマリプーリから延出する入力軸の軸端部を軸
支し、 上記フォワードクラッチのクラッチドラムに設けた入力
部を上記出力軸の軸端部と上記入力軸の軸端部との間に
挿通すると共に該出力軸の軸端部に連結し、 又上記入力軸の軸端部に上記プラネタリギヤのサンギヤ
を一体形成すると共に、 上記入力軸の軸端部にフォワードクラッチのハブに設け
た出力部を連結したことを特徴とする無段変速装置。 - 【請求項2】前記ハブに設けた出力部が前記入力軸の軸
端部にスプライン係合されていることを特徴とする請求
項1記載の無段変速装置。 - 【請求項3】前記入力軸の軸端部に一体形成したサンギ
ヤに前記ハブが噛合されていることを特徴とする請求項
1記載の無段変速装置。 - 【請求項4】発進デバイスと無段変速機との間に配設し
た前後進切換装置に、 前進走行時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプラ
イマリプーリとを結合するフォワードクラッチと、プラ
ネタリギヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設け
たリングギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸
に連結する上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させる
リバースブレーキとを備える無段変速装置において、 上記発進デバイスから延出する出力軸の軸端部の外周に
上記プライマリプーリから延出する入力軸の軸端部を軸
支し、 上記フォワードクラッチのクラッチドラムに設けた入力
部と上記フォワードクラッチのハブに設けた出力部とを
上記出力軸の軸端部と上記入力軸の軸端部との間に挿通
すると共に、 上記入力部を上記出力軸の軸端部外周に連結し、 更に上記出力部を上記入力軸の軸端部内周に連結したこ
とを特徴とする無段変速装置。 - 【請求項5】発進デバイスと無段変速機との間に配設し
た前後進切換装置に、 前進走行時に上記発進デバイスと上記無段変速機のプラ
イマリプーリとを結合するフォワードクラッチと、プラ
ネタリギヤと、後進走行時に上記プラネタリギヤに設け
たリングギヤを固定して上記プライマリプーリの入力軸
に連結する上記プラネタリギヤのサンギヤを逆転させる
リバースブレーキとを備える無段変速装置において、 上記発進デバイスの出力軸をケース本体に軸支すると共
に、 上記出力軸の軸端部を上記プライマリプーリから延出す
る入力軸の軸端部に挿通し、 上記出力軸の軸端部に上記フォワードクラッチのクラッ
チドラムに設けた入力部を連結し、 更に上記フォワードクラッチのハブに設けた出力部を上
記入力軸の軸端部に連結したことを特徴とする無段変速
装置。 - 【請求項6】前記プラネタリギヤのサンギヤが前記入力
軸の軸端部外周に一体形成されていることを特徴とする
請求項4或いは5記載の無段変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15892597A JP3726934B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
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- 1997-06-16 JP JP15892597A patent/JP3726934B2/ja not_active Expired - Fee Related
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