JPH1122202A - 簡易揚重搬送機械 - Google Patents
簡易揚重搬送機械Info
- Publication number
- JPH1122202A JPH1122202A JP18230897A JP18230897A JPH1122202A JP H1122202 A JPH1122202 A JP H1122202A JP 18230897 A JP18230897 A JP 18230897A JP 18230897 A JP18230897 A JP 18230897A JP H1122202 A JPH1122202 A JP H1122202A
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- JP
- Japan
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- rail
- crane
- main body
- elevating
- traveling
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 資材等のトラック搬入地点から建物躯体の任
意の階まで、１回の玉掛け・玉外し作業で揚重・搬送で
きるようにする。 【解決手段】 建物躯体に昇降レールを固定し、この昇
降レールに沿って装置本体が自在に昇降できるように形
成する。装置本体には、建物躯体の外部から内部へ又は
内部から外部へ資材等を水平移動できるクレーンを装備
する。クレーンは、走行レールとこの走行レールに沿っ
て水平移動する搬送部材とを備え、走行レールを装置本
体に対して進退できるように構成する。搬送部材は、ク
レーンの走行レールに対して直角方向の横行レールを備
え、この横行レールに沿って水平移動する吊り具を装備
する。
意の階まで、１回の玉掛け・玉外し作業で揚重・搬送で
きるようにする。 【解決手段】 建物躯体に昇降レールを固定し、この昇
降レールに沿って装置本体が自在に昇降できるように形
成する。装置本体には、建物躯体の外部から内部へ又は
内部から外部へ資材等を水平移動できるクレーンを装備
する。クレーンは、走行レールとこの走行レールに沿っ
て水平移動する搬送部材とを備え、走行レールを装置本
体に対して進退できるように構成する。搬送部材は、ク
レーンの走行レールに対して直角方向の横行レールを備
え、この横行レールに沿って水平移動する吊り具を装備
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、資材等の揚重・搬
送作業を簡略化した簡易揚重搬送機械に関する。
送作業を簡略化した簡易揚重搬送機械に関する。
【０００２】
【従来の技術】建物躯体工事や仕上げ工事等において、
資材等を揚重及び搬送する機械、装置としては、通常ラ
フター等工事に必要な時にはすぐ設置でき、不要になれ
ば直ちに撤去できるようにした移動式クレーンが使用さ
れている。又、設置や撤去には時間は掛かるが、安価に
レンタル使用できる小型タワークレーン、小型リフト、
昇降足場等も使用されている。更に、最近ではコスト削
減のために、本設エレベータを早期に設置し、これを資
材揚重・搬送用の仮設エレベータとして使用するケース
も増大している。
資材等を揚重及び搬送する機械、装置としては、通常ラ
フター等工事に必要な時にはすぐ設置でき、不要になれ
ば直ちに撤去できるようにした移動式クレーンが使用さ
れている。又、設置や撤去には時間は掛かるが、安価に
レンタル使用できる小型タワークレーン、小型リフト、
昇降足場等も使用されている。更に、最近ではコスト削
減のために、本設エレベータを早期に設置し、これを資
材揚重・搬送用の仮設エレベータとして使用するケース
も増大している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の揚重・搬送機
械、装置での一般的な作業手順は次の通りである。 搬入された資材をトラックから下ろす。 所定箇所まで水平移動する。 揚重・搬送機械、装置に積み込む。 建物躯体の所要階まで揚重して下ろす。 そこから所定箇所まで水平移動する。 このように、従来の揚重・搬送作業は、資材の積み下ろ
し回数が多くて手間どり、且つ多くの時間が掛かってい
る。
械、装置での一般的な作業手順は次の通りである。 搬入された資材をトラックから下ろす。 所定箇所まで水平移動する。 揚重・搬送機械、装置に積み込む。 建物躯体の所要階まで揚重して下ろす。 そこから所定箇所まで水平移動する。 このように、従来の揚重・搬送作業は、資材の積み下ろ
し回数が多くて手間どり、且つ多くの時間が掛かってい
る。
【０００４】そこで、本発明は、資材等のトラック搬入
地点から建物躯体の所要階まで、１回の玉掛け・玉外し
作業で資材等を揚重・搬送できるようにした、簡易揚重
搬送機械を提供することを目的とする。
地点から建物躯体の所要階まで、１回の玉掛け・玉外し
作業で資材等を揚重・搬送できるようにした、簡易揚重
搬送機械を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、建物躯体に昇降レール
を支持材を介して固定し、この昇降レールに沿って装置
本体が自在に昇降できるように形成し、装置本体には前
記建物躯体の外部から内部へ、又逆に内部から外部へ資
材等を水平に移動できるクレーンが装備されている簡易
揚重搬送機械を要旨とする。又、クレーンは、走行レー
ルとこの走行レールに沿って水平移動する搬送部材とを
備え、前記走行レールは装置本体に対して進退できるよ
うに構成されたこと、搬送部材は、クレーンの走行レー
ルに対して直角方向の横行レールを備え、この横行レー
ルに沿って水平移動する吊り具が装備されたこと、を要
旨とするものである。
の技術的手段として、本発明は、建物躯体に昇降レール
を支持材を介して固定し、この昇降レールに沿って装置
本体が自在に昇降できるように形成し、装置本体には前
記建物躯体の外部から内部へ、又逆に内部から外部へ資
材等を水平に移動できるクレーンが装備されている簡易
揚重搬送機械を要旨とする。又、クレーンは、走行レー
ルとこの走行レールに沿って水平移動する搬送部材とを
備え、前記走行レールは装置本体に対して進退できるよ
うに構成されたこと、搬送部材は、クレーンの走行レー
ルに対して直角方向の横行レールを備え、この横行レー
ルに沿って水平移動する吊り具が装備されたこと、を要
旨とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図１(イ) 、(ロ) において、１
は左右一対の昇降レールであり、片側はそれぞれ２本の
ガイドレール１ａ、１ｂから構成され、支持材１ｃを介
して建物躯体２の外側に固定されており、この昇降レー
ル１に沿って装置本体３が自在に昇降できるように形成
されている。又、片側２本のガイドレール１ａ、１ｂの
中間部には、左右一対の昇降用ラック４が立設固定され
ている。
図面に基づいて詳説する。図１(イ) 、(ロ) において、１
は左右一対の昇降レールであり、片側はそれぞれ２本の
ガイドレール１ａ、１ｂから構成され、支持材１ｃを介
して建物躯体２の外側に固定されており、この昇降レー
ル１に沿って装置本体３が自在に昇降できるように形成
されている。又、片側２本のガイドレール１ａ、１ｂの
中間部には、左右一対の昇降用ラック４が立設固定され
ている。
【０００７】前記装置本体３は、図２、図３に示すよう
に矩形状に形成された左右の側枠３ａと、この中間部に
差し渡して固定された前後の横桟３ｂと、この横桟３ｂ
の下部に直角方向即ち前後方向に取り付けられた一対の
支持桟３ｃとを備え、支持桟３ｃの前後端部には補強材
３ｄがそれぞれ取り付けられている。
に矩形状に形成された左右の側枠３ａと、この中間部に
差し渡して固定された前後の横桟３ｂと、この横桟３ｂ
の下部に直角方向即ち前後方向に取り付けられた一対の
支持桟３ｃとを備え、支持桟３ｃの前後端部には補強材
３ｄがそれぞれ取り付けられている。
【０００８】前記側枠３ａの上下端部には、図３、図４
に示すように第１の昇降用ガイドローラ５と、第２の昇
降用ガイドローラ６とがそれぞれ一対ずつ取り付けら
れ、第１の昇降用ガイドローラ５は前記片側の２本のガ
イドレール１ａ、１ｂに対して内側から係合し、第２の
ガイドローラ６は外側から挾み付けるようにそれぞれ係
合している。
に示すように第１の昇降用ガイドローラ５と、第２の昇
降用ガイドローラ６とがそれぞれ一対ずつ取り付けら
れ、第１の昇降用ガイドローラ５は前記片側の２本のガ
イドレール１ａ、１ｂに対して内側から係合し、第２の
ガイドローラ６は外側から挾み付けるようにそれぞれ係
合している。
【０００９】７は前記装置本体３の横桟３ｂの左右端部
の上に設置された昇降用減速機であり、その回転軸の先
端部には昇降用ピニオン８が取り付けられ、この昇降用
ピニオン８は前記昇降用ラック４にそれぞれ噛合してい
る。従って、昇降用減速機７を正逆回転させると、前記
ピニオン８及び昇降用ラック４を介して装置本体３が昇
降レール１に沿って昇降する。
の上に設置された昇降用減速機であり、その回転軸の先
端部には昇降用ピニオン８が取り付けられ、この昇降用
ピニオン８は前記昇降用ラック４にそれぞれ噛合してい
る。従って、昇降用減速機７を正逆回転させると、前記
ピニオン８及び昇降用ラック４を介して装置本体３が昇
降レール１に沿って昇降する。
【００１０】前記装置本体３の一対の支持桟３ｃの前後
端部の下には、図３、図４のように走行レールスライド
用ガイド９がそれぞれ取り付けられ、前記横桟３ｂの下
部には図２、図４に示すように取付板３ｅを介して走行
レールスライド用減速機１０が左右に対設され、この走
行レールスライド用減速機１０の回転軸の先端部には走
行用ピニオン１１がそれぞれ取り付けられている。
端部の下には、図３、図４のように走行レールスライド
用ガイド９がそれぞれ取り付けられ、前記横桟３ｂの下
部には図２、図４に示すように取付板３ｅを介して走行
レールスライド用減速機１０が左右に対設され、この走
行レールスライド用減速機１０の回転軸の先端部には走
行用ピニオン１１がそれぞれ取り付けられている。
【００１１】１２は前記装置本体３に進退（前後移動）
可能に装備されたクレーンであり、左右一対の走行レー
ル１２ａとこの走行レール１２ａに差し渡して固定され
た複数本の補強材１２ｂを有し、走行レール１２ａの上
面には前記走行レールスライド用ガイド９に摺動自在に
嵌合保持されたスライド用レール１３と、前記走行用ピ
ニオン１１に噛合したスライド用ラック１４とが走行レ
ール１２ａに沿ってそれぞれ対設されている。従って、
前記走行レールスライド用減速機１０を正逆回転させる
と、走行用ピニオン１１及びスライド用ラック１４を介
してクレーン１２が走行レールスライド用ガイド９に保
持されながら進退（前後移動）する。
可能に装備されたクレーンであり、左右一対の走行レー
ル１２ａとこの走行レール１２ａに差し渡して固定され
た複数本の補強材１２ｂを有し、走行レール１２ａの上
面には前記走行レールスライド用ガイド９に摺動自在に
嵌合保持されたスライド用レール１３と、前記走行用ピ
ニオン１１に噛合したスライド用ラック１４とが走行レ
ール１２ａに沿ってそれぞれ対設されている。従って、
前記走行レールスライド用減速機１０を正逆回転させる
と、走行用ピニオン１１及びスライド用ラック１４を介
してクレーン１２が走行レールスライド用ガイド９に保
持されながら進退（前後移動）する。
【００１２】図２、図３に仮想線で示すのは、クレーン
１２が実線で示す定位置から後方に移動した時の状態で
あり、クレーン１２の前端部が装置本体３の支持桟３ｃ
の前端部に至るまで、ストロークＬだけ移動できるよう
にしてある。この時、クレーン１２の後端部は、前記建
物躯体２の内部に入り込む。
１２が実線で示す定位置から後方に移動した時の状態で
あり、クレーン１２の前端部が装置本体３の支持桟３ｃ
の前端部に至るまで、ストロークＬだけ移動できるよう
にしてある。この時、クレーン１２の後端部は、前記建
物躯体２の内部に入り込む。
【００１３】１５は搬送部材であり、前後一対の横行レ
ール１５ａと、この横行レール１５ａの左右端部に差し
渡して固定された補強材１５ｂとを有し、横行レール１
５ａの上部には走行トロリー１６が左右一対取り付けら
れ、この走行トロリー１６は図４のように、前記クレー
ン１２の左右一対の走行レール１２ａにそれぞれ係合さ
れている。従って、搬送部材１５は、前記走行トロリー
１６を自走させることにより、走行レール１２ａに対し
吊持状態にて該走行レール１２ａに沿って前後方向に移
動する。図３に示すように、走行レール１２ａの前後端
部の側面には、走行トロリー１６の停止用ストッパー１
７がそれぞれ取り付けられている。
ール１５ａと、この横行レール１５ａの左右端部に差し
渡して固定された補強材１５ｂとを有し、横行レール１
５ａの上部には走行トロリー１６が左右一対取り付けら
れ、この走行トロリー１６は図４のように、前記クレー
ン１２の左右一対の走行レール１２ａにそれぞれ係合さ
れている。従って、搬送部材１５は、前記走行トロリー
１６を自走させることにより、走行レール１２ａに対し
吊持状態にて該走行レール１２ａに沿って前後方向に移
動する。図３に示すように、走行レール１２ａの前後端
部の側面には、走行トロリー１６の停止用ストッパー１
７がそれぞれ取り付けられている。
【００１４】１８は吊り具であり、図３、図４のように
前記搬送部材１５の横行レール１５ａに横行トロリー１
９を介して吊持されると共に、この横行トロリー１９を
自走させることで横行レール１５ａに沿って左右方向に
移動できるようにしてある。この吊り具１８は、横行レ
ール１５ａに対して左右に２台設け、フック１８ａに取
り付けた玉掛け部材２０により資材Ｗを吊持できるよう
にしてある。尚、図４のように、横行レール１５ａの前
後端部の側面にも、横行トロリー１９の停止用ストッパ
ー２１がそれぞれ取り付けられている。
前記搬送部材１５の横行レール１５ａに横行トロリー１
９を介して吊持されると共に、この横行トロリー１９を
自走させることで横行レール１５ａに沿って左右方向に
移動できるようにしてある。この吊り具１８は、横行レ
ール１５ａに対して左右に２台設け、フック１８ａに取
り付けた玉掛け部材２０により資材Ｗを吊持できるよう
にしてある。尚、図４のように、横行レール１５ａの前
後端部の側面にも、横行トロリー１９の停止用ストッパ
ー２１がそれぞれ取り付けられている。
【００１５】本発明に係る簡易揚重搬送機械は上記のよ
うに構成され、図１に示すようにトラックＴで搬入され
た資材Ｗを、その搬入地点から荷下ろしする所要階Ｎま
で１回の玉掛け・玉外し作業で揚重・搬送することがで
きる。
うに構成され、図１に示すようにトラックＴで搬入され
た資材Ｗを、その搬入地点から荷下ろしする所要階Ｎま
で１回の玉掛け・玉外し作業で揚重・搬送することがで
きる。
【００１６】先ず、図１ＰのようにトラックＴの荷台上
の資材Ｗに対し、前記玉掛け部材２０で玉掛けすると共
に、昇降用減速機７を作動して装置本体３を昇降レール
１に沿って上昇させ、資材ＷをトラックＴの荷台から揚
重する。前記玉掛け作業において、資材Ｗ（図示は１つ
であるが複数存在する）に対する前記吊り具１８の位置
決めは、横行トロリー１９を作動して吊り具１８を左右
方向に移動させ、及び走行トロリー１６を作動して、横
行レール１５ａを介して吊り具１８を前後方向に移動さ
せることで容易に設定することができる。
の資材Ｗに対し、前記玉掛け部材２０で玉掛けすると共
に、昇降用減速機７を作動して装置本体３を昇降レール
１に沿って上昇させ、資材ＷをトラックＴの荷台から揚
重する。前記玉掛け作業において、資材Ｗ（図示は１つ
であるが複数存在する）に対する前記吊り具１８の位置
決めは、横行トロリー１９を作動して吊り具１８を左右
方向に移動させ、及び走行トロリー１６を作動して、横
行レール１５ａを介して吊り具１８を前後方向に移動さ
せることで容易に設定することができる。
【００１７】次に、揚重途中の段階で図１Ｑのように、
走行トロリー１６を作動して搬送部材１５を後方に移動
させることで、搬送部材１５に吊持されている資材Ｗを
なるべく装置本体３に近付ける。これは安全面を考慮し
て、クレーン１２による揚重作業を安定良く行うためで
ある。
走行トロリー１６を作動して搬送部材１５を後方に移動
させることで、搬送部材１５に吊持されている資材Ｗを
なるべく装置本体３に近付ける。これは安全面を考慮し
て、クレーン１２による揚重作業を安定良く行うためで
ある。
【００１８】装置本体３の上昇により資材Ｗを所要階Ｎ
まで揚重した時点で、装置本体３を一旦停止させ、図１
Ｒのように前記走行レールスライド用減速機１０を作動
してクレーン１２を後方に移動させ、且つ走行トロリー
１６をクレーン１２の走行レール１２ａに沿って自走さ
せることで、搬送部材１５をクレーン１２の後端部まで
移動する。これにより、資材Ｗは前記建物躯体２の外部
から所要階Ｎの内部に搬入される。
まで揚重した時点で、装置本体３を一旦停止させ、図１
Ｒのように前記走行レールスライド用減速機１０を作動
してクレーン１２を後方に移動させ、且つ走行トロリー
１６をクレーン１２の走行レール１２ａに沿って自走さ
せることで、搬送部材１５をクレーン１２の後端部まで
移動する。これにより、資材Ｗは前記建物躯体２の外部
から所要階Ｎの内部に搬入される。
【００１９】搬入後、装置本体３を所定量下降させて資
材Ｗを受け台Ｄ上に下ろし、玉掛け部材２０を取り外
す。
材Ｗを受け台Ｄ上に下ろし、玉掛け部材２０を取り外
す。
【００２０】このようにして、資材Ｗを所要階Ｎまで揚
重・搬送した後、クレーン１２を前方に移動して建物躯
体２の外部に出し、装置本体３を昇降レール１に沿って
下降させ、前記トラックＴの荷台上の資材に対し揚重・
搬送作業を前記の手順にて繰り返し行う。複数の資材を
任意の階に振り分けて揚重・搬送することも勿論可能で
ある。この揚重・搬送作業において、各構成部材の動き
はリモコン等により遠隔操作できるようにすることが好
ましい。又、任意階で使用した建築機材を上階に盛り替
えたり、或は用済みの建築機材をトラックＴに載せて搬
出するような場合にも使用することができる。
重・搬送した後、クレーン１２を前方に移動して建物躯
体２の外部に出し、装置本体３を昇降レール１に沿って
下降させ、前記トラックＴの荷台上の資材に対し揚重・
搬送作業を前記の手順にて繰り返し行う。複数の資材を
任意の階に振り分けて揚重・搬送することも勿論可能で
ある。この揚重・搬送作業において、各構成部材の動き
はリモコン等により遠隔操作できるようにすることが好
ましい。又、任意階で使用した建築機材を上階に盛り替
えたり、或は用済みの建築機材をトラックＴに載せて搬
出するような場合にも使用することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による簡易
揚重搬送機械は、トラックで搬入された資材を、そのト
ラックの荷台から建物躯体の任意階まで１回の玉掛け・
玉外し作業で揚重・搬送できるように構成したので、従
来のように積み下ろし作業に手間取ったり、多くの時間
を要することはなく、作業能率を著しく向上させると共
にコストの削減が図れる等の効果を奏する。又、本発明
によれば、少量多品種の資材等の揚重・搬送作業に好適
であり、建築機材の盛り替えや搬出にも適し、長尺物に
も対応できる等の優れた効果を奏する。
揚重搬送機械は、トラックで搬入された資材を、そのト
ラックの荷台から建物躯体の任意階まで１回の玉掛け・
玉外し作業で揚重・搬送できるように構成したので、従
来のように積み下ろし作業に手間取ったり、多くの時間
を要することはなく、作業能率を著しく向上させると共
にコストの削減が図れる等の効果を奏する。又、本発明
によれば、少量多品種の資材等の揚重・搬送作業に好適
であり、建築機材の盛り替えや搬出にも適し、長尺物に
も対応できる等の優れた効果を奏する。
【図１】本発明に係る簡易揚重搬送機械の実施態様を示
すもので、(イ) は使用状態での側面図、(ロ) は正面図で
ある。
すもので、(イ) は使用状態での側面図、(ロ) は正面図で
ある。
【図２】機械要部の平面図である。
【図３】機械要部の側面図である。
【図４】機械要部の正面図である。
１…昇降レール ２…建物躯体 ３…装置本体 ４…昇降用ラック ５…第１の昇降用ガイドローラ ６…第２の昇降用ガイドローラ ７…昇降用減速機 ８…昇降用ピニオン ９…走行レールスライド用ガイド １０…走行レールスライド用減速機 １１…走行用ピニオン １２…クレーン １３…スライド用レール １４…スライド用ラック １５…搬送部材 １６…走行トロリー １７…停止用ストッパー １８…吊り具 １９…横行トロリー ２０…玉掛け部材 ２１…停止用ストッパー
Claims (3)
- 【請求項１】建物躯体に昇降レールを支持材を介して固
定し、この昇降レールに沿って装置本体が自在に昇降で
きるように形成し、装置本体には前記建物躯体の外部か
ら内部へ、又逆に内部から外部へ資材等を水平に移動で
きるクレーンが装備されていることを特徴とする簡易揚
重搬送機械。 - 【請求項２】クレーンは、走行レールとこの走行レール
に沿って水平移動する搬送部材とを備え、前記走行レー
ルは装置本体に対して進退できるように構成された請求
項１記載の簡易揚重搬送機械。 - 【請求項３】搬送部材は、クレーンの走行レールに対し
て直角方向の横行レールを備え、この横行レールに沿っ
て水平移動する吊り具が装備された請求項１又は２記載
の簡易揚重搬送機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18230897A JPH1122202A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 簡易揚重搬送機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18230897A JPH1122202A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 簡易揚重搬送機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122202A true JPH1122202A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16116032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18230897A Pending JPH1122202A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 簡易揚重搬送機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122202A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106185734A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-07 | 周科言 | 一种运输建材的升降装置 |
| CN108483190A (zh) * | 2018-03-29 | 2018-09-04 | 中国建筑股份有限公司 | 一种智能化铝合金模板传料装置及其操作方法 |
| CN110606429A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-12-24 | 上海建工二建集团有限公司 | 一种电梯井道卸料装置及其使用方法 |
| CN112758786A (zh) * | 2021-01-15 | 2021-05-07 | 贵阳普天物流技术有限公司 | 一种适用于高层变截面建筑的高效提升方法及提升*** |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP18230897A patent/JPH1122202A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106185734A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-07 | 周科言 | 一种运输建材的升降装置 |
| CN108483190A (zh) * | 2018-03-29 | 2018-09-04 | 中国建筑股份有限公司 | 一种智能化铝合金模板传料装置及其操作方法 |
| CN108483190B (zh) * | 2018-03-29 | 2023-11-28 | 中国建筑股份有限公司 | 一种智能化铝合金模板传料装置及其操作方法 |
| CN110606429A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-12-24 | 上海建工二建集团有限公司 | 一种电梯井道卸料装置及其使用方法 |
| CN112758786A (zh) * | 2021-01-15 | 2021-05-07 | 贵阳普天物流技术有限公司 | 一种适用于高层变截面建筑的高效提升方法及提升*** |
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