JP2549368Y2 - 簡易荷物運搬機 - Google Patents

簡易荷物運搬機

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JP2549368Y2
JP2549368Y2 JP1991020386U JP2038691U JP2549368Y2 JP 2549368 Y2 JP2549368 Y2 JP 2549368Y2 JP 1991020386 U JP1991020386 U JP 1991020386U JP 2038691 U JP2038691 U JP 2038691U JP 2549368 Y2 JP2549368 Y2 JP 2549368Y2
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JP
Japan
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fork
luggage
attached
winch
rope
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JP1991020386U
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English (en)
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JPH04109988U (ja
Inventor
久統 近藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物建築現場での壁材
取付作業時に重量物である壁材等の荷物を運搬する簡易
荷物運搬機に関する。
【0002】
【従来の技術】建物建築現場での壁材取付作業において
は床の上に積み重ねた壁材を一枚ずつ2〜3人の作業者
が手で持って据付け場所まで運搬しているが、壁材は重
量物であってその運搬作業は大変な苦渋作業である。ま
た、床上に積み重ねた壁材を運搬する簡易荷物運搬機と
しては、図1に示すように機体1に設けた左右一対のフ
ォーク2の前部にフォーク前輪3を設け、機体1に操舵
後輪4を設け、フォーク前輪3をリンク5や図示しない
油圧シリンダで上下動してフォーク2を上下動させるパ
レットフォークと呼ばれるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のパレットフォー
クと呼ばれる簡易荷物運搬機は床の上に積み重ねた壁材
をフォーク上に載せて一山ごと運搬できるが、フォーク
上に載せた壁材を一枚ずつ荷おろしする場合には2〜3
人の作業者が手で持たなければならず大変な苦渋作業と
なる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした簡易荷物運搬機を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】フォーク11の前部にフ
ォーク前輪13を上下動自在に設け、フォーク11の後
部に操舵後輪17を設け、前記フォーク11に下部支柱
38を取付け、この下部支柱38に上部支柱39を着脱
自在に取付けて支柱36とし、この上部支柱39に横レ
ール42を前方に向けて取付け、この横レール42に沿
って移動体43を走行自在に設け、前記上部支柱39の
後部に、ハンドル54で回転される回転ドラム48とウ
インチ56を取付け、その回転ドラム48に巻掛けたロ
ープ45を移動体43に連結し、前記ウインチ56のロ
ープ57を移動体43に設けたプーリを経て吊れ下げて
荷物支持機構63に連結したことを特徴とする簡易荷物
運搬機。
【作用】フォーク前輪13を上下動することでフォーク
11が上下に移動するので、床上に置かれた荷物の下に
フォーク11を差し込んでフォーク11上に支持できる
し、操舵後輪17を操舵することで任意方向に走行でき
る。これによって、フォーク爪11上に荷物を載せて任
意方向に運搬できる。また、ウインチ56のロープ57
を巻取り、繰り出しすることで荷物支持機構63を昇降
してフォーク11上の荷物を吊り上げ、その状態でハン
ドル54で回転ドラム48を回転することで移動体43
を横レール42に沿って前方に走行して荷物を前方に移
動して荷おろしできる。したがって、床の上に積み重ね
た壁材を一山ごと任意の場所まで運搬できるし、1枚ず
つ荷おろしできるから、建物建築現場の壁材取付作業時
に好適なる簡易荷物運搬機となる。また、ハンドル54
で回転される回転ドラム48、ウインチ56は上部支柱
39の後部に取付けてあるから、支柱36の後方(フォ
ーク爪11と反対側)から回転ドラム48の回転操作、
ウインチ56の操作ができる。したがって、荷物の吊り
上げ、下ろし、及び前後移動を支柱36の後部から簡単
で、しかも安全に行なうことができる。また、上部支柱
39を下部支柱38から外すことで、下部支柱38、フ
ォーク前輪13、操舵後輪17を備えたフォーク爪11
と、横レール42、回転ドラム48、ウインチ56を備
えた上部支柱39に分離されるので、それぞれを独立し
て輸送、運搬ができ、狭い場所で容易に輸送、運搬がで
きる。
【0005】
【実 施 例】図2に示すように機体10と左右一対の
フォーク11が一体となり、フォーク11の前部に支承
したアーム12の先端にフォーク前輪13が取付けら
れ、このアーム12の後端に連結したロッド14はレバ
ー15の一端に連結され、このレバー15の他端はハウ
ジング16に連結されている。該ハウジング16には操
舵後輪17が旋回自在に設けてあると共に、油圧ジャッ
キ18が設けられ、この油圧ジャッキ18はハンドル1
9を上下揺動することで伸縮する従来公知のものであ
り、その可動杆20は前記機体10に連結してある。前
記フォーク11の下部にはローラ21が図3のようにフ
ォーク長手方向に向う支軸22とブラケット23でフォ
ーク長手方向と直角方向に回転自在に取付けてある。図
2、図4に示すように左右一対のフォーク11,11に
取付体30が着脱自在に取付けられ、該取付体30は横
杆31と左右一対の側板32,32と左右一対の下向コ
字状の取付枠33,33と左右一対の板状の押え板3
4,34より成り、その一対の取付枠33を一対のフォ
ーク11上に嵌合し、押え板34をボルト35で締付け
てフォーク11に連結してある。前記取付体30には支
柱36とカウンタウエイト37が取付けてあり、この支
柱36は下部支柱38に上部支柱39をフランジ40、
ボルト41で着脱自在に連結してあり、上部支柱39に
横レール42が前方に向けて固着され、この横レール4
2に沿って移動体43がローラ44で前後方向に走行自
在に支承され、この移動体43にロープ45の一端が連
結され、そのロープ45の他端は横レール42の先端部
に取付けた第1プーリ46、上部支柱39の上部に取付
けた第2プーリ47、回転ドラム48、上部支柱39の
上部に取付けた第3プーリ49を経て移動体43に連結
され、前記回転ドラム48はブラケット50に軸51で
回転自在に支承され、そのブラケット50は上部支柱3
9に上下長穴52を挿通したボルト53で取付けられて
取付位置を上下調整できるようにしてあり、ハンドル5
4で回転ドラム48を回転することで移動体43が横レ
ール42に沿って前後方向に走行するようにしてある。
前記上部支柱39にはハンドル55を備えたウインチ5
6が取付けられ、このウインチ56で巻取り、繰り出し
されるロープ57は前記第3プーリ49、移動体43に
取付けた第4・第5プーリ58,59を経て横レール4
2の先端ブラケット60に連結され、そのロープ57に
おける第4・第5プーリ58,59間の部分に吊り具6
1のプーリ62が巻掛けられ、この吊り具61に荷物支
持機構63が吊り下げてあり、ハンドル55を回転して
ロープ57を巻き取り、繰り出しすると吊り具61とと
もに荷物支持機構63が上下動するようにしてある。前
記荷物支持機構63は図6に示すように、本体70に一
対のクランプアーム71,71を揺動自在に取付け、こ
の一対のクランプアーム71,71の基部を昇降体72
に枢着し、この昇降体72を本体70に対して昇降自在
とし、この昇降体72を吊り具61に吊り下げてあり、
昇降体72を吊り上げることで一対のクランプアーム7
1,71が荷物を把持するようにしてある。なお、荷物
支持機構63は吸着パットを備えたもの、シリンダでク
ランプアームを把持作動するもの等でも良いし、回転ド
ラム48、ウインチ56は動力源で回転しても良い。
【0006】次に作動を説明する。ハンドル19を操作
して油圧ジャッキ18の可動杆20を伸縮し、アーム1
2、ロッド14、レバー15によってフォーク前輪13
を上下に揺動してフォーク11を平行に上下動できるの
で、フォーク11を下方に移動して床上に置かれた荷物
の下にフォーク11を差し込んでフォーク11を上方に
移動することでフォーク11上に荷物を支持し、任意の
方向に運搬できる。また、所定の場所まで運搬したらウ
インチ56のハンドル55を回転してロープ57を繰り
出して吊り具61と荷物支持機構63を降下し、一対の
クランプアーム71,71を荷物の両端面と対向させ、
ハンドル55を前述とは逆回転してロープ57を巻き取
って吊り具61とともに荷物支持機構63を上昇して荷
物を吊り上げ、ハンドル54で回転ドラム48を回転し
てロープ45によって移動体43を横レール42に沿っ
て前方に走行させ、ウインチ56のハンドル55を逆回
転して吊り具61とともに荷物機構63を降下して荷物
を所定の場所におろす。このようにして、フォーク11
上の荷物、例えば壁材を一枚ずつ荷おろしできるし、カ
ウンタウエイト37によって最後の壁材を荷おろしする
際の車体バランスを保つことができる。また、全体を輸
送運搬する場合には上部支柱39を外して車体と別々に
できるから運送・運搬が容易となるし、支柱36全体を
フォーク爪11から外して別々に輸送・運搬することも
可能となる。また、フォーク11を通常の下方位置より
も更に下方に移動してローラ21を設置するとフォーク
11はローラ21と操舵後輪17で支持されてフォーク
前輪13が浮き上るから、操舵後輪17を90度旋回す
ることで真横に直線走行でき、例えば床上に建材のAL
C板等の長尺荷物が平行に複数置いてある場合にその長
尺荷物を支持して真横に直線走行して長手方向に運搬で
きるので効率良く作業できる。
【0007】
【考案の効果】フォーク前輪13を上下動することでフ
ォーク11が上下に移動するので、床上に置かれた荷物
の下にフォーク11を差し込んでフォーク11上に支持
できるし、操舵後輪17を操舵することで任意方向に走
行できる。これによって、フォーク爪11上に荷物を載
せて任意方向に運搬できる。また、ウインチ56のロー
プ57を巻取り、繰り出しすることで荷物支持機構63
を昇降してフォーク11上の荷物を吊り上げ、その状態
でハンドル54で回転ドラム48を回転することで移動
体43を横レール42に沿って前方に走行して荷物を前
方に移動して荷おろしできる。したがって、床の上に積
み重ねた壁材を一山ごと任意の場所まで運搬できるし、
1枚ずつ荷おろしできるから、建物建築現場の壁材取付
作業時に好適なる簡易荷物運搬機となる。また、ハンド
ル54で回転される回転ドラム48、ウインチ56は上
部支柱39の後部に取付けてあるから、支柱36の後方
(フォーク爪11と反対側)から回転ドラム48の回転
操作、ウインチ56の操作ができる。したがって、荷物
の吊り上げ、下ろし、及び前後移動を支柱36の後部か
ら簡単で、しかも安全に行なうことができる。また、上
部支柱39を下部支柱38から外すことで、下部支柱3
8、フォーク前輪13、操舵後輪17を備えたフォーク
爪11と、横レール42、回転ドラム48、ウインチ5
6を備えた上部支柱39に分離されるので、それぞれを
独立して輸送、運搬ができ、狭い場所で容易に輸送、運
搬ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す全体正面図である。
【図3】ローラ取付部を示す側面図である。
【図4】全体背面図である。
【図5】横レールの側面図である。
【図6】荷物支持機構の斜視図である。
【符号の説明】
11 フォーク、17 操舵後輪、36 支柱、42
横レール、43 移動体、45 ロープ、48 回転ド
ラム、54 ハンドル、55 ハンドル、56ウイン
チ、57 ロープ、63 荷物支持機構。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク11の前部にフォーク前輪13
    を上下動自在に設け、フォーク11の後部に操舵後輪1
    7を設け、前記フォーク11に下部支柱38を取付け、
    この下部支柱38に上部支柱39を着脱自在に取付けて
    支柱36とし、この上部支柱39に横レール42を前方
    に向けて取付け、この横レール42に沿って移動体43
    を走行自在に設け、前記上部支柱39の後部に、ハンド
    ル54で回転される回転ドラム48とウインチ56を取
    付け、その回転ドラム48に巻掛けたロープ45を移動
    体43に連結し、前記ウインチ56のロープ57を移動
    体43に設けたプーリを経て吊れ下げて荷物支持機構6
    3に連結したことを特徴とする簡易荷物運搬機。
JP1991020386U 1991-03-08 1991-03-08 簡易荷物運搬機 Expired - Lifetime JP2549368Y2 (ja)

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JPH04109988U JPH04109988U (ja) 1992-09-24
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ID=31906483

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010173756A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Kito Corp ジブクレーン

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CN104108646B (zh) * 2014-07-07 2017-03-08 安徽省盛鑫绝缘材料有限公司 一种吊运装置

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JPS4829114U (ja) * 1971-08-18 1973-04-10
JPS62123454A (ja) * 1985-08-08 1987-06-04 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

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