JPH1162789A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH1162789A
JPH1162789A JP9232284A JP23228497A JPH1162789A JP H1162789 A JPH1162789 A JP H1162789A JP 9232284 A JP9232284 A JP 9232284A JP 23228497 A JP23228497 A JP 23228497A JP H1162789 A JPH1162789 A JP H1162789A
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JP
Japan
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intake
air cleaner
delivery pipe
internal combustion
combustion engine
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JP9232284A
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Yurio Nomura
由利夫 野村
Akihide Yamaguchi
明英 山口
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射装置の取付け作業がしやすく、燃料
噴射装置取付部の形状が単純な内燃機関の吸気装置を提
供すること。 【解決手段】 インジェクタ30は、エアクリーナ部1
0のダスティサイドケース80内に収納され、その固定
はデリバリパイプ32を他の部材に固定することにより
行われる。デリバリパイプ32の固定は、デリバリパイ
プ32の外周部を締め付けるように取り付けた固定用ブ
ラケット34をダスティサイドケース80の底面に開け
た貫通孔36を通して引き出し、吸気マニホールド20
と一体化された取付台座38にネジ止めすることにより
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアクリーナや吸
気マニホールド等を一体化した内燃機関の吸気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用内燃機関(エンジン)
の吸気系部品を集積化する手法が知られている。例え
ば、特開平8−93580号公報には、エアクリーナ、
スロットル、サージタンク、吸気マニホールド等を一体
構造とした「内燃機関の吸気装置」が開示されている。
このように吸気装置の各構成部品を一体化することによ
り、部品点数や組立工数を低減でき、省スペース化が可
能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平8−93580号公報に開示された吸気装置は、燃
料噴射を行うインジェクタをエアクリーナケース内に取
り付け、デリバリパイプによって各インジェクタに対し
て燃料を供給している。しかも、このデリバリパイプ自
体がエアクリーナケース内に設置されている。したがっ
て、このデリバリパイプを固定しようとすると、そのた
めの台座をエアクリーナケース内に形成する必要があ
り、エアクリーナケース内の形状が複雑になる。特に、
最近では小型化の要求から、上述した公報の図1に示す
ようなほぼ水平方向に設置したエアクリーナエレメント
の配置を、垂直方向に変更する場合が考えられるが、こ
のように配置を変更すると、各インジェクタやデリバリ
パイプが設置される空間が狭くなるため、デリバリパイ
プの取付台座をエアクリーナケース内に形成することは
容易ではない。あるいは、エアクリーナケース内に上述
した台座を形成した場合には、エアクリーナケースを含
む部材を製造するために必要な型の形状が大きく複雑に
なり、型の製造自体が容易でなく、しかも型寿命が短く
なる。また、吸気装置の組み付け時やインジェクタの交
換時に、狭い空間内でデリバリパイプを脱着する作業は
容易ではなく、作業性が悪いという問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は燃料噴射装置の固定作業がし
やすく、燃料噴射装置取付部の形状が単純な内燃機関の
吸気装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の内燃機関の吸気装置では、吸気通路形
成部材で区画された吸気通路内に燃料噴射装置を収納す
るとともに、この燃料噴射装置の固定を吸気通路の外部
で行っている。燃料噴射装置を固定する具体的な方法と
しては、燃料噴射装置に燃料を供給する燃料供給装置の
取付部材を吸気通路の外部に引き延ばして他の部材に取
り付ける場合や、燃料供給装置の両端を吸気通路の外部
に突出させてこの突出した部分を他の部材に取り付ける
場合が考えられる。
【0006】このように、燃料噴射装置の固定を吸気通
路の外部で行うことにより、この固定作業がしやすくな
る。また、燃料噴射装置を固定するための台座等を吸気
通路内に形成する必要がなく、吸気通路内の形状が複雑
にならずに単純な形状になるため、例えば型成形等によ
って吸気通路を形成する場合には成形型の形状を単純に
することができ、製造の容易化、製造コストの低減等が
可能となる。
【0007】特に、上述した燃料供給装置の固定は、吸
気マニホールドと一体形成された部材に対して行うこと
が好ましい。このように、吸気マニホールドに燃料噴射
装置を、吸気マニホールドと一体化された部材に燃料供
給装置をそれぞれ取り付けることになるため、燃料供給
装置の位置決め等が容易になり、作業効率を上げること
ができる。
【0008】また、上述した吸気通路形成部材としてエ
アクリーナケースを考えた場合には、燃料噴射装置を取
り付けるエアクリーナ部の内部を単純な形状とすること
ができる。しかも、エアクリーナケースのダスティサイ
ドケース内に燃料噴射装置を取り付けた場合には、固定
用に貫通させた開口部を通して外部の空気が吸入されて
も、この吸入空気に含まれる塵芥がその後除去されるた
め、この開口部の密閉状態を厳密に保つ必要がなく、部
品の設計や組み付け作業が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態のエ
ンジンの吸気装置は、エアクリーナ部の内部にインジェ
クタを収容して固定する際に、この固定をエアクリーナ
部の外部で行うことに特徴がある。以下、本発明を適用
した一の実施形態のエンジンの吸気装置について、図面
を参照しながら具体的に説明する。
【0010】〔第1の実施形態〕図1は、本発明を適用
した第1の実施形態によるエンジンの吸気装置の構造を
示す図である。また、図2は図1に示すII−II線拡
大断面図である。図1および図2に示すように、第1の
実施形態の吸気装置は、取込口12から吸入された空気
に含まれる塵芥を取り除くエアクリーナ部10と、この
吸気装置をエンジン(図示せず)に取り付ける取付部2
2が一方端に形成された吸気マニホールド20と、吸気
マニホールド20の各枝管24の端部近傍に取り付けら
れた燃料噴射装置としてのインジェクタ30と、インジ
ェクタ30に燃料を供給する燃料供給装置としてのデリ
バリパイプ32と、吸気マニホールド20の他方端に設
けられたサージタンク40と、サージタンク40の端部
に取り付けられたスロットル50と、このスロットル5
0とエアクリーナ部10とを連結する通路60とを含ん
で構成されている。
【0011】上述した吸気装置の各部品は一体化されて
いる。例えば、図2に示すように、ハウジング70によ
って、エアクリーナ部10の一部と吸気マニホールド2
0とサージタンク40とが形成されており、これにエア
クリーナ部10の一部を含むキャップ72等が取り付け
られて、全体が一体化される。以下、上述した吸気装置
の各部分の構成について詳細に説明する。エアクリーナ
部10は、不織布やろ紙を材料とするエアクリーナエレ
メント14と、これを装着して収納するガイド16およ
びカバー17と、ハウジング70の一部およびキャップ
72によって構成されるエアクリーナケース18とを含
んで構成される。なお、エアクリーナケース18の中
で、特にエアクリーナエレメント14に対して吸入空気
の上流側をダスティサイドケース80、下流側をクリー
ンサイドケース82といい、それぞれのケース80、8
2で囲まれた空間をダスティサイド空間、クリーンサイ
ド空間という。また、ダスティサイド空間とクリーンサ
イド空間によって吸気通路の一部が形成される。
【0012】ガイド16に装着されたエアークリーナエ
レメント14を挟んでダスティサイドケース80内のダ
スティサイド空間とクリーンサイドケース82内のクリ
ーンサイド空間が分離されており、取込口12を通って
ダスティサイド空間に導入された空気は、エアクリーナ
エレメント14を通ることにより塵芥が取り除かれてク
リーンサイド空間に導入される。また、このガイド16
は、エアクリーナエレメント14を介した空気の流れに
対して垂直方向にスライドして着脱が可能であり、エア
クリーナ部10に装着したときにその外周部に形成され
たシール部材(図示せず)によって、ダスティサイド空
間とクリーンサイド空間とが分離される。また、ガイド
16にはカバー17が一体化されており、エアクリーナ
エレメント14をエアクリーナ部10に挿入したとき
に、この挿入口をカバー17で覆うことにより、この挿
入口を介したダスティサイド空間内への空気の流入を阻
止している。
【0013】通路60は、エアクリーナエレメント14
を通してクリーンサイド空間に通された空気をスロット
ル50を介してサージタンク40に導くためのものであ
り、円形断面を有するU字形状に形成されている。スロ
ットル50は、スロットルバルブとスロットルボディに
よって構成されており、エンジンの各気筒列に吸入され
る空気の吸込み量を調整する。また、スロットル50に
は、スロットル50内の圧力を検出する圧力センサ52
と、スロットルバルブの開度を検出するポジションセン
サ54が取り付けられており、これらの各センサ出力が
図示しないエンジン制御ユニット(ECU)に入力され
る。
【0014】サージタンク40は、端部に取り付けられ
たスロットル50を介して吸入された空気を吸気マニホ
ールド20の各枝管24に分配する。また、サージタン
ク40の一部を分離してトラッパー室42が形成されて
おり、エンジンから導かれるブローバイガスに含まれる
水分等が除去される。吸気マニホールド20は、サージ
タンク40を介して導入された塵芥が除去された後の空
気をエンジンの各気筒列に導入するためのものであり、
エンジンの気筒数と同数の枝管24によって構成されて
いる。例えば、本実施形態の吸気装置が取り付けられる
エンジンは3気筒であり、吸気マニホールド20は3本
の各枝管24によって構成されている。各枝管24の先
端(サージタンク40と反対側の端部)には、吸気装置
をエンジンに取り付けるための取付部22が形成されて
おり、この取付部22に設けられた貫通孔26にボルト
(図示せず)を通して締め付けることにより、エンジン
への吸気装置の取り付けが行われる。
【0015】インジェクタ30は、燃料供給装置として
の管状のデリバリパイプ32から供給される燃料(ガソ
リン)を所定のタイミングでエンジン内に噴射する。吸
気マニホールド20の各枝管24の先端近傍には、取付
部22の取付面からエアクリーナ部10のダスティサイ
ドケース80内部に向かって直管状に貫通した取付孔2
8が形成されており、この取付孔28にインジェクタ3
0が挿入される。また、インジェクタ30の固定は、そ
の端部(エアクリーナ部10のダスティサイドケース8
0側)に取り付けられたデリバリパイプ32を固定する
ことによって行われる。
【0016】本実施形態においては、デリバリパイプ3
2の固定は、デリバリパイプ32の外周部を締め付ける
ように取り付けた取付部材としての固定用ブラケット3
4を、ダスティサイドケース80の底面に開けた貫通孔
36を通して引き出し、吸気マニホールド20と一体化
された取付台座38にネジ止めすることにより行われ
る。
【0017】図3は、デリバリパイプ32の固定構造を
示す図であり、取付台座38近傍の断面構造が示されて
いる。図2および図3に示すように、取付台座38は、
ダスティサイドケース80を挟んでデリバリパイプ32
と隣接した位置に設けられている。例えば、取付台座3
8は、隣接する各枝管24の間に合計2カ所設けられて
おり、これらの取付台座38に固定用ブラケット34が
ネジ止めされている。また、この固定用ブラケット34
を通すためにダスティサイドケース80の底面に形成さ
れた貫通孔36は、ダスティサイドケース80の内部に
進入した水分を排除するための水抜き穴としての機能も
併せ持っている。
【0018】本実施形態の吸気装置はこのような構造を
有しており、次にその動作を説明する。取込口12から
エアクリーナ部10のダスティサイドケース80内に取
り込まれた空気は、ガイド16に収容されたエアクリー
ナエレメント14を通すことにより塵芥が取り除かれて
クリーンサイドケース82内に導かれる。さらに、この
吸入空気は、通路60を通った後に、スロットル50を
介してサージタンク40に流入する。サージタンク40
は、この流入空気を吸気マニホールド20の3本の枝管
24に分配し、この分配された空気が各枝管24を介し
てエンジンの各気筒に、インジェクタ30から噴射され
る燃料とともに供給される。エンジンの各気筒の空気の
吸入量は、スロットル50内のスロットルバルブの開度
によって制御される。
【0019】本実施形態の吸気装置においては、インジ
ェクタ30に取り付けられたデリバリパイプ32の固定
用ブラケット34を、ダスティサイドケース80の底面
に形成した貫通孔36を介してエアクリーナ部10の外
部に引き出して、吸気マニホールド20と一体化された
取付台座38に固定している。このように、インジェク
タ30の固定を、狭いエアクリーナ部10の内部ではな
く外部で行うことができるため、取り付け作業がしやす
くなる。また、取付台座38をエアクリーナ部10の外
部に設けることにより、エアクリーナ部10の内部を比
較的単純な形状とすることができるため、樹脂成形する
際の型形状を単純化することができ、製造の容易化、製
造コストの低減が可能となる。また、上述したインジェ
クタ30を吸気マニホールド20の端部に取り付けると
ともに、この吸気マニホールド20と一体化された取付
台座38にデリバリパイプ32を固定しており、これら
の取付作業や固定作業を吸気マニホールド20を基準に
して行うことができるため、位置決め等が容易になり、
作業効率を上げることができる。さらに、固定用ブラケ
ット34を通すためにダスティサイドケース80に開け
た貫通孔36を水抜き穴として使用することができるた
め、エアクリーナ部10の内部に進入した水分を効率よ
く除去することができる。しかも、この貫通孔36は、
ダスティサイドケース80に形成されており、この貫通
孔36を通して外部の空気がエアクリーナ部10の内部
に吸入されても塵芥が除去されるため、特に支障はな
い。
【0020】図4は、本実施形態の吸気装置の変形例を
示す断面図である。また、図5は図4に示した吸気装置
におけるデリバリパイプの固定構造を示す図である。こ
れらの図に示す吸気装置は、図1〜図3に示した吸気装
置に対して、デリバリパイプ32を固定する固定用ブラ
ケット34Aの形状と、この固定用ブラケット34Aを
取り付ける取付台座38Aの位置とが異なっており、そ
れ以外の構造は共通している。図4および図5に示す吸
気装置の取付台座38Aは、吸気マニホールド20の取
付部22の背面(エンジンへの取付面の裏側)に設けら
れている。また、デリバリパイプ32の固定用ブラケッ
ト34Aは、ダスティサイドケース80の底面に開けら
れた貫通孔36を通ってL字型に引き延ばされており、
その端部が上述した取付台座38Aに固定されている。
このように、固定用ブラケット34Aを取り付ける取付
台座38Aを吸気マニホールド20の取付部22の背面
に設けることにより、取付台座38A近傍の肉厚を薄く
することができ、材料コストを低減することができる。
【0021】〔第2の実施形態〕図6は、本発明を適用
した第2の実施形態によるエンジンの吸気装置の構造を
示す正面図である。また、図7は図6に示す吸気装置の
平面図である。図8は、図6に示す吸気装置の左側面図
である。図9は、図6に示すIX−IX線拡大断面図で
ある。図10は、デリバリパイプの端部の固定構造を示
す図であり、図8に示すX−X線拡大断面図である。こ
れらの図に示すように、第2の実施形態の吸気装置は、
上述した第1の実施形態の吸気装置と同様に、エアクリ
ーナ部10、吸気マニホールド20、インジェクタ3
0、デリバリパイプ132、サージタンク40、スロッ
トル50および通路60を含んで構成されている。これ
らの各構成部品のほとんどは、図1等に示す第1の実施
形態の吸気装置の各構成部品と共通しており、対応する
部品には同一の符号を付し、以下では主に相違点に着目
して説明する。
【0022】デリバリパイプ132は、一方端を閉塞し
た管状の部材であって、開口する他方端に燃料ホース
(図示せず)を嵌合することにより、燃料が供給され
る。このデリバリパイプ132は、吸気マニホールド2
0の3本の枝管24のそれぞれに対応して取り付けられ
た各インジェクタ30の端部に取り付けられており、燃
料の供給とともに各インジェクタ30の固定を行ってい
る。
【0023】このデリバリパイプ132は、エアクリー
ナ部10のダスティサイドケース80の内部に収納され
ているが、その全長はダスティサイドケース80の幅よ
りも長く、その両端がダスティサイドケース80の側面
に形成された貫通孔136から外部に露出するように長
さが設定されている。また、ダスティサイドケース80
の両側面には、突出した取付台座138が設けられてお
り、この取付台座138にデリバリパイプ132の両端
を載せた後に固定用ブラケット134をネジ止めするこ
とにより、デリバリパイプ132の両端が固定されてい
る。また、ダスティサイドケース80の側面に形成され
た貫通孔136には気密保持用のグロメット139がは
め込まれており、この貫通孔136とデリバリパイプ1
32との間の隙間が埋められている。但し、この隙間か
らエアクリーナ部10の内部に空気が流入しても、エア
クリーナエレメント14によって塵芥が取り除かれるた
め、このグロメット139を取り除いてもよい。
【0024】本実施形態の吸気装置においては、ダステ
ィサイドケース80側面に貫通孔136を形成し、イン
ジェクタ30に取り付けられたデリバリパイプ132の
両端をこの貫通孔136を通してエアクリーナ部10の
外部に露出させ、この露出した両端を取付台座138に
固定している。このように、デリバリパイプ132の固
定、すなわちインジェクタ30の固定を、狭いエアクリ
ーナ部10の内部ではなく外部で行うことができるた
め、取り付け作業がしやすくなる。また、取付台座13
8をエアクリーナ部10の外部に設けることにより、エ
アクリーナ部10の内部を比較的単純な形状とすること
ができるため、樹脂成形する際の型形状を単純化するこ
とができ、製造の容易化、製造コストの低減が可能とな
る。また、上述したインジェクタ30を吸気マニホール
ド20の端部に取り付けるとともに、この吸気マニホー
ルド20を含んで一体化されたハウジング70の取付台
座138にデリバリパイプ132を固定しており、これ
らの取付作業や固定作業を吸気マニホールド20を基準
にして行うことができるため、位置決め等が容易にな
り、作業効率を上げることができる。
【0025】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した各実施形態では、3本
の枝管24を有する吸気マニホールド20を例にとって
説明したが、枝管24の数はエンジンの気筒数に合わせ
て適宜変更することができる。また、上述した実施形態
では、エアクリーナ部10に吸入された空気が吸気マニ
ホールド20から流出するまでの経路に沿った全ての部
品を一体化した吸気装置について説明したが、吸気装置
の一部の部品のみを一体化し、残りの部品を別体の部品
として外付けするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態によるエンジ
ンの吸気装置の構造を示す図である。
【図2】図1に示すII−II線拡大断面図である。
【図3】デリバリパイプの固定構造を示す図である。
【図4】第1の実施形態の吸気装置の変形例を示す断面
図である。
【図5】図4に示した吸気装置におけるデリバリパイプ
の固定構造を示す図である。
【図6】本発明を適用した第2の実施形態によるエンジ
ンの吸気装置の構造を示す正面図である。
【図7】図6に示す吸気装置の平面図である。
【図8】図6に示す吸気装置の側面図である。
【図9】図6に示すIX−IX線拡大断面図を示す図で
ある。
【図10】デリバリパイプの端部の固定構造を示す拡大
図である。
【符号の説明】
10 エアクリーナ部 18 エアクリーナケース 20 吸気マニホールド 30 インジェクタ 32 デリバリパイプ 34 固定用ブラケット 36 貫通孔 38 取付台座 40 サージタンク 50 スロットル 60 通路 70 ハウジング 80 ダスティサイドケース 82 クリーンサイドケース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路形成部材で区画された吸気通路
    内に燃料噴射装置を収容し、前記吸気通路形成部材を貫
    通して前記燃料噴射装置が前記吸気通路の外部で固定さ
    れていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記燃料噴射装置に燃料を供給する燃料供給装置の取付
    部材が前記吸気通路の外部に延びていることを特徴とす
    る内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記燃料噴射装置に燃料を供給する燃料供給装置の両端
    が前記吸気通路の外部に延びていることを特徴とする内
    燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記燃料供給装置の固定は、吸気マニホールドと一体化
    された部材に対して行われることを特徴とする内燃機関
    の吸気装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記吸気通路形成部材は、エアクリーナケースを構成し
    ていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記燃料噴射装置は、前記エアクリーナケースのダステ
    ィサイドケースに収容されていることを特徴とする内燃
    機関の吸気装置。
JP9232284A 1997-08-28 1997-08-28 内燃機関の吸気装置 Pending JPH1162789A (ja)

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