JPH1182250A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH1182250A
JPH1182250A JP9237057A JP23705797A JPH1182250A JP H1182250 A JPH1182250 A JP H1182250A JP 9237057 A JP9237057 A JP 9237057A JP 23705797 A JP23705797 A JP 23705797A JP H1182250 A JPH1182250 A JP H1182250A
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JP
Japan
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intake
injector
intake manifold
air cleaner
mounting hole
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JP9237057A
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English (en)
Inventor
Yurio Nomura
由利夫 野村
Akihide Yamaguchi
明英 山口
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構造の型を用いて製造することができ
る内燃機関の吸気装置を提供すること。 【解決手段】 吸気マニホールド20とエアクリーナケ
ース18を含むハウジング70は、吸気マニホールド2
0先端の取付部22とエアクリーナケース18とをつな
ぐ直管状の装着孔28を有しており、この装着孔28に
インジェクタ30が取り付けられる。装着孔28は直管
状に形成されているため、ハウジング70を型によって
成形したときに、この装着孔28を形成するために必要
なスライドコアを取付部22側に引き出すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアクリーナや吸
気マニホールド等を一体化した内燃機関の吸気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用内燃機関(エンジン)
の吸気系部品を集積化する手法が知られている。例え
ば、特開平8−210200号公報や特開平8−334
070号公報には、エアクリーナ、スロットル、サージ
タンク、吸気マニホールド等を一体構造とした「内燃機
関の吸気装置」が開示されている。このように吸気装置
の各構成部品を一体化することにより、部品点数や組立
工数を低減でき、省スペース化が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平8−210200号公報に開示された吸気装置にお
いては、吸気マニホールドの先端近傍に外壁から内壁に
向かう装着孔が形成され、この装着孔にインジェクタが
取り付けられている。また、この装着孔は、インジェク
タの先端形状に合わせて形成されており、吸気マニホー
ルドの外壁から内壁に向かうにしたがって径が小さくな
る段付き形状を有している。
【0004】したがって、吸気マニホールドを型成形に
よって形成する場合を考えると、インジェクタの装着孔
を形成するために用いられるスライドコアの抜き方向を
吸気マニホールドの外壁側に向かうように設定する必要
があり、これに伴ってスライドコアを引き抜くために必
要な油圧機構等も吸気マニホールドの外壁側に配置する
必要がある。
【0005】ところが、吸気マニホールドは湾曲した形
状を有しており、その形状や長さによっては、インジェ
クタの装着孔を形成するために用いるスライドコアを引
き抜くために必要な油圧機構等の配置スペースが充分確
保できない場合があり、成形型の構造が複雑になるとい
う問題があった。特に、特開平8−334070号公報
に開示された吸気装置においては、インジェクタの装着
孔を含む吸気マニホールドの一部とエアクリーナ部のダ
スティサイドケースとを含むハウジングが一体形成され
ており、ダスティサイドケース内に上述したインジェク
タの装着孔を形成しようとすると、この装着孔を形成す
るために必要なスライドコアを引き抜く油圧機構をダス
ティサイドケース内に配置することになるため、成形型
の構造が特に複雑になるという問題があった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、単純な構造の型を用いて製
造することができる内燃機関の吸気装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の内燃機関の吸気装置では、吸気マニホ
ールドの端部に形成する燃料噴射装置の装着孔の形状
を、途中で段差のない単純な直管形状としており、この
装着孔が含まれる吸気マニホールドを型によって成形す
る場合に必要なスライドコアを引き抜く方向を、内燃機
関への取付部側に設定することができる。したがって、
スライドコアおよびこれを引き抜く油圧機構等を他に干
渉する構造がない吸気マニホールドの取付部側に配置す
ることにより、これらのスライドコアや油圧機構を含む
型全体の構造が複雑にならず、単純な構造の型を使用す
ることができる。
【0008】特に、上述した吸気マニホールドと吸気通
路形成部材とが一体に形成されている場合には、吸気マ
ニホールドの外壁側にスライドコアを抜こうとすると、
吸気通路形成部材とスライドコアの抜き方向とが干渉す
るおそれがあるが、内燃機関への取付部側にスライドコ
アを抜く場合にはこのような不都合はない。また、吸気
マニホールドの外壁側にスライドコアを抜く場合には、
狭い吸気通路内にスライドコアを引き抜く機構を配置す
ることになるため、成形型の構造が複雑になるが、内燃
機関への取付部側にスライドコアを抜く場合には、スラ
イド・コアを引き抜く機構を吸気通路と隔たった位置に
配置できるため、成形型の構造を簡素化することができ
る。
【0009】また、上述した吸気通路形成部材としてエ
アクリーナケースを考えた場合には、箱形形状を有する
エアクリーナケース内にスライドコアを引き抜く機構を
配置しようとすると、成形型の構造が複雑になるばかり
でなく、上述したスライドコアを引き抜く機構をエアク
リーナケース内に収容するためにエアクリーナケースの
形状自体を成形型に合わせる必要がでてくるため、設計
の自由度が少なくなるが、スライドコアを引き抜く方向
を内燃機関の取付部側とした場合にはこのような制約が
なく、製品設計あるいは型設計に自由度があり、エアク
リーナケースの小型化等も可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態のエ
ンジンの吸気装置は、吸気マニホールドに形成されたイ
ンジェクタの装着孔の形状を段差のない直管状にしたこ
とに特徴がある。以下、本発明を適用した一の実施形態
のエンジンの吸気装置について、図面を参照しながら具
体的に説明する。
【0011】図1は、本発明を適用した一実施形態によ
るエンジンの吸気装置の構造を示す図である。また、図
2は図1に示すII−II線拡大断面図である。図1お
よび図2に示すように、本実施形態の吸気装置は、取込
口12から吸入された空気に含まれる塵芥を取り除くエ
アクリーナ部10と、この吸気装置をエンジン(図示せ
ず)に取り付ける取付部22が一方端に形成された吸気
マニホールド20と、吸気マニホールド20の各枝管2
4の端部近傍に取り付けられた燃料噴射装置としてのイ
ンジェクタ30と、インジェクタ30に燃料を供給する
デリバリパイプ32と、吸気マニホールド20の他方端
に設けられたサージタンク40と、サージタンク40の
端部に取り付けられたスロットル50と、このスロット
ル50とエアクリーナ部10とを連結する通路60とを
含んで構成されている。
【0012】上述した吸気装置の各部品は一体化されて
いる。例えば、図2に示すように、ハウジング70によ
って、エアクリーナ部10の一部と吸気マニホールド2
0とサージタンク40とが形成されており、これにエア
クリーナ部10の一部を含むキャップ72等が取り付け
られて、全体が一体化される。以下、上述した吸気装置
の各部分の構成について詳細に説明する。エアクリーナ
部10は、不織布やろ紙を材料とするエアクリーナエレ
メント14と、これを装着して収納するガイド16と、
ハウジング70の一部およびキャップ72によって構成
されるエアクリーナケース18とを含んで構成される。
なお、吸気通路形成部材としてのエアクリーナケース1
8の中で、特にエアクリーナエレメント14に対して吸
入空気の上流側をダスティサイドケース80、下流側を
クリーンサイドケース82といい、それぞれのケース8
0、82で囲まれた空間をダスティサイド空間、クリー
ンサイド空間という。また、ダスティサイド空間とクリ
ーンサイド空間によって吸気通路の一部が形成される。
【0013】ガイド16に装着されたエアークリーナエ
レメント14を挟んでダスティサイドケース80内のダ
スティサイド空間とクリーンサイドケース82内のクリ
ーンサイド空間が分離されており、取込口12を通って
ダスティサイド空間に導入された空気は、エアクリーナ
エレメント14を通ることにより塵芥が取り除かれてク
リーンサイド空間に導入される。また、このガイド16
は、エアクリーナエレメント14を介した空気の流れに
対して垂直方向にスライドして着脱が可能であり、エア
クリーナ部10に装着したときにその外周部に形成され
たシール部材(図示せず)によって、ダスティサイド空
間とクリーンサイド空間とが分離される。また、ガイド
16は、エアクリーナケース18に形成された装着用の
開口部を隙間なく覆うカバーとしての機能を有してお
り、この開口部を介したダスティサイド空間内への空気
の流入を阻止している。
【0014】通路60は、エアクリーナエレメント14
を通してクリーンサイド空間に通された空気をスロット
ル50を介してサージタンク40に導くためのものであ
り、円形断面を有するU字形状に形成されている。スロ
ットル50は、スロットルバルブとスロットルボディに
よって構成されており、エンジンの各気筒列に吸入され
る空気の吸込み量を調整する。また、スロットル50に
は、スロットル50内の圧力を検出する圧力センサ52
と、スロットルバルブの開度を検出するポジションセン
サ54が取り付けられており、これらの各センサ出力が
図示しないエンジン制御ユニット(ECU)に入力され
る。
【0015】サージタンク40は、吸気脈動を吸収する
ためのものであり、端部に取り付けられたスロットル5
0を介して吸入された空気を吸気マニホールド20の各
枝管24に分配する。また、サージタンク40の一部を
分離してトラッパー室42が形成されており、エンジン
の各気筒から漏れるブローバイガスに含まれる水分等が
除去される。
【0016】吸気マニホールド20は、サージタンク4
0を介して導入された塵芥が除去された後の空気をエン
ジンの各気筒列に導入するためのものであり、エンジン
の気筒数と同数の枝管24によって構成されている。例
えば、本実施形態の吸気装置が取り付けられるエンジン
は3気筒であり、吸気マニホールド20は3本の枝管2
4によって構成されている。各枝管24の先端(サージ
タンク40と反対側の端部)には、吸気装置をエンジン
に取り付けるための取付部22が形成されており、この
取付部22に設けられたボルト挿通孔26にボルト(図
示せず)を通して締め付けることにより、エンジンへの
吸気装置の取り付けが行われる。
【0017】インジェクタ30は、燃料供給装置として
の管状のデリバリパイプ32から供給される燃料(ガソ
リン)を所定のタイミングでエンジン内に噴射する。吸
気マニホールド20の各枝管24の先端近傍には、取付
部22の取付面とエアクリーナ部10のダスティサイド
空間とをつないで直管状に貫通した装着孔28が形成さ
れており、この装着孔28にインジェクタ30が挿入さ
れる。また、インジェクタ30の固定は、その端部(エ
アクリーナ部10のダスティサイドケース80側)に取
り付けられたデリバリパイプ32を固定することによっ
て行われる。
【0018】本実施形態の吸気装置はこのような構造を
有しており、次にその動作を説明する。取込口12から
エアクリーナ部10のダスティサイドケース80内に取
り込まれた空気は、ガイド16に収容されたエアクリー
ナエレメント14を通すことにより塵芥が取り除かれて
クリーンサイドケース82内に導かれる。さらに、この
吸入空気は、通路60を通った後に、スロットル50を
介してサージタンク40に流入する。サージタンク40
は、この流入空気を吸気マニホールド20の3本の枝管
24に分配し、この分配された空気が各枝管24を介し
てエンジンの各気筒に、インジェクタ30から噴射され
る燃料とともに供給される。エンジンの各気筒の空気の
吸入量は、スロットル50内のスロットルバルブの開度
によって制御される。
【0019】図3は、インジェクタ30を挿入する装着
孔28の近傍の詳細を示す拡大断面図である。同図に示
すように、インジェクタ30は、エンジン側に向かって
次第に外径が小さくなる多段の円柱形状を有しており、
外径が最も小さい前段部(先端部)がニードルバルブ収
納部310に、外径が最も大きな中段部がソレノイドコ
イル収納部312に、外径が中段部よりも僅かに小さく
なった後段部がデリバリパイプ取付部314になってい
る。
【0020】ニードルバルブ収納部310の先端端面に
は、エンジンに燃料を噴射するための開口部が形成され
ており、図示しないニードルバルブを通して噴射される
霧状のガソリンが吸入空気に混合される。また、ソレノ
イドコイル収納部312の側面のほぼ中央には、円盤状
のインジェクタ取付面316が形成されており、このイ
ンジェクタ取付面316の一方の面であってインジェク
タ30の先端側に周回した凹部318が形成されてい
る。この凹部318には、ハウジング70に形成された
装着孔28にインジェクタ30を取り付けた際に、装着
孔28の端面26とインジェクタ取付面316との間の
気密性を確保するためにゴム等の弾性部材で形成された
Oリング320がはめ込まれる。
【0021】また、デリバリパイプ取付部314の外周
側面には周回した1本の凹部322が形成されており、
この凹部322に取り付けられたOリング324によっ
て、インジェクタ30の後方に取り付けられたデリバリ
パイプ32内の気密性が保たれている。デリバリパイプ
32からインジェクタ30に対して燃料が供給される
と、この燃料によってインジェクタ30が加圧されて、
ソレノイドコイル収納部312の側面に形成されたイン
ジェクタ取付面316が、ハウジング70に形成された
装着孔28の端面26に押しつけられ、これらの押圧面
に挟まれたOリング320が変形して気密性が保たれ
る。
【0022】このように、本実施形態の吸気装置のハウ
ジング70に形成されたインジェクタ30用の装着孔2
8は、吸気マニホールド20と一体に形成されたエアク
リーナケース18と取付部22とをつなぐように単一径
で段差のない直管状に形成されている。したがって、ハ
ウジング70を型成形によって製造する場合に、上述し
た装着孔28を成形するために必要なスライドコアの引
き抜き方向を図示しないエンジン側にすることができ
る。
【0023】一般に、スライドコアを用いて型成形を行
う場合には、スライドコアを引き抜くための油圧機構を
備える必要があるが、これらをエアクリーナケース18
内に配置することは容易ではなく、ハウジング70の形
状や装着孔28の方向を工夫する必要がある。ところ
が、スライドコアを吸気マニホールド20の取付部22
側に引き抜く場合には、引き抜くために必要な油圧機構
等の全体を吸気装置の外部に配置することができるた
め、引き抜いたスライドコアや油圧機構等と干渉する部
材がなく、ハウジング70や装着孔28の設計の自由度
が増す。また、エアクリーナケース18内の狭い空間に
スライドコアやこれを引き抜く油圧機構等を配置せずに
すむため、成形型が複雑にならず単純な構造となり、型
のコストを低減することができるとともに型の寿命が長
くなる。
【0024】また、インジェクタ30は、インジェクタ
取付面316の一方の端面とハウジング70側の端面2
6との間にOリング320を介在させ、燃圧を利用して
このOリング320を加圧することにより、吸気マニホ
ールド20の内部とエアクリーナケース18内との間で
良好な気密性を保つことができる。また、図3に示すイ
ンジェクタ30は、中段のソレノイドコイル収納部31
2のほぼ中央にインジェクタ取付面316を形成して、
この一方の面をOリング320を介してハウジング70
に押圧しているため、インジェクタ取付面316から先
端側が長く、ニードルバルブ収納部310をエンジン側
に突き出して吸気弁に近づけることができる。燃料の噴
射位置は、エンジンの吸気ポートに近いほど好ましく、
ニードルバルブ収納部310をエンジン側に突き出すこ
とができれば、それだけ吸気ポートへの燃料の付着が少
なくなって理想的な燃料噴射が可能となる。
【0025】図4は、本実施形態の吸気装置の変形例を
示す部分的な断面図であり、インジェクタの取付構造の
変形例が示されている。図4に示すインジェクタ130
は、エンジン側に向かって次第に外径が小さくなる多段
の円柱形状を有しており、先端から順に、ニードルバル
ブ収納部310、ソレノイドコイル収納部326、デリ
バリパイプ取付部314を有している。このインジェク
タ130は、図3に示したインジェクタ30と比べる
と、中段のソレノイドコイル収納部326の形状が異な
っている。ソレノイドコイル収納部326の側面のほぼ
中央には、円盤状のインジェクタ取付面328が形成さ
れており、さらにこのインジェクタ取付面328よりニ
ードルバルブ収納部310側にOリング330を取り付
けるための溝332が形成されている。
【0026】デリバリパイプ32からインジェクタ13
0に対して燃料が供給されると、この燃料によってイン
ジェクタ130がエンジン側に加圧されるが、ソレノイ
ドコイル収納部326の側面にはインジェクタ取付面3
28が形成されているため、このインジェクタ取付面3
28がハウジング70の装着孔28の端面26に当接し
て、インジェクタ130が固定される。また、ソレノイ
ドコイル収納部326の外周に形成された溝332には
Oリング330が取り付けられており、このOリング3
30が装着孔28の内壁面に押し当てられて変形するこ
とにより気密性が保たれる。
【0027】このように、インジェクタ130のソレノ
イドコイル収納部326の側面に、インジェクタ130
を位置決めして固定するためのインジェクタ取付面32
8とは別に、気密性を保持するためのOリング330を
取り付ける溝332を設けることにより、直管状の装着
孔28にインジェクタ130を取り付けるようにしても
よい。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した各実施形態では、3本
の枝管24を有する吸気マニホールド20を例にとって
説明したが、枝管24の数はエンジンの気筒数に合わせ
て適宜変更することができる。また、上述した実施形態
では、吸気マニホールド20とエアクリーナケース18
とが一体に形成される場合について説明したが、吸気マ
ニホールド20を単独で成形するようにしてもよい。一
般に、吸気マニホールドは湾曲した形状を有しているた
め、吸気マニホールドの外壁とエンジンへの取付部ある
いは内壁とをつなぐようにインジェクタの装着孔を形成
する場合に、吸気マニホールドの外壁側にスライドコア
を引き抜こうとすると、湾曲した吸気マニホールドの一
部がスライドコアを引き抜くために必要な油圧機構等と
干渉するおそれがある。このため、干渉しないように成
形型の構造を工夫したり、吸気マニホールド自体の形状
を変形する必要が生じるが、インジェクタの装着孔を直
管状に形成して、吸気マニホールドの取付部側にスライ
ドコアを引き抜く場合にはこのような不都合はない。し
たがって、吸気マニホールドを単体で形成する場合や、
吸気マニホールドをエアクリーナケース以外の吸気通路
形成部材(例えばサージタンク等)と一体に形成する場
合にも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態によるエンジンの
吸気装置の構造を示す図である。
【図2】図1に示すII−II線拡大断面図である。
【図3】インジェクタの取付構造を示す部分的な拡大断
面図である。
【図4】インジェクタの取付構造の変形例を示す部分的
な拡大断面図である。
【符号の説明】
10 エアクリーナ部 18 エアクリーナケース 20 吸気マニホールド 28 装着孔 30 インジェクタ 32 デリバリパイプ 40 サージタンク 50 スロットル 60 通路 70 ハウジング 80 ダスティサイドケース 82 クリーンサイドケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気マニホールドの内燃機関側端部に燃
    料噴射装置の装着孔が形成され、この装着孔を前記吸気
    マニホールドの外壁面と内燃機関への取付部との間で貫
    通した直管形状とすることを特徴とする内燃機関の吸気
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記吸気マニホールドに吸気通路形成部材を一体に形成
    することを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記吸気通路形成部材は、エアクリーナケースであるこ
    とを特徴とする内燃機関の吸気装置。
JP9237057A 1997-09-02 1997-09-02 内燃機関の吸気装置 Pending JPH1182250A (ja)

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