JPH1161599A - 流体噴射式織機の緯糸規制装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯糸規制装置

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JPH1161599A
JPH1161599A JP21099097A JP21099097A JPH1161599A JP H1161599 A JPH1161599 A JP H1161599A JP 21099097 A JP21099097 A JP 21099097A JP 21099097 A JP21099097 A JP 21099097A JP H1161599 A JPH1161599 A JP H1161599A
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JP
Japan
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weft
regulating
nozzle
cutter
fluid jet
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JP21099097A
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Shigeharu Sawada
茂晴 澤田
Zenji Tamura
善次 田村
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/70Devices for cutting weft threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/28Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
    • D03D47/30Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
    • D03D47/3006Construction of the nozzles
    • D03D47/3013Main nozzles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル21からの緯糸Yを適位置に保持して
カッタ31による切断長さを一定に揃える。 【解決手段】 ノズル21、21…と布端CSとの間
に、規制部11を有する規制部材10を配設する。規制
部材10は、ノズル21、21…を緯入れ位置に移動さ
せても、規制部11を介し、ノズル21から織前CFに
連続する緯糸Yをカッタ31の切断位置に保持すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノズルを
切り換えて緯入れするとき、緯入れされた緯糸をカッタ
により確実に切断するために使用する流体噴射式織機の
緯糸規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体噴射式織機においては、一回の緯入
れごとに、緯入れ用のノズルから織前に連続する緯糸を
カッタによって切断している。
【0003】カッタは、ノズルと布端との間に配設され
ており、フレームに固定する固定刃と回転駆動される可
動刃とによって、ノズルから布端に連続する緯糸を切断
するように構成されている。また、複数のノズルを使用
して製織するとき、ノズルは、その全体を適切な方向に
移動させ、緯入れする緯糸に応じて選択された特定のも
のを所定の緯入れ位置に移動させる。ノズルの移動は、
緯入れ終了後から次の緯入れが開始されるまでの間に行
なわれ、カッタによる緯糸の切断時期は、緯入れ終了
後、筬打ちが行なわれ、筬が後退を開始した直後であ
る。
【0004】なお、ここでいう緯入れ位置とは、筬に形
成する緯糸の飛走経路に対してノズルの先端が正しく指
向する位置であって、緯入れに適する位置をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、カッタによる緯糸の切断時期において、切断す
べき緯糸の位置が織機のピックごとに異なるために、布
端から突出する緯糸の切断長さが不揃いになったり、と
きとして、カッタによる緯糸切断動作が不調になったり
するという問題があった。ノズルは、次の緯入れに使用
するものを緯入れ位置に移動させるために、今回の緯入
れに使用されたものと次回の緯入れに使用するものとの
相対距離に相当するだけ特定方向に移動させなければな
らず、このときのノズルの移動量は、今回の緯入れと次
回の緯入れとに使用するノズルの組合せにより、ピック
ごとに変動する可能性があるからである。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、規制部を有する規制部材を配設するこ
とによって、カッタの作動信頼性を高め、緯糸の切断長
さを均一に揃えることができる流体噴射式織機の緯糸規
制装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、緯入れ用のノズルと布端との間
に規制部材を配設してなり、規制部材は、規制部を介
し、少なくともカッタによる緯糸の切断時期において緯
糸をカッタの切断位置に保持することをその要旨とす
る。
【0008】なお、規制部は、一対の平行な規制面を有
することができ、緯糸を導く拡幅部を有することができ
る。また、規制部は、フックを有してもよい。
【0009】さらに、規制部材は、フレームまたはリー
ドホルダに組み付けることができる。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、規制部材は、
ノズルの移動に拘らず、規制部を介し、切断すべき緯糸
をカッタの切断位置に保持することができ、したがっ
て、カッタは、その緯糸を確実に切断し、しかも、切断
長さを均一に揃えることができる。なお、規制部材によ
る緯糸の保持動作は、カッタによる緯糸の切断時期が含
まれている限り、任意の時期に亘っていてもよい。
【0011】規制部に平行な規制面を設けるときは、緯
糸は、規制面を介し、所定位置に確実に保持することが
できる。ただし、このときの規制面の方向は、緯入れ位
置に移動させるためのノズルの移動方向にほぼ直交させ
ることが好ましい。すなわち、ノズルの移動方向が上下
方向であるとき、規制面の方向は、ほぼ水平方向にとる
ものとする。
【0012】規制部に拡幅部を設けるときは、拡幅部
は、緯入れされた緯糸が筬によって織前方向に移動する
とき、緯糸を規制部に確実に導くことができる。
【0013】規制部にフックを設けるときは、フック
は、緯糸の水平方向の動きを規制するとともに、規制部
内に進入した緯糸が外部に脱出することを防止し、ノズ
ルの移動方向が水平方向である場合に、実質的に上下方
向の規制面と同等に作用する。
【0014】フレームに組み付ける規制部材は、フレー
ムに組み付けられているカッタとの相対位置が不変であ
り、カッタに十分接近させて設置することができるか
ら、カッタによる緯糸の切断長さを一層正確に揃えるこ
とができる。
【0015】規制部材をリードホルダに組み付けるとき
は、緯糸は、ノズルから緯入れすることによって自動的
に規制部内に位置させることができ、規制部による緯糸
の保持機能を一層確実に実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0017】流体噴射式織機の緯糸規制装置は、規制部
11を有する規制部材10を緯入れ用のノズル21、2
1…と織布Cの布端CSとの間に配設してなる(図1、
図2)。
【0018】規制部材10は、下部が前方に屈曲する板
状部材である。規制部材10の下部には、拡幅部12を
介して前方に開口する規制部11が水平方向に形成され
ており、上部には、取付け用の長孔14aを有する取付
部14が形成されている。規制部11は、上下一対の平
行な規制面11a、11bと、規制面11a、11bを
閉じる後端面11cとによって形成されており、拡幅部
12は、V字状に傾斜する上下の導入面12a、12b
によって画定されている。なお、導入面12a、12b
を形成する板部12c、12dは、前方に向けて連続的
に薄肉となっている。規制部材10は、肉厚の取付部1
4を介してホルダ16にねじ止めされており、ホルダ1
6は、テンプルカバーホルダ43の前面の取付面43a
にねじ止めされている。
【0019】テンプルカバーホルダ43は、取付部43
bの下面にテンプルカバー42をねじ止めしている。テ
ンプルカバーホルダ43は、テンプルブラケット44、
44、ホルダバー45を介し、図示しないフレームに固
定されている(図3、図4)。
【0020】テンプルブラケット44、44は、それぞ
れ台形断面のホルダバー45に対し、セットピース46
を介してねじ止めされており、ホルダバー45は、フレ
ームに固定されている。布端CS側のテンプルブラケッ
ト44には、テンプルカバーホルダ43をねじ止めする
溝付きの取付面44cが形成されている。なお、テンプ
ルブラケット44、44は、その前端においてテンプル
41を回転自在に保持している。織布Cは、テンプル4
1とテンプルカバー42との間を通り、テンプル41の
周面に沿って後方に送り出されている。
【0021】規制部材10と布端CSとの間には、カッ
タ31が設置されており(図1、図3)、カッタ31
は、固定刃31aと可動刃31bとによって構成されて
いる。固定刃31aは、ホルダ31cの先端部に上向き
にリベット止めされており(図1、図4)、ホルダ31
cは、カッタブラケット32の先端部にねじ止めされて
いる。
【0022】可動刃31bは、カム33によって回転駆
動されている。カム33は、主軸に同期して回転する軸
33aに固定されており、外周面には凹部33bが形成
されている。一方、ブラケット34aを介してフレーム
上に配設する支軸34には、レバー35が揺動自在に装
着されている。レバー35の一端には、カム33に当接
するローラ35aが回転自在に付設されており、他端に
は、連結杆36が連結されている。レバー35は、圧縮
ばね34bを介し、ローラ35aをカム33に当接させ
る方向に付勢されている。
【0023】連結杆36の上端は、軸31eに固定する
レバー37の先端に連結されている(図3、図4)。軸
31eには、ホルダ31dが固定されており、ホルダ3
1dには、可動刃31bがリベット止めされている。な
お、軸31eは、カッタブラケット32の先端部に回転
自在に支持されている。カッタブラケット32は、フレ
ームに固定する台形断面のホルダバー38に対し、セッ
トピース39を介してねじ止めされている。そこで、カ
ッタ31は、主軸とともにカム33が回転することによ
り、主軸の所定のクランク角において、レバー35、連
結杆36、軸31eを介して可動刃31bを回転駆動
し、固定刃31a、可動刃31bによるカッタ31の切
断位置にある緯糸Yを切断することができる。
【0024】筬Rは、リードホルダRHの溝部に対し、
リードグリッパRGを介して組み付けられている(図
4)。なお、リードホルダRHは、スレーソードSSを
介し、図示しないロッキング軸に組み付けられている。
筬Rは、筬羽R1 、R1 …に形成する切欠部により、緯
糸Yの飛走経路となる筬溝RDが長手方向に設けられて
いる。ただし、図1、図4において、筬羽R1 、R1 …
は、1枚のみが図示されている。
【0025】ノズル21、21…は、図示しないロッキ
ング軸に対し、4本が縦1列に組み付けられており、筬
Rの筬打ち運動と同期して、筬Rとともにロッキング軸
を中心に前後に揺動する(図4の矢印K1 、K2 方
向)。ノズル21、21…は、図示しないノズル選択機
構を介し、製織条件に従って各ピックごとに緯入れに使
用するノズル21を特定して緯入れ位置に移動させ(同
図の矢印K3 方向)、そのノズル21から緯糸Yを噴出
させて緯入れする。また、ノズル21から噴射された緯
糸Yは、上下の経糸W、Wによって形成される経糸開口
内において、筬溝RD内を飛走して緯入れされる。な
お、ノズル21、21…は、緯入れが終了するクランク
角約300゜において緯入れ位置への移動を開始し、緯
入れが開始されるクランク角約90゜より前のクランク
角約60゜において移動を完了し、次回の緯入れに備え
て待機する。
【0026】緯入れが行われている最中において、緯糸
Yは、筬溝RD内を飛走中であり(図5(A))、筬R
は、織前CFに向けて移動中である(同図の矢印K1 方
向)。このとき、ノズル21からの緯糸Yは、規制部材
10から離れた位置にあり、拡幅部12にも達していな
い。
【0027】緯入れが終了するクランク角約300゜に
おいて、ノズル21からの流体噴射が止まり、緯糸Yの
飛走も停止する。このとき、筬Rは、織前CFに向って
移動しており(図5(B)の矢印K1 方向)、緯糸Y
は、筬Rに押されて織前CFに接近し、規制部材10の
拡幅部12の前方に到達している(図5(B)、図6
(A))。一方、このときのノズル21、21…は、今
回の緯入れに使用されたノズル21に代えて、次回の緯
入れに使われるノズル21を緯入れ位置に移動させるた
め、全部のノズル21、21…が一組となって移動する
(たとえば図7(A)の矢印K4 方向)。
【0028】そこで、今回の緯入れに使用されたノズル
21からの緯糸Yは、規制部材10の規制部11に対向
する位置から上方にずれるが、ノズル21、21…が筬
Rとともに織前CFに向けて前進することにより、拡幅
部12に進入して上部の導入面12aによってガイドさ
れ(図6(B)の二点鎖線)、最終的に規制部11に深
く進入することができる(図5(C)、図6(B))。
なお、ノズル21、21…が下方に移動するとき、緯糸
Yは、下部の導入面12bによってガイドされ、規制部
11に進入する。
【0029】筬打ちが終了し、カッタ31によって緯糸
Yが切断されるクランク角約30゜において、経糸W、
W…は、開口状態から閉口状態へと変化して上下の経糸
W、W…が入れ替わる。したがって、緯糸Yは、織前C
Fにおいて織布Cに織り込まれ、織前CFから移動でき
ない状態となっている。
【0030】一方、このときのノズル21、21…は、
筬Rとともに織前CFから離れて行く(図5(D)の矢
印K2 方向)。そこで、ノズル21からの緯糸Yも、規
制部11の後端面11cから離れる方向に移動するが
(図6(C))、規制部11から脱出するには至らず、
上下の規制面11a、11bのいずれか一方に接触して
いる。また、ノズル21からの緯糸Yは、次回の緯入れ
のためにノズル21、21…が移動するに従って規制部
11によって曲げられるが(図7(B))、規制部11
と布端CSとの間においては、ノズル21、21…の移
動に拘らず、カッタ31に対してほぼ同じ位置を保つこ
とができる。この間の緯糸Yは、規制部11、布端CS
によって拘束されているからである。
【0031】すなわち、今回の緯入れに使用したノズル
21と次回の緯入れに使用するノズル21との組合せに
よってノズル21、21…の移動量が異なると、ノズル
21から規制部11に至る間の緯糸Yの傾きが変動する
が、規制部材10は、それにも拘らず、規制部11から
布端CSまでの緯糸Yの位置を一定に保ち、緯糸Yをカ
ッタ31の切断位置に適切に保持することができる。よ
って、カッタ31は、緯糸Yを確実に切断することがで
き、布端CSから突出する切断長さを均一に揃えること
ができる。なお、規制部材10は、少なくともカッタ3
1による緯糸Yの切断時期において、緯糸Yを適位置に
保持することができればよい。
【0032】クランク角約30゜においてカッタ31に
より緯糸Yが切断されると、ノズル21、21…は、筬
Rとともに織前CFからさらに離れ(図5(E)の矢印
K2方向)、次の緯入れに備える。このとき、カッタ3
1によって切断されたノズル21側の緯糸Yは、図示し
ない緯糸引戻し装置によってノズル21の先端からの長
さを所定寸法にまで戻しておいてもよい(同図)。
【0033】以上の説明において、各部材の作動時期を
規定するクランク角は、単なる一例であって、糸種や製
織条件によって任意に変わり得るものとする。
【0034】
【他の実施の形態】規制部材10は、規制部11にフッ
ク11d、11dを設けてもよい(図8(A))。フッ
ク11d、11dは、筬打ちのために筬Rが織前CFに
向って前進するとき、ノズル21からの緯糸Yが拡幅部
12に進入し、フック11d、11dを越えて規制部1
1に到達し得る位置に設ければよい。すなわち、フック
11d、11dは、筬打ち後、筬Rが後退する際に、緯
糸Yが規制部11から外部に脱出してしまうことを有効
に防止する。
【0035】なお、ノズル21、21…がフレーム上に
配設されている場合、フック11d、11dは、上下の
一方のみとしてもよい(同図(B))。すなわち、ノズ
ル21、21…の配設位置が織前CFよりも高い場合
は、上側にフック11dを設ければよく(同図)、逆の
場合は、下側に設ければよい。ただし、ノズル21、2
1…をフレームに配設する場合、ノズル21からの緯糸
Y(図9の実線)は、筬打ちにより筬Rとともに織前C
Fに向って前進するとき、規制部材10の規制部11に
進入し(同図の二点鎖線)、規制部材10は、規制部1
1、フック11dを介して緯糸Yを保持することができ
る。
【0036】なお、図8(A)、(B)のフック11
d、11dは、ノズル21、21…が上下方向ではなく
水平方向に移動して特定のノズル21を緯入れ位置に移
動させる場合にも、緯糸Yが規制部11から脱出するこ
とを有効に防止する。また、このとき、規制部11は、
その水平方向の長さを小さくし、規制部11内における
緯糸Yの移動範囲を一層小さく限定することが好ましい
(同図(B))。
【0037】規制部材10は、ブラケット17を介して
リードホルダRHに組み付けることができる(図10
(A))。ただし、同図のノズル21、21…は、2列
4段に配設され、2本1組を同時に緯入れ位置に移動
し、そのうちの1本を緯入れに使用するものとする。ま
た、規制部材10の規制部11は、筬Rの筬溝RDの幅
以上に十分幅広に形成されている。規制部材10を支持
するブラケット17は、取付ブロック17aに連結され
ており、取付ブロック17aは、取付ボルト17bを介
してリードホルダRHに固定されている。
【0038】なお、図10(A)の規制部材10は、幅
狭の規制部11と幅広の拡幅部12とを組み合わせて形
成してもよい(同図(B))。幅狭の規制部11は、筬
打ち後、筬Rが後退するに際し、緯糸Yの上下方向の移
動範囲を一層小さく規制することができる。
【0039】以上の説明において、規制部材10は、板
材に代えて針金等の線材を屈曲させることにより(図1
1)、規制部11、拡幅部12の輪郭を形成してもよ
い。
【0040】また、規制部材10は、ノズル21、21
…とカッタ31との間に配設するに代えて、カッタ31
と布端CSとの間に配設してもよい。ただし、このとき
の規制部材10は、カッタ31に十分近接させて配設す
るものとする。
【0041】ノズル21、21…は、上下方向に移動さ
せる場合、1列4段、2列4段に配列するに代えて、m
列n段に配列してもよい。ただし、m、nは、それぞれ
1以上、2以上の任意の整数である。また、ノズル2
1、21…は、水平方向に移動させる場合、移動方向に
n本を並設してもよい。ただし、nは2以上の整数であ
る。さらに、ノズル21、21…は、上下方向、水平方
向に移動させる他、円運動を含む任意の方向に移動させ
てもよい。
【0042】なお、この発明にいう流体噴射式織機と
は、エアジェットルームの他、ウォータジェットルーム
を含むものとする。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ノズルと布端との間に規制部材を配設することによ
って、複数のノズルのいずれかを緯入れ位置に移動させ
るため、緯入れに使用したノズルの位置が各ピックごと
に異なっても、ノズルから布端まで連続する緯糸は、規
制部材の規制部を介してカッタの切断位置に適切に保持
することができるから、カッタの作動信頼性を高め、緯
糸の切断長さを均一に揃えることができ、高品質の織布
を安定に製織することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視説明図
【図2】 規制部材の拡大側面図
【図3】 全体構成平面説明図
【図4】 図3のX−X線矢視相当断面説明図
【図5】 動作説明図(1)
【図6】 動作説明図(2)
【図7】 動作説明図(3)
【図8】 他の実施の形態を示す図2相当図(1)
【図9】 動作説明図(4)
【図10】 他の実施の形態を示す要部側面図
【図11】 他の実施の形態を示す図2相当図(2)
【符号の説明】
Y…緯糸 CS…布端 RH…リードホルダ 10…規制部材 11…規制部 11a、11b…規制面 11d…フック 12…拡幅部 21…ノズル 31…カッタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯入れ用のノズルと布端との間に規制部
    材を配設してなり、該規制部材は、規制部を介し、少な
    くともカッタによる緯糸の切断時期において緯糸をカッ
    タの切断位置に保持することを特徴とする流体噴射式織
    機の緯糸規制装置。
  2. 【請求項2】 前記規制部は、一対の平行な規制面を有
    することを特徴とする請求項1記載の流体噴射式織機の
    緯糸規制装置。
  3. 【請求項3】 前記規制部は、緯糸を導く拡幅部を有す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の流体
    噴射式織機の緯糸規制装置。
  4. 【請求項4】 前記規制部は、フックを有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の流体
    噴射式織機の緯糸規制装置。
  5. 【請求項5】 前記規制部材は、フレームに組み付ける
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の流体噴射式織機の緯糸規制装置。
  6. 【請求項6】 前記規制部材は、リードホルダに組み付
    けることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    か記載の流体噴射式織機の緯糸規制装置。
JP21099097A 1997-08-05 1997-08-05 流体噴射式織機の緯糸規制装置 Pending JPH1161599A (ja)

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IT98MI001517A ITMI981517A1 (it) 1997-08-05 1998-07-01 Dispositivo di trattamento di trama per macchina tessile a getto di fluido
BE9800500A BE1012999A3 (fr) 1997-08-05 1998-07-02 Dispositifs de retenue de trame pour metiers a tisser du type a jets de fluide.

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