JPH1157276A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯開始後に洗濯物の追加投入を手軽に行な
う。 【解決手段】 洗い運転中に洗濯物追加ボタンが押され
ると（Ｓ１６）、ドラムモータの回転を停止し（Ｓ１
８）、排水ポンプを作動させて排水を開始する（Ｓ１
１）。水位センサにより検知された水位が外槽の衣類投
入開口の下縁端よりやや下方に設定された規定水位迄下
がると（Ｓ１２）、排水を停止し（Ｓ１３）ドアロック
を解除する（Ｓ９）。これにより、使用者がドアを開い
ても水が外に溢れ出ない。洗濯物が追加投入された後に
運転開始指示ボタンが押されると（Ｓ１９）、先に運転
が中断された続きから運転が再開される（Ｓ２１）。外
槽内の水の多くは溜まったままで洗濯物の追加投入が行
なえるので、時間も水もあまり無駄にならない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、略水平に配置した
籠状のドラムに洗濯物を収容するドラム式洗濯機に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】ドラム式洗濯機は、略水平に配置された
円筒形状の外槽内に回転自在のドラムが配設され、外槽
の前端面開口に設けられたドアを開放してドラム内に洗
濯物を収容する構成を有している。洗いやすすぎ時には
外槽内の所定水位迄水が溜められ、ドラムが回転すると
洗濯物はその水の中を通過しながら互いに擦れ合ったり
水面に叩きつけられたりして洗いやすすぎが進む。この
ときの外槽内の水位はドアの下端よりも高い位置になっ
ているので、洗いやすすぎ中にドアが開放されると、水
が外部に溢れ出してしまう。そこで、通常、洗濯運転時
にはドアはロックされ、使用者によるドアの開放が禁止
されるようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、円筒形状の
洗濯槽を垂直に配置した、いわゆる渦巻式の洗濯機で
は、上方から洗濯槽内に洗濯物を投入する構造であるた
め、洗い運転中でも洗濯物を自由に追加投入することが
できる。つまり、一旦洗い運転を始めた後に洗濯物の入
れ忘れ等に気が付いたとき、洗い運転を継続したままそ
の洗濯物を何の支障もなく追加投入することができる。
しかしながら、ドラム式洗濯機では洗い運転中にドアの
開放は禁止されているため（或いは、禁止されていない
としても、水が溢れ出てしまうため）、渦巻式洗濯機と
同様の手軽さでは洗濯物の追加を行なうことはできな
い。

【０００４】すなわち、一旦洗濯運転を開始した後に洗
濯物を追加したい場合には、脱水ボタンを押すことによ
り、洗い運転を途中で停止させて外槽内の水を全て排出
し、洗濯物を脱水する。脱水が終了してドラムの回転が
停止するとドアロックが解除されるから、使用者はドア
を開放し、初めて洗濯物の追加投入が可能となる。洗濯
物の追加投入後には、再び洗い運転の始めから洗濯を行
なわせる。

【０００５】このため、まず、洗濯物の追加投入が可能
になる迄にかなりの時間を要し、使用者にとっては大変
面倒であって洗濯効率も悪い。また、せっかく一旦溜め
た洗剤水を全て排出してしまうため、水や洗剤が無駄に
なり、洗濯コストも高くつく。更には、洗い運転の途中
であっても洗濯物の追加投入後に洗濯運転を再開した際
には洗い運転の始めから運転が開始されるため、例え
ば、汚れが酷い洗濯物を先に入れて、汚れが少なく短い
洗い時間で済む洗濯物を後から追加投入するといった、
渦巻式洗濯機では可能であった利用ができないことにな
る。

【０００６】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであって、その目的とするところは、洗濯物の追
加投入を手軽に且つ水等の節約を図りつつ行なうことが
できるドラム式洗濯機を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る第１のドラム式洗濯機は、水平
軸を中心に回転自在の略円筒形状のドラムを外槽内に配
設し、該外槽の側方に設けたドアを介して前記ドラム内
に洗濯物を収容し、該外槽内に水を溜めて前記ドラムを
回転させることにより洗濯を行なうドラム式洗濯機にお
いて、 a)外槽内の水を外部に排出する排水手段と、 b)外槽内の水位を検知する水位検知手段と、 c)該水位検知手段により検知された水位が、前記ドアが
開放した状態で前記外槽内の水が外部に溢れ出ない位置
に設定された規定水位であるか否かを判定する水位判定
手段と、 d)使用者により操作される操作手段と、 e)前記外槽内に前記規定水位を越える水が溜まっている
ときに前記操作手段が操作されると、前記排水手段を駆
動して規定水位迄外槽内の水を排出する制御手段と、を
備えることを特徴としている。

【０００８】また、本発明に係る第２のドラム式洗濯機
は、上記第１のドラム式洗濯機において、前記ドアの開
放を禁止するドアロック手段を更に備え、前記制御手段
は洗濯実行中に該ドアロック手段によりドアの開放を禁
止し、前記操作手段が操作されて規定水位迄排水を行な
った後にドアロックを解除することを特徴としている。

【０００９】また、本発明に係る第３のドラム式洗濯機
は、上記第１又は第２のドラム式洗濯機において、前記
制御手段は、洗濯実行中に前記操作手段が操作される
と、該時点で洗濯運転を一時中断し、洗濯の再開が指示
されると中断直前の状態から洗濯運転を再開することを
特徴としている。

【００１０】更には、本発明に係る第４のドラム式洗濯
機は、上記第１乃至第３のいずれかのドラム式洗濯機に
おいて、前記排水手段は、排水ポンプであることを特徴
としている。

【００１１】

【発明の実施の形態及び発明の効果】本発明に係る第１
のドラム式洗濯機では、上記規定水位よりも高い位置迄
水が溜められた状態で洗いやすすぎが実行される。制御
手段は、洗いやすすぎ運転中に操作手段が操作される
と、その運転を停止すると共に、排水手段を駆動するこ
とにより外槽内の水の排水を開始する。そして、水位判
定手段により規定水位迄水が減少したことを認識する
と、排水を停止する。これにより、使用者がドアを開放
しても水が外に溢れ出ることがない。また、通常は、こ
の状態でも外槽内にはかなりの水が残っているので、洗
濯運転を再開するときに追加供給する水の量も少なくて
済む。

【００１２】このように本発明に係る第１のドラム式洗
濯機によれば、使用者が洗濯物の追加投入を行なうため
に操作手段を操作すると、ドアを開いたときに外槽から
溢れ出る分に相当する量の水だけが排水される。従っ
て、排水に要する時間が短くて済み、操作後に速やかに
洗濯物を追加投入することができる。また、洗濯物の追
加投入後に新たに給水する水の量が格段に少なくて済む
ので、水や洗剤があまり無駄にならず、且つ給水に要す
る時間も短いので洗濯時間が長引くことも防止できる。

【００１３】また、本発明に係る第２のドラム式洗濯機
では、制御手段は洗濯運転が開始されるとドアロック手
段を作動させ、使用者によるドアの開放を禁止する。操
作手段が操作され規定水位以下に排水が行なわれる時点
迄はドアのロックを継続し、水が確実に減少した後にド
アロックを解除する。

【００１４】従って、本発明に係る第２のドラム式洗濯
機によれば、外槽内の水がドアを開放されたときに外に
溢れ出るほど多く溜まっている場合には、使用者がドア
を開放しようとしてもドアは開かず、周囲を水浸しにし
てしまうことを確実に防止することができる。

【００１５】また、本発明に係る第３のドラム式洗濯機
では、制御手段は、洗濯実行中に操作手段が操作される
と、洗濯運転の進行状態を記憶し、該時点で洗濯運転を
一時中断し、洗濯の再開が指示されると、中断直前の運
転から再開する。具体的には、例えば洗い運転の途中で
操作手段が操作された場合、次の運転が再開されると洗
い運転の残り時間の分だけ引き続き洗いを実行する。

【００１６】従って、本発明に係る第３のドラム式洗濯
機によれば、洗濯物の追加投入をした場合でも洗濯時間
が長引くことがない。また、汚れが酷い等長い洗い時間
を確保したい洗濯物を先に入れて洗濯を開始し、適当な
時間が経過した後に、汚れが軽度である等短い洗い時間
でよい洗濯物を追加投入して一緒に洗濯することができ
る。

【００１７】なお、本発明に係る第４のドラム式洗濯機
では、排水手段は強制的に外槽内の水を外部に排出する
排水ポンプであるので、例えば外部排水口を外槽よりも
高い位置に設置できる等、洗濯機の設置条件が緩和でき
る。

【００１８】

【実施例】以下、本発明に係るドラム式洗濯機の一実施
例である洗濯乾燥機を図面を参照して説明する。図１は
本実施例の洗濯乾燥機の全体構造を示す背面透視図、図
２はこの洗濯乾燥機の側面一部断面透視図である。

【００１９】図１及び図２により、全体の構造を説明す
る。フレーム１、天板２、前面板３、後面カバー４及び
脚部５により構成される外箱の内部には、前面が開口し
た外槽６が防振バネ７及びダンパ８により吊支されてい
る。前面板３には外槽６の前面開口を開閉するドア９が
設けられ、洗濯物はドア９を開放して外槽６内に配置さ
れたドラム１０内へと収容される。ドラム１０の後面に
は固定軸受１１が堅固に取り付けられ、その固定軸受１
１には太径の主軸１２が固着されている。外槽６の後面
には軸受１３が固定され、その軸受１３はベアリング１
４を介して主軸１２を回転自在に支持している。外槽６
の後方に突出した主軸１２の先端には大プーリ１５が取
り付けられており、外槽６の下面に取り付けられたモー
タ１６の回転駆動力は小プーリ１７、Ｖベルト１８を介
して大プーリ１５に伝達される。

【００２０】外部の水道栓等から給水ホース１９を通し
て供給された水は、バルブ等を備えた注水口２０を介し
て外槽６内へ注水される。注水口２０には洗剤収納ボッ
クスが設けられており、給水された水がこの洗剤ボック
ス内を通過することによって洗剤が溶け出して洗剤水が
作られる。ドラム１０の周壁には多数の通水孔１０ａが
設けられており、外槽６内に給水された水はその通水孔
１０ａを通してドラム１０内へ流入し、また逆にドラム
１０内で洗濯物から脱水された水は通水孔１０ａを通し
て外槽６へと飛散される。ドラム１０の内周壁には、所
定の間隔で洗濯物をかき上げるためのバッフル１０ｂが
設けられている。外槽６内に溜まった水は、排水ポンプ
２１の駆動力により、前方から引き出し交換可能なリン
トフィルタ２２を通って排水ホース２３を通して外部に
排出される。

【００２１】ドア９上部の前面板３には操作部２４が設
けられている。図３は、この操作部２４の外観を示す平
面図である。操作部２４には、電源投入ボタン３０、運
転開始指示ボタン３１、洗濯物追加ボタン３２、「予
約」、「洗い」等の複数の選択ボタン３３と、この選択
ボタン３３の操作により設定されている時間等を示す複
数の表示器３４とが配置されている。

【００２２】次に、本実施例の洗濯乾燥機の要部の電気
的構成を図４を参照して説明する。全体の制御を司る制
御部４０は、ＣＰＵ４１、タイマ４２、ＲＡＭ４３、Ｒ
ＯＭ４４等を含むマイクロコンピュータを中心に構成さ
れており、そのＲＯＭ４４には、洗い、すすぎ、脱水及
び乾燥等の各洗濯行程を実行するための運転プログラム
が予め記憶されている。制御部４０には、操作部２４、
ドアスイッチ５０、水位センサ５１、給水バルブ５２、
排水ポンプ２１、モータ１６、ドアロック部５３等が接
続されている。水位センサ５１は外槽６に付設されてお
り、外槽６に溜まっている水の水位に対応した検知信号
を制御部４０に与える。ドアスイッチ５０はドア９が密
着する前面板３側に設置されており、ドア９の開閉に応
じた信号を制御部４０に与える。また、ドアロック部５
３は、制御部４０からの指令によりドア９を自動的にロ
ックさせ開放を禁止する。

【００２３】以下、上記構成を有する本実施例の洗濯乾
燥機の洗い運転時の動作を図５のフローチャートに従っ
て説明する。使用者がドラム１０内に洗濯物を収容して
操作部２４にて所定の設定を行なった後に運転開始指示
ボタン３１を押すと（ステップＳ１）、制御部４０は、
ドアロック部５３を作動させてドア９が開放しないよう
にロックする（ステップＳ２）。次いで、給水バルブ５
２を開放して外槽６への給水を開始する（ステップＳ
３）。水位センサ５１の検知信号により所定の洗い水位
Ｈ１に到達したか否かを判定し（ステップＳ４）、洗い
水位Ｈ１に到達していない場合には、洗濯物追加ボタン
３２が押されたか否かを判定する（ステップＳ５）。洗
濯物追加ボタン３２が押されていないときには、ステッ
プＳ４へ戻る。

【００２４】使用者が洗濯開始を指示した直後に例えば
洗濯物の入れ忘れに気が付いて洗濯物追加ボタン３２を
押すと、ステップＳ５からＳ６へ進み、制御部４０は水
位センサ５１の検知信号により規定水位Ｈ０に到達して
いるか否かを判定する（ステップＳ６）。通常、洗い水
位Ｈ１は外槽６底辺から外槽６内径の１／４〜１／２の
高さに設定されるため、外槽６の前面開口の下縁端より
も高い位置になる。これに対し、規定水位Ｈ０は、洗い
水位Ｈ１よりも低い外槽６の前面開口の下縁端よりやや
下方に設定される。つまり、この規定水位Ｈ０は、ドア
９が開放されたとしても水が外へ溢れ出ない最高水位で
ある。このような規定水位を設定することにより、後述
のような洗濯物の追加投入の際に排水される水量を最少
にすることができる。

【００２５】ステップＳ６にて規定水位Ｈ０に到達して
いないと判定された場合には、給水バルブ５２を閉鎖し
て給水を停止し（ステップＳ７）、一時停止状態に移行
する（ステップＳ８）。この一時停止状態のときには、
制御部４０はその直前の運転状態をＲＡＭ４３に記憶し
ておく。また、ドア９が開放できるように、ドアロック
部５３によりドアロックを解除する（ステップＳ９）。

【００２６】一方、ステップＳ６にて規定水位Ｈ０に到
達していると判定されたときには、外槽６内の水位は規
定水位Ｈ０と洗い水位Ｈ１との間にある筈である。そこ
で、給水バルブ５２を閉鎖して給水を停止する（ステッ
プＳ１０）と共に、排水ポンプ２１を作動させて排水を
開始する（ステップＳ１１）。これにより、外槽６内の
水位は下がり始める。水位センサ５１の検知信号により
水位が規定水位Ｈ０迄下がったことを検知すると（ステ
ップＳ１２）、排水ポンプ２１の運転を停止し（ステッ
プＳ１３）、上記ステップＳ８の一時停止状態に移行す
る。

【００２７】また、ステップＳ４にて洗い水位Ｈ１に到
達したと判定されると、給水バルブ５２を閉鎖して給水
を停止する（ステップＳ１４）。そして、モータ１６を
起動してドラム１０を回転させ、洗い運転を開始する
（ステップＳ１５）。洗い運転開始後、洗濯物追加ボタ
ン３２が押されたか否かを判定し（ステップＳ１６）、
洗濯物追加ボタン３２が押されていないときには洗い運
転を継続して、所定の洗い時間が終了したか否かを判定
する（ステップＳ１７）。所定の洗い時間が終了した場
合には洗い運転を終了し次の行程に移行する。具体的に
は、排水ポンプ２１を作動させて外槽６内の水を排出し
ながら、ドラム１０を高速回転させて中間脱水（洗剤水
の脱水）を行なう。ステップＳ１７にて洗い時間が終了
していないと判定された場合にはステップＳ１６へ戻
る。

【００２８】上記ステップＳ１６にて洗濯物追加ボタン
３２が押されたと判定されると、ドラム１０の回転を停
止させて洗い運転を中断する（ステップＳ１８）。そし
て、上記ステップＳ１１へ進み、排水ポンプ２１を作動
して外槽６内の洗剤水の排水を開始する。これにより、
外槽６内の水位は下がり始めるので、水位センサ５１の
検知信号により水位が規定水位Ｈ０迄低下したことを検
知すると（ステップＳ１２）、排水ポンプ２１の運転を
停止し（ステップＳ１３）、一時停止状態に移行する。

【００２９】いずれにおいても使用者が洗濯物追加ボタ
ン３２を押した後、暫時経過するとドアロックが解除さ
れてドア９が開放可能となるから、使用者は洗濯物をド
ラム１０に追加投入することができる。その後、使用者
がドア９を閉鎖して運転開始指示ボタン３１を押すと
（ステップＳ１９）、制御部４０は再びドアロックを行
ない（ステップＳ２０）、ＲＡＭ４３に記憶されている
運転状態のデータを読み出して、一時停止の直前の状態
に復帰して洗濯運転を再開する（ステップＳ２１）。従
って、例えば洗い運転時間の設定値が８分であって、洗
い運転が１分経過した時点で洗濯物追加ボタン３２が押
されたときには、次に運転開始指示ボタン３１が押され
ると、洗い水位Ｈ１迄の追加給水が行なわれた後に残り
の洗い時間７分の洗い運転が実行される。また、給水途
中で洗濯物追加ボタン３２が押されたときには、次に運
転開始指示ボタン３１が押されると洗い水位Ｈ１迄の残
りの給水が行なわれた後に洗い運転が開始される。

【００３０】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。例えば、上記実施例では排水ポンプにより強制
的に排水を行なっていたが、排水バルブにより排水を行
なう構成とすることもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例による洗濯乾燥機の背面透
視図。

【図２】 図１の洗濯乾燥機の背面一部断面透視図。

【図３】 本実施例の洗濯乾燥機の操作部の外観を示す
平面図。

【図４】 本実施例の洗濯乾燥機の電気系構成図。

【図５】 本実施例の洗濯乾燥機の洗い運転時のフロー
チャート。

【符号の説明】

６…外槽 ９…ドア １０…ドラム ２１…排水ポンプ ３２…洗濯物追加ボタン ４０…制御部 ５１…水位センサ ５２…給水バルブ ５３…ドアロック部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水平軸を中心に回転自在の略円筒形状の
   ドラムを外槽内に配設し、該外槽の側方に設けたドアを
   介して前記ドラム内に洗濯物を収容し、該外槽内に水を
   溜めて前記ドラムを回転させることにより洗濯を行なう
   ドラム式洗濯機において、 a)外槽内の水を外部に排出する排水手段と、 b)外槽内の水位を検知する水位検知手段と、 c)該水位検知手段により検知された水位が、前記ドアが
   開放した状態で前記外槽内の水が外部に溢れ出ない位置
   に設定された規定水位であるか否かを判定する水位判定
   手段と、 d)使用者により操作される操作手段と、 e)前記外槽内に前記規定水位を越える水が溜まっている
   ときに前記操作手段が操作されると、前記排水手段を駆
   動して規定水位迄外槽内の水を排出する制御手段と、 を備えることを特徴とするドラム式洗濯機。
2. 【請求項２】 前記ドアの開放を禁止するドアロック手
   段を更に備え、前記制御手段は洗濯実行中に該ドアロッ
   ク手段によりドアの開放を禁止し、前記操作手段が操作
   されて規定水位迄排水を行なった後にドアロックを解除
   することを特徴とする請求項１に記載のドラム式洗濯
   機。
3. 【請求項３】 前記制御手段は、洗濯実行中に前記操作
   手段が操作されると、該時点で洗濯運転を一時中断し、
   洗濯の再開が指示されると中断直前の状態から洗濯運転
   を再開することを特徴とする請求項１又は２に記載のド
   ラム式洗濯機。
4. 【請求項４】 前記排水手段は、排水ポンプであること
   を特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のドラム
   式洗濯機。