JP3421647B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3421647B2
JP3421647B2 JP2000333454A JP2000333454A JP3421647B2 JP 3421647 B2 JP3421647 B2 JP 3421647B2 JP 2000333454 A JP2000333454 A JP 2000333454A JP 2000333454 A JP2000333454 A JP 2000333454A JP 3421647 B2 JP3421647 B2 JP 3421647B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関し、特に
水道給水路及びポンプ給水路が設けられた洗濯機に関す
る。 【0002】 【従来の技術】吸水ポンプ付洗濯機では、水道給水路に
は給水弁が、ポンプ給水路には吸水ポンプがそれぞれ備
えられ、給水弁の開閉及び吸水ポンプの運転が制御され
て洗濯槽への給水が行なわれる。一般に、ポンプ給水路
は風呂の残り湯を洗濯に有効活用するためのものであ
り、この種の洗濯機の操作部には、ポンプ給水路すなわ
ち風呂水の利用を選択するための入力キーが設けられて
いる。 【0003】ところで、洗濯機においては、洗い工程、
すすぎ工程、脱水工程の順に一連の洗濯工程が実行され
る。この内、すすぎ工程は、通常複数回例えば2回繰り
返して実行される。従来すすぎの方法には、所定量の水
を洗濯槽内に給水しながらすすぎを行なういわゆる「注
水すすぎ」と、所定量の水を洗濯槽内に溜めた状態です
すぎを行なういわゆる「ためすすぎ」があった。 【0004】しかし最近は、節水のために1回目のすす
ぎ工程をいわゆる「脱水すすぎ」としたものが多く商品
化されている。この脱水すすぎは、洗濯物全体に水が染
み込む程度に洗濯槽内に給水を行なったあと洗濯槽(脱
水槽)を高速回転させて脱水を行なうもので、この脱水
により洗剤液が水と共に飛ばされてすすぎが行なわれ
る。脱水すすぎでは、水が洗濯物に染み込む程度に給水
を行なえば良いため、ためすすぎや注水すすぎと比較し
てかなりの節水が図れる。 【0005】上述のように脱水すすぎは節水に大きな効
果を奏するが、ポンプ給水路を介して風呂の残り湯を利
用できる場合には、節水よりも洗浄性能やすすぎ性能の
方が重要である。一般に脱水すすぎよりためすすぎの方
がすすぎ性能は高いため、使用水量を抑える必要がない
ならば、ためすすぎ又は注水すすぎを行なうことが望ま
しい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するために成されたものであり、その目的は、
風呂水を洗濯に有効利用するとともに、充分なすすぎ性
能を確保することができる洗濯機を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段、実施の形態及び効果】上
記課題を解決するために成された本発明は、水道給水路
及びポンプ給水路が設けられ、該水道給水路に設けられ
た給水弁の開閉及び該ポンプ給水路に設けられた吸水ポ
ンプの運転をそれぞれ制御し、風呂水利用の場合、前記
ポンプ給水路から洗濯槽へ給水を行ない、風呂水利用が
設定されていない場合、前記水道給水路から洗濯槽へ給
水を行なう洗濯機において、主としてマイクロコンピュ
ータから構成され、運転プログラムを格納したメモリを
有し、運転プログラムに従い、まず、洗い工程を実行
し、続いてすすぎ工程として第1すすぎ工程、第2すす
ぎ工程を順次実行し、最後に脱水工程を実行する制御部
と、 洗濯物の種類や汚れの程度に応じて、予め時間や水
流等が決められている複数の洗濯コースの中から1つを
選択するためのコース選択キーと、 風呂水が利用される
工程を操作者が選択するための風呂水利用キーと、を備
え、 前記制御部は、前記コース選択キーでの選択により
洗いから脱水迄の一連の洗濯工程が実行されるとき、前
記第1すすぎ工程において、前記風呂水利用キーにより
前記ポンプ給水路の利用が選択されている場合には、通
常のためすすぎ又は注水すすぎのいずれか一方を行な
い、前記ポンプ給水路の利用が選択されていない場合に
は、前記水道給水路からの水道水の給水及び洗濯槽の高
速回転を組み合せ、給水によって洗濯槽内の洗濯物に水
を染み込ませ洗濯槽の高速回転によって洗濯物に染み込
んだ水を脱水し、洗濯物をすすぐ脱水すすぎを行なうと
ともに、第1すすぎ工程でためすすぎ又は注水すすぎが
行われた場合と脱水すすぎが行なわれた場合のいずれに
おいても、第2すすぎ工程では水道水によるためすすぎ
又は注水すすぎのいずれか一方を行なうことを特徴とし
ている。 【0008】最終すすぎ工程である第2すすぎ工程
は、すすぎ性能を重視するため水道水によるためすすぎ
又は注水すすぎを実行する。それより前の第1すすぎ工
では節水を重視し、風呂水が利用できる場合にはため
すすぎ又は注水すすぎを、水道水を使用する場合には脱
水すすぎを実行する。 【0009】これによれば、すすぎ工程が2回以上実行
されるに際し、水道水が使用されるときには節水が図ら
れるとともに、最終的には少なくとも1回のためすすぎ
又は注水すすぎが行なわれるため充分なすすぎも行なえ
る。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る洗濯機の縦断面図、図2は
洗濯機の操作部の入力キー配置を示す平面図、図3は風
呂水利用キー操作における給水モード変化の説明図、図
4は洗濯機の電気系ブロック構成図、図5は洗濯工程の
基本的な流れを示すフローチャート、図6は本発明に係
る洗濯機の処理手順を示すフローチャートである。 【0011】まず、図1により洗濯機全体の構成を説明
する。機枠10の上部後方には入力キーを備える操作部
11が設けられている。機枠10の内部には外槽12が
配置され、外槽12の内部には周壁に多数の脱水孔を有
する脱水槽を兼用した洗濯槽13が設置されている。洗
濯槽13の底部には洗濯物を攪拌するための回転翼14
が配置され、モータ15の回転は、モータプーリ16、
ベルト17、主プーリ18及び動力切換え機構19を介
して洗濯槽13及び回転翼14へ伝達される。動力切換
え機構19は、洗い時には回転翼14のみを回転させ、
脱水時には洗濯槽13及び回転翼14を共に回転させる
べくメカニカルな切換えを行なう。 【0012】外槽12の底部には排水口20が設けら
れ、排水電磁弁22によって開閉される排水管21を通
して排水がなされる。また、外槽12の底部の一角には
エアトラップ23が設けられ、圧力ホース24を介して
水位センサ25に連結されており、水位に応じた空気の
圧力を水位センサ25において検出することにより外槽
12の中の水位が検知される。水道給水路26から給水
される水は給水電磁弁27を介して洗濯槽13へ注水さ
れ、ポンプ給水路28からの水は吸水ポンプ29により
吸い上げられて洗濯槽13へ注水される。 【0013】図中の洗濯槽13内に破線で示している水
位L1〜L4は、予め設定されている4つの洗い(又はす
すぎ)水位モード「極少」、「低」、「中」及び「高」
にそれぞれ対応したものである。 【0014】次に、図1の操作部11における入力キー
配置を図2を参照して説明する。操作部11は、複数の
入力キーから成る入力部40と、入力キー操作により選
択されたモードや数値を表示するための表示部41とか
ら構成される。以下、入力部40の各入力キーの機能に
ついて順に述べる。 【0015】水位選択キー42は、洗濯物の量に応じて
洗い工程及びすすぎ工程時の水量を「極少」、「低」、
「中」、「高」の4モードの中から操作者がマニュアル
選択するための入力キーであり、表示部41内の選択さ
れた水位モードの部分が点灯するようになっている。こ
の4つのモードに対応する洗濯槽13内の水位が図1中
のL1〜L4の位置に示したものである。なお、洗い工程
及びすすぎ工程時の水位は、通常、負荷量センサによっ
て検知される洗濯物の量に応じて適切な水位が自動的に
選択され、選択された水位モードが表示される。 【0016】風呂水利用キー43は、ポンプ給水路28
を介して給水される風呂水を、洗い工程、第1すすぎ工
程、第2すすぎ工程のいずれに使用するかを操作者が選
択するための入力キーである。図3に示すように、風呂
水利用キー43を1回押す毎に風呂水が利用される工程
が変化し、それに対応する表示部41内の部分が点灯す
るようになっている。 【0017】コース選択キー44は、洗濯物の種類や汚
れの程度に応じて、予め洗い時間や水流等が決められて
いる複数の洗濯コースの中から1つを選択するための入
力キーであり、選択されたコースに対応する表示部41
内の部分が点灯するようになっている。 【0018】また、お好みコース選択キー45は、洗い
や脱水の時間、すすぎの回数等を操作者が自由に設定す
るための入力キーであり、入力操作に応じた値が表示部
41に表示される。これらの数値設定を一時的にメモリ
し、コース選択キー44で「自分流」を選択することに
より、メモリした通りに一連の洗濯工程を実行させるこ
ともできる。 【0019】その他、予約キー46は、洗濯開始時刻を
予約するための入力キー、粉石鹸溶かしキー47は、水
に溶けにくい粉石鹸を使用するに際し、洗濯物を洗濯槽
13に投入する前に予め洗濯槽13内で強水流により粉
石鹸を溶かしたい場合に操作する入力キーである。 【0020】さて、続いて、本発明に係る洗濯機の電気
的構成を図4を参照して説明する。主としてマイクロコ
ンピュータから構成される制御部30に対して、操作部
11の入力部40からキー入力信号が、水位センサ25
から水位検知信号が入力される。制御部30は運転プロ
グラムを格納したメモリを有しており、入力部40から
のキー入力を受け、対応する運転プログラムに従って、
モータ15を駆動するモータ駆動部31、給水電磁弁2
7、吸水ポンプ29及び排水電磁弁22等の運転又は動
作を制御する。また、キー入力信号に応じて表示部41
に上述した如き表示を行なう。 【0021】上記構成を有する洗濯機の基本的な洗濯工
程の流れは図5に示す通りである。制御部30は運転プ
ログラムに従い、まず洗い工程を実行し、続いて第1す
すぎ工程、第2すすぎ工程を順次実行し、最後に脱水工
程を実行する。上述のように、操作者がお好みコース選
択キー45を操作することにより、一部の洗濯工程のみ
を実行させることも可能である。 【0022】以下、本発明に係る洗濯機の具体的な処理
動作を図6に沿って説明する。この実施例は、図5の基
本的な洗濯工程に沿って洗いから脱水迄の一連の洗濯工
程が実行されるときのものである。 【0023】入力キー操作により洗濯水位、風呂水利用
等が選択されたあとスタートキー48が操作されると、
制御部30は運転プログラムに従い洗い工程を実行す
る。まず、洗い工程の給水を行なうために、洗い工程に
風呂水利用が設定されているか否かが判定される(ステ
ップS10)。すなわち、図3で示した給水モードA、
B及びCの場合には洗い工程時に風呂水利用が設定され
ているからステップS11へ、給水モードDの場合には
ステップS25へ進む。 【0024】風呂水利用の場合、吸水ポンプ29が起動
されポンプ給水路28からの給水が開始される(ステッ
プS11)。次いで、水位センサ25からの検知信号に
基づき、洗濯槽13内の水位が操作者により選択された
或いは洗濯物の量に応じて自動的に設定された洗い水位
に到達したか否かが判定される(ステップS12)。す
なわち、「極少」、「低」、「中」、「高」のいずれか
のモードに対応する水位L1〜L4に到達したか否かが判
定される。ここで、洗い水位に到達している場合にはス
テップS14へ進み、吸水ポンプ29の運転が停止さ
れ、洗い工程が実行される(ステップS15)。このと
き、制御部30はモータ駆動部31を制御することによ
り回転翼14のみを所定の回転速度で低速回転させ、こ
れにより洗いが行なわれる。 【0025】ステップS12にて洗濯槽13内の水位が
洗濯水位に到達していない場合には、次いで、ポンプ給
水の異常の有無を判断するために水位上昇が有るか否か
が判定される(ステップS13)。ここでは、例えば5
秒経過後に水位が一定量以上上昇している場合に水位上
昇が有ると判断する。そして、水位上昇が有る場合には
ステップS12へ戻り、洗濯槽13内の水位が洗い水位
に到達したか否かが再度判定される。従って、風呂水が
無くなる等ポンプ給水に異常が生じない限り、ステップ
S12及びS13の処理により洗濯槽13内の水位が洗
い水位に至る迄ポンプ給水が続行される。 【0026】ステップS13にて水位上昇が無い場合に
は、風呂水が無くなった或いは吸込み口のフィルタが目
詰まりした等の理由によりポンプ給水に異常が生じたと
判断できる。この場合、吸水ポンプ29の運転は停止さ
れ(ステップS24)後述のような水道給水へ移行され
る。 【0027】ステップS15にて洗い工程が実行され、
汚れた洗剤水が排水されたならば、次いで第1すすぎ工
程が実行される。第1すすぎ工程では、まず吸水ポンプ
29が起動されポンプ給水路28からの給水が開始され
る(ステップS16)。続いて、ステップS12と同様
に、水位センサ25からの検知信号に基づき洗濯槽13
内の水位がすすぎ水位に到達したか否かが判定される
(ステップS17)。すすぎ水位に到達している場合に
はステップS18へ進み、吸水ポンプ29の運転が停止
され、ためすすぎ工程が実行される(ステップS1
9)。このとき、制御部30は、洗いのときと同様にモ
ータ駆動部31を制御することにより回転翼14のみを
所定の回転速度で低速回転させ、これによりすすぎが行
なわれる。 【0028】ステップS17にて洗濯槽13内の水位が
すすぎ水位に到達していない場合にはステップS20へ
進み、ステップS13と同様に水位上昇が有るか否かが
判定される。水位上昇が有る場合にはステップ17へ戻
り、引く続きポンプ給水によりすすぎ水位迄の給水が実
行される。ステップS20にて水位上昇がな無いと判定
された場合には、給水電磁弁27が開かれ水道給水路2
6からの給水が開始される(ステップS21)。水位セ
ンサ25の検知信号によりすすぎ水位迄水道水が給水さ
れたあと(ステップS22)、給水電磁弁27は閉じら
れる(ステップS23)。 【0029】水道給水が行なわれている間も吸水ポンプ
29の運転は継続され、給水が完了したときにその運転
は停止され(ステップS18)、第1すすぎ工程として
のためすすぎ工程が実行される(ステップS19)。従
って、ステップS21にて給水電磁弁27が開かれ水道
給水が開始されたあとであっても、ポンプ給水が再開さ
れるような状態となった場合例えばポンプ給水路28の
吸込み口のフィルタの目詰まりが取り除かれた場合に
は、ポンプ給水と水道給水とが並行して行なわれる。こ
れによれば、風呂水が一層有効に利用されることにな
る。勿論、水道給水の開始と同時に、或いは水道給水が
開始されてから一定時間後に吸水ポンプ29の運転を停
止するようにしても良い。 【0030】最初のステップ10にて風呂水利用が設定
されていない(すなわち給水モードDである)場合、水
道水のみが洗濯の全工程に使用されることになる。この
場合、まず給水電磁弁27が開かれ水道給水路26から
の給水が開始される(ステップS25)。水位センサ2
5の検知信号に基づき、洗濯槽13内の水位が操作者に
より選択された或いは洗濯物の量に応じて自動的に設定
された洗い水位に到達する迄給水が続けられる(ステッ
プS26)。洗い水位迄の水が溜まったときに給水電磁
弁27は閉じられ(ステップS27)、ステップS15
と同様に洗い工程が実行される(ステップS28)。 【0031】洗い工程が終了すると、次いで、制御部3
0は第1すすぎ工程を実行する(ステップS29)。こ
こで、第1すすぎ工程はためすすぎではなく脱水すすぎ
である。この脱水すすぎ工程において、排水電磁弁22
は洗い工程の最後に洗剤水を排出するために開放されて
いる状態に維持される。そして、給水電磁弁27が開か
れ水道水が洗濯槽13内へ給水される。このとき、制御
部30はモータ駆動部31を制御し、洗濯槽(脱水槽)
13と回転翼14とを共にゆっくり回転させる。洗濯槽
13がゆっくり回転しながら給水が行なわれることによ
り、洗濯槽13内の洗濯物にほぼ万遍なく水が降り掛か
り洗濯物全体に水が染み込む。このときの給水量は例え
ば数リットルから10リットル程度であり、ためすすぎ
や注水すすぎに必要な水量よりも格段に少なくて済む。 【0032】洗濯物全体に水が染み込むように所定時間
の間給水が実行されたあと、給水電磁弁27は閉じられ
る。そして、洗濯槽13が高速回転されることにより脱
水が行なわれる。このとき、洗濯物に染み込んでいる洗
剤は水と共に飛ばされ、排水口20から排出される。 【0033】脱水すすぎ工程は洗濯槽13をゆっくり回
転させながらの給水及び高速回転による脱水という一連
の流れから成るが、第1すすぎ工程としては、この一連
の流れを1サイクルとし複数サイクル例えば2サイクル
繰り返して実行するようにしても良い。2サイクル繰り
返した場合でも、その水の使用量は1回のためすすぎの
半分以下に抑えることができる。 【0034】第1すすぎ工程が終了すると、制御部30
は続いて第2すすぎ工程を実行する。第1すすぎ工程で
ためすすぎが実行された場合(ステップS19)、脱水
すすぎが実行された場合(ステップS29)のいずれに
おいても、第2すすぎ工程ではためすすぎが実行され
る。第2すすぎ工程においては、洗い工程時の給水のス
テップS25〜S27の場合と同様に、まず排水電磁弁
22が閉じられた状態で給水電磁弁27が開かれ水道給
水が開始される(ステップS30)。洗濯槽13内の水
位がすすぎ水位に到達する迄給水が行なわれ(ステップ
S31)、給水電磁弁27は閉じられる(ステップS3
2)。このとき、仕上げ剤(衣類柔軟剤)をすすぎ水の
中に投入するようにしても良い。 【0035】所定量の水が洗濯槽13に溜まったなら
ば、制御部30はモータ駆動部31を制御し、回転翼1
4のみを低速回転させることによりためすすぎを実行す
る(ステップS33)。そして、すすぎ回転終了後に排
水電磁弁22が開放され、すすぎ水はすべて排水口20
から排出される。 【0036】第1及び第2すすぎ工程の2回のすすぎが
終了すると、制御部30は最後に脱水工程を実行する
(ステップS34)。脱水工程においては、排水電磁弁
22が開放された状態で洗濯槽13と回転翼14とが共
に高速回転される。この結果、洗濯物に染み込んでいる
すすぎ水が飛ばされ脱水が完了し、洗濯の全工程が終了
する。 【0037】以上の説明のように、本実施例では、洗い
工程に引く続くすすぎ工程は2回実行され、すすぎ水が
水道水である場合には、第1すすぎ工程は脱水すすぎ
(ステップS29)、第2すすぎ工程はためすすぎ(ス
テップS33)が実行される。すすぎ水に風呂水利用が
設定されている場合には、第1すすぎ工程は風呂水によ
るためすすぎ(ステップS19)、第2すすぎ工程は水
道水によるためすすぎ(ステップS33)が実行され
る。但し、第1すすぎ工程の給水途中で風呂水給水が行
なえなくなった(ステップS20でNoである)場合に
は、不足分のすすぎ水は水道水により補充されためすす
ぎが実行される(ステップS19)。 【0038】なお、上記実施例において、ためすすぎの
代わりに注水すすぎを行なうようにしても良い。注水す
すぎの場合には、所定量の水が洗濯槽13に溜まったあ
とも吸水ポンプ29の運転を継続する又は給水電磁弁2
7を開いたままの状態とすることにより、給水を続けつ
つ回転翼14を回転させてすすぎを実行する。このとき
排水電磁弁22は、所定量の水が洗濯槽13内に保持さ
れるように、給水量に見合った分の水が排出される程度
に開放される。 【0039】また、上記実施例において、第2すすぎ工
程では必ず水道水を用いたためすすぎが行なわれるよう
になっているが、第2すすぎ工程に風呂水利用が設定さ
れており充分な量の風呂水が残っている場合には、風呂
水によるためすすぎを行なうように変更しても良い。但
し、風呂水は垢や石鹸カス等のゴミが混じっている場合
があるため、最終すすぎ工程(複数回すすぎを行なうと
きの最後のすすぎ工程)では水道水を用いてすすぎを行
なう方が衛生的に好ましい。 【0040】更に、図6の実施例の如く洗濯工程のすべ
てを連続して実行しない場合であっても、例えばすすぎ
工程のみを実行する場合においても本発明が適用可能で
あることは明らかである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例を適用した洗濯機の縦断面
図。 【図2】 洗濯機の操作部の入力キー配置を示す平面
図。 【図3】 風呂水利用キー操作による給水モード変化の
説明図。 【図4】 洗濯機の電気系ブロック構成図。 【図5】 洗濯工程の基本的な流れを示すフローチャー
ト。 【図6】 本発明に係る洗濯機の具体的な処理動作を示
すフローチャート。 【符号の説明】 11…操作部 12…外槽 13…洗濯槽 25…水位センサ 26…水道給水路 27…給水電磁弁 28…ポンプ給水路 29…吸水ポンプ 30…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 水道給水路及びポンプ給水路が設けら
    れ、該水道給水路に設けられた給水弁の開閉及び該ポン
    プ給水路に設けられた吸水ポンプの運転をそれぞれ制御
    、風呂水利用の場合、前記ポンプ給水路から洗濯槽へ
    給水を行ない、風呂水利用が設定されていない場合、前
    記水道給水路から洗濯槽へ給水を行なう洗濯機におい
    て、主としてマイクロコンピュータから構成され、運転プロ
    グラムを格納したメモリを有し、運転プログラムに従
    い、まず、洗い工程を実行し、続いてすすぎ工程として
    第1すすぎ工程、第2すすぎ工程を順次実行し、最後に
    脱水工程を実行する制御部と、 洗濯物の種類や汚れの程度に応じて、予め時間や水流等
    が決められている複数の洗濯コースの中から1つを選択
    するためのコース選択キーと、 風呂水が利用される工程を操作者が選択するための風呂
    水利用キーと、を備え、 前記制御部は、前記コース選択キーでの選択により洗い
    から脱水迄の一連の洗濯工程が実行されるとき、前記第
    1すすぎ工程において、前記風呂水利用キーにより前記
    ポンプ給水路の利用が選択されている場合には、通常の
    ためすすぎ又は注水すすぎのいずれか一方を行ない、前
    記ポンプ給水路の利用が選択されていない場合には、前
    記水道給水路からの水道水の給水及び洗濯槽の高速回転
    を組み合せ、給水によって洗濯槽内の洗濯物に水を染み
    込ませ洗濯槽の高速回転によって洗濯物に染み込んだ水
    を脱水し、洗濯物をすすぐ脱水すすぎを行なうととも
    に、第1すすぎ工程でためすすぎ又は注水すすぎが行わ
    れた場合と脱水すすぎが行なわれた場合のいずれにおい
    ても、第2すすぎ工程では水道水によるためすすぎ又は
    注水すすぎのいずれか一方を行なう ことを特徴とする洗
    濯機。
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