JP3295590B2 - ドラム式全自動洗濯機 - Google Patents

ドラム式全自動洗濯機

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JP3295590B2
JP3295590B2 JP01088196A JP1088196A JP3295590B2 JP 3295590 B2 JP3295590 B2 JP 3295590B2 JP 01088196 A JP01088196 A JP 01088196A JP 1088196 A JP1088196 A JP 1088196A JP 3295590 B2 JP3295590 B2 JP 3295590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平軸周りに回転
駆動されるドラムに洗濯物を収容し、洗濯・濯ぎ・乾燥
を行うドラム式全自動洗濯機であって、特に運転動作後
でのドア開閉制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドラム式全自動洗濯機に於いては、従来
実開平5−35091に記載されたように、運転スター
ト後に使用者がうっかりドア(衣類投入口を開閉するド
ア)を開けないようにドアロック機構にてドアの施錠を
行い運転動作を開始する。
【0003】使用者が洗濯物の追加などでドア開閉を行
う場合、運転停止スイッチを選び本体の運転を停止す
る。制御装置では水位検出手段から水槽内の水位を検出
し衣類投入口よりも下部にあると判断するとドアロック
の解除を行う。使用者がドアを開け洗濯物の追加を行っ
た後に再びドアを閉めて運転スタートすることで通常の
運転動作に戻る。また、水位検出手段において、洗濯物
投入口よりも上部に洗濯水があると判断されるとドアロ
ックの解除は行われない。
【0004】以上のように、従来は洗濯水の有無でドア
の開閉を決定しており、この為、洗濯水を初期に注水
し、洗濯水が洗濯物投入口より上部で有ればドアはロッ
クされ開閉できず洗濯物の追加ができなかった。また、
使用者には、洗濯物の追加の操作をすることができない
構造であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のドラム式全自動
洗濯機では、前記のように、使用者が一旦洗濯物をドラ
ムに収容し運転を開始すると、途中で洗濯物を追加投入
することは非常に困難である。また、洗濯機本体で洗濯
量から水位を決定しており、投入口より洗濯水が上部に
来ると使用者は追加投入することができず、対応の方法
・手段がないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、洗濯物の入
れ忘れや追加投入を可能とし、洗濯機本体により水位・
洗濯物量を正しく判断しドア開閉を行うので正確かつ不
具合無く安全に洗濯物を追加投入することができ、洗濯
物の洗濯残しや忘れによる新たな洗濯のやり直しなどを
しないで済むようになり、使用者の手間と時間を削減す
ると共に水や洗剤の使用量を削減することにも寄与でき
るドラム式全自動洗濯機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、洗濯
機本体内に弾性支持された水槽と、該水槽の前面側に開
口した洗濯物の投入口と、該水槽内にその投入口に対応
する投入口を開口して配設され、かつ、回転自在に支持
され周壁に多数の小孔を有するドラムと、前記水槽の開
口を開閉するドアと、前記ドラムを回転させる駆動部
と、水槽内への給水部と、排水部とを備え、洗濯から乾
燥までを前記ドラム内で行うドラム式全自動洗濯機に於
いて、洗濯物の追加投入時に操作される追加スイッチ
と、洗濯物の投入口に設けられたドアの開閉を検知する
ドア開閉スイッチと、水槽内の水位を検知する水位検知
部と、水槽内の水位が洗濯物投入口よりも上方にあるこ
とを前記水位検知部により検出した際、ドアを閉じた状
態に保持するドア閉鎖保持部と、前記追加スイッチを操
作し洗濯物追加モードに設定したとき、前記水位検知部
が洗濯物投入口より上方に水位があることを検出した場
合、前記水位が洗濯物投入口より下方になるように洗濯
水を排水し、かつ、排水後にドアの閉じた状態を解除す
る制御部とを有することを特徴としたドラム式全自動洗
濯機である。
【0008】請求項2の発明は、ドラムの回転を検知す
る回転検知部と、駆動部によるドラムの回転・停止およ
び回転方向を制御する制御部とを備え、前記制御部は、
追加スイッチが操作され洗濯物追加モードのときに、前
記ドラムへの回転停止信号を出力し、該ドラムが所定回
転数以下になったことを前記回転検知部が検出した際、
前記回転ドラムを1/4の回転角度内で正、逆回転方向
に反復回転させ、かつ、水槽水位が洗濯物投入口より下
方であることを前記水位検知部が検知した後に、駆動部
の停止制御を行うことを特徴とした請求項1記載のドラ
ム式全自動洗濯機である。
【0009】請求項3の発明は、洗濯物の重さを検出す
る洗濯物重量検出手段を設け、検出されたドラム内の洗
濯物重量が所定の洗濯容量以上で有れば、洗濯物の追加
動作を行わないように洗濯物追加モードに入るのを阻止
し、ドアの閉成状態を保持する制御部を有することを特
徴とする請求項1または2に記載のドラム式全自動洗濯
機である。
【0010】請求項4の発明は、制御部の制御動作は、
ドアを閉じた状態を保持し、表示・警告音で使用者に警
告するものであることを特徴とする請求項3に記載のド
ラム式全自動洗濯機である。
【0011】請求項5の発明は、ドラムの回転検知部か
らドラム回転信号検知中はドア閉鎖保持部によるドアを
閉じた状態の保持を解除しないようにしたことを特徴と
する請求項2記載のドラム式全自動洗濯機。
【0012】請求項6の発明は、ドア開閉スイッチで開
を指示するときに洗濯物の追加と判断するようにしたこ
とを特徴とする請求項1または2記載のドラム式全自動
洗濯機である。
【0013】したがって、請求項1の発明によれば、水
槽内の水位を検知し、ドアを閉じた状態に保持している
ときに、水位検知部の検知信号に基づき洗濯物投入口よ
りも下方に水位を制御するので、洗濯水の最大水量を投
入口より低い位置に設定して、ドアの開閉を可能にする
ものなので、ドアの開閉による水槽内の水漏れを防止
し、洗濯工程を変更すること無くいつでも使用者が洗濯
物を追加できる。
【0014】また、請求項2の発明によれば、ドラム回
転を所定回転になったときに回転方向を切り替え、例え
ば数回低速で正逆に1/4回転することでドラム内に片
寄った洗濯物が均等にドラム周囲に分散し、これによ
り、投入口部分から洗濯物の投入が簡単に行えるように
なる。
【0015】また、水槽内の水位が低下した所でドラム
を停止するので水面より洗濯物が多く突出するので、見
かけ上の水位が下がり投入後の洗濯水の溢れを防止する
ことが可能となる。
【0016】また、水槽の水位が投入口よりも下方にな
るように洗濯水を排水するので、水位がドア開口部より
上方にあった場合でも、洗濯水の水位を下げることが可
能となり、今まで途中追加ができなかった状態に於いて
もドアの開閉がおこなえ、正確に水量を制御し、ドアの
開放による水漏れを防止するとともに、洗濯コース(選
択した洗濯の手順)を変更すること無く洗濯物を簡単に
追加できる。
【0017】請求項3の発明によれば、洗濯物の重さを
検出して、検出した洗濯量が所定量以上例えば標準洗濯
容量の半分以上であれば、追加動作を禁止する。例えば
請求項4のように、ドアの閉鎖を保持しあるいは表示や
警告音で使用者に知らせる。すなわち、例えば検知した
洗濯物の容量が標準容量の半分以上で有れば追加スイッ
チ動作を禁止するものである。ここで洗濯物容量が標準
容量の半分以上になると投入口部より上位置に、水分を
含んだ洗濯物が位置することになり洗濯物からの水分が
本体外に漏れる恐れが発生する。また、投入口が洗濯物
で塞がれ使用者にとって非常に入れにくい状態となり、
洗濯水や濯ぎ水が使用者に付いてしまう可能性があっ
た。以上のように容量が増えると不具合が生じ、使用者
にとっての利点が無くなる。これを防止するため容量が
多い場合には追加投入を禁止し、また、追加動作のでき
ない状態であることを使用者に伝えるため表示及び警報
ブザーにより知らしめる。
【0018】請求項5の発明によれば、回転ドラムの回
転検出部の回転信号が無くなるまでドアの閉鎖保持を解
除しないことで、使用者の取り扱いによる不具合を防止
することができる。
【0019】請求項6の発明では、ドア開閉スイッチで
開を指示するときに洗濯物の追加と判断する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1〜図2は本発明の実施形態におけ
るドラム式全自動洗濯機の説明図であって、図1が該洗
濯機の正面視縦断面図、図2が側面視縦断面図である。
【0021】図において、1は洗濯機本体、2は回転ド
ラム、3は撹拌バッフル、4は水槽、5は高圧ホース、
6は給水弁、7は循環ダクト、8は排水ダクト、9はフ
ィルターケース、10は循環ポンプ、11は排水弁、1
2は排水ホース、13は乾燥ユニット、14は回転軸、
15はドラムプーリ、16はモータ、17はベルト、1
8は支持ロット、19は設置足、20は操作パネル、2
1は制御装置、22は洗剤ケース、23はドア、24は
圧力スイッチである。
【0022】洗濯機は、全体がほぼ直方体であって、洗
濯機本体1内に軸方向が短いほぼ円柱形状の回転ドラム
2と水槽4とが設けられる。この回転ドラム2は水平方
向にほぼ沿って回転軸14が配設され、回転軸14に沿
った方向の一端部(回転軸とは反対側端部)が開口する
洗濯物の投入口2aになっている。また、水槽4にもこ
の回転ドラム2投入口2aに対応して洗濯物の投入口4
aが形成される。さらに、これら投入口2a,4aに対
応して洗濯機本体1前面ほぼ中央部に投入口1aが形成
される。
【0023】洗濯機本体1投入口1aおよび水槽4投入
口4aは、ドア23で開閉するようになっている。そし
て、洗濯機本体1投入口1aと水槽4開口部4aとの内
周縁部には、ゴムなどの弾性材からなるシール材1bが
内嵌されている。したがって、ドア23が閉じたときに
は、ドアの周縁部と投入口1a,4aの内周縁部とで前
記シール材1bが挟圧されて、洗濯機本体1および水槽
4の水密が保持されるようになっている。
【0024】回転ドラム2は、洗濯物を収容して回転す
るものであって、回転ドラム2内には、中心軸に向けて
突出する山脈状に撹拌バッフル3が形成されると共に、
回転ドラム2の内周部から外周部に向けて開口する多数
の通水孔2bが設けられている。
【0025】水槽4は前記回転ドラム2を囲んで設けら
れ、洗濯水(洗剤を含む水、濯ぎ水も含む)を溜めるも
のである。この洗濯水は、水道に繋がる高圧ホース5を
通り給水弁6から水道の開閉を行うことにより水管路6
a(図2参照)を介して水槽4内に供給される(詳しく
は、一旦は洗剤ケース22に入った後に、流路22aを
介して水槽4内に供給される)。また、前記給水弁6内
部には、乾燥・除湿用の冷却水をドラム循環ダクト7内
にシャワー状に浴びせられるようドラム循環ダクト7内
に水道水を送る切替え機構も兼ね備えている。
【0026】水槽4の底部には水槽4内の洗濯水を出す
排水ダクト8が設けられ、この排水ダクト8には、排水
された洗濯水に含まれる糸屑やゴミ等の夾雑物を除去す
るフィルターケース9が繋がる。フィルターケース9に
は、洗濯水を水槽4内に循環させる循環ポンプ10と水
槽4内の洗濯水を洗濯機外部に排水するための排水弁1
1が繋がる。
【0027】水槽4内に溜められた洗濯水を循環させる
ときには、水槽4内の洗濯水は排水ダクト8からフィル
ターケース9を通り夾雑物が除去された後に循環ポンプ
10により水槽4内に返される。循環ポンプ10からは
水槽4投入口4a付近のシール材1bに開口する循環パ
イプ10aにより洗濯水が水槽4内に返される。また、
水槽4内の洗濯水を排水するときには、フィルターケー
ス9より分岐した排水弁11から、洗濯水が排水ホース
12を通り洗濯機本体から排水されるようになってい
る。
【0028】洗濯物を乾燥するために洗濯機本体1内に
は乾燥ユニット13と循環ダクト7とが設けられる。循
環ダクト7は一端部および他端部が水槽4の上端部およ
び下端部にそれぞれ連通したダクトであり、給水弁6か
ら水管路6b(図1参照)を介して乾燥・除湿用の水が
内部に入るようになっている。また、乾燥ユニット13
は、循環ダクト7の空気流路の途中に設けられていてヒ
ータ、ファンから構成されるものであって、送風によっ
て循環ダクト7を介して水槽4内に温風を送る。すなわ
ち、洗濯物から蒸発した水分は循環ダクト7内で水道水
により除湿され再び乾燥ユニット13を通り乾燥した温
風で洗濯物を乾燥させる。
【0029】水槽4の中心部を貫通してドラム2の回転
中心であって投入口2aの反対側端部に水平な回転軸1
4が固定して設けられており、この回転軸14にはドラ
ムプーリ15が固定されている。水槽4の下端部にはド
ラム駆動用モータ16が設けられており、このモータ1
6の回転軸とドラムプーリ15をベルト17で連結して
いる。これら水槽4、回転軸14、ドラムプーリ15お
よびドラム駆動用モータ16などは洗濯機本体1に収容
されている。
【0030】なお、振動吸収のため、洗濯機本体1から
水槽4を防振機能を備えた支持ロット18により複数箇
所吊下げ、水槽4を保持し振動を減衰させる構成であ
る。洗濯機本体1の底面には設置足19が複数個設けら
れ、これらの設置足19で洗濯機本体1を支えている。
【0031】また、洗濯機本体1の前面上部には、運転
/停止スイッチ、追加スイッチ(ドア開閉スイッチに相
当)、および各種操作スイッチ等のパネル入力部20a
並びに表示ランプ等の表示部20bが設けられた操作パ
ネル20が設置される。この操作パネル20の内側部に
は洗濯機の電気的制御を行う制御装置21が配設され、
操作パネル20からの信号線が接続される。制御装置2
1には、ドア23の開閉を検出するドアスイッチ、水槽
4内の水位を水圧で検出する圧力スイッチ24、およ
び、モータ16の回転を検出するタコメータ16aの出
力信号線が接続される。
【0032】図3は前記ドラム式全自動洗濯機の制御装
置21は回路ブロック図である。図3に示すように、制
御装置21は主に、電源部30、表示部20b、パネル
入力部20a、ドアスイッチ等の信号入力部31、制御
部32、出力部33、および負荷部34からなる。
【0033】電源部30は、コンセントプラグ35から
電源スイッチ36を介して商用電源が入力されて、交流
電源を変圧し、また整流して制御用の直流電源を出力し
たりクロックパルスを発振出力する。表示部20bは、
前記表示ランプの他、ブザーも鳴らす。
【0034】制御部32は、マイクロコンピュータ(以
下マイコンという)から主になり洗濯機の動作に関する
判断・指令を行うものであって、演算・記憶部を有して
いる。出力部33は、制御部の指令にしたがってドライ
ブ信号を出力するトライアックを含む半導体素子を有し
ている。負荷部34は、前記出力部のドライブ信号で作
動し、乾燥ユニット13、給水弁6、排水弁11、ドア
ロック機構(作動ソレノイド等)37、ドラム駆動用モ
ータ16の作動リレー38(コイル38a,接点38
b)を有している。
【0035】次に、実施形態のドラム回転式全自動洗濯
機の作動制御について、図4〜図7により説明する。こ
の全自動洗濯機によれば、洗濯物をドラム2内に収容後
ドア23を閉じ運転をスタートさせると、本体に設けら
れたドアロック機構37が働きドア23が施錠されると
共に、洗濯物の重さを判断する。この洗濯物の重さの判
断により、洗いや濯ぎの時間及び水位等の条件が設定さ
れる。
【0036】また、ドラム内に使用者が洗濯物を追加投
入するため操作パネル20より追加スイッチを押すと、
制御装置21が各検出部の状態を判断する。また、ドラ
ム2内の洗濯物の偏りと水位を下げるため低速でモータ
16を正逆回転し修正を行い、予め検出した洗濯物重量
と圧力スイッチ24から水槽投入口4aの水位状態を検
出しドア23の開閉が可能であるかを判断する。
【0037】また、水位が水槽投入口4aより上部であ
れば洗濯水を排水し、ドアロック解除するまでタコメー
タ16aからの信号を絶えず監視し、停止を確認すると
ともにドアロック解除を行う。
【0038】上記の洗濯機の作動を図4のフローチャー
トに基づき詳細に説明する。なお、図4のフローチャー
トの手順は、制御装置21内の制御部32内のマイコン
にプログラムの形で格納されている。
【0039】使用者は洗濯物をドラム2内に収容し操作
パネル20から洗濯コースを選び、運転スイッチを押す
ことで運転が開始される。制御装置21ではドア23の
開閉をできなくするためドアロックを行い、ドラム2内
に収容された洗濯物の重量検知を行いマイコン内部の記
憶部に記憶される。
【0040】ここで、洗濯物の測量の方法としては、一
般的に、モータ16を起動してから一定回転速度に達す
る迄の時間と高速回転からのモータ16電源を切って回
転ドラム2が慣性で回転している時間との関係から、収
容された洗濯物量を検出する。この場合、一定の回転ま
での立上時間と回転ドラム2が慣性で回り続ける時間が
長いほど洗濯物量が多く、逆に時間が短いほど少ないの
で、このような洗濯物重量と時間との関係のデータを予
めマイコンに格納しておき、この回り続ける時間を検出
して該データにより、容易に洗濯物重量を求めることが
できる。
【0041】この動作で洗濯物量が検出され制御装置2
1では洗濯物量に合った洗濯水を水槽4内に給水する。
しかし、給水量が多くなると投入口の上部に洗濯水が到
達し運転途中でドア23の開閉ができなくなる。この状
態を回避するため洗濯水の最大水位を投入口より低い位
置に設定している。
【0042】図5は洗濯槽4内の水位レベル例を示し、
図6は回転ドラム2洗濯量と給水水位の対応表である。
洗濯物重量が例えば標準洗濯容量の60%以上であれ
ば、図5の水位レベル「A」迄の高水位に給水する。ま
た、標準洗濯容量の40%以上であれば、水位レベル
「B」迄の中水位に給水する。また、標準洗濯容量の2
0%以上であれば、図5の水位レベル「C」迄の低水位
に給水する。
【0043】また、給水水位はフィルターケース9内に
設けられたエアートラップ24aから圧力スイッチ24
で検知し、洗濯物量に合った水量迄給水を行う。給水が
完了すると使用者が選んだ洗濯コースに従い運転され
る。
【0044】図4に示すように、使用者が洗濯物追加ス
イッチを選択することで途中追加動作に入る(ステップ
(以下、Sと略記する)1)。制御装置21では追加ス
イッチが選ばれたことでドラム駆動モータ16を切る信
号を出力部33に送り、作動リレー38を作動させて駆
動モータ16の通電を遮断する。駆動モータ16はドラ
ム2と内部洗濯物との慣性でしばらくの間回転を続け、
その回転はモータ内部に設けられたタコメータ16aで
制御装置21に信号として監視されドラム2が停止した
かどうかの判断としている(S3)。
【0045】タコメータ16aからの回転信号が無くな
ると制御装置21ではドラム2が停止したと判断し、洗
濯物の偏りを修正する動作を行う(S4)。ドラム2内
洗濯物の修正動作を図7により説明する。例えば、図7
の(a)は追加スイッチが押され、ドラム2が停止した
状態で一方向(図では右回転)に回転しながら停止した
場合であって、ドラム2内の洗濯物(符号39で示す)
が左側に偏り、ドラム2中心及び左側に洗濯物39がく
る。この状態では、投入口2a付近に洗濯物39が来る
ので洗濯物39を入れにくい。そこで、これを回避する
ため、制御装置21では洗濯物39の偏りを修正する動
作をドラム2の正回転・逆回転により行う。
【0046】すなわち、制御装置21では駆動モータ1
6を低速回転させ、モータに設けられたタコメータ16
aの回転信号(パルス)を読み取りドラム2を1/4回
転する。例えば、タコメータ16aが8極でプーリー・
モータ比が12:1の場合、制御装置21では24パル
ス[(12/4)*8]の信号を読み取ると1/4回転
したと判断する。そして、モータ16の回転方向を今ま
での方向とは逆方向に回転させるためモータ16の極性
をリレー38で切替える。水槽4内の水位が低下するま
でこのような正転・逆転の修正動作を数回行い、図7
(b)の状態にする。
【0047】上記の修正動作により、水面より多くの洗
濯物を水面上に出すことで水位が下がり、洗濯物追加後
での水位の上昇を制御する。制御装置21は安全のため
現在の水位を確認しドアロックの解除を判断するもので
ある(S5)。図5の水位レベルが「A」以下か否かを
判断する。
【0048】しかし、洗濯物質により水分の吸収されな
い物は水位を上げてしまい、投入口2aより上部に来る
場合がある。この状態ではドア開閉ができないため制御
装置21は洗濯物39の偏り修正を行ない、水槽4内の
水位をできるだけ下げる制御を行ない、排水弁11を開
け水槽4内の洗濯水を図5の「A」以下の水位まで本体
外に排水する(S6)。そして、排水により水位レベル
が前記「A」以下になったならば、排水弁11を停止し
(S7)、ドアロック解除を行い(S8)、ドア開閉を
可能とする。
【0049】ドア23を開けて洗濯物収容後(S9)、
ドア閉めをドアスイッチで点検し(S10)、運転スイ
ッチをオンして運転を開始すると(S11)、制御装置
21は排水前の水位レベルまで注水を行い運転中断前の
状態に戻して運転コースの続きを行う(S12)。
【0050】ここで、運転が開始されると制御装置21
はドアロック、重量検知を行いマイコン内部の記憶部に
記憶される。記憶されたデータは洗濯水量及び追加投入
のデータとして用いられる。すなわち、使用者が洗濯物
追加スイッチを選択することで途中追加動作に入り、制
御装置21では記憶したデータに対し追加可能かの判断
を行う。例えば、洗濯物量検知した容量が標準容量の半
分以上で有れば制御装置21は追加投入できない状態と
判断し(S2:No)、表示部に追加不可能を表示し警
報ブザーで使用者に投入できないことを知らしめる(S
13)。
【0051】以上のようにして、実施形態の全自動洗濯
機によれば、洗濯容量や水位制御によって投入口1a,
4aからの水漏れを防止でき、正確かつ安全に洗濯物の
追加投入が可能となり、入れ忘れによる洗い直しを防止
するとともに使用者の手間を省き節水やむだな時間を費
やすことが無くなる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明で
は次の効果を有する。従来は使用者が洗濯物を入れ運転
を開始すると運転終了迄洗濯物が追加できす、また、途
中で洗濯物が追加できないので、入れ忘れなどによる洗
濯物は再度、洗濯し直す方法しか無かった。これに対し
て、請求項1発明の洗濯機によれば、洗濯物量・洗濯水
量を検知し、洗濯水の最大水量を投入口より低い位置に
設定して、ドアの開閉を可能にするものなので、ドアの
開閉による水槽内の水漏れを防止し、洗濯工程を変更す
ること無くいつでも使用者が洗濯物を追加可能にでき
る。したがって、洗い残しによる手間を省くことが可能
となり節水や無駄な時間を費やすことが無くなる。
【0053】また、請求項1の発明では、水位がドア開
口部より上方にあった場合でも、洗濯水の水位を下げる
ことが可能となり、今まで途中追加ができなかった状態
に於いてもドアの開閉がおこなえ、正確に水量を制御
し、ドアの開放による水漏れを防止するとともに、洗濯
コースを変更すること無く洗濯物を簡単に追加できる。
これにより、洗い残しによる洗濯のやり直しを防止でき
手間を省くことが可能となり節水や時間浪費を最小限に
押さえることが可能となる。
【0054】請求項2の発明によれば、ドラムが所定回
転になったならば、ドラム回転方向を切り替え、例えば
ドラムを数回低速で正逆に1/4回転することでドラム
内に片寄った洗濯物が均等にドラム周囲に分散し、投入
口部分から洗濯物の投入が簡単に行えるようになる。ま
た、水槽内の水位が低下した所でドラムを停止するので
水面より洗濯物が多く突出するので、見かけ上の水位が
下がり投入後の洗濯水の溢れを防止することが可能とな
る。
【0055】請求項3の発明によれば、検知した洗濯物
量(容量)が所定の洗濯容量以上であれば、例えば標準
容量の半分以上で有れば、追加洗濯物追加モードに入る
のを阻止するものである。所定の洗濯容量以上になると
投入口部より上に、水分を含んだ洗濯物が位置すること
になり洗濯物からの水分が本体外に漏れる恐れが発生す
る。また、投入口が洗濯物で塞がれ使用者にとって非常
に入れにくい状態となり、洗濯水や濯ぎ水が使用者に付
いてしまう可能性があった。以上のように容量が増える
と不具合が生じ、使用者にとっての利点が無くなる。請
求項3によれば、これを防止するため容量が多い場合に
は追加投入を行わないようにする。また、請求項4によ
れば、追加動作のできない状態であることを使用者に伝
えるため表示及び警報ブザーにより知らしめる。
【0056】請求項5の発明によれば、駆動部からの回
転信号が無くなるまで投入ドアのロックを解除しないこ
とで、使用者の取り扱いによる不具合を防止することが
できる。脱水等のドラムが高速回転中に一時停止及び電
源「入」・「切」することでモータ駆動回路が切られド
アのロック解除が行われる。しかし、モータ駆動電源を
切ってもドラム及び内部の洗濯物量等で重さによる慣性
で高速回転が維持される。この状態でドアの開閉を行う
と洗濯物が本体外に飛び出すなどの不具合が生じる可能
性がある。以上のようにドラム回転の停止をモータから
の信号によって監視し信号が無くなった状態でロックを
解除するので確実に不具合の発生を防止できる。
【0057】請求項6の発明によれば、ドア開閉スイッ
チで開を支持するときに洗濯物の追加と判断する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全自動洗濯機の構成説明図で
あって、正面視縦断面図である。
【図2】図1の全自動洗濯機の側面視縦断面図である。
【図3】図1の全自動洗濯機の制御装置は回路ブロック
図である。
【図4】図1の全自動洗濯機の作動制御手順のフローチ
ャートである。
【図5】洗濯槽内の水位レベル例を示す断面図である。
【図6】回転ドラムの洗濯量と給水水位の対応表図であ
る。
【図7】洗濯物の偏り修正の説明図であって、(a)は
修正前を、(b)は修正後をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
1 全自動洗濯機本体 2 ドラム(回転ドラム) 4 水槽 5 高圧ホース 6 給水弁 7 循環ダクト 8 排水ダクト 10 循環ポンプ 11 排水弁 12 排水ホース 13 乾燥ユニット 20 操作パネル 21 制御装置 23 ドア 24 圧力スイッチ 30 電源部 31 信号入力部 32 制御部 33 出力部 34 負荷部 37 ドアロックスイッチ 38 作動リレー 39 洗濯物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−254284(JP,A) 特開 平9−192387(JP,A) 特開 平4−231997(JP,A) 特開 昭64−20895(JP,A) 実開 昭50−58575(JP,U) 実開 平5−35091(JP,U) 実公 平7−27028(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体内に弾性支持された水槽と、
    該水槽の前面側に開口した洗濯物の投入口と、該水槽内
    にその投入口に対応する投入口を開口して配設され、か
    つ、回転自在に支持され周壁に多数の小孔を有するドラ
    ムと、前記水槽の開口を開閉するドアと、前記ドラムを
    回転させる駆動部と、水槽内への給水部と、排水部とを
    備え、洗濯から乾燥までを前記ドラム内で行うドラム式
    全自動洗濯機に於いて、洗濯物の追加投入時に操作される追加スイッチと、 洗濯物の投入口に設けられたドアの開閉を検知するドア
    開閉スイッチと、 水槽内の水位を検知する水位検知部と、水槽内の水位が洗濯物投入口よりも上方にあることを前
    記水位検知部により検出した際、 ドアを閉じた状態に保
    持するドア閉鎖保持部と、前記追加スイッチを操作し洗濯物追加モードに設定した
    とき、前記水位検知部が洗濯物投入口より上方に水位が
    あることを検出した場合、前記 水位が洗濯物投入口より
    下方になるように洗濯水を排水し、かつ、排水後にドア
    の閉じた状態を解除する制御部とを有することを特徴と
    したドラム式全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 ドラムの回転を検知する回転検知部と、 駆動部によるドラムの回転・停止および回転方向を制御
    する制御部とを備え、 前記制御部は、追加スイッチが操作され洗濯物追加モー
    ドのときに、前記ドラムへの回転停止信号を出力し、該
    ドラムが所定回転数以下になったことを前記回転検知部
    が検出した際、前記回転ドラムを1/4の回転角度内で
    正、逆回転方向に反復回転させ、かつ、水槽水位が洗濯
    物投入口より下方であることを前記水位検知部が検知し
    た後に、駆動部の停止制御を行う ことを特徴とした請求
    項1記載のドラム式全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯物の重さを検出する洗濯物重量検出
    手段を設け、 検出されたドラム内の洗濯物重量が所定の洗濯容量以上
    で有れば、洗濯物の追加動作を行わないように洗濯物追
    加モードに入るのを阻止し、ドアの閉成状態を保持する
    制御部を有することを特徴とする請求項1または2に記
    載のドラム式全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 制御部の制御動作は、ドアを閉じた状態
    を保持し、表示・警告音で使用者に警告するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載のドラム式全自動洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 ドラムの回転検知部からドラム回転信号
    検知中はドア閉鎖保持部によるドアを閉じた状態の保持
    を解除しないようにしたことを特徴とする請求項記載
    のドラム式全自動洗濯機。
  6. 【請求項6】 ドア開閉スイッチで開を指示するときに
    洗濯物の追加と判断するようにしたことを特徴とする請
    求項1または2記載のドラム式全自動洗濯機。
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