JPH1153822A - ディスク,その識別方法・装置,その再生装置 - Google Patents

ディスク,その識別方法・装置,その再生装置

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JPH1153822A
JPH1153822A JP9224403A JP22440397A JPH1153822A JP H1153822 A JPH1153822 A JP H1153822A JP 9224403 A JP9224403 A JP 9224403A JP 22440397 A JP22440397 A JP 22440397A JP H1153822 A JPH1153822 A JP H1153822A
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JP
Japan
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area
security
disk
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disc
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JP9224403A
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Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00166Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which result in a restriction to authorised contents recorded on or reproduced from a record carrier, e.g. music or software
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  • Storage Device Security (AREA)
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正コピーを良好に識別するとともに、強固
なセキュリティを実現し、目視によっても簡単にディス
クを識別する。 【解決手段】リードイン領域12の内周側にあるバッフ
ァ領域にセキュリティ情報が記録されている。セキュリ
ティ領域22とリードイン領域12の間には、幅広の鏡
面領域20が形成されている。セキュリティ領域22内
のセクタ番号は、リードイン領域12内の1桁のセクタ
番号と異なっており、例えば100以上に設定されてい
る。このため、両者の識別は明確にできる。ピックアッ
プのビームスポットをバッファ領域まで移動させ、その
セキュリティ情報が読み取られる。このときの読取信号
をデコードして、予めメモリに格納されている内容と比
較し、ディスクを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク、その
識別方法・装置、その再生装置にかかり、特にTVゲー
ム用のソフトウエアが格納された光ディスクとその識別
及びその再生に好適なコピーセキュリティに対する改良
に関するものである。
【0002】
【背景技術】音声ソフトや映像ソフト、あるいはコンピ
ュータプログラムなどのソフト製品は、各種の記録媒
体、例えばフレキシブルディスクに対するコピーやパー
ソナルコンピュータのハードディスクに対するコピー、
あるいは改変を容易に行うことができ、著者権侵害が起
きやすいという特質がある。特にゲームなどのアプリケ
ーションソフトを中心に、多数の不正コピー品が横行し
ているのが現状である。
【0003】このため、従来からソフト製品の媒体には
不正コピーに対する防止措置が執られてきており、多数
の不正コピー防止技術が提案されている。これらの手法
を大別すると、信号的に不正コピーを識別する論理的手
法と、物理形状的に不正コピーを識別する物理的手法に
大別される。どちらも、基本的な発想としては、媒体自
体もしくは媒体外部に何らかの特異なコードを論理的も
しくは物理的に記録するようにし、これを読み取ること
で不正コピーが識別される。例えば、記録媒体にコピー
できない特異なコードを記録する。本来の情報である音
声・映像やプログラムなどの主情報をコピーできても、
特異コード部分はコピーされない。従って、再生時にそ
の特異コード部分を解読すれば、その解読の有無によっ
て不正コピー品と正規品を判別することができる。一般
的には、相当の設備を必要とする物理的手法のほうが、
簡単な設備で対応できる理論的手法よりも有効である。
【0004】例えば、特開平6−282931号公報に
は、CD−ROM中のアプリケーションプログラムから
再生したいCD−ROMのIDデータを読み込むととも
に、これを再生装置にセットされたCD−ROMのID
と比較し、一致したときにそのアプリケーションプログ
ラムを実行するようにしたCD−ROM再生装置が開示
されている。コピー不可能なIDデータとしては、CD
−ROMに記録されたカタログ番号や、CD−ROM上
の特定のファイルに記録された「ABC」のような文字
列が利用される。
【0005】また、通常とフォーマットを一部分変える
ことによって特異コードとし、通常の読み出し動作を行
うとエラーになるようにすることでコピー不能とした
り、あるいはコピーディスクの識別を行うようにする技
術があり、特開昭62−97104号,実開平3−14
771号などに開示されている。CDの例であるが、特
開平8−153342号公報には、リードイン領域の内
周側のバッファ領域に、時間情報の断絶による一種の特
異コードを記録した光ディスクが開示されている。更
に、特開平7−130134号公報には、ピット列によ
って目視できるロゴを形成した光ディスクが開示されて
いる。これによれば、ディスクの正規品と不正品の識別
を目視で簡便に行うことができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、不正コピー
の防止には、以下のような観点からの配慮が必要とされ
る。 (1)セキュリティ情報記録の基本的機能として、セキュ
リティ情報が主情報としては出力されず、外部から発見
できないようにすることが好ましい。すなわち、ディス
クデータの信号処理装置の外部から不可視なデータや、
SCSIなどの装置外のバスやOSレベルから見たとき
に無意味なデータをセキュリティデータとしてディスク
に記録し、主情報の処理装置から出力されないようにす
る。
【0007】(2)ディスクの処理装置から出力された主
情報のデータをもとに不正コピーのディスクを製造して
も、セキュリティ情報が複製されないようにする。ま
た、セキュリティ情報は、正規の処理装置で確実に読み
取ることができ、正常に再生処理を行うことができるよ
うにする。
【0008】(3)また、必須ではないが、ディスクの物
理的規格に準拠し、規格上の互換性を保てば、製造装置
の併用などディスク資源としての可能性が増して好まし
い。例えば、CDプレーヤやパソコンのCDーROMド
ライブなどに対応するディスクの物理的規格と同様の規
格とすることで、互換性を保つようにする。
【0009】また、特開平8−153342号公報に開
示された手法では、コピー防止コードが記録されている
光ディスクのバッファ領域はリードイン領域と同じトラ
ックピッチで隣接しており、該バッファ領域を光ディス
クプレーヤが通常のリードイン領域として誤って読み出
す可能性がある。また、目視で正規ディスクかどうかを
確認できると更に都合がよい。
【0010】この発明は、これらの観点から創案された
もので、その目的は、不正コピーを良好に識別してその
防止を図るとともに、簡便な設備で対応でき、更には互
換性も維持することである。他の目的は、セキュリティ
情報によって強固なセキュリティを実現することであ
る。更に他の目的は、目視によっても、簡単に正規品か
どうかを区別することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、情報領域と非情報領域を含むディスク
であって、前記非情報領域に形成されており、セキュリ
ティ情報が記録されているセキュリティ領域(22);こ
のセキュリティ領域と前記情報領域との間に、情報領域
におけるトラックピッチに対して十分な幅で形成された
鏡面領域(20);を備えたことを特徴とする。本発明の
ディスク識別方法は、前記セキュリティ領域の有無をチ
ェックするステップ(S24,S16,S22);このセキュリテ
ィ領域に記録されたセキュリティ情報をチェックするス
テップ(S18,S20);の少なくとも一方を備えたことを
特徴とする。
【0012】本発明のディスク識別装置は、前記セキュ
リティ情報が予め記録されたメモリ手段(66);前記セ
キュリティ情報を読み取る読取手段(52,54,56,58,60,6
2);これによる読取り結果を参照し、前記セキュリテ
ィ領域が存在しないとき、あるいは、読み取られたセキ
ュリティ情報が前記メモリ手段に格納されているセキュ
リティ情報と一致しないときに、そのディスクをコピー
であると識別する識別手段(64);を備えたことを特徴
とする。
【0013】更に、本発明のディスクの再生装置は、前
記識別装置を含み、前記識別手段によってディスクがコ
ピーであると識別されたときは、そのディスクを排除す
る排除手段(68,70)を備えたことを特徴とする。
【0014】この発明の前記及び他の目的、特徴、利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。最初に、本発明の理解を容易にする
ため、図2を参照しながら通常の光ディスクの領域構成
を説明する。ディスク10は、ディスク内周のリードイ
ン領域12、中間のデータ領域14、外周のリードアウ
ト領域16に分けられる。リードイン領域の更に内周に
は寸法上の余裕を見るため、バッファ領域17がある。
各領域は物理セクタの集合で、物理セクタにはディスク
の開始から終了まで、セクタ番号という通し番号が付い
ている。リードイン領域12には、ディスクの物理層管
理情報、主なものとして読み出し専用かどうか、書換可
能かどうか、 ユーザデータの開始セクタ番号などが記
録されている。すなわちディスク全体の管理情報であ
り、ユーザデータに依存しない情報が多い。バッファ領
域17はディスク管理等の情報領域としては未定義であ
り、その利用方法は任意である。
【0016】図1には、本形態のディスク構造が示され
ている。ディスク内周のリードイン領域12とバッファ
領域17は規格上重なり合っており、それだけ寸法上の
余裕をとっている。通常、リードイン領域12は規格の
寸法に準拠し、図1のように配置されている。リードイ
ン領域12よりも内周部分は単なる鏡面で、情報は記録
されていない。
【0017】本形態のディスク10は規格上自由に利用
できるバッファ領域17を利用し、リードイン領域12
よりも更に内周のセキュリティ領域22の部分にセキュ
リティ情報を記録する。両者の間には鏡面領域20を形
成し、その鏡面の幅を大きくとる。この幅は、例えば1
mm程度,すなわち、情報領域(データ領域14)におけ
るトラックピッチに対して十分な幅で形成される。これ
は、リードイン領域12におけるピックアップ移動量で
は越えられない隔離した位置にセキュリティ領域22を
置くためである。このようにすることで、ピックアップ
が偶然にセキュリティ領域方向にシークしたとしても、
セキュリティ情報を読むことができない。このため、デ
ィスク10をコピーしようとしてもリードイン領域12
以降しかコピーできない。従って、コピーディスクには
セキュリティ領域が存在しないため、本形態の再生機で
はセキュリティ情報が読み込めない。これによって、コ
ピー品が識別される。
【0018】図3は図1のディスク10の外観である。
リードイン、データ、リードアウト、セキュリティの各
領域12,14,16,22の部分はピット列が刻まれ
ているため、細かい反射に見える。このため、上述した
鏡面領域20とは反射の感じが異なり、はっきりと目視
で識別できる。不正コピーしたディスクにはセキュリテ
ィ領域22がないが、これを反射の感じから目視で識別
することができる。
【0019】次に、セキュリティ領域22のセクタ番号
について、図4を参照しながら説明する。リードイン領
域12では、セクタ番号が「3」,「4」,……と1桁
の数字から始まっている。一方、セキュリティ領域22
は、リードイン領域12と同様の通常フォーマットに準
拠している。しかし、セキュリティ領域22内のセクタ
番号は、本形態では「100」以上に設定されている。
従って、セクタ番号を検出すれば、リードイン領域12
とセキュリティ領域22の識別は明確にできる。また、
セキュリティ領域22内の各セクタには、例えばセキュ
リティ情報として「TRUE」と記録されている。これ
を検出して、予めメモリ手段に記録されているデータと
比較することでも、正規ディスクかどうかの識別が可能
である。
【0020】次に、図5を参照しながら、本形態にかか
る識別・再生装置の構成を説明する。同図において、デ
ィスク50に記録されたピット列データを読み取るため
のピックアップ54の信号出力側は、リードアンプ52
に接続されている。リードアンプ52の信号出力側は、
RF信号処理系60に接続されている。RF信号処理系
60の出力側は、一方において復号処理系70を介して
後処理系(図示せず)に接続されている。RF信号処理
系60は、ディスクプロセッサ64とサーボ処理系62
にも接続されている。前記サーボ処理系62のサーボ出
力側は、それぞれのドライバ58,59を介してピック
アップ54やスピンドルモータ56にフィードバックさ
れている。ホストプロセッサ68は、ディスクプロセッ
サ64や復号処理系70に接続されている。
【0021】以上各部のうち、ピックアップ54は、デ
ィスク50の信号記録面からピット列データを読み取る
ためのものである。RF信号処理系60では、ピックア
ップ54で読み込まれたデータのデインターリープ、誤
り訂正、デコードなどの処理が行われる。復号処理系7
0では、デコードされたメインデータの復号がMPEG
などの規格に沿って行われ、これによって画像信号や音
声信号が得られる。一方、サーボ処理系62では、アン
プ52からの入力信号に基づいて、ピックアップ54の
光ビームがピット列をトレースするように、ピックアッ
プ54及びスピンドルモータ56のサーボ制御が行われ
る。
【0022】このようなディスク制御には、専用のディ
スクプロセッサ64が使用される。他方、例えばゲーム
用のメインCPUとしてホストプロセッサが設けられて
おり、ディスクプロセッサ64と分業が行われている。
また、ディスクプロセッサ64のメモリ66には、セキ
ュリティ情報が予め格納されている。セキュリティ情報
としては、例えば「TRUE」と記録されているとす
る。
【0023】次に、本形態の特徴的な動作であるディス
ク識別の動作について、図6のフローチャートを用いて
説明する。ディスク50がセットされると(図6、ステ
ップS10のY)、ディスクデータ読み込みのための初
期設定が行われる(ステップS12)。具体的には、ス
ピンドルモータ56によってディスク50を回転させる
とともに、サーボ処理系62によるサーボ制御を行って
ピックアップ54によるピット列データの読出しが可能
な状態とする。ディスクプロセッサ64は、ピックアッ
プ54からレーザ光を出力してリードイン領域12にア
クセスするよう動作指示を行う(ステップS14)。通
常のピックアップは、初期状態では、図2のリードイン
領域12のどこかに位置決めされているため、リードイ
ン領域12を読み込む。リードイン領域12のセクタ番
号は、前記のように1桁である。
【0024】ここで、ディスクプロセッサ64は、ピッ
クアップ54をリードイン領域12よりも内周にシーク
するよう指示する(ステップS24)。ところで、リー
ドイン領域12とセキュリティ領域22の間には、情報
領域のピット列のトラックピッチに対して十分な幅で鏡
面領域20が形成されている。このため、1回のシーク
動作でリードイン領域12からセキュリティ領域22に
アクセスすることはできない。従って、内周側へのシー
ク動作を複数回行うことで、鏡面領域20を越えてセキ
ュリティ領域22にアクセスする(ステップS24→S
16→S22→S24のループ)。そして、所定回数の
シーク動作を行ったにもかかわらず、番号「100」以
上のセクタに到達できなかったときは(ステップS16
のN,S22のY)、セキュリティ領域22が存在せ
ず、そのディスクはコピー品であると認識し、ディスク
を排出する(ステップS26)。
【0025】一方、以上のシーク動作の結果、番号が
「100」以上のセクタに到達したときは(ステップS
16のY)、そのセクタに記録されているセキュリティ
情報が読み込まれる(ステップS18)。ピックアップ
54によって読み込まれたセキュリティ情報の信号は、
リードアンプ52を介してRF信号処理系60のデユー
ダ(図示さず)に供給され、ここで解読されて、ディス
クプロセッサ64に出力される。ディスクプロセッサ6
4では、入力された解読結果と、メモリ66に予め格納
されていたセキュリティ情報とが一致するかどうか判断
される。その結果、両者が一致しないときは(ステップ
S20のN)、そのディスクはコピー品であると識別
し、ディスクを排出する(ステップS26)。逆に、両
者が一致したときは(ステップS20のY)、そのディ
スクは正規品であると判断され、通常再生を行う(ステ
ップS28)。例えば、データ領域14のユーザファイ
ルを読み込んでゲームアプリケーションを起動するなど
の動作が行われる。
【0026】これにより、次のような効果が得られる。 (1)通常アクセスしない非情報領域の部分にセキュリテ
ィ情報が記録されている。このため、本形態のディスク
をコピーしたとしてもセキュリティ情報を検出すること
はできず、従って主情報は再生されない。このように、
極めて有効なコピー防止が可能となる。
【0027】(2)物理セクタ単位の記録なので、ピット
ウォブルのようなアナログ的に操作する機能をディスク
製造装置に付加する必要がない。ディスク製造装置に
は、非情報領域への記録機能を追加するのみでよく、比
較的簡便な設備で対応できる。ディスク製造コストも安
価である。
【0028】(3)ディスクのタイトルやロットによっ
て、セキュリティ情報の有無や内容を変更することが可
能であり、更に変更処理を製造ライン上で実時間で行う
こともできる。また、それらの組み合わせによって多数
のセキュリティ情報の種類を作ることができ、いくらで
も強固なセキュリティを実現できる。即ち、たとえ1枚
のディスクのセキュリティ情報が解析されたとしても、
他のロットや製品ではセキュリティ情報が異なるため、
全部の製品のセキュリティ情報が一度に解析される恐れ
はない。
【0029】(4)リードイン領域とセキュリティ領域と
の間に、通常の再生機ではシークできない幅の広い鏡面
による隔離領域が形成されている。このため、セキュリ
ティ領域にアクセスできず、解析は非常に困難である。
【0030】(5)上記幅の広い鏡面領域とセキュリティ
領域が目視で確認できるため、識別機を必要とすること
なく正規ディスクかどうかを肉眼で確認することもで
き、非常に簡便である。また、このような領域構成は、
単なる意匠上のものであるかの如く観察される。このた
め、セキュリティに関係するものであることに気付かれ
難いという利点もある。
【0031】(6)主情報の再生装置は通常のものと同様
であるため、LSI化されたものをそのまま使用するこ
とができる、ディスク識別には、ディスクプロセッサの
ファームウエアのみの改良で対応でき、コスト的に有利
である。
【0032】(7)主情報と関係しない非情報領域の操作
であり、ユーザデータに一切加工を施していない。従っ
て、ユーザデータの信頼性はそのまま確保される。
【0033】この発明には数多くの実施形態があり、以
上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。
例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記形態では、セクタ番号によるセキュリティ領域
有無のチェックと、セキュリティ情報の内容のチェック
を行ったが、いずれか一方のみを行うようにすること
で、装置構成を簡略化することができる。また、前記形
態では、セキュリティ情報のフォーマットと情報領域の
フォーマットを同一としたが、このようにすると共通の
データデコーダを使用することができるという利点があ
る。しかし、両者を別個のフォーマットとすると、デコ
ーダは別個のものを用意する必要があるが、セキュリテ
ィ情報の解析がより困難となるという利点が生ずる。
【0034】(2)前記形態は片面ディスクの例である
が、これを両面張り合わせ構造のディスクに各面にそれ
ぞれ適用してもよい。
【0035】(3)前記形態は、一般的な光ディスクを例
としたが、非情報領域が存在すれば、CD−ROM,ミ
ニディスク,MOディスク,DVD(Digital Video Di
sc)−ROM、磁気ディスクなど各種の記録媒体に適用
可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常使用しないバッファ領域にセキュリティ情報を記録
し、バッファ領域とリードイン領域の間に幅の広い鏡面
領域を配置することとしたので、次のような効果があ
る。 (1)不正コピーを良好に識別してその防止を図ることが
できる。 (2)簡便な設備で対応でき、更には互換性も維持するこ
とができ。 (3)目視によっても、簡単に正規品と不正品とを区別す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態のディスク領域構成を示す図で
ある。
【図2】背景技術のディスクを示す外観図である。
【図3】前記形態のディスクを示す外観図である。
【図4】本形態のディスクのセクタ構成を示す図であ
る。
【図5】本形態の識別・再生装置の主要部を示すブロッ
ク図である。
【図6】前記識別・再生装置におけるディスクプロセッ
サの主要動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,30,50…ディスク 12…リードイン領域 14…デーダ領域 16…リードアウト領域 17…バッファ領域 18…情報領域 20…鏡面領域 22…セキュリティ領域 52…リードアンプ 54…ピックアップ 56…スピンドルモータ 58,59…ドライバ 60…RF信号処理系 62…サーボ処理系 64…ディスクプロセッサ 66…セキュリティデータ記憶メモリ 68…ホストプロセッサ 70…復号処理系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G11B 7/00 G11B 7/00 R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報領域と非情報領域を含むディスクであ
    って、 前記非情報領域に形成されており、セキュリティ情報が
    記録されているセキュリティ領域;このセキュリティ領
    域と前記情報領域との間に、情報領域におけるトラック
    ピッチに対して十分な幅で形成された鏡面領域;を備え
    たことを特徴とするディスク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクの識別方法で
    あって、 前記セキュリティ領域の有無をチェックするステップ;
    このセキュリティ領域に記録されたセキュリティ情報を
    チェックするステップ;の少なくとも一方を備えたこと
    を特徴とするディスクの識別方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスクの識別装置で
    あって、 前記セキュリティ情報が予め記録されたメモリ手段;前
    記セキュリティ情報を読み取る読取手段;これによる読
    取り結果を参照し、前記セキュリティ領域が存在しない
    とき、あるいは、読み取られたセキュリティ情報が前記
    メモリ手段に格納されているセキュリティ情報と一致し
    ないときに、そのディスクをコピーであると識別する識
    別手段;を備えたことを特徴とするディスクの識別装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の識別装置を含み、前記識
    別手段によってディスクがコピーであると識別されたと
    きは、そのディスクを排除する排除手段を備えたことを
    特徴とするディスク再生装置。
JP9224403A 1997-08-06 1997-08-06 ディスク,その識別方法・装置,その再生装置 Pending JPH1153822A (ja)

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JP9224403A JPH1153822A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 ディスク,その識別方法・装置,その再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005001823A1 (en) * 2003-06-28 2005-01-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Information storage medium and method and apparatus for recording/reproducing data

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WO2005001823A1 (en) * 2003-06-28 2005-01-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Information storage medium and method and apparatus for recording/reproducing data
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