JPH1151454A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JPH1151454A
JPH1151454A JP9224318A JP22431897A JPH1151454A JP H1151454 A JPH1151454 A JP H1151454A JP 9224318 A JP9224318 A JP 9224318A JP 22431897 A JP22431897 A JP 22431897A JP H1151454 A JPH1151454 A JP H1151454A
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JP
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fan motor
rotation speed
target rotation
air conditioner
circuit
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JP9224318A
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Masaru Matsuzaki
勝 松崎
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Fujitsu General Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、ファンモータの負荷変
動による同ファンモータの運転停止を防止し、ファンモ
ータの適切な制御を可能とする。 【解決手段】 直流電圧をインバータ回路3でスイッチ
ングしてファンモータ4に印加して目標回転数に制御す
る。このとき、シャント抵抗R1に流れる電流に応じて
ホトカプラ回路10のホトトランジスタがオン、オフ
し、このオンにより積分回路11の出力電圧が降下し、
ホトトランジスタがオフすると、積分回路11の出力電
圧が上昇する。マイクロコンピュータ13はその積分回
路11の出力電圧をA/D変換ポートを介して入力して
検出する(インバータ回路3の入力電流を検出する)。
その検出出力電圧が複数ゾーンのうち何れのゾーンに入
っているか否かを判断して前記目標回転数を可変し、あ
るいは前記ファンモータの運転を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機等に用
いるファンモータを駆動するインバータ手段の過電流保
護技術に係り、特に詳しくは負荷変動によるファンモー
タの運転停止を防止する空気調和機の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機には、商用の交流電
源を直流電源に変換し、この変換直流電源をインバータ
手段で任意の交流電圧に変換してファン(室外ファン)
のモータに供給するタイプのものがある。
【0003】このタイプの空気調和機は、図3に示す構
成をしており、交流電源1を交流・直流変換部2で直流
電源に変換してインバータ回路3に供給する。インバー
タ回路3は、例えば複数のトランジスタとダイオードを
それぞれ並列に接続し、かつ三相ブリッジに接続したも
のであり、入力直流電源を三相交流に変換してファンモ
ータを駆動する三相のモータ4に印加し、モータ4を駆
動する。このとき、制御回路5は前記インバータ回路3
を制御してファンモータ4を目標回転数に制御する。な
お、制御回路5は、インバータ回路3のトランジスタを
駆動するためにマイクロコンピュータ5aおよび駆動回
路等を備えている。
【0004】また、前記空気調和機はインバータ回路3
の入力過電流を保護するために過電流保護回路を備えて
おり、この過電流保護回路はシャント抵抗R1および同
シャント抵抗R1に流れる過電流を検出する過電流検出
回路6からなる。そして、この過電流検出回路6の出力
信号がマイクロコンピュータ5aの入力ポートに入力し
ており、マイクロコンピュータ5aは入力信号により入
力電流が過電流値に達していると判断した場合ファンモ
ータ4の運転を停止し、つまりインバータ回路3の制御
を止める。このようにして、インバータ回路3の入力電
流が過電流値に達すると、ファンモータ4の運転を停止
するため、インバータ回路3やファンモータ4の破損等
を防止することができ、安全性を確保することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記空気調
和機の制御方法において、過電流検出回路6としては例
えばホトカプラ回路を用いており、回路等の異常により
シャント抵抗R1に流れる電流が過電流状態になると、
そのホトカプラ回路のホトトランジスタがオンする。こ
のホトトランジスタがオンすると、過電流状態であると
判断してファンモータ4の運転を止め、またそのホトト
ランジスタがオフしていれば、過電流でないと判断して
ファンモータ4の運転を継続する。
【0006】しかし、ファンモータ4の負荷状態によっ
てもインバータ回路3の入力電流が増減し、例えば突風
や逆風により負荷が大きくなると、ファンモータ4のト
ルクを補うためにインバータ回路3の入力電流が増大す
るため、前記ホトカプラ回路のホトトランジスタがオン
することになる。したがって、負荷変動によっても、ホ
トカプラ回路のホトトランジスタがオンし、ファンモー
タ4の運転を停止することになり、つまり回路等が異常
な状態でなくとも、過電流保護機能が動作するという不
具合が生じ、ひいては室内環境が悪化することになる。
【0007】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は負荷変動によって過電流保護が動作す
るという不具合を解消することができ(運転停止を防止
することができ)、また回転数を目標回転数に最大限に
近づけるという適切な制御を行うことができ、ひいては
室内環境の悪化を防止することができるようにした空気
調和機の制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は少なくとも直流電圧をインバータ手段で
スイッチングしてファンモータに印加し、前記ファンモ
ータを目標回転数に制御する一方、前記インバータ手段
の入力電流が過電流値に達すると、前記ファンモータの
運転を停止して過電流保護を行う空気調和機の制御方法
であって、前記入力電流に応じて前記目標回転数を所定
値だけ可変するようにしたことを特徴としている。この
場合、前記入力電流が前記過電流値付近まで上がったと
きには前記目標回転数を所定値だけ下げ、しかる後前記
入力電流が低下したときには前記目標回転数を所定値だ
け上げて前記目標回転数をもとの目標回転数(基本の目
標回転数)に戻すと好ましい。
【0009】この発明は少なくとも直流電圧をインバー
タ手段でスイッチングしてファンモータに印加し、前記
ファンモータを目標回転数に制御する一方、前記インバ
ータ手段の入力電流が過電流値に達すると、前記ファン
モータの運転を停止して過電流保護を行う空気調和機の
制御方法であって、前記インバータ手段の入力過電流を
検出するための過電流保護回路は積分回路を有し、前記
ファンモータを制御するマイクロコンピュータはA/D
変換ポートを有しており、前記積分回路の出力電圧を前
記マイクロコンピュータのA/D変換ポートに入力して
前記インバータ手段の入力電流を電圧で検出するととも
に、該検出電圧が複数ゾーンのうち何れのゾーンに入っ
ているか否かを判断し、該判断したゾーンにしたがって
前記目標回転数を所定値だけ可変し、あるいは前記ファ
ンモータの運転を停止するようにしたことを特徴として
いる。この場合、前記検出電圧が過電流保護動作時の電
圧に近いゾーンに入っているときには前記目標回転数を
所定値だけ下げ、しかる後前記検出電圧が過電流保護動
作時の値より離れたゾーンに入っているときには前記目
標回転数を所定値だけ上げると好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1および図2を参照して詳しく説明する。なお、図1
中、図3と同一部分および相当部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。この発明の空気調和機の制御方
法は、室外機のファンモータを駆動するインバータ手段
の入力電流を検出し、この検出電流によりファンモータ
の目標回転数を補正し、インバータ手段の入力電流の増
加を抑えるようにすれば、負荷変動によって過電流保護
が動作するという不具合を解消することができることに
着目し、過電流検出回路のホトカプラ回路の出力に設け
た積分トリップ回路の出力電圧をマイクロコンピュータ
のA/D変換ポートに入力し、インバータ手段の入力電
流を検出、監視し、ファンモータの負荷状態に応じて目
標回転数を可変し、負荷大により入力電流が大きくなっ
ても、目標回転数を下げ、過電流保護動作によるファン
モータの運転停止を防止する。
【0011】そのため、図1に示すように、この空気調
和機の制御方法が適用される制御装置は、シャント抵抗
R1および抵抗R2,R3でインバータ回路3の入力電
流を電圧の形で検出し、この検出電圧によりホトカプラ
回路10のホトトランジスタをオン、オフし、このホト
トランジスタのオンにより積分トリップ回路(コンデン
サCおよび抵抗R4による積分回路)11の出力電圧V
を下げ、そのホトトランジスタのオフにより積分トリッ
プ回路11の出力電圧Vを上げ、この出力電圧Vを制御
回路5に出力する過電流検出回路12と、その出力電圧
VをA/D変換ポート13aに入力してインバータ回路
の入力電流を検出し、この検出入力電流(出力電圧V)
が下記表1のいずれのゾーンに入っているか否かを判断
し、この判断したゾーンに応じてファンモータ4の目標
回転数を所定値可変するマイクロコンピュータ13とを
備えている。
【0012】
【表1】
【0013】前記表1において、積分回路11の出力電
圧Vが4.8Vないし5Vの範囲(ゾーン1)である場
合現目標回転数を+5rpmとし(5rpm上げ)、そ
の出力電圧Vが4Vないし4.8Vの範囲(ゾーン2)
である場合現目標回転数−5rpmとし(5rpm下
げ)、その出力電圧Vが3Vないし4Vの範囲(ゾーン
3)である場合現目標回転数を−10rpmとし(−1
0rpm下げ)、その出力電圧Vが過電流値に対応する
3V以下(ゾーン4)にある場合ファンモータ4の運転
を停止する。
【0014】なお、マイクロコンピュータ13は、前記
表1を内部メモリに記憶しており、また図3に示すマイ
クロコンピュータ5がA/D変換ポートを備えていれば
同マイクロコンピュータ5で兼用することができる。積
分回路11は、ホトカプラ回路10のホトトランジスタ
のオンにより作動し、そのホトトランジスタがオンのま
まであると、出力電圧Vを所定時間でほぼ2V程度まで
降下する。
【0015】次に、前記構成とした空気調和機の制御装
置の動作を図2のフローチャート図を参照して説明する
と、所定指令(例えば室内機からの運転指令)を受けた
制御回路5のマイクロコンピュータ13がファンモータ
4を目標回転数に制御するものとする。このとき、マイ
クロコンピュータ13はファンモータ4を目標回転数と
するために、インバータ回路3を所定に制御してファン
モータ4に必要な電圧を印加する一方、図2に示すルー
チンを一定時間毎に実行する。
【0016】まず、ファンモータが運転中であることか
ら、ステップST1からST2に進み、A/D変換ポー
ト13aの入力(積分回路11の出力電圧V)を検出
し、この検出出力電圧Vが前記表1のゾーン1ないし4
の何れに入っているか否かを判断する。この場合、前記
出力電圧Vがゾーン1に入っているか否かを判断する
(ステップST3)。例えば、インバータ回路3の入力
電流がそれほど増大する傾向になく、出力電圧Vが4.
8Vないし5Vの範囲であると、出力電圧Vはゾーン1
と判断する。
【0017】続いて、出力電圧Vがゾーン1にあること
から、ファンモータ4の現目標回転数が予め設定した目
標回転数(基本の目標回転数)より低いか否か、つまり
後述する目標回転数の可変により現目標回転数が基本の
目標回転数より低く補正されているか否かを判断する
(ステップST4)。ファンモータ4の現目標回転数が
基本の目標回転数以上であるときには、つまり現目標回
転数が基本の目標回転数であり、あるいは後述する処理
で高めの回転数に補正されているときには、ファンモー
タ4の負荷が大きくなく、インバータ回路3の入力電流
の増大もないとして当該ルーチンを終了するが、一定時
間後に再度当該ルーチンを実行する。
【0018】また、ファンモータ4の現目標回転数が基
本の目標回転数より低いときには、つまり現目標回転数
が後述する処理で低めになっているときには、ファンモ
ータ4の負荷が変動し、インバータ回路3の入力電流が
変動しているとして、ステップST4からST5に進
み、所定時間待機する。この所定時間経過後にステップ
ST2に戻り、前述した処理を繰り返し、つまり出力電
圧V(インバータ回路3の入力電流)を監視する。前記
所定時間が経過しても、出力電圧Vがゾーン1に入って
いるときには、負荷変動が小さくなっているものとし、
ファンモータ4の現目標回転数を基本の目標回転数に戻
す処理を行う(ステップST6)。なお、現目標回転数
が基本の目標回転数である場合にはその処理を行うこと
なく、当該ルーチンを終了し、所定時間後に再度当該ル
ーチンを実行する。
【0019】例えば、突風や逆風によりファンモータ4
の負荷が大きく変動し、前記インバータ回路3の入力電
流が増大すると、ホトカプラ回路10のホトカプラがオ
ンする。これにより、積分回路11の出力電圧Vが降下
し、例えば4Vないし4.8Vの範囲(ゾーン2)に入
ると(ステップST2)、ステップST3からST6に
進み、前記表1にしたがってファンモータ4の現目標回
転数を−5rpmだけ下げ、つまり現目標回転数を下げ
る処理を行う。
【0020】また、積分回路11の出力電圧Vが3Vな
いし4Vの範囲(ゾーン3)に入ると(ステップST
2)、ステップST3からST6に進み、前記表1にし
たがってファンモータ4の目標回転数を−10rpmだ
け下げ、つまり現目標回転数を大きく下げる処理を行
う。
【0021】前記突風や逆風により負荷変動が生じてい
る場合、前記目標回転数を下げることにより、前記イン
バータ回路3の入力電流が低下する。そして、前述した
ように、出力電圧Vがゾーン1に入ると(ステップST
2)、ステップST3からST6に進み、前記表1にし
たがってファンモータ4の目標回転数を+5rpmだけ
上げ、つまり現目標回転数を上げる処理を行う。したが
って、現目標回転数をもとの目標回転数(基本の目標回
転数を含む)に戻すことができる。
【0022】一方、積分回路7の出力電圧が3V以下
(ゾーン4)に入ると(ステップST2)、ステップS
T3からST6に進み、入力電流の増大が負荷変動によ
るものでなく、本来の過電流状態が起こっているものと
判断し、前記表1にしたがってファンモータ4の運転を
停止する。
【0023】このように、ファンモータ4の運転中に一
定時間毎に図2に示すルーチンを実行することにより、
インバータ回路3の入力電流の増減を監視し、ファンモ
ータ4の負荷変動に応じてファンモータ4の目標回転数
を可変する。したがって、突風や逆風により負荷が変動
している場合、インバータ回路3の入力電流の増大を抑
えることができ、つまり過電流保護機能によってファン
モータ4の運転を停止するという不具合を解消すること
ができ(運転停止を防止することができ)、また回転数
を目標回転数に最大限に近づけることができ、ひいては
室内環境の悪化を防ぐことができる。
【0024】また、前記目標回転数の可変にかかわら
ず、インバータ回路3の入力電流が増大したときにはフ
ァンモータ4の運転を停止する。したがって、本来の過
電流保護機能も確実に発揮させることができる。さら
に、前記過電流検出回路12は従来の回路(図3に示す
過電流回路6;詳細を省略)と同じ構成で済ませること
が可能であり、またA/D変換ポートを有するマイクロ
コンピュータを用いることができることから、低コスト
で済ませられる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この空気調和機の
制御方法の請求項1記載の発明によると、ファンモータ
を目標回転数に制御する一方、前記ファンモータを駆動
するインバータ手段の入力電流が過電流値に達すると、
前記ファンモータの運転を停止して過電流保護を行う空
気調和機の制御方法であって、前記入力電流に応じて前
記目標回転数を所定値だけ可変するようにしたので、フ
ァンモータが空気調和機の室外ファンモータである場
合、突風が逆風によりファンモータの負荷が変動して
も、目標回転数を下げて入力電流の上昇を抑えることが
できるため、ファンモータの運転を停止せずに済み(目
標回転数で運転を継続することができ)、つまり負荷変
動によって過電流保護機能が動作するという不具合を解
消することができ、ひいては室内環境の悪化を防止する
ことができるという効果がある。
【0026】請求項2記載の発明によると、請求項1に
おいて前記入力電流が前記過電流値付近まで上がったと
きには前記目標回転数を所定値だけ下げ、しかる後前記
入力電流が低下したときには前記目標回転数を所定値だ
け上げて前記目標回転数をもとの目標回転数(基本の目
標回転数)に戻すようにしたので、請求項1の効果に加
え、前記目標回転数を所定値下げたことにより前記入力
電流が低下すると、現目標回転数をもとの目標回転数
(基本の目標回転数)に戻るため、回転数を目標回転数
に最大限に近づけるという適切な制御を行うことがで
き、ひいては室内環境の悪化を防止することができると
いう効果がある。
【0027】請求項3記載の発明によると、ファンモー
タを目標回転数に制御する一方、前記ファンモータを駆
動するインバータ手段の入力電流が過電流値に達する
と、前記ファンモータの運転を停止して過電流保護を行
う空気調和機の制御方法であって、前記インバータ手段
の入力過電流を検出するための過電流保護回路は積分回
路を有し、前記ファンモータを制御するマイクロコンピ
ュータはA/D変換ポートを有しており、前記積分回路
の出力電圧を前記ファンモータのA/D変換ポートに入
力して前記インバータ手段の入力電流を電圧で検出する
とともに、該検出電圧が複数ゾーンのうち何れのゾーン
に入っているか否かを判断し、該判断したゾーンにした
がって前記目標回転数を所定値だけ可変し、あるいは前
記ファンモータの運転を停止するようにしたので、ファ
ンモータが空気調和機の室外ファンモータである場合、
突風が逆風によりファンモータの負荷が変動しても、そ
の負荷変動に応じて目標回転数をきめ細かく可変するこ
とができるため、ファンモータの運転を停止せずに済み
(運転を継続することができ)、つまり負荷変動によっ
て過電流保護機能が動作するという不具合を解消するこ
とができ、ひいては室内環境の悪化を防止することがで
き、また検出電圧が過電流値に達したときにはファンモ
ータの運転を停止して過電流保護を行うことができると
いう効果がある。
【0028】請求項4記載の発明によると、請求項3に
おいて前記検出電圧が過電流保護動作時の電圧に近いゾ
ーンに入っているときには前記目標回転数を所定値だけ
下げ、しかる後前記検出電圧が過電流保護動作時の値よ
り離れたゾーンに入っているときには前記目標回転数を
所定値だけ上げるようにしたので、請求項3の効果に加
え、前記目標回転数を所定値下げたことにより前記入力
電流が低下すると、現目標回転数が所定値上げるため、
回転数を目標回転数に最大限に近づけるという適切な制
御を行うことができ、ひいては室内環境の悪化を防止す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示し、空気調和機の
制御方法を適用した制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
【図3】従来の空気調和機の制御装置の概略的ブロック
線図。
【符号の説明】
1 交流電源 2 交流・直流変換部 3 インバータ回路 4 ファンモータ 5 制御回路 6,12 過電流検出回路 10 ホトカプラ回路 11 積分トリップ回路(積分回路) 13 マイクロコンピュータ 13a A/D変換ポート C コンデンサ R1 シャント抵抗 R2,R3,R4 抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも直流電圧をインバータ手段で
    スイッチングしてファンモータに印加し、前記ファンモ
    ータを目標回転数に制御する一方、前記インバータ手段
    の入力電流が過電流値に達すると、前記ファンモータの
    運転を停止して過電流保護を行う空気調和機の制御方法
    であって、前記入力電流に応じて前記目標回転数を所定
    値だけ可変するようにしたことを特徴とする空気調和機
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記入力電流が前記過電流値付近まで上
    がったときには前記目標回転数を所定値だけ下げ、しか
    る後前記入力電流が低下したときには前記目標回転数を
    所定値だけ上げて前記目標回転数をもとの目標回転数
    (基本の目標回転数)に戻すようにした請求項1記載の
    空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも直流電圧をインバータ手段で
    スイッチングしてファンモータに印加し、前記ファンモ
    ータを目標回転数に制御する一方、前記インバータ手段
    の入力電流が過電流値に達すると、前記ファンモータの
    運転を停止して過電流保護を行う空気調和機の制御方法
    であって、前記インバータ手段の入力過電流を検出する
    ための過電流保護回路は積分回路を有し、前記ファンモ
    ータを制御するマイクロコンピュータはA/D変換ポー
    トを有しており、前記積分回路の出力電圧を前記マイク
    ロコンピュータのA/D変換ポートに入力して前記イン
    バータ手段の入力電流を電圧で検出するとともに、該検
    出電圧が複数ゾーンのうち何れのゾーンに入っているか
    否かを判断し、該判断したゾーンにしたがって前記目標
    回転数を所定値だけ可変し、あるいは前記ファンモータ
    の運転を停止するようにしたことを特徴とする空気調和
    機の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記検出電圧が過電流保護動作時の電圧
    に近いゾーンに入っているときには前記目標回転数を所
    定値だけ下げ、しかる後前記検出電圧が過電流保護動作
    時の値より離れたゾーンに入っているときには前記目標
    回転数を所定値だけ上げるようにした請求項3記載の空
    気調和機の制御方法。
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