JPH0670498U - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0670498U
JPH0670498U JP009880U JP988093U JPH0670498U JP H0670498 U JPH0670498 U JP H0670498U JP 009880 U JP009880 U JP 009880U JP 988093 U JP988093 U JP 988093U JP H0670498 U JPH0670498 U JP H0670498U
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典幸 葛山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電流保護レベルと電流制限レベルとの間に
余裕を持たせて装置が運転停止することがなくなるよう
にする。 【構成】 電流検出回路19は、インバータ主回路16
の通電電流を検出する。レベル設定回路20は出力周波
数信号frに基いてこれに比例した信号を電流制限レベ
ルの信号として制御回路18に与える。制御回路18
は、インバータ主回路16に対し、通常はスイッチング
素子15に制御信号を与えて交流電動機17に交流出力
を給電し、その通電電流が電流制限レベルを超えると電
流制限動作を行う。この動作は、出力周波数が低いほど
低い通電電流に対して実行されるので、電圧周波数比や
加速時間の調整を誤った場合でも通電電流が過電流保護
レベルに達する前に電流制限を行って装置を運転停止さ
せることがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、負荷への通電電流が過大となってインバータ主回路のスイッチング 素子が破壊に至るのを保護する機能を有するインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のインバータ装置としては、例えば、図4および図5にに示すようなも のがある。すなわち、インバータ装置1は、交流電源2から整流回路3および平 滑コンデンサ4を介して整流平滑された直流出力を、6個のスイッチング素子5 aを三相ブリッジ接続してなるインバータ主回路5を介して所定周波数の交流出 力に変換して負荷としての例えば交流電動機6に与えるものである。インバータ 主回路5は制御回路7からスイッチングの制御信号が与えられるようになってお り、そのオンオフタイミングにより所望の周波数および電圧を有する交流電源を 交流電動機6に供給するのである。これにより、交流電動機6を可変速制御する ことができるものである。
【0003】 ところで、インバータ装置1には、インバータ主回路5のスイッチング素子5 aを過電流破壊から防止するために、出力電流を制限して保護するようにした電 流制限機能を有するものがある。これは、例えば、インバータ主回路5に流れる 電流をその通電経路に設けた電流検出回路8により検出し、インバータ主回路5 に流れる電流がスイッチング素子5aの定格電流値に近い値である電流制限レベ ルに達したときに、制御回路7により、それまで交流電動機6に交流電源を供給 するようにスイッチング素子5aをオンオフ制御していたのに対して、インバー タ主回路5と交流電動機6との間で循環電流が流れるモードに切り換えて制御す るようにしたものである。
【0004】 これにより、スイッチング素子5aは交流電動機6への通電電流が電流制限レ ベル以下の値となるようにオンオフ制御され、交流電動機6に過電流が流れるこ とでインバータ装置1が運転停止に陥ることが防止され、交流電動機6の連続運 転を実施することができるものである。
【0005】 なお、このように設定された電流制限レベルは、上述のようにスイッチング素 子5aの定格電流値よりも小さい値に設定されており、過電流がスイッチング素 子5aに流れることによりインバータ装置1が運転停止しないように制御するの に対して、何らかの原因によりスイッチング素子5aに定格電流以上の過電流が 流れたときには、スイッチング素子5aを過電流破壊から防止するために、イン バータ装置1を運転停止すべく制御回路7により制御するようになっている。
【0006】 このような制御は、例えば、図5に示すように、電流検出回路8により検出さ れるインバータ主回路5の通電電流Iの値が図中破線で示す電流制限レベルを超 えたときに(時刻t0)、制御回路7により交流電動機6からインバータ主回路 5へ循環電流が流れるモードに切り換えて電流制御動作を行うようになる。これ により、通電電流Iが低下して電流制限レベルよりも低下するようになる(時刻 t1)。すると、制御回路7は再びインバータ主回路5のスイッチング素子5a に対して通電モードのオンオフ制御信号を与えて通電制御するようになる。
【0007】 このようにして、以下、同様に、制御回路7はインバータ主回路5の通電電流 Iを電流制限レベルを大幅に超えないようにして交流電動機6に通電制御するよ うになり、スイッチング素子5aへ定格電流以上の過電流が流れてインバータ装 置1を運転停止するに至らしめないようにするものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来構成のものにおいては、例えば、図5にも示 すように、インバータ主回路5の通電電流Iが急激に増大した場合に、制御回路 7による電流制限動作が追いつかずに、通電電流Iが制限される前に過電流保護 レベルを超えてしまう場合があり、この場合には、インバータ装置1が運転停止 されてしまう不具合がある。
【0009】 一般に、インバータ装置1により交流電動機6の過変速制御を行う場合におい て、インバータ主回路5に流れる通電電流Iは、(1)交流電動機6に接続され る負荷の大きさ,(2)インバータ装置1の出力電圧/周波数比の大きさおよび (3)負荷の回転数を立ち上げるための加速時間の大きさなどにより変化する。 そして、これらの条件によっては、通電電流Iの大きさが電流制限レベルを超え た後、電流制限動作により制限される前に過電流保護レベルまで達してしまい、 インバータ装置1を運転停止させる結果となるのである。
【0010】 この場合、(1)の交流電動機6に接続される負荷の大きさによる過電流保護 の動作は、システムの設計時点であらかじめ負荷量を見積もって交流電動機6お よびインバータ装置1を選定しておけば対処できる。
【0011】 しかし、前述の(2)で述べたインバータ装置1の出力電圧/周波数比の大き さについては、一般に設定周波数に対して出力電圧の比を大きくするほど交流電 動機6により発生するトルクを大きくすることができ、しかもインバータ装置1 において出力電圧比の設定変更を比較的簡単に行える場合には、使用者により不 用意に電圧/周波数比が高く設定された場合にインバータ装置1の起動時におけ る出力電流が過大且つ急俊な立ち上がりとなるため、前述の過電流保護動作が実 行されて運転停止に至ることがある。
【0012】 また、(3)に示した加速時間の調整については、タクトタイムを短縮するた めに負荷の回転数をできるかぎり速く立ち上げたい事が多いため、使用者により 不用意にインバータ装置1の加速時間を短く設定されることがあり、その場合に 、交流電動機6により発生可能な加速トルクが限られていることから通電電流が 増大し、過電流保護レベルを超えてしまう場合がある。
【0013】 つまり、従来のインバータ装置1においては、出力電圧/周波数比や加速時間 を誤って設定すると、交流電動機6に対する通電電流が電流制限レベルを超えた 後、電流制限動作により通電電流が抑制される前に過電流保護レベルに達してイ ンバータ装置1の運転が停止されてしまうのである。
【0014】 そこで、このような不具合を解決するためには、電流制限レベルと過電流保護 レベルとの間のマージンを大きく取れば良いが、例えば、インバータ主回路5の スイッチング素子5aを定格電流値が大きいものを用いて過電流保護レベルを高 くしようとする場合には、高価なスイッチング素子を用いる必要があり、コスト 的に引き合わなくなる。一方、電流制限レベルを低く設定する場合には、交流電 動機6の運転を滑らかに行うことができなくなる不具合がある。
【0015】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、従来と同レベルの 定格電流値を有するスイッチング素子をインバータ主回路に採用しながら、出力 電圧/周波数比あるいは加速時間の調整を誤った場合でも、通電電流を簡単に過 電流保護レベルまで上昇させることなく、したがって、装置を運転停止に至らし めることがないインバータ装置を提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案は、直流出力をスイッチングして交流電動機に設定周波数の交流出力と して与えるためのスイッチング素子を含んでなるインバータ主回路を備え、前記 交流電動機への通電電流が前記スイッチング素子の定格電流に対応して設定され た過電流保護レベルを超えたときに前記通電電流を停止するように制御する過電 流保護機能を有するインバータ装置を対象とするものであり、前記インバータ主 回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記インバータ主回路の設定周波 数が低くなるに従って電流制限レベルを低くなるように設定する電流制限レベル 設定手段と、前記電流検出手段の検出電流が前記電流制限レベル以上となったと きに前記交流電動機への通電電流を制限するように前記インバータブリッジ回路 を制御する制御手段とを具備したところに特徴を有する。
【0017】
【作用】 本考案のインバータ装置によれば、インバータ主回路は、スイッチング素子の オンオフが制御されて直流出力を設定周波数の交流出力として交流電動機に与え るようになる。このとき、電流制限レベル設定手段は、インバータ主回路の設定 周波数が低くなるに従って電流制限レベルを低くなるように設定している。そし て、インバータ主回路の通電電流は電流検出手段により検出されており、制御手 段は、電流検出手段による検出電流のレベルが設定された電流制限レベル以上と なったときにインバータ主回路による交流電動機への通電電流を制限するように 制御するようになる。
【0018】 この場合、交流電動機は、負荷に対し、通常状態においては、出力周波数が低 い領域で大電流が必要ない場合に、通電電流の電流制限レベルを大きく設定する 必要がないので、そのときの周波数が低いときには電流制限レベルが低く設定さ れても支障を来すことがない。そして、インバータ主回路がこのような低い周波 数領域で運転されている状態において、負荷自体は小さくてもインバータ装置の 出力電圧/周波数比や加速時間の調整を誤ると、交流電動機に大電流が流れてし まう場合が発生するが、このときには、通電電流が過大になる前に設定された電 流制限レベルに達するため、制御手段によりインバータ主回路のスイッチング素 子の制御状態が通電電流を制限するように動作するので、急激に通電電流が増大 した場合でも過電流保護レベルまで到達することがなくなり、インバータ主回路 が運転停止に至ることがなくなる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 全体の電気的構成を示す図1において、インバータ装置11は、交流電源12 から整流回路13および平滑コンデンサ14を介して整流平滑された直流出力を 得ると共に、6個のスイッチング素子15を三相ブリッジ接続してなるインバー タ主回路16を介して所定周波数の交流出力に変換して負荷としての例えば交流 電動機17に与えるものである。また、インバータ主回路16は、制御回路18 からスイッチングの制御信号が与えられるようになっており、そのオンオフタイ ミングにより所望の周波数および電圧を有する交流電源を交流電動機17に供給 するのである。これにより、交流電動機17を可変速制御することができるもの である。
【0020】 インバータ主回路16の入力側の電源ラインAには電流検出手段としての電流 検出回路19が介在されており、インバータ主回路16の通電電流Iを検出して 出力するようになっている。電流制限レベル設定手段としてのレベル設定回路2 0は、インバータ主回路16の出力周波数信号frが与えられると共に、電流検 出回路19から検出電流の信号Sが与えられるようになっている。そして、レベ ル設定回路20は、後述するようにして出力周波数信号frに基いて電流制限レ ベルLaを設定すると共に、検出電流信号Sの値を電流制限レベルLaと比較し てモード設定信号Mを制御回路18に与えるようになっている。なお、出力周波 数信号frは、インバータ主回路16により現在出力されている交流出力の周波 数に比例した値を示す信号である。
【0021】 図2はレベル設定回路20を詳細に示すもので、加算器21は、その入力端子 に抵抗22を介して出力周波数信号frが与えられると共に抵抗23を介して設 定器24から所定の比例分の電圧が与えられ、入出力端子間には抵抗25が接続 されている。そして、加算器21は、出力周波数信号frに所定の比例分を加算 した信号を電流制限レベル信号Laとして出力端子に与えるようになっている。 これは、周波数がゼロのときでもある程度の出力が得られるようにしたものであ る。
【0022】 加算器21の出力端子は抵抗26とツェナーダイオード27とからなるリミッ ト回路28を介して比較器29の一方の入力端子に接続されている。リミット回 路28は、加算器21から出力された信号のレベルが一定レベル(Lamax) 以上になったときにそれ以上の値とならないように制限するものである。比較器 29の他方の入力端子には電流検出回路19の出力端子が接続され、検出電流信 号Sが入力されるようになっている。そして、比較器29は、検出電流信号Sの 値が大きい場合に電流制限を行うための制御モード信号Mを出力するようになっ ている。
【0023】 なお、図示はしていないが、インバータ主回路16のスイッチング素子15に 過電流が流れて過電流破壊を起こすのを防止するために、電流検出回路19によ る検出電流レベルSが過電流保護レベルLsを超えると、制御回路18によるイ ンバータ主回路16の運転を停止させるようになっている。
【0024】 次に、本実施例の作用について図3をも参照して説明する。 すなわち、整流回路13および平滑コンデンサ14は、交流電源12から給電 されると、これを整流平滑して直流出力に変換してインバータ主回路16に入力 する。インバータ主回路16は、制御回路18から与えられる制御信号に応じて スイッチング素子15がオンオフ制御され、設定された出力周波数および出力電 圧を交流電動機17に与えるようになる。
【0025】 このとき、レベル設定回路20には、電流検出回路19により検出されたイン バータ主回路16に入力される通電電流の検出電流信号Sおよび出力周波数信号 frが与えられている。出力周波数信号frは、インバータ装置11が出力して いる現在の周波数に比例した信号であり、レベル設定回路20においては、加算 器21により、この出力周波数信号frに設定器24からの比例分を加算して周 波数がゼロの場合でもある程度の出力があるようにして設定した信号をリミット 回路28を介して比較器29に入力するようになっている。
【0026】 リミット回路28は、加算器21から与えられる信号の電圧レベルがツェナー ダイオード27のツェナー電圧Vz以下のときにはそのまま比較器29に与え、 ツェナー電圧Vz以上の電圧レベル(Lamax)であるときにはツェナー電圧 Vzを比較器29に与えるリミット機能を果たすものである。そして、このよう に加算器21からリミット回路28を介して比較器29に与えられる信号が、設 定周波数に応じた電流制限レベル信号Laとなる。
【0027】 比較器29においては、電流検出回路19から与えられるインバータ主回路1 6の通電電流に相当する検出電流信号Sのレベルと電流制限レベルLaとを比較 して検出電流信号Sが大きいときには電流制限をかけるためのモード信号Mを制 御回路18に与えるようになる。制御回路18は、通常は設定周波数に応じた出 力を与えるようにインバータ主回路16に制御信号を出力しているが、電流制限 をかけるためのモード信号Mが比較器29から与えられると、電流制限動作を行 うように制御信号を出力するようになる。
【0028】 これにより、インバータ主回路16から交流電動機17へ流れる出力電流が制 限されるようになる。このとき、電流制限レベルLaは、上述のように出力周波 数に比例したレベルに設定されているので、出力周波数frが低いときほど過電 流保護レベルLsとの間のレベル差を大きくとることができるようになる。
【0029】 したがって、出力電圧の設定変更が比較的簡単に行えて使用者により不用意に 電圧/周波数比が高く設定された場合でも、起動時における出力電流が過大且つ 急俊な立ち上がりとなったときに、すぐに電流制限レベルLaに達して電流制限 動作が行われるようになるので、通電電流Iのレベルが過電流保護レベルLsに 達して装置が運転停止に至ることがなくなる。
【0030】 また、加速時間の調整において、タクトタイムを短縮するために負荷の回転数 をできるかぎり速く立ち上げようとして、使用者により不用意に加速時間を短く 設定した場合でも、立上がり時に出力周波数が低いレベルでは電流制限レベルL aが低く設定されていることにより、突入電流等の過大な通電電流が流れようと したときに、すぐに電流制限レベルLaに達して電流制限動作が行われるように なるので、通電電流Isのレベルが過電流保護レベルLaに達して装置が運転停 止に至ることがなくなる。
【0031】 このような本実施例によれば、インバータ主回路16の通電電流を制限する電 流制限レベルLaの設定を、レベル設定回路20により出力周波数frの大きさ に比例して設定するようにしたので、出力周波数frが低いときには電流制限レ ベルLaが小さく設定されて、過電流保護レベルLsに対して余裕を持った状態 で電流制限動作を行うことができるようになるので、従来と同レベルの定格電流 値を有するスイッチング素子をインバータ主回路に採用しながら、出力電圧/周 波数比あるいは加速時間の調整を誤った場合でも、通電電流を簡単に過電流保護 レベルLsまで上昇させることなく、したがって、装置を運転停止に至らしめる ことがなくなるものである。
【0032】 なお、上記実施例においては、電流制限レベル設定手段としてレベル設定回路 20を用いた場合について説明したが、これに限らず、例えば、マイクロコンピ ュータなどを用いてプログラムにより電流検出手段の検出電流に応じてインバー タ主回路の設定周波数が低くなるに従って電流制限レベルを低くなるように設定 するように構成しても良い。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のインバータ装置によれば、電流検出手段により インバータ主回路に流れる電流を検出し、電流制限レベル設定手段によりインバ ータ主回路の設定周波数が低くなるに従って電流制限レベルを低くなるように設 定し、制御手段により、電流検出手段の検出電流が電流制限レベル以上となった ときに交流電動機への通電電流を制限するようにインバータブリッジ回路を制御 するように構成したので、出力周波数が低いときには電流制限レベルが小さく設 定されて、過電流保護レベルに対して余裕を持った状態で電流制限動作を行うこ とができるようになるので、従来と同レベルの定格電流値を有するスイッチング 素子をインバータ主回路に採用しながら、出力電圧/周波数比あるいは加速時間 の調整を誤った場合でも、通電電流を簡単に過電流保護レベルまで上昇させるこ となく、したがって、装置を運転停止に至らしめることがなくなるという優れた 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気的構成図
【図2】電流検出部の電気的構成図
【図3】出力周波数と電流制限レベルとの関係を示す作
用説明図
【図4】従来例を示す図1相当図
【図5】通電電流を制御したときの時間的変化の様子を
示す図
【符号の説明】
11はインバータ装置、12は交流電源、13は整流回
路、14は平滑コンデンサ、15はスイッチング素子、
16はインバータ主回路、17は交流電動機、18は制
御回路(制御手段)、19は電流検出回路(電流検出手
段)、20はレベル設定回路(電流制限レベル設定手
段)、21は加算器、28はリミット回路、29は比較
器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流出力をスイッチングして交流電動機
    に設定周波数の交流出力として与えるためのスイッチン
    グ素子を含んでなるインバータ主回路を備え、前記交流
    電動機への通電電流が前記スイッチング素子の定格電流
    に対応して設定された過電流保護レベルを超えたときに
    前記通電電流を停止するように制御する過電流保護機能
    を有するインバータ装置において、 前記インバータ主回路に流れる電流を検出する電流検出
    手段と、 前記インバータ主回路の設定周波数が低くなるに従って
    電流制限レベルを低くなるように設定する電流制限レベ
    ル設定手段と、 前記電流検出手段の検出電流が前記電流制限レベル以上
    となったときに前記交流電動機への通電電流を制限する
    ように前記インバータブリッジ回路を制御する制御手段
    とを具備したことを特徴とするインバータ装置。
JP009880U 1993-03-09 1993-03-09 インバータ装置 Pending JPH0670498U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001275392A (ja) * 2000-03-29 2001-10-05 Fujitsu General Ltd モータの制御方法およびその装置
JP2010183776A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Mitsubishi Electric Corp インバーター制御装置
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