JPH11504221A - 軟質小麦粉および膨らましシステムからなるバター・コーティングのための乾燥組成物 - Google Patents

軟質小麦粉および膨らましシステムからなるバター・コーティングのための乾燥組成物

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JPH11504221A JP9528844A JP52884497A JPH11504221A JP H11504221 A JPH11504221 A JP H11504221A JP 9528844 A JP9528844 A JP 9528844A JP 52884497 A JP52884497 A JP 52884497A JP H11504221 A JPH11504221 A JP H11504221A
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Abstract

(57)【要約】 改良した天麩羅バター・システムは、改良したプライマー層および改良したバターマトリックス層からなる。バターマトリックスは、一方で水の流動および量を調整しながら、ゼラチン化、凝集およびゲルになるの制御と小胞ネットワーク拡大とのバランスをとるバター形成成分の制御されたゲルになるから形成される。穀類、タンパク質、膨らましシステム、脂肪および乳化剤のバランスは、効果的なゼラチン化特性および制御された外殻の形成をもたらす。通気攪拌および/または乳化した塑性脂肪を用いることによって、よく分散された、均一サイズの気体小胞のネットワークがマトリックス全体にもたらされる。

Description

【発明の詳細な説明】 軟質小麦粉および膨らましシステムからなるバター・コーティングのための乾燥 組成物 発明の分野 本発明は、小売りまたは食物サービス業用の食材への使用のための新規のバタ ー・システムに関する。 発明の背景 小売り販売または食物サービス業における使用のために冷凍状態で包装される 肉、魚、果実および野菜類を含む多くの食材は、生または部分調理した食物基材 に施されたコーティングを有する。食材に応じて対流式オーブンまたはマイクロ ウェーブで加熱するか、揚げることによって、食材は消費のために加熱され、完 全に調理される。 そのようなコーティングのひとつは、膨らましたバターである天麩羅様バター ・コーティングである。そのような天麩羅バター・コーティングは、一般に、湿 潤および/または接着剤としての最初のバターおよび/またはコーティングする 表面を前処理するための微細穀類砕粉からなるプライマー層を有する。天麩羅バ ター基質(マトリックス)は、穀粉、澱粉、タンパク質、膨らまし成分、褐色着 色剤および香味料を一般に含む。 従来の天麩羅バターに共通した問題は、食物を消費のために再構成した場合に 、調理したバターにパリパリしたクリスピー性の外側表面をもたらし得るが、食 材基材とパリパリした外側表面との間に、湿気があり、もったりした、糊状の中 間面が形成され、これは、食物製品の総合的な官能的品質または口当たりを損な う。この問題は、魚、貝類、甲殻類、果物および野菜類を含む高水分含量の食物 基材の場合に、とくに深刻である。しばしば、膨らまし気体が均一に分散されず 、気体小胞が合体して外殻下に空洞が形成される。加えて、コーティングされた 基材の調理された外殻が、とくに食材をオーブンで調理した場合に、ゴム様にな ることがしばしばある。 したがって、バターをつけた食物基材を可食状態に調理した時に、しけった中 間体が除去されて、膨らまし気体が均一に分布されて、コーティングが軽く、パ リパリとした口当たりになるように、コーティング材料の層を減らした、改良さ れた天麩羅バター・システムが求められている。 発明の概要 本発明は、現存の天麩羅バター・システムにおいて有意な改良を達成し得る改 良された天麩羅バター・システムを提供する。本発明は、プライマー層すなわち 最初のパス・システムおよびバターマトリックス層の双方の改良に関する。 食物基材への接着および/または改良されたコーティング被覆が望まれる場合 、基礎をなす下地コーティング・システムが要求される。このシステムは、全コ ーティングへの量的影響を最小にしながら表面積を最大にして、ゼラチン化およ びゲルになるを最適にして、層中のおよび層を通る水の移動性を調整するように ここで最適化される。プライマー層は、従来の天麩羅コーティングの全量の約2 0〜30重量%を占めると考えられるが、ここでは、この全量への割合を全コー ティング量の約15%より低い量に減らすことを企図する。これは、より稀釈し た澱粉ベースのバターと、より微細な粉末の予備散粉によって達成されると考え られる。量的割合の低減ならびに最初のパス・バター(pass batter )組成物および穀粉予備散粉のタイプの選択によって、食物基材から被覆天麩羅 層へ移動し、更には天婦羅層を通過することによる水分放出を最大にすることが でき、これによって、中間面の湿りおよび蒸気圧蓄積が軽減される。 ここでは、制御されたゲルになるマトリックスを外側天麩羅コーティングのた めに提供するが、これは、気体小胞構造を整えて、加工中の熱の通りを効果的に して、それによって、バター・システム中の水の移動および量を管理する一方で 、ゼラチン化、凝集およびゲルになるの制御と小胞ネットワーク拡大とのバラン スをとるためのものである。より詳細に以下に記述するように、効果的なゼラチ ン化特性および制御された外殻形成をもたらすような穀類、タンパク質、膨らま しシステム、脂肪および乳化剤のバランスが提供される。 マトリックス全体に良好に分布された、均一サイズの気体小胞の安定したネッ トワークは、混合または適用機械装置による連続的物理的撹拌中はバターマトリ ックス内でそのままに保持されて連合も破断もせず、加熱中の拡大は制御される が、より効果的な熱転移を可能にし、バター・システムのゼラチン化、凝集およ び水移動特性によい影響を及ぼす。以下により詳細に記述するように、これらの 結果は、従来の膨らまし剤に加えて、通気攪拌および/または乳化した塑性脂肪 (plastic fat)または半溶解した乳化塑性脂肪を使用することによっ て達成され得る。そのような材料を用いることによって、脂肪、完全溶解した塑 性または粉末化脂肪に較べて有意な感触および/または視覚的優位性がもたらさ れる。 本発明によって提供されるコーティングした食物製品は、従来の天麩羅バター ・システムに較べて、ひときわ優れた長期冷凍貯蔵性を示す。 ここで提供されるバター組成物は、凝集および/または接着型バター・システ ムにおいて用いることができ、システムは接着性および/または接合性層として 作用し、そこにパン粉様材料を含めることも可能である。 発明の一般的説明 好適な天麩羅バター・システムの提供において、穀類(穀粉、澱粉、デキスト リンなど)組成物、添加タンパク質、膨らましシステム、脂肪および乳化剤間の バランスを、バターの有する殻を形成する性質を最小にするまたは全くなくする ように選択する。これに関して、重要な成分は穀粉である。従来、軟質小麦粉( soft wheat flour)は、それからバターを形成する乾燥ミックス の重要な成分として用いられ、約80〜約90%の高含有率も珍しくない。我々 は、軟質小麦粉の量が多いほど、より殻形成しやすいことを見出した。 本発明では、軟質小麦粉の量を乾燥ミックスの約75重量%より低く、好まし くは乾燥ミックスの約45〜約65重量%に維持する。硬質小麦粉のような高グ ルテン含有穀粉は、望ましくない殻形成の性質をもたらす。 澱粉は、ここでは軟質小麦粉の減量による乾燥ミックスの嵩を補うために用い る。変性コーンスターチなどの薄膜形成性澱粉材料に加えて、トウモロコシ澱粉 、タピオカ澱粉およびジャガイモ澱粉などの他の澱粉も使用し得るが、多様な非 変性澱粉材料、とくに天然の小麦澱粉などを使用することができる。前者成分は 、殻形成を避けるための軟質小麦粉量の制限による小麦グルテン成分の減量によ っ て失われるパリパリした感触および歯切れよさを復活させる。 バターミックスに用いる非変性澱粉および変性澱粉の全割合は、軟質小麦粉の 量によって変わる。一般に、そのような澱粉の全割合は、約10〜約35重量% 、好ましくは約15〜約30重量%である。バター乾燥ミックス中の非変性澱粉 と変性澱粉の相対的割合は、非変性澱粉は0〜約30重量%、好ましくは約5〜 約25重量%、変性澱粉は0〜約30重量%、好ましくは約5〜約15重量%で ある。 澱粉添加に加えて、軟質小麦粉成分の減少を補うために、タンパク質材料を加 えてバターの性質を改良してもよい。タンパク質は一般に、多様な改良性質を提 供するそのような材料の混合物である。タンパク質材料の存在により、調理した 食品に色が付加される。ゲルになるタンパク質(gelling protei n)は、バターのコーティングの質、材料の全体的乳化およびバター中の気体分 散の維持を助ける。ゲルにならないタンパク質(non−gelling pr otein)は、よりパリパリした感触を提供する。用い得るタンパク質材料の いくつかは、卵アルブミン、大豆タンパク質および、ナトリウムカゼイネートな どの変性乳タンパク質を含む。 全添加タンパク質の量は一様ではないが、そのような材料の上限は、一般にコ ストを考慮して決定され、これらは通常、約3.5重量%でよい。一般に、ゲル になるおよびゲルにならないタンパク質の双方が用いられ、通常、ほぼ等重量割 合で用いられる。 霜つき、冷凍焼け、ひからびまたは縮緬皺という表現が、完全に揚げて可食状 態に調理した多くのコーティングした製品に見られる望ましくないレース様表面 を表すのに用いられる。本発明の天麩羅バター・システムは、オーブン調理使用 に関して記述したような改良をもたらす。そのようなシステムのために、望まし い感触的向上を維持しながら、霜つきの可能性を除くための、組成のさらなる変 性が望ましい。 ゲルになるおよびゲルにならない分離物およびショートニングが、完全揚げ製 品に起きる霜つき現象の主な誘因となる。影響の程度は低いが、乳化剤もこの望 ましくない現象の一因となる。後記する実施例8〜11の実験に見られるように 、 ゲルになる分離物および乳化剤は、それらの主な構造的および感触的効果を維持 したが、一方、ゲルにならないタンパク質ナトリウムカゼイネートおよびゲルに ならない分離物は除去されて、ショートニングのレベルは下がった。追加のデキ ストリンおよびマルトデキストリンをショートニングの減量を補うために加えて もよい。 水の存在および/加熱によって相互作用してCO2を生じる食品等級の成分か らなる膨らましシステムを、バター乾燥ミックスに用いる。とくに、市販のベー キングパウダー混合物のいくつかに見出されるように、重炭酸ナトリウムとピロ 燐酸水素ナトリウム(sodium acid pyrophosphate)の 組み合わせが用いられるが、その中和力から後者が過剰に含まれる。通常、中和 値割合がコーティング・バター・システムで用いられる。多量の重炭酸ナトリウ ムは、バターの総合的褐変特性を増強する。 膨らましシステムの追加成分は、燐酸二水素カルシウム(monocalcu m acid phosphate)および乳酸カルシウムである。過剰のピロ燐 酸水素ナトリウムは、燐酸二水素カルシウムと反応しなかった重炭酸ナトリウム を中和するのに要求される量の約50重量%まで過剰に用い得るが、その存在は 、重炭酸ナトリウムが全て中和されるのを確実にし、さらに、外殻の凝集性を減 らすことによって総合的に感触的性質を向上させる。 燐酸二水素カルシウムは、約15〜約30重量%の重炭酸ナトリウムを中和し 得るが、その存在は、重炭酸ナトリウムからの二酸化炭素の初期の急速な放出を 確実にする。これはピロ燐酸水素ナトリウムの緩慢な反応によっては達成できな い。CO2の最初の放出はまた、気体小胞核の確立を促し、バター容積の増加を 助ける。さらに、燐酸二水素カルシウムの使用はバター中の重炭酸ナトリウムの 使用可能量を増加させ、コーティングされた基材を過剰に膨らますことなく、コ ーティング・システムの加熱中の着色を増強する。ガスがコーティングマトリッ クスのゼラチン化、凝集および硬化の前に形成されることから、過剰な膨らみは 軽減される。乳酸カルシウムの存在は、ピロ燐酸水素ナトリウムからの酸の放出 を制御し、過剰のピロ燐酸水素ナトリウムによって生じる収斂性フレーバーを遮 断するのを助け、バターの総合的感触的特性を向上させる。 乾燥バターミックス中の膨らまし剤の全体量は、乾燥バターミックスの約1〜 約5重量%、好ましくは約1.5〜約3重量%からなり得る。乾燥バターミック ス中の膨らまし剤のそれぞれの成分は、次のような量(重量%)で用い得る。 上記の成分の組み合わせは、効果的なゼラチン化特性およびバターミックスか らの外殻の制御された形成の提供を助ける。 バターマトリックス全体によく分布された、均一サイズの気体小胞のネットワ ークを安定させるために、乾燥ミックスと混和した通気攪拌塑性脂肪および水性 媒体を用いてバターを形成することができる。通気攪拌した塑性脂肪は、バター 中の気体核を安定して分散させるようである。これらの核は、膨らましシステム および水蒸気が加熱時に容積を増す時に、気体泡をバター全体に均一に分散させ るのを助ける。非通気攪拌体積の約2.5〜3倍の体積を有する約175〜22 5%のオーバーランを有する通気攪拌した脂肪を適当に使用できる。必要に応じ て、他の通気攪拌レベルを採用してもよい。 好ましく使用され得る適切な塑性脂肪は、好ましくは、華氏50度で約18〜 24%固体および華氏105度で約6〜12%固体のプロフィールの、比較的単 調なSFIプロフィールを有するものである。使用可能な適切な塑性脂肪の一つ は、非乳化「クリスコ」ブランドのオールパーパス・ショートニングである。塑 性脂肪は、β′塑性型が最も効果的で安定した通気攪拌を可能にすることから、 そのβ′型が最も望ましい。 乾燥ミックス中に使用される通気攪拌塑性脂肪の量は、乾燥ミックスの約2〜 約15重量%、好ましくは約3〜約8重量%の範囲である。 良好に分布した、均一サイズの気体泡の安定したネットワークを提供するため に加え得る別の成分は、乳化した塑性脂肪である。さらなる別成分は、乳化した 形で通気攪拌された塑性脂肪を提供するためのものである。多様な乳化剤が入手 可能であるが、我々は、ステアリン酸およびオレイン酸ポリグリセロールエステ ルの、主に、ジ−、トリ−およびテトラ−グリセロール長のものが、外殻形成お よびバター粘性の有意な低減ならびにパリパリしてサクサクした最終バター感触 ならびに軽く乾いた中間面の望ましい組み合わせをもたらすことを見出した。試 験した他の乳化剤には、モノ−およびジ−グリセリド、ポリソルベート60、モ ノ−およびジ−グリセリドの酸エステル、プロピレングリコールモノエステルお よびモノステアリン酸ソルビタンが含まれるが、これらはバターの性質にある変 化を与えるが、ポリグリセロールエステルの使用によって見られるような望まし い組み合わせの改良はもたらさなかった。 β′結晶構造を有意に破壊することなく、塑性脂肪を乳化するか、塑性乳化脂 肪を約40℃まで加熱して半溶解流動混合物を得る場合、半溶解塑性乳化脂肪は 通気攪拌脂肪に関して上記した特徴を有し得る。 用いられる乳化塑性脂肪の量は、一般に乾燥ミックスの約15重量%より少な く、好ましくは約3〜約8重量%である。乳化塑性脂肪中に存在するポリグリセ ロールエステルの量は、一般に乾燥ミックスの約10重量%以下、好ましくは約 0.2〜約0.3重量%である。 本発明によって提供される乾燥天麩羅バターミックスをその成分の塑性脂肪と ともに水中に懸濁し、プライマーで被覆した食物基材に使用するバターを形成す る。一般に、バター乾燥混和組成物および塑性脂肪(ショートニング)に対する 水の重量割合が目的とする粘性の提供に用いられる。そのような目的とする粘性 は、一般に約1500〜約5000cps、好ましくは約2800〜約3800 cpsである。全コーティングの取りあげ割合(pick−up value) は、基材、最終製品特性を達成するための所望のレベルおよび規格化食材に関す る法的制限によって、異なるであろう。コーティング割合は、コーティングされ た製品の約20〜約60重量%の範囲でよいが、約40〜約50重量%が最も望 ましいことが見出された。 バターミックス中の少なくとも一つのゴムの存在がバターの冷水粘性を増加さ せる傾向があり、それによってバターミックスを稀釈してもなお目的とする粘性 が得られる。一般に、約1重量%またはそれ以下のゴムが添加される。メチルセ ルロースのようなゼラチン化ガムが好ましく、加工中のバター殻膨張の安定化を 助け、完全揚げ使用の場合は、霜つきの可能性を低減する。 実施例 種々のバター組成物を用いて一連の実験を実施して、その結果を試験した。そ れぞれの場合、1オンス(28g)の三角形冷凍魚切り身を処理した。切り身の いくつかは、熱水に漬けて表面のつやを消した。実施例1〜7では、40メッシ ュ粒子サイズより小さい微粒子の低ゼラチン化予備散粉(Krusto Breading 88 8SF)をつや消しし、変性澱粉接着バターに浸した切り身に施して、全体取り あげ量が総コーティングの約10〜15重量%になるようにする。実施例8〜1 1では、予備散粉はより多孔性で粒状で、最上スクリーンが16メッシュ粒子サ イズのもの(Krusto Breading 8011および888SFブレンド)を使用した。 次の表Iに示すような、3種の異なる接着バターを用いた。 接着バターミックス1を実施例1〜6で用い、接着バターミックス2を実施例 7で用いた。接着バターミックス3を実施例8〜11で用いた。 次いで、予備コーティングした魚切り身を天麩羅バターに浸して、過剰のバタ ーを落として、基材およびコーティングを華氏380〜390度で35〜40秒 間準揚げして、次いで、冷凍して、少なくとも24時間平衡させた。実施例1〜 7では、冷凍製品をオーブンで、片側を華氏425度で12分間焼き、裏返して から、さらに8分間焼いて、調理した。実施例8〜11の冷凍製品は、華氏35 5〜365度で4.5〜5.5分間、完全に揚げた。次いで、製品を評価した。 異なるグループの一連の実験は、バター組成物の種々の特性を検討するもので ある。実施例1 本実施例は、膨らましシステムの組成および量の変化の影響に関して説明する ものである。 ポリ燐酸水素ナトリウム(SAPP)、燐酸二水素カルシウム、重炭酸ナトリ ウムおよび乳酸カルシウムからなる膨らましシステムを、天麩羅バター組成物の 性質を変化させるために用いた。次の表IIは、バターミックス中の成分およびそ れらの割合を示す。 これらの実験において、乾燥バターミックス、通気攪拌した塑性脂肪および水 を混和して、約2700〜3100cpsの粘性を得た。加工特性、感触的特性 および視覚的特性間の良好なバランスをもたらすような、重炭酸ナトリウム、M CPおよび乳酸カルシウムの目的とするレベルを、この通気攪拌した塑性脂肪バ ター・システムに関して決定した。さらに、これら実験において過剰のSAPP (Lea-3、Lea-4)の使用は感触を向上させることが見出された。感触、着色お よび殻形成減少に関しての最良の結果は、Lea-4の組成で得られた。膨らましシ ステムを最適にして、加工性、感触、見かけおよびフレーバーを向上させるため のさらなる調整を、次の試験で行った。実施例2 本実施例は、タンパク質添加の量およびタイプの変化による影響を説明するも のである。 タンパク質、すなわち、卵アルブミン、ゲルになる大豆分離物およびゲルにな らない分離物を、種々の量で天麩羅バター組成物に組み入れた。次の表IIIはバ ターミックス中の成分およびそれらの性質を示す。 これらの実験において、乾燥バターミックス、通気攪拌した塑性脂肪および水 を混和して、約2300〜2600cpsの粘性を得た。大豆分離物と同等のタ ンパク質レベルの卵アルブミンでの結果は、穀類マトリックスの安定化および被 覆特性に関して劣っていた。大豆分離物タンパク質の有無およびそれらの相対的 量を、次の表IVに要約する。 加えて、ゲルにならない大豆分離物の代わりのナトリウムカゼイネートの存在 の影響を試験するための実験を行った。乾燥バターミックス、通気攪拌した乳化 塑性脂肪および水を混和して、約2000〜2700cpsの粘性を得た。成分 およびバターミックスにおけるそれらの割合を表Vに示す。実験の結果は、ナト リウムカゼイネートは、ゲルにならない分離物よりもパリパリした感触を促進す るが、穀類マトリックス安定化は弱まった。ナトリウムカゼイネートのレベルが 増加すると、パリパリした感触が増加した。ゲルにならない大豆分離物がナトリ ウムカゼイネートで置き代わると、安定性が低減し、バターの脆性(もろさ)が 増加する。特性のバランスは、バターベースLLで達成された。 実施例3 本実施例は、通気攪拌した塑性脂肪のための乳化剤の特性の違いによる影響を 説明するものである。 一連の実験を行って、種々の乳化剤を、塑性脂肪への通気攪拌、分散および乳 化特性および、天麩羅バターミックスにおけるこの乳化され通気攪拌された脂肪 の影響を非乳化通気攪拌塑性脂肪と比較して試験した。得られた結果を、次表V Iに示す。 これら実験は、ポリグリセロールエステルは脂肪通気攪拌またはバター密度に は影響しないが、バター取り扱い特性および優れた天麩羅感触特性の有意な向上 をっもたらすことを示した。モノおよびジグリセリド、ポリソルベート60、プ ロピレングリコールモノエステルおよびポリグリセロールエステルの最良の特性 の組み合わせの試験は、いくらかの共同作用的効果を示したが、最も有意な取り 扱いおよび感触的向上はなお、ポリグリセロールエステル単独によって達成され た。実施例4 本実施例は、組成物の穀類成分の変化の影響を説明する。以下の表VIIに表示 した試験C1〜CKにおいて、乾燥バターミックス、通気攪拌した乳化塑性脂肪 および水を混和して、約2000〜3400cpsの粘性を得た。試験EE、H HおよびLLにおいては、通気攪拌した乳化脂肪を乾燥バター成分と混和して、 完全な乾燥混和物を次いで水で水和して、約2300〜2700cpsの粘性を 得た。次表VIIに表示したような穀類の変化は、影響を及ぼした。 軟質小麦粉または変性薄膜形成性コーンスターチ(Crisp Coat M.C.)の 割合の増加に伴って、天麩羅コーティングの殻形成/膨張特性が目立った。硬質 小麦粉の添加もまた、殻形成性を増した。一般に、殻形成は調理製品のパリパリ した感触を増すが、凝集性/強靭性、さらに、よりもったりした/湿った中間面 特性をコーティングに加える。低グルテン小麦粉、パリパリした感触を付与する 薄膜形成性変性コーンスターチおよび天然小麦澱粉増量剤間のバランスが安定し たバターマトリックスを得るために要求される。劣等な感触特性は、他の変性澱 粉および代替の穀粉を用いた場合に得られた。実施例5 本実施例は、バターミックス中のゴム類の存在を説明するものである。 バター・システムを安定化させるために、種々のゴム類を異なる量でバター組 成物に加えた。二つの異なるベース組成物を用いた。表VII Aの組成物では、 乾燥バターミックス、通気攪拌した乳化塑性脂肪および水混和して、約2500 〜3700cpsの粘性を得た。表VIII Bの組成物は、完全乾燥混和物に水の みを加えて、約2300〜2700cpsの粘性を得るまで混和して製造した。 組成物を、次の表VIII AおよびVIII Bに示す。 ゲルになるゴムのメチルセルロースは、この乳化塑性脂肪天麩羅システムの加 工安定性を向上させたが、また、所望の粘性を得るための水和に必要な水量を増 加した。この低固形バターは、より油っぽい準揚げ製品をもたらした。追加のゴ ムはまた、望ましくない殻構造の形成を促進し、それはコーティングの凝集性を 増し、より劣等な中間面特性をもたらした。この結果は、キサンタンのような非 ゼラチン化ゴムを用いた場合に顕著であった。低粘性メチルセルロースゴムA15 LVを約0.25重量%より低いレベルで使用して、感触特性を有意に損なうこ となく、バター・システムを安定化させることができる。実施例6 本実施例は、バター・システムの乳化塑性脂肪レベルの変化の影響を説明する ものである。 乳化塑性脂肪を種々のレベルでバター組成物に加えた。これらの実験で、乾燥 バターミックス、乳化塑性脂肪および水を混和して、試験FA〜FDで約270 0〜3100cps、試験FE〜FFで約2100〜2800cpsの粘性をそ れぞれ得た。次の表IXに脂肪成分およびバターミックス中の乾燥ベース混合物 レベルを示す。 FA〜FDの試験で、バターミックス中の全脂肪が増加するにしたがってパリ パリした感触は向上し、凝集性/強靭性が弱まり、中間面の重たさ/湿り/糊状 特性は有意に軽減した。しかし、乳化塑性脂肪の増加とともに、コーティング脆 性およびバター粘性が増した。乳化剤レベルを上げると、塑性脂肪レベルを下げ て、より少ない乳化剤を含むより高脂肪レベルで得られると同様の望ましい感触 特性を達成することができるが、後者で経験される脆性および加工上の問題は生 じない。実施例7 本実施例は、天麩羅バターミックスの試験ライン連続揚げ工程への適用を説明 するものである。 上記諸実施例に記載の実験を、実験室規模の静置揚げ工程を用いて行った。い くつかの完全乾燥混和天麩羅ミックス、すなわち、次の表Xに示した乳化脂肪を 含むものを、冷水で水和して、約2600〜3400cpsの粘性を得るまで卓 上キッチンミキサーで混合して、予め粉を振った魚切り身に手で付けて、試験規 模連続揚げ器に華氏約385〜395度で約28〜32秒間通した。組成物を表 Xに示す。 乳化クリスコ脂肪を用いた一連の完全乾燥混和物試験において、主にステアリ ン酸ベースのポリグリセロールエステルを溶解するために要求される65〜7 5℃の高温によってひき起こされるβ′結晶構造の崩壊の結果、殻形成の増加、 パリパリした感触の減少、凝集性増加およびよりもったりした中間面特性がもた らされることが再度確認された。製品の油っぽさは、とくにオーブン調理した場 合により著しい。液状の乳化した菓子製造用脂肪、すなわち乳化油は、より劣っ た総合的加工性および/または最終製品結果をもたらす。これは、脂肪組成およ び構造が所望の特性を達成するために重要であることを示す。 オレイン酸ベースの脂肪のポリグリセロールのエステルは、ステアリン酸ベー スの脂肪に較べて、結果として、より軟らかな、乳化混和物をもたらした。より 軟らかな混和物は、より硬いステアリン酸エステルのブレンドと較べて、より脆 い準揚げ表面およびより軟らかなパリパリした感触をもたらす。したがって、こ のポリグリセロールエステルを混和した場合は、広範な最終製品感触が達成され 得る。 本発明における好ましい脂肪は、試験LL0におけるクリスコSFIタイプの 完全通気攪拌した乳化塑性脂肪である。しかし、最小脂肪通気攪拌でも、これも 表XのLL0の組成調製物に基づくが、得られた加工および最終製品特性は、好 ましい脂肪で達成されるのと同様であった。この場合、25%の塑性脂肪を75 ℃まで加熱して、主にステアリン酸ベースのポリグリセロールエステルと混和し て、この固体乳化剤を完全溶解し、次いでこの加熱混和物を残りの塑性脂肪に室 温で加えてから40℃に温度を上げて、注ぎ可能な粘稠性を得て、この混合物を 残りの乾燥成分に注いで、均質になるまで混和した。 同様の結果は、ステアリン酸ベースのポリグリセロールエステルを乳化剤1部 対脂肪3部の好ましい割合で植物油中で約70〜80℃まで加熱した場合に得ら れる。次いで、この加熱混和物を、塩、蔗糖および/またはブドウ糖などの粒子 状材料に加えて、小麦粉または澱粉とともに乾燥して、次いで、塑性脂肪を除い た残りの成分に加える。次いで、塑性脂肪を含む全成分を混和して、均質化する 。実施例8 本実施例は、完成食品サービス用乾燥バターミックスへの着色料添加の影響を 説明するものである。 種々のタイプの着色剤を組成物に加えた。乾燥バターを水で混和して、約40 00〜4200cpsの粘性を得た。次の表XIにバターミックスに加えた着色 料を示す。 この一連の実験において、典型的な完全揚げバター穀類ベースを使用して、大 豆粉を追加のタンパク質源として用いた。主にショートニングおよび大豆分離物 によって促進される霜つき現象は、追加の着色料によって部分的に隠された。最 良の結果は、アナットー食品着色剤によって得られ、揚げ耐性の、こんがりと焼 けた、褐色に色づいた、完全に揚がった製品が得られた。オレオレジン・パプリ カおよびターメリックの双方とも効果的ではなく、完全に揚げた色は、視覚的に アピールしなかった。実施例9 本実施例は、完全乾燥バター調製物におけるショートニングの量の変化の影響 を説明するものである。 乾燥バターミックスを水と混和して、約3600〜4500cpsの粘性を得 た。成分を次の表XIIに示す。 霜つきは、ショートニングのレベルが下がると消失した。2.0%のレベルで 、下層にあるレース様のものが除かれたが、より硬い表面うねはまだいくらか霜 つきを示した。感触特性は、ショートニングのレベルが3.0%より低くなると 容認できないほどに悪化する。強靭性/凝集性の増加は、顕著であった。実施例10 本実施例は、乾燥組成物への代替澱粉、デキストリンおよびマルトデキストリ ンの添加の影響を説明するものである。 以下の表XIIIaにおいて、穀類混和物は表XIおよびXIIのものと同様である が、以下の表XIIIbにおいては、小麦粉、コーンフラワーおよび全澱粉成分に関 して は変化も見られ得る。これらの変化は、以下の表XIVに示すような調製組成物 となり、この新規バター・システムの所望の感触特性を達成するために必要であ った。表XIIIaに組成を示した実験では、完全乾燥バターミックスを水と混和し て、約3000〜4000cpsの粘性を得た。 霜つきの問題を解決するためにショートニング成分を減らした結果は、実施例 9で記述したように感触特性の劣化傾向をもたらした。これら感触特性を向上さ せて、さらに霜つきを減らすためには、デキストリンおよびコーンマルトデキス トリンが有意な効果を示した。表XIIのFSDの組成物を用いて作った製品と比 較して、5重量%の天然コーン澱粉をジャガイモおよびタピオカデキストリンま たはマルトデキストリンで代替したものは、種々の程度で霜つきを減らした。最 良の視覚的向上は、ジャガイモおよびタピオカデキストリンで得られ、一方、コ ーンマルトデキストリンは感触的な向上をもたらした。変性ジャガイモ澱粉は、 感触および視覚的特性双方の向上に最低の効果を示した。 表XIIIbに示した調製組成物を水と混和して、約2600〜4700cpsの 粘性を得た。この表は、さらなる乾燥混和物のジャガイモデキストリンおよびマ ルトデキストリン、コーンデキストリンならびにタピオカデキストリンに関する 変化を示すものである。 一般に、デキストリンの溶解性が増加すると(Avedex 36、56、85;Stadex 9、90)、感触性の向上、とくに粘着性軽減が観察された。調理製品の完全に揚 げた色は強まるが、霜つきの可能性は溶解性に関係しないようである。これらデ キストリンおよびマルトデキストリン製品の混和物を評価した結果、3部可溶性 ジャガイモマルトデキストリン:2部可溶性コーンデキストリンの混和が総合的 に最 良の感触性および視覚的向上をもたらした。この混和物を、表XIVに示す実験 に組み入れた。実施例11 本実施例は、乾燥混和物に加えるメチルセルロースの変量の霜つきおよび感触 に及ぼす影響を説明するものである。 これらの実験において、完全乾燥バターミックスを水と混和して、約2800 〜4500cpsの粘性を得た。表XIVは、種々の実験におけるゴムのレベル を示す。 一般に、ゴムのレベルが減少すると、バター流動性および不安定性が増して、 その結果、霜つきの傾向が増す。中間面層は確実により乾燥し、感触はより軽く なり、凝集しない。容認できる妥協は、完全乾燥混和物におけるメチルセルロー ス0.15重量%レベルで達成される。 開示の概要 この開示を概要すると、本発明は新規の天麩羅バター・システムを提供する。 成分の慎重な選択ならびに穀類、タンパク質、膨らましシステム、脂肪および乳 化剤の割合のバランスによって、効果的なゼラチン化特性および外殻の制御され た形成の達成が可能になり、感覚受容性特性が向上がもたらされる。諸変性が本 発明の特許請求の範囲内で可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月17日 【補正内容】 請求の範囲 1.食材に使用するバターを調製するための乾操ミックス組成物であって、 (a)組成物の約75重量%以下の量の軟性小麦粉、 (b)非変性澱粉が組成物の0〜約30重量%からなり、変性澱粉が組成物の 0〜約30重量%からなる、組成物の約15〜約30重量%の量の全澱粉、 (c)重炭酸ナトリウム、ポリ燐酸水素ナトリウム、燐酸二水素カルシウムお よび乳酸カルシウムの組み合わせからなる、組成物の約1〜約5重量%の量の膨 らまし剤で、ポリ燐酸ナトリウムが燐酸二水素カルシウムと反応しなかった重炭 酸ナトリウムの中和に要する量の約50重量%までの量の過剰量で存在し、 (d)組成物の約15重量%以下の量の通気攪拌または乳化した塑性脂肪 からなる組成物。 2.該乾燥ミックスが約45〜約65重量%の軟質小麦粉ならびに約5〜約2 5重量%の非変性澱粉および約5〜約15重量%の変性澱粉を含む約15〜約3 0重量%の全澱粉を含んでなる請求項1記載の組成物。 3.該燐酸二水素カルシウム量が重炭酸ナトリウムの約15〜約35重量%を 中和するのに十分な量で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 4.該膨らまし剤が約0.4〜約1.5重量%の重炭酸ナトリウム、約0.5 〜約2.2重量%のピロリン酸水素ナトリウム、約0.1〜約0.6重量%の燐 酸二水素カルシウムおよび約0.03〜約0.15重量%の乳酸カルシウムの量 で乾燥ミックス中に存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 5.該膨らまし剤が約0.6〜約1.2重量%の重炭酸ナトリウム、約0.8 〜約1.7重量%のピロリン酸水素ナトリウム、約0.2〜約0.5重量%の燐 酸二水素カルシウムおよび約0.06〜約0.12重量%の乳酸カルシウムの量 で乾燥ミックス中に存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 6.約3.5重量%までのタンパク質をさらに含んでなる、請求項1に記載の 組成物。 7.該塑性脂肪が約3〜約8重量%の量で用いられることを特徴とする請求項 1に記載の組成物。 8.該塑性脂肪が約175〜約225%オーバーランを有する通気攪拌した塑 性脂肪で、その非通気攪拌容量の約2.5〜3倍の容量を有することを特徴とす る請求項1に記載の組成物。 9.該塑性脂肪が華氏50度で約18〜24%固形物および華氏105度で約 6〜12%固形物のSFIプロフィールを有することを特徴とする請求項1に記 載の組成物。 10.該塑性脂肪がそのβ′型であることを特徴とする請求項9に記載の組成 物。 11.該塑性脂肪が乳化された塑性脂肪であって、乳化された脂肪中で組成物 の約10重量%までの量で存在するステアリン酸またはオレイン酸ポリグリセロ ールエステルによって乳化されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 12.該ポリグリセロールエステルが乳化された脂肪中で組成物の約0.2〜 約0.3重量%の量で存在することを特徴とする請求項11に記載の組成物。 13.バターを提供するために水に分散させた請求項1の乾燥ミックス組成物 からなる食材に使用する水性組成物。 14.該バターが約1500〜約5000cpsの粘性を有することを特徴と する請求項14に記載のバター組成物。 15.該粘性が約2800〜約3800cpsであることを特徴とする請求項 14に記載のバター組成物。 16.少なくとも一つのゴムを乾燥ミックス組成物の約1重量%またはそれ以 下の量でさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のバター。 17.該ゴムがゼラチン化ゴムであることを特徴とする請求項16に記載のバ ター。 18.食材の加工の方法であって、最初のパス層を該食材に施し、請求項13 に記載の水性バター組成物を食材に施し、コーティングした食材を準または完全 揚げ処理して食材上に調理したバター・コーティングを形成させて、揚げたコー ティングした食材を冷凍することからなる方法。 19.該最初のパス層が付着性および/または接着性層であることを特徴とす る請求項18に記載の方法。 20.該最初のパス層が全体コーティング量の約15重量%以下の量で施した 微細粒子プライマーであることを特徴とする請求項18に記載の方法。 21.該バター組成物をその取り上げ全量がコーティングした食材の約20〜 約60重量%になるようにコーティングすることを特徴とする請求項20に記載 の方法。 22.該コーティング量がコーティングした食材の約40〜約50重量%にな るようにした請求項21に記載の方法 23.天麩羅バターを施した冷凍食材であって、 冷凍食材基材、 プライマーバターおよび穀類予備散粉コーティングまたは穀類予備散粉コーテ ィング、および プライマーコーティングを覆う天麩羅バターマトリックス からなり、 該プライマーコーティングは、食材基材からの、覆っている天麩羅バターマト リックスへのおよびそこを通っての水分放出を最大にし、 該天麩羅バターマトリックスは、水の流動性および量を調製しながら、ゼラチ ン化、凝集およびゲルになるの制御と小胞ネットワーク拡張とのバランスをとる 制御されたゲルになるマトリックスから形成され、 該天麩羅バターマトリックスがマトリックス全体によく分布された、均一サイ ズの小胞の安定したネットワークからなる、 冷凍食材。 【手続補正書】 【提出日】1998年8月24日 【補正内容】 請求の範囲 1.食材に適用するためのバター組成物調製用としての乾燥ミックス組成物で あって、 (a)該乾燥ミックス組成物の75重量%より低い量の軟質小麦粉、 (b)非変性澱粉が該乾燥ミックス組成物の0〜30重量%からなり、変性澱 粉が該乾燥ミックス組成物の0〜30重量%からなる、該乾燥ミックス組成物の 15〜30重量%の量の全澱粉、 (c)重炭酸ナトリウム、ピロ燐酸水素ナトリウム、燐酸二水素カルシウムお よび乳酸カルシウムの組み合わせからなる、該乾燥ミックス組成物の1〜5重量 %の量の膨らまし剤で、ピロ燐酸水素ナトリウムが、燐酸二水素カルシウムと反 応しなかった重炭酸ナトリウムの中和に要する量の50重量%までの量の過剰量 で存在し、 (d)組成物の15重量%より低い量の通気撹拌または乳化した塑性脂肪 を含むことを特徴とする乾燥ミックス組成物。 2.該乾燥ミックス組成物が45〜65重量%の軟質小麦粉ならびに5〜25 重量%の非変性澱粉および5〜15重量%の変性澱粉を含む15〜30重量%の 全澱粉を含んでなる請求項1に記載の乾燥ミックス組成物。 3.該燐酸二水素カルシウム量が重炭酸ナトリウムの15〜35重量%を中和 するに充分な量で存在する請求項1または2に記載の乾燥ミックス組成物。 4.該膨らまし剤が0.4〜1.5重量%の重炭酸ナトリウム、0.5〜2. 2重量%のピロ燐酸水素ナトリウム、0.1〜0.6重量%の燐酸二水素カルシ ウムおよび0.03〜0.15重量%の乳酸カルシウムの量で乾燥ミックス中に 存在する請求項1〜3のいずれかに記載の乾燥ミックス組成物。 5.該膨らまし剤が0.6〜1.2重量%の重炭酸ナトリウム、0.8〜1. 7重量%のピロ燐酸水素ナトリウム、0.2〜0.5重量%の燐酸二水素カルシ ウムおよび0.06〜0.12重量%の乳酸カルシウムの量で乾燥ミックス中に 存在する請求項4に記載の乾燥ミックス組成物。 6.3.5重量%までのタンパク質をさらに含んでなる、請求項1〜5のいず れかに記載の乾燥ミックス組成物。 7.該塑性脂肪が3〜8重量%の量で用いられる請求項1〜6のいずれかに記 載の乾燥ミックス組成物。 8.該塑性脂肪が175〜225%オーバーランを有する通気撹拌した塑性脂 肪で、その非通気撹拌容量の2.5〜3倍の容量を有する請求項1〜7のいずれ かに記載の乾燥ミックス組成物。 9.該塑性脂肪が華氏50度で18〜24%固形物および華氏105度で6〜 12%固形物のSFIプロフィールを有する請求項1〜8のいずれかに記載の乾燥 ミックス組成物。 10.該塑性脂肪がそのβ′型である請求項9に記載の乾燥ミックス組成物。 11.該塑性脂肪が乳化された塑性脂肪であって、乳化された脂肪中で組成物 の10重量%までの量で存在するステアリン酸またはオレイン酸ポリグリセロー ルエステルによって乳化される請求項1〜7のいずれかに記載の乾燥ミックス組 成物。 12.該ポリグリセロールエステルが乳化された脂肪中で組成物の0.2〜0 .3重量%の量で存在する請求項11に記載の乾燥ミックス組成物。 13.食材にバター組成物を適用するための水性バター組成物であって、水と 該水中に分散した請求項1〜12のいずれかに記載の乾燥ミックス組成物とを含 むことを特徴とする水性バター組成物。 14.該水性バター組成物が1500〜5000cpsの粘性を有する請求項 13に記載の水性バター組成物。 15.該粘性が2800〜3800cpsである請求項14に記載の水性バタ ー組成物。 16.少なくとも一つのゴムを前記乾燥ミックス組成物の1重量%またはそれ 以下の量でさらに含む請求項13〜15のいずれかに記載の水性バター組成物。 17.該ゴムがゼラチン化ゴムである請求項16に記載の水性バター組成物バ ター。 18.食材加工の方法であって、 最初のパス層を該食材に施し、 請求項13〜17のいずれかに記載の水性バター組成物を食材に施し、コーテ ィングした食材を準または完全揚げ処理して食材上に調理バター・コーティング を形成させて、該揚げコーティングを施した食材を冷凍する工程を含むことを特 徴とする食材加工の方法。 19.該最初のパス層が付着用および/または固定用の層である請求項18ま たは19に記載の方法。 20.該最初のパス層が全体コーティング量の15重量%より低い量で施した 微細粒子プライマーである請求項18または19に記載の方法。 21.該バター組成物をその取りあげ全量がコーティングした食材の20〜6 0重量%になるようにコーティングする請求項18〜20のいずれかに記載の方 法。 22.該コーティング量がコーティングした食材の40〜50重量%になるよ うにした請求項21に記載の方法。 23.天麩羅バターを施した冷凍食材であって、 冷凍食材基材、 プライマーバターおよび穀類予備散粉コーティング、または穀類予備散粉コー ティングを含むプライマーコーティング、および 該プライマーコーティングを覆う天麩羅バターマトリックス を有し、 該プライマーコーティングは、食物基材からの、覆っている天麩羅バターマト リックスへの水分放出および該該プライマーコーティング層自体を通過する水分 放出を最大にし、 該天麩羅バターマトリックスは、水の流動性および量を調整しながら、小胞ネ ットワーク拡張と、ゼラチン化、凝集およびゲル化の制御とのバランスをとるこ とでゲル化が調整されたマトリックスから形成され、 該天麩羅バターマトリックスがマトリックス全体によく分布された、均一サイ ズの小胞の安定したネットワークからなる、 冷凍食材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU (72)発明者 ダーリ、ケニス エス. カナダ国 エル1エフ 4ダブリュ6 オ ンタリオ州 アジャックス ファロー ク レッセント 46

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.食材に使用するバターを調製するための乾燥ミックス組成物であって、 (a)組成物の約75重量%以下の量の軟性小麦粉、 (b)非変性澱粉が組成物の0〜約30重量%からなり、変性澱粉が組成物の 0〜約30重量%からなる、組成物の約15〜約30重量%の量の全澱粉、 (c)重炭酸ナトリウム、ポリ燐酸水素ナトリウム、燐酸二水素カルシウムお よび乳酸カルシウムの組み合わせからなる、組成物の約1〜約5重量%の量の膨 らまし剤で、ポリ燐酸ナトリウムが重炭酸ナトリウムの中和に要する量の過剰量 で存在し、 (d)組成物の約15重量%以下の量の通気攪拌または乳化した塑性脂肪 からなる組成物。 2.該乾燥ミックスが約45〜約65重量%の軟質小麦粉ならびに約5〜約2 5重量%の非変性澱粉および約5〜約15重量%の変性澱粉を含む約15〜約3 0重量%の全澱粉を含んでなる請求項1に記載の組成物。 3.該過剰量のピロリン酸水素ナトリウムの量が燐酸二水素カルシウムと反応 しなかった重炭酸ナトリウムの中和に要する量の約50重量%までの量であるこ とを特徴とする請求項1に記載の組成物。 4.該燐酸二水素カルシウム量が重炭酸ナトリウムの約15〜約35重量%を 中和するに充分な量で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 5.該膨らまし剤が約0.4〜約1.5重量%の重炭酸ナトリウム、約0.5 〜約2.2重量%のピロリン酸水素ナトリウム、約0.1〜約0.6重量%の燐 酸二水素カルシウムおよび約0.03〜約0.15重量%の乳酸カルシウムの量 で乾燥ミックス中に存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 6.該膨らまし剤が約0.6〜約1.2重量%の重炭酸ナトリウム、約0.8 〜約1.7重量%のピロリン酸水素ナトリウム、約0.2〜約0.5重量%の燐 酸二水素カルシウムおよび約0.06〜約0.12重量%の乳酸カルシウムの量 で乾燥ミックス中に存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 7.約3.5重量%までのタンパク質をさらに含んでなる、請求項1に記載の 組成物。 8.該塑性脂肪が約3〜約8重量%の量で用いられることを特徴とする請求項 1に記載の組成物。 9.該塑性脂肪が約175〜225%オーバーランを有する通気攪拌した塑性 脂肪で、その非通気攪拌容量の約2.5〜3倍の容量を有することを特徴とする 請求項1に記載の組成物。 10.該塑性脂肪が華氏50度で約18〜24%固形物および華氏105度で 約6〜12%固形物のSFIプロフィールを有することを特徴とする請求項1に 記載の組成物。 11.該塑性脂肪がそのβ′型であることを特徴とする請求項10に記載の組 成物。 12.該塑性脂肪が乳化された塑性脂肪であって、乳化された脂肪中で組成物 の約10重量%までの量で存在するステアリン酸またはオレイン酸ポリグリセロ ールエステルによって乳化されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 13.該ポリグリセロールエステルが乳化された脂肪中で組成物の約0.2〜 約0.3重量%の量で存在することを特徴とする請求項12に記載の組成物。 14.バターを提供するために水に分散させた請求項1の乾燥ミックス組成物 からなる食材に使用する水性組成物。 15.該バターが約1500〜約5000cpsの粘性を有することを特徴と する請求項14に記載のバター組成物。 16.該粘性が約2800〜約3800cpsであることを特徴とする請求項 15に記載のバター組成物。 17.少なくとも一つのゴムを乾燥ミックス組成物の約1重量%またはそれ以 下の量でさらに含むことを特徴とする請求項14に記載のバター。 18.該ゴムがゼラチン化ゴムであることを特徴とする請求項17に記載のバ ター。 19.食材の加工の方法であって、最初のパス層を該食材に施し、請求項14 に記載の水性バター組成物を食材に施し、コーティングした食材を準または完全 揚げ処理して食材上に調理したバター・コーティングを形成させて、揚げたコー ティングした食材を冷凍することからなる方法。 20.該最初のパス層が付着性および/または接着性層であることを特徴とす る請求項19に記載の方法。 21.該最初のパス層が全体コーティング量の約15重量%以下の量で施した 微細粒子プライマーであることを特徴とする請求項19に記載の方法。 22.該バター組成物をその取りあげ全量がコーティングした食材の約20〜 約60重量%になるようにコーティングすることを特徴とする請求項21に記載 の方法。 23.該コーティング量がコーティングした食材の約40〜約50重量%にな るようにした請求項22に記載の方法。 24.天麩羅バターを施した冷凍食材であって、 冷凍食材基材、 プライマーバターおよび穀類予備散粉コーティングまたは穀類予備散粉コーテ ィング、および プライマーコーティングを覆う天麩羅バターマトリックス からなり、 該プライマーコーティングは、食物基材からの、覆っている天麩羅バターマト リックスへのおよびそこを通っての水分放出を最大にし、 該天麩羅バターマトリックスは、水の流動性および量を調整しながら、ゼラチ ン化、凝集およびゲルになるの制御と小胞ネットワーク拡張とのバランスをとる 制御されたゲルになるマトリックスから形成され、 該天麩羅バターマトリックスがマトリックス全体によく分布された、均一サイ ズの小胞の安定したネットワークからなる、 冷凍食材。
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