JPH11501978A - 硬質表面洗浄組成物 - Google Patents

硬質表面洗浄組成物

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JPH11501978A JP9524289A JP52428997A JPH11501978A JP H11501978 A JPH11501978 A JP H11501978A JP 9524289 A JP9524289 A JP 9524289A JP 52428997 A JP52428997 A JP 52428997A JP H11501978 A JPH11501978 A JP H11501978A
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Abstract

(57)【要約】 洗浄した表面に優れた光沢もたらす、液体硬質表面洗浄組成物が開示されている。この組成物は、界面活性剤、含カルボキシレートポリマー、及び二価の対イオンを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32となるように含んでなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】 硬質表面洗浄組成物 技術分野 本発明は、硬質表面、特に家屋内の硬質表面を洗浄する為の組成物に関するも のである。 背景 硬質表面洗浄用の種々の組成物が、当該技術分野で開示されている。このよう な組成物に関しては、様々な表面や汚れに対して顕著な洗浄性をもたらすという ことに、大きく焦点が当てられてきた。ガラス洗浄剤のような幾つかの専用の洗 浄剤については、いわゆる「条痕を残さない」製品、すなわち使用後に目に見え る残留物を全く残さないか、もしくはほとんど少ししか残さない製品を配合する ことに、多大な努力が更に払われてきた。 本発明の目的は、表面を清潔にし、洗浄した表面に光沢を与える硬質表面洗浄 組成物を配合することである。それは、光沢が、洗浄した表面からのより高い光 の反射率を更に必要とするという点で、「条痕を残さない」組成物とは異なるも のである。表面に光沢を与える様々な製品が市販されており、またそれらは、例 えば米国特許第3,960,575号、及び米国特許第4,218,250号の 各明細書に開示されている。どちらの参考文献も、光沢を与える為に、種々のシ リコーンの使用を推奨している。このような組成物は、硬質表面用の洗浄剤とし ては十分に配合されていないので洗浄性が不十分であり、また実際に硬質表面用 洗浄剤にシコーンを配合しても、いかなる光沢効果も示さなかった。例えば、再 汚染防止性を改良する為に他の必須成分の中でも特にシリコーンを含む硬質表面 洗浄組成物を開示している、ヨーロッパ特許第374,471号明細書を参照の こと。 我々は、今般、界面活性剤、含カルボキシレートポリマー、及び二価の対イオ ンを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32になるように 含んでなる液体組成物を配合することにより、表面に優れた光沢が得られるとい うことを見出した。実際、該組成物は改良された光沢をもたらし、また表面によ り少ない条痕/斑点しか残さずに、典型的な油脂汚れを含む様々なタイプの汚れ に対して優れた洗浄性能をもたらすことが分かった。 本発明の利点は、該組成物を希釈した状態、及びそのままの状態のどちらであ っても、艶のある、もしくは艶のないセラミックタイル、ビニール、リノリュー ム、メラミンのような様々な材料で作られている家屋内の硬質表面を洗浄するの に用いることができる、という点である。 本発明の組成物を希釈した形で使用する本発明による硬質表面洗浄法の他の利 点は、後で濯ぎを必要とせずに、処理した表面により高い光沢度をもたらし、そ れにより消費者による組成物の取扱いを容易にする、という点である。 米国特許第4,784,786号明細書には、表面を清浄にし、条痕や曇りを 残さない為に、汚れたガラス表面に簡単に塗布することができ、またガラス表面 から簡単に汚れを除去することのできるガラス洗浄用の組成物が開示されている 。該組成物は、他の成分の中でも特に界面活性剤、グリコールエーテル、アニオ ンポリスルホン酸、及びオレフィン−無水マレイン酸コポリマーを含無水化合物 を含んでなるものである。二価の対イオンは開示されていない。 国際特許出願第94/26858号明細書には、ノニオン界面活性剤(1〜3 0%)と、平均分子量が1,000,000未満のアニオン系ポリマーとを含む 液体硬質表面用組成物(pH2〜8)が開示されている。該組成物は、耐汚染効 果の他に、驚くべき初期洗浄効果をもたらす。実際、国際特許出願第94/26 858号明細書には、スチレンとマレイン酸とのコポリマーのような、無水アク リル酸、無水メタクリル酸、及び無水マレイン酸誘導体が、乾燥後に条痕を残さ ない仕上がりをもたらすということが開示されている。二価の対イオンは開示さ れていない。 ヨーロッパ特許出願第A−658,184号明細書には、アルキル両性カルボ ン酸(5〜95%)と、マグネシウム塩もしくはカルシウム塩(0.1〜4%) とを含有する液状、もしくはゲル状の食器洗浄用洗剤組成物が開示されている。 該組成物の10%水溶液の20℃に於けるpHは7〜10である。該組成物は、 ノニオン界面活性剤(5〜95%)のような補助界面活性剤を、任意の成分とし て含む。含カルボキシレートポリマーは開示されていない。また、硬質表面への 適用も開示されていない。 ヨーロッパ特許出願第A−162,033号明細書には、蛋白質分解酵素、も しくは澱粉分解酵素、アニオン界面活性剤(10〜50%)、並びに任意の成分 として、エトキシル化ノニオン界面活性剤(2〜25%)のような他の界面活性 剤、組成物1リットルにつき1〜30ミリモルのカルシウムイオン、及び特定の 高分子状脂肪族ポリカルボン酸の水溶性の塩を含むポリカルボキシレート(例え ばマレイン酸のポリマーやコポリマー)のような洗剤用ビルダー(2〜15%) を含有するヘビーデューティ洗剤が開示されている。ヨーロッパ特許出願第A− 162,033号明細書には更に、カルシウムイオンのレベルは、組成物中の脂 肪酸等と複合化させた後、酵素に役立つ最低限のレベルに常になるように選択す べきである、ということが開示されている。カルシウムイオン源は、例えば塩化 カルシウム及び/又は酢酸カルシウムである。硬質表面への適用は開示されてい ない。 ヨーロッパ特許出願第A−602,179号明細書には、ポリヒドロキシ脂肪 酸アミドとアニオン界面活性剤とを含む組成物にカルシウム塩を添加すると、手 に十分優しい油脂汚れの除去性が改善される、ということが開示されている。実 際、ヨーロッパ特許出願第A−602,179号明細書には、アニオン界面活性 剤(3〜95%)、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド(3〜40%)、及びカルシウ ムイオン(0.1〜3%)を含有する食器洗浄組成物が開示されている。この組 成物の10%水溶液の20℃に於けるpHは、5.5〜10である。該組成物は 、分子量が750,000〜4,000,000のポリカルボキシレートポリマ ー(0.1〜10%)を、任意の成分として含む。硬質表面への適用は開示され ていない。 ヨーロッパ特許出願第A−670,884号明細書には、ポリヒドロキシ脂肪 酸アミド界面活性剤(5〜50%)、ノニオン界面活性剤(5〜50%)、カル シウム源(0.5〜2%)、及び石鹸を含む、十分に配合された液体洗剤組成物 が開示されている。任意の成分は、無水マレイン酸とエチレンもしくはビニルメ チルエーテルとのコポリマーのようなポリカルボキシレートビルダー、及びアク リル酸、マレイン酸を含む好適な不飽和モノマーを重合、もしくは共重合するこ とにより得られる高分子状ポリカルボン酸分散剤(0.1〜7%)である。分子 量が2,000〜100,000の、アクリル/マレインをベースとするコポリ マーが開示されている。硬質表面への適用は開示されていない。 英国特許第1,430,204号明細書には、硬質表面を含む、汚れの付着し た様々な基質を洗浄するのに適した組成物が開示されている。該組成物は、アク リルポリマーやポリカーボネートのようなポリマー(3〜35%)、任意の成分 としてカルシウムやマグネシウムのような金属イオン(0.1〜5%)、及びビ ニルメチルエーテルと無水マレイン酸とのコポリマーやカルボキシメチルセルロ ースのようなビルダー(0.1〜5%)からなるものである。界面活性剤を任意 の成分として用いてもよいが、そのレベルについては開示されておらず、界面活 性剤の特定の種類についても開示されてない。英国特許第1,430,204号 明細書には、汚れの付着した表面を洗浄する方法も開示されている。該方法は、 該組成物を該表面に塗布する工程、該組成物で粘着性のあるフィルムを形成させ 、そのフィルムに汚れを付着させる工程、該組成物を乾燥させ、それにより該乾 燥の結果として該フィルムを破砕して除去可能な残留物を形成させ工程、及び該 残留物を除去する工程からなるものである。金属イオンの存在により、フィルム の脆性が増す。 界面活性剤、含カルボキシレートポリマー、及び二価の対イオンを、該ポリマ ーと該二価対イオンが適切なモル比になるように液体硬質表面洗浄組成物に用い ることによりもたらされる利点、すなわち、その組成物で処理した表面の光沢が 改善されるということは、実際には先行技術では認められていない。 発明の要旨 本発明には、含カルボキシレートポリマーと二価の対イオンを、該ポリマーと 該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32になるように、及び界面活性剤を 組成物全体の0.1〜50重量%含む液体組成物を硬質表面に塗布する硬質表面 洗浄法が包含される。 本発明はまた、含カルボキシレートポリマーと二価の対イオンを、該ポリマー と該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32になるように、及び界面活性剤 を組成物全体の0.1〜50重量%含む液体硬質表面洗浄組成物であって、該組 成物が蛋白質分解酵素、もしくは澱粉分解酵素、及びポリヒドロキシ脂肪酸アミ ドを含んでいないものも包含される。 発明の詳しい説明 本発明は、その最も広い態様に於いては、含カルボキシレートポリマーと二価 の対イオンを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32にな るように含み、且つ界面活性剤を含む液体組成物を硬質表面に塗布する硬質表面 洗浄法に関するものである。 「硬質表面」とは、本発明に於いては、料理や食べたり飲んだりするのに用い る食器やあらゆる用具を除いた、あらゆる種類の家屋内の硬質表面を意味する。 本発明に於いて好ましい「硬質表面」とは、床、壁、窓、装備品、造作等を含む あらゆる固定された家屋内の硬質表面である、と理解すべきである。 該液体組成物は、洗浄しようとする表面にそのままの形態で、もしくは希釈し た形態で塗布することができる。 「希釈した形」とは、本発明に於いては、使用者が該液体組成物を典型的には 水で希釈することを意味する。組成物は使用前に水で希釈して、その重量の10 〜200倍の典型的な希釈レベルとする。推奨される一般的な希釈レベルは、水 中の組成物が1.2%となるレベルである。これは、有効成分のレベルが、得ら れる洗浄溶液の0.01〜0.5重量%であるのに相当する。 該組成物をそのままの形態で、もしくはいわゆる濃縮された形態(すなわち、 全有効成分が10〜40%)で、洗浄しようとする表面に塗布した場合、組成物 を塗布した後にその表面を濯ぐ必要がある。さもないと、目に見える残留物が表 面上に非常に多く残ってしまう。しかしながらこの「濃縮された」使用形態では 、該界面活性剤を含んでいない同様の組成物、もしくは該ポリマーと該二価対イ オンとを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32になるよ うには含んでいない同様の組成物を用いた場合に必要とされるよりも少ない濯ぎ を行った後でも、本発明の組成物によりもたらされる光沢効果が得られる。 該組成物を希釈した形態で用いる本発明による好ましい硬質表面洗浄法に於い ては、組成物を塗布した後、光沢効果を得る為に濯ぎを行う必要がない。 一つの態様に於いては、本発明は、含カルボキシレートポリマーと二価の対イ オンを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32になるよう に、及び界面活性剤を組成物全体の0.1〜50重量%含む液体硬質表面洗浄組 成物であって、該組成物が蛋白質分解酵素、もしくは澱粉分解酵素、及びポリヒ ドロキシ脂肪酸アミドを含んでいなものである。 本発明による組成物は、第一の必須成分として、含カルボキシレートポリマー もしくはそれらの混合物を含む。「含カルボキシレートポリマー」とは、本発明 に於いては、カルボキシレート官能基を少なくとも一つ含むモノマー単位を少な くとも一つ含むポリマー、もしくはコポリマーを意味する。ポリアクリレートを 含むポリカルボン酸のホモポリマーもしくはコポリマー、又はそれらの塩、並び に無水マレイン酸及び/又はアクリル酸等のポリマーやコポリマー、又はそれら の混合物のような、当業者に知られているあらゆる含カルボキシレートポリマー を、本発明に従って用いることができる。実際、このような含カルボキシレート ポリマーは、適切な不飽和モノマー、好ましくは酸形態の不飽和モノマーを、重 合、もしくは共重合させることにより得ることができる。好適な高分子状ポリカ ルボキシレートを形成させる為に重合させることのできる不飽和モノマー酸には 、アクリル酸、マレイン酸(もしくは無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸 、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸、及びメチレンマロン酸が含まれる 。本発明に於ける高分子状ポリカルボキシレート中には、ビニルメチルエーテル 、スチレン、エチレン等のカルボキシレート基を含んでいないモノマーセグメン トが存在しているのが好適である。 特に好適な高分子状ポリカルボキシレートは、アクリル酸から得ることができ る。本発明に於いて有用なこのようなアクリル酸をベースとしたポリマーは、重 合させたアクリル酸の水溶性の塩である。酸形態のこのようなポリマーの平均分 子量は、好ましくは約2,000〜1,000,000、より好ましくは約10 ,000〜150,000、最も好ましくは約20,000〜100,000で ある。このようなアクリル酸ポリマーの水溶性の塩には、例えばアルカリ金属塩 、アンモニウム塩、及び置換アンモニウム塩を含めることができる。この種の溶 解性ポリマーは、公知の物質である。この種のポリアクリレートの洗剤組成物へ の使用は、例えば、1967年3月7日に発行された Diehlの米国特許第3,3 0 8,067号明細書に開示されている。 アクリル/マレインをベースとするコポリマーも、好ましい含カルボキシレー トポリマーとして用いることができる。このような物質には、アクリル酸とマレ イン酸とのコポリマーの水溶性の塩が含まれる。酸形態のこのようなコポリマー の平均分子量は、好ましくは約2,000〜100,000、より好ましくは約 5,000〜75,000、最も好ましくは約7,000〜65,000である 。このようなコポリマー中のアクリレートとマレエートとの成分比は、通常約3 0:1〜約1:1であり、より好ましくは約10:1〜2:1である。このよう なアクリル酸/マレイン酸コポリマーの水溶性の塩には、例えばアルカリ金属塩 、アンモニウム塩、及び置換アンモニウム塩を含めることができる。この種の溶 解性のアクリレート/マレエートコポリマーは、1982年12月15日に公開 されたヨーロッパ特許出願第66915号明細書に記載されている、公知の物質 である。特に好ましいのは、平均分子量が約70,000のマレイン酸/アクリ ル酸コポリマーである。このようなコポリマーは、BASFからソカランCP5 という商品名で市販されている。 本発明に用いるのに適したその他の含カルボキシレートポリマーには、カルボ キシメチルセルロースのようなセルロース誘導体が含まれる。例えば、カルボキ シメチルセルロースは、ナトリウム、カリウム、アミン、もしくは置換アミンの ような通常のカチオンとの塩として用いることができる。 本発明による組成物は、第二の必須成分として、二価の対イオン、もしくはそ れらの混合物を含む。本発明に於いては、当業者に知られているあらゆる二価の 対イオンを用いることができる。本発明に於いて用いるのに好ましい二価の対イ オンは、カルシウム、亜鉛、カドミウム、ニッケル、銅、コバルト、ジルコニウ ム、クロミウム、及び/又はマグネシウムであり、より好ましくはカルシウム、 亜鉛、及び/又はマグネシウムである。該二価対イオンは、例えば塩化物、酢酸 塩、硫酸塩、ギ酸塩、及び/又は硝酸塩のような塩の形で、もしくは複合金属塩 として添加することができる。例えば、カルシウムは塩化カルシウムの形で、マ グネシウムは酢酸マグネシウムもしくは硫酸マグネシウムの形で、また亜鉛は塩 化亜鉛の形で添加することができる。 本発明の一つの態様に於いては、該含カルボキシレートポリマーと該二価対イ オンを一つの成分として添加することができる。但し、該含カルボキシレートポ リマーと該二価対イオン/塩のモル比は、12:1〜1:32である。 本発明によれば、該ポリマーと該二価対イオンを、該含ポリマーと該二価対イ オンのモル比が12:1〜1:32、好ましくは8:1〜1:16、より好まし くは6:1〜1:12、最も好ましくは4:1〜1:6となるように、本発明の 硬質表面洗浄組成物中に存在させる。該含ポリマーと該二価対イオンのモル比と して好ましいのは、改善された光沢が最も経済的に得られるような比である。 「該含ポリマーと該二価対イオンのモル比」とは、本発明に於いては、二価の 対イオンのモル数に対する含カルボキシレートモノマーのモル数を意味する。例 えば、該含カルボキシレートポリマーがアクリル酸/マレイン酸コポリマーであ る本発明の好ましい態様に於いては、このモル比は、二価のイオンに対する純粋 なアクリル酸ポリマーと、二価のイオンに対する純粋なマレイン酸ポリマーの理 論上のモル比に基づく範囲として記述される。 従って本発明による硬質表面洗浄組成物は、該含カルボキシレートポリマーも しくはそれらの混合物を組成物全体の0.01〜20重量%、好ましくは0.1 〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%、及び該二価対イオンもしくは それらの混合物を組成物全体の0.01〜4重量%、好ましくは0.02〜2重 量%、より好ましくは0.02〜1重量%含む。 「改善された光沢」とは、界面活性剤、含カルボキシレートポリマー、及び二 価の対イオンを、該ポリマーと該二価対イオンのモル比が12:1〜1:32に なるように含んでなる組成物を用いて、本発明に従って硬質表面を洗浄した場合 に観察される光沢が、該界面活性剤を含んでいない同様の組成物、もしくは該二 価対イオンと該含カルボキシレートポリマーを該ポリマーと該二価対イオンのモ ル比が12:1〜1:32になるようには含んでいない同様の組成物を用いて該 表面を洗浄した場合に観察される光沢に比べて改善されている、ということを本 発明では意味する。この光沢の改善は、組成物をそのまま使用する条件に於いて も、希釈して使用する条件に於いても観察され、また特に軟水、すなわち硬度が 10グレン/ガロン未満の水を用いて組成物を希釈使用する態様に於いて観察さ れる。この光沢効果は、光沢計により判断された反射率により、及び/又は評点 者団により判断された目視によるグレード付けにより評価することができる。 本発明による組成物は、第三の必須成分として界面活性剤、もしくはそれらの 混合物を含む。該界面活性剤は、本発明による組成物中に、組成物全体の0.1 〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは1〜10重量% の量で存在させる。該ポリマーと二価の対イオンと共に洗浄した表面上に付着し て光沢効果に寄与するのは、該界面活性剤である。本発明で用いる界面活性剤に は、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面 活性剤、双性界面活性剤、及びそれらの混合物が含まれる。 特に好ましい界面活性剤は、ノニオン界面活性剤である。本発明に用いるのに 適したノニオン界面活性剤には、アルキレンオキシド基(親水性)と、分枝鎖状 もしくは線状の脂肪族性(例えばゲルベアルコール、もしくは第二アルコール) 、又はアルキル芳香族性であってよい疎水性の有機化合物との縮合により得られ る化合物として広く定義することのできる種類の化合物が含まれる。いずれかの 特定の疎水性基と縮合させる親水性基、もしくはポリオキシアルキレン基の長さ を容易に調節することができることにより、親水性要素と疎水性要素のバランス が所望の度合いの水溶性化合物を得る。例えば、良く知られている種類のノニオ ン 合成洗剤は、「プルロニック」という商品名で販売されているものである。これ らの化合物は、エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとプロピレングリコー ルとの縮合により形成された疎水性塩基とを縮合させることにより形成される。 当然のことながら、水に対して不溶性を示すこの分子の疎水性部分の分子量は、 約1500〜1800である。この疎水性部分にポリオキシエチレン基を付加す ると、分子の水溶性が全体として増す傾向があり、また生成物は、ポリオキシエ チレン含有率が縮合生成物全体の約50重量%となる迄、液状に保たれる。 その他の好適なノニオン合成洗剤には、以下のものが含まれる。 (i)アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、例えば、炭素数が 約6〜12個である直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を有するアルキルフェ ノールと、エチレンオキシドとの縮合生成物であって、該エチレンオキシドが、 アルキルフェノール1モルにつきエチレンオキシド10〜25モルに相当する量 で存在しているもの。このような化合物中のアルキル置換基は、重合させたプロ ピレン、ジイソブチレン、オクタン、及びノナンから得ることができる。 (ii)エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとエチレンジアミン生成物 との反応から得られる生成物との縮合により得られるものであって、疎水性要素 と親水性要素の所望のバランスにより様々な組成をもつもの。例としては、ポリ オキシエチレンを約40〜約80重量%含み、約5000〜約11000の分子 量をもつ、エチレンオキシド基と、エチレンジアミンと過剰のプロピレンオキシ ドとの反応生成物からなる疎水性塩基との反応による得られる化合物が挙げられ る。該塩基は、2500〜3000のオーダーの分子量をもつものである。 (iii)炭素数が8〜18である直鎖状もしくは分枝鎖状の脂肪族アルコー ルと、エチレンオキシドとの縮合生成物、例えばココナツアルコール1モルにつ きエチレンオキシドを10〜30モル有し、ココナツアルコール部分に炭素数が 10〜14であるココナツアルコールエチレンオキシド縮合物。 (iv)一つのアルキル基が炭素数が10〜18であり、二つのアルキル基が 炭素数が1〜3であるトリアルキルアミンオキシド、及びトリアルキルホスフィ ンオキシド。アルキル基はヒドロキシ置換基を含んでいてよい。具体的な例は、 ドデシルジ(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、及びテトラデシルジメチ ルホスフィンオキシドである。 特に好ましい界面活性剤には、アニオン界面活性剤も含まれる。本発明に用い るのに適したアニオン界面活性剤には、炭素数が約8〜約24せあり、好ましく は約10〜約20個含む脂肪酸のアルカリ金属(例えば、ナトリウムもしくはカ リウム)塩、もしくはその石鹸が含まれる。 石鹸を作るのに用いる脂肪酸を含む脂肪酸は、天然資源、例えば植物もしくは 動物由来のグリセリド(例えばヤシ油、ココナツ油、ババスーヤシ油、大豆油、 ヒマシ油、獣脂、鯨油、魚油、獣脂、グリース、ラード、及びそれらの混合物) から得ることができる。脂肪酸は、合成的に(例えば、原料油の酸化により、も しくはフィッシャー−トロプシュ法により)得ることもできる。アルカリ金属石 鹸は、油脂を直接鹸化することにより、もしくは別の製造工程で製造された遊離 脂肪酸を中和することにより作ることができる。特に有用なのは、ココナツオイ ル、及び獣脂から得られた脂肪酸の混合物のナトリウム塩、及びカリウム塩、す なわち獣脂及びココナツナトリウム及びカリウム石鹸である。 「獣脂」という語は、本発明に於いては、ほぼC14が2.5%、C16が29% 、C18が23%、パルミトイルが2%、オレインが41.5%、及びリノレンが 3%(上に挙げた初めの三つの脂肪酸は飽和している)である炭素鎖長分布を典 型的に有する脂肪酸混合物について用いる。様々な動物の獣脂やラードから得ら れる脂肪酸のような、同様の分布をもつ他の混合物も、獣脂という語に含まれる 。獣脂は硬化(すなわち水素化)させて、不飽和脂肪酸成分の一部、もしくは全 てを飽和脂肪酸成分に変えることもできる。「ココナツ」という語は、本発明に 於 いては、ほぼC8が8%、C10が7%、C12が48%、C14が17%、C16が9 %、C18が2%、オレインが7%、及びリノレンが2%(上に挙げた初めの六つ の脂肪酸は飽和している)である炭素鎖長分布を典型的に有する脂肪酸混合物を 指すのに用いる。ヤシ核油やババスーヤシ油のような、同様の炭素鎖長分布を有 する他の資源も、ココナツ油という語に含まれる。 本発明に用いるのに適したその他のアニオン界面活性剤には、炭素数が約8〜 約22であるアルキル基と、スルホン酸エステル基、及び硫酸エステル基からな る群から選ばれる基とを分子構造中に有する有機硫酸反応生成物の水溶性の塩、 特にアルカリ金属塩が含まれる。これらの合成洗剤の重要なものの例は、アルキ ル硫酸ナトリウム、アンモニウムもしくはカリウム、特に獣脂もしくはココナツ 油のグリセリドを還元して得られる高級アルコールを硫酸化することにより得ら れるもの、アルキル基に炭素数が約9〜約15であるアルキルベンゼンスルホン 酸ナトリウムもしくはカリウム、特に米国特許第2,220,099号、及び第 2,477,383号の各明細書に記載されているタイプのもの(これらの特許 明細書は参考として本明細書に記載するものである)、アルキルグリセリルエー テルスルホン酸ナトリウム、特に獣脂、及びココナツ油から得られる高級アルコ ールのエーテル、ココナツ油脂肪酸モノグリセリド硫酸及びスルホン酸ナトリウ ム、高級脂肪アルコール(例えば、獣脂アルコールやココナツ油アルコール)1 モルと、エチレンオキシド約3モルとの反応生成物の硫酸エステルのナトリウム 塩もしくはカリウム塩、一分子につきエチレンオキシドを約4単位もち、アルキ ル基中に炭素数が約9であるアルキルフェノールエチレンオキシドエーテル硫酸 ナトリウムもしくはカリウム、イセチオン酸でエステル化し、水酸化ナトリウム で中和した脂肪酸の反応生成物(脂肪酸は例えばココナツ油から得られたもの) 、メチルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウム塩もしくはカリウム塩(脂肪酸は 例えばココナツ油から得られたもの)、及び当該技術分野で公知のその他のもの (それらの数多くのものが米国特許第2,486,921号、第2,486,9 22号、及び第2,396,278号の各明細書に具体的に記載されている。こ れらの特許明細書は、参考として本明細書に記載するものである)が含まれる。 本発明に用いるのに適した双性イオン洗剤には、内部塩を形成させて、広いp H値範囲にわたり分子にカチオン親水性基とアニオン親水性基の両方を与える塩 基性基と酸性基の両方を分子中に含んでいるベタイン洗剤、及びベタイン様洗剤 が含まれる。これらの洗剤の幾つかの一般的な例が、米国特許第2,082,2 75号、第2,702,279号、及び第2,255,082号の各明細書に記 載されている。これらの特許は、参考として本明細書に記載するものである。双 性イオン洗剤化合物として好ましいのは、下記式で示されるものをもつものであ る。 式中、R1は、炭素数が約8〜約22であるアルキル基であり、R2とR3は炭素 数が1〜3であり、R4は炭素数が1〜約3であるアルキレン鎖であり、Xは、 水素、及びヒドロキシル基からなる群から選ばれ、Yは、カルボキシル基、及び スルホニル基からなる群から選ばれ、且つR1基、R2基、及びR3基の炭素数の 合計は約14〜約24である。 系のpHによってカチオン系、もしくはアニオン系となることのできる両性洗 剤は、ドデシルベータアラニン、米国特許第2,658,072号明細書に教示 されているところに従ってドデシルアミンとイセチオン酸ナトリウムとを反応さ せることにより得られるもののようなN−アルキルタウリン、米国特許第2,4 38,091号明細書に教示されているところに従って得られるもののようなN −高級アルキルアスパラギン酸、及び米国特許第2,528,378号明細書に 記載されていて、「ミラノール」という商品名で販売されている製品のような洗 剤により代表されるものである。これらの特許明細書は、参考として本明細書に 記載するものである。その他の合成洗剤、及びそれらのコマーシャルソースの一 覧表は、McCutcheon's Detergents and Emulsifiers、北米版、1980年(参 考として本明細書に記載するものである)中に見い出すことできる。 本発明による組成物は、液体硬質表面洗浄組成物である。本発明の液体組成物 は、好ましくは水性の組成物として配合されるが、必ずしもそのように配合する 必要はない。水性組成物とは、水を典型的には組成物全体の50〜98重量%、 好ましくは60〜95重量%、より好ましくは80〜95重量%含むものである 。 本発明による組成物のpHは6〜13、好ましくは6.5〜12、より好まし くは7〜11である。本発明の組成物のpHは、NaOH、KOH、K2CO3、 Na2CO3等を添加するといった、当業者に良く知られているいずれかの手段に より調節することができる。 本発明の組成物は更に、様々な任意の成分を含むことができる。本発明に用い るのに適した任意の成分には、ビルダー、キレート化剤、溶剤、緩衝剤、殺菌剤 、ヒドロトロープ、着色剤、安定化剤、及び/又は香料が含まれる。 本発明に用いるのに適した香料には、嗅覚的な感じの良さをもたらし、及び/ 又は製品が有することのあるいずれかの「化学的」な臭いをカバーする物質が含 まれる。これらの香料中の少量画分である高揮発性で低沸点(沸点の低い)の香 料成分の主な機能は、洗浄した表面に後から着く臭いをはねつけるというよりは 、製品そのものの芳香を改良することである。しかしながら、余り揮発性がなく 高沸点の香料成分の幾つかは、表面に新鮮で清潔な印象をもたらすので、これら の成分が乾燥表面上に付着して存在しているのが望ましい。香料成分は、例えば ノニオン洗浄性界面活性剤により、組成物中に容易に可溶化させることができる 。 本発明に用いるのに適した香料成分、及び香料組成物は、当該技術分野に於いて 従来から知られているものである。香料成分、もしくは香料の量の選択は、単に 感じの良さを考慮してなされる。 好適な香料化合物、及び香料組成物は、1979年3月20日に発行された米 国特許第4,145,184号(Brain及びCummins)、1980年6月24日に 発行された米国特許第4,209,417号(Whyte)、1985年5月7日に発 行された米国特許第4,515,705号(Moeddel)、及び1979年5月1日 に発行された米国特許第4,152,272号(Young)の各明細書を含む当該技 術分野に於いて見い出すことができる。これらの特許明細書は全て、参考として 本明細書に記載するものである。通常、香料の永続性は、用いた実質的な香料物 質のパーセンテージにほぼ比例する。比較的永続性のある香料は、実質的な香料 物質を少なくとも約1%、好ましくは少なくとも約10%含むものである。実質 的な香料物質とは、洗浄法を実施することにより表面に付着して、普通の嗅覚的 鋭敏さをもつ人々に感知され得る芳香性の化合物である。このような物質は、典 型的には、平均的な香料物質の蒸気圧よりも低い蒸気圧をもつものである。また 、それらは典型的には、約200または200超過以上の分子量をもち、平均的 な香料物質のレベルよりも低いレベルで感知され得るものである。本発明に於い て有用な香料成分とそれらの臭いの特徴、並びに沸点や分子量のようなそれらの 物理的特性、及び化学的特性は、Steffen Arctander 著「Perfume and Flavor C hemicals(Aroma Chemicals)」、著者発行、1969年に記載されている。こ れは、参考として本明細書に記載するものである。 高揮発性で低沸点の香料成分の例は、アネトール、ベンズアルデヒド、酢酸ベ ンジル、ベンジルアルコール、ギ酸ベンジル、酢酸イソボルニル、カンフェン竜 脳油、シスシトラル(ネラール)、シトロネラール、シトロネロール、酢酸シト ロネリル、パラシメン、デカナール、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノー ル、ジメチルフェニルカルビノール、ユーカリプトール、ゲラニアール、ゲラニ オール、酢酸ゲラニル、ゲラニルニトリル、酢酸シス−3−ヘキセニル、ヒドロ キシシトロネラール、d−リモネン、リナロール、酸化リナロール、酢酸リナリ ル、プリピオン酸リナリル、メチルアントラニレート、アルファメチルイオノン 、メチルノニルアセトアルデヒド、酢酸メチルフェニルカルビニル、酢酸レボメ ンチル、メントン、イソメントン、ミクリン、酢酸ミルセニル、ミルセノール、 ネロール、酢酸ネリル、酢酸ノニル、フェニルエチルアルコール、アルファピネ ン、ベータピネン、ガンマテルピネン、アルファテルピネオール、ベータテルピ ネオール、酢酸テルピニル、及びベルテネックス(酢酸パラ−tert−ブチル シクロヘキシル)である。幾つかの天然の油も、高揮発性香料成分を高いパーセ ンテージで含んでいる。例えば、ラバンジンは、主成分としてリナロール、酢酸 リナリル、ゲラニオール、及びシトロネロールを含んでいる。レモンオイルとオ レンジテルペンは、両方共、d−リモネンを約95%含んでいる。 中揮発性香料成分の例は、アミルシンナムアルデヒド、イソアミルサリシレー ト、ベータカリオフィレン、セドレン、シンナムアルコール、クマリン、酢酸ジ メチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、オイゲノール、イソオイゲノール 、フロールアセテート、ヘリオトロピン、3−シス−ヘキセニルサリシレート、 ヘキシルサリシレート、リリアル(パラ−tert−ブチルアルファメチルヒド ロシンナムアルデヒド)、ガンマメチルイオノン、ネロリドール、パッチュリア ルコール、フェニルヘキサノール、ベータセリネン、酢酸トリクロロメチルフェ ニルカルビニル、クエン酸トリエチル、バニリン、及びベラトルアルデヒドであ る。シーダー材テルペンは、主としてアルファセドレン、ベータセドレン、及び その他のC1524セスキテルペンからなっている。 揮発性の少ない高沸点香料成分の例は、ベンゾフェノン、ベンジルサリシレー ト、エチレンブラシレート、ガラクソリド(1,3,4,6,7,8−ヘキサヒ ドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ−ガンマ−2−ベン ゾピラン)、ヘキシルシンナムアルデヒド、リラル(4−(4−ヒドロキシ−4 −メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−10−カルボキシアルデヒド)、メ チルセドリロン、メチルジヒドロジャスモネート、メチル−ベータナフチルケト ン、ムスクインダノン、ムスクケトン、ムスクチベテン、及び酢酸フェニルエチ ルフェニルである。 いずれかの特定の香料成分の選択は、第一に感じの良さを考慮してなされる。 本発明の組成物は、香料成分、もしくはそれらの混合物を、組成物全体の5. 0重量%まで、好ましくは0.1〜1.5重量%の量で含むことができる。 他の種類の任意の化合物は、アミノホスホネート群から選ばれるもののような キレート化剤である。本発明に用いるのに適したアミノホスホネート化合物には 、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1− ヒドロキシジホスホネート、ニトリロトリメチレンホスホネート、エチレンジア ミンテトラメチレンホスホネート、及びジエチレントリアミンペンタメチレンホ スホネートが含まれる。ホスホネート化合物は、酸形態で存在させてもよいし、 それらの酸官能性部分の幾つか、もしくは全てに於ける様々なカチオンとの塩と して存在させてもよい。本発明に用いるのに好ましいアミノホスホネートキレー ト化剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートである。このよう なホスホネートキレート化剤は、モンサント社からデクエストという商品名で市 販されている。 キレート化剤は、本発明の組成物に、組成物全体の0.0〜10.0重量%、 好ましくは0.1〜5.0重量%の量で配合することができる。 本発明を、以下の例により更に説明する。 以下の組成物を、以下に記載した成分を以下に記載した割合で混合することに より調製した。割合は全て、組成物全体に対する重量%である。床のような硬質 表面を洗浄するのに、これらの組成物をそのままで、また希釈して用いた。優れ た洗浄性能、及び優れた光沢が、洗浄した表面にもたらされた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン、デイビッド、ウイリー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 セレスティアル、ストリート、1071

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 含カルボキシレートポリマーと二価の対イオンを、該ポリマーと該二価 対イオンのモル比が12:1〜1:32になるように、及び界面活性剤を組成物 全体の0.1〜50重量%含む液体組成物を硬質表面に塗布する硬質表面洗浄法 。 2. 該組成物を水で希釈した後に該表面に塗布する、請求項1に記載の硬質 表面洗浄法。 3. 該組成物を塗布した後で該表面を濯がない、請求項2に記載の硬質表面 洗浄法。 4. 含カルボキシレートポリマーと二価の対イオンを、該ポリマーと該二価 対イオンのモル比が12:1〜1:32になるように、及び界面活性剤を組成物 全体の0.1〜50重量%含む液体硬質表面洗浄組成物であって、蛋白質分解酵 素、もしくは澱粉分解酵素、及びポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含んでいない、 液体硬質表面洗浄組成物。 5. 該組成物が6〜13、好ましくは6.5〜12、より好ましくは7〜1 1のpHをもつ水性の液体組成物である、先行する請求項のいずれか一項に記載 の組成物、もしくは方法。 6. 含カルボキシレートポリマーが、セルロース誘導体、ポリアクリレート を含むポリカルボン酸のホモポリマーもしくはコポリマー、又はその塩、無水マ レイン酸及び/又はアクリル酸のポリマー及びコポリマー、又はそれらの混合物 である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物、もしくは方法。 7. 含カルボキシレートポリマーが、カルボキシメチルセルロース、もしく は平均分子量が2,000〜1,000,000の酸形態のアクリル酸をベース とするポリマー、もしくはアクリレートモノマーとマレエートモノマーの比が3 0:1〜1:1で、平均分子量が2,000〜100,000のアクリル/マ レインをベースとするコポリマー、もしくはそれらの混合物である、先行する請 求項のいずれか一項に記載の組成物、もしくは方法。 8. 該二価対イオンがカルシウム、亜鉛、カドミウム、ニッケル、銅、コバ ルト、ジルコニウム、クロミウム、マグネシウム、もしくはそれらの混合物の塩 であり、好ましくは塩化カルシウム、及び/又は硫酸マグネシウム、及び/又は 塩化亜鉛である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物、もしくは方法 。 9. 該ポリマーと該二価対イオンが、該ポリマーと該二価対イオンのモル比 が8:1〜1:16、好ましくは6:1〜1:12、より好ましくは4:1〜1 :6であるように存在している、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物 、もしくは方法。 10. 該組成物が更に、香料、キレート化剤、ビルダー、溶剤、緩衝剤、殺 菌剤、ヒドロトロープ、着色剤、もしくはそれらの混合物からなる群から選ばれ る任意の成分を含んでなる、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物、も しくは方法。 11. 該界面活性剤が、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、双性イ オン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びそれらの混合物か らなる群から選ばれるものであり、好ましくはノニオン界面活性剤、もしくはそ れらの混合物である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物、もしくは 方法。 12. 該組成物が、該界面活性剤もしくはそれらの混合物を、組成物全体の 0.1〜20%、好ましくは1〜10%含んでなる、先行する請求項のいずれか 一項に記載の組成物、もしくは方法。
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