JPH1148594A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JPH1148594A
JPH1148594A JP20448297A JP20448297A JPH1148594A JP H1148594 A JPH1148594 A JP H1148594A JP 20448297 A JP20448297 A JP 20448297A JP 20448297 A JP20448297 A JP 20448297A JP H1148594 A JPH1148594 A JP H1148594A
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plate cylinder
ink
cylinder
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JP20448297A
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Masanobu Okazaki
政信 岡崎
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写胴を用いた間接転写方式の両面印刷対応
の孔版印刷装置において、印刷用紙の表裏面の画像濃度
が異なることなどによる印刷物品質の低下を防止する。 【解決手段】 転写胴700に第2の版胴601を押圧
する押圧源としての引張バネ212の引っ張り長さを変
える押圧力可変手段216を設けるとともに、第1の版
胴201側にも同様の押圧力可変手段を設け、転写胴7
00に対する各版胴の押圧力を異ならせて、例えば、印
刷用紙の表裏面の画像濃度を同じにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷装置に関
し、詳しくは、少なくとも一つの転写胴を備えて両面印
刷を行う孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、簡便な印刷方式として、デジ
タル式感熱孔版印刷が知られている。これは、原稿画像
の読み取り情報に基づいてサーマルヘッド等により溶融
穿孔されたマスタを、多孔性円筒状の版胴の外周面に巻
装した後、版胴内部に配置されたインキ供給機構により
インキを供給するとともに、該インキをマスタの穿孔部
より滲出させ、印刷用紙に転移させることによりインキ
画像を転写するものである。
【0003】この孔版印刷において、近年、印刷用紙の
節約やファイルの増大防止等の理由から、印刷用紙の両
面に印刷を行う両面印刷が増加の傾向にある。この両面
印刷は、一旦印刷した印刷用紙を裏返して再度給紙する
ことによって得られるわけであるが、印刷用紙を再給紙
するための手順が面倒であるという問題があった。ま
た、印刷終了後の印刷物は、インキが十分に乾燥してい
ないため、すぐに裏面に印刷しようとすると、給紙経路
における搬送ローラやプレスローラ等がこの乾燥不十分
な画像部に押し付けられ、印刷画像が汚れたり不鮮明に
なったりする。このため、大抵の場合、印刷用紙の表面
への印刷が終了して数時間以上経過してから裏面への印
刷を行っていた。特に、インキ量の多いいわゆるベタ画
像部がある場合には、長時間乾燥させることが必要であ
るため、翌日になってから裏面への印刷が行われてい
た。
【0004】このように、両面印刷は裏面に印刷を行う
まで長時間待たねばならず、しかも2回の給紙を行うの
で、正味の印刷時間においても片面印刷に比べて2倍の
時間を要し、時間がかかりすぎるという問題があった。
【0005】この両面印刷の時間的問題を解消するもの
として、例えば、特開平8−118774号公報記載の
孔版印刷装置が知られている。この孔版印刷装置は、図
6に示すように、内部にインキローラ1000等から構
成されるインキ供給機構を備えるとともに外周面にマス
タの先端を挟持するクランパ1001を備えた多孔性円
筒状の各版胴1003と1004の間に転写胴1007
を設けるとともに、この転写胴1007に対して各版胴
1003と1004を接離自在に設ける構成となってい
る。インキ供給機構から供給されたインキは、インキロ
ーラ1000の押圧作用により版胴の孔部を通ってマス
タの穿孔部から滲出し、被転写体に転移する。これによ
って原稿画像情報に基づいて形成されたマスタの内容に
応じた画像が転写可能となる。版胴1003を転写胴1
007に当接させて版胴1003のインキ画像を転写胴
1007に転写した後、版胴1004と転写胴1007
との間で印刷用紙1005を挟持搬送することにより、
印刷用紙1005の一面(表面)に版胴1004のイン
キ画像が、反対側の面(裏面)に転写胴1007のイン
キ画像、すなわち版胴1003のインキ画像が転写さ
れ、両面同時印刷が行われる。両面印刷がなされた印刷
用紙1005aは排紙部1006に向けて排出される。
また、転写胴1007に対する版胴1003の押圧力
と、印刷用紙1005に対する両面同時印刷時の版胴1
004の押圧力は、接離機構が同一であるために同じと
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の転写胴を介した
両面印刷方式では、転写胴への転写によってインキの乾
燥が促進されるため、転写胴のインキ画像を転写した面
を裏面として排出すれば、排紙部で印刷用紙が積み重ね
られた場合に乾燥不十分による画像汚れ等の問題を回避
できる利点がある。ところで、転写胴から印刷用紙への
転写率が100%であれば、上記版胴1003と版胴1
004との間で印刷用紙を挟持搬送して両面同時印刷を
行った場合に相当し、印刷用紙の表裏面の画像濃度はほ
ぼ同一となる。しかしながら、転写胴から印刷用紙への
転写率が100%というのは現状では不可能である。従
って、インキの成分構成が同じである場合には、版胴1
004から印刷用紙へ転写した画像濃度と、転写胴10
07から印刷用紙へ転写した画像濃度が異なってしまう
ことになる。表裏面において画像濃度が異なるというこ
とは、印刷物の品質が低いということにほかならない。
このため、転写胴を用いた間接転写方式による上記利点
が十分に活かされない現状にあった。
【0007】かかる現状に対処すべく、印刷用紙に画像
を直接転写する方の版胴に油中水型のエマルジョンイン
キを使用するのに対し、転写胴に画像を転写する方の版
胴には油性インキを使用して画像濃度を表裏同一に保と
うとすることが行われている。この他、エマルジョンの
混合比を変えることによって対処することも行われてい
る。しかしながら、このような、画像を形成する素材自
体としてのインキに基づいた画像濃度調整方式では、イ
ンキの成分が異なるため、印刷用紙の表裏面で画質が異
なるという問題を避けられない。また、このような方式
の場合には、インキの種類が複数存在するためユーザが
インキ容器を間違って設置する懸念があり、これを防止
するにはインキ容器の形状等を異ならせてインキの種別
を容易に判別できるようにする必要がある。従って、イ
ンキ自体及びインキ容器のいずれにおいても既存のもの
と異なるものが必要となり、高設備投資となる。また、
この種の孔版印刷装置では一方の版胴のみを用いて片面
印刷を行うこともあるが、この場合、インキが切れた場
合に他方の版胴のインキが流用できないので、片面印刷
の使用が長時間に亘った場合には、使用されない他方の
版胴のインキが経時変化して使用不能になる、という問
題もあった。
【0008】そこで、本発明は、同一のインキ構成でマ
スタ巻装後の画像濃度の調整を行うことができるととも
に、インキ種別が異なることに因る上記諸問題も同時に
解消できるこの種の孔版印刷装置の提供を、その目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく、画像濃度の調整を機械的構成上の動作を利用
して行うことを企図したもので、請求項1記載の発明で
は、給紙される印刷用紙の一面に、版胴から転写胴に転
写されたインキ画像を転写するとともに、印刷用紙の反
対側の面には他の版胴から直接インキ画像を転写して両
面印刷を行う孔版印刷装置において、印刷用紙に版胴か
ら直接インキ画像を転写するための押圧力と、版胴から
転写胴にインキ画像を転写するための押圧力とを異なら
せて印刷用紙の転写画像の濃度を調整する、という構成
を採っている。ここで、「押圧力を異ならせる」という
のは、寸法精度等の製造上の原因によるものではなく、
人為的に異ならせることを指す(以下、同じ)。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成において、印刷用紙に版胴から直接インキ画像を転
写するための押圧力と、版胴から転写胴にインキ画像を
転写するための押圧力とが個別に調整可能である、とい
う構成を採っている。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の構成において、上記各版胴に使用されるインキの
成分が同じである、という構成を採っている。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
構成において、上記各版胴に使用されるインキの収納容
器の形状が同じである、という構成を採っている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は、本実施例における孔版印刷装置の全体構
成を示す概要図である。図1において、孔版印刷装置1
は、大別して、第1製版部100、第1印刷部200、
給紙部300、排紙部400、第2製版部500、第2
印刷部600、転写胴700とから構成されている。
【0014】第1製版部100には、マスタ101が備
えられている。このマスタ101は、1〜2μm程度の
薄い熱可塑性樹脂フィルムに対して、多孔質支持体とな
る和紙あるいは合成繊維、もしくはこれら両材料を混紗
したものを貼り付けてなるラミネート構造を有してい
る。マスタ101は、芯材101Aにロール状に巻かれ
ており、順次繰り出すことができるようになっている。
ロール状態から繰り出されたマスタ101は、サーマル
ヘッド102に対してプラテンローラ103によって押
圧され、サーマルヘッド102の発熱素子の選択的な発
熱により、主走査方向、副走査方向の領域で穿孔され
る。この場合の主走査方向はプラテンローラ103の軸
方向に相当し、副走査方向は主走査方向と直角な方向
(マスタ搬送方向)に相当している。このため、プラテ
ンローラ103は、単にマスタ101をサーマルヘッド
102に向けて押圧するだけでなく、マスタ101を副
走査方向に繰り出す向きに回転できるようになってい
る。穿孔処理、すなわち製版が終了したマスタ101
は、カッター104により必要長さに裁断され、ガイド
部材105を介して第1の版胴201に向けて搬送され
る。
【0015】第1印刷部200は、多孔性円筒状の第1
の版胴201と、この第1の版胴201の内部に配置さ
れたインキ供給機構202をその要部として備えてい
る。第1の版胴201は、回転軸201Aを中心にして
図示矢印方向に回転可能であり、その周面には一部を除
いて多数の穿孔部が形成されている。そしてその表面に
は、図示しないが、合成繊維からなる薄肉のメッシュス
クリーンが貼り付けられている。このメッシュスクリー
ンの材料としては金属を用いることも可能である。第1
の版胴201の周面のうちで穿孔がされていない箇所に
は、マスタ101の先端を載置するための磁性体からな
るステージ203と、このステージ203に対して接離
自在であり、磁石を有するクランパ204が設けられて
いる。この構成により、マスタ101は、その先端をス
テージ203上に載置した状態でクランパ204により
挟持されて固定されるようになっている。
【0016】インキ供給機構202は、インキローラ2
05と、ドクターローラ206とで主に構成されてい
る。インキローラ205は、第1の版胴201の回転軸
201Aの下方であって後述する転写胴700と対向す
る位置に配置されており、図示矢印方向に回転する金属
ローラとしてなる。このインキローラ205は、第1の
版胴201の内周面に当接しながら該第1の版胴201
の周速度よりも僅かに遅い周速度で回転し、ドクターロ
ーラ206によって担持量を規定されたインキを、第1
の版胴201及びメッシュスクリーンの穿孔部に供給す
るようになっている。ドクターローラ206によって担
持量を規定されるインキは、回転軸201Aに形成され
た吐出口からインキ溜まり部207に滴下させられるよ
うになっている。
【0017】以下に、インキ容器からインキ溜まり部2
07への滴下過程を詳細に説明する。図2に示すよう
に、版胴201の図1で手前側に配置されたインキホル
ダ803に装着されたインキ容器801内に収容された
インキは、インキポンプモータ804の動作で吸引ポン
プ805により吸引され、インキ吐出パイプ807を介
して回転軸201Aに形成された吐出口からインキ溜ま
り部207へ滴下される。吸引ポンプ805の動作はイ
ンキポンプモータ804の回転によってなされる。すな
わち、インキポンプモータ804が回転すると、モータ
軸に固定されたギヤ804Aに噛み合う駆動ギヤ806
が回転し、駆動ギヤ806に固定されたピン806Aが
変位することによって、ピン806Aと係合するガイド
805Cを一体に有するポンプ軸805Bが上下動す
る。インキとしては油中水型エマルジョンインキを使用
している。インキ容器801は外形が直方体状に形成さ
れており、インキホルダ803を介して孔版印刷装置1
に対して着脱可能となっている。また、インキ容器80
1にはインキ吐出口801Aが設けられている。
【0018】インキホルダ803は、吸引ポンプ805
の引込み口805Aの軸線を中心軸として一端を孔版印
刷装置1の非可動部808に回転可能に支持されてい
る。インキホルダ803の支持側と引込み口805Aと
の間には、インキホルダ803を図面左側へ移動するよ
うに常時付勢するホルダバネ802が設けられている。
インキ容器801を装着する場合には、インキホルダ8
03を図面手前に回転させた後、ホルダバネ802の付
勢力に抗して図示しないガイド板に沿って図面右側に移
動させ、固定する。かかる状態でインキ容器801をイ
ンキホルダ803内に装着し、インキホルダ803を図
面奥側に回転させると、ホルダバネ802の付勢力でイ
ンキホルダ803は図面左側へ移動し、吸引ポンプ80
5の引込み口805Aにインキ容器801のインキ吐出
口801Aが挿入される。
【0019】なお、インキローラ205は、転写胴70
0と対向する位置に配置されていることにより、第1の
版胴201が印刷時に転写胴700に当接した際の変形
を防止するバックアップローラとしても機能するように
なっている。
【0020】第1の版胴201は、図3に示す進退機構
によって印刷用紙Sの搬送路に対して進退可能、すなわ
ち、転写胴700に対して接離自在に設けられている。
進退機構は、版胴移動アーム214を備えている。版胴
移動アーム214は、印刷装置本体の不動部に支持され
ている支軸214Aを支点として印刷用紙Sの搬送路に
進出する位置と、その搬送路から退避する位置とに揺動
することができる部材であり、退避位置にあるときには
揺動側の先端に位置するアームストッパ215に係止さ
れるようになっている。アームストッパ215は揺動可
能なアームであり、その揺動近傍に連結されたアクチュ
エータ208Aを有するソレノイド208によって版胴
移動アーム214の揺動側先端に対して係脱できるよう
になっている。ソレノイド208のアクチュエータ20
8Aはリターンバネ209によって常時突出するように
なっており、これによってアームストッパ215は版胴
移動アーム214の揺動側先端に係合可能となってい
る。給紙部300から繰り出される印刷用紙Sの搬送方
向における第1の版胴201の上流側に配置されている
印刷用紙検出センサPからの信号によってソレノイド2
08が動作すると(可動片の退動)、アームストッパ2
15と版胴移動アーム214の揺動側先端との係合が解
除される。
【0021】版胴移動アーム214における揺動端の一
部には、第1の版胴201の回転軸201Aが支持され
ており、この回転軸201Aと揺動側先端との間には、
版胴移動アーム214に支持されている軸210Aによ
り回転自在に支持されたカムフォロア210が設けられ
ている。カムフォロア210は、印刷装置本体の不動部
において回転自在に設けられている偏心カムで構成され
た版胴移動カム211に対面している。版胴移動カム2
11は、小径部側がカムフォロア210に対向した時に
第1の版胴201を印刷用紙Sの搬送路に進出させ、大
径部がカムフォロア210に対向した時には第1の版胴
201を印刷用紙Sの搬送路から退避させるとともに、
版胴移動アーム214の揺動側先端をアームストッパ2
15に係合させることができる形状に形成されている。
なお、図3中、符号212は、版胴移動アーム214に
おけるカムフォロア210を版胴移動カム211に当接
させる向きに版胴移動アーム214を揺動させる付勢力
を与えるための引張バネを示している。
【0022】上記進退機構により以下のような動作が行
われる。まず、第1の版胴201を印刷用紙Sの搬送路
から退避した位置に設定する場合には、版胴移動カム2
11の大径部がカムフォロア210に対向することによ
り版胴移動アーム214の揺動側先端がアームストッパ
215に係合する。これにより第1の版胴201は、版
胴移動アーム214に掛けられている引張バネ212の
付勢力に抗して印刷用紙Sの搬送路から退避した位置に
保持される。次に、第1の版胴201を印刷用紙Sの搬
送路に進出させる場合には、ソレノイド208がリター
ンバネ209の付勢力に抗してアームストッパ215を
版胴移動アーム214の揺動側先端から離し、係止状態
を解除する。版胴移動アーム214は、引張バネ212
の付勢力によりカムフォロア210が版胴移動カム21
1に向け移動する方向に揺動する。この場合、カムフォ
ロア210には版胴移動カム211の小径部側が対向し
ており、第1の版胴201は印刷用紙Sの搬送路に進出
する。両面同時印刷がなされる時の印刷用紙Sは第1の
版胴201と転写胴700との間で挟持され、その一面
(表面)は第1の版胴201によって引張バネ212の
付勢力に応じた押圧力を受けることになる。この場合、
引張バネ212等に外力が作用しない限り上記押圧力は
一定に維持される。
【0023】この押圧力を変化させるべく、押圧力可変
手段216が備えられている。押圧力可変手段216
は、図3及び図4に示すように、ステッピングモータ2
17と、このステッピングモータ217の回転軸に固定
されたピニオン218と、このピニオン218に噛み合
うとともに引張バネ212の版胴移動アーム214に接
続される端部と反対側の端部が接続されたラック219
とから構成されている。ラック219は、図示しないガ
イド部材に引張バネ212の伸縮方向に移動可能に支持
されている。
【0024】図示しない操作パネルの濃度変更キーが押
され、所望の濃度量が選択されると、孔版印刷装置1の
図示しないメイン制御部から選択された濃度量に応じた
パルス数の駆動信号が送られ、ステッピングモータ21
7が回転する。ステッピングモータ217の回転によっ
てラック219が移動し、引張バネ212のバネ強さが
変化して印刷用紙Sに対する第1の版胴201の押圧力
が変化する。図4において、ラック219が矢印E方向
に移動した時は引張バネ212の引っ張り長さが長くな
って押圧力が高くなり、矢印C方向に移動した時は押圧
力が低くなる。
【0025】給紙部300は、印刷用紙Sの繰り出しタ
イミングを設定するレジストローラ対301を備えてい
る。このレジストローラ対301は、図示しない給紙カ
セットから搬送されてくる印刷用紙Sの先端を保持し、
第1の版胴201上のマスタ101の画像先端部と印刷
用紙Sとの転写位置とを整合させるために設けられてい
る。繰り出された印刷用紙Sは、ガイド部材302によ
ってインキローラ205に対向する位置に向け給送され
るようになっている。
【0026】排紙部400は、搬送手段400Aと、排
紙トレイ400Bとを備えている。搬送手段400A
は、マスタ101に応じた画像を転写された印刷用紙S
を剥離する剥離爪401Aと、吸引搬送装置402Aを
備えている。剥離爪401Aは、第1の版胴201の回
転方向における印刷用紙Sへの画像印刷後に相当する位
置に配置されて印刷用紙Sの剥離部をなす揺動部材であ
り、第1の版胴201の表面から離れた位置と、印刷用
紙Sの先端と第1の版胴201との間に入り込む位置と
に選択的に揺動できるようになっている。なお、図示し
ないが、剥離爪401Aによって先端が版胴表面から離
れた印刷用紙Sの印刷面に対してエアブローを行い、印
刷用紙Sの剥離を助成する構成を設けることも可能であ
る。吸引搬送装置402Aは、第1の版胴201から剥
離された印刷用紙Sを排紙トレイ400Bに向け吸引保
持した状態で搬送するために設けられており、図示しな
い吸引ファンに連結された吸引ボックス404Aと、搬
送ベルト405Aとを備えている。吸引ボックス404
Aは、剥離爪401Aによって第1の版胴201から剥
離された印刷用紙Sを搬送ベルト405Aに吸引させる
ために設けられている。搬送ベルト405Aは、一対の
プーリ406A、407Aの軸方向に沿って複数掛け渡
されており、一方のプーリを駆動側として図示矢印方向
に移動することができるようになっている。
【0027】次に、第2製版部500、第2印刷部60
0について説明する。第2製版部500及び第2印刷部
600は、後述する転写胴700を挟んで第1印刷部2
00における第1の版胴201と対向する位置に設けら
れている。第2製版部500は、第1製版部100と同
じ構成を備えており、便宜上、第1製版部100の説明
に用いた符号のうちの1桁目の数字をそのまま適用し
て、その詳細な説明は省く。第2印刷部600は、第1
印刷部200と同様に、第2の版胴601とインキ供給
機構602とを主要部としている。第2の版胴601
は、第1の版胴201と同様に、回転軸601Aを中心
にして図示矢印方向に回転可能であり、その周面には一
部を除いて多数の穿孔部が形成されている。そしてその
表面には、図示しないが、合成繊維からなる薄肉のメッ
シュスクリーンが貼り付けられている。このメッシュス
クリーンの材料としては金属を用いることも可能であ
る。第2の版胴601の周面のうちで穿孔がされていな
い箇所には、マスタ501の先端を載置するための磁性
体からなるステージ603と、このステージ603に対
して接離自在であり、磁石を有するクランパ604が設
けられている。この構成により、マスタ501は、その
先端をステージ603上に載置した状態でクランパ60
4により挟持されて固定されるようになっている。
【0028】インキ供給機構602は、インキローラ6
05と、ドクターローラ606及びインキ供給パイプ6
07とで主に構成されている。インキローラ605は、
第2の版胴601の回転軸601Aの上方に位置して図
示矢印方向に回転する金属ローラであって、第2の版胴
601の内周面に当接しながら該第2の版胴601の周
速度よりも僅かに遅い周速度で回転し、ドクターローラ
606によって担持量を規定されたインキを、第2の版
胴601及びメッシュスクリーンの穿孔部に供給するよ
うになっている。また、インキローラ605は、転写胴
700と対向する位置に配置されており、第2の版胴6
01が印刷時に転写胴700に当接した際の変形を防止
するバックアップローラとしても機能するようになって
いる。インキ供給パイプ607は、本実施例の場合、第
2の版胴601の回転軸601Aと兼用されている中空
パイプ内から回転軸601Aの上方に位置するインキ溜
まり部608に向けてインキを供給するようになってい
る。インキ溜まり部608は、インキローラ605とド
クターローラ606とで形成される楔状空間が該当して
いる。このため、インキ供給パイプ607は、第2の版
胴601の回転軸601Aから延長され、その末端部が
上記インキ溜まり部608に向けて開口している。イン
キ溜まり部608に向けて供給されるインキとしては、
第1の版胴201側と同様に油中水型エマルジョンイン
キを使用している(請求項3)。なお、第2の版胴60
1側におけるインキ容器及びその設置構造、供給方法等
は、同じ成分のインキを使用しているために、図2で示
した第1の版胴201側の構成と全く同様であるので
(請求項4)、図2に示した符号をそのまま用い、その
詳細な説明は省く。
【0029】第2の版胴601は、図3に示した構成と
同様な進退機構により転写胴700に対して接離するこ
とができるようになっている。なお、進退機構に関して
は、版胴移動アーム214において、支点位置が版胴移
動アーム214をシーソ運動可能な揺動方向を設定でき
る位置に変更されている点が、図3に示した構成と異な
っているが、機能上全く同じであるので、図3に示した
符号をそのまま用い、その詳細な説明は省く。また、第
2の版胴601側においても、転写胴700に対する第
2の版胴601の押圧力を変化させるための押圧力可変
手段216が備えられている。これについても図3及び
図4で示した第1の版胴201側の構成と全く同様であ
るので、図3及び図4に示した符号をそのまま用い、そ
の詳細な説明は省く。また、第2の版胴601側の押圧
力可変手段216は、第1の版胴201のそれとは別個
に操作されるものである(請求項2)。
【0030】図1に示すように、第1の版胴201と第
2の版胴601の間には転写胴700が配置されてお
り、この転写胴700は回転軸700Aを中心として第
1の版胴201及び第2の版胴601と同じ周速度で図
示矢印方向に回転できるようになっている。転写胴70
0は、第1の版胴201に対して印刷用紙Sを搬送路を
挟んで対峙しているとともに、第2の版胴601とは直
接対峙している。換言すれば、転写胴700は、印刷用
紙Sが排出された時に、その排出された印刷用紙Sの面
において、それ以前に排出されている印刷用紙Sの上面
に重なる側に相当する面と対向する位置に配置されてい
る。また、転写胴700は、第1の版胴201における
クランパ204及び第2の版胴601におけるクランパ
604が入り込むことができる凹部700Bを周面の一
部に形成されたドラム部材であり、凹部700B以外の
周面には、合成ゴムからなる弾性部材が貼られており、
表面にインキが転移できるようになっている。
【0031】図1に示すように、転写胴700の近傍に
は、転写胴700の表面に接離可能なクリーニングロー
ラ701が配置されており、このクリーニングローラ7
01はクリーナタンク702に貯留されているクリーナ
704中に一部を浸漬されて回転可能なクリーナ供給ロ
ーラ703に当接している。クリーナは転写胴700の
周面に残留しているインキを除去するために用いられ
る。
【0032】上記の構成に基づいて、以下に孔版印刷装
置1の印刷動作について説明する。印刷用紙Sへの両面
印刷に先立ち、第1の版胴201、第2の版胴601上
に巻装されていた使用済みのマスタ101、501が図
示しない排版装置によって版胴表面から剥離され、廃棄
される。次いで、第1製版部100において製版処理が
実施される。この処理工程において、サーマルヘッド1
02の発熱素子に当接したマスタ101は、図示しない
画像読み取り部での画像読み取り信号に応じて選択的に
発熱される上記発熱素子により、画像情報に応じた穿孔
を形成される。なお、この時、マスタ101は、図示し
ないステッピングモータを駆動源とする搬送機構によっ
て、第1の版胴201のステージ203に向け繰り出さ
れ、ステッピングモータのパルス数のカウントを基にし
た繰り出し量が制御されることにより、クランパ204
に挟持される。この状態において、第1の版胴201は
マスタ101の繰り出し速度と同じ周速度で回転し、マ
スタ101を巻装される。マスタ101の繰り出し量が
所定量に達すると、この状態が、マスタ101の繰り出
しに用いられるステッピングモータのパルス数によって
割り出され、カッター104によってマスタ101の繰
り出し方向後端が裁断される。
【0033】第1の版胴201へのマスタ101の巻装
が終了すると、第2製版部500においてマスタ501
の製版が実施されるとともに、第2の版胴601に対す
るマスタ501の巻装が実施される。第2製版部500
での製版処理に際しては、第1製版部100での製版処
理に用いられた原稿が交換され、この原稿に基づき、サ
ーマルヘッド502の発熱素子に当接したマスタ501
は図示しない画像読み取り部での画像読み取り信号に応
じて選択的に発熱される上記発熱素子により、画像情報
に応じた穿孔を形成される。なお、この時、マスタ50
1は、第2の版胴601の表面側からみて実像となるよ
うに穿孔製版される。製版されたマスタ501は、第1
の版胴201への巻装時と同様に、繰り出しに用いられ
るステッピングモータのパルス数に従って、第2の版胴
601のステージ603への繰り出し及びカッタ−50
4による裁断が実施されて第2の版胴601上に巻装さ
れる。
【0034】第1の版胴201に対するマスタ101の
巻装及び第2の版胴601に対するマスタ501の巻装
が終了すると、第2の版胴601と転写胴700との間
で転写処理が実施される。この転写処理では、第1の版
胴201は転写胴700に対して当接せず、第2の版胴
601のみが既述の進退機構により転写胴700の表面
に当接する。すなわち、進退機構に装備されているソレ
ノイド208によってアームストッパ215が版胴移動
アーム214の揺動側先端から離されると、版胴移動ア
ーム214が引張バネ212の付勢力により揺動し、こ
れによって第2の版胴601が転写胴700に当接す
る。この場合、引張バネ212等に外力が作用しない限
り引張バネ212の付勢力による転写胴700に対する
第2の版胴601の押圧力は一定に維持される。
【0035】次に、転写胴700の表面に当接した第2
の版胴601と転写胴700とが図1において反時計回
り方向と時計回り方向とにそれぞれ回転することによ
り、転写胴700への第2の版胴601からのインキ画
像転写が終了すると、給紙部300から印刷用紙Sが繰
り出される。給紙部300から印刷用紙Sが繰り出され
ると、印刷用紙検出センサPによってその状態が検出さ
れ、第1の版胴201側の進退機構により第1の版胴2
01が印刷用紙Sの搬送路に進出し、転写胴700に当
接する。
【0036】第1の版胴201が転写胴700に当接す
る状態では、転写胴700に対し、第2の版胴601上
に位置するマスタ501の穿孔部を介したインキの転写
が終了しているので、印刷用紙Sが第1の版胴201及
び転写胴700とで挟持搬送されると、印刷用紙Sの表
裏面に対して同時に画像転写が実施される。
【0037】印刷処理された印刷用紙Sは、排紙部40
0の剥離爪401Aにより、第1の版胴201の表面よ
り剥離され、搬送手段400Aの吸引搬送装置402A
によって排紙トレイ400Bに向けて吸引搬送されて排
出される。
【0038】印刷処理された印刷用紙Sの表裏面の画像
濃度が異なり、印刷物としての品質低下が確認された場
合には、第1の版胴201側の押圧力可変手段216又
は第2の版胴601側の押圧力可変手段216で引張バ
ネ212の引っ張り長さを調整し、印刷用紙Sに対する
第1の版胴201の押圧力又は転写胴700に対する第
2の版胴601の押圧力を変えて画像濃度を合わせる。
【0039】通常は、転写胴700に対する第2の版胴
601の押圧力を、印刷用紙Sに対する第1の版胴20
1の押圧力より高く、すなわち、第2の版胴601側の
引張バネ212の引っ張り長さを第1の版胴201側の
それよりも長くする。これにより、第1の版胴201か
ら印刷用紙Sの一面へ転写されるインキの転移量より
も、第2の版胴601から転写胴700へ転写されるイ
ンキの転移量が多くなる。第2の版胴601から転写胴
700へ転写されたインキは、印刷用紙Sの反対側の面
に転写されるインキと転写胴700に残留するインキと
に分かれ、最終的に第1の版胴201から印刷用紙Sの
一面へ転写されるインキの転移量と、転写胴700から
印刷用紙Sの反対側の面に転写されるインキの転移量と
が同じになる。上記調整操作は、各引張バネ212のバ
ネ定数が同じ場合であり、バネ定数が異なる場合には必
ずしも第2の版胴601側の引張バネ212の引っ張り
長さを第1の版胴201側より長くする必要はない。
【0040】印刷用紙Sの片方の面が文字画像で、反対
側の面が写真画像の場合には、画像濃度を同一にすると
写真画像が見にくくなることがある。このような場合に
は第1の版胴201側の押圧力可変手段216と第2の
版胴601側の押圧力可変手段216は別個独立に操作
可能であるので、写真画像に対応する版胴側の押圧力可
変手段216のみが操作されて引張バネ212の引っ張
り長さが調整され、写真画像に最適な画像濃度に調整さ
れることになる。
【0041】所定の印刷枚数の印刷を実行する際には、
転写胴700の表面に当接した第2の版胴601と転写
胴700とが反時計回り方向と時計回り方向とにそれぞ
れ連続的に回転して第2の版胴601から転写胴700
への印刷画像転写が行われるとともに、第1の版胴20
1と転写胴700との間に給紙部300から印刷用紙S
が所定枚数繰り出されて各印刷用紙Sの表裏両面に対し
同時に画像転写が実施される。
【0042】転写胴700は、同じマスタにより印刷す
る場合には、第2の版胴601から転移したインキによ
る画像印刷が終了する度、あるいは所定の印刷回数毎に
クリーニングローラ701によって表面をクリーニング
される。また、クリーニングに関しては新たなマスタに
よる印刷処理が実施される場合には、その前の段階、す
なわち、前段でのマスタによる最終印刷が終了した時点
で実施されることは勿論である。
【0043】次に、押圧力可変手段216の変形例を図
5に基づいて説明する。本実施例における押圧力可変手
段900は、回転軸にウォーム901を備えたモータ9
02と、ウォーム901に噛み合うウォームホイール9
03を備えた回転軸904と、回転軸904に螺合され
た可動軸905と、回転軸904に取付けられた回転数
検出センサとしてのエンコーダ906と、パルス数検知
センサ907と、可動軸905に突設された遮蔽板90
8と、遮蔽板908を介してエンコーダ906のホーム
ポジション(押圧標準状態を示す位置)を検知するため
のフォトセンサ910とから構成されている。上記実施
例の引張バネ212に相当する引張バネ911の一端は
可動軸905に係止されており、他端911aは上記実
施例の版胴移動アーム214に相当する部材(図示しな
い)に係止される。モータ902が回転すると、回転軸
904に噛み合った可動軸905が引張バネ911の伸
縮方向に移動し、引張バネ911の引っ張り長さが変化
する。エンコーダ906とパルス数検知センサ907と
の協働により、ウォームホイール903の回転数、すな
わち可動軸905の進退量(換言すれば引張バネ911
の引っ張り長さの変位量)を検出することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、印刷用紙
に版胴から直接インキ画像を転写するための押圧力と、
版胴から転写胴にインキ画像を転写するための押圧力と
を異ならせる構成としたので、最終的に印刷用紙の両面
における画像濃度を同一にすることができ、転写胴を用
いた間接転写方式の画像濃度の相違による印刷物品質の
低下を防止することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、印刷用紙に
版胴から直接インキ画像を転写するための押圧力と、版
胴から転写胴にインキ画像を転写するための押圧力とを
個別に調整可能な構成としたので、印刷用紙の面ごとに
画像濃度の設定ができ、文字画像と写真画像が混在する
場合等において、実情に合った最適な画像濃度を得るこ
とができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、各版胴に使
用されるインキの成分を同じにしたので、画質の統一を
図ることができるとともに、版胴間におけるインキの流
用によってインキの経時劣化による無駄を無くすことが
できる。また、インキの統一化によって設備のコストダ
ウンを図ることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、各版胴に使
用されるインキの収納容器の形状を同じにしたので、版
胴間におけるインキの流用が容易に行えるとともに、イ
ンキの経時劣化による無駄を無くすことができる。ま
た、インキ容器の統一化によって設備のコストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孔版印刷装置の一実施例を示す全
体概要図である。
【図2】図1で示した孔版印刷装置におけるインキ容器
及びその周辺部材を示す正面図である。
【図3】図1で示した孔版印刷装置における第1の版胴
の進退機構及び押圧力可変手段を示す正面図である。
【図4】図1で示した孔版印刷装置における押圧力可変
手段を示す異なる角度からの側面図である。
【図5】押圧力可変手段の変形例を示す斜視図である。
【図6】従来における転写胴を用いた両面同時印刷対応
の孔版印刷装置を示す概要図である。
【符号の説明】
201 版胴としての第1の版胴 601 版胴としての第2の版胴 700 転写胴 801 インキの収納容器としてのインキ容器 S 印刷用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙される印刷用紙の一面に、版胴から転
    写胴に転写されたインキ画像を転写するとともに、印刷
    用紙の反対側の面には他の版胴から直接インキ画像を転
    写して両面印刷を行う孔版印刷装置において、 印刷用紙に版胴から直接インキ画像を転写するための押
    圧力と、版胴から転写胴にインキ画像を転写するための
    押圧力とを異ならせて印刷用紙の転写画像の濃度を調整
    することを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】印刷用紙に版胴から直接インキ画像を転写
    するための押圧力と、版胴から転写胴にインキ画像を転
    写するための押圧力とが個別に調整可能であることを特
    徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】上記各版胴に使用されるインキの成分が同
    じであることを特徴とする請求項1又は2記載の孔版印
    刷装置。
  4. 【請求項4】上記各版胴に使用されるインキの収納容器
    の形状が同じであることを特徴とする請求項3記載の孔
    版印刷装置。
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