JPH1145155A - タッチスイッチ装置 - Google Patents
タッチスイッチ装置Info
- Publication number
- JPH1145155A JPH1145155A JP20330397A JP20330397A JPH1145155A JP H1145155 A JPH1145155 A JP H1145155A JP 20330397 A JP20330397 A JP 20330397A JP 20330397 A JP20330397 A JP 20330397A JP H1145155 A JPH1145155 A JP H1145155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- receiving
- touch switch
- emitting element
- switch device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示装置の表示面の周縁部を小さくできるタ
ッチパネル装置を提供する。 【解決手段】 発光素子１から出射された光を導光部材
９における反射面９ａで反射し、アクリル板５の上を通
過した光を導光部材１０における反射面１０ａで反射し
て受光素子２に入射させるようにした。このように反射
面９ａ、１０ａを有する導光部材９、１０を設けること
によって、発光素子１と赤外線透過フィルタ６との間の
距離および赤外線透過フィルタ６と受光素子２との間の
距離を大きくすることができ、パネル８の額縁部８ａを
小さくすることができる。
ッチパネル装置を提供する。 【解決手段】 発光素子１から出射された光を導光部材
９における反射面９ａで反射し、アクリル板５の上を通
過した光を導光部材１０における反射面１０ａで反射し
て受光素子２に入射させるようにした。このように反射
面９ａ、１０ａを有する導光部材９、１０を設けること
によって、発光素子１と赤外線透過フィルタ６との間の
距離および赤外線透過フィルタ６と受光素子２との間の
距離を大きくすることができ、パネル８の額縁部８ａを
小さくすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置の表示面
上においてタッチスイッチ操作されたことを検出するタ
ッチスイッチ装置に関する。
上においてタッチスイッチ操作されたことを検出するタ
ッチスイッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のタッチスイッチ装置の組付け構成
を図３に示す。複数の発光素子（例えばＬＥＤ）１およ
び複数の受光素子（例えばフォトトランジスタ）２が、
樹脂製のホルダ４により保持されてプリント基板３上に
搭載されている。プリント基板３は、その裏側に設置さ
れる液晶表示装置などの画像表示装置（以下、単に表示
装置という）の表示面が見えるように中央部が開口され
た枠形状となっている。ホルダ４には、各発光素子１か
ら出射される光および各受光素子２に入射される光の光
路を規制して指向性を与えるためのスリット４ａが形成
されている。
を図３に示す。複数の発光素子（例えばＬＥＤ）１およ
び複数の受光素子（例えばフォトトランジスタ）２が、
樹脂製のホルダ４により保持されてプリント基板３上に
搭載されている。プリント基板３は、その裏側に設置さ
れる液晶表示装置などの画像表示装置（以下、単に表示
装置という）の表示面が見えるように中央部が開口され
た枠形状となっている。ホルダ４には、各発光素子１か
ら出射される光および各受光素子２に入射される光の光
路を規制して指向性を与えるためのスリット４ａが形成
されている。
【０００３】そして、図に示すように、プリント基板３
上に、透明板としてのアクリル板５が取り付けられ、そ
の上にアクリルで構成された赤外線透過フィルタ（ＩＲ
フィルタ）６が取り付けられる。この赤外線透過フィル
タ６は、対向する第１、第２のフィルタ部６ａ、６ｂ
と、対向する第３、第４のフィルタ部６ｃ、６ｄを各辺
に有する四角形状のものである。
上に、透明板としてのアクリル板５が取り付けられ、そ
の上にアクリルで構成された赤外線透過フィルタ（ＩＲ
フィルタ）６が取り付けられる。この赤外線透過フィル
タ６は、対向する第１、第２のフィルタ部６ａ、６ｂ
と、対向する第３、第４のフィルタ部６ｃ、６ｄを各辺
に有する四角形状のものである。
【０００４】図４に、タッチスイッチ装置を表示装置７
の前面に組付けた状態での断面構成を示す。表示装置７
の表示面７ａの上にアクリル板５が配置され、アクリル
板５を通して前面から表示面７ａが見えるようになって
いる。このアクリル板５の上面が、タッチスイッチ操作
されるタッチＳＷ面となっている。また、タッチスイッ
チ装置は、図に示すように、樹脂製のパネル８によって
収納されており、このパネル８のうち、発光素子１、受
光素子２、ホルダ４、赤外線透過フィルタ６を収納して
いる部分が、パネル８の額縁部８ａになる。
の前面に組付けた状態での断面構成を示す。表示装置７
の表示面７ａの上にアクリル板５が配置され、アクリル
板５を通して前面から表示面７ａが見えるようになって
いる。このアクリル板５の上面が、タッチスイッチ操作
されるタッチＳＷ面となっている。また、タッチスイッ
チ装置は、図に示すように、樹脂製のパネル８によって
収納されており、このパネル８のうち、発光素子１、受
光素子２、ホルダ４、赤外線透過フィルタ６を収納して
いる部分が、パネル８の額縁部８ａになる。
【０００５】図５に、タッチスイッチ装置の平面構成を
示す。図に示すように、複数の発光素子１から第１、第
３のフィルタ部６ａ、６ｃを介して出射された赤外線
（ビーム）は、アクリル板５の表面の上、すなわち表示
装置７の表示面７ａの上に格子状に放射され、さらに第
２、第４のフィルタ部６ｂ、６ｄを介して、対応する受
光素子２に入射されるようになっている。なお、複数の
発光素子１および複数の受光素子２による光の放射およ
び受光は、スキャニング的に順次行われる。
示す。図に示すように、複数の発光素子１から第１、第
３のフィルタ部６ａ、６ｃを介して出射された赤外線
（ビーム）は、アクリル板５の表面の上、すなわち表示
装置７の表示面７ａの上に格子状に放射され、さらに第
２、第４のフィルタ部６ｂ、６ｄを介して、対応する受
光素子２に入射されるようになっている。なお、複数の
発光素子１および複数の受光素子２による光の放射およ
び受光は、スキャニング的に順次行われる。
【０００６】そして、複数の発光素子１から第１、第３
のフィルタ部６ａ、６ｃを介して出射された赤外線が指
等により遮られると、受光素子２にて受光されないた
め、表示面７ａ上においてタッチスイッチ操作されたこ
とが検出される。なお、プリント基板３上には、図示し
ていないが、複数の発光素子１および複数の受光素子２
を含む、タッチスイッチ検出を行うに必要な種々の回路
素子が搭載されている。
のフィルタ部６ａ、６ｃを介して出射された赤外線が指
等により遮られると、受光素子２にて受光されないた
め、表示面７ａ上においてタッチスイッチ操作されたこ
とが検出される。なお、プリント基板３上には、図示し
ていないが、複数の発光素子１および複数の受光素子２
を含む、タッチスイッチ検出を行うに必要な種々の回路
素子が搭載されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のタッチ
スイッチ装置においては、太陽光などの直射日光を防ぐ
ため、発光素子１、受光素子２と赤外線透過フィルタ６
とのそれぞれの間の距離を大きくする必要がある。この
ため、パネル８における額縁部８ａ、すなわち表示装置
の表示面の周縁部が大きくなってしまうという問題があ
る。
スイッチ装置においては、太陽光などの直射日光を防ぐ
ため、発光素子１、受光素子２と赤外線透過フィルタ６
とのそれぞれの間の距離を大きくする必要がある。この
ため、パネル８における額縁部８ａ、すなわち表示装置
の表示面の周縁部が大きくなってしまうという問題があ
る。
【０００８】本発明は上記問題に鑑みたもので、表示装
置の表示面の周縁部を小さくできるタッチパネル装置を
提供することを目的とする。
置の表示面の周縁部を小さくできるタッチパネル装置を
提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明においては、発光素子（１）
から出射された光を、タッチスイッチ操作される透明板
（５）の上に向けて反射する発光側反射部（９）と、透
明板（５）の上を通過した光を反射して受光素子（２）
に入射させる受光側反射部（１０）とを有する構成にし
たことを特徴としている。
め、請求項１に記載の発明においては、発光素子（１）
から出射された光を、タッチスイッチ操作される透明板
（５）の上に向けて反射する発光側反射部（９）と、透
明板（５）の上を通過した光を反射して受光素子（２）
に入射させる受光側反射部（１０）とを有する構成にし
たことを特徴としている。
【００１０】このように発光側反射部、受光側反射部を
設けることによって、表示装置の表示面の周縁部方向か
ら異なる方向に光路を形成することができるため、表示
装置の表示面の周縁部を小さくすることができる。この
場合、具体的には、請求項２に記載したように、発光側
反射部（９）としては、発光素子（１）から出射された
光を導光し、導光した光を表示面（７ａ）の上に向けて
反射する発光側反射面（９ａ）を有するものを用い、受
光側反射部（１０）としては、表示面（７ａ）の上を通
過した光を反射する受光側反射面（１０ａ）を有し、こ
の受光側反射面（１０ａ）にて反射した光を受光素子
（２）に導光するものを用いることができる。
設けることによって、表示装置の表示面の周縁部方向か
ら異なる方向に光路を形成することができるため、表示
装置の表示面の周縁部を小さくすることができる。この
場合、具体的には、請求項２に記載したように、発光側
反射部（９）としては、発光素子（１）から出射された
光を導光し、導光した光を表示面（７ａ）の上に向けて
反射する発光側反射面（９ａ）を有するものを用い、受
光側反射部（１０）としては、表示面（７ａ）の上を通
過した光を反射する受光側反射面（１０ａ）を有し、こ
の受光側反射面（１０ａ）にて反射した光を受光素子
（２）に導光するものを用いることができる。
【００１１】また、請求項３に記載の発明においては、
発光側反射部（９）に赤外線透過フィルタ部（９ｂ）を
一体的に構成し、受光側反射部（１０）に赤外線透過フ
ィルタ部（１０ｂ）を一体的に構成したことを特徴とし
ている。このことによって、赤外線透過フィルタを別に
設ける必要がないので、組付けを容易にすることができ
る。
発光側反射部（９）に赤外線透過フィルタ部（９ｂ）を
一体的に構成し、受光側反射部（１０）に赤外線透過フ
ィルタ部（１０ｂ）を一体的に構成したことを特徴とし
ている。このことによって、赤外線透過フィルタを別に
設ける必要がないので、組付けを容易にすることができ
る。
【００１２】請求項４に記載の発明においては、表示装
置（７）の裏側に、発光素子（１）と受光素子（２）が
搭載されるプリント基板（３１）を配設したことを特徴
としている。このことによって、プリント基板に、表示
装置の表示面に対応した開口部を形成するのを不要にす
ることができる。さらに、プリント基板はその中央に開
口部を有さないので、その表面全体を種々の回路素子搭
載のために有効利用できる。
置（７）の裏側に、発光素子（１）と受光素子（２）が
搭載されるプリント基板（３１）を配設したことを特徴
としている。このことによって、プリント基板に、表示
装置の表示面に対応した開口部を形成するのを不要にす
ることができる。さらに、プリント基板はその中央に開
口部を有さないので、その表面全体を種々の回路素子搭
載のために有効利用できる。
【００１３】請求項５に記載の発明においては、表示装
置（７）の表示面（７ａ）の上にアクリル板（５）を配
置し、表示装置（７）の裏側に発光素子（１）と受光素
子（２）を含むタッチスイッチ検出に必要な回路素子が
搭載されるプリント基板（３１）を配置し、さらに発光
素子（１）から出射された光をアクリル板（５）の表面
の上に向けて反射する発光側反射部（９）と、アクリル
板（４）の表面の上を通過した光を反射して前記受光素
子（２）に入射させる受光側反射部（１０）とを備えた
ことを特徴としている。
置（７）の表示面（７ａ）の上にアクリル板（５）を配
置し、表示装置（７）の裏側に発光素子（１）と受光素
子（２）を含むタッチスイッチ検出に必要な回路素子が
搭載されるプリント基板（３１）を配置し、さらに発光
素子（１）から出射された光をアクリル板（５）の表面
の上に向けて反射する発光側反射部（９）と、アクリル
板（４）の表面の上を通過した光を反射して前記受光素
子（２）に入射させる受光側反射部（１０）とを備えた
ことを特徴としている。
【００１４】このような構成にすることによって、請求
項１に記載の発明による効果を奏するとともに、アクリ
ル板とプリント基板を分離して配置しているので、アク
リル板からプリント基板に至る静電気の影響がないた
め、プリント基板上の回路素子を保護することができ
る。この場合、具体的には、請求項６に記載したよう
に、発光側反射部（９）としては、発光素子（１）から
出射された光を導光し、導光した光をアクリル板（５）
の表面の上に向けて反射する発光側反射面（９ａ）を有
するものを用い、受光側反射部（１０）としては、アク
リル板（５）の表面の上を通過した光を反射する受光側
反射面（１０ａ）を有し、この受光側反射面（１０ａ）
にて反射した光を受光素子（２）に導光するものを用
い、さらに発光側反射部（９）および受光側反射部（１
０）をプリント基板（３１）上に搭載したホルダ（４
１）にて保持するように構成することができる。
項１に記載の発明による効果を奏するとともに、アクリ
ル板とプリント基板を分離して配置しているので、アク
リル板からプリント基板に至る静電気の影響がないた
め、プリント基板上の回路素子を保護することができ
る。この場合、具体的には、請求項６に記載したよう
に、発光側反射部（９）としては、発光素子（１）から
出射された光を導光し、導光した光をアクリル板（５）
の表面の上に向けて反射する発光側反射面（９ａ）を有
するものを用い、受光側反射部（１０）としては、アク
リル板（５）の表面の上を通過した光を反射する受光側
反射面（１０ａ）を有し、この受光側反射面（１０ａ）
にて反射した光を受光素子（２）に導光するものを用
い、さらに発光側反射部（９）および受光側反射部（１
０）をプリント基板（３１）上に搭載したホルダ（４
１）にて保持するように構成することができる。
【００１５】また、請求項７に記載したように、アクリ
ル板（５）をホルダ（４１）によって保持するように構
成することができる。
ル板（５）をホルダ（４１）によって保持するように構
成することができる。
【００１６】
（第１実施形態）図１に、本発明の第１実施形態を示す
タッチスイッチ装置の断面構成を示す。この図１は、図
４に示すものと同様、タッチスイッチ装置を表示装置７
の前面に組付けた状態を示す。
タッチスイッチ装置の断面構成を示す。この図１は、図
４に示すものと同様、タッチスイッチ装置を表示装置７
の前面に組付けた状態を示す。
【００１７】この第１実施形態においては、プリント基
板３１が、表示装置７の裏側、すなわち表示面７ａと反
対側の奥に配設され、このプリント基板３１上に発光素
子１および受光素子２が搭載されている。また、プリン
ト基板３１上には、表示装置７の外周を囲む形状をした
樹脂製のホルダ４１が搭載され、このホルダ４１にてア
クリル板５が表示装置７の表示面７ａの前面に保持され
る。
板３１が、表示装置７の裏側、すなわち表示面７ａと反
対側の奥に配設され、このプリント基板３１上に発光素
子１および受光素子２が搭載されている。また、プリン
ト基板３１上には、表示装置７の外周を囲む形状をした
樹脂製のホルダ４１が搭載され、このホルダ４１にてア
クリル板５が表示装置７の表示面７ａの前面に保持され
る。
【００１８】ホルダ４１の内部には、アクリルで構成さ
れた導光部材９、１０が設けられている。導光部材９
は、発光素子１から出射された光を導光しこの導光した
光を表示装置７の表示面７ａ上に向けて反射する反射面
（発光側反射面）９ａを有する発光側反射部を構成して
いる。また、導光部材１０は、アクリル板５の表面の上
を通過した光を反射する反射面（受光側反射面）１０ａ
を有しこの反射面１０ａにて反射した光を受光素子２に
導光する受光側反射部を構成している。導光部材９、１
０は、ホルダ４１内でその形状に沿った一体構成のも
の、あるいは発光素子１、受光素子２が配列された４つ
の各辺毎に分割形成されたものとすることができる。
れた導光部材９、１０が設けられている。導光部材９
は、発光素子１から出射された光を導光しこの導光した
光を表示装置７の表示面７ａ上に向けて反射する反射面
（発光側反射面）９ａを有する発光側反射部を構成して
いる。また、導光部材１０は、アクリル板５の表面の上
を通過した光を反射する反射面（受光側反射面）１０ａ
を有しこの反射面１０ａにて反射した光を受光素子２に
導光する受光側反射部を構成している。導光部材９、１
０は、ホルダ４１内でその形状に沿った一体構成のも
の、あるいは発光素子１、受光素子２が配列された４つ
の各辺毎に分割形成されたものとすることができる。
【００１９】上記した構成において、発光素子１から出
射された光は、導光部材９によって導光され反射面９ａ
にて反射される。そして、赤外線透過フィルタ６を介し
て、アクリル板５の表面の上に出射される。この光は、
さらに赤外線透過フィルタ６を介して導光部材１０に至
り、反射面１０ａによって反射されて受光素子２に入射
される。
射された光は、導光部材９によって導光され反射面９ａ
にて反射される。そして、赤外線透過フィルタ６を介し
て、アクリル板５の表面の上に出射される。この光は、
さらに赤外線透過フィルタ６を介して導光部材１０に至
り、反射面１０ａによって反射されて受光素子２に入射
される。
【００２０】このように反射面９ａ、１０ａを有する導
光部材９、１０を設けることによって、発光素子１と赤
外線透過フィルタ６との間の距離および赤外線透過フィ
ルタ６と受光素子２との間の距離を大きくすることがで
き、パネル８の額縁部８ａを小さくすることができる。
また、従来の構成では、アクリル板５をプリント基板３
上に接触して配置していたため、アクリル板５からプリ
ント基板３に至る静電気によってプリント基板３上の回
路素子が破壊するという問題があるが、この実施形態の
ように、プリント基板３１とアクリル板５とを分離して
配置することにより、アクリル板５からプリント基板３
１に至る静電気の影響がないため、プリント基板３１上
の回路素子が静電気により破壊するといった問題をなく
すことができる。
光部材９、１０を設けることによって、発光素子１と赤
外線透過フィルタ６との間の距離および赤外線透過フィ
ルタ６と受光素子２との間の距離を大きくすることがで
き、パネル８の額縁部８ａを小さくすることができる。
また、従来の構成では、アクリル板５をプリント基板３
上に接触して配置していたため、アクリル板５からプリ
ント基板３に至る静電気によってプリント基板３上の回
路素子が破壊するという問題があるが、この実施形態の
ように、プリント基板３１とアクリル板５とを分離して
配置することにより、アクリル板５からプリント基板３
１に至る静電気の影響がないため、プリント基板３１上
の回路素子が静電気により破壊するといった問題をなく
すことができる。
【００２１】また、プリント基板３１を表示装置７より
奥に配置しているから、従来のもののように、プリント
基板３の中央部を開口させるといった加工を不要にする
ことができる。さらに、プリント基板３１はその中央に
開口部を有さないので、その表面全体を種々の回路素子
搭載のために有効利用できる。 （第２実施形態）図２に、本発明の第２実施形態を示す
タッチスイッチ装置の断面構成を示す。この実施形態に
おいては、導光部材９、１０の形状が第１実施形態と異
なっている。すなわち、導光部材９は、赤外線透過フィ
ルタ部９ｂを有し、全体がアクリルで構成された構造に
なっている。同様に、導光部材１０は、赤外線透過フィ
ルタ部１０ｂを有し、全体がアクリルで構成された構造
になっている。このような構成にすることによって、第
１実施形態のように赤外線透過フィルタ６を別に設ける
必要がないので、組付けを容易にすることができる。
奥に配置しているから、従来のもののように、プリント
基板３の中央部を開口させるといった加工を不要にする
ことができる。さらに、プリント基板３１はその中央に
開口部を有さないので、その表面全体を種々の回路素子
搭載のために有効利用できる。 （第２実施形態）図２に、本発明の第２実施形態を示す
タッチスイッチ装置の断面構成を示す。この実施形態に
おいては、導光部材９、１０の形状が第１実施形態と異
なっている。すなわち、導光部材９は、赤外線透過フィ
ルタ部９ｂを有し、全体がアクリルで構成された構造に
なっている。同様に、導光部材１０は、赤外線透過フィ
ルタ部１０ｂを有し、全体がアクリルで構成された構造
になっている。このような構成にすることによって、第
１実施形態のように赤外線透過フィルタ６を別に設ける
必要がないので、組付けを容易にすることができる。
【００２２】なお、導光部材９、１０は、第１実施形態
と同様、ホルダ４１内でその形状に沿った一体構成のも
の、あるいは発光素子１、受光素子２が配列された４つ
の各辺毎に分割形成されたものとすることができる。ま
た、この第２実施形態のプリント基板３１も、第１実施
形態と同様、その中央部に開口部を有さないので、開口
させる加工が不要であり、プリント基板３１の表面全体
を有効活用することができる。
と同様、ホルダ４１内でその形状に沿った一体構成のも
の、あるいは発光素子１、受光素子２が配列された４つ
の各辺毎に分割形成されたものとすることができる。ま
た、この第２実施形態のプリント基板３１も、第１実施
形態と同様、その中央部に開口部を有さないので、開口
させる加工が不要であり、プリント基板３１の表面全体
を有効活用することができる。
【図１】本発明の第１実施形態を示すタッチスイッチ装
置の断面構成を示す図である。
置の断面構成を示す図である。
【図２】本発明の第２実施形態を示すタッチスイッチ装
置の断面構成を示す図である。
置の断面構成を示す図である。
【図３】従来のタッチスイッチ装置の組付け構成を示す
図である。
図である。
【図４】従来のタッチスイッチ装置の断面構成を示す図
である。
である。
【図５】従来のタッチスイッチ装置における平面構成を
示す図である。
示す図である。
１…発光素子、２…受光素子、３１…プリント基板、４
１…ホルダ、５…アクリル板、７…表示装置、８…パネ
ル、９、１０…導光部材。
１…ホルダ、５…アクリル板、７…表示装置、８…パネ
ル、９、１０…導光部材。
Claims (7)
- 【請求項１】 発光素子（１）とこの発光素子（１）か
ら出射された光を受光する受光素子（２）とを複数組備
え、 表示装置（７）の表示面（７ａ）の上に配設され、タッ
チスイッチ操作される透明板（５）と、 前記発光素子（１）から出射された光を前記透明板
（５）の上に向けて反射する発光側反射部（９）と、 前記透明板（５）の上を通過した光を反射して前記受光
素子（２）に入射させる受光側反射部（１０）とを備え
たことを特徴とするタッチスイッチ装置。 - 【請求項２】 前記発光側反射部（９）は、前記発光素
子（１）から出射された光を導光し、導光した光を前記
表示面（７ａ）の上に向けて反射する発光側反射面（９
ａ）を有するものであり、受光側反射部（１０）は、前
記表示面（７ａ）の上を通過した光を反射する受光側反
射面（１０ａ）を有し、この受光側反射面（１０ａ）に
て反射した光を前記受光素子（２）に導光するものであ
ることを特徴とする請求項１に記載のタッチスイッチ装
置。 - 【請求項３】 前記発光側反射部（９）には、前記発光
側反射面（９ａ）にて反射された光に対し赤外線を透過
する赤外線透過フィルタ部（９ｂ）が一体的に構成され
ており、前記受光側反射部（１０）には、前記表示面
（７ａ）の上を通過した光に対し赤外線を透過する赤外
線透過フィルタ部（１０ｂ）が一体的に構成されている
ことを特徴とする請求項２に記載のタッチスイッチ装
置。 - 【請求項４】 前記表示装置（７）の裏側に、前記発光
素子（１）と前記受光素子（２）が搭載されるプリント
基板（３１）が配設されていることを特徴とする請求項
１乃至３のいずれか１つに記載のタッチスイッチ装置。 - 【請求項５】 発光素子（１）とこの発光素子（１）か
ら出射された光を受光する受光素子（２）とを複数組備
え、 表示装置（７）の表示面（７ａ）の上に配設され、タッ
チスイッチ操作されるアクリル板（５）と、 前記表示装置（７）の裏側に配設され、前記発光素子
（１）と前記受光素子（２）を含む、タッチスイッチ検
出に必要な回路素子が搭載されるプリント基板（３１）
と、 前記発光素子（１）から出射された光を前記アクリル板
（５）の表面の上に向けて反射する発光側反射部（９）
と、 前記アクリル板（４）の表面の上を通過した光を反射し
て前記受光素子（２）に入射させる受光側反射部（１
０）とを備えたことを特徴とするタッチスイッチ装置。 - 【請求項６】 前記発光側反射部（９）は、前記発光素
子（１）から出射された光を導光し、導光した光を前記
アクリル板（５）の表面の上に向けて反射する発光側反
射面（９ａ）を有するものであり、受光側反射部（１
０）は、前記アクリル板（５）の表面の上を通過した光
を反射する受光側反射面（１０ａ）を有し、この受光側
反射面（１０ａ）にて反射した光を前記受光素子（２）
に導光するものであって、 前記発光側反射部（９）および前記受光側反射部（１
０）を保持するホルダ（４１）が前記プリント基板（３
１）上に搭載されていることを特徴とする請求項５に記
載のタッチスイッチ装置。 - 【請求項７】 前記ホルダ（４１）は、前記アクリル板
（５）を保持するように構成されていることを特徴とす
る請求項６に記載のタッチスイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20330397A JPH1145155A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | タッチスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20330397A JPH1145155A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | タッチスイッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145155A true JPH1145155A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16471809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20330397A Pending JPH1145155A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | タッチスイッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1145155A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001086586A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Input and display device |
| JP2005173881A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | Ｅｌ表示装置 |
| US7152482B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-12-26 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | Piezoelectric sensor and input device including same |
| JP2007536617A (ja) * | 2004-05-07 | 2007-12-13 | ネクスト ホールディングス リミテッド | 単一辺から与えられる照明および検出をもつタッチパネル・ディスプレイ・システム |
| JP2009216886A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Rohm Co Ltd | 表示装置 |
| KR100947283B1 (ko) | 2008-02-28 | 2010-03-16 | (주)디지텍시스템스 | 3차원 조작이 가능한 적외선 터치스크린 |
| KR101026355B1 (ko) | 2007-10-24 | 2011-04-01 | 유비트론(주) | 터치/비터치 스크린용 평판 티브이 프레임 |
| WO2011062389A3 (ko) * | 2009-11-18 | 2011-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 터치 패널, 터치 패널의 구동방법 및 터치 패널을 포함하는 디스플레이 장치 |
| KR101196404B1 (ko) * | 2010-05-13 | 2012-11-02 | (주)누리봄 | 터치패널시스템 |
| US20130241879A1 (en) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Optical touch module |
| JP2014044679A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Fujitsu Component Ltd | 座標検出装置 |
| US8773399B2 (en) | 2012-03-28 | 2014-07-08 | Au Optronics Corp. | Touch display device |
| CN104516593A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-04-15 | 博世汽车部件(苏州)有限公司 | 红外线触摸屏及其触摸面板 |
| DE102014011686A1 (de) * | 2014-08-04 | 2016-02-04 | Oechsler Aktiengesellschaft | Multifunktions-Schalter |
| JP2016520906A (ja) * | 2013-04-24 | 2016-07-14 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Ｂｏｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 赤外線タッチモジュール、赤外線式タッチパネル及び表示装置 |
| JP2018055729A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-04-05 | シャープ株式会社 | 座標入力装置および画像表示装置 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20330397A patent/JPH1145155A/ja active Pending
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001086586A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Input and display device |
| US7152482B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-12-26 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | Piezoelectric sensor and input device including same |
| JP2005173881A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | Ｅｌ表示装置 |
| JP2007536617A (ja) * | 2004-05-07 | 2007-12-13 | ネクスト ホールディングス リミテッド | 単一辺から与えられる照明および検出をもつタッチパネル・ディスプレイ・システム |
| KR101026355B1 (ko) | 2007-10-24 | 2011-04-01 | 유비트론(주) | 터치/비터치 스크린용 평판 티브이 프레임 |
| KR100947283B1 (ko) | 2008-02-28 | 2010-03-16 | (주)디지텍시스템스 | 3차원 조작이 가능한 적외선 터치스크린 |
| JP2009216886A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Rohm Co Ltd | 表示装置 |
| US9158415B2 (en) | 2009-11-18 | 2015-10-13 | Lg Electronics Inc. | Touch panel, method for driving touch panel, and display apparatus having touch panel |
| WO2011062389A3 (ko) * | 2009-11-18 | 2011-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 터치 패널, 터치 패널의 구동방법 및 터치 패널을 포함하는 디스플레이 장치 |
| KR101196404B1 (ko) * | 2010-05-13 | 2012-11-02 | (주)누리봄 | 터치패널시스템 |
| US20130241879A1 (en) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Optical touch module |
| US8773399B2 (en) | 2012-03-28 | 2014-07-08 | Au Optronics Corp. | Touch display device |
| JP2014044679A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Fujitsu Component Ltd | 座標検出装置 |
| JP2016520906A (ja) * | 2013-04-24 | 2016-07-14 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Ｂｏｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 赤外線タッチモジュール、赤外線式タッチパネル及び表示装置 |
| EP2853997A3 (en) * | 2013-09-30 | 2015-04-29 | Bosch Automotive Products (Suzhou) Co., Ltd. | Infrared touch screen and touch panel thereof |
| CN104516593A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-04-15 | 博世汽车部件(苏州)有限公司 | 红外线触摸屏及其触摸面板 |
| DE102014011686A1 (de) * | 2014-08-04 | 2016-02-04 | Oechsler Aktiengesellschaft | Multifunktions-Schalter |
| DE102014011686B4 (de) * | 2014-08-04 | 2016-02-11 | Oechsler Aktiengesellschaft | Multifunktions-Schalter |
| CN105515562A (zh) * | 2014-08-04 | 2016-04-20 | 裕克施乐股份公司 | 多功能开关 |
| CN105515562B (zh) * | 2014-08-04 | 2021-12-24 | 裕克施乐股份公司 | 多功能开关 |
| JP2018055729A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-04-05 | シャープ株式会社 | 座標入力装置および画像表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109061946B (zh) | 显示屏组件及电子设备 | |
| JPH1145155A (ja) | タッチスイッチ装置 | |
| JP4513918B2 (ja) | 照明装置及び電気光学装置 | |
| US8896576B2 (en) | Touch panel, liquid crystal panel, liquid crystal display device, and touch panel-integrated liquid crystal display device | |
| US20070165008A1 (en) | Compact infrared touch screen apparatus | |
| JPH0318997Y2 (ja) | ||
| JP5515280B2 (ja) | 位置検出装置及び電気光学装置 | |
| TWI410685B (zh) | 波導模組、光學觸控模組以及提高光學觸控模組之訊雜比之方法 | |
| JP2008186374A (ja) | 光学式タッチパネル | |
| JP2004030003A (ja) | 光学式タッチパネル装置 | |
| JP2003262850A (ja) | 光学式タッチパネル装置 | |
| WO2014129369A1 (ja) | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 | |
| KR102024862B1 (ko) | 표시 장치 | |
| CN111294435B (zh) | 移动终端 | |
| CN107726125B (zh) | 背光模块 | |
| KR900004015B1 (ko) | 좌표 입력 장치 | |
| CN216388051U (zh) | 红外触摸显示设备 | |
| CN111510522A (zh) | 屏幕边框、显示屏模组和终端 | |
| JP3867354B2 (ja) | タッチスイッチ装置 | |
| WO2011052379A1 (ja) | 導光ユニット及び入力装置 | |
| CN210157224U (zh) | 生物特征检测***及电子设备 | |
| CN210864742U (zh) | 生物特征检测***及电子设备 | |
| KR102429414B1 (ko) | 반사바를 이용한 비접촉 적외선 터치센서 | |
| JP2503815Y2 (ja) | 発光素子及び受光素子の導光構造 | |
| JP2004214058A (ja) | 操作パネル入力装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060413 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060606 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |