JPH1141396A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

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JPH1141396A
JPH1141396A JP19016197A JP19016197A JPH1141396A JP H1141396 A JPH1141396 A JP H1141396A JP 19016197 A JP19016197 A JP 19016197A JP 19016197 A JP19016197 A JP 19016197A JP H1141396 A JPH1141396 A JP H1141396A
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JP
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image
color
unit
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image data
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JP19016197A
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Hiroyuki Tsuji
博之 辻
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1ドラム式の複写機で、簡単な構成でプレビュ
ー表示を実現する。 【解決手段】プレビュー指示がされると、原稿画像を読
み込み、画像データをCMYKデータに変換して、間引
き制御回路174により、3ラインを間引いて4ライン
おきにFIFOに保持する。セレクタ111により、F
IFOの1ライン分のデータから、ライン順次に色を選
択して画像処理し、プレビュー回路176に入力する。
プレビュー回路176では、1ラインの色要素をFIF
Oに保持し、1ライン分の画像データがそろったところ
でそれをRGBデータに変換して間引かれた3ライン分
を補間して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルカ
ラー複写機等の画像処理装置及びその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー原稿を色分解して電気的に
読み取り、得られたカラー画像データを用紙上に出力す
ることによりカラー画像複写を行うデジタルカラー複写
機の発展はめざましいものがある。電子写真方式による
カラー複写機においては、通常原稿画像をレッドR、グ
リーンG、ブルーBの各画像信号に分解し、さらにシア
ンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの各色に変
換して重ねあわせてプリントする。そのため、1つの感
光ドラムを備えて転写ドラムに記録紙を貼り付けて、原
稿を4回読み取りながら4色分を記録する1ドラム方式
が一般的である。また、4つの感光ドラムを用いて1回
で記録紙に記録する4ドラム方式もある。1ドラム方式
では、CMYK各色に変換した後の回路は1組あれば良
いが、4ドラム方式では各色ごとに4組の回路を必要と
する。ここで、記録処理スピードの面では4ドラム方式
が有利であるが、コストや本体スペースの面から考慮す
ると1ドラム方式の方が望ましい。
【0003】また一方、カラー複写機の高画質化や色変
換、領域処理等の編集機能の高度化に伴い、所望の出力
画像を得るために、何度も記録紙に画像を出力するかわ
りに、CRTなどのモニタに画像を表示して確認すると
いう、いわゆるプレビュー機能を備えたカラー複写機も
製品化されている。プレビューのための手法としては、
ハードウェア回路を用いて行う手法とソフトウェアを用
いて行う手法が考えられる。
【0004】図7は、1ドラム方式の装置におけるプレ
ビュー機能を備えた画像処理装置の構成例である。70
1は原稿を読み取ってRGB信号を出力するCCDセン
サ、702はA/D変換器、703はシェーディング補
正回路、704は入力マスキング回路、705はLOG
変換回路、706は出力マスキング回路、UCR回路、
707はトリミング、マスキング、ペイント、変倍など
の編集を行う編集回路、708はエッジ強調回路、70
9はプリンタ部である。
【0005】また、入力マスキング後のRGBデータを
記憶する画像メモリ710と画像メモリを制御するため
のメモリ制御回路711と、画像メモリに格納された画
像を表示するためのCRT712とでプレビュー用のブ
ロックが構成される。
【0006】このような構成の場合、読み取った画像が
CRT712にフルカラーで表示されるが、編集回路に
よる編集結果がCRTに反映されない。そこで不図示の
CPUにより、画像メモリ710に記憶された画像デー
タに、編集回路707による編集と同等の処理を施し
て、プレビュー画像を得ている。
【0007】図8は、4ドラム方式の装置におけるプレ
ビュー機能を備えた画像処理装置の構成例である。出力
マスキング・UCR回路806の値の出力がそれぞれC
MYK各色分の4回路あるため、画像メモリ部810を
エッジ強調回路808の後に接続している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウェアを用いたプレビューでは、複写機本体の備える編
集機能が多数かつ複雑になると、ソフトウェアによる演
算量が増大して時間がかかってしまったり、演算による
誤差が発生する恐れが生じる。
【0009】例えば、プレビュー画像を生成するため
に、図7のLOG変換705以後の複写機本体の画像処
理をすべてソフトウェアにより実施しようとすると、ソ
フトウェアのサイズと演算量は膨大になり、多大な演算
時間がかかってしまう。
【0010】また、ハードウェアを用いたプレビューで
は、4ドラム方式の場合にはCMYK各色の処理回路を
持っているためプレビュー用の追加回路が少なくてすむ
が、1ドラム方式ではCMYK変換後の回路を追加する
か、もしくは原稿を4回スキャンして読み取る必要があ
る。
【0011】例えば、図8のような構成の場合、プレビ
ューにおいて編集回路807による編集処理を反映する
ことが可能となる。ただし、回路規模は1ドラム方式の
装置よりかなり大きくなる。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、回路規模を大きくしないで、かつ実際の編集出力画
像に近いプレビュー画像を出力できる1ドラム方式のカ
ラー画像処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明発議のような構成からなる。すなわち、色要
素ごとに面順次に印刷媒体上に画像を形成する画像処理
装置であって、複数の色要素を含む画像データから、選
択された色要素ごとに所望の画像処理を施す画像処理手
段と、画像を構成する所定の構成単位ごとに各色要素の
画像データを保持する保持手段と、画像を表示する表示
手段と、前記保持手段により保持された構成単位ごと
に、画像データから順次色要素を選択して前記画像処理
手段により画像処理させ、処理された前記構成単位の各
色要素の画像データに基づいて前記表示手段により画像
を表示させる制御手段とを備える。
【0014】あるいは、複数の色要素を含む画像データ
から、選択された色要素ごとに所望の画像処理を施す画
像処理手段と、画像を構成する所定の構成単位ごとに各
色要素の画像データを保持する保持手段と、画像を表示
する表示手段とを備えた、色要素ごとに面順次に印刷媒
体上に画像を形成する画像処理装置の制御方法であっ
て、前記保持手段により保持された構成単位ごとに、画
像データから順次色要素を選択して前記画像処理手段に
より画像処理させ、処理された前記構成単位の各色要素
の画像データに基づいて前記表示手段により画像を表示
させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(本体構成)以下、本発明にかかる一実施形態である画
像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図13に本実施形態のフルカラー複写機の
概略断面図を示す。
【0017】本例は、上部にデジタルカラー画像リーダ
部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0018】リーダ部において、原稿30を原稿台ガラ
ス31上に載せ、光学系読み取り駆動モータ35により
露光ランプ32を含む公知の原稿走査ユニットを予め設
定された複写倍率に応じて決定された一定の速度で露光
走査する。そして原稿30からの反射光像を、レンズ3
3によりフルカラーセンサ(CCD)34に集光し、カ
ラー色分解画像信号を得る。このフルカラーセンサとし
ては、互いに隣接して配置されたR(レッド)、G(グ
リーン)、B(ブルー)のフィルタを付けた3ラインの
CCDを用いている。カラー色分解画像信号は、画像処
理部36及びコントローラ部37にて画像処理を施さ
れ、プリンタ部に送出される。
【0019】なお、原稿台ガラス31の周辺に操作部が
設けてあり、複写シーケンスに関する各種モード設定を
行うスイッチ及び表示用のディスプレイ及び表示器が配
置されている。
【0020】プリンタ部において、像但持体である感光
ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラム
1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ
露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像
器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5、クリーニング器6を配置する。
【0021】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光信号に
変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3aで
反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ド
ラム1の面に投影される。
【0022】プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1
を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させ、各分
解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0023】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
y,24m,24c,24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
【0024】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
予め選択された記録材カセット7a,7b,7cの1つ
より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向
した位置に供給された記録剤に転写する。なおこの記録
材カセットの選択は、記録画像の大きさにより、予めコ
ントローラ部37からの制御信号によりピックアップロ
ーラ27a,27b,27cのいずれか1つが駆動され
ることにより行われる。
【0025】転写装置5は、本例では転写ドラム5a、
転写帯電器5b、記録剤を静電吸着させるための吸着帯
電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、
外側帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支さ
れた転写ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる記
録材但持シート5fを円筒状に一体的に張設している。
記録材但持シート5fはポリカーボネートフィルム等の
誘電体を使用している。
【0026】ドラム状とされる転写装置、つまり転写ド
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像
は転写帯電器5bにより記録材但持シート5fに担持さ
れた記録材上に転写する。
【0027】このように記録材但持シート5fに吸着搬
送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカ
ラー画像を形成する。
【0028】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。
【0029】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。
【0030】記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、駆動縦パス20を経て、反転パス21aにいった
ん導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込ま
れた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向き
に退出させ、中間トレイ22に収納する。その後再び上
述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成
する。
【0031】また、転写ドラム5aの記録材但持シート
5f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材但持シート
5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラ
シ15や、オイル除去ローラ16と記録材但持シート5
fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ
17の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形
成前もしくは後に行い、また、ジャム(紙詰まり)発生
時には随時行う。
【0032】また、本例においては、所望のタイミング
で偏心カム25を動作させ、転写ドラム5fと一体化し
ているフォロワ5iを作動させることにより、記録材但
持シート5aと感光ドラム1とのギャップを任意に設定
可能な構成としている。例えば、スタンバイ中または電
源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。 (画像処理ブロック)図1及び図2に画像処理部36、
コントローラ部37及びその周辺の被制御部を示す。R
GB信号を読み取ってから入力マスキングまで、及び、
黒文字の判定の構成を図2(A)に、入力マスキングさ
れたRGB信号をYMCK信号に変換して、プレビュー
処理及び媒体への記録を行うまでの構成を図1に、感光
ドラムの位置やレーザビームの検知信号から信号を生成
するまでの構成を図2(B)に示した。なお、以下の説
明では、図1及び図2に関しては図番の区別は特に行わ
ず、ひとつのまとまった図として説明することにする。
【0033】フルカラーセンサ(CCD)14は、レッ
ドライン101,グリーンライン102,ブルーライン
103の3ラインのCCDで構成されており、原稿から
の1ラインの光情報を色分解して400dpiの解像度
でR,G,Bの電気信号を出力する。本実施形態では1
ラインとして最大297mm(A4縦)の読み取りを行
うため、CCDからはR,G,B各々1ライン4677
画素画像が出力される。同期信号生成回路104は、主
走査アドレスカウンタや副走査アドレスカウンタ等より
構成される。主走査アドレスカウンタは、感光ドラムへ
のライン毎のレーザ記録の同期信号であるBD信号によ
ってライン毎にクリアされて、画素クロック発生器10
5からのVCLK信号をカウントし、CCD14から読
み出される1ラインの画情報の各画素に対応したカウン
ト出力H−ADRを発生する。このH−ADRは0から
5000までアップカウントされ、CCD14からの1
ライン分の画像信号を十分読み出せる。また、同期信号
発生回路104からは、ライン同期信号LSYNCや画
像信号の主走査有効区間信号VEや副走査有効区間信号
PE等の各種のタイミング信号を出力する。CCD駆動
信号生成部106は、H−ADRをデコードしてCCD
のシフトパルスよりセットパルスや転送クロックである
CCD−DRIVE信号を発生する。これによりCCD
からVCLKに同期して、同一画素に対するR,G,B
の色分解画像信号が順次出力される。A/Dコンバータ
107は、レッド、グリーン、ブルーの各画像信号を8
ビットのデジタル信号に変換する。
【0034】シェーディング補正回路150は、CCD
での画素ごとの信号出力のバラつきを補正するための回
路である。シェーディング補正回路150には、R,
G,Bの各信号のそれぞれ1ライン分のメモリを持ち、
光学系により予め決められた濃度を持つ白色板の画像を
読み取って、基準信号として用いる。
【0035】副走査つなぎ回路151であり、CCD1
4により読み取られた画像信号が副走査方向に8ライン
ずつずれるのを吸収するための回路である。
【0036】入力マスキング回路152は、入力信号
R,G,Bの色濁りを取り除くための回路である。
【0037】バッファ153,163は、ZO−ED信
号がLレベルの時画像信号を通し、ZO−ED信号がH
レベルのとき画像信号を通さなくする。通常、編集機能
を用いるときはLレベルである。
【0038】編集回路部154のうちフィルタ155は
画像信号を平滑化するフィルタであり、5×5のマトリ
クス演算を行う。
【0039】色変換回路156は、RGBの画像信号を
HSL色空間座標に変換して、予め指定された色を他の
指定された色に変換して、再びRGBの色空間に戻す機
能を有する。また、多値の信号を一定のしきい値で2値
に変換することも可能である。
【0040】外部装置159は、画像信号を最大A3サ
イズまで記憶するメモリ装置やメモリ装置を制御するコ
ンピュータ等から構成される。外部装置の画像信号は、
レッド、グリーン、ブルー(RGB)信号、またはシア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラック(CMYK)信号、
そして2値信号の形式で入出力される。
【0041】インターフェース(I/F)回路158
は、外部装置159からの画像信号と内部の画像信号と
のタイミングと速度を合わせるための回路である。
【0042】エリア生成回路160は、エディタ等によ
り指定された領域を生成し記憶する回路である。また、
原稿に描かれたマーカペン等の画像を抽出したMARK
ER信号もエリア領域としてメモリに記憶される。また
CCD14で読み取られた画像信号を2値化したSC−
BI信号は、2値画像信号としてZ−BI出力信号に用
いられる。このエリア生成回路160のうちエリア用の
メモリ書き込み部とメモリ読み出し部を後で詳細に説明
する。
【0043】RGB合成回路157は、CCD14によ
り読み取られたRGB画像信号と外部装置159からの
RGB画像信号を合成するための回路である。また、C
CD14からのRGB画像信号と外部装置159からの
2値画像との合成も可能である。
【0044】合成する領域はエリア生成回路160から
のAREA信号により指定されるか、もしくは外部装置
159からのIPU−BI信号により指定される。また
合成には、CCD14からの画像信号と外部の画像信号
を領域ごとに独立して合成する置き換え合成と、2つの
画像を同時に重ねて透かし合わせたように合成する透か
し合成も可能である。この透かし合成では、2つの画像
のうちどちらの画像をどれだけ透かして合成するかとい
う透かし率の指定も可能である。
【0045】輪郭生成回路161は、CCD14で読み
取られた画像信号を2値化したSC−BI信号や外部装
置159からの2値データであるIPU−BI信号また
はエリア生成回路160からの2値データZ−BI信号
に対して輪郭を抽出し、影の生成を行う。
【0046】黒文字判定回路162は、入力された画像
信号の特徴を判定し、8種類の文字の太さ信号(太文字
度)FTMJ、エッジ信号EDGE、色信号IROを出
力する。
【0047】色空間圧縮回路198は以下の数式1のマ
トリクス演算を行う。
【0048】
【数1】
【0049】ここでR-X,G-X,B-Xはそれぞれ
R,G,Bの最小値を表す。
【0050】なお、色空間圧縮回路108において予め
色空間圧縮を行うか、行わないかの設定をしておくこと
により、領域信号AREAで色空間圧縮のON/OFF
の切り換えが可能となる。
【0051】光量−濃度変換部(LOG変換部)109
は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の8
ビットの光量信号を対数変換によりシアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)の各8ビットの濃度信号に
変換する。
【0052】バッファ173は、ZO−PRV信号がL
レベルのとき画像信号を通し、ZO−PRV信号がHレ
ベルのとき画像信号を通さなくする。通常はLレベルで
あり、プレビュー機能を用いるときはHレベルである。
【0053】間引き制御回路174は、プレビュー機能
を用いる時に使用する。プレビューの時には、入力され
た画像信号を4ラインに1ラインずつFIFOメモリに
書き込むことにより、4ラインずつ同じ信号を出力す
る。
【0054】出力マスキング処理部110は、既知のU
CR処理(下色除去処理)によりC,M,Y3色の濃度
信号からブラックの濃度信号を抽出するとともに、各濃
度信号に対応した現像剤の色濁りを除去する既知のマス
キング演算を施す。このようにして生成されたM’,
C’,Y’,K’の各濃度信号の内から、セレクタ11
1によって現在使用する現像剤に対応した色の信号が選
択される。
【0055】ZO−TONER信号はこの色選択のため
にトナー色生成回路178から発生される2ビットの信
号であり、ZO−TONERが0の場合にはM’信号
が、ZO−TONERが1の場合にはC’信号が、ZO
−TONERが2の場合にはY’の信号が、ZO−TO
NERが3の場合にはK’の信号がREAD−DT信号
として出力される。なお、トナー色生成回路178は、
通常コピー時において現像色に応じてCPU130から
出力されたSLTNR信号を、そのままZO−TONE
R信号として出力する。またプレビュー時においては、
ライン毎に0,1,2,3と順次切り替えられた信号が
出力される。
【0056】図3にプレビュー時におけるライン方向の
画像信号と制御信号を示す。CI,MI,YIは、間引
き制御回路174の入力画像信号、CO,MO,YO
は、間引き制御回路174の出力画像信号を表し、FI
FO−WE*は、間引き制御回路中の図示されないFI
FOのライトイネーブル信号を表す。図3のように、
0,1,2…8ライン目と順に入力された画像信号C
I,MI,YIは、FIFOが0,4,8と4ラインお
きにイネーブル(0)になることで、4ラインおきにF
IFOに格納される。すなわち、1つのラインがFIF
Oにライトされてから次のラインがライトされるまでの
4ラインの間、FIFOにはYMCK各色のデータが格
納されている。出力マスキング回路110には、FIF
Oに格納されているラインのデータが入力されるため、
バッファ173がハイインピーダンス状態の場合、0ラ
イン目、4ライン目のように4ライン毎に同じデータが
4ラインずつ出力され、3ライン分のデータが間引かれ
ることになる。ここで、トナー色信号ZO−TONER
はラインごとにMCYKと切り替わる。このため、セレ
クタ111からの出力READ−DTとして、ライン
0,4…という具合に、4ラインおきに、1ライン分の
各色要素Y,M,C,Kの信号がそれぞれ出力される。
【0057】CMYK合成回路164は、CCD14に
より読み取られた画像信号と外部装置159より入力さ
れるCMYK形式の画像信号を合成するための回路であ
る。CMYK合成を行うときは、CCD14からの画像
信号に応じて現在使用する現像剤に対応した色信号が外
部装置159より1ページ分ずつ入力される。また、合
成する領域はRGB合成回路157と同様にAREA信
号もしくはIPU−BI信号により切り換えを行う。ま
た同様に透かし合成も可能である。
【0058】色付け回路165は、例えば白黒画像に予
め設定した色を付ける等の処理を行う。また、外部装置
159からの2値の画像信号IPU−BIに対しても色
付けを行うことができる。さらに、徐々に階調が変化す
るようなグラデーションのパターンも作ることが可能で
ある。F値補正回路166は、プリンタの現像特性に応
じたガンマ処理を行うとともにモードごとの濃度の設定
も可能である。
【0059】変倍回路114は、画像信号1ライン分の
メモリを持ち、主走査方向の画像信号の拡大、縮小や画
像を斜めにして出力する斜体を行う。また、サンプリン
グ時には、メモリにサンプリングデータを蓄積しヒスト
グラムの作成に用いる。
【0060】テクスチャ回路168は、CCD14で読
み取られたカラー画像信号に予めCCDにより読み取ら
れた画像信号を2値化したパターンもしくは外部装置1
59から入力された2値化パターンを合成して出力す
る。
【0061】スムージング回路169及びエッジ強調回
路170は、各々5×5のフィルタから構成される。
【0062】アドオン回路171は画像信号を特定のコ
ード化されたパターンで出力する。
【0063】レーザ及びレーザコントローラ115は、
8ビットの濃度信号であるVIDEO信号に応じてレー
ザの発光量を制御する。このレーザ光はポリゴンミラー
3aで感光ドラム1の軸方向に走査され、感光ドラムに
1ラインの静電潜像を形成する。感光ドラム1に近接し
て設けられたフォトディテクタ116は、感光ドラム1
を走査する直前のレーザ光の通過を検出して1ラインの
同期信号BDを発生する。
【0064】エリアLUT(ルックアップテーブル)回
路171は、エリア生成回路160からのAREA信号
に応じて各モードの設定を行う。エリアLUT171の
出力であるLOGCD信号は、LOG変換109のLO
Gテーブルをスルー設定等に切り換えたり、UCRCD
信号は出力マスキング110でトリミングやマスキング
を行ったり、FCD信号はF値補正166のF値の大き
さを変えたりする。また、ACD6信号は色付け回路1
65へ、NCD信号はMCYK合成回路164へ、KC
D信号は黒文字LUT回路172へ接続されており、そ
れぞれ各種モードの設定を行う。
【0065】黒文字LUT172は、黒文字判定回路1
62の出力により様々な処理を行う。例えばUCR−S
L信号は、出力マスキング回路110のUCR量を変化
させてより黒い文字と判定した領域には黒の量をより多
くしてC,M,Yの量をより少なくして現像する等の処
理を行う。またEDGE−SL信号は、スムージング回
路169及びエッジ強調回路170では黒い文字の領域
ほどエッジの部分が強調されるようなフィルタに切り換
える設定を行う。さらにSNS−SL信号は、黒文字L
UT172の出力はレーザコントローラ115において
PWM制御の400線/200線の線数切り換えを行
う。つまり、黒い文字と判定した領域では解像度を上げ
るために400線で現像を行い、他の画像領域では階調
を上げるために200線で現像を行う。
【0066】フォトセンサ118は、転写ドラム5aが
所定位置に来たことを検出してページ同期信号ITOP
を発生し、同期信号生成回路104の副走査アドレスカ
ウンタを初期化するとともにCPUに入力される。CP
U部130は、画像読み取り、画像記録の動作の制御を
行う。コントローラ131は読み取りモータ35の前進
/後進及び速度の制御を行う。I/Oポート132は複
写動作の制御に必要な上記以外のセンサやアクチュエー
タを制御する。このI/Oポート132の中に用紙カセ
ットから用紙を給紙するPF信号も含まれる。またその
他の信号として、用紙カセットに取り付けられた図示さ
れていない用紙サイズセンサにより用紙のサイズが検知
されI/OポートからCPUに入力される。操作部51
はコピー枚数や各種動作モードを指示する。
【0067】ROM133には、CPUで用いるプログ
ラムや予め決められた設定値が格納されている。RAM
134には、データの一時的な保存や新たに設定された
設定値等が格納されている。
【0068】プレビュー変換回路176は、プレビュー
時に使用される。詳細は後で述べるが、プレビュー時
は、ライン毎にMCYK各色に切り替えられた画像信号
が入力されるため、この画像信号をMCYKの画像信号
を同時に出力できるように変換する。さらにMCYKの
画像信号をRGB画像に変換してモニタ177に出力す
る。プレビュー時には、モニタ177にプレビュー画面
を表示する。 (プレビュー変換回路)図4はプレビュー変換回路17
6の構成例を示すブロック図である。
【0069】FIFOメモリ(FIFO−A)401−
404は、プレビュー時にエッジ強調回路から出力され
た、1ラインのMCYK信号がライン毎に切り替わるM
CYKの各信号が入力される。各FIFOメモリのライ
トイネーブルWE*に入力されるSEL1信号をライン
ごとに切り替えることにより、M画像信号はFIFO4
01、C画像信号はFIFO402、Y画像信号はFI
FO403、K画像信号はFIFO404にそれぞれ書
き込まれる。そして、FIFOメモリ405〜408
(FIFO−B)のライトイネーブル信号WE*に入力
されるSEL2信号を4ライン毎にLレベル(イネーブ
ル)にすることにより、FIFO405〜408に1ラ
イン分のMCYKそれぞれの画像信号が出力される。こ
の際、FIFO405〜408に書き込まれるMCYK
色成分は、1ライン分のRGB信号から変換されたMC
YK色成分である。すなわち、間引き制御部174によ
り1ライン分のデータが保持されている間(4ライン分
の出力に要する時間)に、ZO−TONER信号によっ
てセレクタ111からの出力色成分をMCYKと切り替
え、これをFIFO−A,FIFO−Bにより再び1ラ
イン分のデータとして並列化する。図5にFIFO40
1〜408の入出力信号と制御信号SEL1,SEL2
の関係を示す。このように、SEL1信号により、間引
かれずに残った各ラインのMCYK信号を順次FIFO
−Aに書き込み、SEL2信号によりFIFO−Bを4
ラインに一度の割合でFIFO−Aの内容に更新するこ
とで、メモリ415〜417に、間引かれたラインに代
えて、残されたラインを充当している。
【0070】逆マスキング変換回路409は、4×3の
マトリクス演算を行うことにより、CMYKの画像信号
をCMYの画像信号に変換する。逆LOG変換回路41
0は、CMY画像信号をRGB画像信号に変換する。そ
して、3×3マスキング回路411で3×3のマトリク
ス演算を行うことにより、モニタ177の色空間に最適
なRGB画像信号に変換する。FIFOメモリ412〜
414で表示用のメモリ415〜417に書き込むため
の転送速度に変換される。表示用メモリ415〜417
はビデオRAMで構成されている。メモリに書き込まれ
る際には、画像サイズはモニタ177の表示サイズに変
倍される。また、表示用メモリ415〜417はモニタ
177の表示エリアに必要なエリアサイズよりも大きな
サイズを備えているので、メモリの任意位置から画像デ
ータを読出したり、画像サイズを変倍して読み出すこと
等が可能である。
【0071】LUT418〜420は、表示用メモリ4
15〜417から読み出された画像データにモニタ17
7のガンマ特性などの補正を施すためのルックアップテ
ーブルである。なお、CPU等により任意の補正特性を
設定することができる。
【0072】D/A421〜423は、LUT418〜
420から出力された画像データを、モニタ177に送
るビデオ信号に変換するためのデジタル−アナログ変換
器である。D/A421〜423から出力されたアナロ
グRGB信号は、モニタ177に出力され画像が表示さ
れる。 (シーケンス)次に、図6のフローチャートを参照して
本実施形態のカラー複写機による制御フローを示す。先
ず、ステップS601で編集入力を行うと判定された場
合は、ステップS602で編集設定を行う。編集設定に
は、例えば、色変換やエディタを用いた領域編集などが
上げられる。
【0073】そして、ステップS603において、プレ
ビューを行うとき、すなわち、例えば操作部のプレビュ
ーボタンが押されているときには、ステップS604に
おいてプレビュー設定を行う。このとき、図1のZO−
PRV信号をHレベルに設定する。またZO−TONE
R信号は、CPU30からの信号から、トナー色生成回
路178の内部で生成された出力信号に切り替えられ、
図3に示したように1ライン毎にMCYKが切り替わ
る。
【0074】そして、ステップS605で光学系を1回
スキャンしてCCDにより画像信号を読み取り、必要な
画像処理と編集処理を行い、ステップS606で、上述
した要領で間引き制御回路174及びトナー色生成回路
178及びプレビュー回路176が動作して、スキャン
されたデータのうち、4ラインおきに1ライン分のRG
B信号がメモリ415〜417に格納されて、モニタ1
77にプレビュー画像を表示される。さらに、ステップ
S607で再編集が必要なときはステップS601に戻
り、再編集が必要でないときはステップS608に移
る。ステップS608でコピースタートキーが押される
と、ステップS609で通常のコピーシーケンスにな
り、編集された画像信号がプリントアウトされる。
【0075】以上説明したように、本実施形態の1ドラ
ム式のカラー複写機は、通常の画像形成時には各色毎に
面順次で出力するのに対して、プレビュー時には、読み
取った画像信号の1ラインに含まれるCMYK各色信号
を、4ライン分の信号としていわば線順次で4ラインお
きに繰り返し出力し、それを再び1ライン分のRGB信
号に逆変換して表示することにより、1回のスキャン
で、回路規模を大きくせずに、かつ実際の編集出力画像
に近いプレビュー画像を出力することが可能になる。し
かも表示の際には、1ライン分のRGB信号で4ライン
分補間するので、画面サイズを保つことができる。 [第2の実施の形態]第1の実施形態では、プレビュー
時においてライン毎にトナー色信号ZO−TONERを
変化させてプレビューを行ったが、画素クロックごとに
トナー色信号ZO−TONERを変化させることも可能
である。このとき、図1における間引き制御回路174
は図9のようになる。セレクタ901〜903は、セレ
クト信号F/F−SELが0のときはLOG変換回路1
09からの画像信号を選択し、1のときはそれぞれフリ
ップフロップF/F904〜906の出力を選択する。
F/F−SELを4クロックに1クロックの割で0にす
ることにより、3画素分の間引きを行う。また、このと
きトナー色生成回路178は、4クロック周期でトナー
色信号ZO−TONERを変化させる。第2の実施形態
における画像信号と制御信号の関係を図10に示す。た
だし、図10では、出力マスキング回路110における
画像出力遅延は無視してある。このように、第1の実施
形態ではライン単位(4ラインおきに1ラインを残す)
であった間引きが、本実施の形態では画素単位(4画素
おきに1画素を残す)となる。
【0076】また、第2の実施形態におけるプレビュー
変換回路176を図11に示す。それぞれセレクタ11
01〜1104、1109〜1112とF/F1105
〜1108、1113〜1116の組み合わされてい
る。各F/Fは画素クロックCLKと同期して動作す
る。SEL1は1クロック毎に切り替わり4クロックを
1周期とする。SEL2は4クロックに1クロックだけ
0レベルになる。図12にF/F−aとF/F−B及び
制御信号の関係を示す。このように、SEL1信号によ
り、間引かれずに残った各画素のMCYK信号を順次F
/F−Aに書き込み、SEL2信号によりF/F−Bを
4画素に一度の割合でF/F−Aの内容に更新すること
で、メモリ415〜417に、間引かれた画素に代え
て、残された画素を充当している。こうして、1画素の
MCYK成分をそれぞれ1画素のデータとして順次転送
し、それを再びRGBに再変換することで、プレビュー
用の画像を再生している。
【0077】以上説明したように、本実施形態の1ドラ
ム式のカラー複写機は、読み取った画像信号の1画素に
含まれるCMYK各色信号を、4画素分の信号としてい
わば画素順次で4画素おきに繰り返し出力し、それを再
び1画素分のRGB信号に逆変換して表示することによ
り、1回のスキャンで、回路規模を大きくせずに、かつ
実際の編集出力画像に近いプレビュー画像を出力するこ
とが可能になる。しかも表示の際には、1画素分のRG
B信号で間引かれた4画素分を補間するので、画面サイ
ズを保つことができる。さらに、変倍のように、補間を
行うため隣接した画素を参照する必要のある画像処理を
行う際に注意が必要であるが、FIFOメモリが削減で
きるので、部品コストの面では第1の実施の形態よりも
有利である。 [その他の実施形態]第1の実施形態では、プレビュー
時に画像信号を4分の1に間引きながら間引き制御回路
174のFIFOメモリに書き込みを行ったが、画像信
号を補間しながらFIFOメモリに書き込むことも考え
られる。
【0078】また、前記実施形態では、電子写真方式に
よる画像処理装置の例を挙げたが、他の方式における画
像処理装置でも同様の手段が可能である。
【0079】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0080】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0081】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0082】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0083】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0084】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1ドラム方式のカラー複写機等の画像処理装置におい
て、読み取ったRGBの画像信号を間引きしてCMYK
信号を繰り返し出力することにより、回路規模を大きく
しないで、かつ実際の編集出力画像に近いプレビュー画
像を出力することが可能になる。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の画像処理部を示す図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態の画像処理部を示す図
である。
【図3】第1の実施形態の間引き制御回路の画像信号と
制御信号の関係を示す図である。
【図4】第1の実施形態のプレビュー変換回路の構成例
を示すブロック図である。
【図5】第1のプレビュー変換回路の画像信号と制御信
号の関係を示す図である。
【図6】第1の実施形態のシーケンスを示す図である。
【図7】従来の実施形態の1ドラム方式における画像処
理部を示す図である。
【図8】従来の実施形態の4ドラム方式における画像処
理部を示す図である。
【図9】第2の実施形態の間引き回路を示す図である。
【図10】第2の実施形態の間引き制御回路の画像信号
と制御信号の関係図である。
【図11】第2の実施形態のプレビュー変換回路を示す
図である。
【図12】第2N実施形態のプレビュー変換回路の画像
信号と制御信号の関係を示す図である。
【図13】カラー複写機の断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 コロナ帯電器 3 レーザ露光光学系 4 現像器 5 転写装置 6 クリーニング器 7 記録材カセット 8 分離装置 9 定着器 30 原稿 31 原稿台ガラス 33 レンズ 34 フルカラーセンサ(CCD) 35 光学読み取り駆動モータ 36 画像処理部 37 コントローラ部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色要素ごとに面順次に印刷媒体上に画像
    を形成する画像処理装置であって、 複数の色要素を含む画像データから、選択された色要素
    ごとに所望の画像処理を施す画像処理手段と、 画像を構成する所定の構成単位ごとに各色要素の画像デ
    ータを保持する保持手段と、 画像を表示する表示手段と、 前記保持手段により保持された構成単位ごとに、画像デ
    ータから順次色要素を選択して前記画像処理手段により
    画像処理させ、処理された前記構成単位の各色要素の画
    像データに基づいて前記表示手段により画像を表示させ
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データを画像の走査順に入力する入
    力手段を更に備え、前記制御手段は更に、前記入力手段
    より入力された画像データを、前記保持手段に保持され
    た画像データの色要素をすべて選択し終えてから、その
    ときに入力されている画像データを前記構成単位で前記
    保持手段により保持させることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の色要素は濃度を表す色要素で
    あり、濃度を表す色要素を輝度を表す色要素に変換する
    変換手段を更に備え、前記制御手段は、前記変換手段に
    よって濃度を表す色要素から輝度を表す色要素に変換さ
    せてから、前記表示手段により画像を表示させることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像の表示を指示する指示手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記指示手段により画像の表示が
    指示されている場合には、前記保持手段により保持され
    た構成単位ごとに、画像データから順次色要素を選択し
    て前記画像処理手段により画像処理させて、処理された
    前記構成単位の各色要素の画像データに基づいて前記表
    示手段により画像を表示させ、更に、前記指示手段によ
    り画像の表示が指示されていない場合には、前記色要素
    ごとに面順次で印刷媒体上に画像を形成させることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記構成単位は走査ラインであることを
    特徴とする請求1乃至4のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記構成単位は画素であることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 印刷媒体上への画像の形成を、各色要素
    について同一の潜像形成媒体を用いた電子写真方式で行
    うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、原稿画像を光学的に走
    査して画像データを入力することを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の色要素を含む画像データから、選
    択された色要素ごとに所望の画像処理を施す画像処理手
    段と、画像を構成する所定の構成単位ごとに各色要素の
    画像データを保持する保持手段と、画像を表示する表示
    手段とを備えた、色要素ごとに面順次に印刷媒体上に画
    像を形成する画像処理装置の制御方法であって、 前記保持手段により保持された構成単位ごとに、画像デ
    ータから順次色要素を選択して前記画像処理手段により
    画像処理させ、処理された前記構成単位の各色要素の画
    像データに基づいて前記表示手段により画像を表示させ
    ることを特徴とする制御方法。
  10. 【請求項10】 前記画像処理装置は、画像データを画
    像の走査順に入力する入力手段を更に備え、更に、前記
    入力手段より入力された画像データを、前記保持手段に
    保持された画像データの色要素をすべて選択し終えてか
    ら、そのときに入力されている画像データを前記構成単
    位で前記保持手段により保持させることを特徴とする請
    求項9に記載の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の色要素は濃度を表す色要素
    であり、濃度を表す色要素を輝度を表す色要素に変換す
    る変換手段を更に備え、前記変換手段によって濃度を表
    す色要素から輝度を表す色要素に変換させてから、前記
    表示手段により画像を表示させることを特徴とする請求
    項9または10に記載の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記画像処理装置は画像の表示を指示
    する指示手段を更に備え、前記指示手段により画像の表
    示が指示されている場合には、前記保持手段により保持
    された構成単位ごとに、画像データから順次色要素を選
    択して前記画像処理手段により画像処理させて、処理さ
    れた前記構成単位の各色要素の画像データに基づいて前
    記表示手段により画像を表示させ、更に、前記指示手段
    により画像の表示が指示されていない場合には、前記色
    要素ごとに面順次で印刷媒体上に画像を形成させること
    を特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の制御
    方法。
  13. 【請求項13】 前記構成単位は走査ラインであること
    を特徴とする請求9乃至12のいずれかに記載の制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記構成単位は画素であることを特徴
    とする請求項9乃至12のいずれかに記載の制御方法。
  15. 【請求項15】 1ドラム式の電子写真方式の画像処
    理装置であって、複数の色成分を含む画像データを、1
    つの色成分に相当するデータ量に間引きし、残った画像
    データについて、その色成分ごとに順次所望の処理を施
    して格納し、すべての色成分がそろったなら、その画像
    データに基づいて画像を表示することを特徴とする画像
    処理装置及びその制御方法。
JP19016197A 1997-07-15 1997-07-15 画像処理装置及びその制御方法 Withdrawn JPH1141396A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114501024A (zh) * 2022-04-02 2022-05-13 苏州浪潮智能科技有限公司 一种视频压缩***、方法、计算机可读存储介质及服务器

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