JPH11349430A - 油性固形化粧料 - Google Patents

油性固形化粧料

Info

Publication number
JPH11349430A
JPH11349430A JP10160226A JP16022698A JPH11349430A JP H11349430 A JPH11349430 A JP H11349430A JP 10160226 A JP10160226 A JP 10160226A JP 16022698 A JP16022698 A JP 16022698A JP H11349430 A JPH11349430 A JP H11349430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
group
component
powder
white pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10160226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3342664B2 (ja
Inventor
Momoko Shimizu
桃子 清水
Masafumi Shibata
雅史 柴田
Kazuhiko Nojima
和彦 廼島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP16022698A priority Critical patent/JP3342664B2/ja
Publication of JPH11349430A publication Critical patent/JPH11349430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3342664B2 publication Critical patent/JP3342664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)無機白色顔料と高吸油性粉体から
なる複合粉体0.1〜50重量%、及び(B)分子中に
おけるポリオキシアルキレン基又はアルキルグリセリル
エーテル基の含有量が平均で1〜50重量%である変性
オルガノポリシロキサン0.1〜50重量%を含有する
油性固形化粧料。 【効果】 肌に塗布した際に外観色に対して不自然に白
くなることがなく、自然で均一な仕上がりで、しかも化
粧持続性、使用感に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌に塗布した際に
外観色に対して不自然に白くなることがなく、自然で均
一な仕上がりが得られ、更に化粧持続性と使用感に優れ
た油性固形化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅やファンデーション、ネイルエナメ
ルといったメイクアップ化粧料には、通常、製品の外観
及び塗布仕上がりの明度向上を目的として酸化チタン、
酸化亜鉛等の無機白色顔料が配合されている。しかしな
がら、製造時にそれら無機白色顔料の凝集がおこり易
く、皮膚に塗布した際に塗りムラになり易い、均一に塗
布しにくい、あるいは外観色に対して塗布色が不自然に
白くなってしまうといった問題点がある。
【0003】また、メイクアップ化粧料には化粧効果が
長時間持続することが要求され、特に汗や皮脂、食事等
により色落ちしないものが求められている。色落ちを防
ぐ方法としては、揮発性油剤と樹脂とを組合わせる方法
(特開昭62−298511号公報、特開平8−225
432号公報)、変性シロキサンを配合する方法(特開
平5−178722号公報、特開平6−305933号
公報、特開平7−25728号公報、特開平9−871
57号公報)等が挙げられるが、いずれも、皮膚上に残
った顔料の凝集を抑えられず、経時的にくすみが生じ、
塗布色が持続しないという欠点があった。
【0004】更に、これまで油性固形化粧料中での無機
白色顔料の表面状態や分散性を改質する手段として、金
属石鹸、高級脂肪酸、シリカ、アルミナ、シロキサン、
フッ素系ポリマー、アミノ酸誘導体などによる顔料の表
面処理が知られているが、塗布色の不自然な白さを抑制
するほどの分散性向上効果はなかった。例えば、酸化チ
タンの表面をシリカ層で被覆した顔料を用いることで、
塗布時の白さを制御する方法(特開昭63−44510
号公報)でも製造時の無機白色顔料の分散性は向上が見
られず、分散剤や顔料表面処理との併用が必要であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、肌に塗布した際に外観色に対して不自然に白くなる
ことがなく、自然で均一な仕上がりが得られ、しかも化
粧持続性と使用感に優れた油性固形化粧料を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、無機白色顔
料と高吸油性粉体からなる複合粉体と特定の構造を有す
る変性オルガノポリシロキサンとを併用することによ
り、無機白色顔料の一次粒子の凝集が起こらず油性固形
化粧料中での分散性を高めることができるため皮膚の荒
れている部位やしわに顔料が白くたまってムラになるな
どの弊害をなくし、塗布色と外観の一致が可能となり、
更に化粧持続性と使用感に優れた油性固形化粧料が得ら
れることを見出した。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)無機白色顔料と高吸油性粉体からなる複合粉体
0.1〜50重量%、(B)次の一般式(1)
【0008】
【化3】
【0009】〔式中、R1 〜R12は同一又は異なって、
炭素数1〜40の直鎖、分岐鎖若しくは環状のアルキル
基、アルケニル基若しくはフルオロアルキル基又は次の
一般式(2)若しくは(3)
【0010】
【化4】 -(CH2)wO(C2H4O)x(C3H6O)yR13 (2) -(CH2)zOCH2CH(OR14)CH2(OR15) (3)
【0011】(式中、R13は水素原子、炭素数1〜32
のアルキル基又はフェニル基を示し、R14及びR15は同
一又は異なって水素原子又は炭素数1〜32の直鎖若し
くは分岐鎖の炭化水素基を示し、w及びzは1〜18の
数を示す)で表わされる基を示す。ただし、R1 〜R12
のうち、少なくとも1つは基(2)又は(3)を示し、
l、m、n、x及びyは、分子中における基(2)又は
(3)の含有量が平均で1〜50重量%となる数を示
す。ここで、シロキサン単位は、l個、m個及びn個
が、ブロック状に結合していても、ランダム状に結合し
ていてもよい。〕で表わされる変性オルガノポリシロキ
サンから選ばれる1種又は2種以上 0.1〜50重量
%を含有することを特徴とする油性固形化粧料を提供す
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる成分(A)は
無機白色顔料と高吸油性粉体からなる複合粉体である。
複合の形態は特に限定されるものではないが、高吸油性
粉体が無機白色顔料を内包するものが好ましい。また、
成分(A)の複合粉体の形状は、油性固形化粧料の使用
感の点から球状であるのが好ましい。
【0013】かかる複合粉体は、油性固形化粧料中で良
好な分散性を示し、かつ油性固形化粧料中のオイル量の
減少による感触の悪化をきたさないように適度な吸油量
を示すものが望ましい。即ち、JIS K5101によ
る測定法で好ましくは30〜300ml/100g、より
好ましくは50〜200ml/100g、更に好ましくは
80〜200ml/100gである。
【0014】高吸油性粉体としては、無機白色粉体と複
合体を形成したときにある程度の吸油量を有するもので
あれば特に制限はなく、例えばマイクロビーズシリカゲ
ル(富士デヴィソン社製)、サンスフェア(旭硝子社
製)、トクシール(徳山曹達社製)等のシリカ、トレフ
ィル(東レ社製)等の架橋型シリコーン、SP−500
(東レ社製)等のナイロン、テクポリマーMBT(積水
化成社製)、マイクロスフェアー(松本油脂社製)等の
PMMA等を用いることができる。高吸油性粉体の形状
としては、特に制限はないが、球状、特に粒径0.5〜
50μmの球状であることが好ましい。
【0015】高吸油性粉体の屈折率nD25は1.4〜
2.0が好ましく、特に1.4〜1.8が好ましい。
1.4以下では油剤と高吸油性粉体の界面における屈折
率差が大きく油剤中で高吸油性粉体界面が不透明にな
り、複合化、特に内包する白色顔料の分散効果が小さく
なる傾向がある。また、2.0以上でも油剤と高吸油性
粉体の界面における屈折率差が大きく油剤中で複合粉体
界面が不透明になり、更に高吸油性粉体部と白色顔料界
面の屈折率の差が小さくなるため高吸油性粉体自体が油
剤中で白色化し、白色顔料の分散性向上効果が十分に得
られない。なお、複合粉体の高吸油性粉体部の屈折率の
評価法としては、屈折率が既知である種々の油剤に複合
粉体を含浸し、光学顕微鏡下で複合粉体と油剤の界面が
不明瞭となる場合の油剤の屈折率を高吸油性粉体部の屈
折率とすることができる。
【0016】一方、成分(A)を構成する無機白色顔料
としては、通常化粧料に用いられるものであれば特に制
限されず、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、
硫酸バリウム、酸化ジルコニウム等を用いることができ
る。無機白色顔料の粒径としては特に制限はないが、複
合粉体への均一分散性及び白色顔料としての機能の点か
ら、成分(A)の複合粉体中での一次粒径が0.03〜
0.5μmであることが好ましい。
【0017】成分(A)は、無機白色顔料と高吸油性粉
体からなる複合粉体であるが、かかる粉体を調製する方
法は特に制限はない。例えば、無機白色顔料を含有する
分散液又は無機白色顔料の原料である溶液に高吸油性粉
体を浸漬した後乾燥させる方法、当該分散液又は溶液を
シリカ等の高吸油性粉体表面に塗布する方法、高吸油性
粉体の製造段階において、その原料中に適当な粒径の無
機白色顔料を分散させる方法(米国特許4,132,5
60)等がある。このような方法で調製を行った酸化チ
タン含有シリカとして、例えば、サンスフェアST3
(旭硝子社製)、S−IT(東レ社製)等が市販されて
おり、また酸化チタン含有ナイロンとしては、SP−5
00IT(東レ社製)が挙げられる。得られた粉体はそ
のまま用いてもよいが、必要に応じて、洗浄、酸性・塩
基性物質による処理、酸化・還元処理、焼成等を行って
から用いることもできる。
【0018】更に、成分(A)の複合粉体は、通常行わ
れている表面処理、例えば金属石鹸、高級脂肪酸、界面
活性剤、シリカ、アルミナ、酸化チタン、ジルコニア、
窒化ケイ素、シロキサン、ポリシロキサン及びその誘導
体、フッ素系高分子、アミノ酸誘導体、フィブロイン等
の蛋白質、樹脂、アクリル系高分子、粘土鉱物等による
表面処理を行うこともできる。
【0019】成分(A)を構成する無機白色顔料は高吸
油性粉体に対して重量比で好ましくは1/20〜1/
2、より好ましくは3/20〜9/20である。1/2
0以下では白色顔料として必要な明度が十分でなく、1
/2以上では皮膚に塗布した際に塗りムラや外観色に対
して塗布色が不自然に白くなってしまう傾向がある。
【0020】成分(A)の複合粉体の配合量は、全組成
中0.1〜50重量%であり、1〜30重量%が好まし
い。0.1重量%未満では十分な効果が得られず、50
重量%を超えると使用感が低下する。
【0021】成分(B)の変性オルガノポリシロキサン
は上記一般式(1)で表わされるポリエーテル変性又は
グリセリルエーテル変性オルガノポリシロキサンであ
る。R 1 〜R12の定義中、炭素数1〜40の直鎖、分岐
鎖又は環状のアルキル基、アルケニル基又はフルオロア
ルキル基としては、炭素数1〜24のアルキル基が好ま
しく、特にメチル基が好ましい。
【0022】一般式(2)中、R13としては水素原子又
は炭素数1〜24のアルキル基が好ましく、特に水素原
子が好ましい。
【0023】一般式(2)及び(3)中、R14及びR15
で示される炭素数1〜32の直鎖又は分岐鎖の炭化水素
基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、テトラ
デシル、ヘキサデシル、オクタデシル、エイコシル、ド
エイコシル、テトラエイコシル、ヘキサエイコシル、オ
クタエイコシル、トリアコンチル等の直鎖アルキル基;
イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、ネ
オペンチル、1−エチルプロピル、1−ヘプチルデシル
等の分岐鎖アルキル基などが挙げられる。R14、R15
しては水素原子又は炭素数1〜5の炭化水素基が好まし
く、特に水素原子が好ましい。
【0024】更に、l、m、n、x及びyは、分子中の
ポリオキシアルキレン基(2)又はアルキルグリセリル
エーテル基(3)の含有量が平均で1〜50重量%とな
る数を示すが、l、m及びnは原料となるオルガノポリ
シロキサンの入手のしやすさ、製造時の操作性などの点
から0〜2000の範囲とするのが好ましく、またx及
びyは0〜50が好ましく、特に0〜20とするのが好
ましい。
【0025】本発明における成分(B)の変性オルガノ
ポリシロキサンは、分子中におけるポリオキシアルキレ
ン基(2)又はアルキルグリセリルエーテル基(3)の
含有量が1〜50重量%であることが必要であり、この
範囲を逸脱すると、化粧持続性と良好な使用感が得られ
なくなる。
【0026】成分(B)の変性オルガノポリシロキサン
の好ましい例としては、KF945(信越シリコーン社
製)、SH3775E(東レ・ダウシリコーン社製)、
L−7500(日本ユニカー社製)、TSF4446
(東芝シリコーン社製)のほか、特開平6−30593
3号公報記載のアルキルグリセリルエーテル変性オルガ
ノポリシロキサン、特開平8−27274号公報記載の
ポリオキシアルキレン/アルキルグリセリルエーテル変
性オルガノポリシロキサン、特開平9−249518号
公報記載のパーフルオロアルキル/アルキルグリセリル
エーテル変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
【0027】成分(B)の変性オルガノポリシロキサン
の重量平均分子量は、300〜20000が好ましく、
特に500〜10000が好ましい。
【0028】かかる成分(B)の変性オルガノポリシロ
キサンは、特開平6−305933号公報、特開平8−
27274号公報、特開平9−249518号公報記載
の方法に準じて製造することができる。
【0029】本発明における成分(B)の変性オルガノ
ポリシロキサンは、1種又は2種以上を用いることがで
き、その配合量は全組成物中に0.1〜50重量%、特
に1〜20重量%の範囲とするのが好ましい。配合量が
0.1重量%未満であると色持ち効果が十分でなく、5
0重量%を超えると塗布感触が悪化する。
【0030】本発明の油性固形化粧料には、前記必須成
分のほか、通常の化粧料に配合される成分、例えば界面
活性剤、油分、シリコーン油、パーフルオロポリエーテ
ル、保湿剤、皮膜形成剤、油ゲル化剤、紫外線吸収剤、
無機金属塩類、有機金属塩類、アルコール類、キレート
剤、pH調整剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、薬効成
分、他の顔料、水、香料等を、本発明の効果を損なわな
い範囲で適宜配合することができる。
【0031】本発明の油性固形化粧料は、ファンデーシ
ョン、口紅、リップクリーム、アイシャドウ、アイライ
ナー等として使用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の油性固形化粧料は、明るい外観
色を有し、肌に塗布した際に外観色に対して不自然に白
くなることがなく、自然で均一な仕上がりで、経時的に
くすみが生じず、しかも化粧持続性、使用感に優れたも
のである。
【0033】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0034】実施例1〜6、比較例1〜4 表1〜3に示す組成の口紅を常法により製造し、その外
観色、塗布色、使用感及び化粧持続性について評価し
た。
【0035】(評価方法) (1)外観色 各口紅の外観色の明るさを専門パネル10名の目視評価
により、以下の基準で評価した。 ◎:充分に明るく彩度も高い ○:充分に明るいが彩度が低い △:明るさは不充分だが彩度が高い ×:明るさ、彩やかさともに不充分
【0036】(2)外観色と塗布色のバランスの良さ 各口紅の外観色と塗布色のバランスの良さを、専門パネ
ル10人の実使用評価により、以下の基準で評価した。 ◎:外観色と同等の明るさと彩やかさが塗布した時にあ
る ○:外観色と同等の明るさが塗布した時にあるが彩やか
さに欠ける △:外観色、塗布色ともに暗い ×:外観色に比べて塗布色が明るく彩やかさに欠ける
【0037】(3)使用感 10名の専門パネラーが実際に各口紅を使用したときの
「自然さ」、「ムラのなりにくさ」、「くすみにく
さ」、「使用感」について官能評価し、以下の基準によ
り評価した。 ◎:10人中9人以上が良好と評価 ○:7〜8人が良好と評価 △:4〜6人が良好と評価 ×:3人以下が良好と評価
【0038】(4)化粧持続性 10名の専門パネラーが実際に各口紅を使用した時の
「化粧持ち」、「くすみにくさ」について官能評価し、
以下の基準により評価した。 ◎:10人中9人以上が良好と評価 ○:7〜8人が良好と評価 △:4〜6人が良好と評価 ×:3人以下が良好と評価
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】 *1:ポリワックス500, PETROLITE社製(m.p.:88℃) *2:ポリワックス850, PETROLITE社製(m.p.:107
℃) *3:CP-7, PETROLITE社製(m.p.:96℃) *4:一般式(1)中、l+n=50〜100、m=1〜
5、R1 〜R5 ,R7〜R12=CH3、R6 は式(2)に示
すw=3、x=7〜15、y=0、R13=H、重量平均分
子量8000 *5:一般式(1)中、l=60、m=1〜3、n=2〜
6、R1 〜R5 ,R7 ,R9 〜R12=CH3、R6 は式
(2)に示すw=3、x=7〜15、y=1〜3、R13
=CH3、R8 は式(3)に示すz=3、R14,R15
H、重量平均分子量6700 *6:一般式(1)中、l+m=60、n=2〜6、R1
〜R7 ,R9 〜R12=CH3、R8 は式(3)に示すz=1
1、R14,R15=H、重量平均分子量5800 *7:Ab11 WAX 9801, TH.GOLDSCHMIDT社製 *8:KF995,信越シリコーン社製 *9:KF7312J,信越シリコーン社製 *10:AEROSIL 200,日本アエロジル工業社製 *11:ST-3, 旭硝子社製(粒径3μm,吸油量150ml/10
0g, 高吸油性粉体部の屈折率nD25:1.48(界面屈折率と
して)) *12:SP-500IT, 東レ社製(粒径5μm,吸油量55ml/1
00g, 高吸油性粉体部の屈折率nD25:1.48(界面屈折率
として)) *13:多孔質シリカ(サンスフェアH-31, 旭硝子社製,
屈折率nD25:1.48)を10%硝酸ジルコニウム水溶
液に含浸させた後、100℃で乾燥し、更に550℃中6時間
空気気流中で焼成を行ったもの(粒径3μm,吸油量120
ml/100g) *14:酸化亜鉛20%、非イオン系分散剤2%を含む水系
分散液をサンドミルで6時間処理し、得られたスラリー
に松本油脂社製マイクロスフェア−M(屈折率nD25:1.4
8)を含浸させ、80℃で乾燥したもの(粒径5μm,吸
油量80ml/100g) *15:CR-50, 石原産業社製(粒径0.25μm,吸油量18m
l/100g) *16:MT-600B, 帝国化工社製(粒径0.06μm,吸油量2
0ml/100g)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)無機白色顔料と高吸油性粉体からなる複合粉体
    0.1〜50重量%、(B)次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 〜R12は同一又は異なって、炭素数1〜4
    0の直鎖、分岐鎖若しくは環状のアルキル基、アルケニ
    ル基若しくはフルオロアルキル基又は次の一般式(2)
    若しくは(3) 【化2】 -(CH2)wO(C2H4O)x(C3H6O)yR13 (2) -(CH2)zOCH2CH(OR14)CH2(OR15) (3) (式中、R13は水素原子、炭素数1〜32のアルキル基
    又はフェニル基を示し、R14及びR15は同一又は異なっ
    て水素原子又は炭素数1〜32の直鎖若しくは分岐鎖の
    炭化水素基を示し、w及びzは1〜18の数を示す)で
    表わされる基を示す。ただし、R1 〜R12のうち、少な
    くとも1つは基(2)又は(3)を示し、l、m、n、
    x及びyは、分子中における基(2)又は(3)の含有
    量が平均で1〜50重量%となる数を示す。ここで、シ
    ロキサン単位は、l個、m個及びn個が、ブロック状に
    結合していても、ランダム状に結合していてもよい。〕
    で表わされる変性オルガノポリシロキサンから選ばれる
    1種又は2種以上 0.1〜50重量%を含有すること
    を特徴とする油性固形化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)の複合粉体の吸油量が30〜
    300ml/100gである請求項1記載の油性固形化粧
    料。
  3. 【請求項3】 成分(A)を構成する高吸油性粉体の屈
    折率nD25が1.4〜2.0である請求項1又は2記載
    の油性固形化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)を構成する無機白色顔料が酸
    化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化アルミニ
    ウム、硫酸バリウム及び窒化ホウ素から選ばれる1種又
    は2種以上である請求項1〜3のいずれか1項記載の油
    性固形化粧料。
  5. 【請求項5】 成分(A)を構成する無機白色顔料と高
    吸油性粉体の比が、重量比で1/20〜1/2である請
    求項1〜4のいずれか1項記載の油性固形化粧料。
JP16022698A 1998-06-09 1998-06-09 油性固形化粧料 Expired - Fee Related JP3342664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16022698A JP3342664B2 (ja) 1998-06-09 1998-06-09 油性固形化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16022698A JP3342664B2 (ja) 1998-06-09 1998-06-09 油性固形化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11349430A true JPH11349430A (ja) 1999-12-21
JP3342664B2 JP3342664B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=15710445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16022698A Expired - Fee Related JP3342664B2 (ja) 1998-06-09 1998-06-09 油性固形化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3342664B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212526A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルム
JP2003040736A (ja) * 2001-07-25 2003-02-13 Noevir Co Ltd 粉体固形化粧料
JP2013542248A (ja) * 2010-11-15 2013-11-21 ロレアル 固形の化粧用メークアップ及び/又はケア組成物
JP2015013816A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 花王株式会社 ***化粧料
JP2015199690A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 花王株式会社 ***化粧料
JP2016121096A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 花王株式会社 ***化粧料
JP2017197439A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 花王株式会社 油性化粧料

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178722A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Kao Corp 油性固形化粧料
JPH06305933A (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 Kao Corp 油性固型化粧料
JPH0725728A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Kao Corp 油性化粧料
JPH0733622A (ja) * 1993-07-27 1995-02-03 Kao Corp 油性化粧料
JPH07330630A (ja) * 1994-06-07 1995-12-19 Kao Corp 油性固形物
JPH0859446A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Kao Corp 紫外線防御化粧料
JPH0930935A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Kao Corp 複合粒子及びこれを含有する化粧料
JPH09175928A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Kose Corp 油性化粧料
WO1998011865A1 (fr) * 1996-09-17 1998-03-26 Pola Chemical Industries Inc. Poudre enduite et cosmetique obtenu par le melange de cette poudre
JPH11147809A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Kao Corp 油性固形化粧料

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178722A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Kao Corp 油性固形化粧料
JPH06305933A (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 Kao Corp 油性固型化粧料
JPH0725728A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Kao Corp 油性化粧料
JPH0733622A (ja) * 1993-07-27 1995-02-03 Kao Corp 油性化粧料
JPH07330630A (ja) * 1994-06-07 1995-12-19 Kao Corp 油性固形物
JPH0859446A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Kao Corp 紫外線防御化粧料
JPH0930935A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Kao Corp 複合粒子及びこれを含有する化粧料
JPH09175928A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Kose Corp 油性化粧料
WO1998011865A1 (fr) * 1996-09-17 1998-03-26 Pola Chemical Industries Inc. Poudre enduite et cosmetique obtenu par le melange de cette poudre
JPH11147809A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Kao Corp 油性固形化粧料

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212526A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Nitto Denko Corp 粘着型光学フィルム
JP2003040736A (ja) * 2001-07-25 2003-02-13 Noevir Co Ltd 粉体固形化粧料
JP2013542248A (ja) * 2010-11-15 2013-11-21 ロレアル 固形の化粧用メークアップ及び/又はケア組成物
JP2015013816A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 花王株式会社 ***化粧料
JP2015199690A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 花王株式会社 ***化粧料
JP2016121096A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 花王株式会社 ***化粧料
JP2017197439A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 花王株式会社 油性化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP3342664B2 (ja) 2002-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2671277C (en) Cosmetic composition containing novel fractal particle based gels having improved optical properties
JP2013540815A (ja) 半永久的マスカラ組成物
KR20120105441A (ko) 유화 화장료
JPH1192688A (ja) 複合粉末
JP3342664B2 (ja) 油性固形化粧料
JP2022093518A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP5576055B2 (ja) 表面処理粉体
JP3342653B2 (ja) 油性固形化粧料
JPH10338616A (ja) 化粧料
JP5727783B2 (ja) 粉末化粧料
JP3857466B2 (ja) 化粧料
JP3403336B2 (ja) 複合粉体及びそれを含有する化粧料
JP3492966B2 (ja) 化粧料
JP3723710B2 (ja) 化粧料
JPH0840831A (ja) 乳化化粧料
JPH0826931A (ja) 化粧料
JPH0930917A (ja) 無機金属酸化物−粘土鉱物の被覆粉体及び該被覆粉体を配合した化粧料
JP2021008426A (ja) 水中油型乳化化粧料
JPH0840829A (ja) 粉体化粧料
JP2000229809A (ja) 化粧料
JP4684480B2 (ja) 無機粉体組成物およびそれを用いた化粧料
JP7079596B2 (ja) 水中油型乳化化粧料の製造方法
JP2019026620A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2001199827A (ja) 化粧料
JP4791816B2 (ja) メークアップ化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130823

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees