JPH09175928A - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料

Info

Publication number
JPH09175928A
JPH09175928A JP35147595A JP35147595A JPH09175928A JP H09175928 A JPH09175928 A JP H09175928A JP 35147595 A JP35147595 A JP 35147595A JP 35147595 A JP35147595 A JP 35147595A JP H09175928 A JPH09175928 A JP H09175928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
represented
formula
group
carbon atoms
modified organopolysiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35147595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3519530B2 (ja
Inventor
Shizuka Uehara
静香 上原
Jiro Nakabayashi
治郎 中林
Kimitoku Hirai
公徳 平井
Shigesada Momose
重禎 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP35147595A priority Critical patent/JP3519530B2/ja
Publication of JPH09175928A publication Critical patent/JPH09175928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3519530B2 publication Critical patent/JP3519530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicon Polymers (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用性、仕上がり及び化粧持ちに優れ、衣服等
への色移りが非常に少ない油性固形化粧料に関する。 【解決手段】特定の長鎖アルキル含有ポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサンを油性化粧料に配合す
ることを特徴とする油性化粧料を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の長鎖アルキ
ル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンを配合することにより、使用性、仕上がり及び化粧持
ちに優れ、衣服等への色移りが非常に少ない油性固形化
粧料を得ることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅、アイライナー、アイシャド
ウ、油性ファンデーション等の油性化粧料は、良好な使
用性と化粧持ちを同時に満足することが難しく、使用
性、仕上がりを重視したものは化粧持ちが悪く、衣服等
に付着したり、にじみを生じやすいというような欠点を
有していた。これらの欠点を解消するために、従来より
数多くの研究がなされてきている。例えば口紅では、染
料を配合して***への染着により化粧持ちの向上を図っ
たもの、ワックス等の固体の油性基剤を多く配合して、
塗膜を強固にして色移りを少なくしたもの、揮発性油剤
及び皮膜形成剤を配合し、塗布後揮発性溶剤が揮発する
ことにより皮膚表面に皮膜を形成させ、化粧持ちを改善
したもの等が挙げられ、また、ポリオキシアルキレン変
性オルガノポリシロキサン等の配合により***上の微量
水分及び空気中の水分を経時で吸収し、塗膜を増粘させ
て色移りを少なくしたものが新たに検討されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、染料を
配合したものは経時で塗布部が乾きやすく、またワック
ス等の固体の油性基剤量の多いものはのびが重く使用性
が悪い。また、揮発性油剤及び皮膜形成剤を配合したも
のは塗布後経時で艶がなくなり、塗布部が乾燥する。し
かも、揮発性溶剤の揮散により紅やせが生じるため経時
安定性面での問題がある。ポリオキシアルキレン変性オ
ルガノポリシロキサン(ポリエーテル変性シリコーン)
はシリコーン油との相溶性は良いが、油性化粧料に一般
的に使用されるトリグリセライドやエステル油等とは相
溶性が悪く安定に配合できなかった等の欠点を有してい
た。故に、使用性、仕上がり及び化粧持ちに優れしかも
経時での色移りが少ない油性化粧料が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、長鎖アルキル含有ポ
リオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを油性
化粧料に配合することにより、塗布時はのびの軽い良好
な使用感であるが塗布後に空気中又は皮膚中の水分を吸
収して増粘し、化粧膜強度が上がることにより化粧持ち
が向上する効果が得られることを見いだし、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明は、特定の長鎖アル
キル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンを含有することを特徴とする油性化粧料を提供する
ものである。
【0005】本発明で用いられる長鎖アルキル含有ポリ
オキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンは、長鎖
アルキル基を含有する基とポリオキシアルキレン基とで
共変性されたオルガノポリシロキサンであれば、いずれ
のものも使用することができ、好ましくは次の一般式
(1)又は(3)で表されるものである。
【0006】
【化3】
【0007】(式中R1は同一又は異なっても良く、炭
素数1〜8のアルキル基、水素原子又はフェニル基を示
し、式中R2は下記一般式(2) −(C24O)x−(C36O)y−R3 …(2) であり、式中R3は炭素数1〜4のアルキル基または水
素原子であり、lは10〜200で、mは1〜25、そ
してnは平均分子中においてn≧mでそして3n<lで
あるという条件つきで1〜100であり、hは7〜17
であり、そしてR2の分子量は250〜2000であ
り、その際xおよびyはオキシエチレン基とオキシプロ
ピレン基との重量比が100:0〜20:80であるよ
うに選択されている。)
【0008】
【化4】
【0009】〔但し、式中R4は炭素数1〜10のアル
キル基、アリール基、アラルキル基又はフッ素置換アル
キル基、R5は下記一般式(4) −Cm2m−O−(C24O)d(C36O)e−R7 …(4) で示される有機基、R6は下記一般式(5) −Cn2n−O−(C24O)f(C36O)g−R8 …(5) で示される有機基(R7は水素原子若しくは炭素数1〜
5のアルキル基又はR9−(CO)−で示される有機
基、R8は炭素数12〜30の一価炭化水素基であり、
9は炭素数1〜5のアルキル基であり、dは2〜20
0の整数、eは0〜200の整数、且つd+eが3〜2
00であり、fは0〜50の整数、gは0〜50の整
数、且つf+gが0〜50であり、m及びnは0〜5の
整数である。)であり、a、b、cはそれぞれ1.0≦
a≦2.5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c
≦1.5である。〕
【0010】本発明で用いる上記式(3)のシリコーン
化合物は、下記一般式(6)で示されるオルガノハイド
ロジェンポリシロキサンと下記一般式(7)で示される
ポリオキシアルキレン化合物、及び下記一般式(8)で
示されるアルキレン化合物とを白金触媒又はロジウム触
媒の存在下に付加反応させることにより1段階で容易に
合成することができる。 R4 a(b+c)SiO(4-a-b-c)/2 …(6) Cm(2m-1)−O−(C24O)d(C36O)e−R7 …(7) Cn(2n-1)−O−(C24O)f(C36O)g−R8 …(8) (但し、式中R4は炭素数1〜10のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基又はフッ素置換アルキル基、R7
は水素原子若しくは炭素数1〜5のアルキル基又はR9
−(CO)−で示される有機基、R8は炭素数12〜3
0の一価炭化水素基であり、R9は炭素数1〜5のアル
キル基である。a、b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.
5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c≦1.5
である。dは2〜200の整数、eは0〜200の整
数、且つd+eが3〜200であり、fは0〜50の整
数、gは0〜50の整数、且つf+gが0〜50であ
り、m及びnは0〜5の整数である。)
【0011】ここで、上記式(6)のオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサンとしては、直鎖上、分岐状、環状
のいずれでもよいが、付加反応を円滑に進めるためには
主として直鎖状であることが好ましい。上記式(6)の
オルガノハイドロジェンポリシロキサンと上記式(7)
のポリオキシアルキレン化合物、及び式(8)のアルキ
レン化合物との混合割合は、SiH基と末端不飽和基の
モル比で0.5〜2.0、好ましくは0.8〜1.2で
ある。
【0012】また、上記付加反応は、白金触媒又はロジ
ウム触媒の存在下で行うことが望ましく、具体的には塩
化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸−ビ
ニルシロキサン鎖体等が好適に使用される。尚、触媒の
使用量は、触媒量とすることができるが、特に白金又は
ロジウム量で50ppm以下、好ましくは20ppm以
下である。
【0013】上記付加反応は、必要に応じて有機溶剤中
で行っても良く、この有機溶剤としては、例えばメタノ
ール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等の
脂肪族アルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン等の脂肪族または脂環式炭化水素、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素等が挙げられるが、特に化粧品用途として用いるには
エタノール、2−プロパノールが好ましい。付加反応条
件は特に限定されないが、還流下で1〜10時間反応さ
せることが好ましい。
【0014】本発明で用いられる長鎖アルキル含有ポリ
オキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンは、例え
ば、一般式(1)で表されるアビルEM−90、アビル
B9806(共にゴールドシュミット社製)等市販され
ているものや、一般式(3)のシリコーン化合物(特開
平04−036324、特願平07−217666記載
のもの)を使用することができ、必要に応じて一種又は
二種以上を用いることができる。
【0015】本発明における長鎖アルキル含有ポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサンの配合量は、
使用性、化粧持ち効果の点において全組成中に0.1〜
30.0重量%(以下単に「%」で示す。)が好まし
く、更に0.1〜20.0%がより好ましい。
【0016】本発明の油性化粧料は、上記必須成分の
他、油性基剤を配合することができる。本発明で用いら
れる油性基剤としては、通常用いられる固体、半固体及
び液体油であれば、特に限定されるものではないが、動
物油、植物油、鉱物油、合成油を問わず、炭化水素類、
油脂類、ロウ類、エステル類、脂肪酸類、高級アルコー
ル類、シリコーン油類、フッ素系油類、親油性界面活性
剤類等が挙げられる。例えば、流動パラフィン、スクワ
ラン、ポリブテン、ワセリン、パラフィンワックス、セ
レシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、合成
炭化水素ワックス、ホホバ油、モクロウ、ミツロウ、カ
ルナバロウ、キャンデリラロウ、ジメチルポリシロキサ
ン、メチル(デカメチル)シクロポリシロキサン、三次
元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン重合物、ト
リメチルシロキシケイ酸、メタクリル変性メチルポリシ
ロキサン、モノ(ジ又はトリ)イソステアリン酸ポリグ
リセリル等を使用することができ、必要に応じて一種又
は二種以上を用いることができる。
【0017】本発明の油性化粧料には、上記成分の他、
化粧品一般に使用される粉体、界面活性剤、酸化防止
剤、高分子化合物、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、保湿
剤、美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜
配合することができる。
【0018】
【発明の実施形態】本発明の油性化粧料には、口紅、ア
イシャドウ、アイライナー、ファンデーション、クリー
ム等が該当し、加熱、混合、撹拌等によって製造するこ
とができる。また、本発明の油性化粧料は、実質的に水
を含まない系では効果の発現がより顕著に現れる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0020】製造例1 長鎖アルキル含有ポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサン反応器に、下記平
均組成式(9)
【0021】
【化5】
【0022】で示されるオルガノハイドロジェンシロキ
サン183重量部、下記平均組成式(10) CH2=CHCH2O(C240)9H …(10) で示されるポリオキシアルキレン182重量部、下記平
均組成式(11) CH2=CHCH2O(C36O)31835 …(11) で示されるオレイルアルコール誘導体434重量部、及
びエタノール160重量部を混合し、これに塩化白金酸
2重量%のエタノール溶液0.1重量部を加え、溶剤の
還流下に6時間反応させた。反応物を減圧下で加熱して
溶剤を溜去、続いて濾過を行い、下記反応式(12)で
示されるオルガノポリオシロキサンを得た。
【0023】
【化6】
【0024】 但し、R8:−C36O(C36O)318359:−C36O(C240)9
【0025】製造例2 長鎖アルキル含有ポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサン反応器に、前記平
均組成式(9)で示されるオルガノハイドロジェンシロ
キサン183重量部と、下記平均組成式(13) CH2=C(CH3)CH2CH2O(C240)9H …(13) で示されるポリオキシアルキレン241重量部、下記平
均組成式(14) CH2=CHCH2O(C36O)31429 …(14) で示されるミリスチルアルコール誘導体343重量部、
及びエタノール160重量部を混合し、これに塩化白金
酸2重量%のエタノール溶液0.1重量部を加え、溶剤
の還流下に6時間反応させた。反応物を減圧下で加熱し
て溶剤を溜去、続いて濾過を行い、下記反応式(15)
で示されるオルガノポリオシロキサンを得た。
【0026】
【化7】
【0027】 但し、R10:−C36O(C36O)3142911:−CH2CH(CH3)CH2CH2O(C240)
9
【0028】実施例1〜8及び比較例1〜2 <口紅
> 表1に示す組成の口紅を調製し、溶融状態での顔料分散
性、使用性、仕上がり、化粧持ちについて評価を行っ
た。その結果も併せて表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】(製法)A成分を110〜120℃にて加
熱溶解し、これにB成分を加え均一に混合した後、成型
用型に流し込み、冷却固化して口紅を製造した。
【0031】(試験方法及び評価方法) a)顔料分散性 各試料の型に流す前の溶融状態の顔料分散性を目視にて
評価した。 b)のびの軽さ(使用性) 各試料を唇に塗布し、のびの軽さを評価した。 c)化粧膜の均一性(仕上がり) 各試料を唇に塗布し、化粧膜の均一性を評価した。 d)色移りのしにくさ(化粧持ち) 各試料を唇に塗布し、パネルに通常の生活をしてもら
い、2時間後にティッシュで唇をおさえて口紅の色移り
のしにくさを評価した。 e)色持ちの良さ(化粧持ち) 各試料を唇に塗布し、パネルに通常の生活をしてもら
い、半日後の化粧持ちを評価した。
【0032】各評価項目について、10名の官能パネル
により下記の7段階(0〜6)の絶対評価を行い、その
平均点を更に4段階に分けて評価した。 (1)絶対評価 6:非常に良い 5:良い 4:やや良い 3:普通 2:やや悪い 1:悪い 0:非常に悪い (2)4段階評価 5点以上 :◎ 4点以上5点未満:○ 3点以上4点未満:△ 3点未満 :×
【0033】表1の結果から明らかなように、本発明品
である実施例1〜8の口紅は、比較例1〜2の口紅に比
較して、顔料分散性、使用性、仕上がり、化粧持ちの全
ての面で、はるかに優れた特性を有していることがわか
る。
【0034】実施例9:油性ファンデーション (成分) (%) (1)セレシンワックス 6.0 (2)パラフィンワックス 5.0 (3)ワセリン 5.0 (4)スクワラン 残量 (5)ジメチルポリシロキサン 15.0 (6)製造例1のシリコーン化合物 5.0 (7)酸化チタン(疎水化処理* ) 10.0 (8)セリサイト(疎水化処理* ) 15.0 (9)ベンガラ(疎水化処理* ) 1.5 (10)黄酸化鉄(疎水化処理* ) 2.5 (11)黒酸化鉄(疎水化処理* ) 0.5 (12)抗酸化剤 適量 (13)香料 適量* メチルハイドロジェンポリシロキサン処理
【0035】(製法)成分(1)〜(6)を加熱溶解
し、これに(7)〜(13)を加えて均一に混合し脱気
した。これを金皿に充填し冷却固化して油性ファンデー
ションを製造した。
【0036】実施例10:アイシャドウ (成分) (%) (1)マイカ 25.0 (2)タルク 残量 (3)ナイロンパウダー 5.0 (4)雲母チタン 20.0 (5)黒酸化鉄 0.5 (6)群青 1.0 (7)赤色202号 1.5 (8)マイクロクリスタリンワックス 3.0 (9)ワセリン 3.0 (10)流動パラフィン 6.5 (11)製造例2のシリコーン化合物 2.0 (12)紫外線吸収剤 適量 (13)香料 適量
【0037】(製法)成分(1)〜(7)を撹拌混合
し、これに加熱溶解した(8)〜(13)の溶解物を添
加して更に混合し、粉砕した後、金皿に圧縮成型する。
【0038】
【0039】(製法)成分(1)〜(3)、(8)、
(9)を分散させ、更に(4)〜(7)を添加して分散
させる。
【0040】上記の実施例9〜11で得られた本発明品
は、いずれも顔料分散性、使用感及び仕上がりが良好で
あり、更に化粧持ちにも優れるものであった。
【0041】
【発明の効果】本発明の油性化粧料は、特定の長鎖アル
キル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンを配合することにより、顔料分散性、使用感、仕上
がり、化粧持ちにおいて優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百瀬 重禎 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変
    性オルガノポリシロキサンを含有することを特徴とする
    油性化粧料。
  2. 【請求項2】長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変
    性オルガノポリシロキサンを油性化粧料中に0.1〜3
    0重量%配合することを特徴とする請求項1記載の油性
    化粧料。
  3. 【請求項3】長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変
    性オルガノポリシロキサンが下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は同一又は異なっても良く、炭素数1〜8
    のアルキル基、水素原子又はフェニル基を示し、式中R
    2は下記一般式(2) −(C24O)x−(C36O)y−R3 …(2) であり、式中R3は炭素数1〜4のアルキル基または水
    素原子であり、lは10〜200で、mは1〜25、そ
    してnは平均分子中においてn≧mでそして3n<lで
    あるという条件つきで1〜100であり、hは7〜17
    であり、そしてR2の分子量は250〜2000であ
    り、その際xおよびyはオキシエチレン基とオキシプロ
    ピレン基との重量比が100:0〜20:80であるよ
    うに選択されている。)で表されるシリコーン化合物で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の油性化粧
    料。
  4. 【請求項4】長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変
    性オルガノポリシロキサンが下記一般式(3) 【化2】 (但し、式中R4は炭素数1〜10のアルキル基、アリ
    ール基、アラルキル基又はフッ素置換アルキル基、R5
    は下記一般式(4) −Cm2m−O−(C24O)d(C36O)e−R7 …(4) で示される有機基、R6は下記一般式(5) −Cn2n−O−(C24O)f(C36O)g−R8 …(5) で示される有機基(R7は水素原子もしくは炭素数1〜
    5のアルキル基又はR9−(CO)−で示される有機
    基、R8は炭素数12〜30の一価炭化水素基であり、
    9は炭素数1〜5のアルキル基であり、dは2〜20
    0の整数、eは0〜200の整数、且つd+eが3〜2
    00であり、fは0〜50の整数、gは0〜50の整
    数、且つf+gが0〜50であり、m及びnは0〜5の
    整数である。)であり、a、b、cはそれぞれ1.0≦
    a≦2.5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c
    ≦1.5である。)で表されるシリコーン化合物である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の油性化粧料。
JP35147595A 1995-12-26 1995-12-26 油性化粧料 Expired - Lifetime JP3519530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35147595A JP3519530B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 油性化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35147595A JP3519530B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 油性化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09175928A true JPH09175928A (ja) 1997-07-08
JP3519530B2 JP3519530B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=18417546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35147595A Expired - Lifetime JP3519530B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 油性化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3519530B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11236317A (ja) * 1997-12-13 1999-08-31 Kose Corp 油性化粧料
JPH11349430A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Kao Corp 油性固形化粧料
JP2001294755A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物およびその製造方法
JP2001294756A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物およびその製造方法
JP2003327508A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Takashi Yokota 透明性基剤及びそれを配合した化粧料
JP2008081413A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Kao Corp 化粧料

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11236317A (ja) * 1997-12-13 1999-08-31 Kose Corp 油性化粧料
JPH11349430A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Kao Corp 油性固形化粧料
JP2001294755A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物およびその製造方法
JP2001294756A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物およびその製造方法
JP2003327508A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Takashi Yokota 透明性基剤及びそれを配合した化粧料
JP2008081413A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Kao Corp 化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP3519530B2 (ja) 2004-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3724988B2 (ja) 新規シリコーン化合物及びそれを含有してなる化粧料
JP3389271B2 (ja) 化粧料
JP3477222B2 (ja) 油性固型化粧料
JP3160427B2 (ja) 油性化粧料
JP3200247B2 (ja) 油性化粧料
JP4723083B2 (ja) シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン化合物の製造方法及びこの方法によって得られた化合物を含有する化粧料
WO2010087962A2 (en) Hydrophilic silicone elastomers in cosmetics
JPH09136813A (ja) ペースト状オイル組成物及びそれを含有する化粧料
JP2003146832A (ja) 化粧料
US6585985B2 (en) Lipstick composition containing hydrophilic crosslinked silicone
JP3274588B2 (ja) シリコーン油固化剤
JP3519530B2 (ja) 油性化粧料
JPH0525280A (ja) 新規シリコーン誘導体及びこれを含有する化粧料
JP4082810B2 (ja) 油性化粧料
JP2011173977A (ja) フッ素変性シリコーン、その製造方法、及びそれを含有する化粧料
JP3588397B2 (ja) 油性化粧料
JPH09249518A (ja) 変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料
JP3437698B2 (ja) 油性化粧料
JP3046340B2 (ja) エステル化生成物およびこれらを配合してなる化粧料
JP2896940B2 (ja) 化粧料
JP3808919B2 (ja) 油性固形化粧料
JP3503847B2 (ja) 変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料
JP2824322B2 (ja) エステル化生成物およびこれらを配合してなる化粧料
JPH0827274A (ja) 変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料
JP3046341B2 (ja) エステル化生成物およびこれらを配合してなる化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040129

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150206

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term