JPH11336962A - ユニオン継手 - Google Patents

ユニオン継手

Info

Publication number
JPH11336962A
JPH11336962A JP14762698A JP14762698A JPH11336962A JP H11336962 A JPH11336962 A JP H11336962A JP 14762698 A JP14762698 A JP 14762698A JP 14762698 A JP14762698 A JP 14762698A JP H11336962 A JPH11336962 A JP H11336962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
union
joint
flange
pipe
joint pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14762698A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sugiyama
悟 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP14762698A priority Critical patent/JPH11336962A/ja
Publication of JPH11336962A publication Critical patent/JPH11336962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニオンナットが継手管から抜け落ちること
を防止し、相手部材との連結作業性を向上させる。 【解決手段】 軸方向の一端側に径方向に突出されたフ
ランジ部14とを備え、流体の流通路となる継手管12
と、内面に雌ネジ17が形成されると共に、フランジ部
14に当接するユニオン鍔部18が形成され、継手管1
2が貫通した状態で雌ネジ17を相手部材21に螺合さ
せることによりユニオン鍔部18がフランジ部14に当
接して継手管12を相手部材21に連結するユニオンナ
ット13と、フランジ部14と離間した位置で継手管1
2の外面から径方向に突出し、ユニオンナット13の抜
け落ちを防止する少なくとも一の突起部16と、ユニオ
ン鍔部18に形成され突起部16の挿通を許容する凹み
部19とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、水、油など
の流体を供給する配管などに使用されるユニオン継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来より用いられているユニオン
継手を示し、継手管1がユニオンナット2を貫通するこ
とにより構成されている。このユニオン継手は継手管1
の下端部をユニオンナット2に挿入し、これらを軸方向
に沿って相対的に移動させることにより組み立てられる
ものである。
【0003】継手管1にはガス、水などの流体が流通す
る流通路1aが軸方向に貫通している。又、継手管1の
軸方向の一端側には、フランジ部3が突出していると共
に、軸方向の他端側の外周には雄ネジ4が形成されてい
る。一端側のフランジ部3はガスメータなどの相手部材
からの連結管(図示省略)に面当接することにより、相
手部材との連結を行う。他端側の雄ネジ4は外部のパイ
プ5内面の雌ネジ5aに螺合する。
【0004】ユニオンナット2は径方向の内側に屈曲す
るユニオン鍔部7を一端部に有した袋ナットからなり、
内面には継手管1が連結される相手部材に螺合する雌ネ
ジ6が内面に形成されている。
【0005】このユニオンナット2の雌ネジ6を相手部
材からの連結管の雄ネジに螺合させることにより、ユニ
オン鍔部7が継手管1のフランジ部3を相手部材の連結
管に押し付ける。これにより、ユニオン継手は流体を供
給するパイプ5とメータなどの相手部材とを連結するた
め、メータが流体の使用量などを測定することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ユニオン継手では、連結作業中にユニオンナット2が継
手管1から抜け落ち易く、再度、継手管1をユニオンナ
ット2に貫通させる必要がある。このため、連結の作業
性が低下する問題を有している。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、ユニオンナットが継手管から
抜け落ちることを防止して、連結の作業性を向上させる
ことが可能な構造のユニオン継手を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、軸方向の一端側に径方向に突出
されたフランジ部を備え、流体の流通路となる継手管
と、内面に雌ネジが形成されると共に、前記フランジ部
に当接するユニオン鍔部が形成され、前記継手管が貫通
した状態で雌ネジを相手部材に螺合させることによりユ
ニオン鍔部が前記フランジ部に当接して継手管を相手部
材に連結するユニオンナットと、前記フランジ部と離間
した位置で前記継手管の外面から径方向に突出し、前記
ユニオンナットの抜け落ちを防止する少なくとも一の突
起部と、前記ユニオン鍔部に形成され前記突起部の挿通
を許容する凹み部と、を備えていることを特徴とする。
【0009】この発明では、ユニオンナットの雌ネジを
相手部材に螺合させることにより、ユニオンナットのユ
ニオン鍔部が継手管のフランジ部に当接して継手管を相
手部材に押し付けるため、継手管と相手部材とを連結す
ることができる。
【0010】この構造では、継手管の径方向に突出した
突起部をユニオンナットの凹み部に挿通させながら継手
管をユニオンナットに貫通させることにより、ユニオン
継手が組み立てられる。この組み立ての後は、突起部と
凹み部とが一致しないように継手管及びユニオンナット
を相対的に回転させる。これにより突起部がユニオンナ
ットのユニオン鍔部と干渉するため、ユニオンナットが
継手管から抜け落ちることがなくなる。このため、連結
の作業性を向上させることができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記継手管の他端側に連結用ネジ部が形成され
ていることを特徴とする。
【0012】この発明では、連結用ネジ部が鋼管などか
らなる別の相手部材に螺合することにより、別の相手部
材と連結するため、ユニオン継手を介して2つの相手部
材を連結することができる。この構造では、ユニオン継
手が2つの相手部材と独立した部品となるため、ユニオ
ン継手の交換が可能となると共に、他の部材への適用も
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の一実施形
態であり、図1はユニオン継手11の使用例の斜視図
を、図2はユニオン継手11の断面図を、図3はユニオ
ンナット13の底面図を示し、ユニオン継手11は図2
に示すように、継手管12及びユニオンナット13を組
み付けることによって構成されている。
【0014】この実施形態では、図1に示すようにユニ
オン継手11は圧力調整器などの相手部材21と、ガス
を供給するパイプ25などの別の相手部材とを連結する
ようになっている。この連結は圧力調整器などの相手部
材21からの連結管22にユニオンナット13を螺合さ
せる一方、継手管12を別の相手部材であるパイプ25
に螺合させることにより行われる。この連結によって圧
力調整器などの相手部材21はガスなどの圧力を調整す
ることができる。
【0015】ユニオン継手11の継手管12には、図2
に示すようにガスなどの流体が流通する流通路12aが
軸方向に貫通している。又、継手管12の軸方向の一端
側には、径方向に突出するフランジ部14が形成されて
おり、継手管12の軸方向の他端側の外面には、連結用
ネジ部としての雄ネジ15が形成されている。
【0016】フランジ部14は相手部材21の連結管2
2の端面に当接することにより、連結管22と連結され
るものである。この連結を確実に行うため、フランジ部
14と連結管22との間には、パッキンなどのシール材
(図示省略)が介挿されるようになっている。
【0017】連結用ネジ部としての雄ネジ15は、別の
相手部材であるパイプ25内面に形成されている連結用
雌ネジ26に螺合することにより、パイプ25とユニオ
ン継手11とを連結する。
【0018】さらに、継手管12の外面には、突起部1
6が形成されている。突起部16は一端側のフランジ部
14から離間された位置で、且つ、他端側の雄ネジ15
と重複しない位置となるように継手管12の外面から径
方向に突出している。この突起部16は後述するよう
に、ユニオンナット13の抜け落ちを防止するものであ
る。図示する形態では、突起部16は2つが形成されて
いるが、ユニオンナット13の抜け落ちを防止するため
には、少なくとも1つであれば良い。
【0019】ユニオンナット13は径方向の内側に屈曲
するユニオン鍔部18が一端部に形成された袋ナットが
使用されている。ユニオン鍔部18は継手管12のフラ
ンジ部14に当接してフランジ部14を相手部材21の
連結管22の端面に押し付けるものである。
【0020】又、ユニオンナット13におけるユニオン
鍔部18と反対側の端部の内面には、雌ネジ17が形成
されている。雌ネジ17は相手部材21の連結管22に
螺合するものであり、この螺合によってユニオン継手1
1が相手部材21に取り付けられる。
【0021】さらに、ユニオンナット13のユニオン鍔
部18には、凹み部19が形成されている。凹み部19
は図3に示すように、ユニオンナット13のユニオン鍔
部18の内端面を径方向の外側に窪ませることにより形
成されている。この凹み部19は継手管12の突起部1
6が挿通可能な大きさ、形状に成形されており、これに
より、突起部16の挿通を許容する。このため、凹み部
19は継手管12の突起部16に合わせた位置となるよ
うにユニオン鍔部18に形成されている。
【0022】このような実施形態では、継手管12の他
端部側(雄ネジ15形成側)から継手管12をユニオン
ナット13に挿入する。このとき、継手管12外面の突
起部16を、ユニオンナット13のユニオン鍔部18に
形成した凹み部19に挿通させながら継手管12をユニ
オンナット13に貫通させることにより、ユニオン継手
11を組み付ける。
【0023】この組み付けの後、突起部16と凹み部1
9とが一致しないように継手管12及びユニオンナット
13を相対的に回転させる。これにより突起部16がユ
ニオンナット13のユニオン鍔部18と干渉するため、
ユニオンナット13が継手管12から抜け落ちることが
なくなる。このようにユニオンナットの抜け落ちがない
状態で、相手部材21との連結を行うため、連結の作業
性を向上させることができる。
【0024】又、この実施形態では、継手管12の他端
側に雄ネジ15が形成されており、この雄ネジ15を介
して別の相手部材であるパイプ25を接続することがで
きる。このようなことからユニオン継手11は2つの相
手部材21,25と別個、独立した部品となっており、
ユニオン継手11だけを交換することができると共に、
相手部材21,25と異なった他の部材への適用も行う
ことができ、大きな汎用性を有している。
【0025】図4はユニオン継手11の別の実施形態を
示し、上述した実施形態と同一の部分には同一の符号を
付して対応させてある。この実施形態では、継手管12
の他端側に雄ネジ15が先端に向かって細くなるテーパ
状に形成されている。
【0026】又、ユニオンナット13の抜け落ちを防止
する突起部16が継手管12の外面の一箇所に形成され
ており、この突起部16の挿通を許容する凹み部19も
ユニオン鍔部18の一箇所に形成されている。このよう
に突起部16及び凹み部19が一箇所だけの場合には、
突起部16とユニオン鍔部18との干渉領域が大きくな
るため、ユニオンナット13の抜け落ちをさらに確実に
防止することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ユニオンナットを貫通する継手管に径方向に突
出する突起部を形成するため、突起部がユニオンナット
のユニオン鍔部と干渉し、ユニオンナットが継手管から
抜け落ちることがなくなり、ユニオン継手の連結の作業
性を向上させることができる。
【0028】請求項2の発明によれば、ユニオン継手が
2つの相手部材と独立した部品となるため、ユニオン継
手の交換が可能となると共に、他の部材への適用も行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のユニオン継手の使用例を
示す斜視図である。
【図2】一実施形態のユニオン継手の断面図である。
【図3】一実施形態のユニオン継手に用いるユニオンナ
ットの底面図である。
【図4】別の実施形態のユニオン継手の分解斜視図であ
る。
【図5】従来のユニオン継手の断面図である。
【符号の説明】
11 ユニオン継手 12 継手管 13 ユニオンナット 14 フランジ部 15 雄ネジ 16 突起部 17 雌ネジ 18 ユニオン鍔部 19 凹み部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一端側に径方向に突出されたフ
    ランジ部を備え、流体の流通路となる継手管と、 内面に雌ネジが形成されると共に、前記フランジ部に当
    接するユニオン鍔部が形成され、前記継手管が貫通した
    状態で雌ネジを相手部材に螺合させることによりユニオ
    ン鍔部が前記フランジ部に当接して継手管を相手部材に
    連結するユニオンナットと、 前記フランジ部と離間した位置で前記継手管の外面から
    径方向に突出し、前記ユニオンナットの抜け落ちを防止
    する少なくとも一の突起部と、 前記ユニオン鍔部に形成され前記突起部の挿通を許容す
    る凹み部と、を備えていることを特徴とするユニオン継
    手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記継手
    管の他端側に連結用ネジ部が形成されていることを特徴
    とするユニオン継手。
JP14762698A 1998-05-28 1998-05-28 ユニオン継手 Pending JPH11336962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14762698A JPH11336962A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 ユニオン継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14762698A JPH11336962A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 ユニオン継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11336962A true JPH11336962A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15434589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14762698A Pending JPH11336962A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 ユニオン継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11336962A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100745653B1 (ko) 2006-02-21 2007-08-02 이정수 전방 삽입형 유니언
JP2010276092A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Toyota Motor Corp ガスシステム
JP2015209695A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 三井ホーム株式会社 アンカーユニット、アンカー構造および水平復旧方法
JP2016044763A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 株式会社タカギ ホース継手

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100745653B1 (ko) 2006-02-21 2007-08-02 이정수 전방 삽입형 유니언
JP2010276092A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Toyota Motor Corp ガスシステム
JP2015209695A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 三井ホーム株式会社 アンカーユニット、アンカー構造および水平復旧方法
JP2016044763A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 株式会社タカギ ホース継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200267995Y1 (ko) 파이프 연결구조
JPH03219191A (ja) 細径配管接続用コネクター
JPH11336962A (ja) ユニオン継手
JP2004316692A (ja) 流路連結構造
JPS6313813Y2 (ja)
JP3947561B2 (ja) 縒り戻し機能付き雌ねじ継手
JP2002039469A (ja) 配管継手
JPH022133Y2 (ja)
JPS6032472Y2 (ja) 空気圧機器の連結構造
JP2000179769A (ja) 管継手
JP2002156080A (ja) 誤接続防止管継手
KR200220053Y1 (ko) 관 연결구
JPH0131834Y2 (ja)
JP2858393B2 (ja) 分岐管継手
JP2605316Y2 (ja) フレキシブル管用継手
JP3663336B2 (ja) 石英製ハウジングを有する流体機器の樹脂管接続継手
JP2518399Y2 (ja) 簡易スイベルホース継手及び継手付ホース
JP2522603Y2 (ja) 管継手
JPH08254291A (ja) 樹脂管継手
JPS6346784Y2 (ja)
JP2858394B2 (ja) 分岐管継手
JPS608226Y2 (ja) 管継手
JP2000161553A (ja) 管継手
JPH0538312Y2 (ja)
KR200226688Y1 (ko) 원터치 삽입식 엑셀 관이음 밸브