JPH11330096A - 半導体装置及びその製造方法並びに通信機 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法並びに通信機

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JPH11330096A
JPH11330096A JP10136317A JP13631798A JPH11330096A JP H11330096 A JPH11330096 A JP H11330096A JP 10136317 A JP10136317 A JP 10136317A JP 13631798 A JP13631798 A JP 13631798A JP H11330096 A JPH11330096 A JP H11330096A
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layer
electrode
gate
ohmic
electrodes
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JP10136317A
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English (en)
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浩幸 ▲高▼澤
Hiroyuki Takazawa
Isao Obe
功 大部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のゲートフィンガーを有する一つのFE
Tのなかの各ゲートフィンガーのしきい値のばらつきを
低減し、しきい値付近での電流の遮断特性を向上させ、
高周波特性を改善したFETを得る。 【解決手段】 FETの両端部分のゲートフィンガー4
a,4bを、そのFETの両端部分のゲートフィンガー
以外のゲートフィンガー部分から分離したFETとす
る。この際、分離するFETの両端部分のフィンガー4
a,4bの本数は少なくとも各2本とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法並びに通信機に係り、特に複数のゲートフィン
ガーを有する半導体装置及びその製造方法並びに該半導
体装置を用いた通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信機器の需要の急成長に
伴い、通信機器に用いる半導体素子の研究開発が盛んに
行われている。通信に用いられる周波数帯域は有限のも
のであるので、新しい通信サービスの開設のためには、
それまでよりも高い周波数帯域を利用するシステムが必
要となる。GHz帯の周波数帯域を利用するようになる
と、通信機器の送信部と受信部には、低消費電力動作が
期待される化合物半導体増幅器が必要となってくる。化
合物半導体増幅器を構成する半導体装置として、複数の
ゲートフィンガーを有する電界効果トランジスタ(FE
T: Field EffectTrangistor)が一つの候補となってい
る。
【0003】この種の従来の半導体装置として、複数の
ゲートフィンガーを有するFETの一例が例えば特開平
9−191018号公報に記載されている。この従来例
には、FET内の各ゲートフィンガーでのリセス形成時
のエッチングレートの違いにより形成されたリセスの深
さが、ゲートフィンガーごとに異なることに起因するF
ET内の各ゲートフィンガーの飽和ドレイン電流値の不
均一を解消するための製造方法が開示されている。すな
わち、半絶縁性GaAs基板上にn−GaAs層を形成
する工程と、このn−GaAs層上にドレイン電極およ
びソース電極を形成する工程と、n−GaAs層にマス
クを介してリセスおよびダミーリセスパターンを形成す
る工程と、少なくともリセス内にゲート電極を形成する
工程とを含む製造方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例に記載された技術では、FET形成領域をメサ
状の溝の形成によって電気的に分離して複数のゲートフ
ィンガーを有するリセス型ゲートFETを作製する場合
に、フォトリソグラフィ技術を用いることによりFET
のゲート開口部を形成している。この際、後述する図2
(d)に示したように、FETの両端部分のゲートフィ
ンガーの形成される領域の開口長さ30(ここでは、両
端からそれぞれ1本のゲートフィンガーのゲート開口部
を代表させて示している)が、FETの中央付近のゲー
トフィンガーの形成される領域の開口長さ31(ここで
は、FETの中央付近の1本のゲートフィンガーのゲー
ト開口部を代表させて示している)と比較して異なる。
このため、ゲート電極を形成してFETを完成させた時
に、FETの両端部のゲートフィンガーのゲート長とF
ETの中央付近のゲートフィンガーのゲート長とが異な
る結果、FETの両端部のゲートフィンガーのしきい値
とFETの中央付近のゲートフィンガーのしきい値とが
短チャネル効果の影響によって異なる。
【0005】すなわち、複数のゲートフィンガーを有す
る一つのFETの中の各ゲートフィンガーのしきい値が
異なるため、そのFETのしきい値付近での電流の遮断
特性が悪いという問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、上記問題を解決
し、複数のゲートフィンガーを有する一つのFETを構
成する半導体装置の中の各ゲートフィンガーのしきい値
のばらつきを低減し、しきい値付近での電流の遮断特性
を向上させ、高周波特性を改善させることができる半導
体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0007】また、前記高周波特性を改善した半導体装
置を用いた通信機を提供することも本発明の目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、前記課題を解決するために、メサ部を有する化合物
半導体基板と、前記メサ部の上側の面に形成された電界
効果トランジスタを有し、前記電界効果トランジスタの
ソース、ドレイン電極となるオーミック電極とゲート電
極とが、両端が前記オーミック電極となるように交互に
配列されており、前記ゲート電極は3本以上有り、前記
端から数えて1本の前記オーミック電極と1本の前記ゲ
ート電極を1組としたとき、前記両端とも少なくとも1
組以上を除いて、他の前記ソース電極、前記ドレイン電
極および前記ゲート電極同士は接続されて一つの電極と
して働くことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る半導体装置は、シリコ
ン基板と、該シリコン基板上に形成された素子部および
該素子部より上方に突き出た素子分離領域と、前記素子
部に形成された電界効果トランジスタを有し、前記電界
効果トランジスタのソース、ドレイン電極となるオーミ
ック電極とゲート電極とが、両端が前記オーミック電極
となるように交互に配列されており、前記ゲート電極は
3本以上有り、前記端から数えて1本の前記オーミック
電極と1本の前記ゲート電極を1組としたとき、前記両
端とも少なくとも1組以上を除いて、他の前記ソース電
極、前記ドレイン電極および前記ゲート電極同士は接続
されて一つの電極として働くように構成してもよい。
【0010】前記いずれの半導体装置の場合でも、前記
ゲート電極は5本以上有り、上記両端とも少なくとも2
組以上を除いて、他の前記ソース電極、前記ドレイン電
極および前記ゲート電極同士は接続されていれば好適で
ある。
【0011】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半絶縁性半導体基板上にバッファ層、電界効果トラ
ンジスタの第1のキャリア供給層、チャネル形成層、第
2のキャリア供給層、およびオーミック層をそれぞれ順
に形成する工程と、少なくとも上記バッファ層に達する
メサ状の溝を形成する工程と、ソース、ドレイン電極と
なる4本以上のオーミック電極を前記オーミック層上に
形成する工程と、前記オーミック層および前記オーミッ
ク電極上にフォトレジストを塗布後、該フォトレジスト
の前記オーミック電極間部分に開口を形成する工程と、
該フォトレジストをマスクとして前記開口部に対向する
前記オーミック電極間の前記オーミック層を除去しリセ
スを形成する工程と、該リセスの第2のキャリア供給層
上に両端の少なくとも1本以上を除いて、他を接続する
ように3本以上のゲート電極を形成する工程と、前記接
続されないゲート電極より外側にある前記ソース電極お
よび前記ドレイン電極を除いて、他の前記ソース電極お
よび前記ドレイン電極同士を接続するソース配線および
ドレイン配線を形成する工程を有することを特徴とす
る。
【0012】更に、本発明に係る通信機は、アンテナ
と、送受信スイッチの役割を果たすアンテナ共用器と、
該アンテナ共用器を介して送られた前記アンテナで受信
した高周波信号を増幅する高周波増幅器、この増幅した
高周波信号を中間周波数帯に周波数変換する受信ミキ
サ、該受信ミキサの出力信号を増幅する中間周波増幅
器、および中間周波増幅器の出力信号を復調する復調器
からなる受信部と、送信部に入力された音声信号を変調
し中間周波数信号を出力する変調器、変調された中間周
波数信号を高周波信号に変換する送信ミキサ、および該
送信ミキサで高周波化された信号を増幅する電力増幅器
からなり、アンテナ共用器を介して前記アンテナに電力
増幅器の出力信号を出力する送信部と、前記受信ミキサ
および送信ミキサで使用する中間周波数信号を発生する
周波数シンセサイザと、前記受信部から送られた復調信
号を音声信号にして受話器に送り、前記送話器からの音
声信号を送信部に送る制御部とから構成される通信機に
おいて、前記受信部を構成する高周波増幅器と前記送信
部を構成する電力増幅器に上記いずれかの本発明に係る
半導体装置を用いたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置の好適な
実施の形態は、例えば図1に示すように、複数のゲート
フィンガーを有する一つのFETにおいて、両端部分の
ゲートフィンガー4a,4bを、ゲート電極1で接続さ
れた他のゲートフィンガー部分から分離した構成のFE
Tである。この際、FETの両端部分のフィンガーを他
のゲートフィンガー部分から分離したFETとする場合
に、分離するFETの両端部分のゲートフィンガーの本
数を少なくとも各2本とすれば好適である。
【0014】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
の好適な実施の形態は、例えば図2及び図3に示すよう
に、半絶縁性基板10上にバッファ層11、第1のキャ
リア供給層12、チャネル形成層13、第2のキャリア
供給層14、およびオーミック層15をそれぞれ順に形
成する工程と、少なくともバッファ層に達するメサ状の
溝20を形成する工程と、オーミック電極5a,5b,
6を形成する工程と、フォトレジスト16に開口18を
形成する工程と、フォトレジスト16をマスクに開口部
18を介してオーミック層15の一部を除去しリセス2
1を形成する工程と、リフトオフ法によりゲート電極1
及び該ゲート電極1と接続されない電極4a,4bを形
成する工程と、ソース配線2及びドレイン配線3及び配
線に接続されない電極5a,5bを形成する工程とを少
なくとも有するリセス型ゲートFETの製造方法であ
る。
【0015】更に、本発明に係る通信機の好適な実施の
形態は、例えば図5に示すように、アンテナ61と、ア
ンテナ共用器60と、高周波増幅器52、受信ミキサ5
3、中間周波増幅器54および復調器55からなる受信
部50と、電力増幅器56、送信ミキサ57および変調
器58からなる送信部51と、周波数シンセサイザ59
と、制御部62とから構成され、受信部を構成する高周
波増幅器52と送信部を構成する電力増幅器56に上記
本発明に係る半導体装置であるFETを用いた通信機で
ある。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る半導体装置及びその製造
方法の更に具体的な実施例につき、添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0017】<実施例1>図1は、本発明に係る半導体
装置の一実施例を示す複数のゲートフィンガーを有する
リセス型Pt系ゲートFETの平面図である。図1にお
いて、参照符号1はゲート電極、2はソース電極をそれ
ぞれ電気的に接続する配線(以下、ソース配線と称す
る)、3はドレイン電極をそれぞれ電気的に接続する配
線(以下、ドレイン配線と称する)、5a及び5bはド
レイン配線3に接続されていないドレイン電極をそれぞ
れ示す。また、4a及び4bはゲート電極1に接続され
ていないショットキー電極であり、ゲート電極1の形成
と同時に形成される。
【0018】図2及び図3は、図1に示した本発明に係
る複数のゲートフィンガーを有するリセス型Pt系ゲー
トFETの製造工程を示す要部断面図である。
【0019】まず、図2(a)に示すように、半絶縁性
GaAs基板10の一主面に、MOCVD(Metall Org
anic Chemical Vapour Deposition:有機金属気相成長)
法により、バッファ層となるノンドープGaAs層1
1、第1のキャリア供給層となるn型AlGaAs層1
2、チャネル形成層となるノンドープInGaAs層1
3、第2のキャリア供給層となるn型AlGaAs層1
4、オーミック層となるn型GaAs層15を、半絶縁
性GaAs基板10側から順次成長させた。ここで、A
lGaAs層のAl組成比xとInGaAs層のIn組
成比yは、それぞれx=0.22、y=0.20とし
た。
【0020】次いで、図2(b)に示すように、フォト
リソグラフィ技術とウエットエッチング技術、例えば、
弗酸と過酸化水素水の混合液を用いたウエットエッチン
グにより、FET作製領域以外の部分に、表面から少な
くともバッファ層となるノンドープGaAs層11に到
達するメサ状の溝20を形成した。
【0021】次いで、図2(c)に示すように、ソース
電極もしくはドレイン電極となるオーミック電極6を形
成した。
【0022】次いで、図2(d)に示すように、フォト
リソグラフィ技術を用いてフォトレジスト16に開口1
8を形成する。なお、この図では、スペースの関係上、
上述した積層の膜11〜15の図示を省略してある。
【0023】次いで、図3(a)に示すように、フォト
レジスト16をマスクに開口部18を介してドライエッ
チング法によりオーミック層となるn型GaAs層15
の一部を除去してリセス21を形成した。ここでは、ド
ライエッチング法としてSiCl4とSF6の混合ガスに
よる反応性ドライエッチング法を用いた。このとき、n
型AlGaAs層14がエッチングストッパ層となるの
で、リセス21の深さは一定となる。
【0024】次いで、図3(b)に示すように、リフト
オフ法を用いて、ゲート電極1及びゲート電極1に電気
的に接続されていないショットキー電極4a及び4bを
形成した。ゲート電極1及びショットキー電極4a,4
bのメタル層構造は、半絶縁性GaAs基板10側か
ら、Pt/Ti/Mo/Ti/Pt/Auとした。
【0025】次いで、図3(c)に示すように、ソース
配線2及びドレイン配線3をそれぞれ形成した。この図
で、両端部分のドレイン電極5a及び5bはドレイン配
線3に接続されていない。
【0026】図2(d)で示した開口18の長さを実測
した結果を、図6に示す。測定試料はゲートフィンガー
を32本有するFETを用い、測定点は32本のうち1
・2・8・16・24・31・32本目のゲートフィン
ガーを代表させて図6にプロットした。FETの両端部
分を除く領域にある8・16・24本目の開口長さがほ
ぼ等しいのに対して、1・2・31・32本目の開口長
さが8・16・24本目の開口長さと異なる値となって
いる。特に、8・16・24本目と比較して1本目と3
2本目の開口長さの差が著しい。これは、1本目と32
本目のゲートフィンガーがメサ状の溝20に近いためで
ある。2・31本目のゲートフィンガーも形成される場
所がメサ状の溝20に近いために、フォトレジスト16
の膜厚が薄くなる影響を受けて、8・16・24本目の
フィンガーの開口長さと比較して異なる開口長さとなっ
ている。
【0027】開口長さのバラツキは、片側2本目までが
大きく3本目からは安定するので、配線で接続されない
分離したFETのゲートフィンガー電極とするのは、ゲ
ートフィンガー部の両端から少なくとも各2本とすれば
よい。
【0028】ここで、FETの両端部のゲートフィンガ
ーが形成される領域の開口長さが、FETの中央付近の
ゲートフィンガーが形成される領域の開口長さと比較し
て異なる理由について、図8を用いて以下に説明する。
【0029】図8では、説明を簡単にするためにソース
電極やドレイン電極並びに絶縁膜などの構造物を省略し
てある。ゲートフィンガーの開口を作製する工程におい
て、フォトレジスト80を塗布する際に、FET形成領
域の中で、メサ斜面84に近づくにつれてフォトレジス
ト80の膜厚が、図8に参照符号81〜83で示したよ
うに、薄くなっていくという傾向が見られる。ゲートフ
ィンガーの開口長さは、他の条件を同一にしても図9の
特性線90に模式的に示したように、フォトレジスト膜
厚に依存して変化する。
【0030】このため、FETの中央付近の複数のゲー
トフィンガーの開口長さがそれぞれほぼ等しいにもかか
わらず、FETの両端部のゲートフィンガーの開口長さ
はメサ斜面84に近づくにつれてFETの中央付近のゲ
ートフィンガーの開口長さとは異なる長さとなるのであ
る。
【0031】複数のゲートフィンガーを有する一つのF
ETにおいて、開口長さの異なるゲートフィンガーが存
在すると、そのゲートフィンガー部分ではしきい値が他
のゲートフィンガーと異なる。それは、ゲート長は開口
長さにほぼ単調に依存して、開口長さが短くなればゲー
ト長も短くなるが、ゲート長が短くなるほど短チャネル
効果によってしきい値が負側にシフトするからである。
【0032】このため、上述したゲートフィンガーの開
口後の工程を行うことによって作製したFETの、ドレ
イン電流Id−ゲート電圧Vgs特性を測定すると、図
7に示したような特性が得られる。特性線70に示すよ
うに、ゲート電圧Vgsを正側から負側に向かって掃引
する場合のドレイン電流Idの減少量が、ゲート電圧V
gs=0V付近でゆるやかになる。これは、ゲート電圧
Vgs=0V付近から負側の電圧では、ゲート電圧Vg
sによるドレイン電流Idの制御性が劣化するという問
題があることを示している。
【0033】図3(c)に示したFET、すなわちFE
Tの両端部のゲートフィンガーをそれぞれFETの中央
部分から分離したFETの電気的特性を測定すると、図
7に示した特性線71のようになる。同図に示した特性
線70と比較して、ゲート電圧Vgs=0V付近から−
0.8V付近において、単位電圧当たりのドレイン電流
Idの変化量が増大している。これはすなわち、ゲート
電圧Vgsによるドレイン電流Idの制御性が改善され
ていることを示している。
【0034】以上のように本発明は、ゲート電圧Vgs
によるドレイン電流Idの制御性が改善し、FETのし
きい値付近での電流の遮断特性を向上させる効果があ
る。すなわち、半導体装置の高周波特性を改善させる。
【0035】本実施例においては、ゲート電極1に接続
されていないショットキー電極4a及び4bをリセス2
1内に形成したが、形成しなくとも本発明の効果に変わ
りはない。ただし、配線に接続されないソース電極又は
ドレイン電極5a,5bは、フォトレジスト膜厚に影響
するので、設けておく必要がある。
【0036】また、本実施例では上記材料の上記積層構
造を用いてFETを作製したが、材料を上記以外のもの
を用いても材料の積層構造を上記以外のものとしても本
発明の主旨から逸脱しないことは記載するまでもないこ
とである。
【0037】なお、従来例として上げた特開平9−19
1018号公報に開示された技術では、図7に示したほ
どの改善を得ることが期待できない。何故ならば、FE
Tの両端付近のゲートフィンガーの両わきにソース電極
とドレイン電極を形成していないので、ゲートフィンガ
ーの両わきにソース電極とドレイン電極を形成してある
場合と形成していない場合と比較して、ゲート電極を形
成するための開口を形成する際に塗布されるフォトレジ
スト膜厚が異なるからである。
【0038】<実施例2>図4は、本発明に係る半導体
装置を高出力増幅器に適用した一例を示す模式図であ
る。図4において、参照符号42,43,44,45は
半絶縁性GaAs基板上にそれぞれ形成した抵抗、容
量、スパイラルインダクタおよびパッドであり、40及
び41は本発明に係るFETである。FET40,41
は実施例1で説明したものと同様に作製したが、図1で
示したゲート電極1に接続されていないショットキー電
極4a,4bの数をそれぞれ2(合計4)およびドレイ
ン配線から電気的に分離されたドレイン電極5a,5b
の数をそれぞれ2(合計4)とした(図示せず)。
【0039】上記ショットキー電極4a,4bおよびド
レイン電極5a,5bの本数を、それぞれ1とする場合
と比較して、それぞれ3とした場合には、FETのゲー
ト−ドレイン間リーク電流が半分以下に低減されて高周
波特性が改善される。また、上記ショットキー電極4
a,4bおよびドレイン電極5a,5bの本数を、それ
ぞれ1とする場合と比較して、それぞれ2とした場合に
は、FETのゲート−ドレイン間リーク電流はそれぞれ
1とした場合とそれぞれ3とした場合のほぼ中間より上
の実用上問題のない値を示した(図示せず)。さらに、
上記ショットキー電極4a,4bおよびドレイン電極5
a,5bの本数をそれぞれ3とする場合と比較して、そ
れぞれ4以上とした場合には、FETのゲート−ドレイ
ン間リーク電流はほぼ同じ値を示した(図示せず)。
【0040】したがって、上記でショットキー電極4
a,4b及びドレイン電極5a,5bをそれぞれ2本と
したのは、図1で示したショットキー電極4a,4bお
よドレイン電極5a,5bの本数をそれぞれ少なくとも
2とすれば、それぞれ3以上とした場合と同等のリーク
電流低減効果が得られたからである。
【0041】<実施例3>図5は、本発明に係る半導体
装置を適用した増幅器を移動体通信機器に用いた場合の
構成の一例を示すブロック図である。
【0042】図5に示した移動体通信機器(例えば、携
帯電話)では、通信相手からの受信電波(ここでは、
1.5GHz乃至2GHzを想定)をアンテナ61で受
ける。アンテナ61で受けた電波は、電気信号としてア
ンテナ共用器60を通して受信部50に入る。アンテナ
共用器60は送受信スイッチの役割を果たしていて、受
信の際にはアンテナ61で受けた電波を電気信号として
受信部50に送り、送信の際には送信部51から送られ
てくる信号をアンテナ61に送る働きをする。
【0043】アンテナ共用器60から受信部50に送ら
れた電気信号は、まず高周波増幅器52にて増幅され
る。増幅された1.5GHz乃至2GHzの信号は、受
信ミキサ53において数百kHzの中間周波数帯、例え
ば約500kHzの信号に変換される。この周波数変換
に際しては、周波数シンセサイザ59で発生させた中間
周波数が用いられ、受信ミキサ53で同期させることに
より行われる。中間周波数帯に変換された信号は中間周
波増幅器54にてさらに増幅される。
【0044】先にアンテナ61にて受信した信号は変調
処理(振幅・周波数・位相を変化させる処理)がなされ
ているので、復調器55にて復調(変調の逆の操作)さ
れる。復調器55から出た信号は制御部62に送られ
る。制御部62に送られた信号は、制御部62内の受信
信号処理回路(不図示)から受話器(不図示)に送られ
て音声信号となる。
【0045】逆に、音声信号を送信する場合には、制御
部62内の送話器(不図示)から送信信号処理回路(不
図示)を通して送信部51の変調器58に信号が送られ
て変調される。変調された信号は送信ミキサ57にて高
周波化され、電力増幅器56にて増幅された後にアンテ
ナ共用器60を通してアンテナ61から送信される。送
信ミキサ57における高周波化には、周波数シンセサイ
ザ59で発生させた1.5GHz乃至2GHzの高周波
が用いられる。上記説明から明らかなように、周波数シ
ンセサイザ59は複数の周波数を発生することができ
る。
【0046】このように構成される移動体通信機器の高
周波増幅器52及び電力増幅器56に、実施例1及び実
施例2で述べたゲート−ドレイン間リーク電流の低減を
実現してしきい値付近での遮断特性の向上を図り、高周
波特性を改善した本発明に係るFETを好適に使用する
ことができる。これにより、移動体通信機器の低消費電
力化に寄与することができる。
【0047】<実施例4>図10は、本発明に係る半導
体装置の別の実施例を示す断面構造の模式図であり、S
i基板上に作製したMOSFET(Metal Oxide Semico
nductor FET)に適用した一例である。図10に示した
断面構造図は、図2及び図3に示した一連のFET作製
工程の中の図3(c)に対応するものである。
【0048】図10において参照符号100はSi基板
を示し、このSi基板100上の熱酸化層108により
分離された領域に、複数のゲートフィンガーを有するM
OSFETが形成されている。参照符号101はゲート
電極、102は配線、103は配線102に接続された
ドレイン電極もしくはソース電極となるオーミック電
極、107はゲート酸化膜である。このMOSFETの
両端部は、ゲート電極101とは電気的に接続されてい
ないゲート電極104および配線102に接続されてい
ないオーミック電極105とから構成される。
【0049】本実施例のMOSFETでは、素子形成領
域となる部分と熱酸化層108との境界における段差部
近傍でのフォトレジスト膜厚の変化により、フォトリソ
グラフィ工程時のゲートフィンガー開口長さが異なるこ
とに起因するしきい値付近でのゲート−ドレイン間リー
ク電流の特性劣化を、実施例1で述べたFETと同様の
対策を行うことにより改善している。すなわち、MOS
FET内の両端部のゲートフィンガーを他のゲートフィ
ンガーから分離した構成のMOSFETとしている。こ
のように構成した本実施例のMOSFETは、例えば図
5に示した中間周波増幅器54に好適に使用でき、これ
により移動体通信機器の受信部の低消費電力化に寄与す
ることができる。
【0050】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明によれば、半導体装置の高周波特性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施例を示すリセ
ス型Pt系ゲートFETの平面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の製造方法を工程順に
示す要部断面構造図である。
【図3】図2に示した後の製造工程を順に示す要部断面
構造図である。
【図4】本発明に係る半導体装置を用いた増幅器の一例
を示す平面図である。
【図5】本発明に係る半導体装置を適用する移動体通信
機器の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】複数のゲートフィンガーを有するリセス型FE
Tのゲートフィンガー開口長さのゲートフィンガー位置
依存性を示す説明図である。
【図7】本発明を適用したFETと適用しない従来のF
ETの電気的特性を比較して示した特性線図である。
【図8】FETのメサ斜面近傍のフォトレジスト膜厚の
変化を模式的に示した断面図である。
【図9】開口長さがフォトレジスト膜厚の変化に依存す
ることを示す特性線図である。
【図10】本発明に係る半導体装置の別の実施例を示す
MOSFETの要部断面構造図である。
【符号の説明】
1…ゲート電極、2…ソース配線、3…ドレイン配線、
4a,4b…ゲート電極1に接続されていないショット
キー電極、5a,5b…ドレイン配線3に接続されてい
ないドレイン電極、6…ソース電極もしくはドレイン電
極となるオーミック電極、10…半絶縁性GaAs基
板、11…バッファ層となるノンドープGaAs層、1
2…第1のキャリア供給層となるn型AlGaAs層、
13…チャネル形成層となるノンドープInGaAs
層、14…第2のキャリア供給層となるn型AlGaA
s層、15…オーミック層となるn型GaAs層、16
…フォトレジスト、18…開口、20…溝、21…リセ
ス、40,41…本発明を適用したFET、42…抵
抗、43…容量、44…スパイラルインダクタ、45…
パッド、50…受信部、51…送信部、52…高周波増
幅器、53…受信ミキサ、54…中間周波増幅器、55
…復調器、56…電力増幅器、57…送信ミキサ、58
…変調器、59…周波数シンセサイザ、60…アンテナ
共用器、61…アンテナ、62…制御部、70,71…
特性線、80…フォトレジスト、81,82,83…フ
ォトレジスト膜厚、84…メサ斜面、90…特性線、1
00…Si基板、101…ゲート電極、102…配線、
103…配線102に接続されたオーミック電極、10
4…ゲート電極101とは電気的に接続されていないゲ
ート電極、105…配線102に接続されていないオー
ミック電極、107…ゲート酸化膜、108…熱酸化
層。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/04 H01L 29/80 H 1/40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メサ部を有する化合物半導体基板と、前記
    メサ部の上側の面に形成された電界効果トランジスタを
    有し、 前記電界効果トランジスタのソース、ドレイン電極とな
    るオーミック電極とゲート電極とが、 両端が前記オーミック電極となるように交互に配列され
    ており、前記ゲート電極は3本以上有り、 前記端から数えて1本の前記オーミック電極と1本の前
    記ゲート電極を1組としたとき、前記両端とも少なくと
    も1組以上を除いて、他の前記ソース電極、前記ドレイ
    ン電極および前記ゲート電極同士は接続されて一つの電
    極として働くことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】シリコン基板と、該シリコン基板上に形成
    された素子部および該素子部より上方に突き出た素子分
    離領域と、前記素子部に形成された電界効果トランジス
    タを有し、 前記電界効果トランジスタのソース、ドレイン電極とな
    るオーミック電極とゲート電極とが、 両端が前記オーミック電極となるように交互に配列され
    ており、前記ゲート電極は3本以上有り、 前記端から数えて1本の前記オーミック電極と1本の前
    記ゲート電極を1組としたとき、前記両端とも少なくと
    も1組以上を除いて、他の前記ソース電極、前記ドレイ
    ン電極および前記ゲート電極同士は接続されて一つの電
    極として働くことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ゲート電極は5本以上有り、 上記両端とも少なくとも2組以上を除いて、他の前記ソ
    ース電極、前記ドレイン電極および前記ゲート電極同士
    は接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】半絶縁性半導体基板上にバッファ層、電界
    効果トランジスタの第1のキャリア供給層、チャネル形
    成層、第2のキャリア供給層、およびオーミック層をそ
    れぞれ順に形成する工程と、 少なくとも上記バッファ層に達するメサ状の溝を形成す
    る工程と、 ソース、ドレイン電極となる4本以上のオーミック電極
    を前記オーミック層上に形成する工程と、 前記オーミック層および前記オーミック電極上にフォト
    レジストを塗布後、該フォトレジストの前記オーミック
    電極間部分に開口を形成する工程と、 該フォトレジストをマスクとして前記開口部に対向する
    前記オーミック電極間の前記オーミック層を除去しリセ
    スを形成する工程と、 該リセスの第2のキャリア供給層上に両端の少なくとも
    1本以上を除いて、他を接続するように3本以上のゲー
    ト電極を形成する工程と、 前記接続されないゲート電極より外側にある前記ソース
    電極および前記ドレイン電極を除いて、他の前記ソース
    電極および前記ドレイン電極同士を接続するソース配線
    およびドレイン配線を形成する工程を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記半絶縁性基板上にバッファ層、第1の
    キャリア供給層、チャネル形成層、第2のキャリア供給
    層、およびオーミック層をそれぞれ順に形成する工程
    は、有機金属気相成長法を用いる工程である請求項4に
    記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記半絶縁性基板はGaAs基板、バッフ
    ァ層はノンドープGaAs層、第1のキャリア供給層は
    n型AlGaAs層、チャネル形成層はノンドープIn
    GaAs層、第2のキャリア供給層はn型AlGaAs
    層およびオーミック層はn型GaAs層である請求項4
    又は請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記ゲート電極は、前記半絶縁性基板側か
    ら順に形成されたPt/Ti/Mo/Pt/Auの積層
    膜からなるメタル層である請求項4〜6のいずれか1項
    に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】アンテナと、 送受信スイッチの役割を果たすアンテナ共用器と、 該アンテナ共用器を介して送られた前記アンテナで受信
    した高周波信号を増幅する高周波増幅器、この増幅した
    高周波信号を中間周波数帯に周波数変換する受信ミキ
    サ、該受信ミキサの出力信号を増幅する中間周波増幅
    器、および中間周波増幅器の出力信号を復調する復調器
    からなる受信部と、 送信部に入力された音声信号を変調し中間周波数信号を
    出力する変調器、変調された中間周波数信号を高周波信
    号に変換する送信ミキサ、および該送信ミキサで高周波
    化された信号を増幅する電力増幅器からなり、アンテナ
    共用器を介して前記アンテナに電力増幅器の出力信号を
    出力する送信部と、 前記受信ミキサおよび送信ミキサで使用する中間周波数
    信号を発生する周波数シンセサイザと、 前記受信部から送られた復調信号を音声信号にして受話
    器に送り、前記送話器からの音声信号を送信部に送る制
    御部とから構成される通信機において、 前記受信部を構成する高周波増幅器と前記送信部を構成
    する電力増幅器に請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    半導体装置を用いたことを特徴とする通信機。
  9. 【請求項9】請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導
    体装置と、他の素子とを電気的に接続して増副作用を示
    す回路を構成したことを特徴とする半導体回路。
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