JPH11327633A - プラントオペレーション装置及びその装置の処理プログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

プラントオペレーション装置及びその装置の処理プログラムを記録する記録媒体

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JPH11327633A
JPH11327633A JP12696098A JP12696098A JPH11327633A JP H11327633 A JPH11327633 A JP H11327633A JP 12696098 A JP12696098 A JP 12696098A JP 12696098 A JP12696098 A JP 12696098A JP H11327633 A JPH11327633 A JP H11327633A
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JP
Japan
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plant
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Application number
JP12696098A
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English (en)
Inventor
Yoko Yamamoto
陽子 山本
Tsuneo Watanabe
経夫 渡辺
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH11327633A publication Critical patent/JPH11327633A/ja
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のシンボルを系統図に表示させる。 【解決手段】 シンボル状態表示手段6は、グラフィッ
ク表示されている系統図のシンボルの内、操作対象・操
作非対象の区別をシンボルの本質的特徴はそのままで形
状を変えて表示する。カーソルポインタ選択手段3は、
従来タッチ操作に変えて座標選択が精度高く伝わるマウ
スなどのカーソルポインタにより選択する。ポインタ形
状変化処理手段2は、カーソルポインタが系統図上で選
択可能な各シンボルに対する有効エリアを設定し、この
範囲にポインタが入った時に、そのポインタ形状を変え
ることにより、選択可能エリア内にいることを示す処理
をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントを監視制
御するプラントオペレーション装置及びその装置の処理
プログラムを記録する記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラント等におけるプラントオペレ
ーションには、CRT等の入出力装置にタッチすること
により操作フレームウィンドウを表示し、操作の内容を
設定した後、オペレーション用コンソールを用いて、制
御の指示を出し、制御計算機によってプラントオペレー
ションを行う手段がある。
【0003】図16は従来より発電プラントの管理オペ
レーションに用いられているプラントオペレーション装
置の構成図を示したものである。
【0004】このプラントオペレーション装置では、プ
ラント11に対し、実際の制御を行う制御装置10と、
制御装置10を統括してプラント11全体の制御を行う
計算機100と、制御装置10に対する処理の決定をオ
ペレータが実際に入力し、計算機100に指示を出すオ
ペレーションコンソール9とから構成されている。
【0005】図17は計算機100の機能ブロック図で
あって、計算機100は、入力処理手段4とプラント操
作処理手段5と表示処理手段7とプラント状態表示手段
8とタッチ検索手段17と系統図表示処理手段18とト
レンド表示処理手段19とシーケンス渋滞表示処理手段
20とからなっている。
【0006】まず、オペレータによってオペレーション
コンソール9から特定の系統図の表示要求がされると、
系統図表示処理手段18及び表示処理手段7によって表
示装置1に図18に示す系統図101が表示される。こ
こで、系統図101には、プラントを構成する機器の運
転状態を示すシンボル301がグラフィック表示され
る。点線枠で囲まれた各操作可能な選択可能状態のシン
ボル301がオペレータによってタッチされると、タッ
チ検索手段17によりタッチ箇所が認識される。
【0007】この場合、タッチ箇所のシンボル301が
選択可能であれば、入力処理手段4がそのタッチを操作
指示として、プラント操作処理手段5へ指示を送る。指
示を受けたプラント操作処理手段5は、図18に示す操
作フレームウィンドウ107を表示する。オペレータが
その操作フレームウィンドウ107においてバルブの開
閉107a,107b等の設定を行うと、タッチ検索手
段17、入力処理手段4、プラント操作処理手段5の各
手段により、操作内容を設定される。オペレータがオペ
レーションコンソール9において実行などのボタン等を
押すと、制御装置10がプラント11の制御を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
乃至図18に示すプラントオペレーション装置では、次
のような種々の問題があった。
【0009】従来CRT等の表示装置1でに、グラフィ
ック表示されている系統図101の各シンボルのうち、
操作可能なシンボル301は点線四角枠301aで囲ま
れており、その枠内をオペレータがタッチすると操作フ
レームウィンドウ107が表示される。かかる場合、グ
ラフィック表示されている系統図101において各シン
ボルを枠付きで配置するときに多数のシンボル301を
配置すれば、シンボル301同士の枠が重なり合った
り、別の絵柄と重なり合ったりする。このために系統図
に配置できるシンボル数は限られ、この結果、系統図の
枚数が発電プラントによっては膨大な数となることもあ
った。また、系統図の枚数が多いと、オペレータが目的
のシンボルを探し出す手間や時間を要し、操作効率が悪
かった。
【0010】そこで、本発明の第1の目的は、グラフィ
ック表示された系統図の選択可能なシンボルを可能な限
り多数を表示し、系統図の枚数をできるだけ減らすこと
により、シンボルの検索の負荷を下げ、発電プラント操
作の効率を向上させるプラントオペレーション装置を提
供することである。
【0011】また、本発明の第2の目的は、タッチ選択
による誤選択を防ぐ為、タッチを無くし、マウスなどの
カーソルポインタで選択し、誤操作を無くすことにより
発電プラント操作の効率を向上させるプラントオペレー
ション装置を提供することである。
【0012】また、グラフィック表示されている系統図
のシンボルをマウスなどのカーソルポインタで選択する
場合、シンボル上どの位置にカーソルポインタをおけば
選択可能なのかの判断が容易でなかった。
【0013】そこで、本発明の第3の目的は、オペレー
タの認識し易さを増すことにより、操作の負担を低下さ
せるプラントオペレーション装置を提供することであ
る。
【0014】また、発電プラントを操作する場合、機器
に対する設定などは、グラフィック表示されている系統
図のシンボルを選択することにより表示される操作フレ
ームウィンドウ上で行うが、制御装置に対して実行を命
令するのは、オペレータ操作用コンソールからであっ
た。このためオペレータは、CRTなどの表示装置上で
一連の操作を行った後、オペレータ操作用コンソールに
対して入力を行わねばならず、またハード的にもコスト
や保守がかかり、煩わしさがあった。
【0015】そこで、本発明の第4の目的は、オペレー
タ操作用コンソールを削除することにより、グラフィッ
ク表示されている系統図の各シンボルに対する設定から
制御装置への実行命令まで、全てCRTなどの表示装置
上で行うようにして、オペレータの操作効率を向上させ
ることができるプラントオペレーション装置を提供する
ことである。
【0016】また、各シンボルに対して設定をする操作
フレームウィンドウの位置は、オペレータ操作用コンソ
ールに対応させるため、定位置に表示し、移動の不可能
となっていた。そのため、表示できる操作フレームウィ
ンドウ数にも限りがあった。
【0017】そこで、本発明の第5の目的は、操作フレ
ームウィンドウの位置を任意の位置とし、また移動を可
能とすることにより、操作の柔軟性を高め、オペレータ
の操作負担を低下させることができるプラントオペレー
ション装置を提供することである。
【0018】また、グラフィック表示した系統図の各シ
ンボルから操作フレームウィンドウを表示し、その元の
系統図を非表示にした場合でも、その操作フレームウィ
ンドウは残るが、複数枚の操作フレームウィンドウが表
示されているとき、その呼び出しもとの系統図を、もう
一度検索し、表示するのは困難であった。
【0019】そこで、本発明の第6の目的は、操作フレ
ームウィンドウに、その呼び出しもとの系統図を表示で
きるボタンを配置し、操作フレームウィンドウと系統図
のつながりを明確にし、オペレータが操作が容易になる
ようなプラントオペレーション装置を提供することであ
る。
【0020】また、グラフィック表示した系統図の各シ
ンボルから操作フレームウィンドウを呼び出したとき、
そのシンボルに対応するトレンド状況や、シーケンス渋
滞情報を把握した場合があっても、この操作オペレーシ
ョンを一旦終了し、トレンド状態、シーケンス渋滞を表
示する要求を行わなければならなかった。
【0021】そこで、本発明の第7の目的は、操作フレ
ームウィンドウに、その呼び出しもとの系統図のシンボ
ルのトレンド状況を表示することが出来るトレンド呼び
出しボタン、シーケンス渋滞を表示することが出来るシ
ーケンス渋滞呼び出しボタンを配置し、操作フレームウ
ィンドウからトレンド表示、シーケンス渋滞表示までを
容易にし、オペレータの操作負担を低下させることがで
きるプラントオベレーション装置を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各プ
ラント操作機器に対応させて表示する各シンボルについ
て選択可能状態または選択不可能状態を区別して選択可
能に構成するグラフィック系統図を表示装置へ表示させ
ると共に、シンボルに対して選択された該当プラント操
作機器を操作可能とするための操作フレームウィンドウ
を表示させ、この操作フレームウィンドウ上の表示部所
に対する選択によって該当プラント機器を操作するプラ
ントオペレーション装置において、グラフィック系統図
に表示されるシンボルの内で選択可能状態のシンボルに
ついて該当シンボルの本質的特徴を変更しないで外観を
変えて表示させるシンボル状態表示手段を設けるように
したものである。この手段によれば、選択可能状態、あ
るいは、選択不能状態の区別をシンボルの表示占有面積
を変えないで外観を変えて選択可否を表示する。これに
より、グラフィック表示されている1枚の系統図中によ
り多くの機器のシンボルが表示できるようになり、オペ
レータがより広い範囲のプラン状態を把握でき、オペレ
ータの操作の負担を軽減することができる。
【0023】請求項2の発明は、請求項1記載のプラン
トオペレーション装置において、シンボルは、選択不能
状態の場合の平面状の外観に対して選択可能状態の場合
に、外枠周縁に影付きの絵柄を付して立体感のある外観
とし、あるいは、シンボルの外枠はそのままで立体的に
絵柄で描画して選択可能状態か選択不能状態かの違いを
明確に表示するようにしたものである。この手段によれ
ば、選択可能状態のシンボルの外枠の周縁に影付き絵板
を付して立体感をもって表示させ、あるいは、シンボル
が立体的に表示される。これにより、シンボルの表示占
有面積はそのままであるので、1つの系統図に必要なよ
り多くのシンボルの表示ができ、オペレータがより広い
範囲のプラント操作機器を操作できると共に、選択可能
状態か選択不能状態かが明確に把握できる。
【0024】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載のプラントオペレーション装置において、グラフ
ィック系統図の表示に加えて、所望のシンボルを選択す
るために、選択しようとする位置を表示するカーソルポ
インタを任意にポインティングデバイスによって移動可
能に表示させ、ポインティングデバイスによって所望の
シンボルを選択するカーソルポインタ選択手段を設ける
ようにしたものである。この手段によれば、グラフィッ
ク表示されている系統図の各シンボルの選択をポインテ
ィングデバイスを用いて選択するので、系統図上のシン
ボル数が増え、表示密度があがっても、従来のタッチ操
作に比べ誤選択が減り、操作の効率を向上させることが
できる。
【0025】請求項4の発明は、請求項3記載のプラン
トオペレーション装置において、カーソルポインタが操
作可能なシンボルの領域内にある場合、該当シンボルの
本質的特徴を変更しないで外観を変えるポインタ形状変
化処理手段を設けるようにしたものである。この手段に
よれば、グラフィック表示されている系統図の各シンボ
ルに有効領域を設定し、この範囲にポインティングデバ
イスにより移動表示するポインタが入った場合、選択可
能となったことを知らせるためにカーソルポインタの外
観を変える。これにより、オペレータが操作しようとす
るシンボルにマウスなどのカーソルポインタを近づけ、
カーソルポインタの外観が変わった時点で選択可能エリ
アに入ったことが容易に理解でき、操作の負担を軽減す
ることができる。
【0026】請求項5の発明は、各プラント操作機器に
対応させて表示する各シンボルについて選択可能状態ま
たは選択不可能状態に区別して選択可能に構成するグラ
フィック系統図を表示装置へ表示させると共に、シンボ
ルに対して選択された該当プラント操作機器を操作可能
とするための操作フレームウィンドウを表示させ、この
操作フレームウィンドウ上の表示部所に対する選択によ
って該当プラント機器を操作するプラントオペレーショ
ン装置において、操作項目を選択し操作する操作項目ボ
タンとこの操作項目ボタンの操作を確定する実行ボタン
とを設ける操作フレームウィンドウ上で操作項目ボタン
の選択後に実行ボタンを押下することによって該当プラ
ント操作機器を操作するオペレーション出力制御手段を
設けるようにしたものである。この手段によれば、従来
の操作フレームウィンドウ上の操作選択に加えて、これ
を確定するための実行ボタンを操作フレームウインドウ
中に設けるので、2つのアクション実行を処理すること
ができ、誤選択が阻止できる。
【0027】請求項6の発明は、請求項5記載のプラン
トオペレーション装置において、操作フレームウィンド
ウを任意の位置へ移動可能とする操作ウィンドウ移動型
表示処理手段を設けるようにしたものである。この手段
によれば、操作フレームウィンドウを任意の位置に移動
することができるので、従来のオペレータ操作用コンソ
ールを不要とし、グラフィック表示されている系統図の
各シンボルに対応した操作フレームウィンドウをCRT
などの表示装置の定位置に表示しなくてよくなり、操作
したいシンボルの数だけ制限無く操作フレームウィンド
ウを表示することができることとなる。
【0028】請求項7の発明は、請求項5記載のプラン
トオペレーション装置において、グラフィック系統図の
画面上に操作フレームウィンドウを表示している場合
に、グラフィック系統図画面を消去し、必要に応じてグ
ラフィック系統図の画面を再表示させる対応系統図表示
処理手段を設けるようにしたものである。この手段によ
れば、グラフィック表示されている系統図の各シンボル
をオペレータが選択し、操作フレームウィンドウを表示
した後に元の系統図画面の表示を消去した場合でも、こ
の操作フレームウィンドウに対応している系統図を表示
したくなったら容易に表示することができ、オペレータ
の操作の効率を向上させることができる。
【0029】請求項8の発明は、請求項5記載のプラン
トオペレーション装置において、操作フレームウィンド
ウの表示中にトレンド表示画面を呼び出して表示する対
応トレンド表示処理手段、あるいは、操作フレームウィ
ンドウの表示中にシーケンス渋滞監視画面を呼び出して
表示する対応シーケンス渋滞表示処理手段のいずれかを
を設けるようにしたものである。この手段によれば、操
作フレームウィンドウを表示中に、オペレータがこれま
でのヒストリやプラントの動作状況等を見たくなった場
合に容易に操作フレームウィンドウからトレンド状況を
表示することができる。また、操作フレームウィンドウ
を表示中に、オペレータがシーケンス渋滞監視画面を見
たくなった場合に容易にシーケンス渋滞監視画面を表示
することができる。
【0030】請求項9の発明は、各プラント操作機器に
対応させて表示する各シンボルについて選択可能状態ま
たは選択不可能状態を区別して選択可能に構成するグラ
フィック系統図を表示装置へ表示させると共に、シンボ
ルに対して選択された該当プラント操作機器を操作可能
とするための操作フレームウィンドウを表示させ、この
操作フレームウィンドウ上の表示部所に対する選択によ
って該当プラント機器を操作するプラントオペレーショ
ン装置の処理プログラムを記録する記録媒体において、
グラフィック系統図に表示されるシンボル内で選択可能
の状態のシンボルについての該当シンボルの本質的特徴
を変更しないで外観を変えて表示させるシンボル状態表
示手段と、所望のシンボルを選択するために、選択しよ
うとする位置を表示するカーソルポインタを任意にポイ
ンティングデバイスによって移動可能に表示させ、ポイ
ンティングデバイスによって所望のシンボルを選択する
カーソルポインタ選択手段と、カーソルポインタが操作
可能なシンボルの領域内にある場合、該当シンボルの本
質的特徴を変更しないで外観を変えるポインタ形状変化
処理手段と、操作項目を選択し操作する操作項目ボタン
とこの操作項目ボタンの操作を確定する実行ボタンとを
設ける操作フレームウィンドウ上で操作項目ボタンの選
択後に実行ボタンを押下することによって該当プラント
操作機器を操作するオペレーション出力制御手段と、操
作フレームウィンドウを任意の位置へ移動可能とする操
作ウィンドウ移動型表示処理手段と、グラフィック系統
図の画面上に操作フレームウィンドウを表示している場
合に、グラフィック系統図の画面を消去し、グラフィッ
ク系統図の画面を再表示させる対応系統図表示処理手段
と、操作フレームウィンドウの表示中にトレンド表示画
面を呼び出して表示する対応トレンド表示処理手段と、
操作フレームウィンドウの表示中にシーケンス渋滞監視
画面を呼び出して表示する対応シーケンス渋滞表示処理
手段との各処理をプラントオペレーション装置に実行さ
せる処理プログラムを記録する記録媒体とするものであ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の第1実施の形態を示すプ
ラントオペレーション装置の構成図である。
【0033】図1において、従来技術を示す図17と同
一符号は、同一部分または相当部分を示し、図1におい
て、従来技術を示す図17と異なる主な点は、タッチ検
索手段17を削除する一方、シンボル状態表示手段6と
ポインタ形状変化処理手段2とカーソルポインタ選択手
段3を追設し、第1実施の形態は、選択可能な機器を表
すシンボルについてシンボルの本質的特徴を変えないで
外観である形状を変えてシンボルの選択可否を表示する
点に特徴を有する。
【0034】ここで、シンボル状態表示手段6は、グラ
フィック表示されている系統図のシンボルの内、操作対
象・操作非対象の区別をシンボルの本質的特徴はそのま
まで形状を変えて表示する。カーソルポインタ選択手段
3は、従来タッチ操作に変えて座標選択が精度高く伝わ
るマウスなどのカーソルポインタにより選択する。ポイ
ンタ形状変化処理手段2は、カーソルポインタが系統図
上で選択可能な各シンボルに対する有効エリアを設定
し、この範囲にポインタが入った時に、そのポインタ形
状を変えることにより、選択可能エリア内にいることを
示す処理をする。
【0035】図2は、シンボル状態表示手段6の処理に
よって、グラフィック表示された系統図画面の適用図で
ある。
【0036】シンボル状態表示手段6によって、グラフ
ィック表示された系統図101Aには、バルブやタービ
ンなどの開閉や入り切りの設定を行うことのできる選択
可能なシンボル102と、選択不可能なシンボル103
とが描画されている。選択可能なシンボル102は影付
きの絵柄で描画され、選択不可能なシンボル103は平
面の絵柄で描画される。これにより、選択可否の区別を
明確に表示される。
【0037】また、選択可能なシンボル102の描画を
影付きではなく示す他の表示例として、図3に示すよう
に、シンボル状態表示手段6によって、グラフィック表
示された系統図101Bには、バルブやタービンなどの
開閉や入り切りの設定を行うことのできる選択可能なシ
ンボル104と、選択不可能なシンボル103とが描画
されている。この表示例では、選択可能なシンボル10
4は立体の絵柄で描画され、選択不可能なシンボル10
3は平面の絵柄で描画される。これによって、選択可否
の違いが明確に表示される。
【0038】このようにシンボル状態表示手段6の処理
によりシンボルの形状を変えて選択可否を表示するた
め、従来のシンボルの周りの点線枠を無くすることが可
能となり、グラフィック表示されている系統図中により
多くの機器のシンボルが表示できる。その結果、系統図
の枚数を減少でき、オペレータがより広い範囲のプラン
ト状態を把握でき、必要に応じ直ちに操作フレームウィ
ンドウを呼び出させ、操作の負担を低減させることがで
きる。
【0039】次に、ポインタ形状変化処理手段2の処理
について図4を参照して説明する。
【0040】ここで、シンボル状態表示手段6によっ
て、図5に示す系統図101Cには選択可能なシンボル
102が描画されている。また、図5に示すカーソルポ
インタ105(図示矢印)はシンボルを選択したり、表
示装置1の系統図101C上を自由に動くことができ
る。形状変化カーソルポインタ106は、通常のカーソ
ルポインタ105が、選択可能な各シンボル102の選
択可能エリアに入ったときの形状変化させたポインタで
ある。操作フレームウィンドウ107は、選択可能なシ
ンボル102を、形状変化カーソルポインタ106が選
択した場合、表示装置1上に表示される各シンボル10
2に対応した操作用のウィンドウである。この操作フレ
ームウインドウ107は、操作したい内容を設定するこ
とができる。
【0041】まず、ポインタ形状変化処理手段2は、図
4に示す処理を行い、図5に示す系統図101Cでカー
ソルポインタ105が処理S1によって系統図101B
上を移動されると、処理S2でカーソルポインタ105
が操作可能なシンボル102の選択可能エリアにいるか
どうかをチェックする。カーソルポインタ105が選択
可能エリアにいるときは、処理S3に進む。カーソルポ
インタ105が選択可能エリアにいないときには処理S
5のイベント待ちに戻る。カーソルポインタ105が処
理S3の選択可能エリアにいるときは、そのカーソルポ
インタ105の形状を変え、図示するように形状変化カ
ーソルポインタ106となり、処理S4によりカーソル
ポインタ選択手段3へと進む。
【0042】次に、カーソルポインタ選択手段3が図6
に示す処理を行う。
【0043】まず、処理S11にてカーソルポインタ1
05が選択可能エリアに存在するとき、そのシンボル1
02が、処理S12で目的のシンボル102かどうかを
チェックする。このチェックで目的のシンボル102だ
った場合、処理S13へ進む。目的のシンボル102で
はなかった場合、処理S15でイベント待ちに戻る。続
いて、処理S13で、その目的シンボル102を形状変
化カーソルポインタ106にてクリツクし、処理S14
で入力処理手段4の処理へ進む。
【0044】次に、入力処理手段4では、選択された位
置とその対象のシンボル情報を取得し、プラント操作処
理手段5へ情報を出力する。プラント操作処理手段5で
は該当する操作フレームウィンドウ107の表示要求を
出し、これにより表示処理手段7により、該当する操作
フレームウィンドウ107が図4に示すようにCRTな
どの表示装置1に表示される。
【0045】このように本発明の第1実施の形態では、
CRTなどの表示装置にグラフィック表示された系統図
の各シンボルを、その外観の形状が影付きであるとか、
立体的であるとかにより容易に見分けることができる。
さらに、そのシンボルの選択可能エリアはカーソルポイ
ンタがそのエリアに入っている場合、形状を変えること
から容易に判断することができる。また、各シンボルの
形状を変えることでシンボルを表す機器の選択可否を示
すことができるため、従来の選択可能シンボルを点線枠
で囲む絵柄が必要なくなり、系統図に密に多数のシンボ
ルを配置することができ、オペレータがより広い範囲の
プラント状態を把握できる。
【0046】従って、オペレータは、より広い範囲での
系統図の中から、操作した機器を表すシンボルを探すこ
とができ、必要に応じ直ちに操作フレームウィンドウか
ら呼び出せることができるので、操作の効率を向上させ
ることができる。
【0047】図7は、本発明の第2実施の形態を示すプ
ラントオペレーション装置の構成図である。
【0048】図7において、従来例を示す図17と同一
符号は、同一部分または相当部分を示し、図7におい
て、従来技術を示す図17と異なる主な点は、タッチ検
索手段17とオペレーションコンソール9とを削除し、
シンボル状態表示手段6とポインタ形状変化処理手段2
とカーソルポインタ選択手段3と操作ウィンドウ移動型
表示処理手段12とオペレーション出力制御手段16と
対応系統図表示処理手段13と対応トレンド表示処理手
段14と対応シーケンス渋滞表示処理手段15とを追設
し、第2実施の形態は、オペレーションコンソール9を
削除したことと、操作フレームウィンドウ107から他
の必要な画面を呼び出すことができる点に特徴を有す
る。
【0049】ここで、シンボル状態表示手段6は、グラ
フィック表示されている系統図のシンボルの内、操作対
象・操作非対象の区別をシンボルの形状を変えて表示す
る。カーソルポインタ選択手段3は、従来のタッチ操作
による選択に変えて座標選択の精度の高いマウスなどの
カーソルポインタにより選択する。ポインタ形状変化処
理手段2は、カーソルポインタが系統図上で選択可能な
各シンボルに有効エリアを設定し、この範囲にポインタ
が入った時に、そのポインタの外観の形状を変えること
により、選択可能エリア内にいることを明確に表示させ
るものである。
【0050】また、操作ウィンドウ移動型表示処理手段
12は、シンボルが選択されたことにより表示されるそ
のシンボルに該当した操作フレームウィンドウを任意の
位置に移動可能とするものである。オペレーション出力
制御手段16は、操作フレームウィンドウ上に、機器に
対する操作選択を確定するための実行ボタンを設け、表
示されている操作フレームウィンドウ上で操作項目を設
定した後に、操作フレームウィンドウ上から実行命令を
出力するものである。対応系統図表示処理手段13は、
操作フレームウィンドウが表示されているときに、元の
系統図を消去しても、操作フレームウィンドウは消去さ
れず、操作フレームウィンドウから対応する元の系統図
を表示するものである。対応トレンド表示処理手段14
は、操作フレームウインドウが表示されているときに、
所望のトレンド状況が見たくなったら、操作フレームウ
インドウからトレンド状況表示画面を呼び出すものであ
る。対応シーケンス渋滞表示処理手段15は、操作フレ
ームウィンドウが表示されているときに、あるシーケン
ス渋滞監視画面が見たくなったら、操作フレームウィン
ドウからシーケンス渋滞監視画面を呼び出すものであ
る。
【0051】図8はグラフィック表示された系統図と、
各シンボルの選択時の表示処理とをCRTなどの表示装
置1に示した例である。
【0052】シンボル状態表示手段6によって系統図1
01Dには選択可能なシンボル102が描画されてい
る。また、カーソルポインタ105はシンボルを選択し
たり、表示装置1の系統図101D上を自由に動くこと
ができる。操作フレームウィンドウ107は、選択可能
なシンボル102を、カーソルポインタ105が選択し
た場合、表示装置1上に表示され、各シンボル102に
対応した操作設定のできるウィンドウである。この操作
フレームウィンドウ107において、そのシンボルの表
す機器に対して操作したい内容を設定したり、元の系統
図を表示したり、トレンド状況を表示したり、シーケン
ス渋滞監視画面を表示したりすることができる。
【0053】次に、オペレーション出力制御手段16の
処理を図9を参照して説明する。
【0054】まず、処理S21において、図8に示す系
統図101Dのように、操作フレームウインドウ107
の該当シンボル102に対する操作項目を設定し、処理
S22において、操作フレームウィンドウ107の実行
ボタン204をマウスなどのカーソルポインタ105に
よってクリックする。処理S23によって制御装置10
に実行命令が伝わり、対象制御のプラント11が操作さ
れる。
【0055】次に、操作ウィンドウ移動型表示処理手段
12の処理について図10に基づいて説明する。
【0056】まず、図8に示す系統図101D上で処理
S31で移動させたい操作フレームウィンドウ107の
タイトルバー205をカーソルポインタ105でクリッ
クすると、処理S32においてクリックしたまま移動さ
せたい任意の位置までカーソルポインタ105を動か
す。そして、処理S33において任意の位置でカーソル
ポインタ105のクリックを外すと、外した地点に操作
フレームウィンドウ107が表示され、処理S34によ
るイベント待ちとなる。
【0057】次に、対応系統図表示処理手段13の処理
について図11に基づいて説明する。
【0058】まず、処理S41において、図8に示す系
統図101Dのように、呼び出しもとの系統図を表示し
たい操作フレームウィンドウ107の系統図ボタン20
3をカーソルポインタ105にて選択する。処理S42
にて選択している操作フレームウインドウ107の呼び
出しもとの系統図が表示装置1に表示されていないかチ
ェックする。該当する系統図が表示装置1に表示されて
いれば、イベント待ちに戻り、表示されていなければ処
理S43に進む。処理S43では選択した操作フレーム
ウィンドウ107に対応した系統図を表示装置1に表示
し、処理S44によるイベント待ちに戻る。
【0059】次に、対応トレンド表示処理手段14の処
理について図12を参照して説明する。
【0060】まず、処理S51において、図8に示す系
統図101Dのように、操作フレームウインドウ107
のトレンドボタン202をマウスなどのカーソルポイン
タ105によって選択する。続いて、図13に示すよう
に処理S52において選択している操作フレームウィン
ドウ107に対応するトレンド表示206が表示装置1
に表示されているかどうかチェックする。該当するトレ
ンド表示206が表示装置1に表示されていればイベン
ト待ちに戻り、表示されていなければ処理S53に進
む。この場合、処理S53において、図13に示すよう
に選択した操作フレームウインドウ107に対応したト
レンド表示206を表示装置1に表示し、処理S54の
イベント待ちに戻る。このトレンド表示206により、
このシンボル102に対するこれまでのヒストリや、プ
ラントの動作状況などが容易に分かる。
【0061】次に、対応シーケンス渋滞監視表示処理手
段21の処理について図14を参照して説明する。
【0062】まず、処理S61において、図15に示す
操作フレームウインドウ107のシーケンスボタン20
3をマウスなどのカーソルポインタ105にて選択す
る。次に、処理S62において選択している操作フレー
ムウインドウ107に対応するシーケンス渋滞監視画面
207が表示装置1に表示されているかどうかチェック
する。該当するシーケンス渋滞監視画面207が表示装
置1に表示されていれば、処理S64によりイベント待
ちに戻る。表示されていなければ処理S63において、
図15に示すように、処理S63において選択した操作
フレームウィンドウ107に対応したシーケンス渋滞監
視画面を表示装置1に表示し、処理S64によってイベ
ント待ちに戻る。
【0063】これにより、シーケンス渋滞監視画面が見
たくなった場合に、従来、オペレータがメインのメニユ
ーなどからシーケンス渋滞監視画面表示を行い、目的の
シンボルに対応する項目を探さなければならなかった
が、その手間が省けることとなり、操作の効率を向上さ
せることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、選択可能状態、あるいは、選択不能状態の区別を
シンボルの本質的特徴を維持しつつ、外観を変えて選択
可否を表示するので、1枚の系統図中により多くの機器
のシンボルが表示でき、オペレータが広い範囲のプラン
状態を把握でき、オペレータの操作の手間を軽減でき、
迅速な対応操作をすることができる。
【0065】また、請求項2の発明によれば、選択可能
状態のシンボルの外枠の周縁に影付き絵板を付して立体
感をもって表示させ、あるいは、シンボルを立体的に表
示するので、シンボルの表示占有面積はそのままで、1
つの系統図に必要な多くのシンボルの表示ができ、オペ
レータがより広い範囲のプラント操作機器を操作できる
と共に、選択可能状態か選択不能状態かが明確に把握で
きる。
【0066】また、請求項3の発明によれば、系統図の
各シンボルの選択を、ポインティングデバイスを用いて
選択するので、従来のタッチ操作に比べ系統図上のシン
ボル数が増加して、表示密度が上っても、誤選択が減
り、操作の効率を向上させることができる。
【0067】また、請求項4の発明によれば、系統図の
各シンボルに有効領域を設定し、この範囲にポインティ
ングデバイスにより移動表示するポインタが入った場
合、選択可能となったことを知らせるためにカーソルポ
インタの外観を変えるので、選択可能エリアに入ったこ
とを容易に把握でき、操作の手間を軽減でき迅速な対応
操作ができる。
【0068】また、請求項5の発明によれば、従来の操
作フレームウィンドウ上の操作選択に加えて、これを確
定するための実行ボタンを操作フレームウインドウ中に
設けるので、2つのアクション実行を処理することがで
き、誤選択が阻止できる。
【0069】また、請求項6の発明によれば、操作フレ
ームウィンドウを任意の位置に移動することができるの
で、従来のオペレータコンソールを不要とすると共に、
操作したいシンボルの数に対応して多数の操作フレーム
ウィンドウを表示することができる。
【0070】また、請求項7の発明によれば、系統図の
各シンボルをオペレータを選択し、操作フレームウィン
ドウを表示した後に系統図画面の表示を消去した場合で
も、この操作フレームウィンドウに対応している元の系
統図を容易に表示することができ、オペレータの操作の
効率を向上させることができる。
【0071】また、請求項8の発明によれば、操作フレ
ームウィンドウを表示中に、オペレータがこれまでのプ
ラントの動作状況等を表示する必要が生じた場合に容易
に表示中の操作フレームウィンドウからトレンド状況を
表示することができる。また、操作フレームウィンドウ
を表示中に、オペレータがシーケンス渋滞監視画面を表
示する必要が生じた場合に容易にシーケンス渋滞監視画
面を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態におけるプラントオペ
レーション装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施の形態における系統図の画面
例である。
【図3】本発明の第1実施の形態における他の系統図の
画面例である。
【図4】本発明の第1実施の形態におけるポインタ形状
変化処理手段の処理の流れ図である。
【図5】系統図上でカーソルポインタの形状を変えるポ
インタ形状変化処理手段の作用図である。
【図6】系統図内のシンボルを選択するカーソルポイン
タ選択手段の流れ図である。
【図7】本発明の第2実施の形態におけるプラントオペ
レーション装置を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施の形態における系統図の画面
例である。
【図9】制御装置に実効を指示するオペレーション出力
制御手段の流れ図である。
【図10】操作フレームウィンドウを任意の位置に表示
する操作ウィンドウ移動型表示処理手段の流れ図であ
る。
【図11】操作フレームウィンドウから対応系統図を表
示する対応系統図表示処理手段の流れ図である。
【図12】操作フレームウィンドウから対応トレンドを
表示する対応トレンド表示処理手段の流れ図である。
【図13】本発明の第2実施の形態におけるトレンド表
示図である。
【図14】操作フレームウィンドウから対応シーケンス
渋滞監視を表示する対応シーケンス渋滞監視表示処理手
段の流れ図である。
【図15】本発明の第2実施の形態における対応シーケ
ンス渋滞監視表示図である。
【図16】従来のプラントオペレーション装置の構成図
である。
【図17】従来のプラントオペレーション装置のブロッ
ク図である。
【図18】従来のプラントオペレーション装置における
適用図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 ポインタ形状変化処理手段 3 カーソルポインタ選択手段 4 入力処理手段 5 プラント操作処理手段 6 シンボル状態表示手段 7 表示処理手段 8 プラント状態表示手段 9 オペレーションコンソール 10 制御装置 11 プラント 12 操作ウィンドウ移動型表示処理手段 13 対応系統図表示処理手段 14 対応トレンド表示処理手段 15 対応シーケンス渋滞表示処理手段 16 オペレーション出力制御手段 17 タッチ検索手段 18 系統図表示処理手段 19 トレンド表示処理手段 20 シーケンス渋滞表示処理手段 21 対応シーケンス渋滞監視表示処理手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各プラント操作機器に対応させて表示す
    る各シンボルについて選択可能状態または選択不可能状
    態を区別して選択可能に構成するグラフィック系統図を
    表示装置へ表示させると共に、前記シンボルに対して選
    択された該当プラント操作機器を操作可能とするための
    操作フレームウィンドウを表示させ、この操作フレーム
    ウィンドウ上の表示部所に対する選択によって該当プラ
    ント機器を操作するプラントオペレーション装置におい
    て、 前記グラフィック系統図に表示される前記シンボルの内
    で選択可能状態のシンボルについて該当シンボルの本質
    的特徴を変更しないで外観を変えて表示させるシンボル
    状態表示手段を備えることを特徴とするプラントオペレ
    ーション装置。
  2. 【請求項2】 前記シンボルは、選択不能状態の場合の
    平面状の外観に対して選択可能状態の場合に、外枠周縁
    に影付きの絵柄を付して立体感のある外観とし、あるい
    は、シンボルの外枠はそのままで立体的に絵柄で描画し
    て選択可能状態か選択不能状態かの違いを明確に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のプラントオペレーシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】 前記グラフィック系統図の表示に加え
    て、所望のシンボルを選択するために、選択しようとす
    る位置を表示するカーソルポインタを任意にポインティ
    ングデバイスによって移動可能に表示させ、前記ポイン
    ティングデバイスによって所望のシンボルを選択するカ
    ーソルポインタ選択手段を備えることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のプラントオペレーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記カーソルポインタが操作可能なシン
    ボルの領域内にある場合、該当シンボルの本質的特徴を
    変更しないで外観を変えるポインタ形状変化処理手段を
    備えることを特徴とする請求項3記載のプラントオペレ
    ーション装置。
  5. 【請求項5】 各プラント操作機器に対応させて表示す
    る各シンボルについて選択可能状態または選択不可能状
    態に区別して選択可能に構成するグラフィック系統図を
    表示装置へ表示させると共に、シンボルに対して選択さ
    れた該当プラント操作機器を操作可能とするための操作
    フレームウィンドウを表示させ、この操作フレームウィ
    ンドウ上の表示部所に対する選択によって該当プラント
    機器を操作するプラントオペレーション装置において、 操作項目を選択し操作する操作項目ボタンとこの操作項
    目ボタンの操作を確定する実行ボタンとを設ける操作フ
    レームウィンドウ上で操作項目ボタンの選択後に前記実
    行ボタンを押下することによって該当プラント操作機器
    を操作するオペレーション出力制御手段を備えることを
    特徴とするプラントオペレーション装置。
  6. 【請求項6】 前記操作フレームウィンドウを任意の位
    置へ移動可能とする操作ウィンドウ移動型表示処理手段
    を備えることを特徴とする請求項5記載のプラントオペ
    レーション装置。
  7. 【請求項7】 前記グラフィック系統図の画面上に前記
    操作フレームウィンドウを表示している場合に、前記グ
    ラフィック系統図画面を消去し、必要に応じて前記グラ
    フィック系統図の画面を再表示させる対応系統図表示処
    理手段を備えることを特徴とする請求項5記載のプラン
    トオペレーション装置。
  8. 【請求項8】 前記操作フレームウィンドウの表示中に
    トレンド表示画面を呼び出して表示する対応トレンド表
    示処理手段、あるいは、前記操作フレームウィンドウの
    表示中にシーケンス渋滞監視画面を呼び出して表示する
    対応シーケンス渋滞表示処理手段のいずれかをを備える
    ことを特徴とする請求項5記載のプラントオペレーショ
    ン装置。
  9. 【請求項9】 各プラント操作機器に対応させて表示す
    る各シンボルについて選択可能状態または選択不可能状
    態を区別して選択可能に構成するグラフィック系統図を
    表示装置へ表示させると共に、前記シンボルに対して選
    択された該当プラント操作機器を操作可能とするための
    操作フレームウィンドウを表示させ、この操作フレーム
    ウィンドウ上の表示部所に対する選択によって該当プラ
    ント機器を操作するプラントオペレーション装置の処理
    プログラムを記録する記録媒体において、前記グラフィ
    ック系統図に表示される前記シンボル内で選択可能の状
    態のシンボルについての該当シンボルの本質的特徴を変
    更しないで外観を変えて表示させるシンボル状態表示手
    段と、所望のシンボルを選択するために、選択しようと
    する位置を表示するカーソルポインタを任意にポインテ
    ィングデバイスによって移動可能に表示させ、前記ポイ
    ンティングデバイスによって所望のシンボルを選択する
    カーソルポインタ選択手段と、前記カーソルポインタが
    操作可能なシンボルの領域内にある場合、該当シンボル
    の本質的特徴を変更しないで外観を変えるポインタ形状
    変化処理手段と、操作項目を選択し操作する操作項目ボ
    タンとこの操作項目ボタンの操作を確定する実行ボタン
    とを設ける操作フレームウィンドウ上で操作項目ボタン
    の選択後に前記実行ボタンを押下することによって該当
    プラント操作機器を操作するオペレーション出力制御手
    段と、前記操作フレームウィンドウを任意の位置へ移動
    可能とする操作ウィンドウ移動型表示処理手段と、前記
    グラフィック系統図の画面上に前記操作フレームウィン
    ドウを表示している場合に、前記グラフィック系統図の
    画面を消去し、グラフィック系統図の画面を再表示させ
    る対応系統図表示処理手段と、前記操作フレームウィン
    ドウの表示中にトレンド表示画面を呼び出して表示する
    対応トレンド表示処理手段と、前記操作フレームウィン
    ドウの表示中にシーケンス渋滞監視画面を呼び出して表
    示する対応シーケンス渋滞表示処理手段との各処理をプ
    ラントオペレーション装置に実行させる処理プログラム
    を記録する記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165375A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Hitachi Ltd 設備の診断装置及び診断方法
JP2017223465A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社日立製作所 ヒューマンマシンインタフェース機器

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