JP2843077B2 - キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置 - Google Patents
キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置Info
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Description
関し、 従来は、位置入力装置例えばマウスによる入力操作
と、キーボードのキー操作の一貫性を保つために、マウ
ス操作の中にキー操作を吸収しているため、キーボード
入力の利点が生かされず、多様なMMIを実現することが
できなかった問題の解決を目的とし、 キーボード上のキーに任意の処理機能を割り当て、該
キーのキーコードに対応させて、機能に関するデータ、
該機能についての表示データ、および該表示データの座
標データを登録する手段と、該登録データに基づき、表
示データをグラフィクパターンとして表示する手段と、
該表示画面上の表示データで指定されるキーの操作、ま
たはマウスによる位置入力を確認し、キーコードに対応
する処理機能を実行する手段とを設けて構成する。
操作する位置入力装置(例えばマウス(Mouse))を、
入力装置として併用する情報処理装置に関し、特に、キ
ーボード入力による利点と、マウス入力による利点とを
お互いに損なわず併用させ、多様なMMI(マンマシンイ
ンタフェース)を実現させるキーボードと位置入力装置
を併用した情報処理装置に関する。
装置を併用する場合、例えば位置入力装置としてマウス
を用いた場合には、マウス操作内容の中に、キー操作を
吸収する方式がとられている場合が多い。
用処理フローに示されるごとく、マウスの移動操作とカ
ーソル移動キー操作、そして、表示されているアイコン
の選択における左クリック操作とリターンキー押下操作
等を対応させ、キー入力の場合でもマウス入力の場合で
も、操作の一貫性を保つようにしている。
によるアイコン選択に相当する処理内容を、キーから直
接入力することであり、マウス入力操作と全く同じこと
を代行させることではない。
処理内容があり、キー入力には、キーボードの特徴を生
かした処理内容があるので、装置利用者の都合により、
これらの両者の使い分けができることが望ましい。
キー入力とマウス入力を併用して行えるように、共通の
技法で促える試みはなかった。
ータ援用学習/教育(CAL/CAI)等における、コンピュ
ータに関する習熟度が異なる様々な利用者に対応したMM
Iを実現するための有効な方法として、キー入力の利点
とマウス入力の利点とをお互いに損なわずに併用させる
キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置を提
供することを目的としている。
記載した手段により達成される。
させて操作する位置入力装置とを入力装置として併用す
る情報処理装置において、 キーボード上の所定のキーに任意の処理機能を割り当
て、該キーのキーコードと対応させて、上記処理機能に
関するデータと、該処理機能の内容および操作すべきキ
ーについての表示画面上での表示方法を定める表示デー
タと、該表示データの表示画面上での位置を定め、かつ
位置入力装置による入力指定範囲となる座標データとを
登録する手段と、入力処理時に、上記登録されたデータ
に基づき、指定された処理機能についての表示データ
を、座標データで指定された表示画面上の位置にグラフ
ィックパターンとして表示する手段と、上記表示画面上
の表示データで指定されるキーの操作、または位置入力
装置による入力指定範囲内での位置入力を確認し、指定
されたキーコードに対応する処理機能を実行する手段と
を設けたキーボードと位置入力装置を併用した情報処理
装置である。
理装置では、 予め、装置使用者が、キーボード上の任意のキーを選
択し、該キーに対して任意の処理機能を割り当てる。該
処理機能としては、例えばステートメント、プログラ
ム、OSコマンド等である。
て、下記のデータを、ファイル等に登録する。
タ、例えば、処理機能の内容および操作すべきキーを指
定するデータ等。
標データ、また、この座標データは位置入力装置による
入力指定範囲を定めるデータでもある。
入力指示を表示する場合には、処理機能の内容と、該処
理機能の実行を指示する場合の操作すべきキーの指定表
示を行なうと共に、該表示データの表示位置が位置入力
装置、例えばマウスを用いる場合のアイコン(絵文字)
に相当するようにしておく。
下するか、マウスによりアイコン選択するか、自分の好
みに応じて、必要な処理機能の実行指示を行うことがで
きる。
て、処理機能等のデータを登録しておくことにより、自
己の好みに応じた、多様で効果的なMMIを実行できるこ
とになる。
10は機能データファイル、11は表示データファイル、12
は座標データファイル、13はグラフィックパターンデー
タファイル、14は任意のステートメント群、15は任意の
プログラム群、16は任意のOSコマンド群、20はキーとマ
ウスの併用制御部、21は初期設定処理部、22は表示デー
タ処理部、23は入力処理部、30は入力装置、31はキーボ
ード、32はマウス、40は表示装置(ディスプレイ)を表
わしている。
機能(ステーメント/プログラム/OSコマンド)が所定
のデータ形式で予め格納される。
表示データとしての文字列データもしくはグラフィック
パターンデータ等に関する情報が所定のデータ形式で予
め格納される。
表示データに関する表示座標位置に関する情報が所定の
データ形式で予め格納される。
ータファイル11、そして、座標データファイル11から各
データ読み込むことにより、データ設定を行なうもので
ある。
データとしてのグラフィックパターンデータを、グラフ
ィックパターンデータファイル13から読み込み、メモリ
上に退避させる処理、および、文字列データの場合に
は、それをグラフィックパターンデータに変換して、同
様にメモリ上に退避させる処理を行うものである。
として、メモリ上に退避させられているグラフィックパ
ターンデータを、表示装置40に表示する処理、および、
入力装置30のキーボード31またはマウス32から指定され
たキーコードに割り当てられているステーメント14、プ
ログラム15もしくはOSコマンド16を呼び出し実行する処
理を行なうものである。
す図であり、具体的な表示データと、その指定方法の例
を示すものである。
41aと、各枠組の中の「0」〜「1」で示す数値とが表
示されている。
ード上のキーの種別を表わすと共に、各枠組がアイコン
(絵文字)になっている。
ー「1」を押下するか、またはマウスカーソルを数値
「1」の枠の中に移動させて左クリックにより位置入力
すると表示画面42の状態に移行する。
グラフィックペンの「上/下」動作の選択を指定する際
の表示データを示し、本発明では表示データで示される
「RET」キーを押下するか、またはマウスカーソルを移
動し表示データ中の「下」の文字の場所でマウスクリッ
クすると表示画面44の状態に移行する。
る」と表示されている場合であり、キーボード上の「ES
C」キーを押下するか、または該表示データの位置でマ
ウスクリックすることにより、表示画面46に移行し、ES
Cのキーコードに対応した処理が実行されることにな
る。
めには、ユーザは予めエディタ等を使用し、所定のデー
タ形式により、第1図に示す機能データファイル10、表
示データファイル11および座標データファイル12に必要
なデータを設定する。
を示しており、最初の指定はインデックスであり(記号
「※」の直後の数字)、その次の指定はキーコードであ
り(数値「30H」、「31H」、「32H」等)、その次の指
定は任意の処理機能、例えばステートメント、プログラ
ム、OSコマンドである(図の例では、<黒色設定処理>
等)。
ド「ODH」に対して、処理が二つ(ペンアップ処理/ペ
ンダウン処理)、あるいはそのキーコードが入力される
たびに、処理が切り替わることを示している。
最初の指定はインデックスであり(記号「※」の直後の
数値)、次の指定はキーコードであり(数値「30H」、
「31H」、「32H」等)、その次の指定「SまたはG」は
表示データが文字列もしくはグラフィックパターンデー
タの別であり、例えば、「30H」の定義は、グラフィッ
クパターンデータで、初期表示が文字列「0」で、表示
色が7、背景色が「0」であり、押時表示が文字列
「0」で、表示色が「0」、背景色が「7」であり、表
示位置(マウス入力指定範囲)は、座標データファイル
で「1−1」の定位置として定義されている位置である
ことを示す。なお、インデックスが2の場合、キーコー
ドが「00H」とある行は一番最初に表示データを表示し
てからキーコード入力に影響されないことを示し、キー
コードが「0DH」とある行が二行あるのは、「0DH」が入
力されるたびに、交互に表示が切り替えられることを意
味している。
内容の例を示す図であり、各キーコードについての長方
形の定位置が、左上座標(例えば、「399、111」の数
値)の右下座標(例えば、「414、126」の数値)で示さ
れる。
る。
構造の概念を示す図であり、前述したキーコードと、該
キーコードに対応する処理機能と、該処理機能の表示デ
ータと、表示データの座標データの関係を階層構造で示
したものである。
おける処理の流れを説明する。
表記方法においては、各処理ブロックは上から順に実行
され、処理ブロックの左上に記号“DO"が付されたのも
のは、該ブロックの内容を判定条件として、右側のブロ
ックの処理内容を繰り返し実行することを意味し、また
処理ブロックの左上に記号“CASE"が付されたものは、
該記号“CASE"が付されたブロック内で条件判定を行な
い、各条件の成立状態に応じて、右側のブロックの処理
内容を実行することを意味している。
(c)の処理を実行する。
(a)〜(l)の処理を実行する。
読み出すまで続ける。
読み出すまで続ける。
まで続ける。
(a)〜(c)の処理を実行する。
(b)を行なう。
定のデータをロードし、メモリ上に退避する。
ータに変換し、メモリ上に退避する。
〜(i)の処理を実行する。
コードが入力されるまで、(e)、(g)の処を繰り返
す。
を任意に移動させる。ただし、キー入力より処理を実行
させる場合は、この操作は不要。
コードを入力し、(h)、(i)の処理を行なう。
を示す図である。
で、機能データ、表示データ、そして座標データを予め
登録しておくことにより、キー入力とマウス入力の併用
を可能とするMMIの構築を実現でるようになり、汎用性
がある。そしてデータの管理も統一的に行なうことがで
き、操作も分かりやすい。
は本発明の実施例における実行画面を示す図、第3図は
本発明の実施例における機能データ内容の例を示す図、
第4図は本発明の実施例における表示データ内容の例を
示す図、第5図は本発明の実施例における座標データ内
容の例を示す図、第6図は本発明の実施例における制御
データ構造の概念を示す図、第7図は本発明の実施例に
おけるメイン処理フローを示す図、第8図は本発明の実
施例における初期設定フローを示す図、第9図は本発明
の実施例における表示データ処理フローを示す図、第10
図は本発明の実施例における入力処理フローを示す図、
第11図は従来方式と本発明による方式との比較を示す
図、第12図は従来のキー入力とマウス入力の併用処理フ
ローを示す図である。 10……機能データファイル、11……表示データファイ
ル、12……座標データファイル、13……グラフィックパ
ターンデータファイル、14……ステートメント群、15…
…プログラム群、16……OSのコマンド群、20……キーと
マウスの併用制御部、21……初期設定処理部、22……表
示データ処理部、23……入力処理部、30……入力装置、
31……キーボード、32……マウス、40……表示装置(デ
ィスプレイ)、41〜46……表示画面
Claims (1)
- 【請求項1】キーボードと、表示画面上を移動させて操
作する位置入力装置とを入力装置として併用する情報処
理装置において、 キーボード上の所定のキーに任意の処理機能を割り当
て、該キーのキーコードと対応させて、上記処理機能に
関するデータと、該処理機能の内容および操作すべきキ
ーについての表示画面上での表示方法を定める表示デー
タと、該表示データの表示画面上での位置を定め、かつ
位置入力装置による入力指定範囲となる座標データとを
登録する手段と、 入力処理時に、上記登録されたデータに基づき、指定さ
れた処理機能についての表示データを、座標データで指
定された表示画面上の位置にグラフィックパターンとし
て表示する手段と、 上記表示画面上の表示データで指定されるキーの操作、
または位置入力装置による入力指定範囲内での位置入力
を確認し、指定されたキーコードに対応する処理機能を
実行する手段とを、 設けたことを特徴とするキーボードと位置入力装置を併
用した情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327125A JP2843077B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327125A JP2843077B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03188517A JPH03188517A (ja) | 1991-08-16 |
JP2843077B2 true JP2843077B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18195590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327125A Expired - Lifetime JP2843077B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | キーボードと位置入力装置を併用した情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843077B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1327125A patent/JP2843077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03188517A (ja) | 1991-08-16 |
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