JPH11325121A - 電磁クラッチ装置 - Google Patents
電磁クラッチ装置Info
- Publication number
- JPH11325121A JPH11325121A JP10139266A JP13926698A JPH11325121A JP H11325121 A JPH11325121 A JP H11325121A JP 10139266 A JP10139266 A JP 10139266A JP 13926698 A JP13926698 A JP 13926698A JP H11325121 A JPH11325121 A JP H11325121A
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- Japan
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は簡単な構成で２軸間の回転伝達を制
御できる電磁クラッチ装置を実現することを目的とす
る。 【構成】 本発明に成る電磁クラッチ装置は、絶縁部材
を介して巻装配置された巻線への通電により駆動側部材
と従動側部材とを離接自在として動力伝達を制御するも
ので、筐体と、該筐体に固定保持された磁性部材より成
る固定軸と、該固定軸に摺動自在に遊嵌される回転部材
と、前記固定軸に絶縁部材を介して巻装された巻線と、
前記回転部と一体を成し該巻線を覆うようにして設けら
れたカップ状磁性部材と、該カップ状磁性部材の開口端
側に空隙を介して対向し前記固定軸に摺動自在に遊嵌さ
れる回転部材と、該回転部材の前記カップ状磁性部材の
開口側端面に前記回転部材に対し円周方向に拘束される
と共に軸方向には摺動自在に遊嵌される可動部材と、前
記回転部材に対向する前記筐体内面に設けられた永久磁
石とを備えるように構成される。
御できる電磁クラッチ装置を実現することを目的とす
る。 【構成】 本発明に成る電磁クラッチ装置は、絶縁部材
を介して巻装配置された巻線への通電により駆動側部材
と従動側部材とを離接自在として動力伝達を制御するも
ので、筐体と、該筐体に固定保持された磁性部材より成
る固定軸と、該固定軸に摺動自在に遊嵌される回転部材
と、前記固定軸に絶縁部材を介して巻装された巻線と、
前記回転部と一体を成し該巻線を覆うようにして設けら
れたカップ状磁性部材と、該カップ状磁性部材の開口端
側に空隙を介して対向し前記固定軸に摺動自在に遊嵌さ
れる回転部材と、該回転部材の前記カップ状磁性部材の
開口側端面に前記回転部材に対し円周方向に拘束される
と共に軸方向には摺動自在に遊嵌される可動部材と、前
記回転部材に対向する前記筐体内面に設けられた永久磁
石とを備えるように構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁クラッチ装置に係
り、特に２軸間の動力の伝達を制御できる構造の電磁ク
ラッチ装置に関するものである。
り、特に２軸間の動力の伝達を制御できる構造の電磁ク
ラッチ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来技術に成る電磁クラッチ装置
の一例を示す断面図で、１１，１２は筐体を構成する固
定板、９は回転軸、１４は回転軸９を軸支する軸受、２
は回転軸９に固着された第２の歯車、１８は軸９に固着
された中空軸、１３は固定子鉄心、１０は絶縁部材、１
７は巻線、１８ー１は中空軸１８に固着されたロータ、
１６はクラッチ板、１５は永久磁石、１は第１の歯車で
ある。
の一例を示す断面図で、１１，１２は筐体を構成する固
定板、９は回転軸、１４は回転軸９を軸支する軸受、２
は回転軸９に固着された第２の歯車、１８は軸９に固着
された中空軸、１３は固定子鉄心、１０は絶縁部材、１
７は巻線、１８ー１は中空軸１８に固着されたロータ、
１６はクラッチ板、１５は永久磁石、１は第１の歯車で
ある。
【０００３】図６に示す従来技術の電磁クラッチ装置
は、第１の歯車１が中空軸１８に回転自在に遊嵌され、
該第１の歯車１の片側面に円環状の永久磁石１５が固着
配設されている。該永久磁石１５には、磁性部材で形成
されたクラッチ板１６が回転方向には拘束され軸方向に
移動自在に当接保持されており、該クラッチ板はロータ
１８ー１と空隙を介して対向している。固定子鉄心１３
には絶縁部材１０を介して巻線１７が巻装され、固定子
鉄心１３の開放端が前記ロータ１８ー１と対向してい
る。固定子鉄心１３は中空軸１８に対し回転自在に保持
され、回転軸９に第２の歯車が固着されている。
は、第１の歯車１が中空軸１８に回転自在に遊嵌され、
該第１の歯車１の片側面に円環状の永久磁石１５が固着
配設されている。該永久磁石１５には、磁性部材で形成
されたクラッチ板１６が回転方向には拘束され軸方向に
移動自在に当接保持されており、該クラッチ板はロータ
１８ー１と空隙を介して対向している。固定子鉄心１３
には絶縁部材１０を介して巻線１７が巻装され、固定子
鉄心１３の開放端が前記ロータ１８ー１と対向してい
る。固定子鉄心１３は中空軸１８に対し回転自在に保持
され、回転軸９に第２の歯車が固着されている。
【０００４】図６に示す従来技術の電磁クラッチ装置
は、巻線１７に通電していない状態を示すもので、第１
の歯車１に外部の係合歯車（図示せず）から回転が伝達
されていても、クラッチ板１６が永久磁石１５に吸引さ
れロータ１８ー１と離れているので外部の動力はロータ
１８ー１に伝達されずロータ１８ー１と一体の中空軸１
８が回転せず、従って該中空軸１８と一体を成す回転軸
９も回転しないから、外界天竺に固着された第２の歯車
２は回転しない。
は、巻線１７に通電していない状態を示すもので、第１
の歯車１に外部の係合歯車（図示せず）から回転が伝達
されていても、クラッチ板１６が永久磁石１５に吸引さ
れロータ１８ー１と離れているので外部の動力はロータ
１８ー１に伝達されずロータ１８ー１と一体の中空軸１
８が回転せず、従って該中空軸１８と一体を成す回転軸
９も回転しないから、外界天竺に固着された第２の歯車
２は回転しない。
【０００５】次に、巻線１７に通電することで固定子鉄
心１３の開放端に発生する電磁力が永久磁石１５の吸引
力より強くなると、クラッチ板１６がロータ１８ー１に
吸引されて一体的に拘束されロータ１８ー１が第１の歯
車１と共に回転するようになる。この状態で第２の歯車
２は第１の歯車と一体的に回転をする。
心１３の開放端に発生する電磁力が永久磁石１５の吸引
力より強くなると、クラッチ板１６がロータ１８ー１に
吸引されて一体的に拘束されロータ１８ー１が第１の歯
車１と共に回転するようになる。この状態で第２の歯車
２は第１の歯車と一体的に回転をする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図６に例示するような
従来技術の電磁クラッチ装置は、回転軸や該回転軸を軸
支する軸受の他、中空軸も必要とする構成であるので、
部品点数も多く構造が複雑で高価となるという問題があ
った。本発明は簡単な構成で安価な電磁クラッチ装置を
提供するのが課題である。
従来技術の電磁クラッチ装置は、回転軸や該回転軸を軸
支する軸受の他、中空軸も必要とする構成であるので、
部品点数も多く構造が複雑で高価となるという問題があ
った。本発明は簡単な構成で安価な電磁クラッチ装置を
提供するのが課題である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に成る電磁式クラ
ッチ装置は、筐体と、該筐体に固定保持された磁性部材
より成る固定軸と、該固定軸に摺動自在に遊嵌され、外
部との連繋のため歯車もしくはプーリとして形成される
第１の回転部材と、前記固定軸に絶縁部材を介して巻装
された巻線と、前記第１の回転部材と一体を成し該巻線
を覆うようにして設けられたカップ状磁性部材と、該カ
ップ状磁性部材の開口端側に空隙を介して対向し前記固
定軸に摺動自在に遊嵌され、外部との連繋のため歯車も
しくはプーリとして形成される第２の回転部材と、該第
２の回転部材の前記カップ状磁性部材の開口側端面に該
第２の回転部材と円周方向に拘束されると共に軸方向に
は摺動自在に遊嵌される可動部材と、該可動部材と反対
側の面で前記第２の回転部材に対向するよう前記筐体内
面に設けられた永久磁石とを備えるよう構成されてい
る。
ッチ装置は、筐体と、該筐体に固定保持された磁性部材
より成る固定軸と、該固定軸に摺動自在に遊嵌され、外
部との連繋のため歯車もしくはプーリとして形成される
第１の回転部材と、前記固定軸に絶縁部材を介して巻装
された巻線と、前記第１の回転部材と一体を成し該巻線
を覆うようにして設けられたカップ状磁性部材と、該カ
ップ状磁性部材の開口端側に空隙を介して対向し前記固
定軸に摺動自在に遊嵌され、外部との連繋のため歯車も
しくはプーリとして形成される第２の回転部材と、該第
２の回転部材の前記カップ状磁性部材の開口側端面に該
第２の回転部材と円周方向に拘束されると共に軸方向に
は摺動自在に遊嵌される可動部材と、該可動部材と反対
側の面で前記第２の回転部材に対向するよう前記筐体内
面に設けられた永久磁石とを備えるよう構成されてい
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明に成る電磁クラッチ装置の実施
例の断面図で、筐体を構成する固定板１１と１２に磁性
部材より成る軸３が固定保持され、該軸３には互いに離
間した部位に第１の回転部材１第２の回転部材２が夫々
回転自在に装着され、前記第１の回転部材１に近接した
位置には、絶縁部材４を介して巻線５が巻装され、該巻
線５の外周を覆うように前記第１の回転部材１と一体保
持されたカップ状の磁性部材６が設けられている。
例の断面図で、筐体を構成する固定板１１と１２に磁性
部材より成る軸３が固定保持され、該軸３には互いに離
間した部位に第１の回転部材１第２の回転部材２が夫々
回転自在に装着され、前記第１の回転部材１に近接した
位置には、絶縁部材４を介して巻線５が巻装され、該巻
線５の外周を覆うように前記第１の回転部材１と一体保
持されたカップ状の磁性部材６が設けられている。
【０００９】前記カップ状の磁性部材６は、その開放端
が前記第２の回転部材２に対向すると共に前記巻線５に
接触しないように配置されている。そして前記第２の回
転部材２は、前記第１の回転部材１に対向する側の面
に、磁性体で形成され、前記第１の磁性部材６の開放端
に空隙を介して対向した当該第２の回転部材２に対し軸
方向に移動自在でかつ回転方向に拘束されている可動部
材７が配置される。
が前記第２の回転部材２に対向すると共に前記巻線５に
接触しないように配置されている。そして前記第２の回
転部材２は、前記第１の回転部材１に対向する側の面
に、磁性体で形成され、前記第１の磁性部材６の開放端
に空隙を介して対向した当該第２の回転部材２に対し軸
方向に移動自在でかつ回転方向に拘束されている可動部
材７が配置される。
【００１０】更に筐体を形成する固定板１２には、前記
第２の回転部材２と対向する内面に前記第２の回転部材
２と接触しないようにして永久磁石８が固定される。該
永久磁石は８、前記巻線５に通電しない時に可動部材７
と磁性部材６とを離間するためのものである。
第２の回転部材２と対向する内面に前記第２の回転部材
２と接触しないようにして永久磁石８が固定される。該
永久磁石は８、前記巻線５に通電しない時に可動部材７
と磁性部材６とを離間するためのものである。
【００１１】図２は磁性部材より成る可動部材７の例の
平面図で、中心孔７ー１と該中心孔７ー１から放射方向
に適宜数の空間７ー２形成されており、図示はしない
が、第２の回転部材側面には該空間７−２に嵌合する突
起が設けられこれらの遊嵌が回転方向の拘束と軸方向の
集合自在を実現するものである。
平面図で、中心孔７ー１と該中心孔７ー１から放射方向
に適宜数の空間７ー２形成されており、図示はしない
が、第２の回転部材側面には該空間７−２に嵌合する突
起が設けられこれらの遊嵌が回転方向の拘束と軸方向の
集合自在を実現するものである。
【００１２】尚、可動部材７の中心孔７ー１と空間７ー
２の形状は図２に例示するようなものに限定されず、
又、可動部材７と、該可動部材７や該可動部材に当接す
る磁性部材６の素材等任意である。
２の形状は図２に例示するようなものに限定されず、
又、可動部材７と、該可動部材７や該可動部材に当接す
る磁性部材６の素材等任意である。
【００１３】又、図１に示す例では、筐体を形成する固
定板１２と対向する第２の回転部材２の端面には、前記
永久磁石８が潜り込む逃げ空間が形成されているが、軸
方向の全長短縮の手段であり必須なものではない。
定板１２と対向する第２の回転部材２の端面には、前記
永久磁石８が潜り込む逃げ空間が形成されているが、軸
方向の全長短縮の手段であり必須なものではない。
【００１４】更に又、固定軸３には空洞３ー１が設けら
れ、該空洞３ー１を通じて巻線５の端末５ー１を引き出
すようになっている。
れ、該空洞３ー１を通じて巻線５の端末５ー１を引き出
すようになっている。
【００１５】本発明に成る電磁クラッチ装置の動作を説
明する。図１は、巻線５に通電していない状態で、可動
部材７が永久磁石８に吸引されて第２の可動部材２の側
に移動し、磁性部材６の端面とは離間して、第１の回転
部材１の回転が第２の回転部材２に伝達されていない状
態を示している。次に図３は、巻線５に通電した時の動
作状態を示し、巻線５への通電により該巻線５を囲むよ
うに配置されている字西部材６と固定軸３と可動部材７
とが磁路となって該可動部材７を引き寄せ、永久磁石８
の吸引力に抗して可動部材７と磁性部材６の開放端面と
で一体保持せしめ、この連結によって第１の回転部材１
の回転が第２の回転部材２に伝達される様子を示してい
る。
明する。図１は、巻線５に通電していない状態で、可動
部材７が永久磁石８に吸引されて第２の可動部材２の側
に移動し、磁性部材６の端面とは離間して、第１の回転
部材１の回転が第２の回転部材２に伝達されていない状
態を示している。次に図３は、巻線５に通電した時の動
作状態を示し、巻線５への通電により該巻線５を囲むよ
うに配置されている字西部材６と固定軸３と可動部材７
とが磁路となって該可動部材７を引き寄せ、永久磁石８
の吸引力に抗して可動部材７と磁性部材６の開放端面と
で一体保持せしめ、この連結によって第１の回転部材１
の回転が第２の回転部材２に伝達される様子を示してい
る。
【００１６】図１には、第１及び第２の回転部材１，２
はそれぞれその外周に歯車を設けた例を示すが、歯車の
代わりにプーリとしてその外周にベルトを懸架する構成
でも良い。
はそれぞれその外周に歯車を設けた例を示すが、歯車の
代わりにプーリとしてその外周にベルトを懸架する構成
でも良い。
【００１７】図４及び図５は本発明に成る電磁クラッチ
装置と電動機２０との組み合わせで駆動装置を構成した
一例を示すものであり、図４は巻線５に通電しない時の
状態で、電動機２０の回転は出力軸１９から第１の回転
部材１を介して歯車２２には伝達されるが、可動部材７
と磁性部材６とは離間しているので第２の回転部材２に
は回転が伝達されず、従って歯車２１は回転しない。
装置と電動機２０との組み合わせで駆動装置を構成した
一例を示すものであり、図４は巻線５に通電しない時の
状態で、電動機２０の回転は出力軸１９から第１の回転
部材１を介して歯車２２には伝達されるが、可動部材７
と磁性部材６とは離間しているので第２の回転部材２に
は回転が伝達されず、従って歯車２１は回転しない。
【００１８】図５は巻線５に通電した時の状態を示し、
可動部材７と磁性部材６との連結に伴い、歯車２２と共
に歯車２１も回転することになる。
可動部材７と磁性部材６との連結に伴い、歯車２２と共
に歯車２１も回転することになる。
【００１９】
【発明の効果】本発明に成る電磁クラッチ装置は、上記
のような構成であるから固定軸が２枚の筐体に固着され
軸受を不要とし中空軸も不要とする安価で簡易な構成に
より動力伝達制御ができる効果がある。
のような構成であるから固定軸が２枚の筐体に固着され
軸受を不要とし中空軸も不要とする安価で簡易な構成に
より動力伝達制御ができる効果がある。
【図１】本発明に成る電磁クラッチ装置の例の断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明に成る電磁クラッチに使用する可動板の
平面図である。
平面図である。
【図３】本発明に成る電磁クラッチ装置の通電時の動作
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図４】本発明に成る電磁クラッチ装置と電動機と組み
合わせた駆動装置の巻線に通電しない時の状態を示す説
明図であある。
合わせた駆動装置の巻線に通電しない時の状態を示す説
明図であある。
【図５】本発明に成る電磁クラッチ装置と電動機と組み
合わせた駆動装置の巻線に通電した時の状態を示す説明
図であある。
合わせた駆動装置の巻線に通電した時の状態を示す説明
図であある。
【図６】従来技術に成る電磁クラッチ装置の例の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ 第１の回転部材 ２ 第２の回転部材 ３ 固定軸 ３ー１ 固定軸の空洞部 ４ 絶縁部材 ５ 巻線 ６ 磁性部材 ７ 可動部材 ８ 永久磁石 ９ 回転軸 １０ 絶縁部材 １１，１２筐体を構成する固定板 １３ 固定子鉄心 １４ 軸受 １５ 永久磁石 １６ クラッチ板 １７ 巻線 １８ 中空軸 １８ー１ ロータ １９ 電動機の出力軸 ２０ 電動機 ２１，２２歯車_
Claims (4)
- 【請求項１】 絶縁部材を介して巻装された巻線への通
電により駆動側部材と従動側部材とを離接自在として動
力伝達を制御する電磁式クラッチ装置において、筐体
と、該筐体に固定保持された磁性部材より成る固定軸
（３）と、該固定軸（３）に摺動自在に遊嵌される回転
部材（１）と、前記固定軸（３）に絶縁部材を介して巻
装固定された巻線（５）と、前記回転部材（１）に一体
保持され該巻線（５）を覆うように設けられたカップ状
磁性部材（６）と、該カップ状磁性部材（６）の開口端
側に空隙を介して対向し前記固定軸（３）に摺動自在に
遊嵌される回転部材（２）と、該回転部材（２）の前記
カップ状磁性部材（６）の開口側端面に該回転部材
（２）と円周方向に拘束されると共に軸方向には摺動自
在に遊嵌される可動部材（７）と、該可動部材（７）と
反対側の面で前記回転部材（２）に対向するよう前記筐
体内面に設けられた永久磁石（８）とを備えること、を
特徴とする電磁クラッチ装置。 - 【請求項２】 前記回転部材（１）又は／及び回転部材
（２）は、その外周面が歯車として形成されており、該
歯車が外部機構との係合手段であること、を特徴とする
請求項１に記載の電磁クラッチ装置。 - 【請求項３】 前記回転部材（１）又は／及び回転部材
（２）は、その外周面が円筒を成すプーリーとして形成
されており、該プーリーに懸架されたベルト部材が外部
機構との係合手段であること、を特徴とする請求項１に
記載の電磁クラッチ装置。 - 【請求項４】 前記固定軸（３）は、少なくもその一部
に軸方向に穿設された孔を備え、該孔が前記巻線の引き
出し線挿通路となっていること、を特徴とする請求項
１，２，３に記載の電磁クラッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10139266A JPH11325121A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 電磁クラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10139266A JPH11325121A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 電磁クラッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325121A true JPH11325121A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15241290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10139266A Pending JPH11325121A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 電磁クラッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325121A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103759000A (zh) * | 2014-01-18 | 2014-04-30 | 赵良红 | 内置式离合器及其换档操纵机构 |
| WO2016051040A1 (fr) * | 2014-10-03 | 2016-04-07 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Actionneur electromagnetique a trois bobines |
| CN107269734A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-10-20 | 常州市凯程精密汽车部件有限公司 | 电磁离合器 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP10139266A patent/JPH11325121A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103759000A (zh) * | 2014-01-18 | 2014-04-30 | 赵良红 | 内置式离合器及其换档操纵机构 |
| WO2016051040A1 (fr) * | 2014-10-03 | 2016-04-07 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Actionneur electromagnetique a trois bobines |
| FR3026778A1 (fr) * | 2014-10-03 | 2016-04-08 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Actionneur electromagnetique a trois bobines |
| CN107269734A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-10-20 | 常州市凯程精密汽车部件有限公司 | 电磁离合器 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071113 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080312 |