JPH11315667A - フラッシュドアの自動開閉装置 - Google Patents

フラッシュドアの自動開閉装置

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JPH11315667A
JPH11315667A JP10109414A JP10941498A JPH11315667A JP H11315667 A JPH11315667 A JP H11315667A JP 10109414 A JP10109414 A JP 10109414A JP 10941498 A JP10941498 A JP 10941498A JP H11315667 A JPH11315667 A JP H11315667A
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door
opening
closing
drive motor
flash
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Osamu Yamamoto
修 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュドア用の自動開閉装置において、
構造が簡易で、既設の家庭用等のドアにも簡単に取付け
られ、両開きドアにも容易に適用可能なものとする。 【解決手段】 モータ制御手段16により駆動制御される
駆動モータ10、トルクリミッタ22等を介して駆動モータ
10に連結されたウォーム25と主軸28に連結されたウォー
ムホィール26とから成るウォームギヤ24とで構成され駆
動モータ10の回転を主軸28に伝達する回転伝達機構20お
よび主軸28と連動してドア4の開閉位置を検出してドア
位置を示す信号をモータ制御手段16に送る開閉位置検出
手段30とから成る駆動装置5とする。連結レバー7の一
端を主軸28に一体に設け、その他端をドア枠2に固定さ
れた係支部6に回動自在に係止する。モータ制御手段16
が出入検出手段8から人の出入りを示す信号を受けた
ら、駆動モータ10を起動して主軸28を回転させてドア4
を蝶番3を支点として開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラッシュ式ドアの
自動開閉装置、より詳細には、人の出入りを検知して自
動的にフラッシュ式ドアを開閉する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】人の出入りの多い施設や店には、自動ド
アが広く採用されている。これらの自動ドアとして回転
式ドアと、スライド式ドアが広く普及しているが、前後
に開閉するフラッシュ式ドア(以下「フラッシュドア」
という)は殆ど見かけない。これは、フラッシュドアの
場合には、特に片開きのドアの場合、ドアに近づいてき
た人に開くドアが衝突するおそれがあり、その問題が解
決しないと実用には不向きであるということも一因であ
ると思われる。
【0003】一方、近年、建物の洋風化が進み、フラッ
シュドアが多用されるようになってきている。このフラ
ッシュドアは、ノブを回してドアを押して(または引い
て)開閉するものであり、最近はドアクローザがついて
いるものが多くなってきているため、スライドドアに比
べて、高齢者や身障者にとっては開くときに負荷がかか
り不便である。特に、車椅子に乗った人には開閉が困難
であり、高齢化が進んだ一般家庭においてもドアの開け
閉めに不自由する人が増えてきている。さらに、一般健
常者にとっても、衛生上の理由により人の触ったノブに
は触れたくない(例えばトイレのドア等)、あるいは両
手が荷物で塞がっているとき等、非接触でフラッシュド
アを開閉したいという場合がある。
【0004】このように、多くの場面でフラッシュドア
を自動開閉する自動開閉装置が要望されてきており、こ
のため、例えば、特開昭61−28688号,特開平4
−131486号等にフラッシュドアを自動開閉する自
動開閉装置の提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ラッシュドア用の自動開閉装置は、装置の構造が必ずし
も簡易,小型であるとはいえず、既設の家庭用,事務所
用のフラッシュドアを、アタッチメントを取り付ける要
領で、簡単に自動ドアに変えることができるというもの
ではなく、また、自動開閉装置に電源供給がないときに
手動でドアを開閉しようとすると、負荷が重くドアの開
閉が困難になる等、必ずしも使い勝手のよいものとはい
えなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、構造が簡易で、例えば周知のドアクローザと同程
度の構造とすることを可能とし、既設の家庭用,事務所
用のフラッシュドアにも簡単に取り付けることができる
低価格とすることが可能であり、またドアクローザ等の
機械的にドアを閉じる手段との併用をも可能ならしめる
フラッシュドア用の自動開閉装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフラッシュ
ドア用の自動開閉装置は、人の出入りに応じてフラッシ
ュドアを自動的に開閉するフラッシュドアの自動開閉装
置であって、正逆回転自在な駆動モータ、該駆動モータ
を制御するモータ制御手段、および手動時には切断され
るクラッチ手段を介して駆動モータの回転をフラッシュ
ドアの開閉軸に伝達する回転伝達機構から成る駆動装置
と、フラッシュドアにおける人の出入りを検出して、人
の出入りを示す信号をモータ制御手段に送る出入検出手
段とを有し、モータ制御手段が、人の出入りを示す信号
に基づいて駆動モータを制御するものであることを特徴
とするものである。
【0008】また、本発明によるフラッシュドア用の自
動開閉装置は、人の出入りに応じてフラッシュドアを自
動的に開閉するフラッシュドアの自動開閉装置であっ
て、駆動モータ(開方向にのみ駆動されるものであって
もよい)、該駆動モータを制御するモータ制御手段、お
よびクラッチ手段を介して駆動モータの回転をフラッシ
ュドアの開閉軸に伝達する回転伝達機構から成る駆動装
置と、フラッシュドアにおける人の出入りを検出して、
人の出入りを示す信号をモータ制御手段に送る出入検出
手段とドアクローザ等のフラッシュドアを機械的に閉じ
る手段とを有し、フラッシュドアを開くときには、モー
タ制御手段が人の出入りを示す信号に基づいて駆動モー
タを駆動してフラッシュドアを開き、該フラッシュドア
を閉じるときには、クラッチ手段が切断され、機械的に
ドアを閉じる手段のみによってドアが閉じられることを
特徴とするものである。
【0009】上記において、フラッシュドアの「開閉軸」
とは、ドアを開閉するために回転されるものを意味し、
ドアの回転軸のみならず、ドアクローザのリンク機構の
軸と同様の、それが回転することによってドアを回転さ
せるものであれば、いかなるものでもよい。
【0010】「クラッチ手段」は、自動開閉動作時には
駆動モータの回転をフラッシュドアの開閉軸に伝達し、
所望のときには駆動モータと開閉軸との連結を切断する
断続機能を有するものであればいかなるものでもよい。
また、連結を切断するというのは、完全に連結を切るも
のに限らず、例えばトルクリミッタのように一定の負荷
以下で接続状態を保ち、一定の負荷以上では空回り等に
よる切断状態となるようなものも含む。
【0011】駆動装置は、駆動モータ,モータ制御手段
および回転伝達機構を一体としたものであるのが望まし
い。
【0012】出入検出手段は少なくとも人のドアへの接
近を検知するものであり、さらに人がドアを通過したこ
とを検知するものであってもよく、また、この検出手段
としては、光学センサ等により人の接近を検出する非接
触型としてもよいし、人がドアのノブ等に触れたことを
検知する接触型としてもよい。
【0013】本発明による自動開閉装置の回転伝達機構
は、クラッチ手段を介して駆動モータに連結されたウォ
ームと、フラッシュドアの開閉軸に連結されたウォーム
ホィールとから成るウォームギヤを有するものとするの
が望ましい。
【0014】また、モータ制御手段は、ドアの開閉時に
障害物を挟み込んだとき、駆動モータの駆動電流の異常
を検出して、駆動モータを停止または逆転させるものと
するのが望ましい。
【0015】さらにモータ制御手段は、フラッシュドア
の開位置および閉位置近傍ではその両位置間よりも低速
で開閉するように、フラッシュドアの開閉速度を制御す
る速度制御手段を備えたものとするのが望ましい。この
開閉速度の制御に際しては、人の通過に通常必要とされ
る時間(例えば4ないし5秒)の経過を知らせるタイマ
ー等からの信号を受けて、最初と最後の各1秒間は低速
でドアを閉めるようにしたり、或いはドア位置検知スイ
ッチを設け該スイッチからのドアの開閉位置を示す信号
に応じて開閉速度を上述のように制御するようにしても
よい。また、このドア位置検知スイッチを設ける場合に
あっては、クラッチ手段に滑りが生じても開閉位置を正
しく検出できるように、駆動モータと連動させるのでは
なく、開閉軸と連動してフラッシュドアの開閉位置を検
出するようにするのが望ましい。
【0016】また、本発明によるフラッシュドアの自動
開閉装置を両開きのフラッシュドアに採用されるものと
して、出入検出手段をドアの両側において人の出入りを
検出するものとし、モータ制御手段を出入検出手段から
の信号に基づいて人が居ない方向にドアを開くように駆
動モータを制御するものとしてもよい。
【0017】なお、ドアを自動で開閉するときのドアの
開閉位置の規制は、ドア位置を検出する手段を利用して
もよいし、ストッパにドアが当接してモータの負荷が上
がったことを検知してモータを停止してもよいし、ある
いはストッパにドアが当接した後、所定時間後(それま
ではクラッチが滑ってモータは空転する)タイマで止め
るようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によるフラッシュドアの自動開閉
装置によれば、手動時には切断されるクラッチ手段を介
して駆動モータの回転力をドアの開閉軸に伝達するよう
にしたので、例えば停電時など該開閉装置への電源供給
がなく自動開閉装置によるドアの自動開閉が不能となっ
ても、手動操作によりドアを簡単に開閉することができ
る。
【0019】また、ドアクローザやバネ機構等のフラッ
シュドアを機械的に閉じる手段と併用するようにすれ
ば、ドアを開くときには駆動モータによる補助によって
クローザ等に起因する負荷を軽くでき、クローザの最大
の欠点である「開くときに力を必要とする」ことを解決
できる。
【0020】更に、駆動モータの回転力をフラッシュド
アの開閉力に変換する回転伝達機構としてウォームを用
いれば、フラッシュドアの開閉軸に連結されたウォーム
ホィールと駆動モータとを簡易かつ小型の構成で直交配
置することができ、例えば駆動モータ,回転伝達機構お
よびウォームを一体に構成することが容易となるから、
ドアクローザのような形態の駆動装置として構成すれば
既設のフラッシュドアに容易に取り付けることができ、
また既設のドアクローザと置き換えることも可能であ
る。
【0021】さらに、モータ制御手段が駆動モータの駆
動電流の異常を検出してフラッシュドアの開閉時に障害
物を挟み込んだときに、駆動モータを停止または逆転さ
せるようにすれば、人を挟み込んだ際の安全対策にも配
慮された自動開閉装置を提供することができる。
【0022】また、モータ制御手段が、フラッシュドア
の開位置および閉位置近傍では低速で開閉するようにフ
ラッシュドアの開閉速度を制御するようにすれば、開く
ドアに人が衝突することを防止することができ、ドアを
静かに閉めることができる。
【0023】また、フラッシュドアが両開き可能なドア
である場合は、出入検出手段によりフラッシュドアの両
側において人の出入りを検出し、人が居ない方向にフラ
ッシュドアが開くように駆動モータを制御するようにす
れば、ドアに接近した人に開くドアがぶつかることがな
いようにすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
るフラッシュドア(以下「ドア」という)の自動開閉装
置の実施の形態について説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施の形態によるド
アの自動開閉装置を備えたドアの全体構造を示す図であ
り、図2はドアの半開き状態における自動開閉装置を構
成する駆動装置とドア枠とを結ぶ連結レバーの位置関係
を示す図である。なお、図2において、図面上の手前側
をドアの入口側、奥行側をドアの出口側と称することと
する。
【0026】自動開閉装置1は、ドア枠2に蝶番3を介
して一端が回動自在に軸支された出口側にのみ開閉可能
な片開きのドア4の外縁上部に固定された駆動装置5
と、ドア2の開閉軸(主軸)28に一体に設けられ、そ
の他端がドア枠2に固定された係止部6に回動自在に係
止され、主軸28の回転力をドア4の開閉力に伝達する
連結レバー7と、入口/出口の両側における人の出入り
を赤外線等によって検出して、検出した人の出入りを示
す信号を不図示のモータ制御手段に送るセンサ(出入検
出手段)を含むセンサ・コントローラ8とから成る。
【0027】なお、センサは人の出入りを検出できるも
のであればいかなるものでもよいし、その設定場所も問
わない。例えば、図1に示すようにドア4の近傍の鴨居
に設けてもよいし,人が居ない方向に開く場合には、人
がノブ4aに触れたことによって検出するように設けて
もよい。また、駆動装置5のケース上に設けてもよい。
【0028】図3は駆動装置5の内部構造の詳細を示し
た正面図であり、図4はその上面図である。この駆動装
置5はモータ制御手段16(図4)により駆動制御され
る正逆回転自在な駆動モータ10と、減速ギヤ12,平
歯車14、クラッチ手段の一態様であるトルクリミッタ
22、駆動モータ10に連結されたウォーム25と主軸
28に連結されたウォームホィール26とから成るウォ
ームギヤ24から成り駆動モータ10の回転を主軸28
に伝達する回転伝達機構20と、主軸28と連動してド
ア4の開閉位置を検出し、その位置を示す信号をモータ
制御手段16に送る開閉位置検出手段30とから成る。
この駆動装置5は、ケース5aに設けられた4箇所の止
め孔110bによりドア4にネジ止めされる。
【0029】ウォームギヤ24はウォーム25が回動自
在なようにブラケット24aによって駆動装置5のケー
ス5a底面部にネジ止めされており、主軸28は回動自
在なようにブラケット28aによって駆動装置5のケー
ス5aの正面奥部に軸支されている。
【0030】開閉位置検出手段30は、ウォームホィー
ル26およびウォーム25を介して主軸28と連動して
ドア4の開閉位置を検出するものであり、図5に一部を
詳しく示すように一部を切り欠いた回転板(遮光板)3
2,36、発光部および受光部を備え該発光部から発せ
られ前記一部を透過した光を該受光部が検出する非接触
型の光電スイッチ(検知スイッチ)33,37および開
位置/閉位置の検出タイミングをケース5aの外から微調
整する検知スイッチ調整軸34,38とから成る。ドア
4は連結レバー7を介して主軸28と連結しており、主
軸28の回転がドア4の開閉動作に伝達されるととも
に、主軸28の回転はウォームホィール26およびウォ
ーム25を介して遮光板32,36に伝達される。第1
の検知スイッチ33はドア4が開ききったことを検出す
るように調整されており、また、第2の検知スイッチ3
7はドア4が閉じきったことを検出するように調整され
ており、遮光板32,検知スイッチ33およびスイッチ
調整軸34によりドア4の開位置を検出し、遮光板3
6,検知スイッチ37およびスイッチ調整軸38により
ドア4の閉位置を検出する。なお、開閉位置検出手段は
図5に示したものに限らず、例えば遮光板を周縁状に所
定の間隔で多数の切欠きを有するエンコーダ状のものと
して、検知スイッチにより検出した切欠きの数をカウン
トするカウンタと組み合わせて開位置/閉位置だけでな
く両位置間のウォームホィールの回転角をも検出するよ
うにする等、種々のものを用いることができる。
【0031】このように開閉位置検出手段30として駆
動装置内にウォームホィール26を介して主軸28と連
動してドア4の開閉位置を検出するようにしたので、全
体としてコンパクトで、且つ取り付け容易な自動開閉装
置とすることができるとともに、トルクリミッタ22す
なわちクラッチによる滑りが駆動側に生じても開閉位置
の検出に狂いを発生させることがない。
【0032】以下、上記構成の自動開閉装置の作用につ
いて説明する。
【0033】出入検出手段8が人がドアへ接近したこと
を検出すると、検出したことを示す信号をモータ制御手
段16に送る。この信号を受けたモータ制御手段16
は、駆動モータ10をドア4が開く方向に起動させ、そ
の回転を減速ギヤ12,平歯車14およびトルクリミッ
タ22を介してウォーム25に伝達する。ウォーム25
の回転によりウォームホィール26が回転し、ウォーム
ホィール26に連結された主軸28も同様に回転する。
連結レバー7の一端が主軸28に一体に設けられてお
り、その他端がドア枠2に固定された係止部6に回動自
在に係止されているので、通常のドアクローザの動作と
同様に主軸28の回転とともにドア4が蝶番3を支点と
して開くようになる。
【0034】ドア検知スイッチ33が、ドア4が開いて
人の通過中にドア4が所定の位置(開位置)まで開いた
ことを検出したら、その検出信号をモータ制御手段16
に送る。この信号を受けたモータ制御手段16は、駆動
モータ10の回転を一旦停止させる。
【0035】出入検出手段8が人がドアから離れたこと
を検出すると、これを検出したことを示す信号をモータ
制御手段16に送る。この信号を受けたモータ制御手段
16は、駆動モータ10をドア4が閉じる方向に再起動
させ、上述とは逆にドア4が蝶番3を支点として閉じる
ように主軸28を回転させる。
【0036】第2のドア検知スイッチ37が、ドア4が
閉位置まで達したことを検出したら、その検出信号をモ
ータ制御手段16に送る。この信号を受けたモータ制御
手段16は、駆動モータ10の回転を停止させる。
【0037】このように、モータ制御手段16が、出入
検出手段8により検出された人の出入りに応じて自動的
に駆動モータ10を駆動して、その回転を主軸28に伝
達し、連結レバー7を介してドア4を自動的に開閉す
る。
【0038】なお、モータ制御手段16として、ドア4
の開位置および閉位置近傍ではこの両位置間よりもゆっ
くりと開閉するようにドア4の開閉速度を制御する速度
制御手段を備えるようにすれば、ドア4の自動開閉の速
度をより早くすることができるとともに、ドア4を静か
に閉じることができる。さらに、ドア4の開く方向に人
が居なかったらより早く、人が居たらよりゆっくりと開
閉するようにすると人とドア4との衝突事故を防止しつ
つ開閉速度をより早くすることができる。
【0039】また、出入検出手段8がドア4の自動開閉
時に入口/出口の両側で人を検出したときにはブザー音
を発する等所定の警告をするようにすれば、ドア4の開
き方向(本例では出口側)に居る人がドア4の開きに注
意することができ、ドア4の自動開閉時に人とドア4と
の衝突事故を防止することができるようになる。
【0040】さらに、出入検出手段8がドア4の自動開
閉時に入口/出口の両側で同時に人を検出したときに
は、モータ制御手段16が駆動モータ10を停止してド
ア4の開閉を停止させるようにすれば、ドア4の自動開
閉時に人とドア4との衝突事故を防止することができ
る。
【0041】また、出入検出手段8による人の出入りの
検出を、ドア4が開く方向の片側だけ(本例では、特に
出口側)において検出するようにしても同様の効果を得
ることができる。
【0042】また、モータ制御手段16が、ドア4の自
動開閉時に障害物を挟み込んだとき、駆動モータ10の
駆動電流を検出して駆動モータ10を停止または逆転さ
せるものとすれば、仮にドア4に人が挟み込まれても怪
我をさせることもなくなる。
【0043】一方、停電時等この自動開閉装置1による
ドア4の自動開閉動作を行うことができないときは、ド
ア4を手で押したり引いたりすることにより手動開閉す
ることができる。通常のウォームギヤはウォームホィー
ルを回転させてウォームを回転させることができない
が、本例におけるウォームギヤ24は、ウォームギヤ2
4を構成するウォーム25とウォームホィール26の係
合角を20°以上にすることによって、ウォームホィー
ル26を回転させてウォーム25を回転させることを可
能としている。
【0044】ウォーム25の回転が、トルクリミッタ2
2,平歯車14,減速ギヤ12および駆動モータ10に
伝達されようとするが、所定の力以上でウォーム25を
回転させようとするとトルクリミッタ22が作動するの
で、所定の負荷以上の力がウォーム25に加わることが
ない。これにより、ドア4の手動開閉に大きな力を要す
ることもなくなり、手動操作によりドア4簡単に開閉す
ることができる。
【0045】なお、上述の例ではクラッチ手段としてト
ルクリミッタ22を用いたが、このクラッチ手段は、ド
ア4の手動開閉時に切断されるものである限りいかなる
ものも使用することができる。例えば、図6に示すよう
にトルクリミッタ22を、手動開閉時にクラッチが切断
される電磁クラッチ23に置き換えた駆動装置101と
して自動開閉装置を構成することも可能である。また、
図7に示すような手動クラッチ21を用いて、クラッチ
ピン21aを引いてクラッチを切ることによってドアの
手動開閉を行うようにしてもよい。
【0046】また、自動開閉装置1を、火災報知器,地
震計等の非常状態を検出する手段と連動するようにすれ
ば、非常時には人が待避できるようにドア4を自動的に
開いたり、或いは、煙が拡散しないようにドア4を自動
的に閉じたりすることも可能である。
【0047】なお、上述の例では、開閉位置検出手段を
使用してドアの開閉位置の規制を行うようにしている
が、これに限らず例えばストッパにドアが当接してモー
タの負荷が上がったことを検知してモータを停止するよ
うにしてもよいし、タイマで時間管理してストッパにド
アが当接した後の所定時間後に止めるようにしてもよ
い。
【0048】また、上述の例では回転伝達機構としてウ
ォームギヤを使用したものについて説明したが、本発明
はウォームギヤに限らず、例えば駆動モータの回転を複
数個の平歯車を介してドアの開閉軸に伝達するものなど
周知の種々の回転伝達機構を使用することができる。
【0049】次に、本発明によるドアの自動開閉装置を
両開きドアに適用した第2の実施の形態について説明す
る。図8(A)は本発明の第2の実施の形態によるドア
の自動開閉装置9を適用したドアの半開き状態を示す図
であり、図8(B)はドアを閉じた状態の側断面を示す
図である。なお、図8(A),(B)において、第1の
実施の形態の要素と同等の要素には同番号を付し、それ
らについての説明は特に必要のない限り省略する。
【0050】この自動開閉装置9は、ヒンジピン40に
枢支されて回動自在な両開きドア41と、ドア41の上
部側のヒンジピン40に一体に設けられた主軸28を有
し、ドア枠2の内部に収納されて配設された駆動装置4
2と、入口/出口の両側における人の出入りを検出し
て、検出した人の出入りを示す信号を駆動装置42内に
設けられた不図示のモータ制御手段に送る出入検出手段
8とから成る。
【0051】この自動開閉装置における駆動装置42の
内部構造は上述の駆動装置5と同様である。一方、主軸
28がドア41の上部側のヒンジピン40に一体に設け
られているので、主軸28の回転によりドア41がヒン
ジピン40を支点として開閉する。この際、モータ制御
手段は、出入検出手段8により検出される人の出入りを
示す信号に基づいて人が居ない方向にドア41を開く。
これによりドア41の自動開閉時に人とドア41との衝
突事故を防止することができる。また、上述した第1の
実施の形態による自動開閉装置に用いられた種々の制御
方法(例えば、開閉速度の制御、非常状態を検出する手
段との連動等)を適用することもできる。
【0052】このように本発明によるドアの自動開閉装
置によれば、両開きドアを容易に自動開閉することがで
きるようになるとともに、片開きドア用のものと殆ど同
じような構成で両開きドア用の自動開閉装置を実現する
ことができる。
【0053】次に、本発明によるドアの自動開閉装置の
第3の実施の形態について説明する。これは、ドアクロ
ーザと自動開閉装置とを併用する例を示すものであっ
て、両開きドアにおいてノブを触れることによって開け
たい方向に自動的にドアを開く例を示すものである。図
9(A)は本発明の第3の実施の形態によるドアの自動
開閉装置を適用したドアの正面図であり、図9(B)は
ドアを閉じた状態の上面図である。
【0054】この自動開閉装置は、上下のヒンジ50に
枢支された両開きドア51と、ドア51の上側のヒンジ
50に一体に設けられた不図示の主軸を有し、ドア51
の周縁を囲むドア枠52の上部に配設された駆動装置5
3と、ドア51の下側のヒンジ50に一体に設けられた
ドアクローザ54(既設のものでもよい)と、ドアノブ
51aまたは51bに人が手を触れたことを検出し、検
出した信号を前記駆動装置53内に設けられた不図示の
モータ制御手段に送る出入検出手段(図12に56で示
す。後述)とから成る。
【0055】図10は上記駆動装置53の内部構造の詳
細を示した上面図であり、図11はその側断面図であ
る。この駆動装置53は、モータ制御手段66(図1
1)により駆動制御される正逆回転自在な駆動モータ5
7と、減速ギヤ58,駆動モータ57に連結されたウォ
ーム75および主軸78にクラッチ62を介して連結さ
れたウォームホィール76とから成り駆動モータ57の
回転を主軸78に伝達する回転伝達機構60と、前記ク
ラッチ62を開閉するソレノイド63と、主軸78と連
動してドア51の開閉位置を検出し、その位置を示す信
号をモータ制御手段16に送る開閉位置検出手段65と
から成る。
【0056】ソレノイド63はクラッチ62をオンオフ
するロット61を作動させるソレノイドピン63aを有
しており、ソレノイド63のオン位置は、ソレノイドピ
ン63aをソレノイド63内に引き込み、ソレノイドピ
ン63aと同一軸上のロット61を図中上方へ移動し、
クラッチ62をオンする位置であり、オフの位置は、バ
ネ63cの力によりソレノイドピン63aをソレノイド
63から外方へ押し出し、ロット61を図中下方へ移動
してクラッチ62をオフする位置である。このようにし
てソレノイド63によりロット61がクラッチ62を断
続するようになっている。
【0057】クラッチ62のオンオフにより、ウォーム
ホィール76の回転の主軸78への伝達がオンオフされ
るので、モータ57の駆動力のドア51への伝達がこれ
によりオンオフされる。
【0058】開閉位置検出手段65は、主軸78と連動
してドア51の開閉位置を検出するものであり、一部を
切り欠いた遮光板65a、発光部および受光部を備え該
発光部から発せられ前記一部を透過した光を該受光部が
検出する検知スイッチ65bおよび開位置/閉位置の検
出タイミングをケース53aの外から微調整する検知ス
イッチ調整軸68とから成り、検知スイッチ67はドア
51が開ききったことを検出するように調整されてい
る。これは基本的に、図5に一部を詳しく示した第1の
実施の形態のものと同様のものである。
【0059】検知スイッチ65bと、ドアノブ51aに
組み込まれたセンサ56と、それによって開閉されるス
イッチ56aと、接続切替器59を介して電源が供給さ
れる駆動モータ57と、ソレノイド63との電気結線図
を図12に示す。これは、モータ制御手段66の一部を
構成するものである。なお、センサ56とスイッチ56
aとは一体型としてもよい。
【0060】以下、上記構成の自動開閉装置の作用につ
いて説明する。
【0061】人がドアノブ51aに触れると、ドアノブ
51aに組み込まれているセンサ56が作動し、スイッ
チ56aがオンになる。通常、ドア51が閉じていると
きはドア51の開位置を検出する検知スイッチ65bは
オンになっているので、電源が駆動モータ57およびソ
レノイド63に供給され、駆動モータ57が回転する。
また、ソレノイド63はソレノイドピン63aを該ソレ
ノイド63から図11中上方向へ抜き込み、これに伴
い、連結部材63bに係合されているロット61の大径
部61aをクラッチ62に挿入し、クラッチ62を接続
状態にする。これにより、駆動モータ57の回転が主軸
78に伝達される。主軸78はドア51の上側のヒンジ
50に一体に設けられているので、主軸78の回転によ
りヒンジ50を支点としてドア51を開く。
【0062】ドアノブ51aから手を放すとセンサ56
がそれを検知してスイッチ56aをオフし、駆動モータ
57およびソレノイド63への電源供給が切れ、駆動モ
ータ57は回転を停止する。また、ソレノイド63は、
ソレノイドピン63aを下方へ移動させ、これに伴い、
ロット61の小径部61bをクラッチ62に挿入し、ク
ラッチ62を遮断状態にする。これにより、駆動モータ
57と主軸78は切り離され、ドアは全くフリーな状態
となり、後はドア51の下部に取り付けられているドア
クローザ54により、通常のドアと同じように閉位置ま
で回転されて閉められる。
【0063】なお、ドアノブ51aを握り続けたままド
ア51を開ききった所まで開くようなときは、検知スイ
ッチ65bが、ドア51が開位置まで開いたことを検出
して駆動モータ10の回転を停止させる。
【0064】これにより、通常は人が通れるだけのスペ
ースが開けば、ドアノブ51aから手を放すが、万一、
握り続ける場合であっても、ドアが開ききった所で検知
スイッチ57が働き、駆動モータ10を停止させるの
で、駆動モータ10に異常電流が流れるのを防止でき
る。
【0065】このように、この自動開閉装置によれば、
ドアのノブに手を触れるだけでドアを自動的に開くこと
ができ、ドアクローザの最大の欠点である、開くときに
力を必要とすることを解決することができ、その構造も
簡単であるので、既設のドアクローザと併用することが
極めて容易であり、例えば劇場等の大型のドアの手動開
閉を軽くすることもできる。また、使い勝手が現状のも
のに近く、違和感もない。さらに、構造が簡単であるの
で、コンパクトな自動開閉装置を提供することができ
る。
【0066】なお、ドアノブに触れたときドアを開く方
向は触れられたノブと反対の側であるが、これはノブに
触れたことをドアの両側で検知し、それを検知したセン
サ56が接続切替器59によりモータをその方向、すな
わち人が居ない方向へ開くように電源とモータ57の接
続を切り替えればよい(図12参照)。
【0067】ドアクローザと自動開閉装置とを併用する
他の例を図13および図14に示す。図13(A)は本
発明の第4の実施の形態によるドアの自動開閉装置を備
えたドアの全体構造を示す正面図であり、図13(B)
はドアの半開き状態における自動開閉装置を構成する駆
動装置とドアとを結ぶ連結レバーの位置関係を示す図で
ある。
【0068】この自動開閉装置は、ドア枠80に蝶番8
1を介して一端が回動自在に軸支された出口側にのみ開
閉可能な片開きのドア82の上部であってドア枠80に
固定された駆動装置83と、主軸84と一体に設けられ
その他端がドア82に固定された金具85に回動自在に
係止され主軸84の回転力をドア82の開閉力に伝達す
る連結レバー86と、ドアノブ82aに人が手を触れた
ことを検出し、検出した信号を前記駆動装置83内に設
けられた不図示のモータ制御手段に送る出入検出手段と
から成る。ドア82の裏面にはドアクローザ87が取り
付けられている。
【0069】図14は駆動装置83の内部構造の詳細を
示した正面図であり、図15はその上面図である。この
駆動装置83はモータ制御手段により駆動制御されドア
82を開く方向に回転する隈取りモータ(駆動モータ)
90と、該駆動モータ90のロータ91のロータ軸92
上の一部に設けられた歯車部92aと、減速機能を有す
る複数の平歯車92b,92c,92dとから成り駆動
モータ90の回転を主軸84に伝達する回転伝達機構と
を有している。
【0070】この駆動装置83は、クラッチ手段として
遠心クラッチ機構を利用している。以下この遠心クラッ
チについて説明する。
【0071】ドア82のノブ82aには上述の図12に
示したものと同様にスイッチが組み込まれており、ノブ
82aに人の手が触れるとスイッチが作動し電源が駆動
モータ90に供給され、ロータ軸92が回転する。
【0072】ロータ軸92が回転し始めると、これと同
軸上にリンク93を介して取り付けられている4つの重
り94も回転する。重り94には遠心力によって外側に
向かう力が働き、この力はリンク93により可動片95
に伝わる。可動片95は、ロータ軸92上を移動し、コ
イルバネ96を押し下げる。可動片95の動きは遠心ク
ラッチレバー97によりロット98に伝わる。この遠心
クラッチレバー97は支点97aを基準として動くの
で、可動片95が押し下げられるとロット98が持ち上
げられ、ロット98のクラッチ部98a(図16の断面
詳細図を参照)に設けられた剛球99が押し出され、主
軸84と平歯車92dとを接続する。これにより、ロー
タ軸92の回転が平歯車92b,92cを介して主軸8
4に伝達され、ドア82が開く。
【0073】一方、ノブ82aから手を放すと駆動モー
タ90への電源供給が切れ、ロータ軸92の回転は止ま
り、重り94には遠心力がなくなり、コイルバネ96に
よって可動片95はロータ軸92上を押し上げられる。
この動きは遠心クラッチレバー97によりロット98に
伝わり、ロット98を下方向に押し下げる。この一連の
動作により、ロット径の細い部分98bに、剛球位置が
来るようになる。これに伴い、剛球99はフリーな状態
となり、平歯車92dと主軸84とは切り離される。こ
れにより、ドア82は駆動モータ90から切り離されフ
リーな状態となり、後はドアクローザ87の働きにより
通常のドアと同じように閉められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるドアの自動開
閉装置の全体構造図
【図2】ドアの半開き状態における上記自動開閉装置を
構成する駆動装置とドア枠とを結ぶ連結レバーの位置関
係を示す図
【図3】上記駆動装置の内部構造をしめす(正面図)
【図4】上記駆動装置の内部構造をしめす(上面図)
【図5】検知スイッチの構造を示す部分拡大図
【図6】クラッチ手段を手動クラッチとした駆動装置の
例を示す上面図
【図7】クラッチ手段を手動クラッチとした例を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態によるドアの自動開
閉装置を適用したドアの半開き状態を示した図(A)お
よびドアを閉じた状態の側断面を示す図(B)
【図9】本発明の第3の実施の形態によるドアの自動開
閉装置を適用したドアを閉じた状態の側面図(A)およ
びその上面図(B)
【図10】上記自動開閉装置を構成する駆動装置の内部
構造を示す上面図
【図11】上記駆動装置の内部構造を示す側面図
【図12】上記自動開閉装置の主要部の電気回路図
【図13】本発明の第4の実施の形態によるドアの自動
開閉装置を適用したドアを閉じた状態の正面図(A)お
よびその上面図(B)
【図14】上記自動開閉装置を構成する駆動装置の内部
構造を示す正面図
【図15】上記駆動装置の内部構造を示す上面図
【図16】クラッチ部の断面詳細図
【符号の説明】
1 自動開閉装置 4,41,51,82 フラッシュドア 5,42,53,83 駆動装置 8 出入検出手段 10,57,90 駆動モータ 16,66 モータ制御手段 20,60 回転伝達機構 22 トルクリミッタ(クラッチ手段) 24 ウォームギヤ 25,75 ウォーム 26,76 ウォームホィール 28,78,84 主軸(開閉軸) 30,65 開閉位置検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の出入りに応じてフラッシュドアを自
    動的に開閉するフラッシュドアの自動開閉装置であっ
    て、 正逆回転自在な駆動モータ、該駆動モータを制御するモ
    ータ制御手段、および手動時には切断されるクラッチ手
    段を介して前記駆動モータの回転を前記フラッシュドア
    の開閉軸に伝達する回転伝達機構から成る駆動装置と、 前記フラッシュドアにおける人の出入りを検出して、人
    の出入りを示す信号を前記モータ制御手段に送る出入検
    出手段とを有し、 前記モータ制御手段が、前記人の出入りを示す信号に基
    づいて駆動モータを制御するものであることを特徴とす
    るフラッシュドアの自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 人の出入りに応じてフラッシュドアを自
    動的に開閉するフラッシュドアの自動開閉装置であっ
    て、 駆動モータ、該駆動モータを制御するモータ制御手段、
    およびクラッチ手段を介して前記駆動モータの回転を前
    記フラッシュドアの開閉軸に伝達する回転伝達機構から
    成る駆動装置と、 前記フラッシュドアにおける人の出入りを検出して、人
    の出入りを示す信号を前記モータ制御手段に送る出入検
    出手段と前記フラッシュドアを機械的に閉じる手段とを
    有し、 前記フラッシュドアを開くときには、前記モータ制御手
    段が前記人の出入りを示す信号に基づいて前記駆動モー
    タを駆動して前記フラッシュドアを開き、該フラッシュ
    ドアを閉じるときには、前記クラッチ手段が切断され、
    前記機械的にドアを閉じる手段のみによって前記ドアが
    閉じられることを特徴とするフラッシュドアの自動開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回転伝達機構が、前記クラッチ手段
    を介して前記駆動モータに連結されたウォームと、前記
    フラッシュドアの開閉軸に連結された、前記開閉位置検
    出手段と連動したウォームホィールとから成るウォーム
    ギヤを有するものであることを特徴とする請求項1記載
    のフラッシュドアの自動開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ制御手段が、前記駆動モータ
    の駆動電流の異常を検出して、前記フラッシュドアの開
    閉時に障害物を挟み込んだとき、前記駆動モータを停止
    または逆転させるものであることを特徴とする請求項1
    から3いずれか1項記載の自動開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ制御手段が、前記フラッシュ
    ドアの開位置および閉位置近傍では該両位置間よりも低
    速で開閉するように、前記フラッシュドアの開閉速度を
    制御する速度制御手段を備えているものであることを特
    徴とする請求項1から4いずれか1項記載の自動開閉装
    置。
  6. 【請求項6】 前記フラッシュドアが両開き可能なドア
    であり、 前記出入検出手段が、前記フラッシュドアの両側におい
    て人の出入りを検出するものであり、 前記モータ制御手段が、前記出入検出手段からの信号に
    基づいて、人が居ない方向に前記フラッシュドアが開く
    ように前記駆動モータを制御するものであることを特徴
    とする請求項1から5いずれか1項記載の自動開閉装
    置。
JP10109414A 1998-03-05 1998-04-20 フラッシュドアの自動開閉装置 Pending JPH11315667A (ja)

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JP5340598 1998-03-05
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