JPH11308456A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH11308456A
JPH11308456A JP10113259A JP11325998A JPH11308456A JP H11308456 A JPH11308456 A JP H11308456A JP 10113259 A JP10113259 A JP 10113259A JP 11325998 A JP11325998 A JP 11325998A JP H11308456 A JPH11308456 A JP H11308456A
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JP
Japan
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image data
halftone
image
halftone image
control signal
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Application number
JP10113259A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Sugita
剛志 杉田
Masato Doi
正人 土居
Atsushi Kido
淳 木戸
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網点画像データの転送前に画像サイズを検出
しなくとも、正確な画像記録を行える画像記録装置を実
現する。 【解決手段】 画像データから網点画像データの画素を
生成すると共に、この網点画像データの1ラインの期間
を示すライン制御信号と1ページの期間を示すページ制
御信号とを生成する網点画像生成手段110と、前記網
点画像生成手段から出力される網点画像データの画素数
をカウントする画素カウント手段122と、前記網点画
像生成手段から出力されるライン制御信号をカウントす
るラインカウント手段123と、前記網点画像生成手段
から出力される網点画像データを記憶し転送する網点画
像データ記憶手段121と、前記網点画像データ記憶手
段で記憶された網点画像データと、前記画素カウント手
段からのカウント値及び前記ラインカウント手段からの
カウント値を受けて、記録すべき網点画像の画像サイズ
を求めて、網点による画像記録を行う画像記録手段13
0と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、網点画像を記録す
る画像記録装置に関し、特に、網点画像のカラープルー
フ(校正用サンプル)を出力する検版装置(Direct Dig
ital Color Proof:DDCP)に適した画像記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、編集加工を完了した画像データ
を記録媒体に記録する場合、画像データを網点画像生成
装置により網点画像データに変換し、この網点画像デー
タを画像記録装置に転送する。画像記録装置では、受け
取った網点画像データに基づいて記録媒体上に網点画像
を記録する。この際、網点画像生成装置から画像記録装
置へは、画像記録装置の記録の際の主走査方向と一致し
た順番で1画素ずつの網点画像データが転送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして生成さ
れた網点画像の画像サイズは、網点画像生成装置で網点
に分解する処理(網点化処理)をする際のスクリーン線
数や分解能に依存するため、変換前の画像データから変
換後の網点画像データの正確な画像サイズを知ることは
できない。
【0004】一方、画像記録装置側は、転送されてくる
網点画像データの画像サイズがわからないと、転送され
てくる網点画像データのどこまでが1ライン分のデータ
なのか判別できず、画像記録を行うことが困難である。
【0005】また、画像記録装置において記録むらを防
止するためには連続して画像記録(露光)を行うことが
好ましい。しかし、網点画像生成装置における網点化処
理の速度は一般的に遅いため、記憶手段に一旦蓄積して
から画像記録する必要がある。
【0006】この場合に、正確な画像サイズが分かって
いないと、蓄積した画像データのどこからどこまでが1
ライン分のデータであるかわからず、画像記録が行えな
い状態になる。
【0007】このため、網点画像生成装置側で、網点画
像を転送する前に、網点画像の画像サイズを検出してお
く必要があり、この画像サイズを画像記録装置側に転送
する必要がある。
【0008】この結果、網点画像生成に伴って画像サイ
ズを検出する工程が増え、かつ、網点画像データと共に
画像サイズのデータの転送が必要になる。この画像サイ
ズのデータの転送には、網点画像データとは別に、例え
ば、シリアルデータとして転送する必要が生じる。これ
により、転送準備が複雑化し、トータルでの転送速度が
低下することになる。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、網点画像データの転送前に画像サイズを検
出しなくとも、正確な画像記録を行える画像記録装置を
実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、課題を解決する
手段としての発明は、以下に説明するものである。 (1)請求項1記載の発明は、画像データから網点画像
データの画素を生成すると共に、この網点画像データの
1ラインの期間を示すライン制御信号を生成する網点画
像生成手段と、前記網点画像生成手段から出力される網
点画像データの画素数をカウントする画素カウント手段
と、前記網点画像生成手段から出力される網点画像デー
タを記憶し転送する網点画像データ記憶手段と、前記網
点画像データ記憶手段で記憶された網点画像データと、
前記画素カウント手段からのカウント値とを受けて、記
録すべき網点画像の主走査方向の画像サイズを求めて、
網点による画像記録を行う画像記録手段と、を備えたこ
とを特徴とする画像記録装置である。
【0011】この画像記録装置の発明では、画像データ
から網点画像データの画素を生成すると共に、この網点
画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を生
成しておき、網点画像データの画素数をカウントする。
このカウントにより主走査方向のドット数がわかる。ま
た、カウント値の積算結果を1ラインの画素カウント値
で除算すると、副走査方向のドット数が得られる。
【0012】この結果、記録すべき網点画像の画像サイ
ズが求められ、網点による画像記録を行うことができ
る。 (2)請求項2記載の発明は、画像データから網点画像
データの画素を生成すると共に、この網点画像データの
1ラインの期間を示すライン制御信号を生成する網点画
像生成手段と、前記網点画像生成手段から出力される網
点画像データについて画素数をカウントする画素カウン
ト手段と、前記網点画像生成手段から出力されるライン
制御信号をカウントするラインカウント手段と、前記網
点画像生成手段から出力される網点画像データを記憶し
転送する網点画像データ記憶手段と、前記網点画像デー
タ記憶手段で記憶された網点画像データと、前記画素カ
ウント手段からのカウント値及び前記ラインカウント手
段からのカウント値を受けて、記録すべき網点画像の画
像サイズを求めて、網点による画像記録を行う画像記録
手段と、を備えたことを特徴とする画像記録装置であ
る。
【0013】この画像記録装置の発明では、画像データ
から網点画像データの画素を生成すると共に、この網点
画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を生
成しておき、網点画像データについて、1ラインに含ま
れる画素とライン制御信号とをカウントする。ここで、
1ラインにおける画素のカウント値により主走査方向の
ドット数がわかる。また、ライン制御信号のカウント値
により副走査方向のドット数が得られる。
【0014】この結果、記録すべき網点画像の画像サイ
ズが求められ、網点による画像記録を行うことができ
る。 (3)請求項3記載の発明は、画像データから網点画像
データの画素を生成すると共に、この網点画像データの
1ラインの期間を示すライン制御信号と1ページの期間
を示すページ制御信号とを生成する網点画像生成手段
と、前記網点画像生成手段から出力される網点画像デー
タの画素数をカウントする画素カウント手段と、前記網
点画像生成手段から出力される網点画像データを記憶し
転送する網点画像データ記憶手段と、前記網点画像デー
タ記憶手段で記憶された網点画像データと、前記画素カ
ウント手段からのカウント値とを受けて、記録すべき網
点画像の画像サイズを求めて、網点による画像記録を行
う画像記録手段と、を備えたことを特徴とする画像記録
装置である。
【0015】この画像記録装置の発明では、画像データ
から網点画像データの画素を生成すると共に、この網点
画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を生
成しておき、網点画像データの画素数をカウントする。
このカウントにより主走査方向のドット数がわかる。ま
た、ページ制御信号を参照し、1頁のカウント値の積算
結果を1ラインの画素カウント値で除算すると、1頁の
副走査方向のドット数が得られる。
【0016】この結果、記録すべき網点画像の1頁の画
像サイズが求められ、網点による画像記録を行うことが
できる。 (4)請求項4記載の発明は、画像データから網点画像
データの画素を生成すると共に、この網点画像データの
1ラインの期間を示すライン制御信号と1ページの期間
を示すページ制御信号とを生成する網点画像生成手段
と、前記網点画像生成手段から出力される網点画像デー
タの画素数をカウントする画素カウント手段と、前記網
点画像生成手段から出力されるライン制御信号をカウン
トするラインカウント手段と、前記網点画像生成手段か
ら出力される網点画像データを記憶し転送する網点画像
データ記憶手段と、前記網点画像データ記憶手段で記憶
された網点画像データと、前記画素カウント手段からの
カウント値及び前記ラインカウント手段からのカウント
値を受けて、記録すべき網点画像の画像サイズを求め
て、網点による画像記録を行う画像記録手段と、を備え
たことを特徴とする画像記録装置である。
【0017】この画像記録装置の発明では、画像データ
から網点画像データの画素を生成すると共に、この網点
画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を生
成しておき、網点画像データについて、1ラインに含ま
れる画素とライン制御信号とをカウントする。ここで、
1ラインにおける画素のカウント値により主走査方向の
ドット数がわかる。また、ページ制御信号を参照し、1
頁のライン制御信号のカウント値により副走査方向のド
ット数が得られる。
【0018】この結果、記録すべき網点画像の1頁の画
像サイズが求められ、網点による画像記録を行うことが
できる。 (5)請求項5記載の発明は、(1)〜(4)の画像記
録装置において、前記網点画像データ記憶手段は、1頁
分の網点画像データを記憶する容量を有することを特徴
とする。
【0019】この画像記録装置の発明では、網点画像生
成手段からの網点画像データは網点画像データ記憶手段
に1頁分蓄積されてから画像記録装置に転送される。ま
た、記録すべき網点画像の1頁の画像サイズが求められ
ているので、連続して同一の網点画像の記録が可能にな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照しつつ説明する。 <画像記録装置の構成(1)>まず、図1を参照して第
1の実施の形態例の画像記録装置の構成を説明する。
【0021】この図1において、第1の実施の形態例の
画像記録装置は、外部で編集加工された画像データを受
けて網点画像データの画素を生成する網点画像生成部1
10と、網点画像生成部110から出力される網点画像
データについて、主走査方向のドット数や副走査方向の
ドット数(ライン数)をカウントする画素カウント手段
としての信号制御部120と、信号制御部120でカウ
ントされたカウント値を参照して画像サイズを算出して
画像記録を行う画像記録部130と、から構成されてい
る。
【0022】そして、網点画像生成部110は、外部で
編集加工された多値の画像データを受けて蓄積するバッ
ファ111と、バッファ111に蓄積された多値の画像
データを2値の網点の網点画像データに変換する網点画
像データ生成部112と、多値の画像データから網点画
像データの画素を生成する際に、主走査方向の1ライン
分の有効期間を示すライン制御信号を生成するライン制
御信号生成部113と、多値の画像データから網点画像
データの画素を生成する際に、1頁分の有効期間を示す
ページ制御信号を生成するページ制御信号生成部114
と、から構成されている。
【0023】また、信号制御部120は、網点画像生成
部110から画像記録部130に向けて転送される網点
画像データについて、所定量の網点画像データを蓄積す
る網点画像データ記憶部121と、網点画像生成部11
0から画像記録部130に向けて転送される網点画像デ
ータについて網点画像データの画素数をカウントする網
点画像データカウント部122と、網点画像生成部11
0からのライン制御信号をカウントするライン制御信号
カウント部123と、から構成されている。
【0024】そして、画像記録部130は、網点画像デ
ータとライン制御信号のカウント結果を受けて、記録す
べき網点画像の画像サイズを求め、画像記録の各種制御
を行うCPU131と、画像記録する網点画像データを
一時的に蓄積したり、各種処理のワークエリアとして動
作するバッファ132と、CPU131の指示のもとで
網点画像データの記録を行う露光ユニット133と、か
ら構成されている。
【0025】なお、本願明細書において、「画像デー
タ」とは、編集加工されて外部から供給される多値のデ
ータ、「網点画像データ」とは、網点に分解された2値
のデータ、「主走査方向」とは、画像記録の際に形成さ
れるラインの方向、「副走査方向」とは、主走査方向の
ラインが順次形成される方向、をいうものとする。
【0026】<画像記録装置の動作(1)>ここで、図
2の動作説明図及び図3のタイムチャートを参照して、
第1の実施の形態例の画像記録装置の動作説明を行う。
【0027】外部の画像処理装置(図示せず)で編集加
工が行われた多値階調データである画像データは、網点
画像生成部110のバッファ111に取り込まれる(図
2)。なお、編集加工が行われた画像データは各種ペ
ージ記述言語などで記述された状態である。
【0028】この画像データに対して、網点画像データ
生成部112が網点化処理を施して、網点画像データの
画素を生成する。また、この網点化処理と並行して、ラ
イン制御信号生成部113がライン制御信号を生成し、
ページ制御信号生成部114がページ制御信号を生成す
る(図2)。
【0029】そして、網点画像生成部110は、網点画
像データ、ライン制御信号、ページ制御信号を信号制御
部120に対して出力する。なお、この出力は、網点画
像データに同期して、ライン制御信号とページ制御信号
とを送り出すようにすることが好ましい。
【0030】ここで、網点画像データ記憶部121は、
所定量の網点画像データを記憶する(図2)。この所
定量とは、1頁に相当する量であることが好ましいが、
それ以外の量であってもよい。
【0031】また、網点画像データカウント部122
は、網点画像データ生成部112から送られてくる網点
画像データについて、網点の画素数をカウントする(図
2)。このカウントは、例えば、1ライン分または1
頁分の網点画像データの画素について続けて行う。この
場合、網点画像データ生成部112からは、図3に示す
ように、1ライン分または1頁分の網点画像データが略
連続した状態で送られてくる(図3(b),(d))こ
とを利用して、1ライン分または1頁分のカウントを行
えばよい。また、ライン制御信号やページ制御信号を利
用して、1ライン分や1頁分の網点の画素のカウントを
行うことも可能である。
【0032】また、ライン制御信号カウント部123
は、ライン制御信号生成部113から送られてくるライ
ン制御信号について、ライン数(副走査方向のドット
数)をカウントする(図2)。このカウントは、1頁
分の網点画像データについて続けて行う。この場合、ラ
イン制御信号生成部113からは、図3に示すように、
1頁分の網点画像データが略連続した状態で送られてく
る(図3(b))ことを利用して、1頁分のライン制御
信号のカウントを行えばよい。また、ページ制御信号を
利用して、1頁分のライン制御信号のカウントを行うこ
とも可能である。
【0033】なお、図3に示した例では、網点画像デー
タ生成部112からの網点画像データの送出に同期した
状態で、ページ制御信号生成部114からページ制御信
号(図3(a))がアクティブ(ここではHレベル)に
なる。
【0034】また、網点画像データ生成部112からの
網点画像データの1ライン分の送出に同期した状態で、
ライン制御信号生成部113から、ライン制御信号(図
3(b))がアクティブ(ここではHレベル)になる。
【0035】なお、ライン制御信号のライン1を拡大し
て示すと(図3(c))、このHレベルのライン制御信
号の期間で、網点画像データDBが送出されている(図
3(d))。
【0036】この図3の例では、主走査方向にyドット
の網点画像データが、副走査方向にxライン分存在する
様子を模式的に示している。そして、信号制御部120
は、記憶した網点画像データと、網点画像データのカウ
ント値と、ライン制御信号のカウント値とを画像記録部
130に送出する。
【0037】なお、網点画像生成部110で網点画像デ
ータが作成されているときには、網点画像データ記憶部
121で記憶しつつ、網点画像データの出力を行う。こ
の場合には、ライン制御信号とページ制御信号とについ
ても、そのままの状態の信号を画像記録部130に出力
する。
【0038】また、網点画像データ記憶部121に一旦
蓄積した後、すなわち2回目以降の出力の際には、記憶
された網点画像データと、網点画像データのカウント値
と、ライン制御信号のカウント値とを画像記録部130
に出力する。
【0039】画像記録部130では、網点画像データ記
憶部121からの網点画像データについては、バッファ
132に蓄積する(図2)。そして、ライン制御信
号、ページ制御信号、網点画像データのカウント値、ラ
イン制御信号のカウント値、については、CPU131
が受信する。
【0040】ここで、網点画像生成部110で網点画像
データが生成されていて、網点画像データ記憶部121
で記憶されつつ出力されているときには、CPU131
は、ライン制御信号とページ制御信号とにより、主走査
方向及び副走査方向の画像サイズを決定しつつ、露光ユ
ニット133における画像記録の制御を行う。
【0041】また、網点画像データ記憶部121に1頁
分記憶された後に出力されるときには、CPU131
は、網点画像データのカウント値とライン制御信号のカ
ウント値とにより、主走査方向及び副走査方向の画像サ
イズを決定して(図2)、露光ユニット133におけ
る画像記録の制御を行う(図2)。
【0042】なお、この場合には、CPU131が画像
サイズと記録媒体サイズとを比較して、任意の位置に画
像記録することが可能になる。このような第1の実施の
形態例によると、以下のような効果が得られる。
【0043】・ライン制御信号とページ制御信号とを設
けたことで、主走査方向と副走査方向との大きさが定ま
るため、網点画像生成部において画像サイズを検出する
必要がなくなり、網点画像データの生成開始と共に、画
像記録を開始できる。この結果、転送準備が簡略化さ
れ、総合的な転送時間を短縮することができる。
【0044】・網点画像データの転送中に、網点画像デ
ータとライン制御信号とをカウントしていることで、上
記1回目の画像記録中に、2回目以降の画像記録に必要
になる画像サイズのデータを得ることができる。
【0045】・2回目以降の画像記録では、網点画像デ
ータのカウント値とライン制御信号のカウント値とから
画像サイズが求まるため、記憶された網点画像データを
用いて画像記録を実行することができる。
【0046】・網点画像生成部110から網点画像デー
タを転送中に画像サイズ決定に必要なカウントを行って
いるため、網点画像生成部110から画像記録部130
に対して画像サイズを通知する手段(通知回路,通知信
号線など)を設ける必要がなくなる。
【0047】・網点画像生成部110におけるスクリー
ン線数が変更された場合であっても、網点画像データの
転送中に画像サイズに関するデータを取得するため、画
像記録部130では正確な画像サイズを知ることができ
る。
【0048】なお、以上の実施の形態例では、網点画像
データカウント部122では1ライン分の画素のカウン
トを行い、ライン制御信号カウント部123でライン数
のカウントを行っており、両カウント値によりCPU1
31が画像サイズを決定していた。このほかに、網点画
像データカウント部122で1頁分の網点画像データの
全画素数のカウントを行うようにしてもよい。その場合
には、CPU131で全画素数を副走査方向のドット数
で割ることで1ラインの画素数を求めることができ、同
様に画像サイズを求めることができる。
【0049】また、以上の説明においてはページ制御信
号を用いる場合を示したが、ページ制御信号を用いなく
とも、ライン制御信号における頁ごとの区切りで生じる
所定の時間を利用して頁の切り替わりを判断することで
同様の効果を得ることができる。したがって、ページ制
御信号を使用しない場合には、図4に示すように、網点
画像生成部110内にはページ制御信号生成部114が
不要になり、構成を簡略化することができる。
【0050】<画像記録装置の構成(2)>図5を参照
して第2の実施の形態例の画像記録装置の構成を説明す
る。この図5において、既に説明した図1と同一物には
同一番号を付してあるため、重複した説明は省略する。
【0051】この図5の画像記録装置では、信号制御部
120内にライン制御信号カウント部123を備えてお
らず、他の部分は同一な構成になっている。 <画像記録装置の動作(2)>ここで、図6の動作説明
図及び図3のタイムチャートを参照して、第2の実施の
形態例の画像記録装置の動作説明を行う。
【0052】外部の画像処理装置(図示せず)で編集加
工が行われた多値階調データである画像データは、網点
画像生成部110のバッファ111に取り込まれる(図
6)。なお、編集加工が行われた画像データは各種ペ
ージ記述言語などで記述された状態である。
【0053】この画像データに対して、網点画像データ
生成部112が網点化処理を施して、網点画像データの
画素を生成する。また、この網点化処理と並行して、ラ
イン制御信号生成部113がライン制御信号を生成し、
ページ制御信号生成部114がページ制御信号を生成す
る(図6)。
【0054】そして、網点画像生成部110は、網点画
像データ、ライン制御信号、ページ制御信号を信号制御
部120に対して出力する。なお、この出力は、網点画
像データに同期して、ライン制御信号とページ制御信号
とを送り出すようにすることが好ましい。
【0055】ここで、網点画像データ記憶部121は、
所定量の網点画像データを記憶する(図6)。この所
定量とは、1頁に相当する量であることが好ましいが、
それ以外の量であってもよい。
【0056】また、網点画像データカウント部122
は、網点画像データ生成部112から送られてくる網点
画像データについて、網点の画素数をカウントする(図
6)。このカウントは、1ライン分の網点画像データ
の画素についてと、1頁分の網点画像データの画素につ
いて、行う。
【0057】この場合、網点画像データ生成部112か
らは、図3に示すように、1ライン分または1頁分の網
点画像データが略連続した状態で送られてくる(図3
(b),(d))ことを利用して、1ライン分または1
頁分のカウントを行えばよい。また、ライン制御信号や
ページ制御信号を利用して、1ライン分や1頁分の網点
の画素のカウントを行うことも可能である。
【0058】そして、信号制御部120は、記憶した網
点画像データと、網点画像データのカウント値(1ライ
ン分のカウント値及び1頁分のカウント値)とを画像記
録部130に送出する。
【0059】なお、網点画像生成部110で網点画像デ
ータが作成されているときには、網点画像データ記憶部
121で記憶しつつ、網点画像データの出力を行う。こ
の場合には、ライン制御信号とページ制御信号とについ
ても、そのままの状態の信号を画像記録部130に出力
する。
【0060】また、網点画像データ記憶部121に一旦
蓄積した後、すなわち2回目以降の出力の際には、記憶
された網点画像データと、網点画像データのカウント値
と、を画像記録部130に出力する。
【0061】画像記録部130では、網点画像データ記
憶部121からの網点画像データについては、バッファ
132に蓄積する(図6)。そして、ライン制御信
号、ページ制御信号、網点画像データのカウント値、に
ついては、CPU131が受信する。
【0062】ここで、網点画像生成部110で網点画像
データが生成されていて、網点画像データ記憶部121
で記憶されつつ出力されているときには、CPU131
は、ライン制御信号とページ制御信号とにより、主走査
方向及び副走査方向の画像サイズを決定しつつ、露光ユ
ニット133における画像記録の制御を行う。
【0063】また、網点画像データ記憶部121に1頁
分記憶された後に出力されるときには、CPU131
は、網点画像データのカウント値により、主走査方向及
び副走査方向の画像サイズを決定して(図6)、露光
ユニット133における画像記録の制御を行う(図6
)。
【0064】この場合、1頁分の網点画像データのカウ
ント値(例えば、z)と1ライン分の網点画像データの
カウント値(例えば、x)とが分かれば、CPU131
はz/xにより副走査方向のドット数yを求めることが
できる。したがって、CPU131は、主走査方向には
xドット、副走査方向にはyドットの画像サイズで画像
記録を行うように、露光ユニット133を制御すればよ
い。なお、この場合には、CPU131が画像サイズと
記録媒体サイズとを比較して、任意の位置に画像記録す
ることが可能になる。
【0065】このような本実施の形態例によると、以下
のような効果が得られる。・ライン制御信号とページ制
御信号とを設けたことで、主走査方向と副走査方向との
大きさが定まるため、網点画像生成部において画像サイ
ズを検出する必要がなくなり、網点画像データの生成開
始と共に、画像記録を開始できる。この結果、転送準備
が簡略化され、総合的な転送時間を短縮することができ
る。
【0066】・網点画像データの転送中に、網点画像デ
ータをカウントしていることで、上記1回目の画像記録
中に、2回目以降の画像記録に必要になる画像サイズの
データを得ることができる。
【0067】・2回目以降の画像記録では、網点画像デ
ータのカウント値から画像サイズが求まるため、記憶さ
れた網点画像データを用いて画像記録を実行することが
できる。
【0068】・網点画像生成部110から網点画像デー
タを転送中に画像サイズ決定に必要なカウントを行って
いるため、網点画像生成部110から画像記録部130
に対して画像サイズを通知する手段(通知回路,通知信
号線など)を設ける必要がなくなる。
【0069】・網点画像生成部110におけるスクリー
ン線数が変更された場合であっても、網点画像データの
転送中に画像サイズに関するデータを取得するため、画
像記録部130では正確な画像サイズを知ることができ
る。
【0070】なお、以上の説明においてはページ制御信
号を用いる場合を示したが、ページ制御信号を用いなく
とも、ライン制御信号に於ける頁ごとの区切りで生じる
所定の時間を利用して頁の切替わりを判断することで同
様の効果を得ることができる。したがって、ページ制御
信号を使用しない場合には、図7に示すように、網点画
像生成部110内にはページ制御信号生成部114が不
要になり、構成を簡略化することができる。
【0071】<その他の実施の形態例> 以上の各実施の形態例において、網点画像データの1
画素の転送と同期して位相や波形が変化するストローブ
パルスや画素クロック等を網点画像生成部110におい
て生成し、このストローブパルスや画素クロックを網点
画像データカウント部122でカウントするようにして
もよい。
【0072】網点画像データ生成部112からの網点
画像データをパラレルデータとして送出する場合には、
同期のためにストローブパルスを用いることがあるの
で、網点画像データカウント部122での画素のカウン
トに用いればよい。
【0073】また、以上の実施の形態例では、網点画
像データ記憶部121が記憶する所定量の網点画像デー
タについて、1頁に相当する量を例にした。これ以外
に、画像記録部130が複数ラインの記録を同時に行う
マルチビーム形式である場合には、そのライン数分の網
点画像データを記憶する構成にしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この明細書
に記載の各発明によれば、以下に示すような効果が得ら
れる。
【0075】(1)請求項1記載の発明では、画像デー
タから網点画像データの画素を生成すると共に、この網
点画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を
生成しておき、網点画像データの画素数をカウントす
る。このカウントにより主走査方向のドット数がわか
る。また、カウント値の積算結果を1ラインの画素カウ
ント値で除算すると、副走査方向のドット数が得られ
る。
【0076】この結果、記録すべき網点画像の画像サイ
ズが求められ、網点による画像記録を行うことができ、
網点画像データの転送前に画像サイズを検出しなくと
も、正確な画像記録を行える画像記録装置を実現でき
る。
【0077】(2)請求項2記載の発明では、画像デー
タから網点画像データの画素を生成すると共に、この網
点画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を
生成しておき、網点画像データについて、1ラインに含
まれる画素とライン制御信号とをカウントする。ここ
で、1ラインにおける画素のカウント値により主走査方
向のドット数がわかる。また、ライン制御信号のカウン
ト値により副走査方向のドット数が得られる。
【0078】この結果、記録すべき網点画像の画像サイ
ズが求められ、網点による画像記録を行うことができ、
網点画像データの転送前に画像サイズを検出しなくと
も、正確な画像記録を行える画像記録装置を実現でき
る。
【0079】(3)請求項3記載の発明では、画像デー
タから網点画像データの画素を生成すると共に、この網
点画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を
生成しておき、網点画像データの画素数をカウントす
る。このカウントにより主走査方向のドット数がわか
る。また、ページ制御信号を参照し、1頁のカウント値
の積算結果を1ラインの画素カウント値で除算すると、
1頁の副走査方向のドット数が得られる。
【0080】この結果、記録すべき網点画像の1頁の画
像サイズが求められ、網点による画像記録を行うことが
でき、網点画像データの転送前に画像サイズを検出しな
くとも、正確な画像記録を行える画像記録装置を実現で
きる。
【0081】(4)請求項4記載の発明では、画像デー
タから網点画像データの画素を生成すると共に、この網
点画像データの1ラインの期間を示すライン制御信号を
生成しておき、網点画像データについて、1ラインに含
まれる画素とライン制御信号とをカウントする。ここ
で、1ラインにおける画素のカウント値により主走査方
向のドット数がわかる。また、ページ制御信号を参照
し、1頁のライン制御信号のカウント値により副走査方
向のドット数が得られる。
【0082】この結果、記録すべき網点画像の1頁の画
像サイズが求められ、網点による画像記録を行うことが
でき、網点画像データの転送前に画像サイズを検出しな
くとも、正確な画像記録を行える画像記録装置を実現で
きる。
【0083】(5)請求項5記載の発明では、(1)〜
(4)の画像記録装置の発明において、網点画像生成手
段からの網点画像データは網点画像データ記憶手段に1
頁分蓄積されてから画像記録装置に転送される。また、
記録すべき網点画像の1頁の画像サイズが求められてい
るので、連続して同一の網点画像の記録が可能になる。
このため、網点画像データの転送前に画像サイズを検出
しなくとも、正確な画像記録を行える画像記録装置を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例で用いる画像記録
装置の主要部の電気的構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態例の変形例で用いる
画像記録装置の主要部の電気的構成を示す構成図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態例で用いる画像記録
装置の主要部の電気的構成を示す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態例の動作説明図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態例の変形例で用いる
画像記録装置の主要部の電気的構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
110 網点画像生成部 111 バッファ 112 網点画像データ生成部 113 ライン制御信号生成部 114 ページ制御信号生成部 120 信号制御部 121 網点画像データ記憶部 122 網点画像データカウント部 123 ライン制御信号カウント部 130 画像記録部 131 CPU 132 バッファ 133 露光ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データから網点画像データの画素を
    生成すると共に、この網点画像データの1ラインの期間
    を示すライン制御信号を生成する網点画像生成手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データの
    画素数をカウントする画素カウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データを
    記憶し転送する網点画像データ記憶手段と、 前記網点画像データ記憶手段で記憶された網点画像デー
    タと、前記画素カウント手段からのカウント値とを受け
    て、記録すべき網点画像の主走査方向の画像サイズを求
    めて、網点による画像記録を行う画像記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 画像データから網点画像データの画素を
    生成すると共に、この網点画像データの1ラインの期間
    を示すライン制御信号を生成する網点画像生成手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データに
    ついて画素数をカウントする画素カウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力されるライン制御信号を
    カウントするラインカウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データを
    記憶し転送する網点画像データ記憶手段と、 前記網点画像データ記憶手段で記憶された網点画像デー
    タと、前記画素カウント手段からのカウント値及び前記
    ラインカウント手段からのカウント値を受けて、記録す
    べき網点画像の画像サイズを求めて、網点による画像記
    録を行う画像記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 画像データから網点画像データの画素を
    生成すると共に、この網点画像データの1ラインの期間
    を示すライン制御信号と1ページの期間を示すページ制
    御信号とを生成する網点画像生成手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データの
    画素数をカウントする画素カウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データを
    記憶し転送する網点画像データ記憶手段と、 前記網点画像データ記憶手段で記憶された網点画像デー
    タと、前記画素カウント手段からのカウント値とを受け
    て、記録すべき網点画像の画像サイズを求めて、網点に
    よる画像記録を行う画像記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 画像データから網点画像データの画素を
    生成すると共に、この網点画像データの1ラインの期間
    を示すライン制御信号と1ページの期間を示すページ制
    御信号とを生成する網点画像生成手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データの
    画素数をカウントする画素カウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力されるライン制御信号を
    カウントするラインカウント手段と、 前記網点画像生成手段から出力される網点画像データを
    記憶し転送する網点画像データ記憶手段と、 前記網点画像データ記憶手段で記憶された網点画像デー
    タと、前記画素カウント手段からのカウント値及び前記
    ラインカウント手段からのカウント値を受けて、記録す
    べき網点画像の画像サイズを求めて、網点による画像記
    録を行う画像記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記網点画像データ記憶手段は、1頁分
    の網点画像データを記憶する容量を有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像記録
    装置。
JP10113259A 1998-04-23 1998-04-23 画像記録装置 Pending JPH11308456A (ja)

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JP10113259A JPH11308456A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 画像記録装置

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